ルール
・楽しく小説を書く!
・荒らしは厳禁!
LET'S START!
6の皆さん勝手に作ってしまいすいません。
わたしが投稿しようとしたら、書き込めなかったので、もしかしたらみんなもかも、と思い…すいません。
「うう、寒いわね…」
「まぁ、−12度だしな」
グレイの言葉から寒いという感情が取れない。
ルーシィは横目でグレイを見る。
相変わらず半袖である。
いや、脱いだ。
「この辺だが…」
「んー…私いけるかな」
ルーシィはうつむく。
でも、そうなるのは仕方がない。
今回倒すのは、シルバーブレイドという敵。ドラゴン系だ。
「大丈b…」
だが、俺の声は、シルバーブレイドとみられる叫びで、簡単にかき消された。
「来る!!!」
「えぇ!?」
白い雪を巻き上げながら、シルバーブレイブが出てきた。
ルーシィの俺の裾をつかむ力は、強くなっていた。
続く
みさー来たよん!
5:杏奈:2015/11/26(木) 19:26 ID:8NY俺もそろそろ学パロ書くね〜
6:みさ:2015/11/26(木) 19:34 ID:IRo あんなこれたんだ!!
よかったぁー。
新しい小説たのしみにしてるぜ!
自滅してきた☆
終わったよー!けどこのあとも部活だよー!(白目
あと、私も書き込めなくなってた。
みんなも気づいてこっちに来てくれればいいけど…
ルーシィ「う…ん…?」
リーダス「ルーシィ、おはよう。調子は、どうだ?」
さっきからシャッシャッという音が響く。
リーダスがルーシィのスケッチをしていた。リーダスは、妖精の尻尾の一人で、絵が得意だ。他の藩からも評判を受けたことがあって、たまに絵を刷って販売することがある。…いつも完売で帰ってくる。
そんなリーダスは、絵を具現化する妖力の持ち主だ。
ルーシィはジョゼに狙われているため、急遽隠れ家へとミラが言い、リーダスが馬車を出して連れてきた。
ルーシィ「…!そうだ、みんなは!?あたし…!」
リーダス「お、落ち着いて」
混乱しているようなので、順を追って説明することにした。
続…幽鬼の支配者
つい先刻。妖精の尻尾の裏手にある海に、巨大なからくり人形が現れた。
正体は、幽鬼の支配者だった。あれほどのからくり人形を製作するのにどれくらいかかったは計り知れないが、動いて妖力をも扱えるほどだった。
ジョゼ『ルーシィを渡せ』
エルザ「何故仲間を差し出さねばならぬのだ!」
ジョゼ「…あれの発砲準備をしろ」
幽鬼の支配者1「御意」
中でそんな会話が話されたあと、急にからくり人形の腹辺りがガコンガコンといって、穴が空いた。
ナツ「ぁあ!?なんだありゃ」
カナ「あれは…妖導流集束砲!!?」
ロキ「この辺り一帯を吹っ飛ばすつもりか…!!!」
エルザ「全員ふせろ…!!」
ジョゼ「消せ」
幽鬼の支配者1「御意」
エルザは恐れることもなくからくり人形の目の前へと歩いていく。
エルザは光をまとった。
マカオ「換装…!?エルザ、いくらなんでも無理だ!」
エルザ「やらせてたまるかあぁっ!!」
ワカバ「金剛の重鎧?いくら超防御力を誇るその鎧でも…!」
辺りが白くなる。妖導流集束砲が、発砲されるまであとわずか。
参。
ナツ「エルザアァー!!!」
弐。
グレイ「よせ!ナツ!今はエルザを信じるしかねぇ!!」
壱。
ルーシィ「うぁ…」
ー零。
エルザ「うあああぁぁぁぁぁああああ!!」
ナツ「エルザアアァァァア!!!」
辺りは真っ白になり、叫び声だけが響く。
パキパキと割れていく音は、エルザの鎧の音か。はたまた…
マカオ「すげえ…」
ワカバ「あれを防いじまった…」
ロメオ「け、けどよ…エルザ姉は…」
ナツ「エルザ!」
ジョゼ『マカロフ…エルザともに戦闘不能。残るは貴様らだけだ。もう一度いう。ルーシィ・ハートフェリアを渡せ』
エルザの鎧は粉々になり、息も切れて血を流している。
「ふざけんな!ルーシィは仲間なんだー!」
「そうだそうだ!」「お前らに渡すかー!」
ルーシィ「みんな…」
エルザ「仲間を売るくらいならしんだほうがマシだっ!!」
ナツ「俺たちの答えはただ一つ!てめぇらをぶっつぶしてやる!!」
ルーシィ「…もう…いいよ…」
ジョゼ『ならば特大の妖導流集束砲をくれてやる。…せいぜいあがけ』
ミラ「ルーシィ」
ミラがルーシィの手を引っ張り、幽鬼の支配者の死角に入る。
ミラ「ルーシィは隠れてて」
ルーシィ「でも!私のせいで…あたしも戦わなくちゃ」
ルーシィは拳を作ってグッと握る。…責任を感じているのだ。
ミラ「違うわよルーシィ。あなたのせいじゃない。みんなそれぞれ誇りを持って戦ってる。いうことを聞いて。ね?」
優しい声で説得される。
そういわれるともう何も言い返せない。
すると突如、泡で視線が遮られる。
ルーシィ「わっ」
ミラの睡眠妖力だ。
倒れこむルーシィを抱えてミラは叫ぶ。
ミラ「リーダス!ルーシィを隠れ家へ!」
リーダス「ウィ!」
そして、今に至る。
ルーシィ「…あたし…」
リーダス「…静かに。誰か来る」
コツコツと音が聞こえる。
下駄や草履の音ではない。となると、西洋の…?
やがて、隠れ家の戸が開いた。
その姿にルーシィは眼を疑った。
ルーシィ「え…?」
???「よう…姫さん」
続け
帰ってきました…。部活疲レタ
おまけです
ジョゼ「消せ」
幽鬼の支配者1「御意」
コシコシコシコシコシ。
ジョゼ「…特大のやつを用意しろ」
幽鬼の支配者1「ぎょ、御意」
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ。
幽鬼の支配者1「き、消えません!」
ジョゼ「もっと強く擦れ!落書きが消えないだろ!!」
評議員「…あの。ジョゼさん?一体何をしてらっしゃるんでしょうねぇ…?」
思いついたネタです…
評議員の城に呼ばれたけど、誰かにお前にはこの城に落書きすることもできぬのかと挑発されてのって書いた結果だと思います。
つまんないけど暇つぶしになってくれれば…(´-`).。oO
めいびすも?
でも、来てもらえてよかった…。
私今日でテストが終わったよ!
