〜ルール〜
•人の嫌がることはしない
•暴言は禁止
•匿名が付いている名前は禁止
•このスレには入っていない人が注意する際はまず入ること
•2日に一回は必ず来ること
みんなで楽しくやろうね
こんにちは!!
520:はる:2017/11/03(金) 14:22 ID:S4U誰かいるかな?
521:はる:2017/11/03(金) 14:26 ID:S4Uリレー小説じゃないやつ書いちゃいます!(自分で考えたやつ…)
522:はる:2017/11/03(金) 14:46 ID:S4Uローラ「ゆめ❕ドラマの台本きたよ。」 ゆめ 「ありがと〜🌠ローラ❕そういえば、ローラも、このドラマ出るんだよね❗」
523:はる:2017/11/03(金) 15:02 ID:S4Uローラ「そうだよ❗」 ゆめ 「えっと、他に出る人は・・・・・・❔」 ローラ「どうしたの?」 ゆめ「・・・・すばる君と、その友達役の、望君、・・・・・あと、しょう君、っていう人がいるの。」🔶 ローラ「誰それ?」 二人は、顔を見合せ、考えこむ。 こんこん。ドアがなる。 あこ「ゆめ❕ローラ❕ここにいましたの?。・・・・・どうしましたの?そんなに考えて。」 ゆめ「あこちゃん❕ねぇねぇ、しょう君って人、知ってる?🌠」 あこ「もちろん❕知っいますわ! 最近4つ星学園男子部に、きた、わたくしたちと同い年のアイドルですわ!」 二人 「ふーん。」
524:はる:2017/11/03(金) 15:10 ID:S4Uゆめ「あこちゃん、そういえば何かあったの?」 ローラ「そうだよ、ここにきたって事は、なんかあって来たんでょ」 あこ「にゃあ!そうでしたわ❕しょう君が、ゆめを呼んでくださいって言ってたんです❗だから、速く行かないと❕待ってますわよ。」 ゆめ「うん❗」
525:はる:2017/11/03(金) 15:11 ID:S4U続きは、5時にかきます❗
526:はる:2017/11/03(金) 15:13 ID:S4U🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶
527:匿名さん:2017/11/03(金) 16:34 ID:nJQ続き気になる〜😃
528:ハル:2017/11/03(金) 16:48 ID:S4U😵💨はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ❗ ゆめ「あの子が、しょう君❔・・・・・あの❕」 しょう「❔・・・・あの、あなたが虹野ゆめさん、ですか?」 ゆめ「はい❗・・・・・もしかして、しょう君❕同じ、小学校の、綾瀬しょう君❔・・・・・・・(//∇//)」 しょう「そうだよ❗覚えていたんだ!約束、守りに来たよ❗ゆめちゃん❕」 ゆめ「約束❔あぁ❗あの約束ネ❕」・・・・・ 望「どうしたの?すばる君❔」 朝日「あっ!ゆめちゃんと!・・・・・・転校してきた、しょう君❔」 かなた「二人で何してるんだ?」 すばる「・・・・・・」 望「今度のドラマの撮影の、時に、聞いてみようか。」 すばる「あぁ。」
529:ハル:2017/11/03(金) 16:49 ID:S4U一旦終わりです❕後で書きます❗
530:ハル:2017/11/03(金) 16:50 ID:S4U5時にかく
531:ハル:2017/11/03(金) 16:52 ID:S4U530 ごめんなさい❗間違えたんです❗ 525 速く書けちゃいました。・・(//∇//)
532:ハル:2017/11/03(金) 18:12 ID:S4Uこんばんは❗
533:匿名さん:2017/11/03(金) 18:50 ID:nJQヤッホー😊
534:匿名さん:2017/11/03(金) 18:52 ID:nJQ はるちゃんの小説最高‼
面白いからもっとかいて👍
ありがと❗明日書くね!
536:☆゜☆スズ☆゜☆:2017/11/03(金) 23:12 ID:Agk はるさんの小説良いね!
続きも書いてほしい!!
ありがと〜🌠スズちゃん❕
538:ハル:2017/11/04(土) 09:48 ID:S4Uと、おはよ!
539:匿名さん:2017/11/04(土) 10:34 ID:nJQおはよ〜☀
540:ハル:2017/11/04(土) 11:07 ID:S4Uおはよ!
541:ハル:2017/11/04(土) 11:09 ID:S4U小説の続きは、一時に書くね!
542:きら:2017/11/04(土) 15:39 ID:35g わ〜きらいない間にいっぱい小説できてたね👐
面白い小説ばっかだから続き頑張ってね~😺❕✅
ちなみにきらはテスト勉と違うほうですばゆめの漫画かいてるからきっと少ししか出てこれないよ~🐷💩❤
544:ハル:2017/11/04(土) 16:56 ID:S4Uそうなんだ❗テスト勉強頑張ってネ❕
545:ハル:2017/11/04(土) 16:58 ID:S4Uあと、一時に、書けなくて、ごめんなさい❕出掛けてて、書けなくなってたの❕
546:ハル:2017/11/04(土) 18:54 ID:S4U書きます❗
547:ハル:2017/11/04(土) 19:05 ID:S4Uすばる「あぁ。」 次の日・・・・・・ ゆめ、ローラ「おはようございます❗今日は、よろしくお願いします❕」 スタッフ「ゆめちゃん、ローラちゃん、よろしくね。」 ローラ「はい!ほら!ゆめも、・・・・どうしたの?」 ゆめ「・・・・・・・・・・」 ローラ「オーイ❗ゆめ❕」 ゆめ「あぁ❗ローラ、ごめんごめん❕」 ローラ「❔、何見てたの?」 ゆめは、指を指した。 ローラ「あぁ❗ねぇゆめ、昨日何が・・・・・」 ❔「おはようございます❗」
548:ハル:2017/11/04(土) 19:06 ID:S4U一旦終わります❗
549:匿名さん:2017/11/04(土) 19:53 ID:nJQ きらちゃん頑張れ👍
はるちゃん
小説面白いよ
551:匿名さん:2017/11/04(土) 19:55 ID:nJQごめん途中文がきれちゃった・・・
552:ハル:2017/11/04(土) 20:32 ID:S4Uありがと❗
553:ハル:2017/11/04(土) 21:56 ID:S4Uおやすみ〜🌠
554:匿名さん:2017/11/04(土) 22:39 ID:nJQおやすみ〜⭐
555:ハル:2017/11/05(日) 10:37 ID:S4Uおはよー❗
556:匿名さん:2017/11/05(日) 18:00 ID:nJQヤッホ〜🎶
557:匿名さん:2017/11/05(日) 22:03 ID:nJQおやすみ〜😴
558:匿名さん:2017/11/07(火) 20:50 ID:nJQ誰かいる?
