『まぐろくん…どうして…』
私は目の前にいるまぐろくんを見てショックを受けた。
私の幼なじみがメーカーの前にいるのは嬉しいけど…今のまぐろくんは私のまぐろくんじゃない…偽者のまぐろくん。
でも、姿はまぐろくん…うん、私のまぐろくんが操られているだけ……。
「りんごちゃん…会いに来たんだから喜んでもいいんだよ★」
私は…寂しい感じでこう言った
『確かに…確かに嬉しいよ…。でも…私が知っているまぐろくんは…こんなのじゃない!!まぐろくんを返して!!』
最後は怒り気味で言った。
すると…まぐろくんは……
「だからね……」
『ま、まぐろくん!?』
まぐろくんは少しどころが様子がおかしかった。
「君はここで……消えて貰うよ!!」
まぐろくんが暴走し始めた…。
いつもは優しいまぐろくんはどこかに消えていった…。
『………て』
「聞こえないな…なんて言ったのかな★」
まぐろくんは私に挑発してきた。
『黙って!!!!』
「うぉっ!!」
『私はまぐろくんを助けたい…でも…今のまぐろくんは私の知っているまぐろくんはどこかに行っちゃった……なら私は……ここにいるまぐろくんを…消滅させる!!!』
私は覚悟を決めて今まで以上の暴走をする。
「(やっぱり、りんごちゃんは面白いな★)僕から行かせて貰うよ……★」
『…………………。』
まぐろくんが呪文を唱えているとき、私は瞑想をする…。
「まさか…負けを認めたの?負けるのが怖いの?」
またまた挑発してきているまぐろくんだつたけど……
『何を言っているんですか?私は単にまぐろくんを瞬殺するための準備をしているだけですよ……』
「…★まぁいいや…時間が掛かるなら僕から行かせて貰うからね★太陽極意×999999999999」
『フフッ…』
ドオオオオオオオォォォォォン!!!!
「はぁ…りんごちゃんまたね★」
『何が…ですか?』
「ば、ばかな!!」
『やっと正体を出してくれましたね…待ってましたよ……怖エコ。』
「うぐっ!!」
どうやら分かっていなかった様子だ。
「い、いつから気づいた?!」
『簡単ですよ……あなたしかいなかったってことすら…』
「なっ!!」
『確か…次は私でしたね…行きますよ…!!にゃははははー×9999999999999』
「ど、どこからそんな魔力が…!!」
『簡単ですよ…さっき瞑想したのもちゃんと理由がありますから…まず、瞑想をして集中力を上げて、次にあなたの魔力を私は受け止めて封じ込めた。』
「だから……あのとき……」
『その力を利用してこうなっているんです…』
「チッ……脅されたのか…」
『さぁ…行きますよ…パーミテーション!!×99999999999999999999』
「うわぁ!!!」
まぐろくんもとい怖エコは大きなダメージを受け、まぐろくんと怖エコは分かれて、まぐろくんはその場に倒れ込んでいた…。
『まぐろくん!!しっかりして下さい!!』
私は目を閉じて祈りながら呪文を唱えた。
『ヒーリング…』
するとまぐろくんは髪で見えないかもしれないけど、瞳を輝かし、目を覚ます。
「りんごちゃ…ん?」
『まぐろくん!!』
私は嬉しさの余りに涙を流した。
『良かった…良かった。まぐろくんが無事で……!!』
「りんごちゃん…泣いてたら強くなれないよ☆でも…りんごちゃんはもう…強いよね…☆」
うん。いつものまぐろくんだ。
★から☆に戻ってるもん。
「フッ……」
『!!』
私はもの凄い殺気を感じた。
「りんごちゃん?」
『………。』
私は目を閉じ、未来予知を行う。
『…!!まぐろくん!!』
「な、何かな?」
『私に捕まって!!』
「え☆」
「フフフ…イーミテーション…!!!」
『テレポート!!!』
ドオオオオオォォォォォン!!!!!
「チッ…逃げたか……」
「はぁ…危機一髪だったね☆」
『はい…』
私はさっきの瞑想と暴走のせいで疲れ倒れ込んだ。
「りんごちゃん!!しっかりして!!」
>>490-491の続き
「エコ…ロ…☆」
私は謎だなと感じ、
『まぐろくん、覚えていたの?』
と聞いてみた。
「ううん…なんでだろう…☆」
「ちぇっ…つまんないな…」
エコロは不満そうに言った。
「なんでこうなるの?」
私は深く考えてみた。
『もしかして…私がいたから?』
「やっぱり、りんごちゃんはただ者じゃなさそうだね〜ずっと追いかけてたかいがあったみたいだね〜♪」
私は本音を吐き出したくなってつい
『タヒね…このエロコ…!』
と暴言をつい言っちゃった…。
「り、りんごちゃん!?」
「り、りんごちゃん暴言吐くね…☆;;」
『私はまぐろくんとやるべきことがあるんです!邪魔しないで下さい!!邪魔したら…電撃放ちますよ!!!』
「え…」
エコロがどこかに行く気配がなさそうだったのでさらに
『まだ分からないんですか?!だったらあなたの胸元にあるコアに電撃を当てますよ!!』
と言ってみた。
まぐろくんが
「りんごちゃんが冷静に怖い…☆;;」
とさらっと言った。
『これなら多分大丈夫でしょう…』
と心の中で思っていた。
「わ、分かった分かった!!それだけは〜」シュン
エコロは時空の狭間にワープして行った。
「早っ…☆」
『さて…再開しましょう!』
「うん…☆」
このときまぐろくんは
「あのやり取りは怖かったな…☆」
とずっと心の中で思っていたまぐろくんであった。