暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part6♪

あちゃ〜

これは、『暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part5♪』の続きです！

荒し&なりすましダメ！
雑談&SSの感想OK！

一応スレ作成者は私ですが、もしこちらのスレに入りたい場合は『葉月　美桜』の方に聞いてみて下さい！

皆で楽しくやっていきましょう！

来たんですん♬
これからもよろしくねーっ！

やっほー来たよ

最終巻と「卒アルの時間」が面白かった!!

凪海に同意

part5の999にSS書いたから読んでみてっちょ。

見たよー！！！！久しぶりの海最高だったーーーーーーーーー！！！！！！

ドゥフフ

卒アルと最終巻と殺せんせーQおもろい！
卒アルにカルマ君と千速が載ってて嬉しい！

凪海
見たよ！
めっちゃよかった！

みんなありがとう!!

殺せんせーQはお金の都合上、買えてないのよ。交流スレに写真貼っつけたけど、「暗殺教室 21」と「卒アルの時間」と渚のファイル……。渚のファイルはあと１枚しかなくてギリギリセーフだったε-(´∀｀*)ホッ
代わりにカルマのファイルがめっちゃ余ってて、彼がちょっと不便だった。

不便じゃなくて不憫ねww
何故間違えたww

カルマのファイル買ったよー！！！！めっちゃかっこいいーー！！！！渚のファイルは売り切れてたー！.˚‧º·( ´∩ω∩` )‧º·˚

え、ちょっと待って。
カルマのファイルが余ってて渚売り切れてるって……。
どこの店もそうなのか?
明らかにこれは……人気投票したらどうなるんじゃろ……。

w

wwwしてみたいねー！

あ、私けっこう遅いね。よろしく！
最終話のE組女子の胸が大きくて嫉妬………笑

胸ww
矢田さんは相変わらずでしたなぁ。

茅野もけっこうあったよねー！www

-W-W-W-W

私も胸、大きくなるかなぁ？？

大丈夫だよww
まぁ、年齢とかそういうのも考えなきゃだけど……。

今年で16だけど大丈夫かな？？

まだまだ大きくなるって!!

ごめん、ここのスレタイどおりの活動をしていない件についてww

明日更新できるかもだから、明日書くね!!

覚えてますか？？元ココロ*で〜す！
私もむ.....胸が欲しいです！！←これが最近の悩み！こーいう時こそ渚カェ(あか)でストレスをハッサン！誰か書いてーー！！

ココロ*ｵﾋｻ-!!(>∀<)ｷｬｰ!!
渚カエねー、こう「卒アルの時間」読んで妄想が膨らむ膨らむww

ふーん

何か速水さんが凄く大人になっててびっくりした！
千葉君は少し前髪のびたね！
カルマ君が髪あげててかっこよかった！
暗殺教室最高！

ねーっ！
渚は相変わらずだなぁ〜身長伸びてないし、
可愛らしいのも変わらない〜！

　(ノ ゜Д゜)ノ

https://ha10.net/test/read.cgi/ss/1461101891/989　続き

「みんな、急いで逃げて！」

　海の言葉を合図に僕は茅野の手をとって走りだした。
　瞬間、爆発にも似たような音があたりに響いた。
　って、あれ……？
　何も衝撃が来ない？　僕は不審に思って後ろを振り向いた、と――。

「うわぁっ！」

　僕は思わず目をつぶった。
　すごく、強い光が視界をさえぎってきたのだ。

「チッ」
「何これ！」

　あたりでみんなの悲鳴が聞こえた。

「お前たちが暗視ゴーグルをしていて助かったぜ。おかげで強度が増した」
「何なの、これ……」

　僕はなんとか目を開こうと頑張ったけれど無理だった。

「おそらく、フラッシュグレネードだ。衝撃を与えると強い光を発する爆弾で、殺傷能力はないけど、人の視界を遮ったりできる……」

　近くで海の声が聞こえた。彼女も苦しそうな声をだしながら僕に解説してくれているあたり、おそらくやられたのだろう。

「そんなの、私には通用しないんだから！」

　この声！

「たぁっ！」

　誰かが、犯人たちと闘っている。おそらく……。

「やめろ、岡野！」

　前原くんの声が聞こえた。

「ひなた、あいつ。暗視ゴーグルしてなかったな……。まぁ、今回はさすがに助かったけど」
「でも、暗視ゴーグルをしていなくても通用するよ⁉　私も、目が……」
「ひなたの場合、暗視ゴーグルをしていようとしていまいと。フラッシュグレネードがあろうとなかろうと、突っこむだろうけど……」