559:匿名さん:2017/11/07(火) 22:01 ID:nJQみんな忙しいのかな・・・
560:ハル:2017/11/07(火) 22:12 ID:S4Uヤッホー、習い事から、かえってきたよ。
561:ハル:2017/11/07(火) 22:12 ID:S4Uおやすみ🌃✨
562:匿名さん:2017/11/07(火) 22:47 ID:nJQおやすみ💤
563:ユッキー:2017/11/08(水) 16:29 ID:3Vs こんにちわ
小説書きます
花火が打ち上がる
「わぁぁぁ」
目を輝かせながら虹野が言う。
俺は花火のことよりもさっきの話が頭から離れない
また男かよ
なぜそう思ったんだ
[嫉妬]
頭からこの言葉が出た
嫉妬俺が?
会ったことのない奴に?
それが
本当だったら
俺は
虹野のことが、、、
好き?
急に体温が上がる
顔が赤くなる
「ドン、、、」
最後の花火が打ち上がる
体温が下がらない
心臓がうるさい
「すばるくんいくよーーー」
虹野が俺に呼びかける
「ああ」
俺は、今虹野の所へ向かった
続きお願いします!!
566:匿名さん:2017/11/08(水) 19:29 ID:nJQ 書きます‼
すばるくんさっきからなんか変だなぁ
ゆ「花火綺麗だったね」
す「ああ」
ゆ「すばるくんなんか変だよ?大丈夫?」
す「ああ大丈夫だ」
あきらかに怒っている様子なんだけど・・・
す「そのリボンお気に入りか?」
ゆ「もちろん。だけどどうかした?」
す「別に」
リボンがどうかしたのかな?
男の子の気持ちってわかんないや
下手でごめんね
次誰かお願い🙏
はじめまして!
せれなです!
今年中学一年生になりました!
よろしくお願いします!
いじめのやつがなかなか更新されないので書いて言ってもいいですか?
570:匿名さん:2017/11/10(金) 00:40 ID:nJQ よろしく〜
私もイジメの小説よみたいからぜひ書いて
私も中学1年生だよ
572:匿名さん:2017/11/10(金) 15:46 ID:nJQ誰かいる?
573:ユッキー:2017/11/10(金) 15:55 ID:3Vsこんです
574:匿名さん:2017/11/10(金) 18:12 ID:nJQ久しぶり〜
575:匿名さん:2017/11/10(金) 22:17 ID:nJQ誰か小説書いて〜
576:ハル:2017/11/10(金) 22:34 ID:S4U久しぶり😃✨⤴です❗ キャンプに行ってて、これなかったの。 おやすみ🎵
577:匿名さん:2017/11/10(金) 23:04 ID:nJQおやすみー⭐
578:せれな:2017/11/11(土) 00:21 ID:PCU 緊急集会があったせいで、午前中の授業の数は少なくなってお昼休みが長くなった。
いつもなら嬉しいのに、もう全然嬉しくない。
昼休みは寮の裏でいじめられる。
今日の集会でいじめの事を学園長が話したせいで、私は今まで以上に激しいいじめにあってしまうかもしれない。
ゆ「もう、嫌だよ……。」
サ「何がいやなのかな?」
ゆ「!?」
そこには、いつもよりも復讐感と嫌悪感が増して、今にも襲いかかってきそうな勢いだった。
ミ「私達の事チクったのあなたでしょー?」
花「私達怒られるのがぁ、貴女の思ってる嫌なこと以上に嫌なんですけどぉ?」
ゆ「私、誰にもこの事話してないし!」
ミ「そんなこと言って信じてもらえると思ってるの?」
サ「そういう演技はさ、劇組に入って劇を習ってからやってくれる?」
花「というか、もう貴女の反応飽きちゃったし、次は桜庭ローラかなぁ……?」
サ「いいじゃん!それだったら2人分の苦しむ顔が見れるんだもんね♪」
ゆ「ろ、ローラは!私の友達には手を出さない約束でしょ!」
こういった瞬間、空気は変わった。
ミ「ねぇ、誰に向かってそんな口聞いてんの?」
サ「ていうか、S4M4に近づかないでって言ったのにこの前なんかラジオで共演しちゃったり?」
花「私達は約束を守ってたのに、そんなこと言われちゃったらなぁ。」
ミ「貴女なんか、本気で潰そうと思えばいつでも消せちゃうのよ?」
ゆ「………!!」
花「その目は何?」
サ「こうして欲しいのかし、らっ!」
ドスッ。
ゆ「……っ!」
サエコは私のお腹を思いっきり殴った。
その瞬間、気が飛びそうになった。
なんとか意識を保っても、呼吸ができない。
私は寮の壁にもたれかかる状態で座り込んでしまう。
ゆ「うぅっ……」
サ「あははっ!毎日あんなに筋トレしてるのに、気を抜いてたらこんなに脆いんだ!」
ミ「どれどれ!それじゃあ私もっ!」
サエコがお腹を殴り、呼吸困難になってる私を見て面白がったミサコは、座り込んだ私のお腹を容赦なく蹴った。
ゆ「かはっ!」
四つ星学園の指定のヒールがお腹に刺さりそうになる。
そんなことを承知の上で蹴り続けてくる。
ミ「ねぇ、痛い?」
ゆ「……」
ミ「答えられないの?それとも、無視してるの?」
花「そんなの無視してるに決まってるでしょ?次は私の番。」
そう花が言うとミサコは後ろに下がった。
花は屈み込み、私の顔を見てくる。
花「もしかしたら、この顔が悪いのかもね。」
