リレーの続き!
私はリッカくんのお母さんに、転んだところを消毒してもらい、絆創膏を貼ってもらいました。
部屋の扉を開けると、リッカくんと梅くんが待っていました。
「ひなみさん、大丈夫ですか⁉」
「ひなみん、ごめんね。俺がもっと蹴りやすいボールを蹴っていれば、転ばなかったのに…」
梅くんとリッカくんは私を心配してくれています。私は少し嬉しい気持ちがしました。
「大丈夫ですよ。私がドジなだけですから…」
「どうする?サッカー以外で何かしようか?」
リッカくんはそう言いました。が、
「リッカ、もうすぐご飯だから、リビングに来てちょうだい。」
リッカくんのお母さんが言いました。
遠くから、すき焼きの美味しいそうな匂いがしてきました。
「うん、分かったよ」
リッカくんは答えます。
>>85の続き
「梅君、私たちもリビングに行き
ましょうかね。そろそろできるみたい
ですし。」
「そうですね。」
リビングに行くと、すき焼きの鍋から
白い湯気が出ていて…
白い湯気からすき焼きのいい匂いが
漂ってきています。
「ひなみちゃん、梅崎君、すき焼き
たくさん食べてね。たくさん野菜が
あるものだから。」
リッカ君のお母さんが言った。
梅君は、椅子に座り、箸を配って
いた。…………皐さんが声をかけた。
「ひなみちゃん、黒い人の隣でご飯
食べるのはダメだよ。リッカの隣か、
私の隣はどうかな。」
「はい。ぜひ皐さんの隣に。」
「皐姉、ひなみんにへんなこと言い
すぎ。ひなみん、俺の隣で食べれば
いいのに。皐姉の隣じゃなくて。」
どどどどど、どうしたらいいのー?
短いけど終わります。
美和続きよろしくーーーー!