ふーためっちゃ上手いやん
同感です。
ふーたさん、小説書くの上手いですよねー。
テスト期間中ですけど、最近すごい小説が書きたくなったので、書きます!
前回は...8のどっかですw
玄関を開けると、既にお父さん達が真面目な顔をして立っていた。
すると最初の挨拶が...
「お久しぶりね。初代怪盗レッドさん、と言えばいいのかしら?」
「ああ。お前は随分と大人っぽくなったな」
えぇ?!お久しぶりって……
お父さん達、知り合い?!
いや、初代怪盗レッド、って言ってるってことは、お父さん達が活動してた頃に、ブラッドはあった事があるってことになるよね。
ケイもやっぱり驚いていたようで、ほんの少しだけど、目を見開いていた。
で、私達は今、リビングでテーブルを囲っている。
「ええと、二人は何かブラッドに質問はあるかい?もちろん、本名とかそういうのはこちらも情報を出さないから、こちら側が出さない情報は聞いちゃダメだけどね」
まず最初に叔父さんが発言。
んー。
そう言われるとあんまり無いかなー。
あっ、そう言えば……
「ブラッドって組織に所属してるって言ってたよね?なんて組織?」
「ハルシオンという組織よ」
ハルシオン?
「ラテン語で幻を意味する言葉だ。確かに、そんな名前の犯罪組織があったな。幻のように消えてしまい、証拠なんて何一つ掴ませない。だから捕まえることなど不可能だ、という意味を込めているらしい」
ケイがサラッと説明してくれる。
何それ?!
タキオンに続いてふざけた名前じゃない?!
どうしてこう、犯罪組織ってみんなふざけた名前にするのかなあ。
「父さん」
ケイが不意に口を開いた。
「初代レッドとブラッドの関係を教えて欲しいんだけど」
あ、確かに!
「ああ、簡単な話だよ。レッドの仕事中に兄さんが彼女に会って、戦ったって話だよ」
答えたのは叔父さん。
それで?どうなったの?!
「そんなの、決まってるだろう?」
だよね!
だけどお父さん、あんまりドヤ顔しないで欲しいんですけど……。
だって、相手は当時小学生以下の女の子だったわけでしょ。
「兄さん、あれは勝てたとは言わないよ」
叔父さんが言う。
え?どういうこと?
「私が途中で逃げたのよ。勝ち目がないと分かったから。それを捕まえることが出来なかった、って話」
なるほど…。
確かに、それは完全勝利とは言えないかも。
「でも、私が負けたのは事実。あれは屈辱だわ」
やっぱりお父さん達は強かったんだねえ……。
「仕事を失敗させられたのなんて、滅多になかったから、また会えるのを楽しみにしてたんだけど、まさか代替わりしてるとはね」
そんなことがあったんだ……。
〈続く〉
>>32 え、そっそうかな…?
なんか嬉しい!ありがとう!(^^)
>>35
ついに新キャラ出てきた!
面白いキャラだね(笑)