ゆ「!?」
花「鼻の骨でも折れたらもう2度とここに来なくて済むんじゃない?」
それはすなわち、私のアイドル生活の終わりを告げる。
ミ「確かに!そしたらもうM4ともS4とも関われないから一石二鳥じゃない?」
サ「さんせー!でも、最初から顔をダメにするなんて面白くないんじゃない?」
花「だったら、その足をダメにしてあげる!」
ゆ「ひぃ!」
ミ「足が使えなかったら、もう桜庭ローラと踊れないね?」
ローラと、踊れない。
サ「でも、自分より友達をとったんだから恨むなら自分を恨んでね?」
そう言うと、3人は私の右足を集中的に踏んできた。
花「四つ星学園でいじめなんて本当に起きてるのかしら!」
サ「そんなことあるわけないじゃん!」
ミ「だってこれは体裁だもん!」
こんなの、体裁じゃない。
できるものなら、誰かに助けを求めたい。
でも、そんな事をしたらその人がいじめられてしまう。
ローラも、あこちゃんも、真昼ちゃんも、みんなが傷付くなんて絶対に嫌。
それに、いじめはいじめられる側が悪いって聞いたこともある。
きっと、これは今までの罰なんだろうなって。
だからもう、諦めようと思った。
その瞬間。
?「おい、虹野に何してるんだお前ら?」
花「す、すばる先輩!?」
ミ「これは、その、……虹野ゆめが悪いんです!」
サ「私達の事をコケにして、校内で変な噂ばら撒いて!」
す「へぇ……。虹野ってそんなに悪い奴なのか?」
サ「もちろんですよ!先輩にばっかり絡んでるからって同級生はみんな下級生扱い!」
ミ「美組の事だって馬鹿にして、そんな事絶対に許せないんです!」
花「……同じ歌組として、本当はこんな事はしたくないんです。でも、こうでもしないと……」
す「そうか……。」
私の意識は朦朧としていた。
でも、確かにすばるくんは助けに来てくれた。
けれど、花たちのことを完全に信じ切ってる。
す「ならさ、そこ、どいてくれるか?俺が虹野を殴ってやる。」
え……?
すばる、くん……?
ミ「はっ、はい!」
そうかぁ……。
普段から冷たく接してきたから、私の事なんて冷やかし程度の関係でしかなかったんだ。
ボロボロになった私を見て、すばるくんはどんなことを思うのかな……。
『いじめの件、お前が悪かったんだな。そんなやつと勝負してたなんて、俺が馬鹿馬鹿しい。』
とか言われちゃうのかな……
すばるくんが目の前に屈んだ。
す「いじめっ子はこうやって罰を受けるのが当然だな。改心しろ、虹野。」
すばるくんの左手が私のネクタイを掴んで痛む足を使わせるかのように立ち上がらせ、右手は私の顔を殴る準備が出来ている。
ゆ「…………すばるくん……。」
もう誰も信じれない。
そう思った。
私は世界から目を背けようと、目を瞑る。
頭も足も既にぶらぶらしてる。
すばるくんは、多分この事をひめ先輩とかローラ達に言うんだろうな……。
そしたら、どうなっちゃうのかな、私。
す「これで終わりだ。」
そういうと、右手を振りかざす。
勢いよく頬を殴ろうとした右手は、気付くと私の後頭部に添えてあった。
その手は私の顔をすばるくんの顔に近づけるかのように力がかかっていた。
不思議に思い、目を開けた瞬間。
ゆ「んんっ……!!」
すばるくんは私にキスをした。
花「んなっ!どうしてそんなやつに……!」
ミ「そいつが、いじめの犯人なんですよ!」
サ「そんなことしたら、すばる先輩まで悪者になっちゃいます!」
花たちは必死に“ダメです!”とアピールしている。
けど、そんな事御構い無しにすばるくんはキスを続ける。
私がすばるくんの胸筋あたりを押して、離そうとすると後頭部に添えられた右手が離さないと、私を動かさない。
ゆ「んん!んーー!!!」
キスなんて、した事がなかったからとっても不思議な気分。
甘い味。
まるでチョコレートみたい。
体が熱い。
意識がほわほわする。
そんなことしか考えられない。
ゆ「……っはぁ!」
す「誰にも相談せず、1人で抱え込んだ罰だ。」
−−−1人で抱え込むなよ。
あれ、演劇じゃなかったの?
そんなの、聞いてないし……。
す「やっとゆでたこ卒業したと思ったのに、またゆでたこになってるぞ?」
ゆ「仕方ない、でしょ///」
そうか。と呟くと、すばるくんは花たちの方を向いた。
なんだろう、この感情。
ひめ先輩のステージを見て、とってもドキドキした。
かっこよくて憧れで、私もあんな風になりたいって思った。
でも、このドキドキは知らない。
すばるくんの事を見てると、自然と体が熱くなる。
誰も助けてくれなかった中で、初めて守ってもらったからかな?
それとも……
す「悪いなお前ら。ゆめは俺だけのものだ。ゆめをいじめていいのも、キスしていいのも俺だけだ。」
花「なんで、!どうして……!」
間髪入れずにすばるくんは返す。
す「なんでって、ゆめは俺のライバルだからな。お前らみたいな卑怯な奴らに邪魔されたら困る。」
ミ「ひどい……!卑怯だなんて!」
まただ。
この前のように泣き出して誤魔化そうとする。
す「俺はな、俺の腕の中で本気で泣いた奴を知ってるから、そんなのすぐに嘘泣きだってわかる。」
それって、この前のドラマの撮影じゃ…!
