繋げてってなんかお話作って!
552:匿名:2018/07/29(日) 18:45 蘭「美菜子‼」
ジョージ「…こいつはミナコじゃねぇ。もう眠らせてやんな。」
ガガッ ガッ ガッ──
美菜子「これは、終わりでは、ない。私のメモリを、別の機体に、アップロードした」
美菜子「わたしはふたたび、ここに現れるだろう」
2B「バンカーへ、こちら2B。大型の機械生命体を発見した、排除する。」
555:匿名:2018/07/29(日) 19:21音を立てて美菜子は倒れた。
556:匿名:2018/07/29(日) 19:27残念ながらスパイダーマンは死んでしまった。彼女の物語はここで終わったのだ。
557:匿名:2018/07/29(日) 19:33しかし第二第三の美菜子が彼らの前に現れ戦いを挑むだろう。蘭はこれから始まる争いへと思いを馳せた
558:匿名:2018/07/29(日) 20:34そして第二第三の夢オチがそれを無かったことにするだろう
559:匿名:2018/07/29(日) 21:53美菜子は死んだ。これは揺るぎようのない事実である
560:匿名:2018/07/30(月) 16:07告別式が行われた。
561:匿名:2018/07/30(月) 19:18終わった。
562:匿名:2018/07/30(月) 19:20 良治はもうどうすればいいかわからなかった。両親の死。好きな人の死。
そして…たった1人の愛する妹の死。
しかもアンドロイドだったなんて!
564:匿名:2018/07/30(月) 20:15良治は生足の女を片っ端からとっ捕まえてたべた。
565:匿名:2018/07/30(月) 20:21 もう、それしか考えられなかったのだ。
美菜子を失った良治は、生足の女を食べることでなんとか自我を保とうとした。生きながらえようとした。
(生足言うなwwww)
567:匿名:2018/07/30(月) 20:45今は生足がおいしそうだった。
568:匿名:2018/07/30(月) 20:47生足を喰わせろ〜
569:匿名:2018/07/30(月) 20:47生足を食わせろー
570:匿名:2018/07/30(月) 20:49一人の女が来た
571:匿名:2018/07/30(月) 20:52彼女は名を「エリアナ」といった。
572:匿名:2018/07/30(月) 20:57生足だった。
573:匿名:2018/07/30(月) 20:57おっけーまず食わせろ
574:匿名:2018/07/30(月) 21:05エリアナは巫女だった
575:匿名:2018/07/30(月) 21:06「ダメです。」
576:匿名:2018/07/31(火) 20:43無視して良治はかぶりついた。
577:匿名:2018/07/31(火) 21:07いってーな!
578:匿名:2018/07/31(火) 21:18良治は病院に搬送された
579:匿名:2018/07/31(火) 21:35こ、こいつ牙があるぞ!
580:匿名:2018/07/31(火) 21:37エリアナは怒った。
581:匿名:2018/08/01(水) 18:06 クリリンのことかぁああああ!!!
そう、彼女こそ穏やかな心を持ちつつ、激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士なのだ
そしてエリアナもまた、人食鬼だったのだ
583:匿名:2018/08/01(水) 22:03「罪のない人間を無意味に襲ってはダメよ」
584:匿名:2018/08/01(水) 22:03「人間なんて、生きているだけで罪だろ」
585:匿名:2018/08/01(水) 22:07「そんなこと言わないで。あなたには家族がいないの?」
586:匿名:2018/08/01(水) 22:14家族だってもういない
587:匿名:2018/08/01(水) 22:16「うるせえよ。関係ないだろうが。」
588:匿名:2018/08/01(水) 22:18良治はエリアナに飛びかかった
589:匿名:2018/08/01(水) 22:52エリアナは真っ青な目をしていた。今まで見たことのない、透き通った青。
590:匿名:2018/08/02(木) 21:47ぐわっと口を開けて良治にかぶりついた
591:匿名:2018/08/02(木) 21:56わーんわーん
592:匿名:2018/08/02(木) 22:42なんやねん!
593:匿名:2018/08/03(金) 04:37 あ、虫歯が有りますね。ここと、ここ。
おまけに歯周病にもなりかけてますよ。
ま、まじですか?
