>>69の続き リッカの騎馬と梅の騎馬は至近距離まで近づいた。 そして、お互い手を伸ばし、帽子を取ろうとする。 2人は相手の手をかわしながら、それでも、手を伸ばす。 「あっ…!!」 パンパンっ! ピストルが鳴る。 勝ったのは… 「…勝った…」 梅だった。梅は信じられないようだった。だが、梅の手には、リッカの帽子がしっかりと握られていた。 「…くそっ、負けたー!!」 リッカは悔しそうに言った。