す「それに、ゆめに罰執行なんて適当な理由でいじめてたのも知ってるんだからな?」
うそっ、このことにずっと前から気付いてたの?
す「俺と殴り合いしたくなかったら早く去った方がいいぜ?なんせ、M4もS4もゆめの友達も、みんな必死にゆめのことを探してるからな。」
ミ「それじゃあ、誰かに見られたら!」
しばらく睨み合う4人。
まるでいつかの魔王のような微笑みを浮かべたすばるくんはこう言った。
す「お前達のその足、使えなくしてやろうか?」
その顔は、余裕に満ち溢れているはずなのに、とても焦っているようにも見えた。
サ「っ!花、やばいって!」
花「わかってる!虹野ゆめ。私はあなたを絶対痛い目に合わせてやる!」
そう言い残して、3人は去って行った。
ふぅ。と一息ついたすばるくんは、私の元に寄ってきた。
す「大丈夫か?足、動くか?」
ゆ「う、うん……。」
す「む、無理して立とうとしなくていい!保健室になら俺が連れて行く!」
ゆ「ダメだよ、M4にそんな事させるなんて…。」
その言葉を聞いたすばるくんは、仕方ないといって、私の事をお姫様抱っこした。
ゆ「ちょ、ちょっと!痛っ!」
降りようと足をバタバタさせようとしたけど、右足が痛くて仕方ない。
す「これは立たせなくて正解だったな。」
キスされて、お姫様抱っこされて、
ゆ「……なんだか私達、夫婦みたいだね。」
す「……っ///、そ、そうだな!」
ゆ「ふふっ、すばるくん、ゆでたこみたい。」
す「う、うるせぇ!右手を俺の肩にかけろ!そうした方が安定する。」
ゆ「……こう?」
す「そうだ。その方がずっと歩きやすい。」
ゆ「………」
す「………」
どうしよう。さっきのでだいぶ気まずい。
ゆ&す「あ、あのさ!」
ゆ「あっ、先にいいよ。」
す「いや、微妙に俺の方が遅かった。」
何それ、変なの。
ゆ「さっき、ゆめは俺のものだって……。あれってどういう……?」
す「いやっ、あれはだな!……ゆめは1人じゃない。俺たちが付いてるって意味。」
なんだ。
てっきりすばるくんは私のことが好きなのかと思った。
颯爽と現れて私のことを助けてくれたすばるくんは、本物の王子様だった。
けど、それも勝手な勘違いだったんだね。
もしそうだったら嬉しかったのになぁ……。
す「なぁ、」
ゆ「ん?」
す「その、俺にキスされたの、嫌だったよな。本当に悪い!」
ゆ「え!いやいや!!!……別に、ちょっとだけ嬉しかったし……。」
す「ん?なんか言ったか?」
ゆ「何も言ってない!バーカ!」
す「んな!馬鹿ってなんだよ馬鹿って!」
ゆ「いいんですー!」
多分、これは好きって感情だと思う。
あこちゃんは、ずっとすばるくんの事ばっかり考えてるみたいに、私もそうなっちゃうかも……。
確かに、言われてみればかっこいいかも。
−−−ゆめは俺のものだ。
そんなこと言われたら、あなたの事しか考えられなくなる。
す「あの時は重いなんて言ったけど、虹野は本当に軽いな。軽すぎて、儚くて、気がつくともう手の届かないところにいて。」
ゆ「なにそれ……?」
す「……あぁぁ!今のなし!」
ゆ「ふふっ。すばるくん面白い!」
す「はいはい……。虹野、今日あった事は誰にも言うなよ?」
ゆ「ふぇ?」
す「ふぇ?じゃねぇよ!俺が仲介に入った事。本当はそんなことしちゃダメって言われてたんだけど、お前がいじめられてるところ見てたら体が勝手に動いてて。」
ゆ「じゃあ、もしも私の事を見つけたのが他の人だったら?」
す「影から見守るだけだったと思う。でも、誰かがいじめられてるのを黙って見てるだけなんてできねぇよ。ましてやそれが……」
ゆ「それが?」
す「に、虹野だったから///」
ゆ「えっ///」
す「別に!お前の事が好きだからってわけじゃねぇぞ!……ただ、どんな形であれ、誰かがお前と一緒にいるのが羨ましくてさ。それが俺だったらなぁって。」
それ、私の事好きなんじゃない?
ゆ&す「………。」
完全に会話が止まった。
あぁぁぁぁ。恥ずかいしぃぃ!!
お願い、誰か助けて!
ひ「すばるくん!って、ゆめちゃん!!!」
ロ「うそっ!ゆめ!?って、何やってるのよ。」
ゆ「え?」
今の状況を把握する
花たちにいじられて、すばるくんが助けに来てくれて、保健室までお姫様抱っこで……
ゆ「んなぁぁぁぁ///」
す「うぉっ!暴れるなゆでたこ!」
ゆ「恥ずしいから下ろせぇぇ!」
ひ「ふふっ。どうやら元気そうね。」
ロ「そうですね……。」
す「お前っ!今下ろして歩けるのか!?」
ゆ「歩けないけど、歩くもん!!」
す「バカいうな!そんなことしたら傷を深くするだけだぞ!」
ゆ「心の傷が凄いことになるから下ろしてぇ!」
ロ「ゆめ!?怪我したの!?」
ひ「大丈夫なの!?」
ゆ「うん……。ちょっとね……。」
す「怪我じゃないけどな。」
ロ「とりあえずみんなに連絡します!」
ひ「うん!お願いね、ローラちゃん!」
す「虹野、学園長がお呼びだ。どうする?1人で行くか?」
ゆ「………。」
結局はすばるくんに運んでもらっちゃった。
とりあえずここまでかけました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
あくまで自分好みの展開なので、気に食わないかもしれませんが、よろしくおねがいします!
せれなちゃんすごい‼
ま
また書いてね〜
586:匿名:2017/11/11(土) 14:32 ID:/6o せれなちゃんすごすぎ!