595:匿名:2018/08/03(金) 22:08はい、麻酔しましょうねー
596:匿名:2018/08/03(金) 22:17はーい
597:匿名:2018/08/03(金) 22:32はーい、終わりましたよー
598:匿名:2018/08/03(金) 22:32あざーす
599:匿名:2018/08/03(金) 22:32お大事にー
600:匿名:2018/08/04(土) 23:16ギュイィィィィィン‼
601:匿名:2018/08/05(日) 00:07な、何⁈
602:匿名:2018/08/05(日) 00:10振り返ってみると…
603:匿名:2018/08/05(日) 00:13ぎゃああああ!
604:匿名:2018/08/05(日) 00:35うおおおおおおおお!?
605:匿名:2018/08/05(日) 00:37ホワイトニングを含めての法外な治療代の書かれたレシートだった
606:匿名:2018/08/05(日) 00:40 レシートは風にのって飛んでいった。
あれがないとあいつに怒られる。
あいつというのはもちろん……
友人の相津(あいつ)だ。
608:匿名:2018/08/05(日) 01:08 くそっ……レシートっ……レシートがないとダメなんだっ……!!!!!!
返してくれよっ……レシートをっっっ!!!!!!!!!!
相津(あいつ)にコロコロされるー!
610:匿名:2018/08/05(日) 11:50(あいつwwwww)
611:匿名:2018/08/05(日) 15:44 相津にコロコロされるなんて絶対に嫌だ。
もう経験済みなんだよっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(え…っ)
613:匿名:2018/08/05(日) 17:52あ…そう言えば俺…
614:匿名:2018/08/05(日) 17:53何回死んでるんだww俺すげえww
615:匿名:2018/08/06(月) 22:37よーし生きよう
616:匿名:2018/08/07(火) 07:26「おい良治」
617:匿名:2018/08/07(火) 07:27お、おまえ…
618:匿名:2018/08/07(火) 07:28尾前(おまえ)
619:匿名:2018/08/07(火) 07:29(カオスwwwww)
620:匿名:2018/08/07(火) 07:33「もまいら」
621:匿名:2018/08/07(火) 20:04その言葉に良治、相津と尾前、そしてクラスメイトの茂間(もま)と井良(いら)が振り向いた。
622:匿名:2018/08/07(火) 20:17茂間の特技は巨乳のプーチン大統領を呼び出すことだ
623:匿名:2018/08/07(火) 20:28一方井良の特技はと言うと
624:匿名:2018/08/07(火) 20:32良治を呼び出すことである
625:匿名:2018/08/07(火) 20:35そこで、呼び出してみたら、
626:匿名:2018/08/07(火) 21:54スパイダーマンが鬼の形相で突撃してきた
627:匿名:2018/08/07(火) 21:55なんと相津は・・
628:匿名:2018/08/07(火) 21:57 >>626 スパイダーマン ✖
美菜子 〇
トイレ中だった
630:匿名:2018/08/21(火) 00:54お邪魔しました〜
631:匿名:2018/08/21(火) 12:29ちゅどーん
632:匿名:2018/08/21(火) 19:33はーい
633:匿名:2018/08/22(水) 09:23ここからはオラのステージ
634:匿名:2018/08/22(水) 11:00 と言って出てきたのはなんと、
