@>>396、A>>410、B>>443、C>>460
あてんしょおおおおおん
・捏造あります、ご注意を。
・オリキャラ出て来ます。てかオリキャラ目線だよ今回。
・前回同様、行間開けまくり。
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バイバーイと渡辺達に手を振り、俺、澤井僚太はあたりを見まわす。
えーと、お、いたいた!
俺は目的の人物の元へ駆け寄ろうとして、いまだに自分の左手が白里の口を塞いでいることに気づいた。
ずーっと静かだったから、すっかり忘れてた。
慌てて手を離しても全くの無反応。目の前で手を振ってもやっぱり無反応。
えーと、これってもしかして嵐の前の静けさってやつ?噴火直前?
顔を覗き込んでも何の反応も示さず、じーっと一点を見つめたまんま、微動だにもしない。
整った顔立ちも相まって、まるで人形。ちょっと怖い。
......思考の大海原へと旅立っているだけか。
ときどきそうなってたなー。それなら放っておいても平気だろう。
そう判断して俺は、再び彼女の方へ目を向け……っていない!
えっあれどこいったの?
キョロキョロとあちらこちらに視線を飛ばす。
校門の方を見ると、スタスタと帰ろうとしている東野さん。
あ、ちょ、待って待って帰らないで!
「東野さん!ちょっと待ってー!」
と大声で東野さんを呼び止める。
俺は、振り返ってこちらを見る東野さんへ駆け寄った。
「俺、同じクラスの澤井。あのさ東野さん、このあとヒマ?良かったらみんなと一緒にカラオケ行こうよ!」
なんかちょっとナンパみたいな誘い方になっちまった。
東野さんは少しとまどって、
「いえ、でも、迷惑では」
「いや、ぜんっぜん迷惑じゃないから、東野さんが良ければぜひ来てよ!」
「……本当ですか」
「ホントホント!」
「…………それでしたら、行かせていただきます」
よっしゃあ!!!
俺は心の中でガッツポーズをする。
「それじゃ、田島たちに連絡しておくね」
「はい、よろしくお願いします」
良かった〜誘えて。
さっそく、田島にLINEで伝える。
『東野さん誘えたぜ(^^)v』
『グッジョブ澤井(`・ω・´)b お前なら出来ると思ってた』
「ところで澤井くん」
東野さんが聞いてくる。
「ん?何?」
「白里くん、ずっとあのままですけど、どう」
したんでしょうか、と続く言葉は、白里の
「そうか!分かったぞ!」
という大声のせいで聞こえなかった。
驚き固まる東野さん。
ようやく旅から帰ってきたか。お帰り白里。
で、何が分かったの?
to be continued
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澤井のやる事? それとも完璧な嫌がらせの方法? もしくは事件の真相?←なんのだよ
澤井視点書きやすい。
ちなみに澤井のやる事は東野さんを誘うこと。
怪盗レッド × SHERLOCKという俺得にしかならないものを書きたい。
@>>396、A>>410、B>>443、
C>>460、D
アテンションプリーズ
・捏造あります、ご注意を。
・オリキャラ出て来ます。てか今回もオリキャラ目線。
・キャラ崩壊ないよう気をつけてはいるけど、崩壊してたら(m´・ω・`)m ゴメンネェ
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ようやく旅から帰ってきたか。お帰り白里。
で、何がわかったの?
俺と東野さんは白里のところへ向かった。
どうやら機嫌は治ったようだ。
一瞬、白里がしまったって感じの表情をしてた気がするけど、気のせいか。
「何がわかったんだよ」
そんだけ大声だすんだから、なんかの事件の真相とか?
「あ〜、えっと、君がさっき言ってた、やる事だよ。隣に東野さんがいるから、あってたみたいだ」
白里はちょっと視線を泳がせて言った。
くっだらねー。期待して損した。ていうか
「そんなことで大声だすか?」
「僕にとっては大声だすほどのことだ」
……なんか怪しいな〜。
「どうして、澤井くんが私を誘うと思ったんですか」
東野さんが白里に聞いた。
「教室に残ってた人の中で、先にカラオケ店へ行った集団にいなかったのは、あなただけでしたから。1人だけ誘わないのも不自然ですし」
うん当たってる。よく見てんなー。
でもその場で誘うかもしれないじゃん。
「君は女の子には親切だから、人の多い場所で誘って、相手がもし断る時に、断りづらかったらって思ったんだろう」
まあ、確かに。ていうか人の思考を読むな。
「なるほど、考えてみれば簡単なことですね」
東野さんの言うとおり、ちょっと考えればわかることだ。
そんなに長く考える事でもない、白里ならすぐ分かるだろ。
「……やっぱり大声だすほどのことじゃなくねコレ」
「それに!東野さんは澤井の好みだしねー!」
被せ気味に白里が言った。
わざとらしいわ!
そして何適当なこと言ってんだよ!
「面白い冗談ですね」
東野さんが笑いながら言った。
「冗談ではありませんよ」
白里ちょっと黙れ。
「いや、そういうわけで誘ったんじゃないから! やましい気持ちがあった訳では決っしてないから!」
俺は慌てて取り繕う。
「言い訳は見苦しいよ、澤井」
笑みを浮かべながら、白里が言った。
「お前がテキトーなこと言うからだろ!」
「適当?そう思っただけだよ」
「嘘つけ〜」
「嘘じゃないさ」
「だって、お前俺の好みの女の子把握してんじゃん」
「……あの、そろそろ行きませんか。先に行った人たちを待たせては悪いでしょうし」
いっけねー忘れるとこだったー。
「そうだね!行こっか」
俺はグイグイと白里の背中を押して、カラオケ店へと向かう。
途端に白里の顔が曇った。
「……結局、僕も行くのか?」
「さっき行くって言ってたじゃん」
「僕は言ってない」
「お前が言おうとした事を代弁しただけだよ」
「そんなの澤井の思い違いだ」
ムスッとして白里が睨みつけてくる。
どんだけ行きたくないんだよ。
「あの、澤井くん、カラオケ店までどれくらいかかるんですか?」
おずおずと東野さんが尋ねてくる。
「えっと歩いて15分」
「駅まで行くより、遠いんですね」
「それにちょっと駅からも離れてるんだよね」
「そうなんですか」
「そうなんだ。まあ、離れてるって言っても20分くらいで駅着くし」
「そうですか」
東野さんはずっと敬語だ。敬語を使うのが癖なのかも。
白里もそんな感じだし。
中1の時からつるんでるけど、タメ口で話してくれるようになったのは、しばらくしてからだ。
深沢に対しては最初からそんな感じだったけど。
そんな白里は今、ご機嫌ナナメで黙りこくってる。
カラオケ着く前に機嫌が回復してくれればいいんだけど。
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もうちょい続きます。(作者自身が長いと思い始めた)
実質的なお休みが4日間しかない。
しかも宿題終わらせる気がしない。
新学期入るとすぐテストある。・°°・(>_<)・°°・。
そんな私は今日も元気です。
あ、深沢って深沢七音ちゃん