怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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1:蒼月 空太◆eko:2016/12/28(水) 12:54 ID:WeE

このスレッドは、怪盗レッドのオリジナルの小説を書く所。
オリジナルキャラクターを使うもよし、本家のキャラ崩壊がないかぎり、基本的にどんなネタでもいい
でも、他人のパクりなど、そういうネタはやめましょう。
そして荒らし、暴言などはやめましょう。

と、堅苦しく挨拶したところで、このスレッドは開始だぜ!

479:蒼月 空太◆eko:2017/04/01(土) 16:56 ID:N1o

>>478じゃあ言うが、絵を精一杯頑張った絵をわざわざ上手くないという意味はあるのか。ないだろう。せめてお世辞でも上手いって言ってあげろよ。
というかお前描けんのか発言とお前が思っている発言はお前がマジで描ける奴だと思って発言したんだが。

480:神出鬼没◆A.:2017/04/01(土) 17:01 ID:QzM

>>474
>>478

https://ha10.net/ss/1490588197.html
雑談は専用の板でやろうか?
あくまでもここは怪盗レッドの小説関連板であって
絵が上手いとか下手とか言う場ではないぞ
>>462は小説に関連したことだからなんとも言わないが、少しは広く見ることぐらい出来ないのかい?
たとえ下手でも言わないとかそれぐらいの心がけは出来なのかい?
あと、これ以上のことは雑談のスレでやってくれ
もちろん絵の感想もことだ
まったく、これじゃ二次創作板なのに雑談スレになってしまう

481:\(0M0)/ ぶれいど◆iQ hogeハイパー幼稚園長★魔☆愚★露☆:2017/04/01(土) 17:02 ID:KIs

というより……自分で絵上げる所じゃないからとい言って上げたらアレだし……ここじゃなくてもいいわ、
というか言い方が悪かったよ。
どっちかっていうと中間に入るしそんな下手じゃない、でもせめてペン描きしてくれるとありがたいぞ。
アナログだと若干画質荒れるし、ペン描きするとはっきり見えるから見てる方も楽だと思う。
ちょっと首が長いから…若干短くしたほうがいいぞ。
美術スレで久しぶりに上げてみるわ。

482:\(0M0)/ ぶれいど◆iQ hogeハイパー幼稚園長★魔☆愚★露☆:2017/04/01(土) 17:04 ID:KIs

>>480
ジブンダケイイタイコトイッテ、キリアゲルッテイウネ…。

483:蒼月 空太◆eko:2017/04/01(土) 17:10 ID:N1o

というか、無駄レスになってるな。危ない。ブレイドと同じことするかもしれなかったな・・・さて、適当に溜めたネタを書くか
【アスカの勉強】注意:ちょっとしたキャラ崩壊

「ああ・・・今週はテストだ・・・勉強しないと!」

アスカは早速、中学の数学の問題集を取り出した。そして37ページを開いた。
その瞬間。

「はぁ、寝よ・・・」

「待て待て」

一瞬で諦めたアスカに突っ込みを入れるケイ。しかしアスカは。

「だって・・難しいもん」

「難しくても解く楽しさがあるだろう」

「勉強にそんなのはないよ」

完全に脱力するアスカ。諦めたケイは。

「3.1415926535」

そう呟いた。

「え?何?」

「アスカが真面目に勉強するまで僕は円周率を言うのを止めない」

「え!?」

「8979323846264338327950288419716939937510 58209749445923078164062862089986280348253421170679 」

「わかった!真面目に勉強するから!」

三分後

「はぁ・・・寝よ」

ケイはまた円周率を呟き始めた。

「わかったわかった!」

当日

アスカの頭の中には円周率しか入ってなかった

終わり(円周率って長いよな)

484:岡子◆qw:2017/04/01(土) 17:23 ID:6cU

>>471-472
キャラ崩壊ヤバイけど面白かった
響が奏みたいな性格の演技って
しかもケイがケイコってww

485:岡子◆qw:2017/04/01(土) 17:25 ID:6cU

>>483
そら無限少数やからね
一生続くっしょ〜

486:なっちい(´∇`):2017/04/02(日) 16:27 ID:8Ko

@>>396、A>>410、B>>443
C>>460、D>>468

アテンションプリーズ

・捏造あります、ご注意を。
・オリキャラ出て来ます。てか今回もオリキャラ目線。
・キャラ崩壊ないよう気をつけてはいるけど、崩壊してたら(m´・ω・`)m ゴメンネェ

♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦

ようやく旅から帰ってきたか。お帰り白里。
で、何がわかったの?

俺と東野さんは白里のところへ向かった。
どうやら機嫌は治ったようだ。
一瞬、白里がしまったって感じの表情をしてた気がするけど、気のせいか。

「何がわかったんだよ」

そんだけ大声だすんだから、なんかの事件の真相とか?

「あ〜、えっと、君がさっき言ってた、やる事だよ。隣に東野さんがいるから、あってたみたいだ」

白里はちょっと視線を泳がせて言った。
くっだらねー。期待して損した。ていうか

「そんなことで大声だすか?」

「僕にとっては大声だすほどのことだ」

……なんか怪しいな〜。

「どうして、澤井くんが私を誘うと思ったんですか」

東野さんが白里に聞いた。

「教室に残ってた人の中で、先にカラオケ店へ行った集団にいなかったのは、あなただけでしたから。1人だけ誘わないのも不自然ですし」

うん当たってる。よく見てんなー。
でもその場で誘うかもしれないじゃん。

「君は女の子には親切だから、人の多い場所で誘って、相手がもし断る時に、断りづらかったらって思ったんだろう」

まあ、確かに。ていうか人の思考を読むな。

「なるほど、考えてみれば簡単なことですね」

東野さんの言うとおり、ちょっと考えればわかることだ。
そんなに長く考える事でもない、白里ならすぐ分かるだろ。

「……やっぱり大声だすほどのことじゃなくねコレ」

「それに!東野さんは澤井の好みだしねー!」

被せ気味に白里が言った。
わざとらしいわ!
そして何適当なこと言ってんだよ!

「面白い冗談ですね」

東野さんが笑いながら言った。

「冗談ではありませんよ」

白里ちょっと黙れ。

「いや、そういうわけで誘ったんじゃないから! やましい気持ちがあった訳では決っしてないから!」

俺は慌てて取り繕う。

「言い訳は見苦しいよ、澤井」

笑みを浮かべながら、白里が言った。

「お前がテキトーなこと言うからだろ!」

「適当?そう思っただけだよ」

「嘘つけ〜」

「嘘じゃないさ」

「だって、お前俺の好みの女の子把握してんじゃん」

「……あの、そろそろ行きませんか。先に行った人たちを待たせては悪いでしょうし」

いっけねー忘れるとこだったー。

「そうだね!行こっか」

俺はグイグイと白里の背中を押して、カラオケ店へと向かう。
途端に白里の顔が曇った。

「……結局、僕も行くのか?」

「さっき行くって言ってたじゃん」

「僕は言ってない」

「お前が言おうとした事を代弁しただけだよ」

「そんなの澤井の思い違いだ」

ムスッとして白里が睨みつけてくる。
どんだけ行きたくないんだよ。

「あの、澤井くん、カラオケ店までどれくらいかかるんですか?」

おずおずと東野さんが尋ねてくる。
「えっと歩いて15分」

「駅まで行くより、遠いんですね」

「それにちょっと駅からも離れてるんだよね」

「そうなんですか」

「そうなんだ。まあ、離れてるって言っても20分くらいで駅着くし」

「そうですか」

東野さんはずっと敬語だ。敬語を使うのが癖なのかも。
白里もそんな感じだし。
中1の時からつるんでるけど、タメ口で話してくれるようになったのは、しばらくしてからだ。
深沢に対しては最初からそんな感じだったけど。

そんな白里は今、ご機嫌ナナメで黙りこくってる。

カラオケ着く前に機嫌が回復してくれればいいんだけど。

♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦

もうちょい続きます。(作者自身が長いと思い始めた)

実質的なお休みが4日間しかない。
しかも宿題終わらせる気がしない。
新学期入るとすぐテストある。・°°・(>_<)・°°・。

そんな私は今日も元気です。

あ、深沢って深沢七音ちゃん

487:夜神星奈☆*:aw 更新遅くてごめん:2017/04/02(日) 17:12 ID:jbI

>>415の続き&更新遅くてごめん


ディナside

予告状を出してから3日たった
私は自分のベッドでゴロゴロ(*/ω\*)キャー!!って
ロメオを聞いている
相変わらず、優ちゃんは廊下に立たされてるけど
ちゃんとポスト見てるのかな?
とそこにddとドアをノックされた
きっと、海斗だ
理由はキャーキャーうるさいってことでしょうなぁー
というか、帰ってきたんだ
ま、そんなことは置いといて
と私はヘッドホンの音量をあげた
それから1分後
いきなりヘッドホンを盗られた

「ちょっと、何するのよ!」

とゴロンと振り向くと海斗が片手にヘッドホンを持って
仁王立ちをしていた

「何するのよ、じゃない
無視しただろ?」

「さぁなんのことやら」

ととぼけて見せた
と怒ると思ったらスルーして

「そんなことより、優樹がニュースに出てるぞ」

と腕を引っ張られリビングに連れてこられた
クラスの奴らはキャーキャー+笑顔だろうけど
私の場合、強引だなぁ+ムスッとした顔
そして、テレビには
《レッドと白里探偵&Tearと藤堂探偵 
怪盗と探偵の頂上決戦?!》 
と画面右上に大きく出てた 

「おー、やってるねー( ̄∇ ̄)」

テレビには中継映像が流れてた

リポ「響探偵、優樹探偵今回なぜレッドとTearを同時に逮捕しようと思ったんですか?」 

響「はい、今回優樹探偵と協力したのかと言うと、匿名の手紙です」 

リポ「手紙..ですか?」 

優樹「はい。僕の事務所に一昨日手紙が届いて 
その手紙にこう書いてあったんです。 
《探偵君たちへ 
来週の土曜の夜に虹の雫を頂きます 
P.S.レッドも呼んでね 
怪盗Tearより》と書いてありました。」 

「予定通りだね」

と思わず呟いた

「だな」

と海斗からも帰ってきたら

「そんなことより、メール出すぞ」

とさっさと階段を登って行った
マイペース過ぎでしょ!と思いながら
海斗の後に続いて階段を登った


という感じの駄作になってしまいました、はい
ということで次回ようやくディナ視点からのメールを出すところです!

488:蒼月 空太◆eko:2017/04/02(日) 19:25 ID:N1o

暇なので過去の小説をリメイクしてみる(前のスレなどの)
【女の子の悩み】
実咲視点

私は今、顔が多分真っ青だろう。鏡見てないけど。
あれはさかのぼる事三年前―
じゃなくて三十分前―

私は体重計に乗った。その時。メモリが。
かなり重い方になった。つまり、私は知らず知らずで太っていた。
あああああ!本当にどうしようどうしよう!こういうときに誰に相談すればいいんだろう!
元生徒会長?それともアスカ?それとも優月?どうすればいいの!?
こういうときに相談できる相手とか対処方法がわからないからどうしようもない!
こんな太っちゃったら緑矢くんに嫌われる!生徒会長として、皆の見本にならなきゃ!
そうじゃなかったら不摂生をする人が増えちゃう!


・・・かもしれない。

なんて思いながら、私は考えた。考える人みたいに。そして一つの結論にたどり着いた。

「ダイエットしよう!」

私はそう決めて、早速スケジュールを考えた。
でも、どういう風にすればいいだろう?
こういうとき、運動の専門家と言ったら。
アスカ、蒼太くん、陽夢ちゃん、時雨さん。

うーん、アスカなら深く詮索してきそうだし、嘘をつくのもなぁ・・・
蒼太くんならどこかしら察してくれたりするかなぁ?
陽夢ちゃんは女の子だし、親近感湧く・・けれど陽夢ちゃんは自称男の子だし。こういうのを男の娘って言うのかな。
時雨さんは・・・大丈夫かな。じゃあ時雨さんと蒼太くんにMINEを送ってみよう!

