>>128のつづき
家に帰りサトシは、ハラさんという人に会ったことを報告していた。
「それは、凄いな!ハラさんはメレメレ島の島キングだ!」
「し、島キング!?」
『それは、凄いことロト…?』
「当たり前だ!俺は、島巡りに挑戦するからな!」
サトシはわくわくしていた。早くハラさんとバトルがしたいみたいだ。
「だけどサトシ…島キングに挑戦するには、まず試練をしてこないといけませんよ」
「試練?」
「ピカァ?」
「リーリエの言う通りだ。まずは、試練をこなしてこないとな。」
サトシは納得し「まずは、試練に挑戦だ!」とテンションが上がっていた。
「ぴゅう!」
ほしぐもちゃんも楽しそうにしていた。
「あなたはしませんよ…」
「ぴゅう!ぴゅう!!」
いやいやと顔をするほしぐもちゃん。リーリエは「はねるしか覚えていないあたにはムリです!」と少しきつく言ってしまい、ほしぐもちゃんはどこかに行ってしまった。
「ほ、ほしぐもちゃん!!!」
外を出た瞬間、やけに明るいと思って上を見上げると、謎の穴が開いていた。
「あ、あれは…!」
「博士、あれが何か分かるんですか…!?」
ククイ博士は間を少し開けて「あれは、ウルトラホールだ…」と言う。
>>129のつづき
「ウルトラ……ホール?」
「ピカァ?」
サトシ、ピカチュウは何ほことかさっぱり分からず、首を傾げる。だけど、リーリエは驚きを隠さないで、「聞いたことあります…!」と言う。
「たしか、ウルトラホールは“ウルトラビースト”というポケモンがさ迷っているらしいです」
「ウルトラビースト……?」
「別名UB」
「UB…?(ユービー…?)」
リーリエとククイ博士が交互に言っていて、サトシはぐるぐるしていた。