私も今日で終わりだよー
自滅☆
思い付いたの書くね〜
12:みるくてぃ(むんむん):2015/11/28(土) 16:15 ID:BUI 来たよー。僕もも書き込めなかった…
「いた…」
辿り着いたのは嘗て暮らしていた…思い出の詰まった自分の家。
ドアの前にはロメオが寄りかかって寝ている。
「寒そう…」
取り敢えずローブをかぶせ、隣に座る。
横目で寝顔を見てみる。そこには可愛い、透明な寝顔。
すると、ぱちっと目が開いた。
「へっ…?!」
特に何かをしたわけではないが、焦ってしまう。
ロメオも、特に何かをするわけでもなくこっちを見つめてくる。
「ルーシィ、姉…?」
「う、ん…」
必死に絞り出した声。ロメオも掠れたような声だった。
「本当に…」
「うん…」
「やったぁ、ルーシィ姉だ!」
急にロメオは騒ぎ出す。先ほどの枯れている声で。
「ちょ、待って!まず飲み物飲んで!」
魔法で出したスタップをロメオに渡す。
スタップとは、スタミナアップの略称。魔力をあげる、体力、魔力の回復など様々な効果がある。
「えっ?あ。ありがとう…」
ゴクッとロメオはスタップを飲み干す。
「ぷはぁっ。…体力戻ってきたー」
「そっか、…良かった」
そこで2人は黙り込む。
「……………ねぇ、ギルドさ…戻ってこないの?」
ルーシィはビクッと、反応した。…触れたくなかった話題だから。
でも、答えは出さなくちゃいけないーーーロメオのためにも。
「……うん、戻らない」
『うん』という頷きだけじゃなく、『戻らない』という決心を伝える。
「そう、なんだ…」
悲しむロメオをこれ以上見たくない。ルーシィはロメオが安心できるところへ帰らせようと思った。
「帰ろ?…みんな、待ってる」
「…うん」
2人は立ち上がり、歩き出す。
何を話すわけでもなく、フェアリーテイルの泊まる宿まで歩く。
「ここで良いの?」
「たしか、ここだったと思う。」
ロメオが連れてきたところは大きめの家のようなところ。
辺りはフェアリーテイルが中にいるとは思えないほど静まりかえっている。
「そっか。…じゃあね。」
今までとは違うロメオ。自分がこうしてしまったんだと思い…とても、泣きそうになる。
涙を見られないよう、別れを告げすぐに方向を変える。
先ほど返してもらったローブを羽織り、フードを被る。
横に余ったフードどを口元に寄せ、呟いた。
「ごめんね…」
届いていないと良いな、なんて。届いてほしいから呟いたのに。
「ホントだよ…」
ルーシィ姉が帰ったのを見てから、ドアを開けた…。
皆さん、こんにちわ!あたし、ルレシィ・フルバスター。11歳なの!あたしのママは美人なのよ〜♡パパは…うん…カッコいいよ…
ママの魔法は星霊魔法!パパの魔法は氷の造形魔法!あたしは氷の造形魔法を使えるの!あと星霊魔法も勉強中!
「見ろルレシィ。お前のママとパパの若い頃の写真だぜ!」
あたしがギルドのカウンターでジュースを飲んでるとアホガジルとレビィさんの子供で、あたしの親友でもあるジルレがアルバムを持ってやって来た。
「俺も見たい!」
目を輝かせて来たのはラクサスとミラさんの子供のミクサ。この三人でチームよ!名前は最強チーム二代目!ジルレは鉄の滅竜魔法を。ミクサは変身魔法を!ね?強そうでしょ!?
「わぁ〜!ママってば綺麗〜♡」
「あ!俺の父ちゃんだ!母ちゃんも!」
「父さんと母さんだ!若いなー!」
いいなぁ〜…ナツ兄とハッピー…あたしも若いママとついでにパパに会いたいなぁ…
「会ってみたいなぁ…」
「会ってみてぇ…」
「会ってみたい…」
三人同時に呟いたその時!
ピカーーーン!!!!
アルバムが光った。
「ちょ!何コレ〜!?」
「ウォーー!?」
「眩しいなー」
そして、あたし達の姿は消えた。
続く
急に始めてごめんなさいっ!土下座
やりたくなったんだもん!エリートルーシィは終わった訳じゃないよー!
設定
ルレシィ・フルバスター
グレイとルーシィの子供。ママ大好き!パパ普通な女の子。ガジルが嫌い。(ルーシィをバニーと呼んでいるから)
肩までの黒髪で、淡い茶色の目をしている。ジュビアが苦手!?
ジルレ・レッドフォックス
ガジルとレビィの子供。蒼色の癖毛。そして釣り目。鉄竜の滅竜魔導士。ナツが憧れ!?顔にピアスは付けてない。
ガジルを父ちゃん、レビィを母ちゃんと呼ぶ男の子。
ミクサ・ドレアー
ラクサスとミラの子供。金髪の髪の毛で、青い目をしている。ミラに似て整った顔立ち。変身魔法を使う。怒ると…?
ラクサスを父さん、ミラを母さんと呼ぶ男の子。
急に始めてごめんなさいっ!土下座
やりたくなったんだもん!エリートルーシィは終わった訳じゃないよー!
設定
ルレシィ・フルバスター
グレイとルーシィの子供。ママ大好き!パパ普通な女の子。ガジルが嫌い。(ルーシィをバニーと呼んでいるから)
肩までの黒髪で、淡い茶色の目をしている。ジュビアが苦手!?
ジルレ・レッドフォックス
ガジルとレビィの子供。蒼色の癖毛。そして釣り目。鉄竜の滅竜魔導士。ナツが憧れ!?顔にピアスは付けてない。
ガジルを父ちゃん、レビィを母ちゃんと呼ぶ男の子。
ミクサ・ドレアー
ラクサスとミラの子供。金髪の髪の毛で、青い目をしている。ミラに似て整った顔立ち。変身魔法を使う。怒ると…?
ラクサスを父さん、ミラを母さんと呼ぶ男の子。
どぁーーー!!!二回…やってもうた…
17:みさ:2015/11/28(土) 18:40 ID:IRo
よかった!!むんむんも林檎さんもこれたんだ!!
設定作るって…林檎さんすごい…。
続き
「痛い〜!」
「ってて…」
「大丈夫か?」
あたし達は光に吸い込まれて…って!ここ、妖精の尻尾じゃない!
「誰か来た!隠れろ!」
あたし達は茂みに隠れて様子を見てるとマ・ママとナツ兄!?ママってばナツ兄の事が好きだったの!?
「…誰かの匂いがする…!こっちだ!」
ナツ兄は鼻がいいんだっけ!こっちに来た!!
「誰だーーーー!!!!!」
「うひゃぁーー!!!!」
見つかっちゃった…どうしよう…
「…アハッ。どうも、俺はm「ミクサ…だろ?」なっ…?」
ミクサが自分の名前を言う前にナツ兄が言った。
「あたしはr「ルレシィ…でしょ?」なんで…?」
あたしの名前はママが言った。
「俺はg「ジルレ…だよね」なにっ…」
ジルレの名前はハッピーが言った。なんで!?意味不明!
「ルレシィも、ミクサも、ジルレも…大きくなったわね…!泣」
ママ達によると未来にいるママ達、初代最強チームは今の時代の人間。今いるママ達は未来の人間。あたし達が小さい時に過去に飛ばされたらしい。
続く
みさ!もう林檎さんじゃなくて林檎でいいよ!元サスケだし!
20:林檎:2015/11/29(日) 00:10 ID:W1I 続き
「ママ、パパは何処にいるの?」
「エルザと仕事よ。」
…ないわぁ〜!だからミクサとジルレとナツ兄以外の男はダメなのよ!特にアホガジル!
「ただいまー」
「今帰ったぞ!」
この声は…!
「おかえりなさい。グレイ、エルザ!」
パパとエルザ姉!なんか全然変わってない!
「おかえりなさい、グレイさん。^ 言^」
あたし多分、スゴく怖い顔してると思う。
「ルレシィか…?それにジルレとミクサも…!」
「何故お前達がここに?」
パパは驚いているけど、エルザ姉は至って冷静だった。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜な訳よ。」
ママが簡単に説明してくれた!さっすがママ!スゴ〜い♡
「今帰った。」
「たっだいまー!」
この声は…アホガジルとレビィさん!
「ルーちゃ…ジルレ…!?泣」
「なんでここに…?」
またまたママが簡単に説明してくれた!
「母ちゃん…父ちゃん…!」
もう!ジルレってば泣かないの!男の子でしょ?
「ただいまー♡」
「帰ったぞ…」
ミラさんとラクサス!ミラさんはミクサを見つけると、すぐに抱き付いた。
「会えなくて…ごめんね…!泣」
「成長したな、ミクサ。」
「母さん…父さん…久しぶりだね…」
ミクサは未来ではミラさんが忙しくて甘えられなかった。ラクサスは仕事で留守。だから嬉しいんだと思う!