と、私は早速MINEで、蒼太くんと時雨さんに【運動をしたいんですけど、どういう風に始めたらいいですか?】と送信してみた。

すると。

差出人:青刃 蒼太
件名:スマンけど
本文:運動なら走ればいいだろ。時間ないしそこまで考えられない

うう、やっぱりああいう風に跡継ぎっていう風になると忙しいよね・・・と思ったら、今度は。

【運動か・・・人それぞれだが、お前みたいに華奢な体で細い奴は、なるべくジョギングから始めたり、腕立てをやったりするのが一番だな。回数は最初20回くらいだったり、ジョギングは30分くらいから始めるのがいいだろうな】

時雨さんは普通に返してくれた。きっと忙しくなかったりするのか。それとも忙しかったけれど我慢してくれて返してくれたのか。なんでもいいけど、時雨さん、ありがとう。

「よし!頑張ろう!」

私はそうやって、ダイエットを始めたのでした。




明日から。

終わり(リメイクってーかネタの再利用だなこれ)

489:星月夜 杏里:2017/04/02(日) 19:47 ID:RaQ

>>457の続きです。




速い!

スタンガンをなぎ払うように攻撃してくる。
私は上半身を後ろに倒し、紙一重でかわす。
更なる追撃を、身を引き、しゃがみ、手を払い除けるなどして避け続ける。

でも、物凄く速い。
とても身軽で勢いもある。
こちらから攻撃する隙が無い。

でも、さっきから気になる点がある。
時々足を払うとか、見せかけて、みたいな隙を作ろうとすることがあるけど、攻撃はスタンガンで済まそうとしている。

もしかしたら、一つひとつの攻撃は軽いのかもしれない。
一撃くらい食らっても、大したことは無いのかもしれない。
あのスタンガンさえ落とせれば!

「あら、攻撃してこないの?もう少しレッドの実力を期待してたのに」

ブラッドはいかにも演技というふうな、残念そうな顔をして、攻撃を辞める、
ここで私はわざと息を切らし、余裕が無い振りをしながら、息を整える。

「はあああ!」

私はわざと声を出し、右手で掌底を打つ。
ブラッドは余裕の顔で身を引いてかわす。
ブラッドはすぐにスタンガンを突き出してくる。

それを待ってた!

私はブラッドの腕を掴み、思いっきり引っ張る。
ブラッドも予想しきれなかったのか、前のめりになる。
そして私はブラッドの手首部分にチョップをかました。

「うっ……」

ブラッドが顔をしかめてスタンガンを手放す。

もらった!

私はすぐにスタンガンを蹴り、遠くにとばす。

「あら、なかなかやるじゃない。でも、これで終わりだと思って無いわよね?」

ブラッドは腰に手を掛けて、玩具みたいな銃を取り出してる。

ああーー!!しまったーーー!!!
他にも武器があること考えてなかった!
っていうか、あの銃は何?
見た目的には大したこと無さそうなんだけど……

ギューン!

危なっ!

私はなんとか横に跳んでかわしていた。

ってか今光が飛ばなかった?
その光が飛んだような方向を見ると、壁に穴があき、そこの部分が黒く焦げて、小さく煙を上げている。

あれって……?

「ふふ、これは組織が独自で開発したレーザーガンなの。すごいでしょ?」

光線銃?!

ブラッドは不気味に微笑んでいた。

<続く>

490:愛茉◆7U トリップかえたよ!:2017/04/02(日) 19:52 ID:Jq.

小説の続きです!えっと、アスカとケイが付き合ってて、アスカが芸能事務所のオーディションを受けることになった……っていう小説です!覚えてるかな…?
前は>>248だよ!

1156年って昔すぎるー!よーし!ケイに答え聞いちゃえ!

「ケイ〜」

「……なに」

少し間があってからの返事。もしかして怒ってる?まあ、とりあえず答えを聞こう。

「社会の問題でさ、1156年と1159年って……」

「保元の乱と平治の乱だ」

私まだ全部言ってないのになんで分かったの!?

「教えてくれてありがとう!」

一応お礼を言っておく。えっと保元の乱と平治の乱だったけ…。そう言えば聞いたことあるような……?

「アスカ」

「え?なに?」

いきなり名前を呼ばれてびっくりする。

「次の日曜日、空いてないか?」

「あ、空いてるけど…?」

私が戸惑いながら言うと、ケイは封筒の中から1枚の紙を取り出して渡してくる。
紙に書いてある内容はこのようなことだった。

ケイくんへ
今度の日曜日に私の孫の誕生日パーティーを開きます。ぜひ来てください。
 場所・・・○○
 日時・・・☆月★日(日曜日)●時から
アスカちゃんも来てくれると嬉しいです。
藤川優子より

「藤川優子って誰?」

「僕たちが幼稚園の年長くらいの時、遊んでくれたおばあさんだ」

う〜ん。全然覚えてない…。まあ、それはおいといて…。

「ケイはこの誕生日パーティーに行くの?」

「アスカが行くなら僕も行く」

私が行くならって…。まあ、行きたくないわけじゃないし、断るのも悪いかな…。

「私は行くよ」

「分かった」

誕生日パーティーか〜。楽しみ!

今日はここまで〜!一応オリキャラ紹介しとくー。
*藤川優子 フジカワ ユウコ
 アスカとケイが幼稚園の年長くらいの時にお世話になったおばあさん。
*秋本琉菜 アキモト ルナ
 ドラマや映画で活躍中の子役。
*佐々木萌香 ササキ モエカ
 ドラマや映画で活躍中の子役。

次は誕生日パーティーのところからかくね!いつになるかは分からないけど。

491:愛茉◆7U トリップかえたよ!:2017/04/04(火) 12:04 ID:Jq.

>>490の続きです!

「わぁ〜。なんか、すっごい田舎だね」

「そうだな」

今日は誕生日パーティーの日。電車に30分くらい乗って、パーティー会場があるところの近くの駅で降りた。駅のまわりには田んぼが広がっていて、家がぽつんぽつんとあるくらい。人も全然いない。

「ケイ、本当にここにパーティー会場があるの?」

「あぁ」

ケイはそう言って駅から出ていく。

「ちょっと、おいてかないでよ」

私はケイを追いかける。すると、あることに気づいた。

「ねぇ、ケイ。電車に乗ったのに、なんで酔わないの?」

「よいどめ薬を飲んだんだ」

よいどめ薬?あ、そういえば出発する前になんかの薬飲んでたっけ。風邪引いたのかなって思ったけど、あれ、よいどめ薬だったんだ。

それからケイといろいろ話ながら10分くらい歩いて行くと、1軒の古い家が見えてきた。

「あそこがパーティー会場だ」

ケイがその家を指差して言う。

「へぇ〜。ここでパーティーやるんだ〜」

てっきり、堅苦しいパーティーなのかなって思ってたけど、全然そんな感じはしない。家の周りでは、小さい子供たちが走りまわってるし。まぁ、こっちの方が緊張しなくていいけどね。

家の前まで行くと、1人の女性が手を振ってこっちに来た。

「久しぶり。ケイ君、アスカちゃん」


今日中に続き書けたら書くね!

492:愛茉◆7U:2017/04/04(火) 17:38 ID:Jq.

>>491やっぱり今日は無理です。(-_- )スイマセン…
あと、小説のアドバイスとかあればお願いします!

493:蒼月 空太◆eko:2017/04/05(水) 09:31 ID:N1o

【琴音の誕生日】
アスカ視点

今日は琴音さんの誕生日。
前に洋館でやったときみたいなアットホームな感じ。
と蒼太から聞いたので、私服で行っていいんだって。
と言うわけで、早速電車に乗って、洋館までレッツゴー。

「空気が美味しい田舎だね〜。」

そう。田舎。ザ・田舎って感じのところに来た。けれど、洋館が違和感なく納まっている。
合わない背景に馴染ませるように少しずつ景色を変えている。って蒼太が言ってたけどよくわかんないや。

「さて、さっさと行くぞ。琴音さんを待たせちゃ悪いだろうしな」

そう言って、蒼太はスタスタ行ってしまう。今にも吐きそうなケイにビニール袋を手渡してから、私は後を追いかける。満君と千桜君がケイの背中をさすったり、おんぶして行ったりしている。

そんなこんなで、私たちはその洋館に着いた。
夜に見ればゾンビとか野犬が出てきそうな洋館。

「いらっしゃい。アスカちゃん、青刃さん。」

「さんはいりません。っていうか蒼太でいいです。」

蒼太は珍しく敬語で話している。こういう場だと蒼太ってなんか人が変わるんだよね。

「にしっても・・・あんま人いねーな。なんでだ?」

時雨さんがキョロキョロと辺りを見回しながら言う。すると琴音さんは。

「今日は堅苦しい付き合い無しで、アットホームな感じにしたいのですから。」

と笑顔で言う。う、うーん、確かに、前にも堅苦しい人達がいて大変だったなぁ。去年のアットホームな洋館大爆発事件は本当に大変だったし。もしあそこに蒼太がいたらアッサリ解決してそうだったんだけど。

「サザエさん方式を一回やってるからかIFで別れてることには修正いれないんだね」

満君がサラッとメタ発言をする。

「イフ?」

と陽夢ちゃんが首を傾げたので適当なことを言うようにケイに耳打ち。
で、緑矢君は辺りを見回してメモを取っている。なんだろ。

「この辺りは・・・題材に使えそう・・・・」

そういえば、緑矢君趣味で執筆してたっけ。ならメモくらい書くよね。

「琴音さん、護衛を一人もおかずに・・・」

と声が聞こえる。聞き覚えのある声。

「あら響君。大丈夫よ。今日はそんな風に襲う人も来ないだろうし。」

琴音さんは悠長に笑ってるけど。

「でも・・・何かあったらぼくだけで対処できないかもしれないじゃないですか。」

「だからそこまで気を張らなくてもいいじゃない。時には肩の力を抜くのも大事よ。響くん。」

そう。白里 響。私がなるべく関わりたくない相手。

「あ、蒼太さん、こんにちは。」

「肩の力を抜けと目の前で説明されたばかりなのにジャケット姿か・・・」

蒼太は響に対して挨拶しないで言う。挨拶が必要ない仲って意味なのかな?

「にしてもよ、なーんか静かじゃねえか?普通、青刃グループの子供が来たって言われたら、チヤホヤされんだろ。」

千桜くんは不思議そうに辺りを見回している。まさか。
とは思うけど、流石にないと思う。今日の陽夢ちゃんと時雨さんは黒いスーツで刀を下げている。コスプレに見えるかもしれないけど、護衛の格好で来ているから、多分肉弾戦で襲おうとなんて―

「今だ!」

誰かの声が聞こえてきて、何かが私の首に刺さる。私は、急激眠気を感じて、そのまま意識を保っていられなかった。

494:蒼月 空太◆eko:2017/04/05(水) 09:31 ID:N1o

なに・・・こ・・・れ・・・

―琴音視点

アスカちゃんが急激に倒れだした。何が起きているの?
と私は何も考えられなかった。
次に、響くんがいきなり私を突き飛ばした。その後、響くんが倒れた。

「煙幕か・・・」

蒼太くんがそう呟いてから、蒼太くんの白髪の護衛人が鞄かから何か取り出して、スイッチを入れると煙が晴れた。

「充電式扇風機だ」

と説明すると、針を持ったスーツ姿の男の人達がいて、アスカちゃんと響くんを今にも連れ出しそうな瞬間。

「ふっ!」

蒼太くんが側転するようにアスカちゃんを抱えているスーツ姿の男の人の顔を蹴る。

「ふぅ。決まったぜ」

なんて言っているけれど、響くんを連れ出そうとしている男の人には。

「よっと」

蒼太くんが何かを投げた。それは勢いよく飛んで、スーツ姿の男の人の後頭部に当たって、その男の人は気絶した。

「ふぅ。小太刀投げるの練習してて助かった。」

小太刀!?あんなもの投げたというの?
と私は少し混乱状態になった。
けれど、凄い。私と同じような空間に置かれていて、勉学に行動力に胆力に。どれも私より年下の子なのに圧倒的に凄い。

「さて、誕生会を邪魔する人はいなくなりました。ねぼすけさんもいずれ起きます。」

蒼太くんが言った。私も言った。

「それでは楽しいパーティと行きましょう」

今年の誕生会は、いつもより楽しめた―。

翌日。

不甲斐ない探偵ですみません。と響くんが平謝りしにきた。

495:星月夜 杏里◆gg:2017/04/05(水) 10:24 ID:RaQ

ケン仝さんのお題「琴音さんの誕生日」




只今私―紅月アスカはとんでもない現場に遭遇しています。
いや、私だけじゃ無い。
今この場にいるケイ、実咲、優月、水夏、響、その他のお客さん、執事さんやメイドさん、そしてメインの琴音さんまでの全員。

それはさかのぼること……何時間前だっけ?
もうそれくらい、時間を見る余裕なんて無かった。
じゃあ何があったか現在進行形で話してあげよう!


