美羽、ごめんね。
急かしちゃって。面白いね。
柚菜、宿題頑張って!
私は全部終わったよ!
小説書きまーす。
(飛鳥目線)
「警察が捜査中です。」
雪村美術館のガラスの靴が盗まれた!
「ケイ、雪村美術館のこと、
知ってる?ガラスの靴が盗まれたの。
ねぇ、ケイっ!」
「飛鳥が知っていて、僕が知らない
ことなんて、この世にひとつもない。
じゃあ、飛鳥を試してみようか?」
いいえ!結構ですから!
「いいよ。レッド動かなきゃ。」
「動く必要はない。警察が捜査中。
飛鳥が動いても、犯人が分からなきゃ
意味がない。諦めるんだな。」
でも、それだとガラスの靴がどこか
行っちゃうんじゃないの?
(彩目線)
トボトボ部屋に行こうとすると、
電話がかかってきた。
「アーヤ?小塚君からよ。」
やった!KZがガラスの靴を
取り戻すんだ。
「代わりました。」
すると、小塚君の嬉しそうな声が
私の耳に入ってきた。小塚君が、
出せないくらいの、大音量で。
『ガラスの靴が盗まれたの、見た?
若武がはしゃいでて、ガラスの靴を
取り戻すみたいなんだ。手がかりが、
ないんだけど、何とかやるって。今日
若武の家に集合だけど、来られる?』
私のお気に入りのガラスの靴を私が、
取り戻すんだ。もっちろん!
「うん。行くわ。楽しみ。昨日、雪村
美術館に行ったのよ。とても綺麗!
私がお気に入りの靴を取り戻すって。
夢みたいだわぁ。」
すると、小塚君の悲しそうな声が私の
耳に入ってきた。
『残念ながら、雪村美術館に昨日、
行った人の中に、ガラスの靴を狙う
人が居たらしいんだ。特徴は、子供、
女の子、ひとつ縛り、ほっぺたが、
ぷっくりしている小学2年生くらい。
心当たりがあったら、言ってね。』
電話が切れて、奈子を見たら、
小塚君が言った条件にピッタリ。
奈子、お願いだから、やめてっ!
>>98ううん、大丈夫だよ!多分これからは結構来れると思う!