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第7話「エコロの過去 中編」
「そんなに憎いのか?」
『憎い…憎い…憎い……!!』
僕は人間なんて嫌いということしか考えていなかった。
「そうか、なら…私が望みを叶えてあげよう……」
『ッ……………!!』
僕は闇に支配されそうになった…。
嫌だ…嫌だ……こんなの…僕の…望みじゃない!!!
ルーンロードは静かに微笑み消えて行き、ルーンロードがいないときには、僕は僕じゃなくなった………。
『僕は…人間なんて……嫌いだ!!人間なんて……ぷよに埋まって消えればいいんだ!!!!』
僕が憎んでいる人間にぷよぷよで埋めようとしていたが……誰かに邪魔された。
『チッ………』
「今すぐ、やめなさい!」
『君は?』
「私は、ジュリ。ぷよぷよで埋めようとしたあなたを許さない…!!」
>>538の続き
第8話「エコロの過去 後編」
『フッ…こんな僕に勝てるt「エクスプロージョン!!」うわっ!!い、いきなりだね!!』
ジュリちゃんは僕が話していたときに火炎の究極技を出した。
『でも、僕には勝てないからね』
「それはどうでしょうか。ダイヤモンドダスト!!」
次に、氷の技…僕は『フェイクスピーチ!!』技を出し、お互いの技の相殺が起きる。
*
「「はぁっ…はぁっ……。」」
お互い、息切れし始めた。その隙に先に攻撃したのが……
僕だった。
「かはっ!!」
僕はぷよで埋めようとしていたけど、体が動かなかった。それは、ジュリちゃんが動きを封じる魔導を先にやっていたからだった。
『あれ…僕は一体……何をしたかったのかな……』
「よかったぁ。」
僕は覚えていなくて分からなかったけど、とりあえずジュリちゃんに『僕は何をしたのか分からないけど…、取り敢えず…謝るよ…ごめん。』と言った。
「大丈夫…そういうこと…みんなあるから……だからさ…ぐっ!!」
『え!?ジュリちゃん!?』
「実は…さっきの魔導……闇の魔力を唱えた人に移り、暴走させる恐ろしい魔導で……。」
『どうして!』
「だって…私……怖いの…人が消えるのを…世界が…なくなるのも、笑顔がなくなる……何もかもかがなくなるのが………怖くて……だから…『もういいよ!!喋らなくていいよ!!僕のせいなんだ!!全て!!』エコロ……最後に言わせて…」
『………最後。』
「私の全ての魔力でなんとか闇の魔力を抑える…そして、今までの記憶を消して…平和に戻す……それで、私はしばらく眠りに付く。」
『勝手すぎるよ!!』
「もう時間がないの……さよなら……エコロ……もう、私のことなんて…忘れるけど……」
やだよ………やだよ!!
『そんなの嫌だぁ〜!!!!』
僕が泣き始めると、周りは光り始める。僕も一旦、眠ってしまった。そして、心の中でこう思った。
人なんて絶対信じない…必ず復讐をする!!
*
「エコロ…ありがとう……お互い生きていればまた、話したいな……でも、私は…闇堕ちするか……記憶を失ってると思う……だから、さよならを言わせて……」
「また、会えたら会おうね……さようなら……」