世界はこんなにも美しい。

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1:れんとさん:2016/08/31(水) 00:34

初めてです。宜しくお願いします。



「もしも」という言葉はとても便利だと、親友は言った。今となっては理由など聞けないが、きっと、答えは同じなのだ。


この物語は、平凡な私に光をくれた、彼女のお話。


世界はこんなにも美しい。


「…香坂 碧です。……宜しく、お願いします。」

私は、家庭の事情で、都会から田舎へ引っ越してきた普通の、どこにでもいる地味な女子中学生だ。
正直私は、期待していた。田舎だから、私のような地味っ子でも溶けこめるんじゃないか?と。

でも、正直前の学校よりも、とても下品で、うるさかった。またか、と思う。1人はもう慣れているけど、やっぱり寂しいものだ。

そう、絶望していた時だった。彼女が、…彼女だけが、私に話しかけてくれた。



眠たいのでまた明日

6:れんとさん:2016/09/04(日) 01:39

>>5 アキラです。わかりづらくてすみません…!

ーー

「…コウサカさん。」

「………!」

バッ、と起き上がる。隣を見ると、何時もの彼女がいた。

「……今、何時間目?」

「……五時間目。」

サァァッと青ざめていく。寝すぎた。これはヤバイ。隣の彼女はなんで今まで起こしてくれなかったんだ。

「…………はぁ〜。」

「ノート、…写す?」

「………ありがとう、ございます。」

「いいえ。」

そう言ってまた、会話は終了。なんの変哲も無い会話。

そんなありきたりの会話が、私の人生を少し動かすなんて、考えてもなかった

7:もえか。元もか。:2016/09/04(日) 17:57

面白い!タメでいいっす!

8:れんとさん hoge:2016/09/04(日) 22:33

>>7 ありがとう。頑張るね

ーー

「はい。これ、社会のノート。」

「…え?」

「寝てたから、写すんでしょ?」

すっかり忘れていた。私達以外だれもいない教室でな、彼女の声がよく響く。

「…そう、だった。
ありがとうございます…。明日、返します。」

そう言い、そそくさと教室を出ようとした時だった。

「待って。」

か弱い彼女の手が、私の腕を掴む。とてもとても、弱い力だった。

「ちょっと一緒に、話さない?」

彼女は、にこりと微笑んだ。

9:もえか。元もか:2016/09/11(日) 11:33

更新してー!


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