今日は4月12日。
春が丘学園はみんな春休み。
ということで、琴音さんが誕生日パーティに誘ってくれたんだ。
珍しくケイも付いてきたんだよ。
今回は琴音さんがケイも誘ってくれたから、変装する必要は無かったみたい。

誕生日パーティが行われる会場は、パーティ用に建てられた、ある豪邸だった。
そこの庭でパーティは行われていた。
色々な料理を堪能した後、次はいよいよメインの、琴音さんの誕生日ケーキ!
そのケーキはとっても大きくて、パティシエの人が一から作ったんだって。
さっき琴音さんが説明してくれた。

そしてケーキが運ばれてきた。
やった!ケーキだー!

「「アスカ、どんだけ食べたら気が済むのよ」」

実咲も水夏もそんな声を揃えなくたって良いじゃん!
優月はあははと苦笑い。ケイは呆れ顔。
だって楽しい誕生日パーティだよ!ご馳走の後はケーキでしょ!
そうやって話していた時、私の危険信号が働いた。
見てみると、なんとあんな大きなケーキを執事さんが一人で運んできてる!
足もおぼついてるし、前もよく見えてないみたい。
あともう少しでテーブルなのに―

「あっ」

バランスを崩し、ケーキを持ったまま前に倒れていく。
人が沢山いたため、助けることはとてもじゃないけど出来なかった。
執事さんは顔面からケーキに突っ込んでいく。

ベチャ

一つ目のケーキ崩壊の瞬間だった。

一旦切ります!

496:星月夜 杏里◆gg:2017/04/05(水) 10:37 ID:RaQ

続き

二つ目。
大急ぎで新しいケーキをパティシエさん達が作ったんだって。お疲れ様です。
今度はちゃんと、テーブルまで運ばれた。

「ええ、それでは改めまして、点火致します」

そうして、執事さんがライターで火をつけようとした瞬間―

「あっつ!!」

風が吹き、火が執事さんの指にモロ直撃した。
あーあ。火傷してるだろうなあ。
執事さん2人目退場。

今度はメイドさんが全部ろうそくに火をつけた。
そして琴音さんが息を吸い込んで、いよいよ吐き出す瞬間―

ボッ

また強い風が吹き、虚しくろうそくの火は消えた。もちろん全部。
今日は琴音さん、運が悪いなあ。
苦笑いしながら、またメイドさんがろうそくに火をつけていた…その瞬間―

パラッ

なんとケーキの中に、桜の花びらならまだしも、桜の折れた枝が落ちてきて、そのままケーキの中に混入。
もうそのケーキは食べられないことが確定したのに、最後にトドメの一発。

またまた風が吹き、ろうそくの火が枝に乗り移り、ケーキごと燃えている。
まるでピタゴラスイッチ。誰か仕掛け用意したのー?
いや、ホントにそうやって思うくらいなんだって!
次の瞬間には、ケーキは消火器により、ある意味消えました。

二つ目のケーキ崩壊。


次で最後になる……と思います。

497:蒼月 空太◆eko:2017/04/05(水) 10:46 ID:N1o

>>495台車みたいなので運ぼうぜ
>>496室内で食おうぜ

498:星月夜 杏里◆gg:2017/04/05(水) 10:49 ID:RaQ

三つ目。

もう私達はウンザリしかけていた。
色々起きちゃったからね。
もうケーキは諦めた方が良いんじゃないかなあ。
でも、もう結構色々起きちゃったし、次に何が起こっても、もうそんなに驚いたりしないと思うよ。
そう思ったのが間違いだった。

今度はどういう仕掛けなのか、ボタン一つ押すだけで、ろうそくの火が一瞬でつくんだって!
どうなるんだろう?面白そう!

「それでは、点火致します」

そう言ってメイドさんがボタンを押した瞬間―

ボンッ!!

三つ目のケーキ崩壊。
なんとケーキが爆発した。
それはもう一面ケーキだらけ!
庭一面にクリームとスポンジが広がっていて、地面、壁、私達の服、顔にもビッシリケーキ!!
あの時覚えてることと言ったら、ベットベトだったことと、一面真っ白だったことと……
あとは、顔についたクリームを舐めたら、甘くて美味しかったことと、みんなの口があんぐり開いてて、世にも言う、開いた口が塞がらないってこの事だったのかって初めて自覚したことかな。

ということで、冒頭部分に至る!って訳ですね、ハイ

その後の事はどうなったか聞かないで。
説明すると長くなるのもそうなんだけど、何より琴音さんが可哀想だからね。

ってことで、ハプニングだらけの一日(あえて誕生日とは言わない)でした!

終わり
(自分で読んでみたら、全然面白く無かった。何が言いたかったんだろう私は……)

499:蒼月 空太◆eko:2017/04/05(水) 11:29 ID:N1o

>>498散々だったなアスカたち・・・

500:蒼月 空太◆eko:2017/04/05(水) 11:29 ID:N1o

500貰い

501:なっちい(´∇`):2017/04/05(水) 11:46 ID:fNQ

おめでとう🎊

いまだに新しいクラスが発表されてないから、まだガクブルしてる

502:星月夜 杏里◆gg ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2017/04/05(水) 12:22 ID:RaQ

500おめでとうございます!٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪

503:夜神星奈☆*:aw:2017/04/05(水) 14:05 ID:jzI

>>500盗られた〜!
悔しいけどヽ(〃・ω・)ノ☆゚’・:*☆オメデト♪(素直に祝うことにした)
ここんところゾロ目とか盗られっぱなしだ

504:愛茉◆7U:2017/04/05(水) 15:10 ID:Jq.

500おめでとー!\(*^∀^*)/
1000まで半分をきったー!

505:ケン仝♂◆EY:2017/04/08(土) 00:57 ID:WC2

オリキャラ設定ミス発見したので書き直ししとく
黒鐘美菜子(くろかね みなこ)
年齢・13歳
学年・中1
一人称・わたし
黒鐘和馬の妹
好きな人・お兄ちゃん・天馬さん
嫌いな人・お兄ちゃんと天馬さん以外のもののほとんど
最近の悩み・身長が伸びない149センチ(ちなみに黒鐘は、168センチ白井は、175センチ)
能力
知力190
運動180
前のは、黒鐘達と同い年設定になってた汗

506:ケン仝♂◆EY:2017/04/08(土) 00:58 ID:WC2

あ、500おめでとう!!!
あと半分だー!!!
ガンバロー!!!

507:星月夜 杏里 ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒dice6:2017/04/09(日) 22:04 ID:IZQ

>>489の続きです。




ブラッドは不気味に微笑んでいた。

ん?……怖い?
なぜかさっきより怖くなくなっている気がする。
なぜ?
私はよくブラッドを観察しようとした。
でも、その前にレーザーが飛んでくる。

ああ、もう!
考えるのは後!

でも、スタンガンは近距離武器だった。
それに比べてレーザーは遠距離武器。
スタンガンよりかは正確性は欠けるし、避け続ければ良いだけ!
私はレーザーガンの攻撃を避けながら、ブラッドを良く観察してみた。

すると、あることが分かった。

彼女の目。
今まで色んな犯罪者を見てきた。
その犯罪者の目には、必ず濁りがあった。
どこかで人生の道を間違えてしまったかのように。
ニックのような、残酷で冷酷な人は、冷たい輝きを放っていたこともあった。
でも、彼女は違った。
目が澄んでいた。
宝石にも負けないような輝きを放つ、綺麗で真っ直ぐなオレンジ色。
そこに挫折の濁りなど一切無いように見える。
初めて見た時の、響のように。

私は目を疑った。
ブラッドに近づいた瞬間だった。
レーザーガンの引き金を引く瞬間、指が震えていた。
それも毎回。

ん?
今目を擦らなかった?
……え?
こ、これは流石の私でも予想外だよ……。

彼女の目が涙ぐんでいた。
流石に流したりはしてないんだけど。
その顔は物凄く悲しく、辛そうだった。
なんで……そんな顔してるの?

そんな間でもレーザーの雨は止まらない。
ああ、もう!こ・う・な・っ・た・ら!!
私は素早く睡眠薬入りの玉を取り出し、握りしめた。

<続く>

508:星月夜 杏里◆gg ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2017/04/09(日) 22:06 ID:IZQ

>>507
あ、トリップ付け忘れました。

509:ケン仝♂◆EY:2017/04/10(月) 22:49 ID:WC2

よし誰もいない気がするので小説書くよー
自分のお題の○○弁の子
アスカ視線
今日は、転校生が来る楽しみだ♪
みんなどんな子かな?とか男?女?とか言っていてみんなも楽しいみたいだ
ケイは、相変わらずだけどね汗
ガラガラ
ドアが開いて先生が入ってきた

先生「みんな席についてるな・・・
今日は、転校生がいる・・・入ってこい」

そしたら白髪の紙が長い女子が入ってきた
男子がうおぉぉぉとか言ってる
でも確かに美しい

先生「じゃあ自己紹介を」

?「はい
私は、福岡県から来ました銀急 夏樹です
よろしくお願いします」
ヤバい眠い一旦切る
多分明日書く

510:加枝◆Jc:2017/04/11(火) 18:25 ID:5NI

皆、最近全然来れてなくてごめん❗これからは毎日来れるのでまたヨロシクお願いします❗<(_ _*)>

511:ケン仝♂◆EY:2017/04/11(火) 19:04 ID:WC2

>>509の続き
アスカ視線
銀急「銀急 夏樹ですよろしくお願いします」

そう言ったあとまえの席の人がフムフム夏樹ちゃんねとか言ってた気がするのは、気のせいでありますように

先生「えっと席は、・・・
紅月 アスカに隣で・・・んっ
ああ、あのオレンジいろの髪のポニーテールてやつの?隣だ」*先生は髪がないので髪型を覚える必要がないので髪型が曖昧であるbyケン
んっ何か今解説入ったような?
・・・あっ夏樹ちゃんが歩いてこっちに来た

アスカ「夏樹ちゃんよろしくね」

銀急「あっうんよろしくねあと・・・
夏樹でいいよ」

と夏樹ty・・・夏樹は、ニコッと笑いって言った
かっ可愛い何かいつも豪快な私とは、真逆でいつも美しいとか可愛いを意識しないで出している
そして自覚ありの自分に嫌気がさす