次も楽しみにしてます!(*´ω`*)
わぁ🎵すごい⤴⤴私も続き読みたい❗
588:ハル:2017/11/11(土) 21:35 ID:S4Uあの!はじめましてですよね❤私は、ハルって言います❗よろしく❗あと、おやすみ🎵
589:ハル:2017/11/11(土) 21:36 ID:S4Uせれなさん!
590:匿名さん:2017/11/11(土) 21:46 ID:nJQおやすみ🎀
591:きら:2017/11/12(日) 10:34 ID:HhU せれなちゃんすごーい勉強ばっかで疲れてたから、めっちゃ癒されたよ~💚
続き頑張って~😌
こんにちは🎵
593:せれな:2017/11/12(日) 18:39 ID:PCU ごめんなさい!
なかなか書き終わらなくて更新が少し遅れるかもしれませんが、どうか長い目で見ていただければありがたいです!
全然だいじょうぶだよ😄
595:ハル:2017/11/12(日) 19:23 ID:S4Uわたしも大丈夫だと思うよ(//∇//)続きがんばってネ❗
596:ユッキー:2017/11/13(月) 16:44 ID:3Vs せれなちゃんすごい
私も時間があったら、アイカツの恋するアイカツ♪
のこんなのだったら良いな
と言うのを書きます
木曜日までに書けるようにするので
楽しみに♪
書けました!
この先の予定は、ゆめちゃんは楽しむだけ楽しんでいたのにとある日を境に悪夢にもう一回落ちて、それでもあきらめないゆめちゃんが頑張って頑張って最後にはみんなといじめを終わらせるというストーリにしようかなと思っています!
なのでまずは幸せなひと時に浸るゆめちゃんからご覧下さい!
す「失礼します。」
保健室の先生(以下、保)「どうぞー。」
ゆ「ちょっと!そのまま入るの!?」
す「仕方ないだろ?虹野が怪我したみたいで、見つけた時にはもう……」
そう言って、私の右足を先生に見せると顔色を変えた。
保「!? 結城くん、ゆめちゃんを今すぐ一番奥のベッドに運んで!」
す「はっ、はい!」
保「それが終わったら入り口手前の棚から消毒液と包帯!」
す「こ、これですか?!」
保「そう!さぁ、早く!!」
保健室が落ち着くのは、少し後の話だった。
お腹を蹴られたことを言うと制服を脱がされたり、すばるくんがなにかとパシリにされてたり、途中から来たひめ先輩やローラ達もこき使われたりしたけど、足から流れていた血は完全に止まり、お腹の怪我も処置された。
保「ふぅ……。ざっとこんなところかな。」
治療が終わる時には午後のレッスンが始まっていた。
それなのに、ローラとひめ先輩と、すばるくんが残ってくれた。
ゆ「あ、ありがとうございます!」
保「一応出来る限りの事はしたけど、しばらくは運動できないと思っておいて。」
ゆ「……はい。」
ロ「何しょげてるのよ。運動できないからって歌えないわけじゃないでしょ?」
ゆ「そうだよ!ローラ天才!」
保「歌もお腹の内出血が治るまでダメです!!」
ゆ「えー……。」
保「そんなことしたらずっと治りませんよ?」
ゆ「うーー……。」
保「大丈夫。虹野さん、貴女ならこの怪我も問題も、こんなに素敵な仲間がいるんだからきっと直ぐになんとかなるわ。」
仲間。
そう聞いた瞬間、ぞっとした。
もし、この場面を花達に見られたら?
ローラ達はこれから普通に生活できるのかな?
ひめ先輩や、すばるくんはどうなっちゃうのか?
私が、もっとうまくやって……
す「お前は本当に馬鹿だなぁ……」
ゆ「はぁ!?」
ムキになってすばるくんを睨む。
すると、予想もしない返事が返ってきた。
す「どうせお前、この状況をあいつらに見られたら、俺や白鳥はどうなるのか。お前の友達はいじめられるんじゃないか?なんて考えてただろ。」
ゆ「………」
図星と言わんばかりに目線を下にずらした私には御構い無しに言葉を紡ぐ。
す「それは自分がうまくやれなかったから、みんなを傷つけるんじゃないからって。」
ゆ「どうして!なんでわかるのよ!」
す「そんなの、お前の顔を見れば誰でもわかるだろ。」
ゆ「えっ?顔?」
頬を触ってみる。
別に何も変わってないけど。
す「そうじゃねえよ。」
ロ「ゆめってば、目線と顔色で大体何考えてるのか分かっちゃうのよ。」
ゆ「えぇ!?」
ひめ先輩のほうを見る。
ひ「ふふっ、そうね。ゆめちゃんはわかりやすくてとっても可愛いわ。」
ロ「大丈夫!私はどんな事があってもゆめの仲間だから!」
ひ「えぇ。誰かが困ってるなら助けてあげるのが当然。ねぇ?すばるくん?」
す「あぁ。俺はお前の為にならいくら叩かれても、傷付いてもいいと思ってる。例えそれが、アイドル界から消える事になっても。」
ゆ「えっ……?」
す「当然だろ?だってそれは、みんなが思ってるはすだ。だから、もっと俺を頼れ!頼り甲斐がないならそれだけ俺はお前の為に強くなる!」
ゆ「変なの……///」
す「って、俺なんか変なこと言ったか?」
ひ「だって、それじゃ愛の告白じゃない。」
デスヨネー
す「えっ……?マジ?」
ひ「だって、俺たちを頼れならまだしも、俺を頼れなんて。そんなの好きな人にしか言えない台詞よ?」
ロ「お前の為に強くなるなんて、流石の私でも言ったことないですし。」
ひ「つまり、すばるくんはゆめちゃんの事が好き?」
す「はっ、はぁ!?」
ロ「反応とは裏腹に顔真っ赤ですよ?」
す「俺が、虹野に恋してる?」
やっぱり、期待してもいいの……?
