フェアリーテイル ナツルーグレルー恋愛小説8

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1:みかん姫:2016/01/31(日) 15:40 ID:BUI




ルール

・楽しく小説を書く!

・荒らしは厳禁!


 LET'S START!

132:みさ:2016/02/22(月) 18:48 ID:IRo


私はグレイだ!!


…遅かったか。

133:林檎:2016/02/22(月) 18:49 ID:nNU

設定(笑)

ルーシィ
フェアリー付属学園に通う。
フェアリー付属学園一の天才で、生徒会長。ハートフィリア大学院に受験志望。グレイが好き

グレイ
フェアリー付属学園に通う。
フェアリー付属学園二の天才で、副生徒会長。ルーシィが好き

フェアリー付属学園
フィオーレ一の天才高校。付属なので、大学までストレート公式で行ける。通称《妖精学園》
フェアリー付属学園一の天才だけが生徒会長になれる。

ハートフィリア大学院
イシュガル(大陸)一の天才大学。各高校で一番の成績を持つ者も受かるのは難しい。

134:みさ:2016/02/22(月) 19:05 ID:IRo


死ぬことを覚悟し、皆目を瞑る。
だが、いつまで経っても衝撃がこなかった。
ゆっくりと目を開ける、がさっきとは何も変わっていなかった。いや、ルーシィが倒れていた。

「ルーシィ!」

グレイは近くまで走ろうとした、あともう少しで手が届くというところで、体が動かなくなった。

「グレイ?どうしたグレイ?!」
「か、体が動かねぇんだよ…」

エルザの問いかけに答え、さっきまでルーシィがいたところを見ると、もういなくなっていた。


「ハハハハハ!!」


どこからか、高笑いが聞こえた。

上の方を見上げると、小さな男の子とあの木を倒した男がルーシィを抱き立っていた。

「お前ら……」

だが、その声は聞こえなかったかのように話始めた。

「私とあなたたちは会ったことがありますがまだ名乗っていなかったですね。私の名はキース。想像したものを力にすることが出来ます」
「キース、そんなことはいいよ」

そういって初めて見た男の子は言った。


「俺の名はフィン。人の魔力を消したり、交換したり、補充したりと…まぁ、人の魔力を操る」

そういって笑う二人の笑顔は皆の背筋を凍らせたのだった。


続く

135:みさ:2016/02/22(月) 21:39 ID:IRo

Question No,1

あなたはフェアリーテイルの世界(マグノリア)にいってみたいと思いますか?


1,はい、思います
2,いいえ、思いません


どちらですか?

答えてくれる人がいたらまた次の質問します。

ちなみに私は1ですね。

136:林檎:2016/02/22(月) 21:45 ID:nNU

「ルーちゃん!ルーちゃんはハートフィリア大学院に受験するんでしょ!?」
「ちょ!あんまり大声で言わないでよー、レビィちゃん!」
「本当ですか!?生徒会長!会長なら絶対に合格できますよ!」
「そうかな〜。アハハハ!」

なんだと…!?ルーシィはハートフィリア大学院に受験志望してるのか!?ここの大学に行くと思ってたのに…

今は生徒会会議が終了したところだ。ルーシィの親友・図書委員長のレビィがルーシィの進路について話していた。

137:林檎:2016/02/22(月) 21:45 ID:nNU

はーい!私も1!

138:みさ:2016/02/22(月) 22:20 ID:IRo

林檎返答ありがとう(´▽`)

Question No,2

あなたが使うとしたら何魔法を使いたいですか?そして、その魔法で何をしたいですか?


私はもちのろんで精霊魔法です。
理由は単純かもしれないけど、ルーシィが大好きだし、精霊が好きだからです!
で、全部集めてちょっとだけど大魔道演武にでてみたいです!!!

139:林檎:2016/02/22(月) 22:29 ID:nNU

私は滅竜魔法!星系の滅竜魔法だったら、ジェラールともルーシィともユニゾンレイドができるし、水系だったらグレイとユニゾンレイドができるから!

140:みさ:2016/02/22(月) 22:35 ID:IRo

なるほどねー…。

じゃあ、出てきてるやつだったら?

141:みさ:2016/02/22(月) 22:53 ID:IRo

いままでのに

142:めいびす:2016/02/22(月) 23:36 ID:lis

やぁやぁ!まだテストがあと3日ほど残って目が白眼になっているめいびすです…
小説書きたい…。
なんかだいぶ進んだね

No.1→1
No.2→歌龍かリーダスの絵描いたら具現化するやつだな。歌龍は私が勝手に想像したやつ。歌の滅龍魔法。絵描くの好きだし、それで何かを描いて役に立てるなら嬉しす

卒業パロ、頑張ってね!小学校卒業か…2年しか経ってないのに遠い過去のように感じるよ。

みさ久しぶり( ´ ▽ ` )ノ駄作なんかじゃないよ。その文章力分け与えてくれ

ルーシィが夜華の力目覚めてくれた…流石グレイだ((真顔

…さて、現実に戻るか。あと三日間死んできます

143:みかん姫:2016/02/23(火) 12:05 ID:BUI

めいびす))まさかの長文殺し。死なないでね、どんだけテスト駄目なの。
うちも絵描くの好きだよー!歌も好きだよー!合唱やってるよー。だけど今日はサボった!
インフルになると学校も3日休まないとだから…>_<…

みさ))Q1---1
Q2--使いたいのは…飛んでみたいからエーラ(エクシードのやつ)ですぐに着替えたいからカラーと換装で、滅竜と滅神と滅悪は必須だね!(滅神が滅人になった。)でー、うちも星とか好きだから星系は欲しいなー。星霊とか一緒にワイワイできそう☆で、造形魔法もいいね!星の造形魔法!きっとキラキラしてるよ!ピッカンカンだからね!あとは言霊とか?ことだま、って読むんだけど、声で命令?みたいなのが出来るんだよね。

出てきてるのだったら、星霊魔法がいちばん!

144:みかん姫:2016/02/23(火) 12:27 ID:BUI

…なんか二次創作版彷徨ってたら暗殺教室のスレが増えてた。

145:杏奈:2016/02/23(火) 20:58 ID:m7M

おー!みさだ!こっちではひさしぶりだね!いっつも3DSではあってる(?)けど

146:みかん姫:2016/02/23(火) 21:52 ID:BUI

杏奈も来てるー!

インフル落ち着いたから明日からは大人しく学校行きます。

147:林檎:2016/02/24(水) 00:14 ID:nNU

行ってこい!ちなみに、私の学校は明日に持久走大会がある!(o^^o)

148:林檎:2016/02/24(水) 00:20 ID:nNU

やっぱ、夜華編も書くわ

ルーシィの目に、茶色が戻った。ルーシィは正常に戻ったのだ
「なっ…!」
「えっ…!」
しかし、屋根に限界が来たのかくずれてオレとルーシィとアイツは落ちて行った。

「アンタ達なら、夜華を任せられるわ!アタシの分まで生きなさいよっ!」
アイツは、オレとルーシィの体を掴むと宙に投げ飛ばした。オレ達は、屋根まで飛ばされ、助かった。

「お・おい!お前…!!」
「アタシのことは放っておきなさい!夜華の獣…いや、化け物を鎮められるなんて死ぬのには勿体無いわ。」
アイツは落ちて行った。オレ達に未来を託して


フェアリーテイル

二階

ルーシィ&グレイVSスイキナ

ルーシィ&グレイの勝利

149:みかん姫:2016/02/24(水) 14:55 ID:BUI

いぇーい

150:みさ:2016/02/24(水) 23:36 ID:IRo

めいびすおひさ!
つい先日テストが終わり、今週返され泣きたくても泣けない点数だったみさだよ。

杏奈>>確かにこっちではおひさだね〜。

むんむん>>質問答えてくれてありがとう!!
確かに最近暗殺教室多い…。

151:みかん姫:2016/02/25(木) 00:39 ID:BUI

…?なんか起きたから来た。うちは小学生だけど今日国保のテスト5枚返された。
全部満点だったよ☆

152:みかん姫:2016/02/25(木) 18:33 ID:Vdg

国語だった。テスト三昧で辛いっす。
今日は算数の学年末テストだった!結構出来たけど計算間違いが不安…。

153:みさ:2016/02/25(木) 20:21 ID:IRo

小学生には悪いのですが……小学生のテストに戻りたい!!