銀急「どうしたの?」

アスカ「んっあっいや何でもないよ」

そう言ったらチャイムじゃなり朝のホームルームが終わった


お題なのになんか長編になりそうな予感続く

512:なっちい(´∇`):2017/04/12(水) 21:31 ID:8Ko

琴音さん誕生日おめでとう🎊

時系列としては、レッド1巻のあと、アスカたちが中学入学してすぐのこと。
この時はまだ知り合いじゃないんだよなー
てなわけで、響と琴音さんしかいない。あとモブ

捏造注意よレリゴー

*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+
琴音さんの誕生日

4月12日、わたしは20歳になった。

「本日はお越しいただき誠にありがとうございましたわ」

「いやいや、琴音お嬢さまの誕生日ですからな、今後ともどうかよろしくお願い致しますよ」

「ええ、もちろんですわ」

午後四時半、わたしは、リムジンに乗り帰る方々をロータリーで見送っていた。
小野寺さんで最後のようね。
リムジンが見えなくなるのを待つ。
はあ、さすがに疲れたわ。

20歳ということで、今日開かれた、私の誕生日パーティは一段と豪華で、華やかだった。
ある意味、花里家と公式のものだから、招かれた方々も親戚や花里グループの関係者、そして花里グループと取引をしている会社の関係者などなど、合わせると1000人を越えていた。その中に同世代の友達はいない。
わたしは一日中、“ 花里 ” 琴音として、振る舞っていた。
祝ってもらえるのはとても嬉しい、でも本当は、ただの琴音として、友達だけのパーティを開きたかったけどワガママは言えないし、悲しいかな、誘えるほど仲のいい友達もいない。
はあぁ……。

「そろそろ戻りましょうか、琴音さん」

とダークスーツにインカムをつけた響くんが声をかけてきた。

どうして響くんがこのパーティにいるのかというと、わたしが警護を頼んだから。
本当は頼まなくても良かったんだけど、気心しれた響くんがいるだけでなんとなく安心するから、お願いしてしまった。

「ええ、そうね。響くんお疲れ様」

「まだ仕事はあるので、その言葉は早いですよ」

笑いながら、響くんが返す。

「それもそうね、ごめんなさい」

つられてわたしも笑う。
二人揃って笑いながら、歩き出した。

*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+
続くよ

513:なっちい(´∇`):2017/04/12(水) 21:34 ID:8Ko

続き

*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+

パーティの会場へ戻ると、もう既にあらかたの片付けはすんでいた。
わたしは最終確認のため、舞台下で指示を出している、執事の一条さんの方へ行こうとした。

「そうだ、琴音さん!」

何かしら?
わたしは響くんの方を振り返る。
いつの間にか、メイドや執事、ボディーガードの人達までいる。

「お誕生日おめでとう!」

「「おめでとうございます、琴音お嬢様!」」

響くんに続いて、みんなが言った。
パン、パン、とあちこちで鳴るクラッカー。
紙テープが次々と頭にかかる。
わたしは驚きのあまり、思考が一時停止する。

「…………響くん?」

これってもしかして……。

「20歳の誕生日ですからね。ささやかですけどせっかくだから、サプライズにしたいと思って皆さんにも頼んだんです。琴音さんびっくりしましたか?」

わたしはコクリと首を縦に振った。
嬉しすぎて言葉が出ない。涙が出てきそう。
それくらい嬉しい。

「良かった。喜んでもらえるか不安だったんです」

喜ばないわけないじゃない!

「響くんありがとう、あなた達もありがとう」

わたしは響くんの手を握ってお礼をする。

「あ、これプレゼントです」

ちょっと照れながら、響くんがわたしの手にプレゼントを乗っけてきた。
真っ白なリボンが結んであるパステルブルーの可愛い箱。
確か女の子に人気のブランドだったはず。
開けてもいいかしら、と聞いて開けると入っていたのは、オープンハートのネックレス。お花のようについているピンクトパーズがとても可愛らしい。
なんだか普通に女の子になった気分。

「ありがとう響くん」

今までのどんな誕生日よりも素敵だわ。







ここに友達が居たらいいのに、と思ってしまうわたしは欲張りなのかもしれない。

*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+
大丈夫このあと友達できるから

誕生日なのにそこまで明るくないねごめん琴音さん
なんとかかけてよかったよーーー

514:なっちい(´∇`):2017/04/12(水) 21:42 ID:8Ko

↑のに入れたかったけど削ったやつ

気に入っているから晒しまーす(´Д` )イェァ

*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+

「美弥子さん、今日はいらしてくれてありがとうございます」

「いいのよ、琴音ちゃん。お誕生日おめでとう。もう20歳になるのね」

「ありがとうございます」

美弥子さんは貿易会社の社長。優しくて、綺麗な人で、50代なのだそうだけどとてもそうは見えない。
まるで友達のように、わたしに話しかけてくれる、珍しい方だ。
でも、ときどきしか会えないのがとても残念なの。
美弥子さんは響くんを見て、

「隣にいるのは彼氏さんかしら、とってもキレイな子ね」

と言った。
…………え?響くんが彼氏?
わたしは慌てて否定する。
「美弥子さん、響くんは彼氏じゃありません!この前お話した幼なじみの子です」

どちらかと言うとかわいい弟だ。

「あら、そうなの?」

「ええ、そうですよ。はじめまして、探偵の白里響です。今日は琴音さんに護衛を頼まれここにいるんです」

と響くんは笑いながら、耳につけているインカムを指さした。
美弥子さんはそれに気づいて、

「あら、じゃああなたが。嫌だわ私ったら、ごめんなさいね勘違いして。でもあなた達とてもお似合いよ」

それじゃあね、琴音ちゃん、と優雅に去っていった。

「もう、美弥子さんたら」

そんなにお似合いに見えるのかしら。
響くんも同じことを考えてたみたい。

「周りからそう見えるんだったら、いい虫除けにはなるか」

と呟いていた。
虫除けってなんのことなのかしら?
そう疑問に思いつつ、わたしは今日いらして頂いた方々へのあいさつへ戻った。

*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+*:;;;:*:;;;:*+♣+

黒里「琴音さんに近づく害虫は駆除しまーす」

付き合ってるように見えるけど付き合ってないのいいよね笑

515:星月夜 杏里◆gg (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2017/04/12(水) 22:42 ID:RaQ

>>507




私は集中力と観察力を極限まで高くする。
成功するかは分からない。
一か八かの勝負よ!

私は一瞬だけ止まり、ブラッドに隙を与え、私の方向に光線銃を向けた瞬間―

パンッ!

玉の割る音が響き、ブラッドの周囲に睡眠薬が撒かれる。

「えっ?!」

驚いてる声を出してるけどもう遅い。

パタッと音がしてから暫くして、煙が晴れる。
ブラッドは床に座り込んでいた。

ね、眠らないんだ……。

でも、さっきまで戦っていて、疲労があったからだろう。全く動く気配は無い。
ただただ私を見つめ、眠気と戦っているみたい。

『なるほど。ただ指弾で玉を飛ばせば必ずかわされる。だから、レーザーを利用させて貰ったというわけか』

うん!
上手くいくかは分かんなかったんだけどね。

実は、ブラッドが私に銃を向けてきた瞬間、私は銃に向かって指弾で玉を飛ばしていたんだ。
あとは、ブラッドがレーザーを飛ばしてくれれば、
レーザーが勝手に玉を割ってくれるんだよね。
レーザーは光っていたし、玉が飛んでくるのは分かりにくかったと思うんだ。

それはそうとして……。

「ねえケイ、ちょっとお願いがあるんだけど……」

私はケイに相談する。

『ダメだ。危険が大きすぎる。さらに話を聞くとなるとこちらの情報も必然的に教えなければならなくなる。忘れたのか?彼女はスパイだ。そんな危険は犯せない』

「大丈夫。絶対にこっちの情報は教えないから。その条件守れたら、話を聞いてもいい?」

『……はぁ。分かった。ただし、ここからの明日の安全は保証できないからね』

ため息混じりだけど、オーケーを出してくれた。

大丈夫。その覚悟はある。私の勝手な頼みだもん。

私はブラッドに警戒しながら、ゆっくり近づいた。

<続く>

516:かき氷◆CY:2017/04/17(月) 17:30 ID:62U

相変わらず皆小説上手い、、、
久しぶりーとかはまぁ雑談の方に書いといたからこっちは顔だけ出しまっせ

517:\(0M0)/ ブレイド~キングフォーム  ◆gQ hoge:2017/04/17(月) 17:39 ID:Rlg

>>516
そうだよね。

518:加枝◆Jc:2017/04/18(火) 21:18 ID:5NI

>>516-517同じく(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)皆、小説上手すぎ!

519:蒼月 空太◆2E:2017/04/18(火) 21:49 ID:N1o

久しぶりに
「もしもアスカの骨が脆かったら」

「フッ!」

私はいつも通りの逃走ルート(屋上)から跳んだ。
で、いつも通り着地ー

グギィッ

いま、とーっても嫌な音がなった。
しかも、足が凄く痛い。

「えっ」

『どうしたアスカ』

ケイに言われて、私は我に帰る。あ、帰らなきゃ。

520:蒼月 空太◆2E:2017/04/18(火) 21:51 ID:N1o

続き

翌日

「骨折です」

「えっ」

「えっ」

骨折!?

終わり(皆も気を付けよう)

521:\(0M0)/ ブレイド~キングフォーム  ◆gQ:2017/04/18(火) 22:29 ID:CbI

>>519-520
これ、もはや小説といっていいのか…(汗)まぁいいや。

522:蒼月 空太◆2E:2017/04/19(水) 14:17 ID:N1o

>>521ssというものを知らないのかよ?

523:匿名さん hoge:2017/04/19(水) 17:11 ID:Xlo

>>522
まぁ……お世辞にも、面白いとは言えないわな……。
こんなスレ上げてもしょうがない。

524:蒼月 空太◆2E:2017/04/19(水) 19:30 ID:N1o

>>523すまんな、スマホだから早くかけないし即効で考えたから浅かったな………
もっと長く考えて書くわ

525:(0◇0) ブレイド ◆FQ:2017/04/20(木) 17:18 ID:OIY

>>524
そうだゾ。自分で消せる訳じゃないからな。
せっかく書ける環境が自分にあるんだから、面白いの書こうゼ!!

526:蒼月 空太◆2E:2017/04/20(木) 21:32 ID:N1o

>>525原作キャラ使わないでオリキャラ優遇祭りのウルトラ自己中の自分思い出したわ
アドバイスサンキュー

527:星月夜 杏里◆gg (ノ ゜Д゜)ノdice4:2017/04/20(木) 22:32 ID:RaQ

>>515
誤字がありました……
『……はぁ〜ここからの明日の安全―』

となっていました。正しくは―

『ここからのアスカの安全―』

です。申し訳ありませんでした!

528:惨業◆yo シャルルマジ神曲:2017/04/21(金) 19:08 ID:Yq2

お久しぶりです!いつ振りでしょうか?
えー、あー、たまーに来て、短編でもあげてくので、これからも宜しくお願いします!

529:岡子◆qw:2017/04/22(土) 10:42 ID:6cU

久しぶり!
昨日はWi-Fi使われへんとこに居って書き込まれへんかった岡子です!
これからはなるべく来て、書きかけの小説も(主に休日に)更新していきたいと思いまーす

530:匿名さん:2017/04/29(土) 12:19 ID:Y9A

あげ

531:夜神星奈☆*:aw アドバイスよろしく!:2017/04/29(土) 21:13 ID:qQU

久しぶりに更新するね
>>487の続き


ディナside

「さて、なんてメール出すんだ?」

となぜだかいきなり私の部屋のパソコンを開いて
ケイにメールを出そうとしてきた

「ねぇ海斗
な・ん・で私の部屋で
メール出そうとしてるのかな?(^言^)」

と出来る限り怒りを抑えて聞く

「僕の部屋は散らかってるし
もしバレたとしても幼馴染からのタチの悪いイタズラ
という認識で済まされるからだ」

(╬▔^▔)

「あのね、今朝見た時は綺麗だったのに
数時間で散らかりますか?
何よりも信用を壊すつもりですか?」

「元から信用ないだろ?
それよりもなんて送るんだ?」

こいつ今は殴らないでやるが
ディナパーティー喰らわせてやる
まぁ今はなんて送ろうかなぁー?

