誰かお題くれない?
できる限り頑張って書くけど、幼い文章にはなると思う。
そこらへんは期待しないでくれると嬉しい。
>>5
頑張れ!
ついでにksk
過疎区で加速
4:匿名:2017/08/09(水) 20:36かそっく
5:匿名:2017/08/09(水) 21:20 三題噺的にお題を一つ……
義妹
不死の体
地下鉄
で、お願いします
>>5
了解しました。
短編小説と題名には書いたのですが、プロローグ的な形と起承転結書ききるのとではどちらがいいでしょうか?
>>6
書ききって頂けると嬉しいです
>>7
了解しました。
時間少しかかるかもしれませんが、書きあげます。
「聞いて、No.1780。あの子ね、あなたの妹なのよ!」
嬉しそうに話す彼女の気分を害す気にはなれなかったし、しようとも思わなかった。彼女の長年の夢が叶った。それでいいじゃないか。諦めよう。
限りあるものには永遠を求める。それが生き物なのだと知ったのはいったい、いつのことだったか。
No.1780は窓に映った自身の輪郭をなぞった。
不死身計画。
不死への第一歩として始動した計画は徐々に形を変えていき、それがやがて人造人間の開発を行うようになったらしい。とはいえ、所詮ロボットはロボット。人間に近づきはしてもそれに変わりはないからか、なかなか手こずっていると当時聞いた覚えがある。
今はどうだろう。
複数体分のやけに整った顔を見つめながらNo.1780は考えた。
No.1780が生産された後も次々とロボットはつくられていった。
表情がない、思考が人間的ではない、感情がない。
ロボットとしては当たり前のそれらを備えて生まれてきた個体達は皆失敗作と数えられる。
かくいうNo.1780も失敗作なのだろう。面と向かって言われたこともなければ、自分自身思ったこともないが。
そして、このまま人造人間の生産ロボットが5桁を超えるかと思われた二週間前。
終わりの見えなかった開発でそれは製造された。
自然に動く顔パーツ、利己的でなく、ロボットにしては若干とぼけた思考、あるよう見える感情。
全てをもった傑作が生まれたのだ。
そこからの話ははやかった。
これからは、その個体をもととすることとなり、失敗作であるNo.1780達は廃棄処分を余儀なくされた。地下を通る列車に詰め込まれ、死への道をまっすぐ進んでいく。目的地につけば跡形もなく潰される未来が待っている。
ふと、詰め込まれる前に聞いた話を思い出した。
傑作の話だ。
研究員はそれはそれは嬉しそうにNo.1780に話したのだ。
彼女はNo.1780の妹であると、No.1780と同じ基盤をもとにつくられたのだと。No.1780の手を大事そうに握って。
No.1780には全く関係のない話を___
「あなたが私だったらよかったのに」
ぼそり、No.1780は内臓されていた音声データを流す。
素直に実験の成功を祝えないのだってやはり、No.1780が失敗作だからなのだ。
ごめんなさい。なんとか書き上げたんですがこうなりました。
気に入らなければ書き直します。特に要望がなければ>>15で新たなお題を募集したいとおもいます。
お題、ありがとうございました。
>>9
面白かったです
いい意味で予想を裏切られました
ありがとう
>>11
そう言われるととても嬉しいです。
地下鉄、義妹の設定が生かしきれてなくて申し訳ない。
すいません、安価近いので20番さんのお題を書かせていただきます。
>>20
ksk
14:匿名:2017/08/12(土) 19:27かそく
15:匿名:2017/08/17(木) 15:17ksk
16:匿名:2017/08/17(木) 15:29ksk
17:匿名:2017/08/17(木) 16:12かそく
18:匿名:2017/08/17(木) 21:55ksk
19:匿名:2017/08/17(木) 22:03ksk
20:匿名:2017/08/17(木) 23:44サイコパス少女
21:匿名:2017/08/18(金) 06:54 わかりました。
起承転結書ききったものとプロローグ的なものではどちらがよいでしょうか?
