(3)の898の続きだよー(*´ω`*)
あの牢屋の中での物語の続きからね〜(*´▽`*)
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「謎 〜アスカ一人の救出作戦〜」
幸「紅月君、分からないって言ったけど、本当は知っているんじゃないの。」
折「涼香、どうしてそんなことを聞くの?」
幸「紅月君、前、賢君に連れていかれてたじゃん。」((3)の873参照)
折「でも紅月君はすぐに帰ってきたから何も知らないんじゃない?」
幸「確かに!アスカたちのお父さんはなかなか帰ってこないもんね。」
そう、翼、圭一郎は連れていかれたっきり、帰ってきていない。
折「で、紅月君、知っているの?」
ケ「ぼくは知りません。あいつらが何者なのか。知っているのは父さんとおじさんだけです。」
幸「連れていかれたとき、なにがあったの?」
幸村がケイに聞くと、ケイはその時のことを話し始めた。
怪盗レッドのという単語はぼかして。
*
翼「真っ暗だなぁ〜。ケイ君は怖くないのか?」
ケ「僕は一回ここを通りましたから。」
賢「なにっ!それはいつだ?」
ケ「春川さんと氷室さんが来た時です。」
賢「あ、そのことか。あの時お前は秘密で来ていると二人に言っていたが、俺がこっそりついて行ってたぞ。」
圭「おいケイ、そんな危険なことをしていたのか。」
ケ「うん。」
賢「まあ、あの時のことは、許す。それよりお前らは、なぜ呼ばれたか知っているか?」
翼「大体想像はつく。」
賢「なんだ。」
翼「俺たちが怪盗レッドだからだろう。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
賢「そうだ。」
圭「じゃあ、なぜアスカちゃんを連れてこなかったんだ?アスカちゃんも怪盗レッドなのに。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
賢「あいつは頭が良くない、つまりここを探し当てられないからだ。」
ケ「本当かな?」
賢「本当だ。あいつが頭が悪いことは誰だって知っている。」
ケ「そうか。」
圭「残念だけど、確かにアスカちゃんだけじゃ救出はしてもらえないだろうね。」
翼「アスカの頭をそんな風にしてしまった自分が情けない。圭一郎、あきらめよう。」
圭「そうだな。」
賢「そう、もっと早くにあきらめておけばよかったんだ。」
ケ「でも___。」
翼「なんだ?あの電話、まだあきらめていないのか?」
賢「なんだ、電話って。」
圭「前電話していたのはアスカちゃんと連絡を取っていたんですよ。ここがどこかも教えましたが、
アスカちゃんの頭では無理だろうと僕と兄さんは言っているんです。」
賢「そんな電話をしていたのか。まあでもあいつの頭じゃここまで来れない。ケイ、お前もあきらめろ。」
ケ「いや、僕はアスカを信じる。アスカは絶対に来る。」
この頑固さに、賢は鼻で笑い、ケイだけを牢屋に戻したのだった。
*
折「紅月君が何も知らないのは分かったけど、あなたのお父さんは?」
ケ「なにも、知りません。」
幸「そうか。それじゃあ君はなぜ、そこまでアスカを信じるんだ。」
ケ「それは___」
ケイは返事をせず、うつむいてしまった。
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セリフの下に線が入っているところは、ケイがぼかしたところだよ(*´ω`)
続きはまた明日、更新しま〜す(*^^)v
>>37同感 >>31小説面白い❗最高😃⤴⤴(順番間違えた!Σ( ̄□ ̄;))
>>25,26,27黄緑の言う通りでしーちゃんが雑談スレの方に色々と書いててそれみたら私も大分、落ち着いたから今まで通りにいきましょう!んでゆいって人が来てもスルーしましょう!(←なんか上から目線でごめんなさい!)
>>29見たよ!超面白かった!
>>30よろしくお願いします!楽しみだなぁ!
>>31飛鳥、頭悪いって連発されてる…(笑)でもケイが飛鳥を信じてるってところにジーンって来たわー!続きが楽しみ!
>>34あゆ、久しぶり!覚えてるよ!ここでもよろしく!
>>37まーね…でももし来てもスルーしよう!
>>38たしかに…何処までいって、次、誰だったけ?
>>31の続き(=゚ω゚)ノ
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「謎 〜アスカ一人の救出作戦〜」
ア「うぅ〜ん・・・ん?」
アスカは今、商店街にいる。
どうやって救出するか家で考えていたら頭がショートしそうになったので、気分転換をしに来ている。
ア「うう、あぁぁぁぁ〜〜〜!どうしよう!」
アスカはぶつぶつ言いながらとっくに自分の世界だ。
周りの人など見えていない。
魚「アスカちゃん?うんうんうなってどうした?」
魚屋のおじさんが話しかけてくれたけど、眼中にない。
すると、ふいに声がかかった。
?「アスカ。どうしたの?ケイは?」
アスカは声のほうを向いた。
ア「あ―――――――――――――――――っ!」
?「な、なに?」
声の主はアスカの突然の大声にびっくりしている。
アスカはその声の主に助けを求めた。
ア「助けてくださいっ、手伝ってくださいっ!」
*
実咲と優月と水夏がご飯をもらえなくなって二日がたった。
実「おなかすいたよぉ・・・。」
優「助けて・・・。」
水「うう・・・。」
三人の声はもうほぼ聞き取れないほどかすれている。
賢「うるさい奴らだな。それくらいどうってことないだろ!」
愛「そうよ。私たちの知っている中で、一番餓死するまでの時間が長かったのは、1週間と4日よ。」
実「それって、そのあと、死んじゃったんですか…?」
愛「もちろんよ。そのためにご飯を与えないんだからね。ちなみに最短は3日。あなたたちも3日で終わりね。」
優「そんな・・・。」
賢「愛花。そんな奴らと話している暇はない。そろそろ例のところへ行こうぜ。」
愛「そうだわね。健一郎さん、燕さん。早く行きましょう。」
健「ああ。」
燕「じゃあ、行こう。」
そう言うなり4人はいつものように闇の中へ_____。
*
幸「紅月君、アスカちゃんは本当に助けに来るの?」
ケ「ぼくは信じています。それより折原先輩、あいつらは出ていきましたか?」
折「今出て行ったわ。」
ケ「そうですか。ありがとうございます。」
幸「でもなぜ、出て行ったか調べるの?」
ケ「アスカから届け物が来るはずだからです。ばれたら大変なものが入っています。」
折「本当に?」
ケ「本当に来るかは分かりませんが、ぼくはアスカを信じていますから。絶対来ます。」
幸「へぇ〜。」
と、そこに、間抜けなインターホンの音が鳴り響く。
そしてケイは、その瞬間玄関に走っていく。
折「今のが紅月さんからの届け物なのかな?」
幸「さあ?」
しばらくすると、ケイは大きな荷物を抱えて、達成感のある表情をして戻ってきた。
折「誰から誰に来たの?」
ケ「アスカから来ました。」
幸「何が入っているの?開けてみて。」
ケイは段ボールを開ける。すると中には通信装備などが入っていた。
幸「すご・・・、全部あなたの?」
ケ「はい。全部僕のです。」
そしてケイは、中身を取り出していって、自分の寝室に戻っていった。
折「何をするのでしょうか・・・?」
ケイはなんの為に寝室へ戻ったのだろうか・・・。
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