>>103のつづき
マーマネはみんな一気に走らせてもあんまつまらないと思い、最初はモクローだけが走ることにした。ついでにトゲデマルも走りたくて一緒にやっていた。
モクローはあまり走らなずに飛んでいる(ヒキニートでもある)から結果、数秒で終わった。トゲデマルはスピドに間に合わずコロコロ状態だった。
「Zzz…Zzz……」
((やっぱこうなると思った…;;))
次はサトシとピカチュウを走らせる。サトシとピカチュウは最初のポケモンだし、相棒でもあるから一緒に走らせてみたかったと思うマーマネだった。
「ピカチュウ、まだまだ行けるよな?」
「ピカピーカ!」
サトシとピカチュウはどんなに速いスピードでも乗りこなしていた。そして、ピカチュウのほっぺからは電気がバチバチとなって、サトシのデンキZがまばたいていた。
「ゼンリョクだぁー!!!」
「ピカピカチュー!!!」
それを見たリーリエ、マーマネ、ロトムは、驚いていた。
「ふぅ、いい特訓になったぜ!」
「ピカッチュ!」
『やっぱりサトシは頭より動く方が効率的ロト。』
>>104のつづき
(あはは…。何か…嬉しくない…;;)
サトシが特訓している中、カプ・コケコが強い電気を感じ取っていたのはもちろんだった。それに、ゲッコウガにも見えていたし感じてもいた。
「よし、ゲッコウガ!走るぞ!!」
「コウガ!」
2人共(1人と1匹)、やる気に満ち溢れていた。ゲッコウガは、最初からやりたかった気分みたいだった。(サトシになっているというのは突っ込まないであげて)
「サトシとゲッコウガの絆のチカラがここで判明できるかなー」
『あのゲッコウガはただ者じゃないロト!これでやっと分かるかもしれないロト!』
(あはは…;;)
ほぼのことを知っているリーリエは、マーマネとロトムのことを聞いて呆れていた。(いや、ただの汗マークだけ)
「マーマネ、準備はオッケーだぜ!いつでも来い!」
サトシが言った瞬間「オッケー」とマーマネが合図をし、走り始める。サトシとケッコウガにとって、今のスピードは遅いと思う。
そして、どんどんスピードが上がる中…
「俺たちは、更なる高みへと行くんだー!!!!」
「コウガァアアアア!!!!」
走ってる中、凄い激流が現れていた。それは、サトシとゲッコウガの絆のチカラがシンクロしていることだった。
「な、何これ!?」
『数値的に異常ロト!!』
「で、ですが…普通に走っていますよッ!!」
「『えぇー!?!?!?』」
サトシとゲッコウガは、いつの間にかシンクロ状態になっていた。しかも、お互いの周りに激しい激流が起き、次第に巨大な水しゅりけんへと形を変えていた。
スピードを落とし終えると、ゲッコウガはいつもの姿に戻った。
「何だか、凄いことになったね…」
『とりあえず、お互いの気持ちが1つじゃないとなれないっぽいことは分かったロト』
(そんなんでわかるのかよ…;;)
(コウガ…;;)
一方、ポニ島の守り神も何かしらの激流を感じ取っていたようだった。