154:みかん姫:2016/02/25(木) 21:05 ID:BUI

いいよ!戻っておいで!……なんて、みさにぬか喜びさせちゃ駄目だよね。
でも、そんなに難しいの(´・Д・)」中学生になりたくない…

うちの家は姉が頭良く、学年39位というよりは通知表を持ち帰ってきました。くそぉ…ウザいんだよぉ!

155:林檎:2016/02/25(木) 22:09 ID:nNU

私は、親に期待されてるからその期待に応えないといけない。だから、結構辛ェ!

156:みさ:2016/02/25(木) 23:21 ID:IRo

ああ、むんむん!!ありがとう…。

コナンのあの薬を…。

林檎>>確かに期待されんのつらいわ…。

157:林檎:2016/02/25(木) 23:31 ID:nNU

そんで、期待に応えられなかったら怒られんだよ!?どー思う!?>みさ

158:神楽:2016/02/26(金) 17:17 ID:nNU

夜華編

ルーシィとグレイが二階で戦っている頃、三階でも戦闘は開始しようといていた。
「お前…何者だ!」
「オレは、スロング…。神殺しとでも言おうか…」
「滅神魔導士!?」
「御名答…」

スロングは、風の滅神魔導士だった。
「お前、さっき殺す気で来いっつったろ。自分の命は大切にしろよ」
「火竜のナツか…。女の方は妖精女王エルザ…」
「!? 何故分かった!?」

スロングは両目に眼帯をしていて、前は見えていない。
「魔力…。お前らの魔力がオレに聞こえる」
そう。スロングには、感知能力があるのだ。たとえ、姿が見えなくても、魔力で感じられるのだ。

「悪ィが、華姫…いや、ルーシィは帰ってきてもらう」
「ルーシィはオレ達フェアリーテイルの魔導士だ!行くぞ、エルザ!!!」
「ああ!!」

フェアリーテイル

三階

エルザ&ナツVSスロング

戦闘開始

159:みかん姫:2016/02/26(金) 19:41 ID:BUI

ごめん、みさじゃないけど答えるね。
「「「「「イラつく!!!」」」」」》林檎

160:林檎:2016/02/26(金) 21:25 ID:nNU

だろ!?答えてくれてありがと!!!>みるくてぃ

161:林檎:2016/02/27(土) 00:05 ID:nNU

夜華編

さっき、あいつはルーシィのことを華姫と呼んだ。どういう意味だ?【華姫】とは…

「風神の咆哮!」
「火竜の咆哮!!」
あいつ…ナツを押している!
「うわっ!!」
一発の咆哮だけで、ナツを吹き飛ばしただと!?それも、ナツも咆哮している状況で!

「換装!飛翔の鎧!!」
攻撃の威力が強いなら、スピードで勝負だ!攻撃が当たる前に避ける!
「読めるなァ…」
「!? なっ…!」
あいつの魔力を感じる能力を甘く見ていた!スピードでは、勝てない!

「おいおい、もっとオレを楽しませてくれよ。火竜と妖精女王だろォ?」
こいつ…強い!強すぎる!私達とは戦ってきた経験が違う・戦ってきた場所が違う・戦ってきた相手が違う!!!格が違いすぎる!!

「とっとと、お前らとお別れして、華姫…いや、ルーシィを迎えに行かせてもらうぜ
滅竜奥義・風遁螺旋竜剣!!!」
あいつは、螺旋状の剣を私達に向けて走り出してきた。

162:林檎:2016/02/27(土) 15:15 ID:nNU

またまた思いつき。今回は長いわ
ちょっとした設定

ルーシィ,エルザ,ミラ,リサーナ,ウェンディ,カナ,ジュビア,レビィ,は妖精娘。というアイドルグループ

リーダーはルーシィ

大体の並び順は

リ・カ・レ・エ・ル・ミ・ウェ・ジュ

ほとんどルーシィがセンター

リサーナ−リ
カナ−カ
レビィ−レ
エルザ−エ
ミラ−ミ
ルーシィ−ル
ウェンディ−ウェ
ジュビア−ジュ

で表しています!

163:林檎:2016/02/27(土) 15:45 ID:nNU

エ「行くか、みんな!」
皆「うん!!」

きゃあぁぁぁぁぁ!!!!!

ル・ミ「あんたにゃもったい無い」
ジュ・ウェ「fuーfuー」
カ・エ「あたしゃ本当」
ウェ・レ「NICE BODY!BODY!BODY!!」
ジュ・カ「自分で言うぐらい」
ル「タダじゃない!じゃない?」

ミ・エ「熱けりゃ冷ませばいい」
レ・ジュ「フーフー」
カ・ウェ「淋しけりゃ」
全員「EVERY BODY!BODY!BODY!!」
リ「誰にも 分からない」
ウェ・レ「fuーfuー」
ル「恋愛って いつ火がつくのか」
全員「DYNAMITE 恋はDYNAMIT」

ル「どんなに不景気だって」
リ「恋はインフレーション」
ミ「こんなに優しくされちゃ」
エ「みだら」

全員「明るい未来に就職希望だわ!」

リ「妖精の未来は」
ル・ミ・ウェ・ジュ「WOw×4」
カ「大陸がうらやむ」
ル・ミ・ウェ・ジュ「Yeah×4」
レ「恋をしようじゃないか」
ル・ミ・ウェ・ジュ「WOw×4」
エ「Dance!Dancin all of the night」

164:林檎:2016/02/27(土) 17:20 ID:nNU

ジュ「なんだか 物足りない」
ウェ・ル「fuーfuー」
ミ「どこにいたって 愛しててほしいわ」
ウェ「自分で 伝えるの」
全員「恥ずかしいじゃない!」

カ「理想の二人だわ」
ウェ・エ「夫婦!」
レ「憧れよ」
全員「EVERYBODY!BODY!BODY」
リ「誰しも 気づいてない」
ル・レ「fuーfuー」
ル「恋愛って 夢の落とし穴」
全員「MYSTERY 恋はMYSTERY」

ジュ「そんなの不自然だって」
エ「恋のインサイダー」
ミ「それでも 上手にされちゃ」
カ「あらわ」

全員「来る日もキャンセル待ちなの」

ジュ「アンタの笑顔は」
リ・カ・エ・レ「WOw×4」
ウェ「大陸がうらやむ」
リ・カ・エ・レ「Yeah×4」
ミ「夢があるんじゃないか!」
リ・カ・エ・レ「WOw×4」
ル「Danci Dancin all of the night」

165:林檎:2016/02/27(土) 17:40 ID:nNU

エ「Love Love Love マシーン」
カ・ジュ「Wow×4」
ミ「Love Love Love ステーション」
ウェ・ル「Yeah×4」
リ「Love Love Love ファクトリー」
レ・ル「Wow×4」
全員「Love!Love is so wonderful」



リ・カ・エ・レ「妖精の未来は」
ジュ・ル・ウェ・ミ「Wow×4」
リ・カ・エ・レ「大陸がうらやむ」
ジュ・ル・ウェ・ミ「Ysah×4」
リ・カ・エ・レ「恋をしようじゃないか」
ジュ・ル・ウェ・ミ「Wow×4」
全員「Danci Dancin all of the night」

ジュ・ル・ウェ・ミ「妖精娘。も」
リ・カ・エ・レ「Wow×4」
ジュ・ル・ウェ・ミ「あんたもあたしも」
リ・カ・エ・レ「Ysah×4」
ジュ・ル・ウェ・ミ「みんなもマスターも」
リ・カ・エ・レ・マカロフ「Wow×4」
全員「Danci Dancin nll of the night」

166:みさ:2016/02/27(土) 17:54 ID:IRo

林檎»遅れてごめん!

「ハァ?!じゃあお前やれよ!」

と思う

167:林檎:2016/02/27(土) 17:56 ID:nNU

「グレイ!妖精娘。の新曲聞いたか!?」
「は?んなの知らねーよ」
ナツが喋りかけてきた。ったく、今は大学の授業中だろ。
「オレらと同い年の奴とか、年下の奴もいるんだぜ!」

確か…。オレ達と同い年の奴は
リサーナ,ルーシィ,レビィ,ジュビアだってか?
そんで、年下の奴は
ウェンディ
年上は
エルザ,ミラ,カナ
だったな

「グレイ、LINEきてんぞ」
「んあ?…ああ。」
オレは机の中で誰にも見られないように見る

Lucy::新曲どーだった?

送ってきたのはルーシィ

GLAY::よかった。LOVEマシーンだろ?