ひ「あら、わかってるじゃない。」
ロ「だって、ゆめ?」
ゆ「うん……///」
ロ「ゆめから煙がっ!?」
ひ「これじゃあ2人ともゆでたこね♪」
ひめ先輩、楽しそうに言わないでください!
ゆ&す「ゆでたこじゃない(です)!!」
ひ「あらあら、息ピッタリ♪」
保「いいわねぇ。私もそんな青春したかったなぁ。」
ロ「なんか、私の身内がいろいろごめんなさい。」
保「いいのよ。それもまたアイカツだから。ゆめちゃん?」
ゆ「はいっ!」
保「今から諸星学園長のところに行くんでしょ?」
ゆ「あぁっ!!すっかり忘れてた!」
保「また王子様にお姫様抱っこして連れて行ってもらう?」
ゆ「い、いや!流石にそれは恥ずかしいですしすばるくんにも迷惑がかかるので!」
保「分かったわ。じゃあ、車椅子準備するからもう少し待ってて。」
ゆ「はい……。」
ロ「ゆめ!」
ゆ「何!?」
ロ「私も、ゆめの事大好きだよ!誰にも渡したくないぐらい!」
ゆ「えっ!?」
ひ「ゆめちゃん、私の事好き?」
ゆ「もちろんです!もうずっとずっと!死ぬまで大好きです!」
す「なんで俺の方を見る!?」
ひ「じゃあ、すばるくんのことは?」
ゆ「えっ……。」
これって、なんて返せばいいのかな?
『もちろん好きです!王子様みたいでかっこよくて!”
ちょっとそれは恥ずかしい。
『うーん。すばるくんはそういうのじゃないっていうかなんというか』
なんて言えるわけもないし。
ゆ「うーん……。」
難しいなぁ。
と、そんな時。
私以外のアイカツデバイスにメールの届く音がした。
ロ「ん?メール……?」
ひ「私にも来てるみたい。」
す「俺にもだ。差出人は……、学園長!?」
ゆ「えぇ!?私来てないよ!?」
ロ「えーっと、内容は……
『非常事態により、桜庭ローラ、早乙女あこ、
香澄真昼を招集する。
理由は新S4についてだ。
なおこのメールはこの4名にしか届かない。
決して他人に内容を教えないように。』
って!?それを先に言いなさいよ!」
新S4?
みんなそれぞれの組の一年生トップだ……。
じゃあ、私は選ばれなかったって事?
ひ「私は新S4の任命について。多分ツバサ達にも届いてるはず。」
そうなんだ。
みんな、なっちゃうんだ。S4に。
す「俺は25代S4とのラストステージと、説教が確定したメールが届いた。」
ゆ「凄いよローラ!新S4だなんて!」
本当はとっても羨ましいし、悔しい。
あの不思議な力があったら、もしかしたらローラよりも凄いステージができたかもしれないのに。
悔しい。いじめなんかに付き合って、練習も出来ない状況を続けてしまった自分がとっても馬鹿みたい。
−−−ゆめ…一人で抱え込んじゃだめだよっ!
その時に、相談してればよかったのかな。
でも、悔しがるのは私だけじゃなかった。
ロ「こんな形でS4になるなんて、全然嬉しくない……!」
ゆ「え……?」
ロ「だって、ゆめと勝負してゆめに勝って、ひめ先輩に勝ってS4になるのが私のやり方だったの!なのにこんな指名だけでゆめなんてそっちのけでS4になるなんて、こんなの不平等!」
ひ「そうね。私も、ローラちゃんに倒されてから新しいS4になってほしいわ。」
ロ「い、いや!そういう意味じゃなくて!」
ひ「いいのよ。分かってる。でも、これは非常事態。もしかしたら学園の危機かもしれない。」
ゆ&ロ「学園の、危機……?」
す「四つ星学園の眩いような歴史も、25年で終わりかもしれないって事だ。」
ロ「どうしてですか?!四つ星学園が終わるんですか?!」
す「もしも、四つ星学園内でいじめがあったって外部の人にバレたら、四つ星学園のイメージはダウン。そうしたら誰も俺たちに仕事を依頼しなくなる。」
ひ「S4も正式なオーディションじゃなくて、それぞれの組の中のいじめのリーダーがなってるって思われちゃう。」
ロ「そんな……!」
ゆ「…………」
す「ばかたこって呼ぶぞ?」
ゆ「なんでよ……?」
す「さっきも言ったろ。これはお前のせいじゃねえって。非があるのはあいつらだ。」
ゆ「でも、でも!!私がもっとこの事をパパッと片付けれたら、こんな事にはならなかったんだよ!?」
ポタリ。
布団を握りしめていた左手に、水滴が落ちる。
目が熱い。
この感じは知ってる。
何度も体験した。
私は今、悔しくて泣いてる。
ロ「ゆめ……」
す「確かに、誰かを頼っていればもっと素早く片付いていたかもしれないな。」
ひ「ちょっと!すばるくん!!」
す「けどな!それでもそれを隠し通して、自分より他人の事を思って自分だけを犠牲にしてきたお前が、悪いわけないだろ!」
ゆ「うぅ……!」
す「お前が傷付くのはお前が耐えられても、俺たちが耐えられない。だから、俺たちに任せろって。」
ひ「大丈夫よ。私たちが絶対に解決してみせる。だからもう、安心して休んで欲しいな。」
ロ「そうよ!ゆめだけがこんな目にあうのを黙って見てるなんて、親友失格だもの!」
みんな……。
こんな事なら、もっと早くから相談していればよかったなぁ。
どうして?涙が、止まらないよ。
ゆ「うわーーんっ!」
す「涙が枯れるまでたくさん泣け。そうした方が案外スッキリするから。」
ひ「懐かしいなぁ。私も昔すばるくんと大喧嘩してたくさん泣いちゃったよね。」
ロ「えぇ!?ひめ先輩とすばる先輩が大喧嘩!?」
ひ「確か、小学一年生の時だったかしら?」
す「その話は思い出したくないからおしまい。」
ひ「そうね♪」
ロ「えぇー!!気になるじゃないですか!」
す「よく頑張ったな、ゆめ。お前は凄いやつだよ。本当に。」
ひ「こんな事、私でも耐えられないもの。ゆめちゃんは頑張りすぎちゃったのね。」
ロ「絶対!私は何があってもゆめの味方だよ!」
保「車椅子とってきたわよー……。ふふっ、ようやく、打ち明けられたのね。さぁて!私は邪魔にならないように散歩でもしてきましょ!」
その日はたくさん泣いた。
今思うと恥ずかしいぐらいに。
でも、自然とスッキリした。
私には仲間がいる。
そんな些細な事が、こんなに嬉しいだなんて。
ゆ「なんだか、いろいろとありがとね。すばるくん。」
時間は夕方の5時頃。
泣き止んだ後、私にも諸星学園長からメールが来た。
『大切な話がある。学園長室に来い。』
それだけだっだ。
正直、めちゃくちゃ怖いんだけど!?