「今日はそれぞれ家族の家で過ごせ。明日から帰る方法を探すぞ!」
『オォーーー!!!!!』
続く
わかった!じゃあ林檎で!
シルバーブレイブ…。
銀の翼に銀の鱗、大地をとどろかせる7竜の中の主に語られる3竜の中の一匹だ。
「ルーシィ気を付けろ」
「うん。わかってる」
でも、つかんでいる手から震えが伝わってくる。
「大丈夫だルーシィ」
「うん」
俺がしっかりしていれば、ルーシィが悲しむことがない。
…なぜ、俺はあのとき言わなかったんだ。
「行くぞ!」
「うん!!」
走り出す。
ルーシィはロキを、グレイはアイスキャノン。
…気づいてたのに
「キャア!!」
ルーシィはシルバーブレイブの魔法をまともにくらった。
「大丈夫か?!」
始めに言えば、きっと、きっと…。
そっと首に手を当てる。息をしているのがわかる。
「ルーシィ!」
頭の上に魔法陣ができ、髪のつむじから毛先にかけて白くなる。
しっかりいっておけばよかった。
シルバーブレイブの技をまともに受けると、意識を無くす。それか…
記憶がすべてリセットされる、と。
続く
ル、ル、ル、ル、ル、ル、ルーシィの黄金がーーー!、!、!
僕も設定なんか作らないよー!
宿に着いたルーシィは静かにドアを開ける。
静まり返った部屋。照明も消されている事からみんな寝ていると考えた。
その時、脳内にピピっという電子音が響く。
《リン、寝てるんじゃないの?》
《寝てない。どこにいる…もしかして宿?》
《え、うん。そうだけど…》
《分かった。僕も帰る》
《え、ちょ、外にいるの?……ツーツーツー》
通話が切れたことを表す音と共にドアが開く。
「ただいま」
「おかえり」
一分も経っていないのに…と考えたがワープしてきたと言えば納得出来る。
「ロメオ、見つかった。いろいろとごめんね」
「僕がしたくてした事。謝らないで。」
「うん…………ありがと」
「明日も大会。早く寝よ」
明日もある大魔闘演武。まだバトルはないはずだが、内容は分からない。
「そうだね。おやすみ」
一緒に二階へ行くけれど一応挨拶をしておく。
「うん、おやすみ」
リンが返してくれたのは、寝る直前だった。
膨大な量を書いてたはずなのに。二回も消えたから書き直したのに。さすがに3回目は書く気失せる…。
みんな着々と物語が進んでるなー…
いよいよ始まりました、大魔闘演武ー!本日最初の競技は……
去年も参加した水中戦。これは結構辛かったりする。
ざわざわ………
突然、会場のに大きな水槽のようなものが出た。
「えー、今回は女子限定という事です!では参加者の皆様は水着に着替えて水槽の中へーー」
「------で、大丈夫っすか、ルーシィさん」
「うん…」
全然聞いていなかったが大丈夫だろう。……水中戦。去年散々ミネルバに痛めつけられた競技だ。
(今年は、大丈夫……)
「では、始めます………ピーーーーっ!」
けたたましく、開始の合図である笛が鳴った。
(今だ!)
召喚、水の聖霊、ウンディーネ…水聖霊姫、ルナ!
水のせいで声は出ないが心の中で強く唱える。
水槽はかなり広く、相手との距離も結構ある。
(これ、マジックヴォイスは使えない?…いや、まだ策はある。)
「ちょっと、お嬢様しっかりしてよー」
「もう、ウンディーネ。王女にも作戦はあるのですよ」
「むー」
指示を出すには、声が…ううん、声を出さなくても指示は出せる。
ルーシィは考えると同時に《チャット》で2人に指示を出す。
「りょーかいっ!」
「えぇ、いいですわ。王女様。」
自分も攻撃に出よう、泳ぎ出そうとするルーシィは何者かの攻撃によって止められた。
「ウォーターサイクロン!」
ジュビアの声にジュビアの技。
(あれ、何で声出てるんだろ…)
悩んでいると外からスティングの声が聞こえた。
「ちょっ、ルン!酸素ラクリマは?!」
あぁ、本当だ。みんな酸素を体内に取り込むラクリマをそばに置いている。
そしてさっき、ルーシィが無視していたスティングの話は水槽に入る前に酸素ラクリマを開催スタッフから受け取る事についてだった。
(とりあえず、酸素を…!)
チャットでルナ達にジュビアを任せて水槽の上まで急いで泳ぐ。
今年は去年のように球体ではない。本当の真四角だ。
「……ぷはぁっ」
酸素を取り込みながら考える。
(とりあえず魔法で酸素はどうにかなる。だけど魔力の消費が激しく…)
いや、それでもやるんだ。
…セイバートゥースのために。
ルーシィはルナが戦うジュビアの元へと急いで泳いでいくのだった-----
次週はルーシィvsジュビア!
めいびす))がんば!
「ウォータースライサー!」
ジュビアはルーシィを見つけると容赦なく攻撃を当てる。
「虹流の、咆哮ー!」
この大きい水槽に虹の波動が広がる。
今回は外に出たら終了なんて事はなくそれぞれの頭の上に体力、魔力の総合数値がゲージになって表されている。
そのゲージが空になればその選手は退場、というわけだ。
「ちょっ?!…うあぁぁっ!」
一気に6名退場。
1ギルド、2人まで出場参加。ここ以外は2人出している。
(相手は…あたしを抜いて14人。)
「ルナ!お願い!」
ルーシィはキツそうに顔を歪めるジュビアをルナに任せて先を急ぐ。
ーーーーーーーーそう、エルザとウェンディの元へ。
「虹流の翼撃!」
隙をついて攻撃を仕掛ける。…が、そんなルーシィの攻撃はウェンディの天竜の翼撃によって打ち返される。
「うわぁっ!?」
「っく!」
いや、打ち返されてはいない。ガードされただけだ。
ウェンディの力ではルーシィの力に勝てない、そういう事だ。
「ルーシィ…」
エルザは切なげにルーシィの名前を呼んだ。
(ダメだよ、こんな事してちゃ…)
「換装!水紋の鎧!」
(新しい鎧だ…)
「うわ。あぶなかったー……よし、虹流の宝剣!」
ルーシィはエルザの攻撃を避けて次の攻撃の準備に入る。
換装魔法のようなこの『虹流の宝剣』
様々な色の宝石で彩られた、虹流の力が込められた剣は七色の宝石が輝いている。
「いくよっ、サーシャイライト!」
勢いよく剣を振れば水は剣の動きを真似、竜巻を作った。
ルーシィ以外、すべての選手は竜巻に飲み込まれていく。
「ふぅ」
すべての参加者のゲージが空になった為、ルナとウンディーネは戻ってきた。
2人は水の聖霊。先ほどの攻撃も無意味に等しかった。
「おぉっとー?!これはセイバートゥース、ルン選手の完全勝利だぁーーー!」
ルーシィは特殊なメガネ式機械ラクリマで顔、口元を隠しています
髪の毛も特殊な髪飾りで金髪を隠しています!
「ママ、パパ!起きてよ!」
あたしも昨日はママとパパの家に泊まったの〜♡ママの料理は美味しいの〜♡
「おはよう、ルレシィ…!」
「おはよう!ママ!」
「ぉはよ…ルレシィ…!」
「…おはよう、パパ…」
あたし達は朝食を食べてギルドへ向かった。
「ミクサ!ジルレ!おっはっよー!!」
「エルザ!レビィちゃん!ミラさん!おはよう!!」
「よう〜、ナツー、ガジルー、ラクサスー!」
あたし達が一番最後だったみたい…あたし達は、今日、魔法図書館に行く。早く帰りたいなー!
