夜に眠れない住民達の世界。
世界を覆う森の木々たち、その天上に朧気に星が瞬いているよ。それを見ている彼らの瞳も……ほら、キラキラと光を宿している。
ひんやりとした風は、まるで緩やかな川のように、サーサーと流れていく。
さて、次はあなたの時間ですよ?
>>83
彼はほくそえむ。
「文明がどれだけ進んでいても、妖気漂う自然には勝てなかったようですな……今しがた退散したようですよ」
彼は窓のもとへと歩みより、森を見下ろす。
>>82
「……まさか死ぬとはな」
>>85
我らの車両にあるワープ航法を使うんだ。仮設トイレもクーラーもあるし、我が国屈指の軍歌、魚雷行進曲が流れている。ああ魚雷!ああ魚雷!我らの粋ぞ!
>>86
艦隊を率いてくるかも知れませぬ
>>87
内務省の見解では、本当に不幸な交通事故で死んだことになっております。
「ご安心を、この森の主は私……私の命尽きる限り……この森は何度でも再生し、何度でも不要なものたちを追い出すことができます」
その瞳には、絶対的に自信を備えた強い輝きが宿っていた。
呪われし美しい力を持ち、天命を授かった男……それが魔王なのだ。
「話は逸れるが……総督。お主の国に『マンシュタイン』という男はいるか?」
いきなり、何の前触れもなく魔王は切り出した。
>>89
不思議なこともあるものだ……
魔王は首を少しかしげた
>>90
それなら安心です。
陸軍大佐にいますが・・・何か不届きなことでもありましたかな?
やっほーです!
お初入ります💗
>>92
彼は、ふと思い出したのだ。喧しいじゃじゃ馬娘が楽しそうに話してきた記憶を……
「私のみなしごの『フランチスカ』という娘がいるのですが……どうも彼女曰く『兵隊さんがシーリンのことを気に入っている』と……『シーリン』というのは、これも私のみなしごなのですが……」
一息つく、これを果たして言うべきか……と、一瞬迷ったからだ。
「ある障害の関係で、皮肉にも『器量』がよく、容姿も確かに美しいのですがね……」
なんとも不思議な感覚に襲われていた。義理の娘の恋路を手助けしたいと感じるとは……
「彼女も気に入っているそうなのですよ、その兵士のことを。勇者と友達になったり……最近、心の成長を見せてくれて嬉しく思ったのでね……」
それを言って、魔王は総督に向き直る。
「この嬉しさを誰かに言いたかったのだ。よろしかったら、その兵士殿にも伝えてほしく願うものです……」
>>93
新たな客人を嗅ぎ付け、魔王は道を作る。城へと繋がる一本道を……
「女性の方なら、大歓迎でございます」
魔王はいかにも嬉しそうにしている。
>>94
了解しました。伝えておきます。
そこの者たち、すぐに総督を引き渡し、我らコサック連邦に降伏しなさい。
98:バラドフ元帥:2018/07/11(水) 00:42さもないと砲撃する
99:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 00:42 ...?ここって...?
(訳が分からず奇妙な森に迷い込む...)
>>97
魔王は再びため息をつく。
「私は国の王でも何でもない……」
魔王はじわじわと怒りを感じ始めていた。いつもの余裕に満ち溢れた顔は僅かに歪み、狂気が小さく渦巻いていた。
「困りますな、勝手に敷居を跨がれては……」
総督を後ろへ隠し、魔王は力を解き放つ準備をする。
「自ら出ていくか、私に追い出されるか、決めるがよい」
月はただただ、その様子を見守っている。
...ヤーナムの近くにこんな森なんて...?
102:バラドフ元帥:2018/07/11(水) 00:45 >>100
クッ、我らを侮辱するか・・・かまわん、ほうげきせい
無数の砲弾が森に落ち、火がつく
...!?きゃあっ!
104:匿冥:2018/07/11(水) 00:47 「可愛らしいお嬢さんも迷いこみ始めたのだ、なるべく早く撤退願いたい」
幼女を守る森の風。
「……お嬢さん、あなたは一人でここに迷ったのかしら?」
女王が、森の奥から少女に近寄る。優しく、包み込むかのような穏やかな気持ちで。
>>104
守りたければ我らをころして見ろ。できまい。
ミサイルが森へ降り注ぐ
ひっ...!?っ!!(火を振り払いながら森の奥に逃げる)
107:バラドフ元帥:2018/07/11(水) 00:49フハハハハ焼き尽くせ!ころせ!ころせ!
