暇だから小説……(/ `∀´ トォー
.。・*妖しい瞳は知っている*・。.
アーヤside
彩「_____で、その人が助けてくれたの。誰だったのかな…………」
階段から落ちそうになった数日後、若武から呼び出しがかかった。
(暇潰しのね………)
そこで、最近あった出来事を聞かれてこないだの女の子のことを話したんだ。
若「アーヤを助けてくれたのか………!」
美「お礼しなくちゃね、若武」
翼の言葉にKzメンバー全員が頷く。
そんな、みんなでお礼言わなくたっていいんじゃないかな…………?
黒「その子って、どんな子だった?特徴は?」
えーっと………………
彩「確か、浜田の制服を着ていて秀明の子だよ。
黒くて長い髪の毛で……………ん、と……………あっ!お花の匂いがした!」
私の言葉に首をかしげる一同。
すぐに植物好きの小塚くんが口を開く。
小「それってどんな感じの匂い?甘い?ツンとくるような感じ?」
どんなだったかな…………
わ、分からない………お花の匂いなのは確かなんだけど…………
その事をそのまま伝えると、考え込む小塚くん。
小「あ!あと一つ。花弁みたいなのはついてた?花弁の形から何かわかるかも!」
上「別に花の匂い以外にも特徴あるだろ……………」
ボソッと呟く上杉くん。
確かにそうだけど、小塚くんにとってそれが重要だよね。
頑張って思い出さないと!
その時ふとあの人の長い髪の毛を思い出す。
黒色の中に違う色………形は……
彩「思い出した!ちょっと桜の花弁みたいな形をしていたよ!」
色は…………………
続く
これだけじゃ分からないよね〜………
ヒントは〜…………漢字四文字だよ!
絶対わからないと思う………
前回は>>231かな?
間違ってたらごめんね!
.。・*妖しい瞳は知っている*・。.
若「だからまずは、アーヤが浜田で調査したあと家探しだな」
そんなに簡単に分かるかな…………
美「俺がいること忘れないでほしいんだけど」
あ、でも翼がいれば百人力だよね!
なんたってすごい嗅覚の持ち主だもん!
黒「俺も少し調べてみるよ。南アフリカのケープから来た、秀明に通っている浜田学生なんてそうそういないから、簡単だとは思うけど」
どんどん話が進む中、上杉くんは呆れ顔。
上「はあ………仕方ないか……」
小「僕はもっと違う花を調べてみるね」
全員がやる気になり、それぞれ解散した。
ー ー ー ー ー
数日後……
早くも若武からの集合がかかった。
調べは多分バッチリ!
翼と一緒だったから、すぐに分かったんだ!
若「よし、全員集まったな!じゃあまずはアーヤと美門、報告はあるか?」
私は調べた情報をまとめたノートを見ながら口を開いた。
彩「私を助けてくれた女の子は、多分波音ミナモさん。波の音と書いてさざなみって読むの。
調べた限り、南アフリカから来たって言うことは分かったんだけど、それ以上は不明。
私と同じクラスで、秀明にも通っています。 以上」
私が言い終わると、黒木くんが口を開いた。
黒「アーヤに付け足し。
波音ミナモの家、波音一族はある世界では有名な一族らしい。
何故なら、普通の人には見えないモノが見えるから。 詳しくはわからない」
普通の人には見えないモノ…………?