「ないわね〜…」
「手掛かりがないとわな…」
「早くお家に帰りたいのにね…」
「もうちょっと調べる…?」
女性陣は頑張ったのに…!男性陣は…
「見ろ!ジルレ!火竜の咆哮!ミニ!」
「オォーーーー!!!!」
「変身魔法か…見せてみろよ…ギヒッ…」
「うん!」
怠けちゃって…!!ラクサスとパパは頑張ってるのに…!!!!
「ちょっと男子!!!!」
あたしが喝を入れようとしたらあたしが持ってた写真が光った。
「痛い〜〜!!!!」
あれ?ココは…妖精の尻尾じゃない!帰ったの!?ママは!?みんなは!?
「帰ってこれたの…?」
「よっしゃ〜!!!!」
「あいー!」
「良かったわー!」
「ギヒッ…」
「安心…!」
「はっ…」
みんないるわ!やっーーたーーー!!!帰って…来れた!!!!
終わり
次は、何を書こうかな!家族パロで!よし!決めた!
プロローグ
俺の父ちゃんと母ちゃんはS級魔導士。
だけど、母ちゃんは俺を産んで引退。父ちゃんは、たまに…極たまにしか帰ってこねぇ。俺は今、十一歳。俺は物心ついたときからパパに会った事がねぇ。
設定
サレイ・フルバスター
黒髪で黒目。整った顔は正にグレイそのもの。ルーシィとあまり似てない為、本当に自分はルーシィの息子なのかと考える。物心ついたときからグレイと会った事がない。
やっぱり設定は考えないとダメだわ…笑
続いて魔力調査ー!ギルド出場者5人の総合魔力を計ります。なお、一時的だとしても、魔力アップのまほうは禁止とさせていただきます!
「今回はチームワークですね」
「いや、チームワークとはちげぇだろ。」
「とりあえず、全力を出すだけだ。」
「うん!頑張ろ!」
「…僕の力で普通に測れるのに…」
隣には8つのギルドメンバー(5人ずつ)が並んでいる。
「それでは開始です!先ずはフェアリーテイルAチーム!」
そこでルーシィの意識がハッと戻る。
ナツ 7546
グレイ 7429
エルザ 8263
ウェンディ 4379
リサーナ 2588
「おぉっとーコレは高い!」
去年のメンバーとは似ても似つかぬ数値。
こんな数値に勝てるギルドはあるのかと、会場の者達は感じた。
……当然、勝てるギルドなど存在しないまま最後、セイバートゥースの順まで回ってきた。
「じゃぁセイバートゥース、いくぞぉー!」
「おおー!」
「はい!」
「…」
「あぁ」
フェアリーテイルからの視線が痛い。ルーシィは顔をしかめた。
嫌だ、嫌だ。嘗てのなかまに見つめられては後悔が募る。
「安心して…」
俯くルーシィにリンは優しく手を包んだ。
「うん、ありがとっ」
「では、順番にラクリマへ魔力をぶつけてください」
「白竜の、咆哮ー!」
「影竜の咆哮!」
「いきます…行きの、アスノハレ!」
「虹竜の紅玉」
「…アシッド」
スティング 6483
ローグ 6022
ユキノ 5443
ルン 999999999999999999999999999999999999999999999999
リン …パキンっ(測定不能)
辺りは大歓声に包まれた。…なんて事はない。
「なんとーーー!リン選手、測定不能だーー!それに並び、先程大活躍のルン選手もズバ抜けた数値だぁぁー!」
響き渡るのは司会者の声だけ。
…会場の観客達は驚きで声が出ない。そんな状況にいる。
「これは…セイバートゥースの優勝だーー!!!」
林檎))もしかして…ジュビアとの子供だったり?!うわぁー、きになるー!
30:みるくてぃ(むんむん):2015/12/01(火) 17:57 ID:BUI 修正です。
「いきます…ユキノ、アスノハレ!」
眩しい光で攻撃する、架空の技です。
俺たちの八代目ギルドマスターはナツ・ドラグニル!俺の師匠でもあるんだぜ!師匠がマスターになってから、ある試験が始まった。それが『魔導士試験』
魔導士試験は一人前の魔導士になったかどうか調べる試験だ!俺も師匠に推薦されて今年受けるぜ!
「母ちゃん!俺さ、俺さ!魔導士試験受けるんだ!」
「そっかぁ…もうそんな歳なのね〜。頑張ってね?サレイ!」
「おう!俺の氷水の造形魔法で受かってやる!」
「
俺の魔法は氷水の造形魔法。だけど俺は水が嫌いだ。母ちゃんの魔法じゃないから。
ある日俺は、最悪なものを見てしまった。
「父ちゃんの横に…ジュビア姉…!?」
父ちゃんの横に自称ルーシィの恋敵のジュビア姉が写ってる写真だった。
続く
きゃあーーーー!グレイの浮気者ぉぉぉーーー!!
ジュビアとなんて…ジュビアとなんて…お父さん、許しませぇぇん!
浮気ならこのみるくてぃと……ぼふっ
というか、ナツがギルドマスターって……恐ろしいな。
「へっ、こんなもんか。」
ギルドの席に着いたスティングは硬めの椅子に身を放り投げた。
「うぁー、生き返るー……」
「もう、スティング君ったら、お行儀が悪いですよ?」
だらしない姿のスティングにユキノは愛らしい笑みを浮かべて注意する。
しかし、リンはそんな事よりも……………
「はぁ、僕の番か…」
次の試合、リンvsフェアリーテイルA&Bとなっていたのだ。
一斉に相手をするわけではなく、勝ち抜き戦のようなもの。
先程測った魔力数値を使い、魔力が少ない者から戦っていく。
「あはは…結構キツそうだよね」
「まぁ、勝つけど」
「あぁ、期待しているぞ」
リンは少し…いやかなり怒っている。次の対戦相手、フェアリーテイルの一員…
ナツ・ドラグニルを含めた最強チームと呼ばれる者達に。
「絶対に、勝ってくる」
ルーシィの仇を打ちたいなどは考えていない。ただ単に彼らに攻撃をし、『イカリ』をぶつけたいのだ。
「さぁ、間も無く始まります。勝ち抜きバトル!今回挑戦者は大活躍、セイバートゥースのリン選手だーー!」
そこでみんなは気付く。
リンは出場者の行く所へ行っていない、と。
冷静なリンに対してルーシィは焦る。
「ちょっ、どうするの?今から行っても間に合わな…!」
あたふたするルーシィの言葉を遮るようにリンは客席から飛び降りた。
「ちょ、リン!」
ルーシィは叫ぶがリンは無視してフェアリーテイル、最初の相手の前まで歩いて行った。
『おぉっと!これは開催史上初の客席から飛び降りての入場だー!かっこよすぎますねぇ、矢島さん?!』
『うぉっふぉっふぉ、そうじゃな。』
『では時間が押してるため開始となります。みなさん、声援を忘れずにー!スターットっ!』
開催の合図である笛が鳴る。………
一瞬。ほんの一瞬だった。
リンは行動を起こした。
最初の相手、レビィを倒したのだ。少し頭に触れた途端、レビィは倒れた。
歓声が湧き上がり、司会は叫び、雑音にリンは顔を歪める。
『続いてはー…おぉっと、リサーナの登場だー!』
「ふふっ、そう簡単にはやられないんだから!テイクオーバー!」
リサーナは魔法を素早く使う。…が、リンには敵わない。
「《happy rainy dey》」
発音良く英文を声にし、攻撃する。
輝く、虹色の雨。この雨がリサーナを攻撃していく。
テイクオーバーにより、露出の多い服装のリサーナにとっては効果も高く、寒い。
「うぁ?!」
リンは計算高い。魔力、体力を最小限に抑え、尚且つ確実に倒す方法を考える。
『おぉっと、リン選手強いーーー!』
何でだよ…何で…何で!何でジュビア姉と写ってんだよ!母ちゃんをほったらかしにして…自分は浮気かよ…!
