続きじゃ
春「な、なんなの花ちゃんたち・・・・・・・・・」
星太「あ?テメエみたいな人間ごときが花様にんな言葉遣いで話してるんじゃねえよ!」
星太さんが怒鳴る。
とんでもない迫力だ。
私は少し後ずさりした。
ーなんなの?コレは夢?霊組はもしかしてー
花「わらわはあさひ小の支配者、花子であるぞっ!」
鏡子「気づくのは凄いけど、武器が何もないんじゃあねえ・・・・・・・」
鏡子さんが不敵な笑みを浮かべながらそういう。
私は護符を構えるけど、星太さんも鏡子さんもドクパンも花ちゃんもケラケラと笑う。
ーどうして?自分が消えるかもしれない護符を知っていて?−
そんな疑問が私の頭をよぎる。
星太「ソイツぁよぉ。妖怪とかの霊力吸って、それを花様が取り込む。」
春「だ、騙してたの!?45年間も皆を!」
鏡子「騙してたぁ?人聞きが悪いわね。実際守っていたのは事実じゃない。それに先代の友花は扱いやすかったわねぇ。正義感があって真っ直ぐだからね。」
星太さんが便乗するように言った。
星太「まぁ、俺は新顔とか言うけどな、結構コイツらとは絡んでたのさ。お前みたいに疑り深くてやる気0の大バカとは違う友花を実際見てたしなぁ。」
ーずっと・・・・・踊らされていた、皆の決死の思いも、皆で笑ったことも・・・・・・全部向こうの演技だった!−
花「きょーこ、せーた。わらわはもう少し霊力を集めたかったが、もう十分あさひ小を制覇できる。」
ドクパン「さて春、見られたからには証拠隠滅だよぉ。」
ドクパンが右腕を一振りし、手を骨ムチにして私に向ってくる。
私は護符を構える。
そしてドクパンに詰め寄った。
ドクパン「無駄だよぉ。」
ドクパンの骨ムチが振り下ろされるけど私は滑り込んで避けた。
そして後ろからドクパンの頭にチョップを加えた。
ドクパン「ぐへっ!」
花「ド、ドクパン?どうしたのだ?」
花ちゃんが少し慌てる。
そして何かの気配に気づいた星太さんが槍を一直線に投げて、天井の隅に刺さったかと思うと、そこからあるものが落ちてきた。
そう。
疫病神だ。
槍に驚いたのかな。
疫病神「う、うわあ・・・・・・・・・逃げy」
私は護符を構えて。
呪文を言う。
春「プルリン・トモリン・プリティーパイっ!護符よ、疫病神の力を吸い取って!」
護符は疫病神に張り付いて疫病神の力を抑えた。
それでも逃げようとするので護符を二枚目だけど、すぐに使って縄でグルグル巻きにした。
疫病神「うわああああ!この鬼!悪魔!地獄の大魔王!変態!」
星太「誰が変態だオッサン!」
変態というワードに星太さんが過剰反応。
ちょっと怖いかも。
そして、鏡子さんが私のノート、「必殺!五年霊組こわいもの係帳!」を持ってきて、あるものを見せた。
星太「カッカッカ〜。」
疫病神「お前らなんでワシの怒り憎しみ(以下略が聞かないんだ!?」
鏡子「実は〜〜〜」
花「皆の〜」
ドクパン「そっくりな〜」
私が最後に言う。
そして大きな声で言った。
春「演技でした〜!」
疫病神はそれを聞いてショックで顔が青ざめていく。
星太さんはケラケラと笑う。
そしてドクパンも、花ちゃんも、鏡子さんもアハハハハハハハハハハハハ。
って笑う。
何かふわふわな空間だぁ。
続く(この後疫病神はスタッフが美味しく頂
くと思っているのかぁ?)
>>309あ、よかったー。やっぱり演技だったんだ。そして春ww