即座に返信する。あいつは時間がねェからな

Lucy::うん!あの曲、あたしが作詞したのよ!
GLAY::へえ。誰を想像して?
ちょっと意地悪なメッセージを送ってみる


ルーシィside

「ふぇ!?////」
「ん?どうかしたのか、ルーシィ」
「な・ななな・なんでもない!!!////」
ライブが終わって、1日が経った。彼氏のグレイにどうだったか聞いてみる。昨日のライブはテレビで放送されてたからね!

Lucy::うん!あの曲、あたしが作詞したのよ!
GLAY::へえ。誰を想像して?
そんなの、決まってる。
Lucy::グレイ

すぐに返信がきた
GLAY::知ってる
Lucy::もう!意地悪しないでよー!
こんなやり取りをしてると、ふと感じる

グレイ「オレって」
ルーシィ「あたしって」
「「愛されてるんだなぁ。体が離れていても、心が繋がってるって」」

168:林檎:2016/02/27(土) 19:10 ID:nNU

ダロォォ!?>みさ

最近、ヤッターマンにハマり中

169:杏奈:2016/02/27(土) 21:50 ID:m7M

みかん姫って元むんむん(みるくてぃ?)なの?←(間違ってたらごめん)

  すまん…しばらく来てなかったからわかんないのよ…

170:めいびす:2016/02/27(土) 22:34 ID:lis

ナツ「地面だーーーーー!!!!」

目的地につくなりナツがさけぶ。
叫ぶと人獣に場所が特定され、大量に集まるのだが、3番隊の人たちは特に気にしない。
ルーシィ・キラーが殲滅するからだ。

グレイ「あんま大声出すんじゃねぇよ…人獣に見つかるって言われただろ…」
ナツ「そうだっけか?」

ルーシィ・キラーが車から降りようとすると、エルザから声がかかる。

エルザ「ルーシィさん、これ」

エルザから鍵がたくさんついているチャームを渡される。

ルーシィ「…どうも」
エルザ「隊の中のたった二人の女子としても、宜しく頼みます」
ルーシィ「…」

ルーシィは軽く頭を下げただけで輸送車を降りた。






今回の任務はナツ、グレイ、エルザの魔力復興体の初任務ということで、前線に出るのはその3人のみ。他の隊員達は後ろで援護を行う。もしもの際は前線へ出る。
人獣討伐隊、特にここらでは人獣が大量に発生する。そのため、想定外に備え最前線討伐隊の隊一つ一つが中規模だ。

サカト『はい、ナツ、グレイ、エルザ。あと…3番隊の面々。聞こえてるかぁ?』
ヒサト『通信問題なし。任務は伝えた通り。あくまでナツ達が主役だということをわきまえて任務にあたってくれ』
サカト『あっちょっと、俺が言おうとしたこというなよなヒサトォ。まぁいいや。みんな、無事に帰ってこいよ』

固まっていてはいろいろ面倒ということで、ナツ達3人以外は様々なところで隠れて、援護にあたる。
ルーシィは高いビルの屋上にてあたりを見下ろす。
丁度北西の方角にあの3人が見える。

エルザ『前方に三体の人獣を確認。』
サカト『ありゃ、草人(くさびと)だな。一般的な人獣だ、頑張れ』
エルザ『了解。討伐にあたります。』

どうやら早速当たったようだ。
ルーシィのほうからも三体と三人が対峙しているのが目視出来た。
念のため、ルーシィは星砲を構えた。

ナツ「でろよぉ!火龍の鉄拳!」

ナツの手に赤く眩しい火が灯り、人獣を殴った。炎で攻撃力を上げて、普通に殴るよりはるかに破壊力が増し、人獣が吹っ飛び、光となって空へ散った。

グレイ「俺だって…氷造形、弓矢!」

グレイの手に氷の弓が一瞬で造りあげられるとともに矢も一瞬ででてきた。
それを一気に引くと、放つ。そして何故か一つの矢が3本になり、人獣へ向かうと煙が上がる。

エルザ「…ふぅ。換装!天輪の鎧!」

エルザの周りを光が覆い、瞬時にエルザの格好が変わった。鋼の羽がついた露出度の高めの鎧。

エルザ「舞え、剣達よ」

その声とともにどこからともなく剣が大量に現れ、円を描いて人獣を切り裂いた。

ルーシィ「あれが、魔法…」

思わず、ぽつりと呟いた。
全てが瞬時に行われる。そして、一つ一つ攻撃力があり綺麗だと思わせる何かがある。
洗練されている。
通信機からは何も聞こえないけど、みんか同じことを思っているのだろうな、と思っていると。
不意に、気配を察知した。

ルーシィ『…連絡。南東より複数体の人獣の気配を察知。サカト、調べて。』
サカト『んぁ?さすがキラーだな。ちょーっとまてよー?』

カタカタカタ、とキーボードを打つ音が通信機で響く。
…しばらくすると。

サカト『はい、キラー大正解。南東より25体程の人獣を察知っとぉ』
グレイ『25体!?』
ヒサト『さっきのナツの叫びが原因だろ。お前ら3人は下がって、普通の武器の使い方や先輩達の戦い方を見てくれ。参加したけりゃ援護で頼む。』
隊員達『了解』

ルーシィもすぐ南東へ移動する。
今回は戦えないと思ったが、戦える。
そう思うと、鞭蛇が疼いたのがわかった。
所定ポイントへ移動すると、すでにヒサトと前線隊員達が集まっていた。

隊員「キラーさん、俺らは攻撃しないでくださいよ」
ルーシィ「…仲間の見分けくらいつくわよ」
ヒサト「はいはい、なかよくなー。くるぞ」

後ろからは大多数の視線が感じる。…少し、やりにくい。
鞭蛇を止めていたベルトを外し、パシィン、と地面へ一回打ち付けると、ピッ、と鞭蛇を伸ばす。
人獣の遠吠えが青空に響いた。



テストおわたぁ!!ヤッタネ!

171:林檎:2016/02/27(土) 23:26 ID:nNU

ヨカッタネー!!>めいびす

172:みかん姫:2016/02/28(日) 08:20 ID:BUI

良かったねー!こっちは中学生みたいに難しくないけど…まだまだテストは続くよ。
明日は5時間のうち3時間がテスト…

杏奈》そだよー。とりあえずみかん姫だけど、呼び方は何でもオッケー☆

173:みかん姫:2016/02/28(日) 12:23 ID:BUI

「じゃあ、第2章よ」


ーーーーけれど、その幸せな時間も長くはなかった。

あたし達の国が大きくなるにつれ、お姉様達の国は侵食されていった。

それに怒ったお姉様は親を手玉に取った。

あたしが居なくなって悲しんだお母さんはもう既に病死。

お父さんは国を捨てた娘なんて要らないそうで、お姉様の味方。

…お姉様達は、狂っている。

いいや、お姉様じゃない…“あの女”と言ったところね。

……あの女は、あたしの宝物を奪った。

一番大切だった…かけがえのないあたしのパートナー・グレイを奪った。

でも、あの女だけのせいじゃない…

「何でグレイはあの女を選んだのよ!」

目の前にいるのに、あたしにはもう手の届かない位置にいる。

絶望していた。

タチの悪いあの女の隣で微笑むグレイに。

……でも

「…ごめん」

ごめんね、グレイ。あたしが間違ってた。

騙されていただけ…なんだね。

それでも、あたしはもうあんたの傍には居ない。

……居たくないから。


ーーーーそれから3年。

あたしは100年の眠りについた。

あの“いばら姫”の血筋だったみたい。

体内に茨の化物を秘める姫は封印される。

あたしは13番目のいばら姫。



あれから、何年経ったんだろうね。

目の前には桜髪の青年。

綺麗で上品な洋服を着ている。

それからあたしはどうなった……?

この青年と愛し合って、何があった?

100年の眠りから覚めたあたしはまた封印されて…

青年が2度目の封印を解いてくれた。

……そう、化物の封印が解けた。

でも、貴方はあたしを殺さなかったね。

貴方はあたしの背中に手を回し、窓へと駆けていく。


「共に、堕ちようーーーー」

あぁ、そうだ。

あたしはこの人に…救われた。

愛する人との死を、幸せに変えてくれた。

「ねぇ、ありがと」

このまま抱きしめて…永遠の眠りについていい?