「ギルドに行ってくる…!」
「ちょっとサレイ!?」
俺は家を飛び出した。師匠かリオン叔父さんに聞いたらどっちかの居場所ぐらい…!どっちかを捕まえて真相を暴いてやる!
ドバァン!!
俺はおもいっきりドアを開けた。
「師匠いるか!?」
「あら、サレイ。ナツなら丁度あなたのお父さんに会いに行ったわよ。」
俺を迎えてくれたのはミラ姉だった。俺は思った。ミラ姉なら知ってるんじゃねぇかって…
「ミラ姉!母ちゃんに内緒で話がある!」
「……わかったわ。こっちヘ来なさい。」
俺とミラ姉は医務室に行った。只事じゃないと悟ったんだろう。
俺は全て話した。父ちゃんの事。父ちゃんと母ちゃんの事。そして…俺は本当に母ちゃんの子供なのかって事。これを聞いた途端、ミラ姉は叫んだ。
「そんな訳ないじゃない!!グレイがジュビアと浮気して、ジュビアの息子があなただなんて!」
「だけど俺!知ってるだ!何処の病院にも俺の産まれた記録がない事!」
「…何でそう思うの?」
「俺…ジュビア姉と似た魔法…使うから…」
ミラ姉は黙り込んだ。そこへウェンディが入ってきた。
「サレイ君。DNE鑑定って知ってますか?」
「何だそれ?」
「かんたんに言えば、親子なのかどうか確かめる鑑定です。」
それで俺何処の母ちゃんと父ちゃんの関係を調べんのか…
「やりますか?やるかどうかはあなた次第ですよ。」
俺はもちろん!
「やる!!」
って答えた!!!!
続く
誤字発見!
それで俺と母ちゃんと父ちゃんの関係を調べんのか…
でーす。
「これは…ジュビアさんのへその緒です。」
「…」
ミラ姉はマカオら辺に呼ばれてカウンターに行った。そして、俺はガジル兄に頼んでジュビア姉のへその緒を貸してもらった。
「では、失礼しますね。」
俺とウェンディは鑑定を始めた。
『一致しました。』
電子音と共に聞こえた鑑定結果。俺とジュビア姉が親子?母ちゃんとは?そこへ師匠が入ってきた。
「ナツさん…」
「サレイ…」
「師匠…俺…妖精の尻尾…辞めるわ…何処か旅して強くなるから…」
俺が出て行こうとすると師匠に腕を掴まれた。
「何だよ!?」
「悪ぃけど、此処での話は全部聞いちまった…」
「だから何だよ!俺は…母ちゃんと血が繋がってなかった!だから俺とあいつは家族じゃねぇんだよ!」
「お前とルーシィとの繋がりはそんなもんか?血だけか?」
「他に何があんだよ!!」
「想い それさえあればいい」
想い…その言葉は俺の精(ココロ)にスゴく響いた。そうだ。想いさえあれば俺と母ちゃんは家族なんだ!!
「明日、もう一度グレイに会いに行く。来るか?」
「おう!!」
師匠…いや、マスター!ありがとな!
続く
グレイさん…?
ルーシィとリンが異常の数値w
夢で見た。
あの幸せな夢で一緒に笑っていた。
忍びのくせに西洋風の服を着て。ルーシィの事を姫と認識せず自然に振舞ってくれて。
その黒い髪が長いのに結いもしないで。変わらない、あの姿。
リーダス「お前は…鉄龍…ぐぅっ!?」
視線の端でリーダスが倒れた。
ルーシィ「っリーダス!?鉄、何してるの…!」
鉄「怒るなよ」
先程からルーシィの不安は広がるばかりだった。
ルーシィ「鉄…やっぱり、幽鬼に染まったの?」
鉄「染まっちまったかもな、あてがなくなっちまったからな」
ギヒヒ、と笑う。…変わっていない。
ルーシィ「いいの?…幽鬼にいて。」
鉄「…よくはなぇな」
ルーシィ「じゃあ、妖精の尻尾にくればいい」
ルーシィは言い張った。
ルーシィ「みんななら受け入れてくれる。駄目でも、あたしが抗議する。駄目なら、旅しよう!」
みんなならきっと受け入れてくれる。ルーシィにはそういう確信があった。
鉄は仕草を止めてじっと見つめる。時間がやけに長く感じた。
鉄「ギヒ、姫さんならそういうと思ってたぜ。」
ルーシィ「じゃあ…!」
鉄「おう。それに、姫さんに会ったら、俺は自由にやらせてもらうって契約したしな。」
昔の、あの夢の中で見た笑顔が2人に灯った。
続ー幽鬼の支配者ー
ルーシィ「そういえば、幽鬼に捕まる前に水を見たんだけど…水も、幽鬼にいるの?」
鉄「あぁ…あいつも俺と同じ理由だ」
山道を走り、妖精の尻尾…今は戦いの最前線に向かう。
リーダスは無事で、馬を作ってあたしたちにも用意してくれた。
林が目の前を過ぎてく。風を切る音、蹄の音がルーシィたちの耳に聞こえていた。
ルーシィ「鉄みたいに、一緒に来てくれるかな…」
鉄「大丈夫だろ。俺よりは良い奴だろうしな。ギヒッ」
リーダス「…もうすぐだよ」
山道がふっと開いた。
目の前には青い海と妖精の尻尾。
ルーシィ「何…アレ…?」
鉄「ち…もう発動させてたのかよ…」
リーダス「ウィ…なんかやばそう…」
一層馬を急がした。
カナ「何とか保て!からくり人形はナツ達がなんとかしてくれる!」
鉄「ありゃ…特大の妖導流集束砲だな。それを止めに行ったんだろ…」
リーダス「しかも、幽士がいっぱい…」
そういうと、鉄はつかつかとカナの所まで歩いていく。
ルーシィ「ちょ、鉄、まだみんなに幽鬼としてみられるかm」
鉄「知ったことか。おい、この中に通信系の妖力が使える奴はいるか」
カナ「っ!?なんだいあんた…」
訝しげな目でカナは鉄を見る。
ウォーレン「俺が使えるぞ」
リーダスがウォーレンを連れてきた。
鉄「幽鬼の奴らと妖精の奴ら全員に俺の声が聞こえるようにしろ。」
しぶしぶウォーレンが通信の妖法の構えを取ると、鉄は言う。
鉄『幽鬼の支配者!ガジルは幽鬼を脱藩する。あと、中にいる妖精の奴ら!出てこい。しにたくなきゃな。それとーー』
鉄『ーー水。バニーが、戻ってこいだとよ。』
バニーは、鉄がふざけてルーシィを呼ぶ時のあだ名だ。水と鉄…それと、あと1人もその名を知っている。その1人の名は…思い出せない。
ジョゼ『おいガジル!!テメェ…!』
鉄「姫さんに会うまで手伝ってやるだったろ?契約成立だぜ、ギヒッ」
ジョゼ『チッ…おいジュビア!テメェの仲間を連れ戻…おい!どこへ行く!』
海から水の塊が出てきて、それが人の形を保った。
ルーシィ「水!!」
水「姫様…!!」
抱きついた。
水は夢の中…昔と。変わってなくて。
ルーシィは泣き笑いした。
涙が止まる頃、ナツ達は陸に戻っていた。でもそこにはグレイの姿は見えない。
あいつなら大丈夫だろ、とナツはそう言い、場を和ませた。
そして鉄龍の咆哮が繰り出される。何故か火龍の咆哮も飛んできた。
鉄が刻まれたからくり人形は、火を上げる。そこに海水がまとわりついて、ジュワアァァ…と音がする。
そこに、大きいかなづちっぽいのが上に重くのしかかる。
木は、熱と水があれば簡単に曲がる…大分縮んだ。
ルーシィ「…あれ…?」
ルーシィは、見慣れた人影を見つけた。他の人は気づいてない。ルーシィは迷いなく海へと走っていく。それに気づいたナツは叫んだ。
ナツ「ルーシィッ!?」
ルーシィ「ごめん!鉄と水をお願い…っ!」
そう叫んだルーシィは、自分の心の中のように波立つ海の中に入っていき、皆の制止も聞かず、飛び込んだ。
続
俺も林檎って読んでもいいかい?
