それから、カフェテリアに集まって、
情報交換をした。今日は若武も呼んで
いて、方針などは簡単に決まった。
「というわけで、俺がいないのに、
どんどん進めたわけだ。あーあ、……
俺がいたら、1日も無駄にしない
ような方針立てるのにな。どうして
バカ杉が方針を立てたんだ?」
若武!バカ杉って言ったら上杉君が。
「今何って言ったんだ。バカ杉って
聞こえたんだけど、本当は何て。」
若武は、当たり前といった表情で
言った。若武、世の中言わない方が
いいこともいっぱいあるんだからさ、
「え?耳悪いんだ。バカ杉。」
上杉君が立ち上がった。あーあ、また
始まっちゃったよ。黒木君の方を
見ると、ヤレヤレといった表情で、
若武と上杉君を止めに入った。
「ああああああああああああ!!!
そういえば、青木瑠璃、妹…………
じゃなかった。親戚の女の子のこと
話してくれなかったぜ。」
「「「「早く言えよ!」」」」
続く
>>120の続き書くね。
体育祭当日
私の出る競技は、クラス対抗リレー、
たま入れだった。
翼は騎馬戦の大将とクラス対抗リレー
だった。
私と翼は、一緒にクラス対抗リレーに
出ることになっている。
青木瑠璃は、たま入れの大将、借り物
競争に出るそうだ。
「フレー!フレー!あーおーきっ!
フレッフレッ青木っ!フレッフレッ
青木っ!頑張れよーーーー!」
馬場君が青木瑠璃を応援していた。
そう、青木瑠璃は、若武と別れてから
すぐ、クラスのイケメン、馬場君と
付き合い出したのだから。
「馬場君、私頑張るから、応援して。
せーいっぱいね。」
といい残して、たま入れに向かった。
私は、青木瑠璃に誘われて、一緒に
たま入れに向かった。
「アーヤっ!頑張れー!」
翼が応援してくれた。
体育祭は、若武、小塚君、上杉君、
黒木君も見に来ている。
「アーーーーーーヤーーーーっっ!
頑張れーーーーーーーっ!」
若武が叫んでいる。
学校でニックネームがアーヤの西井
彩野(あやの)は喜んだ。
あのね、西井彩野、99.9%あなた
じゃないと思うんだけど。
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体育祭は終わり、青木瑠璃の秘密を
探ることになった。
「青木瑠璃さん、元彼氏の若武和臣
から、お話があるみたいだから、
聞いてあげてくれない?」
次回最終回。