小説書くよ!
カノ目線
僕は何度も何度も君の笑顔に救われてきたんだ。
悲しい時も、
辛いときも、
姉ちゃんが死んだときも、
昔のことを思い出して泣きたくなったときも、
君の笑顔があったから
僕も笑顔でいられたんだ…
…だけど
その笑顔はもう見れなくなってしまった
一体僕はこれからどうやって生きていけばいいの?
君の笑顔が無いと僕は笑うことも、
悲しむこともできない
ねぇ…お願いだから帰ってきてよ…
……そうだ。この世界に君がいないのなら、君がいる世界へいけばいいんだ…
だから僕は君のいるセカイへいくことにした。
僕は一度包丁で死んだ。
だから今度も包丁で死ぬことにした。
「今から逝くよ…。キド…。」
僕はそう言葉を溢し、自分の胸に包丁
をつきたてた。
そうして、僕の心臓が動くことは、
もう二度となかった
>>260.だよねだよね!(というかカッコ可愛くないキャラってモブぐらいじゃね?⬅
>>261.だいじょぶよ。
神作……だよね!皆上手いよねー!(私以外)
>>263.とりあえず短く感想を。めっちゃ可愛いわっ!
>>265.ナナセちゃん、誤字。神作だよ(ニコ⬅
>>266.あああああああああ……………神がいる………依存系カノとか私得………!!!
>>267.神ですね解ります。
あー、私も書かなきゃ………………。ちょいとGLっぽのあるから注意。あと、最近遅くてごめんね。
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---'あんた、いつまで自分を隠すの?'
ふと聞こえた声。聞き覚えのない女性の声。
---「誰?何?」
訊ねたところで彼女は答えずに更に問い掛ける。
---'いつまで純粋なフリをするの?'
訳が解らない。純粋なフリ?
---何?何の事?
彼女は一つ溜息を吐き、呆れたような声で言った。
---……あたしはあんたよ。"あんたの半身"ってところかな'
---"半身"………………?
漫画か何かなのか、それとも夢か。
きっと"お前の事なら何でも解る"とか言うのだろ……。
---'そう、本心。あんたの事なら何でも解る'
彼女は予想通りの発言。
---で、何の用なの?
冷たい声で訊ねた。彼女は楽しそうに答えた。
---'17歳の誕生日プレゼントをあげるよ。最高の幸福を'
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「キド、誕生日プレゼント何が欲しい?」
クリスマスの翌日、僕はもうすぐ誕生日であるキドに訊ねた。
キドは僕の方を向くとじぃぃっと見つめてきた。
「えーっと、僕の顔になんかついてる?」
キドは「別に」と呟き、イヤホンを耳に当てた。
あー、機嫌が悪いのかな?別の時に訊こう、と僕は部屋に戻った。
「そういや、カノ、さっき何を訊こうとしたんだ?」
数十分後、キドがノックもせずに扉を開け、訊いてきた。
何をしているんだこの子は。思春期特有のアレしてたらどうするんだ………キドらしいと言えばキドらしいけどさ………。
僕は一つ溜息を吐き、キドの方を向く。
「いやぁキドもうすぐ誕生日でしょ?プレゼント何が良いかなーって」
この時に気付いていれば良かった。きちんと考えていれば良かった。
キドだって、自分を隠す事くらいあると。狂っている可能性をあると。
彼女はニヤリと笑い、呟いた。
「あたしは…………カノが欲しい」
突如、シャンプーの甘い香り。唇に柔らかい感触。腹部に鋭い痛み。
「………っ!」
「ごめんね、キツいだろうけど我慢して。直ぐに'あの子'と二人きりになれるよ」
体内の血液と力が徐々に無くなっていく。
ドサッと床に倒れ混む。意識が薄れ始めてる。
ぼんやりとした視界に最期に写ったのは、幼い時から一緒にいた少女の姿をした━━。
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---どう?気に入った?
朱と黒に彩られた空間。此所は愛しい彼女とあたしの空間。
今日は彼女の誕生日。まあ、あたしの誕生日でもあるがあたしはプレゼントなんていらない。彼女がいれば良いの。
---'…………'
彼女は黙ったまま。まあ、あたしは彼女の半身の様な存在。彼女の考えている事はお見通し。
彼女は今罪悪感を感じてる。愛しい人を自分のものにした彼女。それはあたしが彼を殺したから。
---人一倍御人好しだからねぇ、あんたは。
彼女は黒い瞳から涙を流して頷く。他の人なら彼女が何を思うか解らない様な瞳。
言葉が出ない程、嬉しいんでしょ?知ってるよ?
---あんたが欲しい物はあたしがあげるよ。だから…………あたしとずぅっと一緒に居てね。
彼女は小さく頷き、彼を抱き締めた。
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やぁっとできたーーーっ!ヤンデレ+誕生日!
まさかの二重人格っ!「もう一人の自分」!
ヤンデレはキドさんっていうか……えーっと一人称が「あたし」の娘!普段私が書くキドさんは一人称「私」だから……そこが違いだね、うん。
あー、プロポーズ………これも書かなきゃ………全部書くっつったんだから…………。
うっし、明日カノキドの日だ!!!⬅