安定の第三者目線ですw(*'▽')
では、新小説どうぞ(*^^)v
今回から文字数を考え、少し書き方を変えています(´▽`*)
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「白い館と脱出迷路」
み「ねぇ、みんなで『WHITE』に行ってみない?」
美波が話を持ち掛けたのは、夏休みが始まっ一週間ほどたって、美波の家で
遊んでいたときのことだった。
ア「『WHITE』?白に行くってどういうこと?」
アスカが首をかしげる。
アスカのほかにも優月と水夏がわからないようで、二人も首をかしげている。
そんな三人を見て、実咲が説明した。
実「『WHITE』っていうのは、『白い館 WHITE』の略称で、『白い館 WHITE』は
館内遊園地みたい。今、ネットとかで話題になっているみたいよ。」
『館内遊園地』という言葉に真っ先に反応したのは、アスカだった。
アスカは身を乗り出し、美波の顔にアスカの顔が付きそうなくらい、近くまで
詰め寄った。
ア「行きたいっ、館内遊園地!」
み「アスカ、顔近いっ!声大きい、うるさいっ!」
アスカは美波に引き離された。
み「アスカは来るみたいだけど、みんなはどう?けーたは行くって聞いてるけど。」
美波が言うと、渓汰は首を縦に振った。
そして、視線を実咲、優月、水夏、ケイに順番に向ける。
け「みんなはどうだ?」
実「私は行きたい!」
優「私も行きたいな…。」
水「行きたいけど…演劇部とかぶってないかな?」
ケ「僕はいかn…」
け「ケイも行くよなっ!」
ケイは行かないと言おうとしていたが、渓汰に言われ、渋々頷く。
それを見た美波は満足そうな顔をし、こう言った。
み「じゃあ決定ね!日程は明後日の午前9時に駅前広場集合でいい?」
ア「私とケイはOK!」
ケ「おい!」
実「私もOKだよ!」
優「たぶん大丈夫…!」
水「あ、明後日なら部活休みだからちょうどいいや。」
全員が了承(ケイは無理やり)し、テンションMAXになった美波。
それを渓汰が抑え込む。
それを見て全員爆笑、そのあともたくさん遊んで帰る時間になった。
み「じゃあ、また明後日!」
ア「うん、バイバイ!」
実「またね〜。」
全員が『WHITE』に行くことを楽しみにしている。
だから全員興奮状態で家へ向かった。
『WHITE』であんなことが起こるとも知らずに…。
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20:00ぴったり〜(((o(*゚▽゚*)o)))
>>189あんなことって…?続き、めっちゃ気になる!!
>>189新小説だあー!!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚ワーイあんなこと?!早く続きが見たいー!
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「白い館と脱出迷路」
『WHITE』に行く当日。
一番最初に駅前広場に着いたのは、優月だった。
優月は集合の10分前、すなわち午前8時50分に到着し、皆を待っていた。
しばらくすると、実咲が来た。
優「実咲ちゃーん!」
実「優月!早いね。」
優「うん、張り切っちゃって。」
二人でそんなことを話していると、午前9時ピッタリに水夏が。
水「おはよ。あれ、アスカたちとみーみたちは?」
そういえば、アスカとケイ、美波と渓汰がまだ来ていない。
実咲と優月と水夏は顔を見合わせ、首をかしげる。
なぜ来ないのか、三人で考えているとアスカとケイが来た。
実咲が腕時計を見ると、午前10時5分だった。
水「アスカ、ケイ君遅いっ!」
ア「ごめんっ!」
ケ「…ごめん。アスカが任せろって言うからアスカについていったら迷った。」
ア「ちょっ、ケイ!それ言わない約束っ!それよりみーみとけーたは?」
アスカが聞く。
実咲と優月、水夏はさあ、と首をかしげる。
うんうんその場にいる全員で悩んでいると、場違いの明るい声が。
み「あれ、みんな何を悩んでるの?」
け「俺たちが遅かったから?」
実「うん、もちろんそうだよっ!」
け「ごめんよっ!みーが任せろって言うから道を任せたら迷った。」
み「けーた、それは言わない約束っ!」
水「さっきもどこかで聞いたやり取りね。」
水夏はケイとアスカを見る。
ケイは頷き、アスカは苦笑い。
優月はそんなやり取りを見てクスッと笑うと、こう言った。
優「みんな、9時から結構時間経ってるけど、『WHITE』に行かないの?」
み「……わっすれてたー!言い出しっぺが遅刻しての用件を忘れるって…。」
美波はがっくりと肩を落とした。
そんな美波を見て渓汰はにやにやしている。
美波はにやにやしている渓汰を見つけると、殴りかかった。
け「グヘッ!」
み「フンッ、笑った方が悪いもんっ!さあ、行こうか!電車で…5駅かな?」
ア「OK!さあ、行こう!」
こうしてアスカたちは出発した。
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