一人称が変わったサーバルちゃんだった
「ここからはオラの番だよー!」
と大声で言った
しかし角川からお達しが来たのでステージは解体され、
跡地にはこのスレの初期を支えた地下アイドルを讃える碑が建てられた
まぁすごーい
637:匿名:2018/08/22(水) 19:20やったね‼
638:匿名:2018/09/24(月) 00:24 「…い。…おーい。」
鼓膜が震えるのを感じ、俺は勢いよく起き上がった。
と、ほぼ同時に全身に痛みが走った。
「あーあ。いきなりムチャしたらあかんって。傷口開くで。」
聞き慣れない声に反応し目線を左にやると、そこには見たことのない男。
金髪で、動きやすそうな服装に細い体。しかしスポーツマンのような雰囲気はしない。
自分が建物の中でベッドに寝かされていて、全身に包帯が巻かれているのも同時に理解した。
「だいぶうなされてたみたいやけど、どんな悪い夢見てたん?」
「あなた…は?」
先程の声からするに俺と同い年ほどだろうか。しかしそれにしては背が高く、雰囲気か大人びすぎている。
「俺か?俺は武田。武田彬や。」
彬さんか…そこまで悪い人には見えない。とりあえず、信用してみることにした。
本当なら俺も名乗らなくてはいけないのだろうが、そんなことより今は聞かなければいけないことがある。
「…あの、彬さん。何で俺はここにいるんですか?」
「そりゃ、自分が全身酷い怪我しとるから運んできたんや。酷いっつっても、回りの奴に比べたら軽い方やったけどな。」
「俺、酷い怪我なんていつしたか分からないんですけど…。それに、回りの奴…?」
彬さんが深刻そうな表情をした。直後、目をそらしながら重く閉ざしていた口を開いた。
「隕石が…凄い数落ちたんや。それも、ごっつでかいのがな。そのせいで…多くの人間が死んだ。」
インセキ…オチタ…シンダ…
彬さんの話す言葉が、自分の知らない言語のように思えてきた。
「建物までほとんど潰れてもうたからな。ここに来るまでも大変やったわ。」
「…すいません、俺ほとんど何も覚えてなくて…隕石とかいきなり言われても…」
俺は苦笑いと呼べるほどうまくできたものでもなかったが、「とりあえず」の笑みを浮かべた。
「覚えてない…無理もないわ、彼女さん庇って全身にかなりのダメージ受けてるんやからな。」
彼女?今の俺に彼女はいないし、彼女と間違われるような親しい女友達だっていない。
彬さんは誰の話をしているのだろう?と一瞬のうちに思考を駆け巡らせているうちに答えが出た。
美菜子だ。俺は美菜子を庇って全身を怪我して、記憶を少し無くしたんだ。
そうと分かれば、俺が黙っていられるはずがなかった。全身に力をこめて、立ち上がろうとする。
「彬さん!」
「な、自分…何考えとんねん⁉動いたらあかん言うたやろ!死にたいんか⁉」
「美菜子は…美菜子は⁉今、どうしてるんですか⁉」
俺は彬さんの胸ぐらを掴み必死で問い詰める。
「大切な妹のいる場所も分からないのに兄貴が寝てられるはずないじゃないですか!美菜子が無事なら俺は死んでもいい!」
止まれ、止まってくれ。
自分で自分をコントロールできなくなっているのを感じながら、語気を強める。
目の前の彬さんの表情からは、呆れと恐怖のようなものを感じた。
「なあ!俺の妹はどこだ!生きてるんだろうな?美菜子を…美菜子を出せ!」
「落ち着けって‼」
突然の彬さんの大声に、不意打ちを食らい俺は一歩後ろに下がる。
「妹さんは今ここにはおらへんから出すことはできひん。でも、自分が庇った後に何を思ったか比較的被害の少ない方へ逃げていったから、生きてはおるはずや。」
淡々と宥めるような口調で俺に語りかける。その物腰から、賢いことがと推測できる。
「それに、探しに行くにしたって兄貴が全身包帯グルグル巻きじゃ美菜子さんも心配するやろ?
