怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(7)

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111:神出鬼没◆A.:2016/10/06(木) 19:02 ID:GQE

ちょっとした話
あのオリキャラのリュナが出てくるし
ニックが中心な話
ほのぼのを目指しました

・・・

最近、タキオンではこんな噂がある
ニックが化け物を飼いはじめたと

・・・

「なぁ、ニック!見て見て、四つ葉のクローバー!!」

書類に目を通すニックの側で一人の少女が言った
青の瞳に紅い瞳孔
腰まで伸びた金色の髪
その2つの特徴を隠すかのようにきている灰色のフード付きの上着

「リュナ、またですか?」

書類から目を話して話しかけるニック
そしてリュナと呼ばれた少女はドヤッとした顔でニックを見つめていた

ニック・アークライト
世界的貿易会社コンチェルトの若き社長であり
タキオンの幹部でもある
そんな彼に近づけるものなんてほとんどおらず、むしろ恐れられている存在だ
優しげな表の顔と冷酷な裏の顔を持つ彼だからこそ、恐れているのだ

だがしかし、なぜリュナという少女の存在がニックの側にいるのだろうか?

「なぁニック、この四つ葉のクローバーは瓶に水入れて育てたほうがいい?」

「いや、そんなものはすぐに枯れる。形に残したいなら押し花にしたほうがいいのでは?」

「お、いいね、それ採用!!でもクローバーだけじゃ物足りないから他の花でも採ってくる!!」

そう言うとリュナはすぐに消えた
もちろんドアを開けずに、窓から飛び降りずにその場で音もなく消えたのだ

リュナ
彼女は【カミサマ】である
多様多種な能力を持つが最も得意能力は【共有】
ありとあらゆる能力や記憶、味覚、嗅覚、感覚、視覚などなどを【共有】することが可能である
そんな彼女がニックの側にいる理由は…









残忍ながら特にない
強いて言うなら楽しいからという単純な理由だ
そもそもリュナとニックの出会いなんて簡単に言えば"ひょんなことから"であり
何故かニックを気にいったリュナは遊びに来る事が多くなっていき
追い返すのを諦め、逆にニックがリュナの訪問に慣れてしまったのだ
それに、リュナがいても特に仕事の妨害などはなく好都合だったという理由もあるのだが


神出鬼没◆A.:2016/10/06(木) 19:06 ID:GQE [返信]

>>111の続き

…ゾロ目とったぜ!!

・・・

「ニック、コスモスとシバザクラとカラスエンドウ持ってきた!」

「採ってくるの早くありませんか?」

「そりゃ、俺の家の庭から採って来たんだからな」

この時、ニックはある疑問が浮かんだ
さっきの彼女は家の庭から採ってきたと言った
しかし、彼女が持ってきた花々は季節的に開花時期がバラバラである
つまり、家そのものが異常なのだ
もちろん、すぐ温室という考えが浮かんだが管理することも難しいのですねありえないだろう

「リュナ、貴方の家はどうなっているのですか?」

「オレの家?オレの家は、庭が家の中にあるよ」

いまいちな答えが返ってきた
やはり、温室という考えがいいのかもしれない
リュナは割と手慣れた手つきで必要のない書類とティッシュペーパーを用意して、新鮮な花を挟み込む
そして、その上にまた大量の書類と目印用の付箋をつける

「つまり、貴方の家には温室があるのですね」

「うーん、間違っては…ないか?家そのものが庭であり温室みたいな感じだな」

「…割と特殊な環境みたいで」

「そうそう!そのとおりだよ!!」

ニックは、ふと自分に"何か"が繋がったような気がした
しかし、彼女は気にすることはなく続けてこんなことを言うのだ

「花が枯れることがないんだ!まるで美しいまま時間を止めたように」

瞬間、ニックの脳裏に鮮明な映像が流れ出す
ガラスと鉄骨で囲まれた広い空間に風に揺れることなく枯れることのない美しい花がきらびやかに咲いている
しかし、その花々はとても綺麗で…いや不気味なほど綺麗すぎるのだ
まるで、誰かの手によって時間から忘れ去られてしまったかのように

「ニック、わかるか?オレが言いたい意味が」

リュナの言葉により夢から覚めたかのように我にかえる
そして暫く考えたあと眉間にしわを寄せながら言った

「リュナ、何故勝手に私に【共有】させた?」

「いや、言葉でいるより早いかなって…」

「全く…これをやる時は一言声をかけてからやってください」

「はーい…」

先程の感覚の正体は、彼女の【共有】の能力である
同時に、あの鮮明な映像も彼女の記憶の一部がニックに【共有】されたものなのだ
しかし、それは余りにも強烈過ぎるものであり、少し間違えれば、向こうに落ちてしまいそうになる
つまり、知らなくていい事までも【共有】により知ってしまうどころか、飲まれていき元に戻れないことになってしまう
自分が自分ではなくなってしまうかように
だからこそ、前もって言ってほしい
そうしなければ心の準備が間にあわないのだ

「次からは、3Dにして部屋全体で見せるようにするぜっ!」

「そこじゃないですよ」

しかし、そんなことをリュナが気がつくのはまだまだ先のようだ


美優◆Jc:2016/10/06(木) 21:17 ID:4q2 [返信]

続き
>>109やっぱす、凄いね…
>>110あかりー!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚ワーイ久しぶりー!
>>111-112やっぱ面白いなー!私、ほのぼの系がいちばんすき!
>>114う〜んと、じゃあ今のはやめて恋愛系のを書いたらどうかな?私、柚菜の恋愛系の小説見てみたいな!(*>∀<*)


黄緑 星音◆HN2:2016/10/07(金) 22:28 ID:8Fw [返信]

ヤッタネv( ̄▽ ̄)v

>>103
ん、何がスマンなの(・・?
てか、蒼太強い…( ゚∀゚)

>>105-106
よろしくね〜(^^♪
私は呼びタメOKだよ!(^^)!

>>110
久しぶり〜(#^^#)

>>111-112
四つ葉のクローバーの管理法を聞くリュナ、無邪気でかわいい(⋈◍>◡<◍)。✧♡
しかしぃ…相変わらず面白い作品を書く小説家様ですのぉ…( *´艸`)

>>114
新しいの書いていいよ(*^^*)

>>118
中三設定が面白そう(^^♪

>>126
黒田ああああああああああああああああああああああ((´∀`*))

>>129
つまり、テスト勉強の息抜きに来た、ということですね( ̄ー ̄)
ワーク50ページとプリント10枚…多すぎでしょ、優菜の先生(。-`ω-)
ま、テスト勉強頑張って!(^^)!
いい点が取れるといいね(´艸`*)


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