ちょっと親に用事頼まれてた
さっき、台詞2つで終わった小説の続き書きまーす
ケイ「うるさい、暇だったら、これに行くか?」
ケイが紙を差し出してきた
え〜と何々?
アスカ「怪盗情報局?何これ?」
ケイ「そのままだ、これに行けば、世界中の怪盗と会えるし、いろんな怪盗の情報が聞けるらしい。あと、レッドは不正をして手に入れたものを盗むだろ、そういう情報も入るらしい」
へー、すごい…ん?でもちょっと待って
アスカ「何でケイがこんなの知ってるの?」
ケイ「え、いや」
ん?何か言いにくいことなのかな?
アスカ「何よ」
ケイ「ほら、最近アスカ、ずっと暇だって言ってるだろ?夏休みで学校もないし、宿題はこの前氷室さんたちと終わらしたし。
で、父さんがあと一週間、暇なのもって教えてくれたんだ」
へー、おじさんやる〜🎵
アスカ「じゃあ、行こうよ、これ」
ケイ「やっぱりか」
アスカ「当たり前じゃん、暇をもて余すこともない、他の怪盗を知れる、まさに一石二鳥じゃん」
ケイ【一石二鳥って言葉、知ってたんだ】
アスカ「なんか言った?」
ケイ「…」
あっ!そっぽむいた!
今、失礼なこと言われた気がしたんだけどな
1回切りまーす
次回、怪盗情報局での話になりまーす
>>7の続き書きまーす
怪盗情報局での話になりまーすって書いたけど、その前にちょっと、クイーンたちが怪盗情報局にいくことになった理由もいれます!
今回はナレーター式
ジョーカー「クイーン!いつになったら仕事をするんですか!」
ジョーカーがいつものように、クイーンに怒っている
クイーン「そう言うがね、ジョーカー君、どうも私の心を震わす獲物に出会えないんだよ」
ジョーカー「RD、なにかないかい?」
ジョーカーは姿の見えないもう一人に向かって言った
RD「では、これはどうですか?」
RDがモニターになにかを映す
ジョーカー「怪盗情報局?」
クイーン「なんだい、これは」
RD「ここでは、世界中の怪盗と会えるそうですよ。獲物についての情報も入るらしいです。私としては、クイーンがきちんとした友だちをつくるいい機会だと思っています」
クイーン「なにを言っているんだい?私にきちんとしてない友だちなんていないよ、君たちを含めてね」
ジョーカー「僕はあなたの仕事上のパートナーであって、友だちではありません」
RD「私は一介の人工知能であって、あなたの友だちではありません」
クイーン「まったく君たちは冷たいね。まあいい、今度そこへ行こうじゃないか、友だちも増えるし、獲物も探せる。まさに一石ニ丁じゃないか」
ジョーカー「何ですか、それ」
クイーン「1つの石を拾ったら、2つの剣が作れたことから、日本では、こういうことを一石二丁と言うそうだよ」
ジョーカー「東洋の神秘ですね」
RD「…」
この3人の中で、正しい字が一石二鳥だと知るのはRDだけだった
数日後
アスカside
アスカ「え〜と……ケイ、ここなんだよね?」
私とケイは古びた洋館の前にいた
なんか出そうな感じで不気味〜
ケイ「たぶんな」
た、たぶんて……!
?「怪盗レッドのお二人ですね?」
アスカ&ケイ〈ビクッ!〉
だ、誰?
?「わたくし、怪盗情報局日本支部の支部長をしている者です。世界中の怪盗の情報は、その怪盗の日常的な姿でさえも、この怪盗情報局に入っております。ですから、あなた達の正体がわかったのです」
へ、へーすごいね
ケイ「ここが怪盗情報局であってるんですね?」
シブチョウ「はい、ですが、あなた達はそのままでいいのですか?」
ソノママデイイノデスカ?
アスカ「どういうことですか?」
シブチョウ「怪盗レッドの格好でなくていいのですかと聞いているのです」
支部長さん、ちょっとイライラした口調
ケイ「アスカ、着替えておけ」
アスカ「ケイはどうするの?」
ケイ「僕はいつもの白衣を持ってきている、一応な」
普段の姿を見せない方がいいってことかな?
アスカ「わかった」
シブチョウ「着替える場所をご用意いたします」
私達は、洋館を入ってすぐの部屋に通された
のはいいんだけど……
アスカ「ケイもここにいるんですか?」
シブチョウ「部屋が少ないので」
ケイ「……後ろむいとく」
数分後
私達は洋館の奥に向かって歩いていた
突き当たりの部屋にはいると…
シブチョウ「少し揺れますよ」
ヘ?
ゴゴゴゴッ
微かな音と共に部屋が揺れているような感覚がした
チーン 『 地下に到着しました』
ベルのような音と、機械的な声がした
部屋から出ると踊り場みたいな空間があって、その先に階段があった
ケイ「部屋がエレベーターのようになっているのか」
へー、そうなんだ
シブチョウ「かなり深くまで下りますよ」
そう言って、支部長さんは階段を下り始めた
階段を下ると、扉があった
扉を開けると
アスカ「うっ」
今まで、暗いところにいたのに急に明るいところに来たから、まぶしくて、目がくらんだ
でも、すぐになれて、私とケイは目を見開いた
アスカ「これ、全員怪盗ですか?」
人がいっぱいいる
シブチョウ「グレーのベストを着た者は従業員ですが、ほとんどはそうですね」
ケイ「かなりいるな」
シブチョウ「では、わたくしの役目はここまでの案内だけですので、お二人でごゆっくりどうぞ」
支部長さんは扉のむこうに消えた
正確には、支部長さんがむこうから扉を閉めたんだけど
ケイ「とりあえず、奥に進むか」
アスカ「そうだね、扉の前にいるのもじゃまだし」
私達は周りを見回しながら進んだ
長くなったので、1回切りまーす
次はアスカ達とクイーン達との出会いの予定!