初めてです。宜しくお願いします。
「もしも」という言葉はとても便利だと、親友は言った。今となっては理由など聞けないが、きっと、答えは同じなのだ。
この物語は、平凡な私に光をくれた、彼女のお話。
世界はこんなにも美しい。
「…香坂 碧です。……宜しく、お願いします。」
私は、家庭の事情で、都会から田舎へ引っ越してきた普通の、どこにでもいる地味な女子中学生だ。
正直私は、期待していた。田舎だから、私のような地味っ子でも溶けこめるんじゃないか?と。
でも、正直前の学校よりも、とても下品で、うるさかった。またか、と思う。1人はもう慣れているけど、やっぱり寂しいものだ。
そう、絶望していた時だった。彼女が、…彼女だけが、私に話しかけてくれた。
眠たいのでまた明日
>>5 アキラです。わかりづらくてすみません…!
ーー
「…コウサカさん。」
「………!」
バッ、と起き上がる。隣を見ると、何時もの彼女がいた。
「……今、何時間目?」
「……五時間目。」
サァァッと青ざめていく。寝すぎた。これはヤバイ。隣の彼女はなんで今まで起こしてくれなかったんだ。
「…………はぁ〜。」
「ノート、…写す?」
「………ありがとう、ございます。」
「いいえ。」
そう言ってまた、会話は終了。なんの変哲も無い会話。
そんなありきたりの会話が、私の人生を少し動かすなんて、考えてもなかった
面白い!タメでいいっす!
8:れんとさん hoge:2016/09/04(日) 22:33 >>7 ありがとう。頑張るね
ーー
「はい。これ、社会のノート。」
「…え?」
「寝てたから、写すんでしょ?」
すっかり忘れていた。私達以外だれもいない教室でな、彼女の声がよく響く。
「…そう、だった。
ありがとうございます…。明日、返します。」
そう言い、そそくさと教室を出ようとした時だった。
「待って。」
か弱い彼女の手が、私の腕を掴む。とてもとても、弱い力だった。
「ちょっと一緒に、話さない?」
彼女は、にこりと微笑んだ。
更新してー!
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