林檎の話グレルーの子供だ♡
いいよー杏奈!
「…か・母ちゃん!俺、明日から師匠と修行だから!」
「わかったわ。もう寝なさい」
〜次の日〜
「行ってくるな!母ちゃん!」
「行ってらっしゃい!サレイ!」
あたしはサレイの頬にキスをすると、ギルドに向かった。昨日からあの子…様子がおかしかったし…
ドガァン!!
あたしはドアを壊してギルドに入った。あたしだって修行して強くなったんだからね!
「ミラさん!!昨日事、全部教えてください!」
「……分かったわ。」
あたしは昨日の話を全て聞いた。そして過去を振り返った。
『母ちゃん…父ちゃんはいつ帰ってくるの?』
『…いつかしらね。そのうち帰ってくるわよ!』
『母ちゃん、父ちゃんは?父ちゃんは俺達の事はどうでもいいの?』
『え!?違うわよ。パパはあたし達を思ってるから帰れないのよ。』
『母ちゃんと父ちゃんはキスした?』
『えっ!?////』
『したの?』
『…その話はまた今度だ。』
あたしはサレイにデコキスをした。
「サレイ…!!」
あたしは泣いた。あんな小さい子が…そんな事を思っていたなんて…!!
「ミラさん!あたし、サレイを追いかけます!」
「分かったわ。ナツ達は約束の塔に行ったわよ。」
「ありがとうございます!!」
続く
「よう!グレイ!」
俺と師匠は父ちゃんのいる塔に行った。会うときはここで会うらしい。
「どうした、ナツ。急用って…」
「違ェよ。用があるのはこっちだ。」
師匠は俺の背中を押した。この人が俺の父ちゃん…
「どうしたんだ、そのガキは…」
父ちゃんは俺を見るとガキと呼んだ…
「…れ…は………じゃ…ぇ」
俺は消えるような声を出した。けど、父ちゃんには聞こえなかった。
「あ?」
「俺はガキなんかじゃねぇ!ってんだよ!クソオヤジィ!!」
父ちゃんは俺にオヤジと呼ばれた事が引っかかたらしく、名前を尋ねてきた。
「お前、名前は?」
「俺は…俺はグレイ・フルバスターとルーシィ・フルバスターの息子、サレイ・フルバスターだぁ!!」
俺は叫んでやった。
続く
えーと、皆さんはじめまして。
もちです、WiiUからのとーこーです
小説かぁー、皆さん面白いです!!グレルーも、ナツルーも大好きな
6年生です、凄く恐ろしくたまにしかこないんで、
気にしないで下さい!
あ、呼び捨てとか、タメ口とか私なんかにしてくださる神様はいないと
思いますが、どちらも、許可無しで、お願いします!では、
長文失礼しました!!
PS.変人なのでそこんとこは、気にしないで下さい
えっとじゃぁ。もち!こっちも呼びタメOKだよ!よろしくね。
Wii Uか……いいなぁ。
グレイ、どうしたの…ねぇ、正気に戻ってよ…
…………ふざけんなぁぁ!!!
ルーシィちゃん、強くなったんだよ………………。
リンは、ね。
「うぁぁ!」
『続いてウェンディ選手を破った〜ー!』
リンはウェンディへの一発で戦いを終わらせた。
「意外と、強いのね。」
まるで疲れた者の言うようなセリフだが、発した本人は息が乱れているわけではない。
「次、来て」
冷たく言い放つリンに会場はゾクッとする。
そして、思うのだ。
ーーーーー彼女はバケモノだ、とーーー
よろー ←おいww えーと、埼玉県在住でーす!
皆さん小説面白いですねー!!羨ましい...毎回楽しみにしてます!!
書いてみたいが、アイデアないわーww
でも、少しだけ書いてみやす!!期待しないでね!!誤字脱字も、気にしないで〜!!
クッソ下手だから!!批判は、大歓迎!!
頑張って、グレルー書きます、キャラ崩壊激しいかもww
ルーシィ目線
今日は働かないで、羽休め〜!!久しぶりに、小説書くかな〜!!
ピーンポーン ん、誰か来たわね…
ル「はぁ〜い」カチャ
グ「なぁ、ルーシィ、今日どっか行かねぇ?」
えぇ!?いきなり…ん〜、でも…今日は、特に予定ないし、別に良いわね!!
ル「良いわよ、行きましょ!!」
グ「おし、行くか…」タタタタタ
ル「待って!!「…あ?」グレイ、服…」
グ「んな!?いつの間に!?ササッよし、今度こそ行くぞ」
続く 中途半端でサーセン /(ー_ー) どこいくのかな〜ついていきたいな〜
「お前…サレイ…なのか?」
今頃かい!遅いわ!!
「ナツ!どうしてココに連れて来た!」
「お前に聞きたい事があるんだよな!」
そうだ。聞いてやる…!これで母ちゃんが母ちゃんじゃなかったら、俺はこいつを許さねぇ!!
「聞きたい事はなんだ?」
「俺の母ちゃんは…本当の母ちゃんなのか…?」
「何があった?」
とぼけんな…!!すべて吐かせてやる!
「何があったって…父ちゃんがずっといねぇじゃん!どーして母ちゃんと一緒にいてやらねぇんだよ!息子の顔も忘れてどーでもいいって事かよ!!?あと何でジュビア姉とは一緒に写ってる写真あんのに母ちゃんとの写真はねぇんだよ!」
「…………………」
師匠はずっと黙って聞いていた。父ちゃんは目に迷いを写していた。
「母ちゃんは何も言わねぇし、父ちゃんはずっといねぇし!母ちゃんも父ちゃんも信じられねぇ!問題だらけなんだよ!!」
……ちょっとキツイ…!けど、これさえ聞ければ!
「いったい…父ちゃんは本当はどこで何をしてんだよ!」
答えろ…!答えてくれぇ!
「…お前には関係ねぇ。」
「もういい!!!!!」
続く
もう良くねぇ!!w…グレイさん、幻滅しましたよ?
もちの小説で思い出したけどグレイって脱ぎ癖あったね…忘れてた…
ウルから、受け継がれた脱ぎ癖、ウルの娘のウルティアは脱がない、良かった〜、
リオンは、グレイほどは脱がない、グレイ、何故そんなに脱いじゃうんだよww
もち〜よろしく〜♡…もっちゃんでいい?
50:林檎:2015/12/05(土) 13:32 ID:W1I 俺は塔を出た。母ちゃん…ごめん。俺、あいつの事は信じられねぇや。
「オラァ!!」
突然、塔が壊れた。俺は何事かと見に行くと、母ちゃんがいた。
「母ちゃん!?」
「!?」
「ルーシィ!?」
俺もあいつも師匠も驚きを隠せなかった。だって、母ちゃんは素手で塔を壊したのだから!