「はい、第2章終わり。次は最終章よ。」



ひとしずく×やま△様の「十三番目の黙示録」からお借りいたしました。

174:林檎:2016/02/28(日) 13:21 ID:nNU

夜華編

剣が来る…!オレは目を閉じた。そして、奴の足音が止まった。痛みは無い。その代わり、あるのはエルザから流れ落ちる血とエルザから出るうめき声。

「火竜を守るために自分を犠牲にしたか…」
エルザは、オレの目の前にいて…胸を刺されていた。
「エルザァァァ!!!」
「ナツ…。ルーシィを守れ…。これは戦争だぞ。一人死んでも…おかしくないんだ。」

「やめろ!しゃべるな!」
エルザは、口から血が出ても、胸から血が流れ落ちてもしゃべり続けた。
「グレイにも、伝えておいてくれ…。ルーシィを任せた、と。二人でルーシィを守るんだ…。わかったな?」
「…ああ。わかった。ルーシィを守る!グレイと、オレで!」
「頼んだ。」

エルザはそれだけ言うと、目を閉じた。オレは、部屋の隅にエルザを寝かした。
「涙のお別れは済んだかァ?」
「オレはお前を…絶対に許さねェ!!
モード・雷炎竜!!!」

175:みかん姫:2016/02/28(日) 15:20 ID:DdY

ねえーーーーーー充電器がないよー!3DSができない!!

176:林檎:2016/02/28(日) 16:17 ID:nNU

卒業パロ

ルーシィは、受験勉強のために学校を休んだ。それほど、ハートフィリア大学院に受かるのは難しいのだ。
そして、ルーシィが休んで一週間後…

「グレイ!ルーちゃんが学校来てるらしいよ!」
「まじで?今、あいつ何処にいんだ?」
「靴箱のとこだって!さっき、下級生が見たらしいよ!」
オレとレビィが廊下を疾走した。靴箱から遠いんだよ、オレらの校舎…

「ルーちゃぁぁん!」
「あ、レビィちゃん!」
ルーシィは、下級生に囲まれてた。そりゃそーだ。ルーシィは学校一の天才・生徒会長だ。

「レビィちゃん!元気そうでなによりよ!」
「ルーちゃんこそ!元気そうでよかった!」
ルーシィは、下級生の大群から逃げ出して校舎裏にレビィを引っ張った。そして、オレはレビィに引っ張られた。

「あ…。えと…。グ・グレイ!元気そうでなにより…だわ…」
「あ…。おう…。ル・ルーシィもな!」
おいィィィィ!!!何で目が合った途端逸らすんだよ!しかも様子もおかしいし!んだよ、嫌われてんのか?オレ
「ルーちゃん!受験は終わったの?」
「受験は明日!」

177:林檎:2016/02/28(日) 17:13 ID:nNU

夜華編!

「雷炎竜か…」
「雷炎竜の咆哮!!!」
いつもは咆哮だけでも魔力を大分消費する筈だが、ナツは魔力が減ってるとは思わなかった。

「悪ィな、オレもモードを切り替えられる!モード・風雷神(ふうらいじん)」
一気にスロングの魔力が上がった。しかし、ナツは気にしない。
「風雷神の鉄拳!!」
スロングは、ナツの咆哮をかき消した。

「なら!雷炎竜の鉤爪!」
「風雷神の翼撃!!」
スロングは、風の力でナツを炎と共に飛ばす。
「いいかァ。一つ教えといてやるよ。オレとお前では花から勝負になんてならねェ…。お前とオレでは、戦ってきた経験が違ェんだよ」
「へっ!その目は、その戦ってきた経験ってのでなくしたのか!?」
「そうだ。オレが戦ったのはイカム…。恐ろしく強かった。」

イカムと戦って、目を失うだけで済んだのか!
エルザは目を覚ました。イカムの強さはまだ分からないが、たった十人で東洋を全滅させた夜華族の一人なのだ。相当強いのだろう

178:林檎:2016/02/28(日) 18:20 ID:nNU

お・お腹が…

お腹がァァァァ!!!

お腹がァァァァァァァァ!!!!!!!











空き過ぎて死んじゃうゥゥゥ!!!

179:みかん姫:2016/02/28(日) 19:57 ID:BUI

何、どうしたの林檎。っていうかエルザが刺されたのって胸じゃないの??

180:林檎:2016/02/28(日) 20:24 ID:nNU

イェスイェス!胸ですヨー。心臓は避けられたのデース!
昼から何も食べてないのですヨー>みるくてぃ

181:林檎:2016/02/28(日) 22:52 ID:nNU

あいつと戦闘を始め、どれくらいの時間が経ったのか、私には分からなかった。雷炎竜のナツと互角に戦える風雷神のあいつ…。

「ナツさん!!!!」
「ウェンディ!」
すると、ウェンディがシャルルと共に窓から入って来た。
「エルザを治療してくれ!」
「分かりました!エルザさん!」
ウェンディは私の元に駆け付けて、私の胸に暖かい、緑色の光を当てて治療し始めた。

「へぇ。治癒魔法か…。厄介な物だなァ」
あいつは、ターゲットをナツからウェンディに変えてこちらに来た。
「ウェンディ危ない!」
「え…?」
シャキーン
「背後を狙うとは貴様、それでも男か」
「回復したか、妖精女王…」
私は回復が終わり、すぐにウェンディの後ろに立って剣を立てた。そして、ウェンディを守った。

「ウェンディ、休んでいろ。ナツ!行くぞ!!!」
「おう!お前の相手はオレ達だァァァァ!!!」
私とナツは、あいつに飛び掛った。

182:みさ:2016/02/29(月) 17:51 ID:IRo

むんむん>>充電器ファイト! (言い出しっぺ)

183:林檎:2016/02/29(月) 18:20 ID:nNU

ウェンディの魔力が回復し、参戦してもスロングとは互角の戦いだった。
「お前はルーシィをどうする気だ!?」
「ヤカとかンなの関係ねェ!ルーシィはオレ達の仲間だ!」
「ルーシィさんは渡しません!」

スロングは、涙を流し始めた。
「お前らに…、夜華の何が分かる!夜華一族は、神に嫌われし者だ。特にルーシィは、体内に九尾を宿している!同族からも気味悪がれ、ずっと一人で過ごしてきた!」
スロングは波だを流しても、攻撃はやめない。逆に、攻撃は強くなる一方だ。

「イカムは…、そんなルーシィを可哀想に思い、突き放した。ルーシィが夜華だということは伏せて、自分を悪役にして。あの笑顔はイカムがいるからあるんだ!」
スロングの言葉を聞き、ナツ達はスロングと目を合わせようとしなくなった。

気づいてしまったのだ。自分でも達は、何も知らなかった。仲間の気持ちも分からなかった、と。
「そして、百年前になる。」
東洋を全滅させたのも、全滅させたルーシィがいるからこそ、今のルーシィがいるのだ。

ナツ達は、攻撃をやめた。スロングはソレを見逃さず、攻撃をしようとする。しかし、ナツに止められた。
「確かにオレは、何も知らなかった。だから、お前にルーシィのことを教えて欲しいんだ!お前とは、戦えねェ!」
「ッッ!」
スロングは目を開けた。そして、攻撃をやめた。

「いいだろう…。教えてやるよ、ルーシィ・ハートフィリア・ヤカのことを。別名・舞姫をなァ」

184:林檎:2016/02/29(月) 18:25 ID:nNU

間違えた!華姫だ!

185:林檎:2016/02/29(月) 20:47 ID:nNU

百年前…東洋には、最強と呼ばれた一族があった。名前は夜華。しかし、夜華は絶滅を辿っていき、ハートフィリアと手を組んだ。そして、ハートフィリア・ヤカと名乗るようになった。

ハートフィリア・ヤカと名乗れるのは極一部の者だけ。レイラ・ハートフィリア・ヤカとジュード・ハートフィリア・ヤカもその一人だ。そして、レイラが産んだのは長男のイカムだ。イカムは、レイラとジュードの息子ということもあり、期待されていた。

そして、イカムが産まれて五年後。つまりイカムが五歳になった頃、ルーシィが産まれた。だが、ルーシィは女だ。誰も期待しなかった。そして、厄災はすぐに起きた。

九尾が里を襲ったんだ。九尾を倒すためには封印体が必要だった。そこで、夜華神風特攻隊はルーシィを封印体に選んだ。産まれたばかりで、女だからだ。そして、ルーシィに九尾を封印して夜華のほとんどは死んだ。もちろん、生き残りもいたさ。スイキナ・イカム・ルーシィだ。