あと、少女はロリですか?それとも若い女性ですか?
19歳の最初緑髪、覚醒白髪、左目に眼帯!!!!
23:匿名:2017/08/18(金) 16:39はい、わかりました。時間はかかるかもしれませんが書きますね。
24:匿名:2017/08/24(木) 18:46
悪魔、と言う存在をご存知だろうか。
簡単に言えば『悪』を象徴した生物であり、ありとあらゆる宗教にて災いをもたらしたり、人を邪悪な方へ誘ったりする空想上の存在。
それが悪魔__
「私は悪魔。貴方の願いを叶えに来ました」
ということになっている。
「悪魔?」
「ええ、そうです。私が悪魔です」
その女性は張り付いたような笑顔を浮かべると握手を求めているのかユリへ手を差し出した。自身の心の高ぶりを感じながらユリは女性の手を握る。女性の手は見事なまでに白く、細長い。その造形は最早芸術品と言える程だ。
「えー、貴方の願いは?」
「まって、まって。貴方って凄く綺麗ね。悪魔って全員が全員そうなの?」
「まぁ、契約相手によりますかね」
「すごーい!!」
ユリは目をキラキラとさせて質問を続けた。
「大悪魔、小悪魔っていうのもいるの?」
「階級の高い、低いはありますね」
「休みの日はどうしてるの?」
「休みは特にはありませんかね、人間界をまわって次のターゲットを見つける日は大体暇ですが」
「観察するだけだものね。貴方達って死なないの?」
「少なくとも人間よりは長生きですね。決まった寿命を終えるまでは食べるものがなくても、寝なくても死にはしませんから」
「ふーん、じゃあ私を不死身にしてってのは?」
「無理ですね。私達でさえ、手に入れることができないものを与えることはできません。まぁ、人間並みの普通の寿命まで生かすことはできますよ?」
「どうです? お嬢様、その暗闇を映す片目も、心臓を蝕むご病気も私は全て治すことができるんです」
「叶えることができるのは三つの願い。全てを叶えきったのなら、命を貰っていく」
「それが悪魔でございます」
「貴方はこの三つの願いで何を叶えます?」
白く静かな部屋に鳴り響く機械音はユリにとってただの生きている証だ。
機能しない左目、十分なものを得られない肉体は足枷でしかない。
__私の人生は最悪だ。
そんなユリの心中を嗅ぎつけて女性はやって来たのだろう。
そうねぇ、と呟いた後ユリは最後の質問を女性へなげかけた。
「願いは貴方が叶えるかどうか決めるの?」
「いいえ、私達にとって契約主の願いは絶対です」
「そう、ならいいの。ありがとう」
「悪魔さん、私の願いはね__」
「好きな物は自分の物にしたいってよく言うじゃない」
「私、あの考え嫌いなのよ」
「嫌い、はおかしいか。正確には理解できないの」
「貴方には何故だかわかる?」
その長い白髪を揺らして少女はベットに体を横たわせた黒髪の女性に問いかけた。
女性はジッと少女を見つめるばかりだ。
「そんなに悩まなくたっていいじゃない。答えは簡単よ」
「好きな物は既に自分の物だから。貴方だってそうだわ」
少女は女性へ無垢な微笑みを見せた。
すみません。サイコパスについて考えてたらかなり遅れてしまった上に着地地点が何処かへいってしまいました……。ユリの願い事はわざと省いてます。
26:匿名:2017/08/24(木) 19:00何だか雰囲気が綺麗ですね。こういういかにもって感じの女性言葉ツボ
27:匿名:2017/08/24(木) 19:00 ユリ………ユリ……!!!
>>24好きです
>>26 >>27
ありがとうございます!
こういうお言葉素直に嬉しいです。
次
>>31
ksk
30:匿名:2017/08/26(土) 23:35加速
31:匿名:2017/08/27(日) 00:07日本人と妖怪
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