「軽い感じから一気に真面目で
最後は軽い感じがいいからうん ━━━( ̄^ ̄)━━━
《ヤッホー(*^o^*)/ 
私からの予告状は届いた? 
君たちの活躍はよーく知ってるよ♪ 
今回の事件は 
探偵君たち2人も呼んじゃってゴメン(-人-;)(;-人-)ゴメン 
でもさ、その方がスリルがあって楽しいよねー 
あ、本題行くね 
今回の事件後に君に会いたいんだ、紅月圭君 
もちろん君の相棒の紅月飛鳥には黙っておいてくれないか? 
その代わり私の相棒と君の相棒で合わせてあげる 
君はこの要求や、さっきの予告状に 
いろいろと私たちに疑問があるだろう? 
だからいつでも聞いてくれ 
ハッキングをしたっていいよ 
でもその時は100%阻止するから無理だろうけどね 
じゃあ怪盗同士ベストを尽くして頑張ろうね! 

怪盗Tearより》って感じ?
どう?海斗」

ってドヤ顔で言ったら

「送信したぞ
一応言っとくがフォールウッドから送られてるし
海外のサーバーも経由してるから
ここまで辿り着くなんて99%無理だ」

ちょ、海斗、まさかそのまま送ったの?!
ってΣ\(゚Д゚;)おいおいおいおい

「そう言いながらハッキングしてるんだけど!
まぁ今対処してるから問題ないけどさ
ハッキングしたら自分が怪盗レッドですって
認めてるもんだよね?
まぁメッセージも送っといたよ」

と海斗に言う
ほんと、ケイって天然なの?馬鹿なの?
敢えてなの?まぁ、今は天然ということにしとこう

「そうか、まあこの後のメールはディナに任せる
でも何よりここは普通スルーだろ
ハッキングしたら認めてるんだし」

と呆れた声で話した
抜け過ぎてるというかなんと言うか

「えっと、これ以上突っ込むのやめとこ?
なんか、可哀想
くしゃみ連発してそう」

「そうだな、これ以上言ったら可哀想だな」

と部屋を出ていった


という相変わらずの駄作でした、はい
小説教室本これから読みます
これで治らなかったら同じですかね

532:ケン◆EY:2017/05/06(土) 14:53 ID:.ik

さてと小説書くか

[白井の日常]

白井視線

ピピピピ
俺は、その音で目を覚ます
俺はベットから降りてドアを開けて階段を降りる

?「天馬やっと起きたの
遅いよ」

そいつはため息を吐きながら言う和馬だ

天馬「美菜子は?」

黒鐘「美菜子ももう起きてるし起きて無かったの天馬だけだよ・・・」

天馬「すいません」

黒鐘「で昨日の宿題は?」

天馬「へっ?」

かなり間抜けな声が出た
和馬はため息を吐きながら

黒鐘「次の盗む物のやつ」

と言った

ちょっと休憩

533:べるなに◆Lg:2017/05/13(土) 20:50 ID:QOU

雑談スレで言ったように書き直しというか作り直し
【転校生は双子さん】
アスカ視点

私、紅月アスカは、今日、転校生が来るって言う噂を聞いて、楽しみに待っている。
どんな子かなぁ〜。
可愛い子かな、格好いい子かなぁ。

「はーい、皆さん席について〜」

先生が手を叩きながら教室に入ってきて、皆が座る。
皆ウキウキ。という顔をしながら転校生を待っている。

「はい、今日は転校生を紹介します。入ってー」

先生が言うと、教室に入ってきたのは、二人の子達。
顔が似ていて、二人とも中性的な顔立ち。

「どーも!青葉 蒼香(あおば そうか)です!皆さんよろしく!」

一人は、元気な女の子で、体が体育会系で、髪色が青い。
校則違反になると思うんだけど………

「あ、この髪色は、生まれつきなので!」

先にビシッと言われた。
でも、染めたような色じゃないし、自然と綺麗な髪。
まぁ、私だって見ようによれば赤い髪だもんね。

「じゃあ、次は俺ね。」

もう一人は、さっきの蒼香ちゃんと比べて、細い。ケイみたいな?

「青葉 蒼志(あおば そうし)。よろしく。」

けど、ケイみたいに無愛想じゃないくて、普通の子。

「じゃあ、蒼志はケイの隣。蒼香はアスカの隣に座ってくれ。」

先生がそう言って、二人は私の隣や、ケイの隣に座る。

「よろしくね。」

蒼香ちゃんは、私ににこっ、と微笑んで手を差し出してくれて、私は握手。

「うん。よろしくね。」

ケイは上手くやれてるかな。と思ってケイの方を見ると。
ケイがなんか笑顔で握手してた………

私は、目をこすってもう一度見る。
ケイが、ケイが。
あのキングオブザ無愛想なケイが!

笑顔で握手!?

続く

534:ケン◆EY:2017/05/14(日) 10:46 ID:.ik

>>533
ケイが笑顔で握手だと!?
黒鐘・・・っ!?(驚きすぎて声も出ない黒鐘)
白井はぁぁぁぁぁ!?
ケイが笑顔で握手だと!?(少し壊れる白井)

535:べるなに◆Lg:2017/05/17(水) 21:32 ID:QOU

続き

ケイが笑顔で挨拶する相手。
青葉 蒼志くん。
多分、ケイみたいな勉強に困らない頭の持ち主だったり?
そして、私の隣にいる青葉 蒼香ちゃん。
この子は可愛い。多分、いや絶対に男子にモテそう。

「じゃあ、ホームルーム終わりだ。休み時間だ。」

先生が手をペシペシと叩いて、休み時間になる。
その瞬間、男子が雪崩みたいに蒼香のところに来た。

「お、俺笹原!よろしく!」

珍しく遅刻しなかった笹原くんが、蒼香ちゃんに自己紹介をしていた。

「俺は石川!」

「俺は山田!」

「うん、覚えられない!」

男子が自己紹介をどんどんしていても、蒼香ちゃんはバッサリ切っていた。

「凄い人気だね。」

優月が私の席に来て、苦笑しながら言う。
実咲も苦笑しながら見ていた。

「ねぇ、蒼香ちゃんって、芸能人とかは誰が好みなの?」

女子の一人が興味津々で、蒼香ちゃんに聞いて。

「うーん、あんまりテレビ見ないからなぁ。でも、カズレーサーとかは好きかなぁ。あと、タモリ。」

結構マニアックというか、王道からそれてると言うか。

「じゃあ、好きなタイプは?」

今度は、男子が聞いた。すると蒼香ちゃんは。

「強い人かな。」

「何が?」

「武道。」

蒼香ちゃんは、えへへっ。と笑って言った。

「お、俺柔道やってるぜ!」

石川くんが自慢気に言った。

「へぇ、それは興味あるかなぁ。」

蒼香ちゃんが石川くんに興味を示す中、蒼志くんとケイは、相変わらず笑顔で何かを話していた。
でも、こんなに人気者の転校生かぁ。
友達が増えるかな。

続く

536:ケン◆EY:2017/05/18(木) 21:41 ID:.ik

>>532
続き書くよ〜
白井「あっ・・・俺はすっかり忘れてた・・・」

そんな俺を見て黒鐘は、ため息をつき

黒鐘「どうせそんなことだと思ったよ・・・
今回は僕が作っておいたから次から絶対してね」

ちょっと怒り顔で言う

?「お兄ちゃん〜行ってきま・・・天馬さん!?」

っと驚いたように言う
   続く

・・・はい今回も駄作でした・・・ダメ出し頼む(べるなに)

537:ケン◆EY:2017/05/18(木) 21:43 ID:.ik

>>535
スランプ直った?

538:べるなに◆Lg:2017/05/18(木) 22:54 ID:QOU

>>537名前を変えてなんか、スッキリしたから、スランプなんてどっか行っちまったよ

539:べるなに◆Lg:2017/05/19(金) 20:59 ID:QOU

続き

そんなこんな色々あって、蒼香ちゃんは、男女問わず人気のまま、学校が終わった。

「にしても、蒼香ちゃん人気だったね。」

「転校生は最初のうちは人気が出るものだよ。でも、あそこまで人気なのは聞いたことないよ。」

実咲が笑いながら言う。
先輩たちまで来たのは、流石に私も驚いたけど。

「………青葉蒼志、彼の語る理論は興味深かった。」

ケイはケイで、蒼志くんと仲良くなってるみたい。

「でもさ、髪色が青なんて、かなり珍しいよね。」

優月が不思議そうに言った。

「青髪は基本、いや普通なら染めない限り、見られない髪の色だが、あの自然的な色なら生まれつきとみても、違和感はないはず。」

ケイはペラペラと説明していた。
優月と実咲はへぇ〜。
と納得していたけど、あの蒼髪じゃ、詩織先輩が飛んできそうだなぁ。



「ギャアアアアアアス!」

「なんの音!?」

いきなり男子生徒の悲鳴と、何か殴る音が聞こえたので、私と実咲は走って音の方向に着いた。
そこには、肩を痛そうに押さえる、男子生徒と、手をペシペシと誇りを払うように叩いてる蒼香ちゃんがいた。

「えっ、えーと………蒼香ちゃん?」

「ああ、氷室さんに………えーと………アスナちゃんだっけ?」

「アスカだよ!」

アスナって誰!?
と思った私はすかさず訂正した。

「ていうか、何があったの?青葉さん。」

心配そうに実咲が蒼香ちゃんに聞いた。

「あ、はい。武道が強い人がタイプって言ったのが上級生に知れたみたいで、俺が勝ったら付き合えなんて言い出す人がいたので。」

「それで?」

私は少し興味があったので聞いてみた。

「肩を捻りながら背負い投げして、肩をやりました。」

「「絶対折れてるよそれは!」」

実咲と私が突っ込む。
もしかして、蒼香ちゃんって、超超超超武道派だったり!?

続く

540:ケン◆EY:2017/05/20(土) 21:47 ID:.ik

>>539
蒼香ちゃん凄!?
って言うかアスナって(汗)

541:夜神星奈☆*:aw アドバイスヨロ(`・ω・´)スク!:2017/05/21(日) 22:23 ID:/gI

>>531の続きです
久しぶりの更新と目線を変えてみた


警備員side

時刻は○○時
俺_時八 宗次トキヤ ムネツグと相棒の國分 兼吉コクブカネヨシは、あるビルのエントランスで警備してる
いつものことだろ?と思った君!( -`ω-)✧
それが今日は違うんだなぁ( *¯ ꒳¯*)フフン
なんと、またもや怪盗共が俺達の警備してるビルにノコノコとやって来たんだぜ!
また?っと思った君
鋭いねー( ̄∀ ̄)ニヤニヤ
前にも趣味の悪い銅像を建てる100均会社や超派手な映画会社に俺達は
レッドとTearに会ってるんだぜ!(。・ω´・。)ドヤッ
今度こそサインしてもらってから捕まえて見せる!(o´艸`)

「(*´Oゞふぁ〜」

っておい!("▔□▔)/
國分お前も気合入れろよ!