スイキナは里をすぐに抜け、イカムはルーシィを夜華から守るためにルーシィを捨てた。これが百五十年前の話だ。

186:林檎:2016/02/29(月) 21:33 ID:nNU

それから五十年後、スイキナとイカムは里に戻って来た。東洋を全滅させるためになァ。

「ルーシィ、お兄ちゃんと一緒に来ないか?」
「え…」
「何?お兄ちゃんを拒むの?」ギロッ
「行く!だから、置いてかないで!」
「さすが、オレの妹だ」

そして、残り七人の仲間を集めて東洋に向かったんだ

187:檸檬:2016/03/01(火) 19:32 ID:nNU

「ねえ、ルーシィ。お兄ちゃんに九尾を半分ちょーだい?」
「九刺羅を…?」
「そ。お前には勿体無い力だよ。九尾の力は。」

《九刺羅…どーしよ。》
《お前の好きにせい!ワシは大丈夫だ》
《九刺羅…。ありがと!》
ルーシィは兄について行くために、九尾を半分渡した。

「ああぁぁぁぁ!!!」
だが、抜き取るのはそう簡単では無かったんだ。抜き取るだけに、一週間かかったらしいぜェ
「うん。これで、お前もオレの仲間だ!」
「お兄ちゃん…」

そして、東洋の全滅に向かった。
これが百年前の話だ

188:みさ:2016/03/02(水) 23:04 ID:IRo


ルーシィは目覚めた。
私がどこにいるかはわからない。
ドアを見ると、うちから開けれない外カギがかかっていた。

ルーシィは、今や神の力同等の魔力を持っていたから、自分の今の位置を把握したり、鍵を開けることは容易いことだった。
でも、あえてルーシィはやらなかった。特に理由はない。でも、やってはいけない気がした。

この後どうしようかと迷っていた時、ふと視界に棚が目に入った。
どうせやることもないか…と思い立ち上がり開けてみる。

「…?」

中には何も入っていなかった。
それとも、強く願うと出てくるというやつなのか。
どっちにしろ私は以前の記憶があいまいだ。だから、いま私に必要なものを、と願った。

「!」

明るい光が出て、もう一度目を開けた時は一冊の古い日記のようなものが倒れていた。

見覚えがあるような気がした。ゆっくりと手に取ってみる。

『FAIRY TAIL』

そんな題名が書いてあった。

ルーシィは心のどこかでは、開けてはならないと思っていたが、開いた。


続く

189:みさ:2016/03/03(木) 12:50 ID:IRo

学年へーさだおー!


『FAIRY TAIL』

日記に書いてある題名をそっと撫でた。光ったような気がした。
中を見ると1ページ目には大きな写真が乗っていた。何かの建物の前のようだ。
たくさんの人が集まっていた。その中には桜色の髪をした男の子がトロフィーを持って笑っていた。その隣にはブロンドの髪の女の子が笑っていた。

一瞬胸がつまり、日記をおき洗面所まで走った。

「はぁ、はぁ…」

顔をあげると鏡がおいてあった。

自分の姿はあまりにもヒントが多すぎた。
ブロンドのさらさらの髪。体の形。
唯一違うのは瞳の中の光だった。

部屋に戻り、また開いてみる。なんとなく一番後ろのページを見た。

『ルーシィへ』

そんな走り書きがあった。

『ルーシィへ
あの吹雪の日に来た女の子は危険よ。理由はわからない。何か私のみにあるかもしれない。
でも、どんなことがあっても覚えていてほしいことがあるの。
いつも仲間はそばにいるって。

XX16 / 2.16 』

ルーシィの中で何かが弾けた。


続く

190:みさ:2016/03/03(木) 13:03 ID:IRo


泣き崩れた。
今まで押さえていた何かが消えた気がした。
もう、瞳は光がたくさん入り、いつも好奇心旺盛のような目に戻っていた。

「どうしようどうしようどうしようどうしよう………どう、しよう」

自分の今までやったことがフラッシュバックした。
泣いても泣いても涙はこぼれて。

その時『カチャ』と音がした。ちょうど太ももあたりからだった。
手を当てると小さな箱のようなもので手に取り、中には光輝く鍵があった。

『いつも仲間はそばにいる』

本当ね。
鍵を取り開けようとした。

本当に今私にはこの鍵を開く資格はあるの?

そんな声が聞こえた気がした。
そうよ、私は仲間を傷つけた。そんな私が、今ごろ仲間を助けようなんて…。
なんて都合がいいのかしら。

倒れそうになったとき、誰かが支えてくれた。

「…姫」
「ルーシィ…」
「…!」

そこにば大好きな二人の精霊がいた。
その顔は優しかったが目はルーシィをしっかり捉えていた。


続く

191:みさ:2016/03/03(木) 19:08 ID:IRo


もう、リサーナがアースランドに戻ってきたときのあの動画泣いちゃった!!

192:みさ:2016/03/03(木) 20:38 ID:IRo


Question No,3

あなたがフェアリーテイルの世界に入ったら誰と付き合いたい?


1,ナツ
2,グレイ
3,ジェラール
4,ひびき
5,スティング


誰ですか?


私はもちのろんで2!!です

193:めいびす:2016/03/03(木) 21:46 ID:lis

みさ>ううん…5だね。グレイはルーシィと結ばれ

割愛

夜華の人達が普通にいい人だったことに驚きが…

194:林檎:2016/03/03(木) 22:08 ID:nNU

絶対3!
ナツはリサーナと結ばれるし、グレイはルーシィと結ばれるのだから!

195:みさ:2016/03/04(金) 09:22 ID:IRo

いやーーー!!!

絶対に渡したくないよーー!!

196:みさ:2016/03/04(金) 09:32 ID:IRo

確かにグレイはルーシィと結ばれてほしいけどーーー!!

やっぱりグレイがいいよー!

197:みさ:2016/03/04(金) 09:36 ID:IRo


あ、この学校へ行かねばならない時間に書いてる理由を一応言っておきます。
そう、簡単です。


がーくーねーんーへーさー!


です。
でも、なんか最近中学を強調しているようで申し訳ないのですが、7.8時間に授業がなるかもなんです!

辛いよー!

198:みさ:2016/03/04(金) 09:39 ID:IRo


あ、めいびすと林檎答えてくれてありがとう!

199:みさ:2016/03/04(金) 09:52 ID:IRo


「姫!」

バルゴはそう言いながら抱きついた。
ルーシィも震える手で抱き締めた。

「私たちはずっと見ておりました。そしてもう私たちには会わず新たな力を手に入れ次第に私たちを忘れていくのかと…」
「ごめんなさい。本当にごめんなさい!」

ただ、謝ることしかできなかった。忘れてなかったよ、といいたかった。でも、実際には忘れていたということで言えなかった。

「…ロキ」

ロキはゆっくりうなずいた。

「ねぇ、あなたたちは私のことを知っているの?」

そう聞くとバルゴはブルッと震えた。そして腕を離しすっとロキの隣に立った。

「お願い!わからないのよ。私がなんなのか…」
「わかった。じゃあ一回ギルドに行こう」
「え…」

私は仲間を傷つけた。助けようとしてくれたのに…。
私はみんなと会う資格があるのかしら。

「ルーシィ、君の気持ちはわかるよ。でも、自分から行動しないと変わらない」

そうだ。
頼ってばっかじゃだめなんだ。私だってフェアリーテイルの一人なんだ。私は今まで都合のいいようにしてた。
でも、それじゃあダメなんだ。
変わるんだ!

「そう、ね」

涙をぬぐいいきり立った。

気のせいだろう。一瞬全精霊が見え、『頑張れ!』って応援してくれたような気がしたのは。


続く

200:みさ:2016/03/04(金) 09:52 ID:IRo

200!