　あ、そういえばいつだったか。彼女、夜の訓練の最中に暗視ゴーグルをはずして射撃練習をしていたっけ。

「でも、さすがに一人の力には限界がある……」

　僕はなんとか目を開いた。
　岡野さんは、遠目からだからよくわからないけど……、目をつぶっていた。
　このままだと！

「ヌルフフフ。ご苦労様です」

　⁉

「皆さんが足止めをしてくれたおかげで、なんとか間に合いましたねぇ」

　ここででてくるとか……。

「早速、手入れを始めますか……」

　さすが、僕らの担任だ。
　僕は安心して、なんだか力が抜けてしまった。

☆

　ここでまさかの殺せんせーを登場させてしまった……。

キャー！！！！面白い面白い！！！！
ひなたたかってるのかっこいい！！！

せやな

暗殺教室大好きの、おちびまるです！
入っていいですか？

おちびまるさん、(∩´｡•ω•)⊃ﾄﾞｿﾞｰ

凪海と書いて「ナギウミ」と呼びます。呼び方は自由で！

面白〜〜い♪
でも、渚カエ(あか)*も見たい〜！誰かぁ〜〜〜！！

わくわく

おちびまる
ここでもよろしくね！

Twitterにのせてる小説あげるよー。
渚カエ「雨の日」!!

.+*:ﾟ+｡.☆

どうしよう……。
私は外の様子を見て立ち尽くした。空からしとしとと雨が降り出したのだ。
今外に出てもあまりぬれる心配はないだろう。だけど、駅に着く頃には本降りになっているに違いない。そしたら全身びしょ濡れのまま電車に乗ることになる。
困ったなぁ。
私がため息をつくと、視界にチェック柄が入った。驚いて後ろを見ると、渚がいた。
「帰らないの？」
「傘、忘れちゃって……」
これじゃあ帰るのは夜になっちゃうだろうなぁ。でも、このままやまなかったらますます困る。仕方ないから濡れて帰るのを覚悟しよう。
「じゃあ僕のを貸してあげるよ」
「えぇ⁉ いいよ、そんな」
「大丈夫、僕はもう一個傘持ってるから」
「そうなの？」
「うん」
私が本当かどうか疑り深い目を向けていたからだろうか、渚は私にチェック柄の傘を押し付けて「じゃあね！」と言って立ち去ってしまった。

続きはちゃんとありますから、よろ〜꒰๑•௰•๑꒱

おひさ〜♪

でもってバイバイ！

私葉っぱ当分来ないから！

占ツクにいますぜ！！

杏ｵﾋｻ-!!(>∀<)ｷｬｰ!!
今度、占ツク行ってみるね!!