「時八お前、怪盗のファンやめろよ( ¯•ω•¯ )」

と突如真顔で言われた言葉で頭が一瞬真っ白になる

「は?な、なに言ってんだよ(;`・ω・´)」

「だってさー、俺達警備員だろ?
警備してる側なのに怪盗のファンとか可笑しくね?(笑´∀`)ヶラヶラ」

と、ケラケラと笑いながら言う

「それにさぁ、今日はお偉い探偵君たちも来てるんだし
俺達が警備に廻る必要あったのかよ?(°∀°)」

と続けて言う
俺は怒った

「あ、あるに決まってるだろ!(;`・ω・´)」

と俺は向きになっていった

「( ´・∀・` )へぇ〜どんな?( ¯ω¯ )」

どんなって(°°;)

「やっぱ、ないんじゃん(´·_·`)」

「何を言っている
どんなにお偉い探偵だって、俺達警備のプロが居ねぇーと
探偵だけでは捕まえられねぇーだろ?
それに、俺達、一番大事な入り口の警備を任されたんだぞ
俺達がすげぇから選らばれたに決まってるだろ?(`・ω・´)」

それを聞いたら國分は
目をぱちくりさせた後、

「そりゃあそうだよな(*⌒▽⌒*)」

と笑顔で頷いた
ら次の瞬間夜空を指差してきた

「なにやってんだ?」

「人、
人が隣のビルからこのビルの屋上に飛び移った」

「はぁ?なに寝ぼけてんだよきっと鳥だ、鳥」

「いやいや、人型の鳥って見たことも聞いたことねぇz|彡ッバタン」

と突然國分が倒れた

「國分!おい大丈夫か?」

と俺は國分に駆け寄る
スッと頭によぎった
怪盗共が来たんだ
何処だ、何処に居るんだ?ってキョロキョロと周りを見渡す

「怪盗共!出てこパン…い…_(__)_」

と俺の額になにかが弾け意識がなくなっていく
最後に見たのは、煙が邪魔して顔は見えないが
長いスカーフをつけた女の人影だった


という感じで切ります

542:岡子◆qw:2017/05/24(水) 22:26 ID:0O.

はい、こんばんは、岡子です
戻って来て小説更新しようかと思ったんやけど、続きのネタがいまいち思い浮かばへん
でも別のお話しのネタは思い付くんよ
ってなわけでアンケート取りま〜す

1.今までのやつさっさと更新しやがれ←
2.もう内容忘れても〜たから前のやつ止めやがれ。新作書きたいんやったら好きにしろ←
3.はあ?何勝手なこと言ってんの?どうせ駄作決定なんやしもう小説書くことじたいやめやがれ←
4.新作?別に良いけど、今までのやつも更新しろや←
5.好きにすれば?岡子の小説何て興味無いし←

1〜5で選んでね〜
期限は来週末くらいでお願いしまーす

リリス「岡子は一気に書き進めないと途中で飽きてしまう性格ですからね。こうなることは予想済みでしたわ」

クルス「そうそう。そのくせ別にハマるとそれで物語考え出すような性格してるしね〜」

ふたりとも?何だか怖いんですけど

クルス/リリス「飽き性駄作者には言われたくない!/ありませんわ!」

さよか………
自分のキャラにここまで言われる私って………(/´△`\)

543:ケン◆EY:2017/05/25(木) 21:39 ID:.ik

>>542
4でお願いします
岡子さんの小説面白いからもっと観たいです

544:なっちい(´∇`):2017/05/25(木) 22:00 ID:lzs

私も4かなー

545:夜神星奈☆*:aw:2017/05/25(木) 23:49 ID:mhs

>>542
4でお願い
続き気になるし、新たな話も気になるし

546:岡子◆qw 男子の絵文字の方が可愛いとか何か負けた気がする………:2017/05/28(日) 15:18 ID:0O.

今んとこ4しかないけど、誰も選択肢の文面にツッコまない件について

547:ケン◆EY:2017/05/29(月) 21:19 ID:.ik

>>546
つっこんでも切りがないと思ったから

548:夜神星奈☆*:aw:2017/05/29(月) 21:30 ID:XR.

>>546
ごめん、いつ突っ込めば良いのか分からなくて
というかケンと同じく突っ込むところが多いというかなんというか

549:べるなに◆Lg:2017/05/31(水) 10:35 ID:QOU

>>546
俺は岡子が好きにやればいいと思うかな
結局、仕事でもない限り、こういうのは自由にかくのが一番さ。
キャラ崩壊とかそういうのはなしでだけども

550:岡子◆qw:2017/05/31(水) 19:50 ID:0O.

>>547-548
ごく稀に無駄にボケ倒すことあるよ

>>549
イエッサー( ̄▽ ̄)ゞ

551:月咲◆Q6:2017/05/31(水) 19:57 ID:dB2

えと…果たして私を覚えて下さっている方はいらっしゃるのか…
記憶の遥か彼方、遠い昔に消えていった月咲でーす!
久しぶりにここに来たら、すごい進んでてびっくりした笑

552:匿名さん:2017/05/31(水) 21:31 ID:5N.

http://pduw.xria.biz/?guid=on
ここやばい

553:べるなに◆Lg:2017/06/01(木) 06:54 ID:9II

>>552その前にアンタ誰だ

554:なっちい(´∇`):2017/06/01(木) 17:21 ID:zmE

1週間前に滾って書いたショートショート
少年探偵響の二次創作だけど、響中3だから!怪盗レッドの時の年齢だから!ってな訳で

捏造はあるよご注意

☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰
(•̀ᴗ•́)و ̑̑☕✧

「あたし、いつもの。響は?」

あたしと響は、事件の調査のため、『喫茶あきもく』っていう行きつけの喫茶店で咲希を待っているの。
響と一緒なのがあれだけど。

「ぼくはコーヒー、ブラックでお願いします」

カッコつけたような言い方で響はコーヒーを頼んだ。
案外様になってるから腹立つんだよね、コイツ。
…………ん、あれ?

「アンタってコーヒー飲めたっけ?」

カッコつけて頼んでたけど、響って確かコーヒー飲めなかったよね?
あたしはよくそれでコイツのことからかっていたし……。

「ぼくだって、コーヒーくらい飲める」

もう15だしね、とあからさまに不機嫌な表情で言ってきた。

「そういってただのカッコつけじゃないの〜?」

「か、カッコつけてないから、本当に飲めるようになったんだよ!!」

ムキになって反論するところが怪しい……。

「飲めなくてもあたしに押し付けないでよね!」

「そういう七音はコーヒー飲めるのか?」

「響と違ってオトナだからね。飲めるに決まってるでしょ」

まぁ、砂糖は入れるけど。飲もうと思えばブラックだって飲めるし。

「ふぅん」

と響は訝しげにあたしの顔を見る。
アンタよりは飲めるから!
あたしは運ばれて来たカフェラテに口をつける。
うん!おいしい!
ちらっと響を見ると、じっとコーヒーとにらめっこしてる。

「……あんた、やっぱり飲めないんじゃ」

「『やっぱり』ってなんだよ!飲めるよ!」

そういって響はゴクリとブラックコーヒーを飲む。

☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕
続く

555:なっちい(´∇`):2017/06/01(木) 17:22 ID:zmE

続き

☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕

そういって響はゴクリとブラックコーヒーを飲む。

「…………ゔぇ………………に゙がい゙」

途端に苦虫を噛み潰したような表情で呻く響。

「…………やっぱ、飲めないじゃん」

「心の準備が出来てなかったんだよ!」

「さっきしてたじゃん、にらめっこ」

「…………ソウデスネ」

……今すぐトイレに駆け込んで爆笑したい!
それくらい、今の響の顔は面白かった。15歳になったくせに、まるですねた子供みたいだ。
あたしが必死に笑いを堪えてると、何を考えたのか響は黙って、ずいとマグカップをこっちに押してきた。

「あげる。七音はぼくより大人だから飲めるだろ」

「砂糖入れればいいだけでしょ」

あたしはずいと響の方へコーヒーと砂糖を押した。

「なんか負けた感じがする」

ずい

「飲めない時点で負けてるから」

ずずい

「だから飲んで!好きでしょ七音」

ずずずい
「要らないから!飲めないくせにカッコつけて頼んだあんたが悪い!」

ずずずずい

「とにかく、さっきブラック好きって言ってただろ?だからあげる!」

「そんなこと言ってないし、ていうか今あたしカフェラテ飲んでるんだけど!!」

「カフェラテぼくにちょうだい!!」

「いやだ、あたしが飲むの!!」

ぎゃあぎゃあ言いながら、コーヒーを押し付けあってると、誰かの手が伸びてきてガシッとコーヒーを静止させた。
やばっ騒ぎすぎた!さすがにマスターに怒られる!

「響くん!七音ちゃん!なんで喧嘩してるの!?」

コーヒーこぼれちゃうよ!と高い女性の声が響く。

「あ、咲希!」

「咲希さん!」

バッと二人揃って顔をあげると、大学生になって、より大人っぽくなった咲希がいた。
咲希はあたしの隣に座ったあと、ちょっと戸惑った表情で、

「どうして喧嘩してたの?」

と聞いてきた。
小学生の頃は、あたしと響はどこでもケンカしてたけど、中学に上がってから、これでもちょっとはTPOを考えてケンカするようになったの。
まあ、そんなあたし達がこんな静かな喫茶店でケンカしてたら、驚くよね。
……でも、さすがに中3にもなって、コーヒーの押し付け合いで、ケンカしてたなんて言えない。子供っぽくて恥ずかしいし。
響の方を見ると、あいつも同じこと考えてたみたい。目だけで適当にごまかそうって訴えてきた。
こういう時だけ無駄に気が合うんだよね、コイツと。

「いつものノリでケンカしてしまったんですよ、お客さん僕らしかいなかったからつい」

「そうそういつものノリ。この喫茶店のマスターと知り合いだから、ついつい」

「……あ、そうなんだ。てっきりコーヒー押し付けあってケンカしてるのかと思っちゃった」

…………咲希ってこういう時だけ、鋭いよね。

「まさか、そんなわけないじゃん。ね、響!」

にっこりと作り笑いを浮かべてあたしは響にふる。

「そうですよ、そんな訳ありませんよ」

響もニコッと笑って、それじゃあ本題に入りましょうか、と事件のファイルを取り出した。
今回の事件は、この前ジュエリーショップで盗まれた宝石と犯人の捜索みたい。
不謹慎だけど、本物の事件に関われるのは、結構楽しい。
誰にも行ったことないけど。
さて、どんな事件かな〜。

☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰☕🍰

片方がカッコつけてコーヒーのブラックを頼むも一口目で挫折し、結局相手に押しつけ合う響 七音
https://shindanmaker.com/687454

とても滾ったから書いたッた
本編はいい加減進めるわ(*´ω`*)
起承転結の結が書けないなっちい

診断メーカーはいいぞとても

556:なっちい(´∇`):2017/06/01(木) 17:26 ID:zmE

私の書く響はどうしても子供っぽくなってしまうんだけど、何でだろうか

響「SHERLOCKの見すぎでしょう。ぼくはそこまで子供っぽくありません」

……デスよねー

557:岡子◆qw:2017/06/04(日) 21:54 ID:fWg

>>551
月咲や〜‼
久しぶり〜!

>>555
いつの間にかゾロ目盗られてる………

アンケートの件やけど、4が多かった
ってゆーか、4しかなかったので、頑張ってどっちも更新していきたいと思います
なお、小説の見分けをつけるために、すでに書いてる方はα、新しく書く方はβと、メモ欄のところに書いて更新していきます!

558:星月夜杏里◆gg (;`・ω・)つdice3:2017/06/25(日) 20:15 ID:rGw

>>515の続き (かなり久しぶりですね)




ブラッドは私を睨み、力が抜けたようにヨロヨロと立ち上がる。

眠らないのはすごいよね……。
それはそうとして……

「私の質問に答えてくれない?」

私は沈黙を破った。

レッドは悪事を許さない。
だからこそ、質問に答えてくれれば捕まえない、とは言ってあげられない。
これからどんな方向になっていくかは、私も知らない。

ブラッドは黙ったまま。

「あなたはなんで犯罪者なんかにわざわざなってるの?それは本当にあなたの意思なの?」

私は勝手に話を進めた。

『私の仕事だもの』ってさっき言ってた。
でも、これは仕事であって、本当はやりたいんじゃ無いのかもしれない。

ずっと気になっていた。
あの辛そうな目は何を思っていたのか。
それが、今はどうしても知りたい。

「……ここじゃ話せないわ。場所を変えないと……」

ブラッドはそう言って、あとは何も答えない。

『ならアスカ、今から俺が指示する。俺の居るビルまで来られるか?』

「分かった」

小声で返事を返し、ブラッドに向き直る。

「ならついてきて。走れる?」

ブラッドはコクリと頷き、廊下を走り出す。
でも、まだ睡眠薬の効果が切れていないのか、足取りが重く、少しおぼついている。

私達はエレベーターで1階まで降り、出口に向かって走った。
警備員達には皆眠ってもらった。

559:岡子◆qw β:2017/07/06(木) 16:02 ID:ViY

テストは明日までやけど、気分転換に小説書きます!

