>>34のつづき
「なあ、サトシ。お前のゲッコウガとバトルをしてくれないか?」
俺は『バトル』と言う言葉にピクッと反応した。正直、バトルをしたい気分だった。
『俺もバトルがしたくなってうずうずしてたんだ!!もちろん、受けて立つぜ!!』
「やっぱサトシはバトル好きだね。」
『当ったり前だ!俺はポケモンマスターになることを目指しているんだからな!』
*
「行けっ!バクガメス!!」
「ガメース!!!」
カキとバクガメスはやる気に満ち溢れていた。正直こっちもそれに答えたい気持ちになっていた。そしてゲッコウガを繰り出す。
『ゲッコウガ、君に決めた!!』
「コウガッ!!」
ゲッコウガいつも以上にやる気だった。俺もカキとのバトルでいつも以上にわくわくしていた。
そして、マオが審判を行う。そして試合開始の指示が出る。
「それじゃあ、バトル開始〜!!」
「バクガメス、火炎放射!!」
「ガメース!」
『かわして、居合い斬り!!』
「コウッ!コウッガ!!」
「なっ!は、速い!!」
カキはゲッコウガの攻撃を受けたバクガメスを見て焦りを出す。俺は少しの隙を見逃さず全力で立ち向かって行く。
『ゲッコウガ、フルパワーだ!!』
『うおおおぉぉぉぉおおお!!!!』「コウガアアアァァァァアアア!!!!」
「「「………!?」」」
ゲッコウガの“きずなへんげ”を見た、マオ、マーマネ、スイレンは口を開けて驚いた。リーリエは真剣な顔をする。そしてカキはゲッコウガを見て興味を沸かせる。
『ゲッコウガ、水しゅりけん!!』
「ゲッ…コウガッ!!!」
「で、でかい!!」
「ガメース!!」
バクガメスは巨大な水しゅりけんに直撃した。直撃した場所はお腹のところ。バクガメスは体勢が崩れた。
「まさか、弱点を見抜いたとはな…。」