201:めいびす:2016/03/04(金) 22:39 ID:lis

ヒサト『草人20体、猿鋼人5体』
ルーシィ『あたしが猿やる』
ヒサト『じゃ、俺も猿。俺が2でルーシィ3な。それなら文句ないだろ』
サカト『んじゃ、他の隊員さんは草人お願い。いくら小型でも20体は頑張んないと倒せないぞー』
『『『了解』』』

すげぇ。なんだあれ。
ナツは初めて、実戦で戦う人達を見た。
あの人達は、あの人達で自分達にはない何かを持っている。
わずか1分ほどで猿鋼人を一体倒すと、次の標的へ向かっていくルーシィ・キラー。鞭蛇は生きているかのように動き回る。
ヒサト・ラングリス副隊長も、地の圧鎌で綺麗な円を描いては消えていく。
鮮やかな赤が散っていく。
ナツ達は、あの「赤」が何かはわからない。ただ、綺麗だと思った。
「赤」の中で舞っているようにみえた。







サカト「よぉ、お疲れ」
ルーシィ「…ごはん」
サカト「へーへー。あげたよ。」
ナツ「…ごはん?」
ヒサト「あー…まぁ、気にすんな」

「さぁて諸君!」とサカト隊長の威勢のいい声が部屋に響く。
今回の任務の報告が行われる。
これが毎回あるのか、と思うとナツは憂鬱になった。
しかも、輸送車。乗り物に乗るとは思っていなかった。
…走った方がどんなに楽か。
ふと、そんなことを思った。

サカト「はい!じゃあお前らの部屋へご案内するぞ!」
ルーシィ「…なんであたしまで」
ヒサト「てかお前は公務してろよ公務。なんでお前が案内するんだ」

報告が終わった後解散となった3番隊。ヒサトがナツ、グレイ、エルザの部屋へと案内するはずだったのだが、なぜかサカトがヒサトとルーシィを連れて「案内するぞ!」と言い出した。
今は隊員達の部屋が並ぶ長い廊下を歩いている。
足音がバラバラにコツコツ聞こえる。

ルーシィ「それに、あたしが来る理由もないでしょ」
サカト「お前ら固いっ。公務ばっかじゃはかどんないだろ〜?ルーシィは、もっと他の奴らと交流しろ。いい機会だ」
ヒサト「で、公務は」
サカト「うるせぇな!おわってねぇよこんちくしょう!」
ルーシィ「…」

ナツ達の前でぎゃーぎゃー騒ぐ3人。
グレイがエルザとナツにひっそり耳打ちし、「意外と明るいとこだな」、と言ってきた。
ナツの目にも分かった。サカト隊長の存在が大きい。
ここはそれで成り立ってるように見える。
なにはともかく、なんとか楽しくやっていけそうだ。
(見ててくれよ、父ちゃん。父ちゃんの望んだ世界を見せてやるからな)
ナツは行方不明の父、イグニールへ心の中で宣言した。






ルーシィ「…はぁ。」

隣が空き部屋なのは知っていた。
けれど、まさか魔力復興体の3人が自分の部屋の隣、隣の向かい、そのまた隣とこんなに近い場所に密集するとは思わなかった。
サカトいわく、《お前は交流フカメロ!以上!》とか言っていた。
…最悪。

ローム「…ヴァゥ」

ロームがルーシィの手へと頬ずりしてきた。
ロームの存在もあまり大きくなって欲しくはない。

ルーシィ「…はぁ」

ルーシィはロームのたてがみに顔を埋めて、はぁ、と溜息をついた。
太陽が真上へ上っていた。



スティング好きなんだよね…私( ´ ▽ ` )

202:めいびす:2016/03/04(金) 22:44 ID:lis

プラスα
草人 くさびと
小型。攻撃が草属性、まんま草人に見えたためにそのまんま名前がついた。

猿鋼人 さるこうじん
中型。無属性、火属性。猿と人が混じった姿。元はバルカンとみられる。体が鋼のようにかたい。

203:みさ◆8Q:2016/03/05(土) 07:47 ID:IRo

めいびすそういうのつけてるの?!

すごいね…。私そこまでぜったいあたままわらないよ…。

204:林檎:2016/03/05(土) 09:48 ID:nNU

ほとんど会話文

《イカム…。お前、何故ルーシィから半分ワシを取った?》
「え?」
九刺羅は一度、イカムに聞いた。

《ルーシィならもう、ワシの力ぐらい使いこなせるわ。それはお前も知ってるだろう》
「…九尾の力の暴走を止めるためさ。」
《意味が分からんわい。》

「ルーシィが感情的になって、お前の力を使って暴走したら、止めるのはオレだ。だから、オレはお前に力を借りた。もし、止められなかったらオレとお前は死ぬ。お前の力は半分になるよ。でも、ルーシィのためなら死んでもいいんだ」
《けっ、シスコンが。》
「言ってろ老いぼれ狐が」
イカムと九刺羅のやり取りは、どこかルーシィと九刺羅のやり取りに似ていた。

《ほれ、行くぞ》
「ああ。」

205:林檎:2016/03/05(土) 09:49 ID:nNU

今日は私の誕生日DAY!!

206:みさ◆gQ:2016/03/05(土) 10:13 ID:IRo

*ユキ*

体形 166cmの細身
魔法 人を操る(人だったら意識を脳に忍ばせ徐々に操る)

神に代々使えてきた一人


*キース*

体形 182cmのモデル体形
魔法 造形魔法の一種で形はあるけど見えない

神の身の回りを色々する人


*フィン*

体形 154cmで小5ぐらいの大きさ
魔法 人の魔力を操る(消したり、誰かと交換したり、補充したりする)

子供の姿をしているがルーシィの次位の実力かも。

207:みさ◆gQ:2016/03/05(土) 10:15 ID:IRo


林檎 Happy Birthday!!

208:林檎:2016/03/05(土) 12:31 ID:nNU

ありがとう!!!!

小5で身長154だとぉぉ!?私なんかかなぁ!小6で145だぞぉぉ!!お母さんは許しませぇぇぇん!!>みさ

209:みかん姫:2016/03/05(土) 12:42 ID:BUI

…小5で145。で、ひっさしぶりーーーー!!
テス勉頑張ってたんだよ、褒めて、褒めて。
…なんて、褒めなくていいです。

あと遅くなったけど、みさに。
うちは…スティングだよー!ナツとグレイが好きだけど、2人はルーシィを取り合うんだ!
以外とスティングかっこいいんだよ。

210:みかん姫:2016/03/05(土) 12:43 ID:BUI

林檎ー!おめでと〜!
12歳かな??この頃時間の流れが早く感じるみかん姫です。

211:みかん姫:2016/03/05(土) 12:46 ID:BUI

「…それじゃ、最終章よっ」

あぁ、もう…こんなに感情を込めなくていいのに…
嫌でも、思い出しちゃうっ…!

「…へ?」

あたしの手に触れた温もり。
それは横にいるナツの手みたい。

「…安心しろ、俺がいる」

…そっか、そうだよね。
ナツがついてる…それだけであたしは百人力だよ。

「っ…うん…!」


ーーーーーそれは運命。

お姫様と王子様は様々な時間軸で巡り会ってきた。

それは東洋の国であったり、深海だったり、妖精だったり…

そこには必ず意地悪な姉も現れます。

お姫様は毎回王子様を愛し、王子様を奪われ、桜髪の青年と結ばれる…

そんな悪戯が続き、魔法使いの世界で今までになかったことが起きました。

この4人が…お姫様の人生を創る4人が一度に集まってしまったのです。


王子様も青年もお姫様を愛しました。

……しかし、それを気に入らない姉--その時間軸では青年の幼馴染。

彼女は王子様と青年に魅了の魔法をかけました。

仲間である2人を奪われ、お姫様は今までの記憶をすべて取り戻しました。

「…あたしは、こうなる運命(さだめ)じゃなかったのにっ!」

そしてお姫様がそこを去った時……

王子様と青年は、お姫様への愛を思い出すのです。


ーーーーーその因縁は、今も継がれて…………


「はい、最終章は短かったわね」

今も繋がれている右手は少し震えている。
それに気づいたナツはやっぱり今までよりも力を込めて握る。

「…その4人は、あたしとグレイとナツと…リサーナ。」

この話を聞いてみんなはどーせこう思ってたのよね?
「ルーシィが意地悪な姉」だと。

あたしはもう…グレイを愛せない。
グレイは変わった。人を上辺だけで判断するようになった。

「ナツ、ありがとう。」

ナツはあたしの方にもたれかかっている。
ん、と小さく声を漏らすと幸せそうに目を閉じた。

「あたしはもう…あんた達と関わりたくない!その為に地味になって、リサーナの思い通りにして…」

今まで我慢していた涙が溢れ出す。
この人達の前では泣かない、って決めたのに…

「あたしの幸せを返して!あたしを支えるのはもう、残りが少ないから…だからっ!」

ナツは起きているかもしれないけど、このまま叫ばせてくれる。
あたしが、いつか発狂してしまわないように。

今、あんた達に伝えたい。産まれてから今まで…あたしがどんな思いで過ごしてきたか。
ママが死んだら、あたしの存在は忘れられるのよ。
だったら…最初からみんなの中にいないほうがいい。

今までの自分を、これからの自分を知りながら生きていく辛さを伝えたい。

「やめて、もう嫌だ…来ないで、気持ち悪い!」

顔が熱い。あたしの顔…涙でぐちゃぐちゃなんだろうな…

「「…!」」

何かにあたしとナツが大きく反応する。
…その“何か”が何なのかは分からないけど。

ガタン!