今は保健室の先生が持って来てくれた車椅子に私が乗って、すばるくんが押してくれている。
ロ「すばる先輩!疲れたらいつでも変わりますからね!」
ひ「ローラちゃんが疲れたら私も待ってるし、安心して交代していいのよ!」
す「なんなんだお前ら……。」
コンコンコン。
ひめ先輩が扉をノックする。
諸『入れ。』
全員「失礼します。」
私が入れるように。とひめ先輩とローラが扉を開ける。
柚「まったく、遅すぎるゾ☆」
翼「それは言わない約束だろ?」
柚「そういえばそうだった気がするゾ!」
朝「その傷どうしたの!」
真「兄さんは黙ってて。」
朝「あだっ!」
夜「真昼ちゃん怖〜い!」
真「今はそういう場合じゃないでしょ!?」
あ「すばるきゅんに車椅子を押してもらえるなんて……!」
かなた(以下、奏)「ならお前もいじめられるか?」
あ「そういうとこではありませんわ!」
望「すばるくんがそんなことするなんて珍しいね!」
す「うるせぇ!」
そこには、メールで呼び出された人達が、S4が、M4がいた。
諸「随分と遅かったじゃないか。白鳥、結城、桜庭。」
ロ「いや!これには色々とあって!」
諸「知っている。」
ロ「へ?」
す「要はあんた、よく来てくれたって言いたかったんだろ?」
諸「………」
ひ「図星ね。」
諸「………よく来てくれた、虹野ゆめ。」
あっ。
この人言い直した!
柚「言い直すなんて、らしくないゾ!」
翼「ゆず!」
柚「はい……。」
諸「ようやく集まったな。これで、話ができる。」
諸「今回集めたのは他でもない。虹野ゆめの件についてだ。」
ゆ「えぇ?!私ですか!?」
諸「加藤花、清水紗栄子、木村美佐枝による執拗ないじめ。本来であれはもう少し後になる話だったが、結城すばるが動いてしまったが為、臨時ではあるが、集まってもらった。」
す「すみません……」
諸「いや。逆に感謝している。これほどまで過激ないじめを見過ごそうなんて思っていた私が甘かった。」
そういうと、学園長先生は椅子から立ち上がり、私の前に立った。
諸「虹野ゆめ、私の勝手な判断でここまで君を傷付けさせてしまった事、学園長としてではなく、一人の人間として深く反省している。本当に済まなかった!」
私の前には、深く頭を下げた学園長先生がいた。
ゆ「そんな…!悪いのは私です!だからそんなこと!」
諸「もしも、結城すばるが止めていなかったら、君は右足を失っていたかもしれない。その時点でさえ遅いのに、私は……!」
ゆ「みんなが傷付かないなら、私の右足ぐらい……!」
諸「君は死んでいたかもしれない!」
ゆ「えっ……?」
私が、死ぬ?
全員「!!」
ロ「ちょっと!ゆめが死ぬって!どういう事!」
あ「そうですわ!そんな事許される訳ありません!」
真「そんなの、見過ごせる訳ないじゃない。」
学園長先生はまだ頭を下げている。
諸「私の認識が甘かったんだ!いじめというのは、肉体的だけではなく、精神的にもダメージを与える!そうやって苦しんで命を絶つ人間がこれまでに数多といた!」
ひ「うそっ、まさか………?」
す「虹野がそんな事する訳ないだろ!」
諸「私もそう思っていた!だか、これまでの前例は全て、身の回りの人間がそう思っていたんだ!」
ひ「じゃ、じゃあ、ゆめちゃんがそうした可能性も……」
す「0ではない……。」
ちょっと!?
私、生きてるんだけど!?
