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「謎 〜アスカ一人の救出作戦〜」
午後11時。
アスカは再びトランシーバーの電源をONにした。
ケ『アスカ、準備はいいか。美華子さんもOKですか。』
ア「準備万端!美華子さんは?」
美華子にはトランシーバーがないので、ケイはアスカを通して美華子と話している。
美「私はOKよ。」
ア「OKだって。じゃあ、行ってもいい?」
ケ『あぁ。急いで来いよ。氷室さんたちが危ない。』
アスカと美華子は出発した。
ちなみに偽者のケイ___賢たちは帰ってきていない。
これはアスカたちにとっては好都合だ。
*
ケイたちが監禁されているという、廃校した隣の学校に着いた。
美「アスカ、ケイに入っていいか聞いて。」
ア「ケイ、入っても大丈夫?」
ケ『今は大丈夫だ。あと5分ほどで警備員__見張り役の奴が来るから急げよ。』
ア「美華子さん、入ってもいいそうです。」
ケ『でもアスカ、入り口には高さ3mまでセンサーがはってある。引っかかったらすぐ捕まるからな、
気を付けろよ。』
ア「大丈夫、大丈夫。」
美「アスカ、なにが大丈夫なの?」
ア「入り口は高さ3mのセンサーがはってあるそうです。引っかからないよう、注意しましょう。」
美「分かったわ。じゃあ、アスカから入って。」
ア「はい。」
アスカは少し入り口から遠ざかり、助走して一気に4mほど飛び上がった。
着地は音もなく済んだ。
内側に入ると、赤い線__センサーが見える。
ア「美華子さん、センサーは結構な高さまであります。」
美「大丈夫。アスカより鍛えられてるんだからね。」
そう言い、助走をつけ、飛び上がる。
が、途中で足のつま先がセンサーに触れてしまった。
ア「あっ!」
美華子は気づいていない。
そして、美華子は着地した。
するとその瞬間、ブザーが鳴り響き、足音がし、だんだん近づいてきた。
美「あ、でももう遅いわね。アスカ、私がおとりになるからアスカだけでも逃げて。」
ア「でも・・・。」
美「でもじゃない!みんなを助けられなくてもいいの?」
アスカは意を決したようにうなずき、走って校舎へ向かった。
アスカが見えなくなったころ、美華子のもとに警備員が到着した。
A「お前は誰だ!」
美「さあね。」
B「おい、連行するぞ!」
A「了解。」
美華子は連れていかれた。
一方アスカは、ケイと連絡を取っていた。
ア「美華子さん、捕まっちゃった・・・。」
ケ『そうか。なら一人で来い。』
ア「じゃあ、情報提供よろしくね。」
ケ『あぁ、ま・・・』
ア「ん?どうした?」
なんと、ケイのところに警備員が来たのである。
ケ『しまった、夜の見回りのこと、忘れてた!』
ア「もしかして・・・。」
C『貴様!何をしている!こんなもんっ!』
バキッ。
ア「ケイ、ケイ!」
どうやらトランシーバーを壊されてしまったようだ。
ア「ホントに一人になっちゃった・・・。」
アスカは何をすればいいのかもわからず、その場に立ち尽くした。
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今日は調子いいから小説のネタがどんどん湧き上がってくる(`・ω・´)
ってことで本日最後の小説(*^^)v
もうあと4、5話で完結だと思います(*´▽`*)
>>234の続き(^^♪
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「謎 〜アスカ一人の救出作戦〜」
ア「一人で救出、出来るわけないよね。」
そう思い、引き返そうとした。
けれど___頭の中でケイの声が響く。
“氷室さんたちが危ない”
幼馴染、親友を放っておいていいのか?
そんなもので、親友といえるのか?
中には親、先輩、そして__大切な相棒、ケイもいる。
なのに、救出しなくてもいいのか?
そんな考えが頭にまとわりつき、離れなくなった。
しばらく考えた後、アスカは決意した。
ア「私は、皆を助ける。」
アスカは歩き始めた。が、どこへ行けばいいのか分からない。
しばらく歩くと、警備員が歩いてきた。
D「なんだ、おまっ、くぅ。」
アスカは指弾でその警備員を眠らせた。
ア「ちょぉ〜っと、ごめんねぇ〜。」
悪魔の笑みを浮かべながら、アスカはそいつの懐を探る。
ア「ん?何かある。」
取り出すと、それは地図だった。
収容場所なども書かれている。
アスカにとってはこれ以上必要としているものはない。
ア「やった!」
アスカはそいつを端の方に寄せ、地図を頼りに進み始めた。
*
そのころ美華子は、実咲たちがいる部屋に放り込まれた。
実「あなた・・・誰で・・・すか・・・?」
美「あ、私?紅月美華子。アスカの叔母よ。」
水「そうですか・・・。」
美「それよりあの子、大丈夫?」
美華子は優月を指さす。
実「ゆづ・・きは・・・・今・・意識がありま・・・せん。」
そう、優月は10時ごろ、意識不明になってしまったのだ。
美「大丈夫かしら・・・。」
*
アスカは地図を頼りに、収容場所のすぐ近くまで来た。
ここで怪盗レッドコスチュームから、普段着に着替える。
ア「よし、着替え完了!」
アスカは着替えると、収容場所のドアをノックした。
コンコンッ。
?「はい。」
ドアが開く。
ア「こんばんは。誰だかわかりますか?」
?「あなたは・・・!」
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