嫌な予感的中!なのかは分からないけど生徒会室のドアが思いっきり開いた。

「主!どこにいるんですっ?!」

ある、じ?まままま待って、この声に聞き覚えがあるし。
主なんて…あの支配者しか呼ばないし。

いや、あたしを主って言ってるわけじゃないかもしれない。
そ、そうよね…ここにいる人達はみんなお金持ちなわけだし。お、オホホ……f^_^;

「主!心配したんですよ?もう、話したんですよね?」

その声の女子生徒はこっちへ向かってくる。

「あー、うん…支配者なのね。分かったわ。」

「当たり前でしょう?!星々はいつも見ていました…織姫に相応しき彦星は誰か。」

お、織姫?彦星…?何だか話が見えないわよ。
しかも、目の前のいるのは支配者…ってことになるのよね。

「私は、蛇遣い座の(⛎)のオフィユクス。貴女が信頼するメイドとレオも…星名を持っています」


〜続く

212:みかん姫:2016/03/05(土) 12:47 ID:BUI

「私達、星名を持つ星霊は織姫様を見守り、彦星に成る者を探し求めているのです」

「織姫…?」

それから長きに渡ってオフィユクスは説明をしてくれた。

星霊…それは、星々に宿る霊が実体化した者。
星霊がいることはママと星霊-扉--弓の幹部しか知らないらしい。
あたしの家の一部のメイド、星霊はその星霊の集まりだそう。

その星霊、オフィユクス達は見失った織姫を、織姫にお似合いの彦星を探している。
あたしの今まで、今の人生に大きく関わる星、星霊。
彦星を探し求める…その為に運命を作っていたらしい。
そしてその織姫があたし。彦星はまだ決まっていない。
(いばら姫とか、どこいったの?っていうのはなしで。)

「よく分かったわ。織姫があたしなのには驚いたけど…」

「はい、あの有名なレイラ様ですら織姫になる資格はありませんでした…」

オフィユクスはあたしをジッと見つめてくる。
何だか歯痒いけど霧のかかった瞳に吸い込まれてしまう。
そんな時、あたし達の沈黙を切り裂く声が聞こえた。

「あぁ。だけどルーシィ、君が選ばれる理由…僕達星霊はよく分かっているよ」

「レオ?」

声のした方向、ドアの前にはどっかで昼食中のはずのレオが立っていた。
その隣にはウェンディも。

「私は星霊じゃありませんが…ルーシィさんは…」

「心が綺麗、瞳が綺麗、中身が綺麗、考えが綺麗、何より人を強く惹きつける。」

予想外の乱入をしてきたロメオ。
褒めてくるとなんか恥ずかしいわね…//

「…ありがと、みんな。とりあえず、彦星探しをすればいいんでしょ?」

「はい。織姫様が愛せる者を前提とし、織姫様を愛してくれる人など…条件があります」

うーん…ピンとこないけど、大丈夫よね。
あたしが愛せる人…きっとそれはもう決まっている。

「ま、それは後々、ね。帰るわよ、今日は喧嘩売られてるからね!」

…そう、今日は六魔将軍から強戦を求められている。
強戦は、この街のNo. 1であり続ける為に必要な戦い。
強戦を希望するチームと戦い、勝てばNo. 1を維持でき、負ければNo. 1は相手の方に。

「よーし!絶対に勝つわよー!」

「「はい!」」「「あぁ!」」

213:みかん姫:2016/03/05(土) 12:48 ID:BUI


「…弱かったわね。」

「そうですか?今までの最上級クラスでしたけど…ロメオさん、怒っていましたしね…。」

深夜…良い子も誰でも寝静まる時、あたし達は集まっていた。
いや別に、大したことはしてないんだけどね?
なんだか気持ちが高ぶったままで眠りにつけないのよね。

「つーか、6人のあいつらの方が可笑しいんだ!俺らの事舐めやがって…!」

…この通り、ロメオはさっきから不機嫌。
六魔将軍っていうところと戦ってたんだけど…

「まさか本当に6人だとは…ルーシィ様、これは私の調査不足です……」

相手は6人。それでもかなりの実力なだった。
まぁ…その“かなりの実力”も、怒っていたロメオの前では塵に等しい。


そして…

「うぅ…」

しくしくと泣きはじめるユキノ。
それを見た4人は少しばかり気まずくなる。

相手が自信ありげに強戦を申し込んできたため、ユキノは大人数でのチームと考えていた。
しかし、相手は6人。ユキノは予想外の展開に慌てて指揮を取っていた。
それがいけないと感じたのか、ユキノは先程からこんな調子だ。

そんな空気の中、ルーシィは「ぱん!」と手を叩いた。

「はいはい、過ぎたことは気にしない!ユキノも、充分な戦略立ててくれたし、大丈夫よ。」

ユキノはその声に顔を上げ、泣きやまる。
その瞳を大きく見開き、「そうでしたね…」と優しく笑った。

「今までも、こんな事ありましたね。」

気まずい空気を和やかな空気に変えたルーシィ。
実力もあり、やはりここ、“星霊”の頂点にぴったりだと、ルーシィ以外の者は感じた。

その和やかな雰囲気にルーシィは満足そうに微笑んだ。
ルーシィは“褒めて伸ばす”派の人だ。

「それじゃ、あたしはもう部屋に行くわね。おやすみ。」

「おやすみなさい。」
「おやすみなさいませ」
「おやすみ、ルーシィ☆」
「zz…」

各々の返事を聞いてから、ルーシィは静かに扉を閉めた。


「んー!眠いわね…」

クリアな視界で学校の廊下を見渡す。
…こんなに綺麗な校舎を見たのは初めてかもしれない。
今まではあの地味な感じの前髪で前が見なかったからね!

そんなことを考えながら廊下を弾んだように歩いていく。
今向かっているのは屋上だ。
昨日、オフィユクスに「明日、屋上で待ってます。」なんて言われたし、行かないわけにはいかないもの。

錆なんて一つも見えない真新しいドアを開ける。
新しいからか、ギィ、という金属扉特有の音はしない。

誰もいないわよね、なんて思いながら入ったけど、中には桜色の頭の少年が寝転んでいた。

「…あれ、ナツ?」

それは見覚えのあるツンツン頭。
どんなに世代が変わっても、私のそばにいてくれた。
見間違えるわけない。

「……ルー、シィ…?」

だいぶおっとりとした口調で答えたナツ。
今まではいつも元気な性格だったから、なんか新鮮かも…?
いや、でも違和感しかない。

「おはよ。オフィユクス来てない?」

「…来てない。アイツのこと待ってんのか?」

「え、うん。用があるのかは分からないけど…」

きっと、今まで聞いた言葉では一番長い言葉。
それを聞けた満足感で心がふわふわ浮いたように感じる。

……絶対に伝えたい。

「…ナツ--「ルーシィ」」

「へ?」

…待って、なんかあたし…かっこ悪い?

「俺もさ、霊感とかあって、前世の記憶…ずっと前からあった。」
「だから、ずっと待ってた。…ルーシィに、会えるのを。」

前世の記憶…ってことは、今までのこと、だよね?
ナツもそれがある、っていう事は……!

「俺、ルーシィが好きだ。ずっと前から、お前だけを。」

“ルーシィが好きだ”

今までの何回もその類の言葉を聞いた。
でも、何回繰り返されても、涙が溢れ出る。

「…嬉しい、あたしも…大好きっ!」

少し大胆かな、と思いつつナツに飛びつく。
最初は慌てたナツだったけど、落ち着いてから優しく抱きしめてくれる。

「そっか…俺、結構不安だった。もうグレイに気が変わってるかと…」

「…ぷふっ、そんなことある訳ないじゃない。」

実はあたしも、リサーナのことを好きなんじゃないか、って不安だった。
好きな人と同じ気持ちって、こんなにも嬉しい。

「付き合ってください。」

「…はい、よろしくお願いします、ナツ!」

214:みかん姫:2016/03/05(土) 12:48 ID:BUI

「…で、どうします?貴方はルーシィのことが好きなんでしょう?」

「あぁ、でも…失恋しちまったな。」

2人の男女の間を風が吹き抜ける。

2人の視線の先には幸せそうに笑う恋人達の姿。

「…当然の報いです。彦星はナツ様で決まり、ですね。」

ふふ、と笑みを零した女は髪の毛を翻して屋上を去った。

取り残された男は1人、切なげに笑う。

「…俺だって、ずっと前からお前だけを愛してたのにな。」



「…物語は、ここまで。」

隣のルーシィはニコッと子供に微笑む。
辛い過去を持っているルーシィも、今では立派な小説家だ。
その中でも大ヒット作となったのは事実を元にした一冊、
“星空演舞”

小説だけでなく、絵本にもなって子供から大人まで、多くの人に楽しまれている。
そんなルーシィを支える俺、ナツ。

「なぁ、ルーシィ。」
「何?」

「…愛してる。」

「もう…あたしもよ、馬鹿。」


なんか終わり方は考えてたんだけど、難しかったからちょい適当。
次からは…心を失ったルーシィをやりたい!
ちゃんとマグノリアを舞台に。

215:みさ:2016/03/05(土) 13:15 ID:IRo

だ、だめ林檎お母さん許して!
設定がそうなっちゃったの!

