怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(6)

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777:神出鬼没◆A.:2016/09/21(水) 07:48 ID:Qoc

・・・

恭也目線

深く、落ちていた意識が浮上する
俺は、パチリと目を覚ます
周りを見渡せば、見覚えのある景色だ
今、俺がいるところは自分の部屋
そして、俺はベットの上にいる

…確か昨日は、勝手な盗品の宝石の取引があり
俺は、その宝石を盗んで…
そしてウサミミパーカーに薬品を飲まされて気を失ったはずだ

じゃぁ、一体どうやってここに戻ってこれたのか?

そう思いながら立ち上がろうと…

ー…キャウ

すまない、ちょっと整理させてくれ
俺の腕が完全に獣だし、なんか声出したら言葉にならず、変な声が出た…



すぐさまに起き上がり、急いで洗面台に向かう
もちろん、四足歩行で進んでいるのだが何故か慣れ親しんだようで違和感を感じない
鏡を見れば、俺の髪色と同じ瞳を持つ獣の姿が…

というか、服はどうなったんだよ!
鏡を見る限り、服が破けたとかそういうのなさそうだ
毛で隠れているけど、もろ全裸じゃ…深く考えないでおこう

俺の姿は…うん、スピッツという犬に近いかな?
……異常な、大きさを除けばの話だけどさ
世に言う、おすわりという体制で洗面台の鏡を見ているんだけど、目線が今までの目線とまったく変わらないんだよ!

「ファンタジスタ様、起きていますか?」

マサキ…今ここで来るのか…
ダメだ、入らせたら不味い
本当にスピッツだったら、飼犬の振りとかすればいいんだろうと思うけど、この大きさじゃごまかせない
いや、ごまかせる気がしない

「ファンタジスタ様、入りますよ」

まずいまずいまずいっ!!
俺は、急いでベッドの布団にもぐりこんだ
すぐに隠れやすいところはベッドしか思いつかなかったんだ
それに、ベッドの上で丸くなって寝た振りでもすれば、ごまかせる…かな?

「…ファンタジスタ様、大丈夫ですか?もしかして、熱とかあるんですか!?」

熱はない
大丈夫じゃない
いろんな意味で大問題だよ!

「すいません、布団どかしますね」

あ、ちょっとまって!

「やっぱり、元に戻っていませんでしたか」

え?
いやちょっとまて…
マサキ…知っていたのか?

「とりあえずファンタジスタ様、朝ご飯は俺が作りますのでゆっくり休んでください」

そういって、マサキは俺の頭を優しく撫でた
とりあえず、マサキは俺の事も俺の姿も理解していたみたいで安心した
そんな安心感のせいか、俺は再び瞳を閉じた

・・・

薬品名:呪月華獣

効果:疲労が溜まると獣化する
  また、一つの負の感情に傾け過ぎると獣化する

解決方法:披露を回復するか異性の人間とキスすることである

注意:感染する可能性がある


ジョン・スミス◆M72:2016/09/21(水) 10:33 ID:WeE [返信]

>>775俺はそういや恭也書いてないなぁ。
>>776オイまさかその声は・・・・・・・・・・・
>>777ぞろ目エエエエエエエエエエッ!というか、キスとか二回目の涙目になるぞーッ!(知らない人もいるかもだけど前のスレを見ればわかるはず!)
なんかゴメンよ・・・・・こんな文で本当にごmゲホゲホゲホッ!(風邪ぶり返した)

蒼太「アホだな」

緑矢「自業自得・・・・・」

黒田「ジョンがアホなのは生まれてからだろ」

皆もそうなるんですね


美優◆Jc:2016/09/21(水) 19:17 ID:4q2 [返信]

>>775私も書いたことない…ww
>>776エエエエエエ!うさみみってあの人だよね…w
>>777解決法方キスかよおお!ww
>>778ちょ、大丈夫?w
>>779www
>>780( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
>>781た、たしかにw


神出鬼没◆A.:2016/09/24(土) 17:22 ID:0M. [返信]

>>777の続き
落ちはなし

・・・

恭也目線

無事に手品の仕事が終わった
もちろん、人間の姿でだ
獣化は、一日休んだら元に戻ったので問題はない
そうそう、どうやら獣化の原因は疲労だったみたいで、すぐになんとかなったぐらいなので安心したね

同時に、仕事先で飛鳥を見かけた
残念なことにショーをしている最中だったから話しかけることなんてできない

飛鳥は、どうやら友達と一緒に来たらしく、ケイの姿もあった
ときより飛鳥はケイと話しかけたりして、笑ったり、ムッとした顔をしたりころころと表情を変えていった
…正直、多彩な表情を見ることができるケイのことが少し羨ましく感じる

「ファンタジスタ様、大丈夫ですか?かなり険しい顔をしていますが…」

「あぁ、マサキ、ちょっと考え事をしていただけだよ。しばらく、一人にさせてくれるか?」

「ならいいのですが…無理なさらないでください」

だいたい、俺と飛鳥が会うときは怪盗であることが多い
それに俺は、タキオンに所属しているし
怪盗レッドの美学と俺の美学は、少なくとも多少は違うわけであって
どうしてもいつも彼女が見せる表情は、悪を倒すための真剣な表情なのだ
まぁ、そんな表情を壊して別の表情を見たいから、からかったりするんだけどね
もちろん、真面目以外の表情も怪盗をしているときに見ていたからさ、とても表情豊かなだとはわかっていた

でも今日で、俺は想像以上に彼女は表情豊かだと知った
そして、その表情のほとんどはケイに見せているのだ
俺に向けることのない表情は、新鮮で可愛らしい

ふと、あの薬を飲まさせたようなドロリとした感覚を全身で感じた
気がした

でもそんなことなんてどうでもいい

ただ、望ましいんだ
羨ましいんだけなんだ
彼女のそばにいられることがとても望ましくて羨ましいんだ
だから…

次の瞬間、俺は完全にドロリとした感触を感じた
その感触は全身を包みこようとしてきたが俺は抵抗なんて出来なかった

いや、きっと抵抗したくなかったんだ

このまま身を委ねたほうがいいような気がしたから

ー獣化ー


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