ペルマナントが白い額に指を当てて考え込んでいる。
エカラットはそのやり取りに思わず聞き耳を立てた。
これ以外の神秘のかけら。
それはプラエフェクトゥス族の者達にそれぞれ託された秘宝である。
一族の一員であるエカラットでさえも、他の仲間が守る神秘のかけらにはなかなかお目にかかれなかった。
そんな滅多に人目に触れないものを、このペルマナントは見たという。
一体誰の、どんな「色」なものなのだろう。
久々に彼女の好奇心が疼いてしまったのも致し方ないことである。
「どのくらい昔のことかしら...そうだ、確か氷の洞窟に行った時のことだわ」
しばらくして、ペルマナントは思い出したように額から指を離した。
>>101だけど、また連投したせいで))ry
だから、ペルマナントが指を話した瞬間ガシャン!ってことでいいかな?