むんむんお久!いや、皆さん相変わらず文章力は衰えないようで…。

216:林檎:2016/03/05(土) 14:46 ID:aMc

小5で145ぉぉぉ!?私と同じだとぉぉ!?お父さんは許しませぇぇぇん!!>みるくてぃ

お母さんじゃなくて、お父さんだメェーン(キラッ)>みさ

217:みさ◆gQ:2016/03/05(土) 15:47 ID:IRo

林檎»なん…だと

てか今日の録画してて今見たんだけどユーリあれ告白ちゃいますノン?

こっちはちゅー2で155だぞ!
うちのクラスに170とかいんだぞ!!
私は後輩より背低いんだぞ!

218:林檎:2016/03/05(土) 16:03 ID:aMc

んだとコラァァ!155とか最高やんけ!うちなんか小6で160おるわ!こっちなんか小5のほとんどに負けとるわ!辛いのはこっちじゃぁぁ!!

219:みさ:2016/03/05(土) 16:13 ID:IRo


こっちは部活の2年の中で一番低いんだぞ!!

こっちは小じゃなくて中なんじゃー!

220:みさ◆gQ:2016/03/05(土) 17:32 ID:IRo


あー、やばいよ!

221:みさ◆gQ:2016/03/05(土) 18:05 ID:IRo


八ッ!!

むんむん»誉めます!
「キャーキャー」「さすがー!!」

なんかごめんなさい…。

そういえば改めて聞くけどみんな何年生?

222:林檎:2016/03/05(土) 18:50 ID:VEo

ぷぷっ!部活ん中で一番チビww

ふざけんな!私なんか小3の妹に負けそーなんだぞ!>みさ

223:めいびす:2016/03/05(土) 18:52 ID:lAQ

ナツ「グレーイ!」
エルザ「邪魔するぞ」

急にドアが開いて、あいつらが入ってくる。
…毎度のことだが、ナツの登場の仕方が俺の時だけいつも派手なんだが。
何の用だ、と聞いてみると、作戦会議と言われた。
…どういうこっちゃ。

エルザ「今日のあの人達の働きを見ただろう。私たちはこのままでは確実に追いつけない。」
グレイ「だけど、作戦つったってなにを立てるんだよ?」

話を聞いていると、訓練の時間やらの作戦を立てて、他の奴らよりも強くなろう、ということらしい。
…てか、この三人でやるのかよ。

グレイ「上手い人に見てもらった方が早くねぇ?」

思ったことを口にすると、エルザがなるほど、と手を叩いた。
…ナツは不思議そうな顔してるな。つまり、上手い人に見てもらって問題点を指摘してもらい、それを改善しようってことだ。
2人ともそれがいいと思ったらしく、誰に見てもらうか話している。

ナツ「ルーシィにしようぜ!めっちゃすごかったし!」
エルザ「ルーシィ・キラーさんな。ヒサト副隊長はどうだ?」
グレイ「ここはサカト隊長…いや、あの人は忙しそうだな」

結局、キラーさんに見てもらおうということになった。
部屋も近いしな。
とりあえず一通りの武具をもって、キラーさんの部屋へと向かった。

???「よーしよし!わかったからルーシィを食うな!話してやれ!」
???「これじゃれてるだけだから心配しないで。痛くないし」
???「いやアウトだろ!なんか顔が苦痛にゆがんでるぞ!」


食うな?痛くない?苦痛にゆがんでる?
…なんかやばいのか?
俺はナツとエルザを見た。2人ともこちらを見て、やばいのか?っていう顔でこちらを見ている。
…突っ込むべきか?

???「ヴゥ〜ヴァゥッ!」

え?今獣の声がしたんだけど。
俺はノックを早くコンコン、とした後、「入りますよ!?」と素早く言うと、ドアを勢いよく開けたーーーー。



スティング好きの同志が…!

私も漫画見た時、お、ユーリとメイビスか!?と思った。ここからネタバレだけど、ユーリ普通に違う人と結婚して子供つくってるんだよね…

ほぼ半分の男子と一部の女子がいろんな先生より背が高いですが何か。部活三年生(もう引退したけど)より一年生の方が普通に背が高いですが何か。今時みんな背が高いんだよねぇ…

中二、今年で中三だよ。受験とかヤダァ…

224:みかん姫:2016/03/05(土) 20:41 ID:BUI

おぉ、お姉ちゃんも中二だよー。
今小5だよー。勉強簡単だよー。
中学生になりたくないよー。
背は中くらい…、かな?こっちなんて小5で160いるからね。

スティング好きって結構少ないんだよね…

225:林檎:2016/03/05(土) 20:49 ID:VEo

そう?私は結構好きよスティング。ジェラールとローグの次だけど。

226:みかん姫:2016/03/05(土) 20:59 ID:BUI

軽い設定。

舞台背景:原作通り。

登場人物〜

ナツ・ドラグニル:フェアリーテイルの1人。
ルーシィ、グレイ、エルザ、ハッピーとチームを組んでいる。
その正体はゼレフ書の悪魔・END。それはフェアリーテイルにも周知の事実。
街では竜殺しの悪魔、炎の他星人などと呼ばれる。
現在S級魔導士。

ルーシィ・ハートフィリア:フェアリーテイルの1人。
世界有数の超財閥・ハートフィリア家の一人娘。
…だが、ハートフィリア家はこの国の王家。
昔、財閥の娘達からいじめを受けていて、女子、人間が苦手になる。
信用できるのはナツ、グレイ、エルザ、ミラ、マスターとハッピー、星霊だけ。
ほとんど星霊ペット、ニコラ(プルー)とイヌ(ポラリス)をそばに置いている。
街では星なる織姫、星々の守護神、星天使などと呼ばれる。
現在L(レジェンド)級魔導士。

グレイ・フルバスター:フェアリーテイルの1人。
ナツ達のチームに所属。氷の造形魔導士。(滅悪魔導士)
脱ぎ癖があり、残念なイケメン。(ナツも)
父親の魔法を受け継ぎ、完全に操る。
甘いものは苦手で、スイーツを頬張るエルザを見て内心焦る。
街では氷の悪魔殺し、アイスイケメンと呼ばれる。
現在S級魔導士。

エルザ・スカーレット:フェアリーテイルの1人。
世界でも珍しいザ・ナイトを使う女魔導士。
ルーシィとは互いに信頼しあっていて、仲が良い。
とても強気な性格だが、中身は以外と乙女な一面も。
街では怪獣、とんでもない女、美しい騎士、騎士の女王などと呼ばれる。
現在S+(エスエス)級魔導士。

227:みかん姫:2016/03/05(土) 21:00 ID:BUI

なんか、浮気しまくってるみかん姫。
フェアリーテイルは男性キャライケメンだし、女性キャラ美人だし…
でもやっぱり一番重視するのは声!声オタなんです、私。

228:林檎:2016/03/05(土) 21:20 ID:VEo

エルザとルーシィはどっちが強いの?>みるくてぃ

229:みかん姫:2016/03/05(土) 21:24 ID:BUI

んーと、魔導士ランクは低い順に言うと…
一般魔導士→S級魔導士→S+級魔導士→L級魔導士だから、ルーシィの方が強いかな。

230:林檎:2016/03/05(土) 22:32 ID:VEo

なるほどー

231:みさ◆gQ:2016/03/06(日) 08:44 ID:IRo

私も結構スティング好きだよー?

だよね、皆可愛いしかっこいい!!!


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