せやから兄貴、しっかり寝ないとあかん。分かったか?」
彬さんに説得され、全身から力が抜けていく。俺はベッドにへたりこみ、再び眠ってしまった。
どれくらいたったのだろう。良治が再び目を覚ますと、眠る前の天井と同じ天井が目に入った。「う…」寝起きの身体を起こすと、さきほどの身体中の痛みは和らいでいた。
640:匿名:2018/09/24(月) 13:53 「あら、やっと目を覚ましたのね!」
そこには、母に似たきれいな女性が立っていた
「か、母さん…?」
「そうよ、あなたに会いに来たの。良治、大きく育ったわね。」
俺は夢中になって母さんを抱き締めた。
「う…かあ…さんっ…」
この時間が永遠に続けばいいのに…
「…苦しいんやけど…」
母のものではない声に顔を上げると、彬さんがいた。
気付かないうちに彬さんを抱き締めていたようだ。
「あっ…す、すみません。」
「ええよ、気にすんな。妹さんの夢でも見たんか?」
「…いや、ちょっと悪い夢を見ました。」
「そうか、それもしばらくは続くかもなぁ。まあ、とりあえずこれ食え。」
彬さんに差し出されたロールパンを受け取る。
…美菜子は今どうしているのだろう。無事を祈りながら、パンを貪った。
その日の夜。
ベッドに体を横倒してはいるものの、なかなか眠ることができない。
彬さんは何者で、なぜ俺を助けたのか。なぜ今、母さんの夢なんかを見たのか。何より、美菜子は今無事なのか。考えが頭の中を駆け巡り、俺が休もうとするのを妨害している。
「わけわかんねぇよ…」
息を吐くのと同時に、独り言をもらす。返事など帰ってくるはずもないのに。
「俺もや」
隣り合ったベッドから、返事が帰ってきた。予想外の出来事に驚く。
「彬さん…まだ起きてたんですか」
「そりゃあここ最近は忙しかったからな、今日は休みやのに昨日は会社で寝泊まり、朝六時頃に帰ってきたらお前がベッドで寝そべってたんやから」
「...え?」
良治は咄嗟に聞き返した。
「ここは俺の家なんじゃないんですか?」
「何言ってんねん、ここは先祖から受け継いだ土地やし」
良治の頭に嫌な予感がよぎる。
ベッドから飛び起き、妙な表情の彬を横目に玄関まで疾走し、扉を開けた。
しかし、そこに想像していた光景は広がっていなかった。
焼け野原…という表現が恐ろしいほどに当てはまる、変わり果てた街だった。
「言うたやろ、隕石が落ちたって。そのせいでほとんど建物は潰れてもうてん。この家が奇跡的に残っただけや。」
「そんな…俺の家は?」
「多分潰れたやろなぁ。回り見てみぃ、何も無いやろ」
玄関の扉のフレームに寄りかかって目をそらしながら、彬さんは呟くように言った。
風になびく金髪が美しい。
「今この日本にどれだけ生きた人間がいるかも分からへん。ここにいるのも俺と…」
「良治です」
「良治、お前だけや」
「そんな…」
「変なことは何もせぇへんから、落ち着いて寝ろや。」
(くそいいやんw)
647:匿名:2018/09/24(月) 17:10 「…彬さん」
「ん?」
「まだどれだけの人間が生きてるか、分からないんですよね?」
「おう。テレビやらラジオやらも繋がらへんし、情報が入らへんからな。」
「じゃあ…美菜子が生きてるかどうかも分からないんですか?」
「美菜子…妹さんか。せやな、100%無事は保証でけへん。」
「なら…俺、美菜子を探しに行きたいです。生きてるなら迎えに。もしそうじゃなくても…俺が無事だって伝えに。」
「そうか。なら怪我治してからやな」
「でもっ、一人じゃ難しいと思うんです!」
「…つまり?」
「あっ、彬さん。一緒に来て、くれませんか?」
「うーん、明日は仕事やし明日は無理そうやけど...」
「てか何の仕事してるんですか」
良治はさっと質問を投げ掛けた。
「え?市役所の住民課で働いてるわ、昨日は8時で閉める予定だったのが罹災者で溢れかえってしもうて」
「住民課...?じゃ、じゃあそこに『三崎美菜子』は居ませんでしたか? あ、あと『相津』って奴とか!」
「うーん…残念やけど一人一人の名前は覚えてへんなぁ…」
「そうですか…変なこと聴いてすみません。」
「ええよ。妹さんのこと、気になるもんな。」
プルルルル…プルルルル…
「あ、電話」
「俺や。…市役所か。…はい、もしもし武田です。はい。はい。…えっ⁉そうですか、はい。分かりました。はい。」
「ど、どうしたんですか?」
「しばらく仕事休みになったわ。」
「え⁉市役所が休んじゃダメなんじゃないですか?」
「いや、市役所自体は休まへんみたいやけど、俺みたいな下っぱはかえって混乱を招くとか何とかで、来なくてええらしい。」
「そうなんすか…でも彬さん、あんまり下っぱに見えませんよ?」
「そう言ってもらえるのは嬉しいけど、まだまだ24の若造やからなぁ。年功序列はツラいわほんま。」
彬さんは腰に手を当てながら肘を張り、ふぅ、とため息をついた。そしてまた口を開く。
「ま、暇になってもうたから明日から手伝ってやってもええで。」
「ほんとですか⁉」
「おう。ここまで頼まれたら断られへん。この家は解放して食糧でも置いとけばええかな」