☆ナゾトキ姫は名探偵☆恋愛小説、ホラー小説

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87:美和:2016/09/23(金) 21:56 ID:zao


障害物競争が始まる前、リッカは本部の前を通った。
「おい、リッカ遅いぞ!」
誰かがリッカを呼んだ。
「あ、東比恵先輩、こんちはー」
リッカは気の抜けた返事をする。
それは、サッカー部の先輩、東比恵愛地だった。

「先輩、遅いってどういうことですか?」
「忘れたのか?リッカはこの時間に、障害物競争の準備をすることになってただろ?」
「えー…俺がですか…」
「つべこべ言わずにやれ!」
リッカはしぶしぶ、手伝うことにした。

リッカは、競技者が引く紙の整理をしていた。
しかし、1枚の紙を見たとき、リッカは唖然とした…


美和:2016/09/24(土) 12:07 ID:l3Q [返信]


>>87、借り物競争なのに、障害物競争になってた笑


美和:2016/09/25(日) 08:54 ID:h9c [返信]


>>87の続き

ひなみ達の学校の借り物競争は、箱の中から1枚紙をひいて、そこに書かれている物や人をゴールまで持って(連れて)いけばいい。
難しいのもあれば、簡単なのもある。


ひなみの番になった。
ピストルが鳴り、ひなみは箱のある場所まで走る。
箱から1枚紙を引く。
「えっ…⁉」
ひなみは固まってしまった。
紙に書かれていたのは…
『ナゾトキ姫』

(…ナゾトキ姫…⁉どうしてこんなカードが入っているのですか…⁉)
ひなみは、穴が開くほどカードを見つめた。見つめたところで何も変わらないが。


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