ごめん、旅行行ってた(ら、途中で風邪ひいて帰って来た……)。
アザミに教えてもらい、ようやく紙が作れたカノとヒビヤ。
「もう嫌だよー無人島なんて!」
「ヒビヤ君小学生だから仕方ないね。じゃあシンタロー君に届けに行こう!」
「……(これをおじさんの為にやってたのか……)」
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「シンタロー君! 紙t……」
「遅い! 何分待たせたと思ってるんだ!!」
「え……四十三分……?」
「いやいや三十分でしょ!」
「ヒビヤ正解。四十三分五十秒だ」
「ヒビヤ君当たっちゃった!? 神なの!?」
「えへへ〜……それほどでもぉ……」
「ヒビヤ、お前が当たっただのなんだのどうでも良い。何で遅かったんだ?」
「えっ、紙が無かったからアザミさんに教えてもらって作った……」
「ならいい」
黙って作業をススメルシンタロー。ヒビヤとカノはただ突っ立ってた。
「……シンタロー君ってもしかして、アザミ先生に弱いのかも……」
「そうだよね。ニートおじさん、アザミさんに弱いねw」
「今後アザミ先生使って行こうか……」
短いけど切ります! 次は萌音さんよろです!
「出来た…出来たよおじさん……。」
「あぁ…出来たなヒビヤ…」
「大変だったね…」
疲れ果ててるシンタロー達に対し涼しい顔をしているセトとコノハ。
「……セト…疲れないの…?」
「え、なんで疲れるんスか?」
「逆に、だね……」
「セトは鍛え方が違うからな……」
……コノハはボケッとしてて使い物にならなかったから涼しい顔をしているのであろう。
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「団長さーん!取れましたよ〜!野菜類が!」
「おう。俺たちも魚が釣れた。唐揚げにするつもりだ。」
「でも…どうやって揚げるんですか?火は焚き火でどうかなりますが、油とかどうするんです?」
「確かにな……」
「でもさ、ただの焼き魚にすれば良いんじゃないかな?火を焚いて、木を串にして、
魚刺して焼いて…炙って?ま、とにかく焼けば良いのよ!」
アヤノの提案に
「それは良いな。」
「良いですね!」
「じゃ、私が火を焚きますね!」
「おぉ…これで一日生き延びられますね…」
キド達が賛成する。
「で、何泊なの?」
「しおりには【6泊7日】って書いてありますよ?」
「ぴったり一週間か……」
「とりあえず…朝ごはんと夜ごはんだけにして…」
「1、2、3、4……12回分の食料があれば良いんじゃないか?」
「そうですね!」
「というか…能力コントロール出来るようになれるのかな…これで…」
「いや、あの教員免許もってるかすら怪しい奴らの考えることだ。どうせ適当に決めたのだろう。」
「はは………」
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「そろそろキド達呼んでくればいいっスかね?」
「あぁ……頼むぞセト…」
まだまだくたばってるジャージ族とパーカー族(?)と小学生。
「了解っス!」
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「出来たぞ〜。」
キドが集合をかける。
「なんでこんな暑いとこで熱いもん食べなきゃなんないの…」
「ヒビヤくん!ここは無人島だよ!そんな贅沢行ってちゃ生き延びれないよ!一週間!」
「そうだね…おじさん…」
ヒビヤは溜息をついた。
続く。
>>115風邪…大変だったね……私も小1の時ネズミの国行って3日目(あれ2日目だっけ?)ゲ●吐いたよ…