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14:マジュ◆slE ネタバレ注意:2017/04/05(水) 10:49 ID:rKc

>>13
「コウ…!?」

ゲッコウガは後ろを向いた。そこから謎の穴が出て来た。そこからポケモンが現れて来たが、見たこともない不思議なポケモンだった。そのポケモンは白く、クラゲのようにフワフワ浮いていて奇声をあげる。

「ぷるぷる……」

『ゲッコウガー!』

「ピカピカチュウ!」

「コウガ!」

「あのポケモンは…!?」

リーリエは驚いていた。しかも、そのポケモンの形はリーリエの髪に似ている。リーリエはこのことを知っているのだろうか。サトシは聞いてみることにした。

『リーリエ、あのポケモンは?』

「いえ、分かりません…」

「ぷるぷる…」

謎のポケモンは奇声をあげて攻撃をしようとした。サトシはゲッコウガに指示を出した。

『ケッコウガ、みずしゅりけん!』

「コウ…ガッ!」

みずしゅりけんは見事に命中した。しかし、そう簡単には倒せていない…。しかも、謎のポケモンからオーラを放っているからすぐに倒せるような相手じゃなかった。

『長期戦になりそうだな…』

「コウガ…」

「サトシ、どうするんですか…長期戦は流石に……」

リーリエは負けそうで不安になっていたが…

『大丈夫だ。俺を信じてくれ…』

サトシは、まだ余裕そうな表情を出していた。

「…分かりました。」

『ゲッコウガ、フルパワーで行くぞ!』

『うおおぉぉぉ〜!!』「コウガアアァァァ〜!!」


「な、何ですか…!?」

ゲッコウガに水の渦が起こり、次第に背中に巨大なみずしゅりけんになり、ゲッコウガは、サトシっぽくなった。

「コウガ…!」

「……凄い。」


マジュ◆slE:2017/04/08(土) 08:14 ID:rKc [返信]

>>14のつづき
「ぷるぷる……」

謎のポケモンは技を繰り出して来た。しかも、リーリエ目掛けて技を繰り出している。サトシは、リーリエを守るために、ゲッコウガに指示を出す。

「パ、パワージェム!?きゃ、きゃあっ!!」

『ゲッコウガ、いあいぎり!』

「ゲッ……コウガ!コウガッ!!」

ゲッコウガは、パワージェムの岩を全て斬ってリーリエをなんとか守れた。だけど、あっちのポケモンは、止めようとする気配がない。それどころか今度は自分からリーリエのところに向かって来た。

「きゃあっ!こ、来ないで下さい〜!!」

「コウガッ!?」

『ゲッコウガ!?』

ゲッコウガは、リーリエを庇い、謎のポケモンと合体なのかよく分からないことになった。

「コウガァ!!コウガアァァァァ!!」

ゲッコウガは何故か毒を浴びていた。それどころか、大変なことになったのはゲッコウガだけじゃなく……

『ッ……』

サトシにも影響があった。サトシは、膝を付いてしまった…。

「サトシ!?しっかりして下さい!!(い、一体……何が…!?)」

リーリエがサトシのところに向かっていると、謎のポケモンはゲッコウガから離れていた。そしてまた技を繰り出す。

「ベノムショックです!避けて下さい!」

『ゲッコウガ……交わす…んだ……!!』

サトシとは、毒を浴びていても何とかなっているけど、息切れは激しかった。

「コウ…ガ……。」

ゲッコウガも同じ。今の姿は、片方が苦しめば、もう片方も苦しむという恐ろしいこと。逆に、絆のチカラで何とかなったりすることもできる。

「ぷるぷるぷるぷる……!!」

「コウガアアアァァァァァ!!!」

ゲッコウガは、ベノムショックに当たってしまった。そしてサトシも……

『大丈夫か、ゲッコ…ぐっ!!』

「サトシ!?」

サトシにも影響が大きかった。

「ベノムショックは毒状態のまま受けると効果が2倍になってしまうんです…!!このままだと…危ないですよ……!!」

リーリエはサトシを心配しているが、サトシ本人はまだ平気そうな顔をしていた。

『ゲッコウガ……フルパワーで…行くぞ!みずしゅりけんだ!!』

「コウガァ……!!」

「えっ………!?」

「ぷるぷる…!!」

ゲッコウガは巨大…いや特大のみずしゅりけんを出していた。リーリエは驚きを隠さなかった。一方、奇声を出す謎のポケモンは、パワージェムを繰り出していた。

『行っけー!!!!』

「コウガアアァァァ!!!!」

特大ともいえるみずしゅりけんはポケモンに命中をした。

「ぷるぷる…」

謎のポケモンは、奇声をあげて消えて行った。

「やっぱりサトシは凄いですね…」

ドサッ

「え?」

サトシは毒を浴びつつ全力のチカラを出して倒れてしまった。また、ゲッコウガはいつもの姿になって倒れた。

「サトシ、ゲッコウガしっかりして下さい!」


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