>>16
リリカ、ありがとう。
そんなに面白いって言ってくれて嬉しいよ!
でもでもっ!
リリカの作品の方が面白いじゃん!
>>15の続き更新〜♪
『君の瞳は知っている』#2
【ひなみside】
何なんでしょうか?
えっと、わたしは詩音ひなみです。
わたしは書店にいます。
新しい藤井美花子先生(←オリジナル)の作品が出たので買いに来ました。
真樹子と呼ばれた子、美春と呼ばれた子ですか。
リッカくんがいたら、事件の香りはするのでしょうか?
まあ、関わらないのがいいですよね。
わたしは、サッっと藤井美花子先生の作品を取って、レジに並びます。
「お次の方どうぞ〜」
行かなきゃ。
後ろの人に迷惑がかかってしまう。
一歩前に出すと、前の人の足が、わたしの足に当たってつまずきました。
「ああ〜!す、すみません〜!」
「いえいえ。大丈夫です。では、失礼します。」
優しい子だったな。
茶色のカワイイ髪の毛。
クリッっとした目。
笑ったときの笑み。
「あの、お客様?」
「あ、すみません!お願いします。」
「ってことがあったんですよ。」
ここは、図書館。
リッカくんと梅くんに、昨日の話をしました。
「で、ひなみさん。巻き込まれてないんですよね。」
「はい。大丈夫です。つまずきましたけど〜」
あの後、つまずいたわたしは、膝が少し青くなっていて。
今でも痛いです〜!
「ひなみん、梅。事件の香りがする。これ、救世主が現れそう。」
救世主、ですか?
この事件の手助けをしてくれる…
誰でしょう?
ごめん、間違えた。
>>16→ >>15→>>17
ごめんなさい!