〜Noside〜

「あの4人は逃げたか」

月明かりのみの薄暗い部屋の中、ひとりの男が呟く
その声に女が答える

「申し訳ありません。ですが、今行方を追っていますので」

「そうか……」

呟くように答えた男は部屋から出ていった
女は室内の机に置かれた紙を手に取り、横一列に並べる

その紙は全部で4枚
男の言っていた4人の情報が1枚につきひとりずつ書かれている

右上にとめられた顔写真はどれも中学生くらいに見える
右3人は女子、左端のみ男子の顔だ

「4人とも見張りの目を欺けたと言うのかしら。それとも他に協力者が」

呟いた女は紙を重ねて元の場所に戻し、部屋を出て行った

影からその女を見送った別の女は誰にも見つからないように通信機に向かって喋った

「任務完了。これから戻ります」

出口に向かって歩き出した女の耳に先程部屋から出てきた女の声が入った

「逃がさない。“水無月雪菜”、“葉月菜々美”、“紅月飛鳥”、“紅月圭”」

560:岡子◆qw β:2017/07/06(木) 18:55 ID:pU6

>>559に出てきたオリキャラ説明+軽く用語解説等々

水無月 雪菜 〜みなづき ゆきな〜
異能者の女の子で中学2年生
異能力は水を操る
冷静沈着で言い方は素っ気なく冷たいが、優しい子
ベスティアニードに追われている
パラレルワールドの住人で、“あちら側”の飛鳥と圭とは仲が良い

葉月 菜々美 〜はづき ななみ〜
異能者の女の子で中学1年生
異能力は植物を操る
明るい子だが、異能力の事で周りから気味悪がられたので、本当に信じられる人は少ない
ベスティアニードに追われている
パラレルワールドの住人で、“あちら側”の飛鳥と圭とは仲が良い
雪菜のいとこ

紅月 飛鳥
パラレルワールド内のアスカ
雪菜、菜々美と同じく異能者
ベスティアニードに追われているが、偶然“こちら側”に来てしまった
アスカと区別をつけるため、漢字表記とする

紅月 圭
パラレルワールド内のケイ
雪菜、菜々美と同じく異能者
ベスティアニードに追われているが、偶然“こちら側”に来てしまった
ケイと区別をつけるため、漢字表記とする

“異能者”
異能力を使う者の事
周りから気味悪がられることが多い

“異能力”
普通ではない力の事
いわゆる魔法
異能力を使う際、結晶体のようなものが現れる(アリ〇と蔵六の鏡の門のようなもの)

“ベスティアニード”
イタリア語で獣の巣
異能者たちを管理する組織
簡単に言うと悪の組織的なやつ

“ストレーガ”
イタリア語で魔法使い
雪菜たちが所属する組織で、異能者たちの保護施設

“こちら側・あちら側”
パラレルワールドと普段すむ世界との区別
主にアスカとケイが使う予定
このレス内では“あちら側”がパラレルワールド、小説内では“こちら側”をパラレルワールドとする

。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜
途中で増えそうだったら改めて書きます!

561:べるなに◆Lg:2017/07/16(日) 13:02 ID:8c6

久しぶりに書く
アスカ視点

私は今、夜のビルの上で、凄く悩んでいる。
それは遡ること三分前。
私は盗まれた宝石を奪い返して、屋上から逃げようと思ったんだけども。

サッ

「ふぇ!?」

なにか斬れた音がしたと思ったら、レッドのユニフォームのシャツの部分が、少し斬れていた。
元々結構肌とか見えそうなデザインなのに、これ以上斬れたらもうお見せできない状態になるし………

「ケイ、逃走ルートを、最短で出せる?壁とかどうでもいいから。」

『じゃあまっすぐ走れ』

「了解!」

私は走り出そうとしたら。
何か、和風な音楽が聞こえた。ほら、正月とかで流れるような。

「ふぅ。追い付いた。」

そこには、木刀を持って、青いコートを来ている一人の人がいた。帽子を被っていて、しかも狐のお面。
誰?

『おそらく、刺客だろう。
逃げた方が早そ』

「何話してるのさ」

その人は、私からインカムを盗っていた。
はやっ!

『おいアスカ!どうした?』

「ふーん。君アスカって言うんだ。
まぁ、コードネームか、偽名かもしれないけど、情報ごちそうさま。」

その人は、ビルから飛び降りていった。

「あ………インカム持ってかれっぱなしだ………」

私はそのあと、少し道に迷いながら家に帰った。
家に帰ると、ケイは完全に落ち込んでいた。
いやまぁ、そういう感じの表情ってだけだけど。

「アスカ………すまん、俺たちの情報が入ったパソコンに、何者かのアクセスが入った。」

え!?

562:岡子◆qw:2017/07/22(土) 15:41 ID:HfI

登場人物や用語に関しては>>560をどうぞ
。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜
1-1.let 逃亡!〜雪菜side〜

今私たちはベスティアニードからストレーガへと逃げる途中にある森の中にいる
昨日の嵐のような大雨と昼間の快晴からか、霧が辺りを覆っている

「撒けた、かな?」

「たぶんな」

「早くストレーガに帰りたい」

「でもしばらくは何もない平原。やり過ごすのが懸命だと思う」

半ば独り言のような飛鳥の言葉に圭が返し、不安そうに言う菜々美に私が自分の考えを言う

「そうだな。暗い上に木々が多い。さらに霧もあるから身を隠しやすい。逆に言えば僕たちからも向こうの姿は見えないことになるが」

圭が少し困ったように言う
ほぼ無表情だけど、長年一緒にいたから少しの変化でもわかりやすくなった
まあ、圭の心配は私が何とかできるけど

「霧は水蒸気、つまり水よ。水なら私の得意分野、心配する必要ないわ。今だって霧を通して森の中の音を聞き取れているもの」

「水を通したら何か変わるの?」

飛鳥が疑問をぶつけてくる

「音は空気中では気温にもよるけど、およそ340m/s。それが水中では密度の違いでおよそ1500m/sにまで速くなる。つまり空気よりも水の方が音を伝えやすいということ。霧が出ている状態は湿度が100%。普通よりも音を伝えやすいから、周りの音が私にとっては聞き取りやすい。わかった?」

「ぜんぜん!」

元気に即答しないで

「飛鳥に何を説明しても時間の無駄ね」

「素っ気なく罵倒しないで?」

飛鳥はスルー

「時々思うが、雪菜は何気に水だけじゃなくて音も操れる気がする」

圭が言ってることはある意味正しい

「前に主任が言ってたんだけど、異能力って個人によって得意不得意があるけど、一応自然界の色んなものにはたらきかける事ができるでしょ?」

「「そうなの?」」

飛鳥と菜々美が揃って首をかしげる
圭はそんなことも言っていたな、と呟いてから私たちに向かって話す

「たしか異能力は魔法みたいなものだから、少しならあらゆるものに干渉できるんだったな」

飛鳥と菜々美はΣ(゚◇゚;)←こんな顔をしている
たぶん初めて知ったんだろう

「どうしてそんな驚いた顔をしているの?私たちは異能力を使って飛ぶことができるのだから少し考えたらわかるでしょ」

飛鳥はともかく、菜々美はバカではないはz………

「「( ̄□ ̄;)ハッ!!」」

本気で気付いてなかったのね、はあ

私はため息をついてから圭に目で続きを促した

「僕たちが普段どういう能力かって言っているのはあくまで最も強い能力の事だよな?でもひとりにつきそういう能力はひとつのはず。なら何故雪菜はふたつもあるんだ?」

「圭の言っていることは正しい。でも能力にも相性があって、ある程度なら最も相性の良い能力を強くできるらしいわ」

「主任がそんなことを………。あの人はどこまで知っているんだ?」

「主任が怖くなってきた」

それぞれ圭と菜々美が呟く

「もしかしたら、ストレーガもベスティアニードみたいな感じなのかも」

「ええっ⁉️私たちが今までやって来たことは悪いことなの⁉️」

飛鳥の根拠の無い呟きに菜々美が真に受けてしまった

「いや、主任が持ってくる任務の情報は全て正しいものだ。それは僕が毎回確認している」

圭が否定してくれて助かった

「あ、そうなんだ」

いや飛鳥、君のせいで菜々美の主任に対する信頼が落ちるところだったじゃない

「良かった。主任は単純に私たちが社会に溶け込めるように研究しているだけなんだね。危うく主任を信じれなくなるところだったよ」

全て飛鳥のせいよ、菜々美

「飛鳥が余計なこと言うからだ」

全くもってその通りだわ

「ゴメン」

「とりあえずどこか隠れる場所を探しましょ」

「あ、雪菜の存在を忘れてた」

よし、飛鳥は後で締めよう←

そうして私たちは森の探索を始めた

〜to be continued〜
。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜
雪菜は心の声は割りとキャラ崩壊してます!←
設定に書いとくの忘れてた

563:マジュ◆slE hoge:2017/07/22(土) 16:48 ID:SgY

超絶ウルトラスーパーお久しぶりです!
受験生+違う小説書いているのでここに手つけられませんでした。これから、頑張って書きたいです。はい。

過去の駄作の小説はやめときます。
なかったことにしてください。はい。

URL
ポケ●ン
https://ha10.net/test/write.cgi/ss/1490534624/l2

カー●ィ
http://karamer.rosx.net/librry/?writer=%8FH%8D%F7

564:マジュ◆slE hoge:2017/07/22(土) 16:50 ID:SgY

連レスごめんなさい!
訂正 カー●ィ
http://karamer.rosx.net/library/?writer=%8FH%8D%F7

565:ブレイド (0W0) ◆WA:2017/07/24(月) 16:32 ID:A3s

>>564
投稿してみた。

566:べるなに◆Lg:2017/07/24(月) 16:38 ID:8c6

>>564
何故ここで・・・雑談スレで出せばいいんじゃあないかい?

