第6話「エコロの過去 前編」
〜エコロの過去〜
- no side -
これは今から20年も前にあったできごと…川田えころ、もといエコロがその出来事を引き起こしていた。
-エコロside-
僕には友達がいない…誰も友達になろうとしてくれない……。
僕は友達というものが全く分からない。
「友達なんて必要ないんだっ!!!そんなものを必要とするのは理解できない!!!」
僕は人間事態が嫌いだ。
すぐに僕を忘れようとする…いや、目も合わせようとしない…、僕は『この世から…消えればいいのに!!!!』と人間を憎み、世界をぷよで埋めようと考えた。
「なら…私と手を組まないか…」
『誰だっ!!』
「私はルーンロードだ……」
『ルーンロード?君も人間なの!?』
「いや、私は悪魔だが……」
『悪魔?何それ?おいしいの?』
僕はなんとなく「お約束」というやつをルーンロードという変なおじさんに言ってみた、するとおじさんは「はははははは…面白い冗談だなっ!!気に入った。貴様、名をなんて言うんだ?」
『川田えころ…エコロでいいよ…』
「む?貴様は人間か…」
『黙れっ!!!!』
僕は人間という言葉を言って目障りと感じていた。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますっ!!
>>530の続き
第7話「エコロの過去 中編」
「そんなに憎いのか?」
『憎い…憎い…憎い……!!』
僕は人間なんて嫌いということしか考えていなかった。
「そうか、なら…私が望みを叶えてあげよう……」
『ッ……………!!』
僕は闇に支配されそうになった…。
嫌だ…嫌だ……こんなの…僕の…望みじゃない!!!
ルーンロードは静かに微笑み消えて行き、ルーンロードがいないときには、僕は僕じゃなくなった………。
『僕は…人間なんて……嫌いだ!!人間なんて……ぷよに埋まって消えればいいんだ!!!!』
僕が憎んでいる人間にぷよぷよで埋めようとしていたが……誰かに邪魔された。
『チッ………』
「今すぐ、やめなさい!」
『君は?』
「私は、ジュリ。ぷよぷよで埋めようとしたあなたを許さない…!!」