適当にカノキドの続き
キドside
俺は歩き始めた。
カノの足音が、反対側に遠ざかっていく。
後、一歩で橋を降りてしまう。
カノの呼び止める声は聞こえなかった。
(まあ、強制はしないさ。アイツが決めることだ)
俺はそのまま、一歩踏み出した。
橋から降りて、自宅へ向かう。
カノside
僕は歩き始めた。
後ろで、キドの足音がする。
他の人の足音も、行き来する。
キドと一緒に居たいか?って聞かれたら、一緒に居たい。
即答で答えが出た。
でも、セトみたいに、結婚してるわけでもないし。
恋人でもない。
橋の残り半分まで、降りてきた。
僕は振り向いた。
遠ざかっていく、キドの後ろ姿が見える。
僕は、キドお追いかけようと、歩き始める。
キドはいつも道理、サクサク歩く。
どんどん遠ざかっていく。
走りだす。
(キド…待って!)
願った瞬間、キドが立ち止まった。
後一歩で、橋から降りてしまう。
後、少し…君に手が届く。
僕は精一杯、手を伸ばした。
けど、キドは橋から降りてしまった。
僕は橋の上に置いていかれた。
キミが僕の腕の中から、零れ落ちた。
>>57.WAOなんか凄いのが来てる・・・・!!!!!
>>58.病みカノ・・・( ・∀・) イイネ!サイッコウダネ!
>>60.セトが隠す、カノが盗む、キドが欺くか・・・悪くないな⬅お前浮かばないだろこういうネタ
私もなんか書こう⬅おいバレエネタは
病みキド・・・だと思う⬅おい
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『世の中で一番怖いのって何だと思う?』
『う〜ん・・・誘拐犯!』
『私はね、愛情だと思うの』
『え?愛情って綺麗なものだと思うけど・・・』
『うん。凄く綺麗なもの。だけど、凶器にもなるの』
『・・・・・・・・・』
愛情により狂った少女の御話。
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「キド!」
その声も、
「ありがとう、キド」
その顔も、
「痛っ!うわぁ・・・転んだ」
その身体も、全部大好き。
カノが大好き。
だけどカノは姉さんが好きらしい。
カノの笑顔が見たいから、好きって事は言わない。
だけどやっぱ姉さん相手だと嬉しそうにしているのは苦しい。
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『修哉、ごめんね。お姉ちゃん、ちょっとだけ・・・怖いや』
姉さんが飛び降りてから姉さんが許せなくなった。
カノの目の前で飛び降りて、カノの中で生きていく。
それが凄い嫌に思える。許せないの。
「僕のせいで・・・・・姉ちゃんが・・・・・」
カノのせいじゃないよ。カノは悪くない。
毎日そう慰めて。
━━━━『あの人が勝手に飛び降りたんじゃん。他に解決策があるのにおかしいの』なんて本心、言えない。
今日も隠すの。醜い、醜い、醜い、本心をね。
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【記憶を隠す能力】
記憶を・・・。
浮かぶは姉さんが生きているカノ。
そうか・・・そうか・・・・こうすればカノは・・・・・。
「あはは・・・・あはは・・・・・」
渇いた笑みを浮かべ、目を紅く染める。
隠せばカノの一番だ。
カノは俺を思ってくれるかもしれないし。
「カノ、だぁい好き」
不気味に呟く、部屋の中で。
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ただキドさんがアヤノちゃんの記憶を隠すのを書きたかった。
最初のやつは気にしなくて大丈夫ですw