「ルーシィ…お前、星霊魔法しか使えねぇんじゃねぇのか!?」
師匠…驚きすぎだから…目ん玉出てんじゃん…
「失礼ね!あたしだって修行して、魔力を手に集めて怪力になる超力増加魔法と治癒魔法を使えるようになったのよ!」
スゲェ…!!俺は母ちゃんのスゴさを改めて感じた。そして、母ちゃんは俺を見つけると、駆け寄って抱き付いた。
「サレイ!!」
「母ちゃん…!…苦しい…」
母ちゃんは手に力を入れすぎて苦しかった。
「あ、ごめん。サレイ…ああぁぁぁぁ!!!!」
「母ちゃん!?」
「ルーシィ!」
「誰だ!!」
突然母ちゃんが苦しみだした。師匠が扉の方を見ると男が立っていた。
「ルーシィ・フルバスター…いや、ルーシィ・ハートフィリア!お前を気に入った…俺の嫁にする…!!」
男は移動魔法で母ちゃんを連れて行った。
続く
サレイ編めちゃおもろい(^ω^)
もちはんよろしゅうな!
ルーシィ「グレーイッ!!どぉこー!!」
思いっきり叫んだ。
少しの間ずつしか上に顔を出せなかったせいか、陸が見えない。
そして何より服が重い。
ルーシィの体が上に上がらなくなるのも時間の問題だ。
ルーシィ「グレ…んぶっ、ぷは!返事しなさいよーー!!!」
波にもまれて呼吸も難しい。
(あぁ…もうダメ…)
目の前が段々暗くなっていた。
(まだ…しねない…折角鉄たちに会えたのに…)
その想いとは裏腹に。目の間は真っ暗になった。
続…ルーシィ目線…
目の前には綺麗な花畑があった。
可愛らしい色をつけて、一面を彩っている。
いい香りも漂ってくる。
あたしはふと、花畑のなかに人影を見つけた。
ルーシィ「…!か、母様…?」
綺麗な金髪の髪を丁寧に上へ、豪華なかんざしで結られている。きらびやかな着物は、ルーシィとそっくりのその顔を引き立たせている。
レイラ「…ルー、シィ…?」
落としやかな動作で私の方を振り返る。
母様は、全てあの夢のままだった。
ルーシィ「母様!」
私は嬉しすぎて抱きついた。
お香の香りがふわっと漂う。
レイラ「あら…おとしやかに、といつも言われていたでしょう?」
ルーシィ「えへへ…」
母様は優しく微笑んだ。
ゆっくりとした動作で頭を撫でられる。
その手つきは優しくて、壊れ物を扱うように私の髪を滑ってく。
それがひさしぶりで、心地よくて。微睡み始めた。
レイラ「ほら、ルーシィ。起きて。」
その声が聞こえながらも、うとうとしてしまっているあたしは、ふと、ある音が聞こえているのに気づいた。
草履が道を踏みしめて歩く音。
不思議に思って辺りを見渡すと、向こうから籠が駆けてくるのが見えた。
ルーシィ「母様?どこかへ行くの?」
レイラ「ええ。戻らなくては。」
ルーシィ「…あたしは?あたしも逝くんだよね?」
レイラ「貴方は駄目よ。向こうに戻らなくちゃ。」
ルーシィ「でもあたし…!」
レイラ「ほら、貴方を呼んでる声がルーシィには聞こえるはずよ」
そう言われた途端、頭の隅であたしを呼ぶ声が聞こえた。
必死にあたしを呼ぶ、男性の声。
レイラ「しっかり生きるのよ」
そういうと、母様はあたしの頬を包んで額を重ね、籠に乗り込んだ。
ルーシィ「母様っ…!!」
籠はあっという間に見えなくなり、追いかけても花畑が広がるだけ。
完全に籠が見えなくなると、目の前がふっと暗くなった。
(…え?)
???「ルーシィ!ルーシィッ!クソ…冷たくなってる…ルーシィ!!」
(…誰…?)
沼から引きずり出されたような体の重みを感じながら、ゆっくりと目を開けた。
暗い空と星々の明かり。
そして、見覚えのある顔。
整った顔立ちは焦りを帯びて、瞳に安堵の表情をのぞかせていた。
ルーシィ「…グレイ?」
あたしは、掠れた声を出すのに精一杯だった。
続
ルーシィしにかけて、それを母様が止めたとこですね。行くが逝くになってたりね。
ちなみに籠(かご)っていうのは、姫様たちが乗ったりしてるやつです。時代劇とかで、かごを担いで歩いたりしてるやつです。
説明分かりにくい(;^ω^)
めいびすありがとう♡めいびすのも面白いよー( ´ ▽ ` )ノ
ねぇ、ねぇ!クリスマス小説と大晦日、お正月小説さ、リレーでみんなで描こうよ!
俺達は拐われた母ちゃんを助けるためにあいつの魔力で母ちゃんの魔力を追ってる。あいつは嫌な奴、最低な奴関係なく結構スゲェ…!!あっという間に母ちゃんの元に着いた。
「ルーシィを返せ!」
「それはできないなぁ…ルーシィ・ハートフィリアには俺の子供を産ませる…」
男の一言であいつの魔力が一気に上がった。魔力だけじゃぁ、誰だか分かんねぇくらいに!
「お前に一つ、教えてやる…ルーシィは俺の妻だ!!!行くぞ!ナツ!!」
「おうよ!久々に暴れっか!!」
二人は男に突進した。
「「合体魔法!炎氷拳剣!!」」
師匠は鉄拳でぶちのめして、あいつは氷の剣で男を斬った。そして男は死んで、母ちゃんがこっちに戻って来た。が、まだクローンがいた。
「下がってて、サレイ…」
母ちゃんは攻撃しようとしたけどかなりフラフラだった。もう守られるのはイヤだ!これからは俺が母ちゃんを守る!!!
「アイス・メイク・シールド!!」
母ちゃんの前に氷でできたシールドを作って俺はクローン達の方へ走って
「オラァ!!!」
母ちゃんの超力倍増魔法を自然的に発動させて地面を叩きのめした。クローンはあっという間に地割れの底に落ちていった。
「サレイ!」
「母ちゃん…!」
戦いが終わると母ちゃんが近付いて俺を抱き締めた。
「全く…バカな子ね。事情は全部ミラさんから聞いたわ!正真正銘あたしの子よ!」
「ああ。分かってる…想いは繋がってんだから…!」
「???」
「父ちゃん!!!」
「…何だ?」
「父ちゃんは母ちゃんと繋がってると思うか!?」
「ああ。」
「何でそんな言い切れるんだ!?」
「お前がいるからだ サレイ」
目頭が熱くなるのを感じた。
家には今、写真が四枚ある。一枚は俺がガキん頃。もう一枚は母ちゃんの若い頃。もう一枚は父ちゃんの若い頃。最後の一枚は俺と母ちゃんと父ちゃんが写ってる。
父ちゃん!たまには帰ってこいよ!俺も母ちゃんも待ってからな!
終わり
番外編〜!!!笑笑
「なにっ!?そのへその緒、お前のじゃねぇのか!?」
「そうですよ!」
「じゃあそれは?」
「ルーシィとサレイ君のですよ!サレイ君取り上げたの、ジュビアなんです!」
「マジかよ…あんだけグレイグレイ言ってたのにか?」
「……分ってないですね。繋がりっていうのは色々な形があるんです!それよりガジル君!今度色々とサレイ君に謝っておいてくださいよ!!」
こんな話があったなんて俺は知らない。
本当に終わり
うぉ、グレイ…あんた、ええ奴や。
「「うおぉぉ!」
ガチン ガチン
鉄と鋼がぶつかり合う。
「……もう、終わり」
「んあ?」
リンは隙をついてガジルのお腹にパンチを当てる。
「ぐはぁ…!」
「…鋼の鎧、手のも作ろうかな…」
勝負はついた、会場の者はそう感じた。
………が、倒れても倒れても、ガジルは起き上がる。
「お前、強ぇな…ま、そっちの方が倒し甲斐があるぜ?ギヒッ」
「…?何で起きてるの?」
「何で?!何でってそりゃぁ、あんなんじゃ倒れねえよ」
ツッコミをいれつつ自慢するガジル。
そこで……リンの目が、光った。
「そう。……モードチェンジ」
闇が…漆黒が、リンを包む。辺りには黒い花が咲き乱れ、漆黒の蝶が飛び回る。
「モード、ヴァルキリー・クレール」
会場はリンを見つめる。
「んだよ、あのバケモン…」
リンの姿はまさに死神。赤い大きな鎌を手に持ち、黒い翼を表わしているようなドレス。
髪は長くなり、ドクロのような髪飾りでサイドテールになっている。
「…一言で言うと死神がただしい」
「はん、それは本気になったってことかよ?」
「それは違う」
「じゃあ何だって---」
「話、長い。」
リンは大鎌を上にあげる。黒に近い紅がギラリと光った。
「…悪なる裁きを受けたまえ」
そして…勢い良く振りかざした。
これを喰らったら身体は切られてしまうだろう。
ガジルは鉄にしてある腕で防御の体勢にはいる。
…しかし、リンの攻撃はガジルの身体を裂こうなんて行動はせず、漆黒の波動をガジルに投げかけただけ。
当然物理攻撃ではないため、ガジルは防げずに攻撃を受ける。
みるくてぃ…あんためっちゃ別人やん…笑笑
私は思った!誰もやった事がないグレルーを書こうと!そして思い付いたのが
『京都パロ』
魔導士のみんなには京都の人になってもらいます!それでは設定GO!!