おちびまるさんよろしく！！
杏！私も占ツクに行ってみるねー！
凪海はどんな小説でも面白過ぎですのー！www

part5　　955続き

あかり視点

~~~~~カランコロン~~~

渚「茅野！待った？？」

あかり「ううん！全然！」

(あのメール以降、私達はよく会うようになった。他愛もない話をしたり、勉強を教えてもらったり………。それでも1番の変化は渚の対応なんだよね！)

あかり「渚〜。この英文法って合ってる？？」

渚「あぁ〜。ここは混同しやすいんだけど………。」

ｽﾗｽﾗｽﾗ

(渚の顔が！！私の顔の真横に//////)

ﾌﾟｼｭｰ

渚「………だから、こう区別するんだよ。……？茅野？どうしたの？暑い？」

あかり「ワカッタヨー。暑クナイヨ。」

渚「……ちょっと待ってて。」

3分後

渚「はい。プリン味のアイスだよ♪」

あかり「ありがとぉ！」

渚「ところでさ、茅野。学校でモテモテらしいね。」

あかり「………なんか告白はいっぱいされました……。いつの間にか、私のファンクラブとか設立されてて……。正直、怖い……。」

渚「じゃあさ、彼氏とか……できたの？」

あかり「まさか！できてないよ！とゆーか、彼氏できたことすらないよ！」

渚「え？！意外！！なんでなんで？？」

あかり「えぇー。でも彼氏いないのは、絶賛片想い中だからだよ！」

渚「あ、そーなんだ………………。」

(あれ？元気が無くなった。どうしよう。…………『ゾクッ』……、これは……渚がターゲットを見るときの視線と似てる…………！！)

あかり「な、渚？？」

渚「その人、慎重高いの？スポーツできるの？イケメンなの？頭いいの？優しいの？ねぇ、どんな人？教えてよ、茅野。」

(好きな人の話をすると毎回こうなるんだよね。嫉妬なら嬉しいな、なんてね。そんなことあるはずないよね。)

あかり「私にとっては王子様だよ。背は高くなくても、時折魅せる勇敢な目、運動も勉強もひたむきに努力してて、夢に向かって挑戦してるとこ、相手のためなら危険をかえりみない優しさ。すべてがかっこよく見える。そんな人だよ。」

渚「やっぱすごいね、その人。僕にはなれっこないや……。」

(全部渚のことなんだけどね……。)

あかり「なれるよ、渚なら！あの教室でいっぱい学んだんだもん！」

渚「そーだね、うん。ありがと！」

あかり「じゃあ、またね！渚！明日、楽しみだね！！」

渚「うん！楽しみだね！気をつけて帰ってね〜！」



凪ちゃんのと比較すると、私、ヘッポコですね。。。

だよね

竜！
そんなことないよ！
渚カエ最高！

竜牙そんなことないよ!!
私の書く渚カエは、恋愛要素がほぼ皆無というか……。物語的に終わってるというか……。

そー言ってもらえると助かるよ〜。

凪ちゃん>文才がすごいから恋愛ものとかオリキャラ作ってもすごいんだよ！終わってなんかない！

こんにちはー！
多分part4から来てなかったりら☆ですw
これからは来る頻度が上がると思うんでまたよろしくねー！

一応自己紹介

名前　りら☆　中2

好きなキャラ　陽菜乃ちゃん、渚、カエデちゃん等

他に好きな漫画、アニメ、キャラクター、ゲーム
リラックマ、エヴァンゲリオン、ポケモン、日常、ソードアートオンライン、カゲプロなどなど

渚カエがカップリングのなかでは一番好き！

　　　　　　　　　　　　　　以上！

りら
よろしくです！！タメokですか？？

りらさん、よろしくです。タメOKです!!

わかるわかる〜

りらs
よろしくお願いします！
呼びためOKですか？
私はOKなのでよろしくお願いします！

呼びタメオッケーだよー！
よろしくー！

あれ、凪海ちゃんとは前に話したような……？
ま、いっかーw

あ、マジかw
最近、記憶が飛ぶのでごめんなさい←バカ

りらおひさーっ！
みゆだよ〜

凪海ちゃん)いや、でも自分も記憶を作っちゃってる可能性もあるかもだから…ww

おー！久しぶりー！名前変えたの？
あ、そりゃそうかw
変えたから名前変わってるんだよねww
変わったってことは、、、どう呼べばいい？

…あ、もしかしてみゆ(美桜)ってみーか？
あってたら良いんだけど…
違ったらごめん！

りら
うん！そうだよ〜！みーかだよ〜

やっぱりそうだよね！！
良かったー、間違えてたらどうしようかと思ってたんだw

あー、「暗殺教室」イベント行きたかったぁぁぁぁ!!!

りら
あはは…そりゃそうだよね〜…
急に名前が変わるって…困るもんねっ

凪海！！それ私もーーーーーーーーー！！！！！！