諸「わかっていたのにもかかわらず、ここまで見過ごしてきた私は、本当に悪い大人だ!そんな人間に、学園長を務める資格などない!」
ゆ「そんなことないです!学園長先生は、私の為にきちんと計画まで立ててくれて、それだけでもありがたいのに!」
諸「その計画の始動が遅かったら、君は……!」
す「もう、いいんじゃねぇか?虹野がそう言ってるんだから。」
夜「そうよ。こんな重たい話よりも、話したいことがあるんでしょ?」
ようやく顔を上げた学園長先生は、一瞬だけだけど、どこか焦っていた気がする。
諸「すまない。私としたことがつい……。」
翼「いえ。貴方がここまで生徒思いだったと分かった。それだけで私達は幸せ者です。」
奏「俺たちは、こんなにいい学園長に守られてるんだからな。」
諸「……恩に着る。立ち話もなんだ。そこに掛けてくれ。」
そうして、みんなはテーブルを囲うようにあるソファーに座った。
あ「何をやっているのです?」
ゆ「……」
あ「貴女ですよ虹野ゆめ!」
ゆ「あぇっ!?私?」
あ「ほら、貴女も来なさい。一人だけそんなところで車椅子なんて可哀想にもほどがありますわ。」
ゆ「あこちゃん……!ありがとう!」
私は、誘われた通りにソファーに向かう。
はずだった。
ゆ「あ、あれ?どんどん後ろに下がってぇぇ!」
真「それじゃ後ろに進んでるわよ。」
ロ「逆よ逆。全く。」
ゆ「えへへ…。」
今度は前に進む。
ゆ「おおぉ!前に進んでる!」
ロ「当たり前でしょ?」
ゆ「凄い!車椅子って座ったまま動ける!」
ロ「……。そうね。」
諸「コホン。」
ゆ「ごめんなさいぃ!!」
私は急いでソファーに向かった。
学園長先生からのお話は、いじめの件についてだった。
最近は、私の部屋に勝手に入ってアイカツモバイルを使ってキラキラインで一年生の悪口を言ったり、相手を馬鹿にするようなメールを私になりすまして送ったり、アリバイ作りもこなしているらしい。
だから、私はあのひめ先輩が尊敬している雪乃ホタルという伝説(?)のアイドルが使っていた部屋、星空寮の使用権利と私専用のアイカツモバイルをもらった。
それと、S4とM4が私の護衛になる。
なんだか話が壮大で困っちゃう。
でも、最後に学園長先生はこう言ってくれた。
−−−君は何があっても私達が守り抜く。
その言葉が嬉しくて、いじめられてることが嘘みたいだった。
星空寮は学校を更に奥に行くとある。
とても遠いけど、誰も立ち入れないようになって、初めて行く人は迷子になると思う。
引っ越しの作業はみんなが手伝ってくれてあっという間に終わっちゃった。
星空寮の名前の由来、周囲は木々に囲まれていて何も見えない。けど、すぐ近くには仲間がいて、自分の真上にはプラネタリウムのような星空が広がっているから。
かつて、雪乃ホタルはこう言った。
−−−仲間と見る星空は、ステージに立ってみる客席みたいで、それをみんなと見てると、とても幸せになる。
ゆ「私もそんなこと言ってみたいなぁ。」
ロ「そこに住んでたら、意外とポロっと出るんじゃない?」
今は、ローラと学園の敷地内を散歩している
と言っても、外の空気が吸いたい。って言ったらローラが車椅子を押して外へ連れ出してくれたっていうのが正解かも。
ロ「ねぇ、ゆめ?」
ゆ「どうしたの、ローラ。」
もしかして、疲れちゃったのかな?
ゆ「疲れたなら自分で動くよ!」
ロ「ううん。ゆめは、星空、好き?」
ゆ「うん!私は、一番星みたいなアイドルになりたい!」
ロ「じゃあ、私の話、聞いてくれる?」
ゆ「うん?いいけど。」
なんか、変なローラ。
ロ「たまにね、もしも宇宙に雨が降ったら。なんて思うんだ。そうしたら、星たちは輝かなくなるのかなぁって思ったりするの。」
ゆ「宇宙に、雨?」
ロ「変な話だよね!じゃあ、私の話!ゆめと出会うまでに見てきたお星様のお話!」
そのあと、私たちは満足するまで星の話をした。
ロ「ゆめったら、全然わかってないじゃない!」
ゆ「そんな変なこと言ってないよ!」
その時、なんて言ったかは分からなかったけど、聞き取れた範囲では、こう言っていた。
ロ「じゃあ、最後に私の一番好きな星のお話。」
ゆ「ん?」
ロ「明日世界が終わるからさ、辛いこと、怖いこと、全部忘れちゃお?」
ゆ「えっ?」
ロ「悲しい時だって、無理して笑っちゃうんだもん。そんなゆめも好きだよ。」
ゆ「うん!私もローラ大好きだよ!」
ロ「……。ゆめは狡いよね。そういうところ。」
ゆ「?」
ロ「なんでもないよ。そろそろ戻らないとツバサ先輩に怒られちゃう。戻ろっか!」
ゆ「うん!」
ロ「最近夜も冷えるから、風邪ひかないでね?体には気をつけてね!」
ゆ「ありがとうローラ!じゃあまた明日!」
ロ「おやすみ。」
ゆ「おやすみー!」
今日のローラは、ちょっぴり変だった。
とりあえずここまで!
次回はもう書き始めてるので今回よりも早く更新できそうです!
途中困ったのが、“じさつ”という言葉が使えなかったので何箇所か書き換えがあります。
わからないところがあれば聞いて下さい!
上手‼
続きも頑張ってね🎶
>>611 ありがとー(੭ु╹▽╹)੭ु
そう言ってくれるだけで不思議と頑張ろうって思えるから頑張る!
こんばんは🎵セレナちゃんすごい❗続きがんばってね❤
614:せれな:2017/11/13(月) 20:21 ID:PCU >>613 ハルちゃんありがとー❤
よーし!頑張っちゃうぞー!😁
せれなちゃんすごい
私も言ったとおりに書きます。
おやすみ♪
617:匿名さん:2017/11/13(月) 23:14 ID:nJQおやすみ🌙
618:ユッキー:2017/11/14(火) 16:34 ID:3Vs 夢「恋もアイカツか。。。」
すばる[あれって。。。]
望「どうしたの?すばるくん。」
すばる「いや先に行っててくれ」
望「?うん。」
[ガシャン]
飲み物が自動販売機から落ちる音
[コツン]
夢の頬に飲み物があたる
夢「ちょっ!!誰!?って。。。すばるくん!?」
すばる「虹野は今頑張りすぎだな。今頑張りすぎな虹野に差し入れ。」
と言って歩いて行くすばるくん。
夢「あっありがとう!!」
そう夢が言い終わった頃にはすばるくんはいなかった
夢「なにこれ。。。」
夢の体温が下がらない、上がっていく
胸がドキドキする。
誰かが言っていた
この症状は
恋
夢[私もしかしてすばるくんのこと。。。]
夢[まさかね。。。]
すばるくんからもらった飲み物を一口飲んだ。
甘いのにどこか酸っぱかった。