怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(9)

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33:星月夜 杏里◆gg (ノ>_<)ノ ≡dice5:2018/10/12(金) 22:21 ID:nEk

>>32
同感です。
ふーたさん、小説書くの上手いですよねー。
テスト期間中ですけど、最近すごい小説が書きたくなったので、書きます!
前回は...8のどっかですw




玄関を開けると、既にお父さん達が真面目な顔をして立っていた。
すると最初の挨拶が...

「お久しぶりね。初代怪盗レッドさん、と言えばいいのかしら?」

「ああ。お前は随分と大人っぽくなったな」

えぇ?!お久しぶりって……
お父さん達、知り合い?!
いや、初代怪盗レッド、って言ってるってことは、お父さん達が活動してた頃に、ブラッドはあった事があるってことになるよね。

ケイもやっぱり驚いていたようで、ほんの少しだけど、目を見開いていた。

で、私達は今、リビングでテーブルを囲っている。

「ええと、二人は何かブラッドに質問はあるかい?もちろん、本名とかそういうのはこちらも情報を出さないから、こちら側が出さない情報は聞いちゃダメだけどね」

まず最初に叔父さんが発言。

んー。
そう言われるとあんまり無いかなー。
あっ、そう言えば……

「ブラッドって組織に所属してるって言ってたよね?なんて組織?」

「ハルシオンという組織よ」

ハルシオン?

「ラテン語で幻を意味する言葉だ。確かに、そんな名前の犯罪組織があったな。幻のように消えてしまい、証拠なんて何一つ掴ませない。だから捕まえることなど不可能だ、という意味を込めているらしい」

ケイがサラッと説明してくれる。

何それ?!
タキオンに続いてふざけた名前じゃない?!
どうしてこう、犯罪組織ってみんなふざけた名前にするのかなあ。

「父さん」

ケイが不意に口を開いた。

「初代レッドとブラッドの関係を教えて欲しいんだけど」

あ、確かに!

「ああ、簡単な話だよ。レッドの仕事中に兄さんが彼女に会って、戦ったって話だよ」

答えたのは叔父さん。

それで?どうなったの?!

「そんなの、決まってるだろう?」

だよね!
だけどお父さん、あんまりドヤ顔しないで欲しいんですけど……。
だって、相手は当時小学生以下の女の子だったわけでしょ。

「兄さん、あれは勝てたとは言わないよ」

叔父さんが言う。

え?どういうこと?

「私が途中で逃げたのよ。勝ち目がないと分かったから。それを捕まえることが出来なかった、って話」

なるほど…。
確かに、それは完全勝利とは言えないかも。

「でも、私が負けたのは事実。あれは屈辱だわ」

やっぱりお父さん達は強かったんだねえ……。

「仕事を失敗させられたのなんて、滅多になかったから、また会えるのを楽しみにしてたんだけど、まさか代替わりしてるとはね」

そんなことがあったんだ……。

〈続く〉


ふーた:2018/10/13(土) 09:41 ID:st2 [返信]

>>32 え、そっそうかな…?
なんか嬉しい!ありがとう!(^^)
>>35
ついに新キャラ出てきた!
面白いキャラだね(笑)


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