108:怪異:2018/07/11(水) 00:50怒れる夜の者達が森中から一斉に視線を向ける
109:匿冥:2018/07/11(水) 00:51 >>102
渦巻く狂気は、その勢いを一気に激しくさせ、魔王の周りを荒し始める。部屋の机は宙を浮き、椅子は吹き飛び始める。ゴウゴウと風のような力は轟き、元帥を襲う。
「……笑止!!」
一瞬の後、歪んだ魔王の笑みと共に魔王は元帥を森の外へと移動させる試みをする。
そして、部屋は何事も無かったように元の姿を戻した。
...(シャキンシャキンシャキン!)
111:バラドフ元帥:2018/07/11(水) 00:52いずれまたくる。 さらばっ
112:総督:2018/07/11(水) 00:52ありがとうございます。あれがコサック連邦という国です。
113:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 00:52なに...?なんなの...?わたしが...なにしたの...?
114:蛇の怪異:2018/07/11(水) 00:54 ...シャー
(体を押し付けて森の火を消している)
「お黙んなさい、この無粋者」
女王は、そばにいる幼女を無理矢理にでも抱き抱え、ミサイルを見据える。
「この程度、魔王様なら余裕で回避させられるわよね?」
女王は、余裕の笑みを崩さなかった。
「お嬢さん、一緒に逃げましょう」
女王は幼女を抱え、森の底へと走る。
...(バッシャア!)
(火を消している)
ひゃっ?...だれ...ですか...?
(怯える)
>>112
「随分と、下劣な国でございますね……」
魔王は、右手を上に挙げ、先程のような力を森の空全体に広げる。
ミサイルを無力化させるのだ。
本来、この森は原始の森……
文明など、勝ることもない。
女王は、幼女を自身の腕から降ろす。
「いきなりのことで、驚かしてしまいましたね。
私はこの森の番人……普段はこの近くで生活しているのよ。
滅多なことでは誰にも見つからない、それがこの小屋よ。お茶でも飲んでいく?」
女王は、幼女を部屋へと招き入れる。
...おばけがいっぱい...(怪異の事)
121:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 00:59あっ、えっと...お邪魔します...
122:匿冥:2018/07/11(水) 01:00 魔王は、ふと考える。
「森の場所を変えるべきか否か……」
星はただこの様子を照らすのみ。
>>120
「……そうね。この森は、元々『自殺の森』って呼ばれていたの……あのオバケは、そいつらの魂……かしら?」
女王は、お茶を用意しながら不気味なことを口にする。
...だから...こんなにソウルが...
(背中のバッグから淡い青色に輝く火のようなものを取り出す)
あっ
(火をバッグに仕舞う)
>>124
女王は、それを見て大変驚いた。
「……お嬢さん、それどこから手にしたの?」
女王がそれを見たのはかつて昔、世界を巡り回って最果ての国で少し見かけたもの……
「……ゆっくり休むといいわ。私は、まだ疲れが抜けていないから寝るわね。……部屋がひとつ空いているからそこで休みをとるといいわ」
そうして、女王は星が淡く瞬く美しい世界へ再び入り込むのだ。
[私は、夜の涼しげな弱い風に吹かれ、瞬く静かな星空に守られながら寝て行きます。お休み]
128:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 01:10あっ...えっ...おやすみなさい...
129:雪りんご&◆cM:2018/07/11(水) 01:47 >>95
エヘヘッ‥ありがとうございます💗✧
おはよ...
131:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 17:43...ん...
132:終極と災厄の大天使 カレン=アーティフル・コマンド:2018/07/11(水) 18:07どうしたのお嬢ちゃん?
133:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 18:14...あなたはだれですか?きのう会ったかたではないみたいですけれど
134:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 18:18はぁ、僕ったら本当についてない。こんな所に迷い込むなんて
135:匿冥:2018/07/11(水) 18:19 夜はまた訪れる。日の出を待たず、その時を刻み始める。
「なんだろうね、また違う人間がやって来たよ……」
森は小さく脈を打ち、風を流す。
ピョンッ!ピョンッ!
