続き
理沙目線
クソッ!
全然わからない!
このままじゃ氷室に負ける!
こうなったら・・・・・・・・・
実咲目線
ふう。
解き終わった。
先生「テスト返すぞ〜」
ちょっとドキドキ。
点数落ちてたら嫌だなぁ。
先生「今回のテストも、順位はいつも通りだ。青刃、ケイ、緑矢、氷室が一位だ。」
ほ。
100点キープだ。
先生「黄夜と黒田も結構いい点数だったな。」
黒田「へへーん。実咲と勉強したかいがあったぜ!」
黒田くんが言った瞬間に凄い理沙さんに睨まれてるんだけど私!
これはどう言えばいいのかなぁ。
先生「ちなみに、林道は氷室の答えを盗み見たので、0点だ。」
理沙「はぁ!?アタシは答えなんて盗み見てませんよ!?」
え?どっち?どっち?
蒼太「お前が盗み見てるのは俺が知ってたぜ。だって、目線が丸わかりだ。」
理沙さんはガクッと崩れ落ちるようにその場に伏せてしまった。
・・・・・流石にもうこれは庇いようがないなぁ。
ー放課後ー
私は六人に囲まれて下校している。
幸せ。
そんな感情がこみ上げてくる。
新一「・・・・・・・赤点は回避できたけどこのままじゃまずいな。緑矢、ケイ、実咲、勉強教えてくれないか?」
満(男)「僕もー」
黒田「おなじっくー」
ケイ「仕方ないな。」
緑矢「まぁ、いいな。」
蒼太「俺も手伝うぜ。」
私たちは、そのまま家に着き、皆分かれた頃。
理沙さんが私に近づいてきた。
あれ?理沙さんって方向こっちだっけ?
理沙「氷室・・・・・・お前がいなくなれば!それですべては変わる!」
理沙さんの手に握られていたのは・・・・・・・ナイフだ。
鉄で作られている。
ー死ぬ?私・・・・・・・・ここで?ー
蒼太「危ないッ!」
その時、蒼太くんが腕でナイフを受け止めた。
血がパタパタッと落ちる。
カシャッ!
ケイ「証拠写真は抑えた。これを学校に告発してくる。」
理沙「そ・・・・・そんな!」
蒼太「さて、俺の左腕も血まみれ。俺の血とは言え実咲の顔にも血が飛び散った。お前は白を汚した。」
黒田「悪人には」
満(男)「捌きが」
緑矢「下る」
新一「お前は法の裁きと」
ケイ「僕たちの裁きを受けろ」
六人は、そういうと理沙さんを取り囲んで・・・・・・・・・・・・・
何をしたかはわからない。
ただ、理沙さんは法によって親が逮捕された。
蒼太「実咲、少し話がある。」
?
蒼太くんについていくと、六人が、膝をついて、スッと手を差し出した。
六人「俺/僕はアナタのことが好きです。付き合ってください。」
急なことで、決められなかったけど、私は言った。
皆!と。
六人の彼氏と、一人の彼女になりました。
終わり(ビャアアアアアアアアア!疲れたアアアアアアアアアアア!)
>>311〜>>313の小説で、実咲の顔に血が飛び散るのは、ハルヒの消失のラスト辺りのあのケチャッププシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアのシーン想像しながら書いた。
まぁ、血が飛び散るのをイメージしただけだけど。