イベント行きたかったぁーーーーー！！！！！

なんかね、噂によるとね、

茅野が渚に「大好きだよ、渚」って言ったんだってーーーーーーーーーーーーー!!
Twitterで界隈が叫んでた(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)

なるほど

それ私も行きたかった…
私はTwitterをみながら一人叫んでたw
凪海と共感できるよ今なら！

みーか？)しかも自分がその時居なかったら分かんなくなっちゃうもんw
でも、結果的に分かったから良かったー！
あ、また前みたいにみーかって呼んでもいい？
それか今の美桜って名前で呼んだ方が良いかな？

どっちでもいいよ〜
あんまり気にしないから〜
みーかでもみゆでもどっちでもおっけ〜です！

　(ノ ゜Д゜)ノ

みんな、よろしく‼
呼びタメOK?

twitterってなーにー？
おちびまるよろしくー！
私はokだよー！！

おちびまる
よろしくね〜私もおっけ〜だよ〜

Twitterってね、Twitterというアプリがあったら見れるんだよ。みゆは持ってないのであまりよくわからないんだ。ごめんねっ

Twitterに載せてたのだが、この度。pixivデビューしまして……。
そこに「雨の日」の続きを載せちゃいました。

とりあえず、(｢･ω･)｢ﾎｲ http://touch.pixiv.net/novel/show.php?id=6999565&uarea=word

久しぶり！！
やっぱ凪海だった！
葉っぱ天国って書いてあったから……。
私もピクシブ会員でピクシブ愛用者なんだ！(*^^)v

⁉
うそ、レモンどこにいたの⁉

ううん。小説は書いてないし、認証メールも送ってないから、コメントも書いてないよ。
でも、凪海の小説「１」は、私が一番に１０評価したから☆

レモン）ありがとう｡ﾟ(ﾟ´▽`ﾟ)ﾟ｡

Twitterで面白い情報を得たので、とりあえずURLをはりつけときます。
http://nagikaestepup.jimdo.com

どういたしまして♪
あっ、私これ通販で買おうと思ってるよ！

通販か直接行くかで迷い中……(●´^｀●)

速水さん誕生日おめでとう!!
(*'∇')/ﾟ･:*【祝】*:･ﾟ＼('∇'*)
　 🔥 🔥 🔥 🔥 🔥 🔥
　 ╭┻┻┻┻┻┻┻┻┻╮
　 ┃╱╲╱╲╱╲╱╲╱┃
╭┻🍒━🍒━🍒━🍒┻╮
┃╱╲╱╲╱╲╱╲╱╲╱┃
┗━━━━━━━━━━━┛
✨💕HAPPY BIRTHDAY💕✨

葉月
ありがとー！！！！

速水さんおめでとーーーーーーーーー！！！！！！！
(･ω･ﾉﾉ"お☆め(･ω･ﾉﾉ"で☆と(･ω･ﾉﾉ"☆

それな

速水さんお誕生日おめでとう！
いつまでもクールビューティー速水でいてね！
大好き！

みーか)じゃあ、前と同じ呼び方の方がしっくりくるんでみーかって呼ぶねー！

りら
りょーかいっ

おちびまるさんよろしくお願いします呼び捨てタメ語OKですか？
よろしく〜
　∧_∧　　　　　(⌒(
(Д゜　) ∩∩　 (⌒≡
⊆⊂´￣￣ ソ　(⌒(⌒;
　 ￣￣￣　ズザザーーッ

つまんないなー

>>82みーかじゃないですよね。それに、つまんなくないので！あなたのその、つまらないコメントを控えて下さい。

ぎゃっ
また荒らし…なりすましですか！？
やめてくださいっ

真知
ありがとうっ
あとさ、つまらないわけないよねっ

やられた……。

凪海
何にやられたの？
あ、荒らしのこととか？

荒らしね……、あれはもう。かまってちゃん領域だと個人的に割り切ってる。
てか、もしかしたらpart4にかつて現れたヤツと同一人物じゃないかな？

私がやられたのは、渚カエのせいです……。
あぁ、気が狂いそう……。
変なメッセでごめんww

凪海
大丈夫だよ。
荒らしの人はかまちょか…。
ってか、渚カエにやられてたの？

渚が焦れったすぎて……もう後ろからさしてしまおうかという病み行動w

もうね、絵師さんたちがTwitterにあげている渚カエを見てから、おかしくなっている今日この頃……。

フムフム

荒らしはかまちょ！
気にするな！
アク禁はしたかったらしてね！

カマチョ嫌だねー！

だよね

ｶﾏﾁｮｯﾌﾟ( 　˙-˙)ノ)`-˙ )ﾍﾟｼ

おひさ！また荒し？全くバカが多くて困るね
小説更新してくる！

黒猫）カマチョップってww

みゆき）ひさびさ(･´ω`･人)ですね

www
みゆき言ってらっしゃーい！

おはー！！٩(๑´0`๑)۶