567:ブレイド (0W0) ◆WA:2017/07/24(月) 16:42 ID:Fzw

>>566
どっちでもいいでしよ……(呆)別に気にすんなって。

568:べるなに◆Lg:2017/07/24(月) 17:02 ID:8c6

>>567スレタイと趣旨をよーく御覧なさい

単発【苦手なものチャレンジ】

@紅月飛鳥

「は〜い、主のべるなにです。今日は苦手なものを、アスカにチャレンジしてもらう、という企画でござんす。」

「え〜・・・なんで苦手なものチャレンジ?」

「霊組読んだら、苦手なものにチャレンジしてるキャラいたから」

「それだけ!?」

べるなにの発言に驚いてリアクションを返す、アスカ。

「じゃあ、アスカの苦手なもの、カボチャ。
これを色んな方法で、アスカが食べられるように、頑張ってみましょ〜。」

べるなにがそう言って、指パッチン。
すると、ガラガラガラ・・・と台車が来て、その台車の上には、ハンバーグが。

「カボチャを切って、ハンバーグに混ぜ込んだ・・・とか、よくアニメでやる奴やってみた」

「う〜ん、カボチャが入ってるって思うとなぁ・・・」

「逆に考えるんだ、食べちゃってもいいさ、とな」

「漫画のネタやめようか」

ボケるべるなにに、突っ込みのプラカードで殴るアスカ。

「じゃあ、食べてみるね。」

「目を塞いで鼻も塞げば味わかんないと思うぞ」

「それ克服の意味ある?
って言うか、前置き長すぎだから、早く食べるね。」

アスカは一口、カボチャ入りハンバーグを食べた。
すると、アスカは、少し悩むような顔になり、もぐもぐと噛み、飲み込む。
そして、銅像で有名な、考える人、のポーズを取り、悩む。

「いや〜・・・美味しいよ?うん。けどね、カボチャ入ってると思うと・・・」

「じゃあわかった。口直しに、プリン食え。」

またべるなにが指パッチンすると、オレンジ色のプリンが出てきた。

「あれ?オレンジ色だけど?」

「色が変わってるのは、アレだ。高級だからだ。」

「そうなの!?じゃあいただきまーす!」

高級なプリンと聞き、アスカは大喜びしながら、プリンを食べる。
すると、表情が変わる。そう。まるで、ミルクチョコレートと思って食べたら、ブラックチョコレートだった。と言う、一つのたとえが似合いそうな。

「高級プリンって、こういう味がするの?」

「うん、そんな味」

「いつも食べるほうが美味しい気がするんだけど・・・」

「それは、お前が普段食べてる、庶民的な味に慣れてるからじゃないか?
俺も、イベリコ豚とか食べた時、普段の方がうまいなーと思ったときがあるからよ。」

べるなにの実体験(リアルでの)を聞き、アスカは表情を疑問系に変えて。

「そんなもんなの?」

「そんなもんだよ」

「じゃあ、また食べればなれるかな?」

と、アスカは、二口目、三口目と、プリンを食べ、全て食べた。
食べ続けると、慣れたのか、美味しい、と感じるようになったようで、笑顔になってきた。

「あー、美味しかった。やっぱり、何口か食べてると、舌が慣れるんだね!べるなにの言う通りだったよ!」

「まぁ、嘘なんだけど」

「えっ」

べるなにのいきなりな発言に、アスカは固まる。

「これ、かぼちゃプリンな。有名な奴。」

「で、でも、カボチャの味なんて―」

「プラシーボ効果な。
例えば、お前にただのビタミン剤を、麻薬って言って飲ませたら普通にラリったり、逆に風邪薬と言ったら、風が治ったりする、そういう奴。
アスカみたいに、単じゅ・・・ゲホン、てきと・・・ゲホン、アh・・ゲホン、えーと、単細ぼ・・・ゲホン、単純明快な真っ直ぐな奴には、よく効く手口だ。」

「えー・・・」

「克服とまでは言わないが、マシにはなっただろ?」

グッ、と親指を立てるべるなに。

「まぁ、確かにそうだけど・・・」

騙された、と言うことに、少し頬を膨らますアスカ。
しかし関係のないことであった。

続く(ケイ編、優月編、実咲編、色々あるずぇ!)

569:べるなに◆Lg:2017/07/24(月) 17:03 ID:8c6

>>568よく見るとこれ苦手なものチャレンジじゃなくて、苦手なもの克服チャレンジと、単発じゃなくて、短編だわ

570:べるなに◆Lg:2017/07/24(月) 19:53 ID:8c6

Aケイ編

「は〜い、今度はケイにお越しいただきました〜」

「・・・帰っていいかな」

「やめーい。」

帰ろうとするケイを掴んで、イスに座らせるべるなに。

「じゃあ、どうすればいい・・・」

「ケイ、アンタの苦手なものってのは、ズバリ、チョコレートだろ?」

「・・・」

ドヤ顔で、指を指すべるなにに、黙りながらも、頷くケイ。

「じゃあ、まずは・・・チョコレートをシンプルに食べて貰おう。」

「・・・アスカのときみたいなことは?」

「フ・・・チョコレートをどうやって他の料理に混ぜろと?
どうしてもチョコレートが主体のものが出来上がるだろうがッ!」

クッキーに少し混ぜる、カレーに入れる、など、様々な方法があるのに、すっかり忘れているべるなに。
馬鹿なので、しょうがない。多めに見るしか出来ない、皆。

「じゃあ、いただきます・・・」

ケイはチョコレートを、一つ食べた。

「うぷっ・・・」

一瞬で顔が青色になるケイ。やはり甘いものは苦手。
更に甘いものの象徴と言っても、過言ではないチョコレート。

「ケイ、ギブアップ?」

「ぎ・・・ギブアッ・・・」

「え〜、怪盗レッドのナビ担当ともあろう、あのIQ200かつ、色んな天才の鼻っ柱をへし折って来た、あのケイがギブアップですかぁ〜ッ?
しかもォ、ケイが散々動物動物、って言った、あのアスカが、カボチャを攻略しようと奮闘したんだぜ〜?
なのにィ、ケイがギブアップですかぁ〜ッ?」

「なんだと・・・」

一瞬、殺意に目覚めたような顔で睨むケイだが、チョコレートを、一気に食べる。
涙流しながら。甘ったるさで死にそうになりながらも。

「はい、ケイ、無事に攻略!」

続く(次回は誰か、お楽しみに)

571:星月夜 杏里◆gg (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2017/07/24(月) 23:37 ID:0v2

>>570
うをおおおお……
最終的に攻略したと言って良いんでしょうか……?
涙を流すケイさんとは……
興味も湧くけど可哀想で見てられないかも……。
(お前もさっさとトマトを攻略しろー🍅🍅🍅🍅🍅)
↑無理無理無理無理イヤです!!

572:べるなに◆Lg:2017/07/25(火) 10:33 ID:8c6

>>570
後日談

「ケイ、はいこれ!」

「なんだこれは」

アスカがケイに、ハートのラッピングの者を手渡し。
すると。

「実はね、べるなにから、『ケイがチョコを克服した・・・』だって!だから、手作りチョコ!」

「べるなに・・・」

ケイは怒りながらも、アスカのチョコレートを受け取った。
そして、パソコンをいじりながら、チョコレートを食べた。


 ケ イ は 二 度 死 ぬ

と言わんばかりの表情であったとさ。

ケイ編終わり

573:星月夜杏里◆gg ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒dice6:2017/07/25(火) 16:54 ID:0v2

>>558の続き




そのままビルを脱出し、ケイの指示を聞きながらケイの居る、廃ビルの屋上まで行った。

「ふーん。やっぱりレッドは2人組なのね」

あちゃー……。
やっぱり、ってことは予想がついてたんだね。
まあ、噂やらニュースやらでやってるしね。

「……」

何よケイ!ため息なんてついて!
あんたが自分でここまで来いって言ったんだからね!
私のせいだけにしないでよね!!

まあ、それはさておき置いといて……

「どこで話聞く気?」

「……家」

ケイが放った言葉は文ではなく、ただの単語。
は?今なんつった?
ウチ?
ちょっと本気?!

「他に場所は無い。誰にも聞かれない場所となれば家くらいしかない。それに、父さんたちも居るし」

「え、お父さん達にも聞いてもらうの?!」

あー、でもよくよく考えてみれば、お父さん達がいれば逃げることも出来ないか。
でも、急に敵のスパイなんか家に入れたらとんでもないお叱りの言葉が……。

「それは問題無い。今父さん達に連絡を入れた。色々聞かれて経緯とかみんな話したら、意外とすんなり許可してくれた。なんか裏がありそうだったけど」

え、そうなの?!
ケイって結構気が利くなあ。
でも裏がある……?
まあ、それは家に帰れば分かることか!

あれ、ブラッドは何も聞かないのかな?
お父さんとか誰?って思ってもいいはずなんだけど。

「とりあえず、2人とも着替えてこい」

ま、その話は一応置いとこう。
って、ブラッドは着替えとか持ってるの?

「当たり前よ。ここだけの話、私はあなた達と同じ歳なんだから。このスパイであることを除けば、あなたと同じ、運動神経が良いだけの単なる中学生だしね」

へぇ〜。私達とブラッドは同い年なんだ。

よし、さっさと着替えて来ないとね……。

んで、ビルの中で着替えている途中に……。

<続く>

574:べるなに◆Lg:2017/07/25(火) 16:57 ID:8c6

>>573

オイコラ・・・・まさか覗きとか、アレとか、コレとか、そういう危ないジャンルじゃあないだろーナァァァッ!?

なんて思ったけれども、葉っぱ天国のジャンル的にとか、二次創作とは言えど、児童小説だし・・・大丈夫だよな?と、俺は信じてます。着替えてる最中に突撃してきてアスカが某有名昭和漫画のヒロイン見たいにはならないと信じている・・・・

575:星月夜杏里◆gg (ノ>_<)ノ ≡dice5:2017/07/26(水) 17:08 ID:0v2

>>574
あの……、なんか……スミマセン。(*- -*)
この辺で良いかな、って思って切ったんです。
だ、だ、だ、大丈夫ですヨ〜。
断じて変なことは……書いてないはず。
……きっと。( ̄▽ ̄;)

576:べるなに◆Lg:2017/07/26(水) 17:21 ID:8c6

>>575よかったぜ・・・と内心ホッとした

577:ブレイド (0W0) ◆WA:2017/07/26(水) 20:51 ID:816

>>576
おっそうだな

578:べるなに◆Lg:2017/07/28(金) 09:32 ID:8c6

次は苦手なもの、白里 響 編!

「あの、何故僕がこのような場所に・・・?」

「フッフー、響よ、実はね、君に、苦手なコーヒーを克服してもらうためさ!」

やや強引に響を連れてきて、響をイスに座らせ、コーヒーを持って来た、いつものべるなに。

「いや、あの・・・何故に苦手なものを克服するんですか?」

「え〜、お前嫌なの?」

「コーヒーが飲めない程度、別に問題は・・・」

「怪盗レッドは、苦手なものを克服しようとしたんだぜ。」

べるなには、ケイに使った手口で、響を挑発する。
響は、少し考えた後、やりましょう、と言った。

「よしじゃあ、まずは・・・ご○うさとか、そういうとこのコーヒー出したいけど、高いから、インスタントコーヒーでどうにか頑張ってくれ。」

「ちょっと待てっ!」

「なんだ?」

いきなり響が突っ込みを入れ始めたので、べるなには止まる。

「前にやった二人は、結構工夫してたじゃないですか!」

「ケイは正攻法だろうが」

「でも僕インスタントコーヒーって、段々差が出てませんか?」

「仕方ないだろ、コーヒーって言われても、どんなコーヒーがいいか知らないし。あと俺、作者の分身みたいなもんだし、意味ないぞ」

べるなにのメタ発言、更には間抜けっぷりに、響は唖然とする。
そう、工夫して書いてるように見えて、ちょっとだけある、小さい雑学を言っていただけなのだ。

「くっ、飲めばいいんでしょう飲めばっ!」

響はコーヒーカップに注がれているコーヒーを、一口で飲んだ!

「おいまて、まだ粉しか入れてないって・・・遅かったか」

「ニャアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

猫のような悲鳴を上げながら、響は崩れ落ちる。インスタントコーヒーの、粉だけ入っていて、お湯が入っていないと、人はこういう悲鳴を上げる。

「すいません・・・速すぎましたか・・・」

「まず眼鏡についてる粉と、顔についてる粉落として、洗って来い」

べるなにはそう言って、その間に、コーヒーを準備する。
響は、顔を洗って、眼鏡を拭いてから、改めてコーヒーを一口飲む

そう。それはまるで、仕事の昼休みのさなか、喫茶店で、優雅にコーヒーブレイクする、ハードボイルドな男のように!

と、格好よかったのは、ここまでであり、一口目を飲んだ瞬間、響は青い顔をした。

「あれ?怪盗レッド二人が頑張ったのに、お前ここでギブ?ねぇ怪盗レッドが頑張ったのにギブ?」

べるなにが、響をあおり、あおり、響の負けず嫌いな心に火が付き、響は、ムカついたのか、コーヒーを一気に飲み干した。

「ってまた粉がっ・・・」

「インスタントコーヒーには、よく粉が下に沈んでるテロあるからな、気をつけとけ」

そう言われて、響はなんだかんだでコーヒーを攻略。

続く(次回はアイツになるっ)


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