(跳ねながら森に来た新顔の前に来た)
「おや、お嬢さんお目覚めかい?」
女王は、その目を覚醒させる。
あ...おはようございます...
139:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 18:22 この会合は重要案件じゃないけど
(髪を押さえて
...わたし...何も怖いことされませんか?
141:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 18:25 何で此処にあんな小さい子が?
(幼女に近寄り
ガシャガシャガシャ
(陰陽の前躍り出て立ち塞がる)
ガシャガシャ
(牙を鳴らして威嚇するが、飛びかかる気配なし)
...あなたはだれですか?
145:匿冥:2018/07/11(水) 18:40 「あなたって……私?」
女王は、キョトンとしながら自身に指差す。
「私は、、、この森の女王。好きなように呼んで」
そういって、女王は瞳を擦りながら再び自室に入っていった。
...女王さま...ですか...
147:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:08僕は何もしないけど?
148:百足の怪異:2018/07/11(水) 20:18 ガシャガシャガシャ...ズザザザザザ
(侵入者が敵意がないのを確認し、森の奥へ去っていった)
なんだろ?この森何かおかしい
150:ランタンの怪異:2018/07/11(水) 20:24トコットコッ カラララ...トコットコッ
151:車輪の怪異:2018/07/11(水) 20:24カラカラカラカラからカラカラ
152:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:24うわぁ、何あれ
153:カラスの怪異:2018/07/11(水) 20:25バタバタバタ...ガァッ!ガァッ!
154:龍の怪異:2018/07/11(水) 20:27 ....ゴオオオォ....ゴオオオォ....
(空に浮かぶ蛇のような姿)
....
156:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:28異能かな?
157:骨の仮面を付けた???:2018/07/11(水) 20:30...違う
158:骨の仮面を付けた???:2018/07/11(水) 20:31彼らは存在だ
159:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:33 僕ったら本当についてない。
(異能ではないときき顔を顰め
もっとも、彼らを勝手に存在と呼んでるだけであって、異能とやらも居るかもしれんがな
161:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:39だとしても、僕は不利だな
162:骨の仮面を付けた???:2018/07/11(水) 20:40不利だと?なんの話だ
163:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:42攻撃された場合だよ、こっちはそんな事はしないけど
164:骨の仮面を付けた???:2018/07/11(水) 20:43その心配は無用だ、彼らはそれをしない
165:骨の仮面を付けた???:2018/07/11(水) 20:44もっとも、住処とあの幼娘を狙われた時には怒り出す
166:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:44そう、ならいいけど
167:骨の仮面を付けた???:2018/07/11(水) 20:44 ...君も気を付けろ
(突如消えた)
陽炎と同じくらい僕の感も当たるからねぇ
(憂鬱そうに
...すごい...やっぱりこんなにソウルが...
170:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 20:49 あっ!!あんな大きな石守り見たことない!!
(やや興奮気味で、廃墟の近くに鎮座している結晶を纏ったドラゴンを観察している)
あの子かぁ、
ねぇ、君どうしたの?
...すごい...!やっぱりこの森は...!
173:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 20:51ひゃっ!?
174:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 20:52...!..!....はー、ふー...
175:scullFace? 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 20:52...あなたはだれですか?
176:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:53 僕は陰陽。反異能者で人間だよ。
(優しい声で
陰陽...さん...わかりました!陰陽さんですね...えーと...
178:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:54 陽炎の姉でもある
(にっこりと微笑み
あっ!わたしはレイチェル!レイチェル・アルスターって言います!
180:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 20:56ヤーナムっていう医療の街に住んでます... 今は迷子ですけど...
181:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:57 うん、よろしくね、レイちゃん
(あだ名をさっそく付けて
レイちゃん...あっそうだ!陰陽さん!わたしに似た感じの人って知りませんか!?
183:陰陽◆cE:2018/07/11(水) 20:59 >>180
実は、僕も迷子なんだ
(微笑みながら
レイちゃんに似た人ねぇ
知らない事もないけど....
わたしって!姉様がいるんです!私とそっくりな!