~~~ヾ(＾∇＾)おはよー♪

へぇ

おはこんばんにちわ！

ふーん

100ゲット！
皆これからもよろしく！
(*ゝω・*)ノ

にゃんと！(´ﾟωﾟ｀ﾉ)ﾉ

100おめ!!
最近、小説全然更新してないけど、これからもよろしくね。

今日は「海の日」!!
pixivに載せている渚カエを載せちゃうよ〜ん。

僕と茅野は海岸線を歩いていた。もうすぐ日が沈む……。そのせいか、周囲には人がほとんどいなかった。
急に茅野がサンダルを脱ぎ捨てて海の中に足をつけた。相当冷たかったのか、一瞬。猫のようにプルプル震えていたけれど、すぐに慣れたらしく。今度はバシャバシャと水音をたてて、海で踊っていた。
「渚！」
こっちを向いて僕の名前を呼んでくれる、緑色の髪と白いワンピースを着た彼女はまるで、海に住む妖精のようだった。
「どうしたの？」
踊るのをやめて、茅野は僕に近づいて聞いてきた。僕は見惚れていたと言えず、代わりに「なんでもないよ」と言って、さっと茅野から顔を背けた。
「うん？」
茅野が僕の顔をのぞきこんでくる。僕はまた、さっと視線を逸らした。
「変な渚」
うぅっ……。
茅野はニコッと笑うと、急に僕を抱きしめてきた。
「!?」
「ふふっ」
天使のような笑い方に、僕はドキドキしていた。
本当に茅野は、人間なのだろうか。もしかしたら人間のふりをした、妖精か。あるいは天使なのではないか。
日が沈んでいく……。
「ふふっ」
もう一度茅野は天使の微笑みを見せると、パッと僕から離れて。また海へ行こうとした。
一瞬、茅野の体が透けて見えた。
まさか、本当に消えてしまうのではないか。
「か、茅野！」
僕は慌てて海へ急いだ。茅野が不思議そうな顔をして僕を見てきた。僕はそのまま、彼女を抱きしめた。
「渚？」
不思議そうな顔をしたまま、茅野は僕の顔をのぞきこんできた。
「……どこにも、いかないで」
やっと絞り出した言葉に、茅野はクスクス笑っていた。
「変な渚。私はどこにも行かないよ」
本当だろうか。
こうやって抱きしめておかないと、今にも消えてしまいそうな。そんな華奢な体をしていた。
「渚、そろそろ帰ろう。……もう、日が沈んじゃったよ」
「うん、そうだね」
僕は茅野からそっと体を離した。彼女の手を取り、浜辺までエスコートをする形になった。
茅野は始終、クスクス笑っていた。
「渚、本当に大丈夫？ なんだか、いつにもまして優しすぎるよ？」
「大丈夫、だよ……」
本当は、全然大丈夫じゃなかった。この手を離そうものなら、もしかしたら本当に……。
「渚」
茅野の、あの声音で名前を呼ばれるたびに僕は思う。自分は今、確かに生きているんだ、と。その思いは、決して消えない。消えないまま、僕の心を支配している。
「茅野は、ずるいよ」
「クスクス。何それ。渚のほうがずるいときだってあるよ？」
そうかな。
茅野はサンダルをはいて、また僕の隣に並んだ。
妖精のような彼女は僕の隣にいつまでもいてくれた。

す、すごすぎる…

100オメー！！！
凪海の小説久しぶりー！！！！相変わらず凄いですなぁー！(*˘˘*).｡.:*♡

私は前ひな書くよ





前原視点
暑い…
俺は、このクソ暑いなか、何故かE組の校舎に向かっていた
いく必要なんてない、あの校舎
殺せんせーが死んで、もう５年
あの校舎は、皆で定期的に掃除していた
今日は、別にそういう日ではなく、ただあの校舎へ向かっているだけだった
アイツの姿を求めて


出会って５年
別れて５年
アイツといたのは、たった一年
俺はこの５年
アイツに
会いたくて
会いたくて
ただ、顔が見たくて
あの声がもう一度聞きたくて
気づけばあの校舎の前にいた
アイツのいない５年間は
空っぽで
つまらない日々の繰り返しだった
会いたい
もう一度
岡野に…

だんだん苦しくなる
心臓の動きが速くなる
あっという間に校舎に着いた
もちろんアイツはいない
諦めて、もと来た道を戻る
「久しぶりに…海にでも行くかな…」
駅で切符を買い、しばらくの間電車に揺さぶられる
着いたところで、フェリーにのりかえ、ついた先は…
「懐かしいな…」
５年前、殺せんせーをあと一歩の所で殺せなかったあの島
しばらくの間、浜辺に座って潮風にあたっていた
そのときだった
「前原？」
聞き覚えがある声に、思わず胸がﾄﾞｷﾝと音をたてる
「あ、岡野じゃん」
５年ぶりに会う彼女は、「久しぶり」と微笑みながら近づいてくる
高鳴る胸の鼓動を落ち着かせながら
ﾆｺﾘと笑顔を作る
「久しぶりだな」
それからは、二人でずっと話していた
この島でやった暗殺のこと
鷹岡のこと
今なにしてるかのこと
岡野と過ごす時間は
いつもよりはやく感じて
気づいた時には
別れなければいけなかった
「じゃあね」
笑顔で言う彼女が憎らしい
「じゃあな」
いつまでも素直になれない
彼女はそのまま歩いていってしまう
嫌だ
まって
「待ってくれ！」
俺が突然出した大声に驚いたのか
彼女はキョトンとした顔で振り返る
「LINE…交換しね？」
ビビリな俺は、そういうのが精一杯だった

次、アイツとはいつ会えるのかな
また…会いたいな
みまもっててよ
殺せんせー