星宮 ルーシィ
妖精の尻尾という名の茶屋の看板娘!ナツとグレイとエルザとは幼馴染。鈍感・天然・ツッコミ。エルザに憧れている。
氷室 グレイ
妖精の尻尾という名の茶屋の常連。ナツとルーシィとエルザとは幼馴染。ルーシィが好き。ナツとはよく喧嘩する。
火澄 ナツ
妖精の尻尾という名の茶屋の常連。ルーシィとグレイとエルザとは幼馴染。結構な問題児…グレイとはよく喧嘩する。
剣緋 エルザ
妖精の尻尾という名の茶屋の常連。ナツとルーシィとグレイとは幼馴染。ナツとグレイの喧嘩の止め役。みんなより一つ上。
魔能登 ミラ・リサーナ・エルフマン
妖精の尻尾の常連。
白里 スティング・影川 ローグ
ルーシィが好きな人。
今は江戸時代。ここは古都京都。京都では何が起こっているのか…見てみませんか?それでは見に行きましょう。
「ルーシィ!茶ァくれや!」
「分かったァ!今行くし待っといてェ!」
「ルーシィ!こっちは和菓子追加なァ!足らへんよォなってきてん!」
「エルザァ!もうあんたのせいで和菓子ないでェ!」
「ルーシィ!冷えた茶ァくれや!」
「分かったァ!…グレイ、あんた服ゥ!!」
うちルーシィ!妖精の尻尾っつー茶屋で働いとんねや!女将のミラはんによると人気者らしいで!そんな訳ないのになァ!!笑えるわ〜…!
うちン家、一族代々受け継いでた舞妓一族なんやけど…そんな決められた運命ェとかおもんないやろ?だから家出してん!なんと五才で!そこでうちは女将のミラはんに拾ってもろォてん!そしてうちは妖精の尻尾で育ってん!ナツやらグレイやらエルザやらリサーナ・エルフマンやらは全部うちの家族や!前の家よりこっちの方がずっとええわ!うちをただのルーシィとして見てくれはるしィ、みんな優しいしィ、何より作法に則り!とか言われへんし!ずっと楽でええわァ〜…
あ、お客はん来た!ほな、さいなら〜
ミラさん妖精の尻尾の女将に変更するね。
59:林檎:2015/12/06(日) 12:19 ID:W1Iみんな〜!ワンピースのルナミ・ゾロロビ・コザビビ・ウソカヤ恋愛小説っていうスレ立てたから興味のある人、私が大好きな人(笑)来てみてね〜★
60:めいびす:2015/12/06(日) 19:03 ID:lis 結局グレイはなにしとったんや…見直したけど…
リレーか…やったことないなぁ
ルーシィ「…グレイ?」
ルーシィの掠れた声が夜の海辺に響く。
グレイ「あぁそうだ。大丈夫か?」
ルーシィ「…ぅん」
その声が聞けて、俺は酷く安心した。
…仲間を心配すんのは当然だよな…?
ルーシィ「…ここは?」
グレイ「わかんねぇ…どこかの浜辺みてぇだが…」
お互いにきょろきょろ辺りを見回す。海と浜辺と森しか見えない。
妙な音も聞こえず、波の音が響いている。
あの城下の騒ぎも、広間にいれば必ず起きていた喧嘩の声も。
…って、今は幽鬼が来てて大変なんだったか。
続…グレイ目線
グレイ「起きられるか?」
ルーシィ「大丈夫…」
そう言いながらもよたよただったので、起こさせて手を貸した。
グレイ「洞窟があったから、ひとまずそこに行くぞ」
ルーシィ「…うん」
俺が葉で作った目印を辿って歩く。今宵は月が明るく、比較的楽に進めた。
グレイ「…うし。これで大丈夫だろ。」
ルーシィ「ごめんね…グレイ」
俺は気にすんな、と笑う。
洞窟にたどり着いてから、木をこすり合わせて火をつけて。手がつるかと思った…
ふと幽鬼を思い出した俺は、ルーシィにあの後のことを聞くことにした。
グレイ「ルーシィ、あの後幽鬼は…」
ルーシィ「からくり人形ごと潰れたから…妖精の尻尾の勝ちだと思う。」
そう言ってから、不意にルーシィは申し訳なさそうに俯いて、謝罪の言葉を口にした。
「…ごめん」、と。
グレイ「え?どうした?」
ルーシィ「あたしが…夜襲を伝えていたら…」
夜襲?一体なんのことだかさっぱりわからない。
ルーシィの…姫様だった時のことか?
こういう時は深入りしないのが礼儀だ。
けど…仲間が苦しんでるなら、せめて話を聞いてやりたい。
グレイ「何があったか…俺に、話してくれねぇか?」
ルーシィは小さく頷くと、ぽつりぽつりと話し出した…
俺らが猟に出かけて会った時は記憶がなかったけれど、エリゴールの時に熱出して寝込んだ時、夢を見て過去を思い出したという事。
夜襲を仕掛けてきた敵軍がいると忍びの者に教えられながら、それを内密にしていた事。
炎に巻き込まれたはずなのに、自分も父親も生きているという事。
ルーシィも生きていると知った父親が幽鬼の支配者を使って連れ戻そうとしたという事。
グレイ「…大変だったな」
ルーシィ「…うん」
今にも泣き出しそうな顔。
そんな顔されるとどういう反応したらいいか困るんだが…。
ただ、一つだけ聞きたい事があった。
グレイ「…ルーシィは、その…父親んとこ帰りたいのか?」
ルーシィ「…妖精の尻尾に居たい。でも、自分でまいた種だから…自分でなんとかする。」
そう言うルーシィの瞳の奥には不安と悲しみと固い決意が見える。
居たいと聞いて安心したのと同時に、ルーシィは強いな、と感じた。
グレイ「さ、明るくなったらこの辺を探索しようぜ。もう寝な」
ルーシィ「…うん、そうだね!」
明るく笑うとルーシィはすぐ横になった。
俺も続いて横になると、疲れのせいかすぐに眠気が襲ってきた。
橙色の炎が揺れるのに合わせて、俺の影も揺れる。
ただ虫の声とルーシィの寝息が、俺の耳には届いていたー
続
おまけ
鉄(原作、本名:ガジル・レッドフォックス)
妖力:鉄の滅竜魔法 職業:忍
姫と仲の良い忍。姫を姫と認識していない。トゲトゲしているが仲間が大切。城の誰より姫が大事。
水(原作、本名:ジュビア・ロクサー)
妖力:水を操る、等々 職業:忍
鉄と同じく姫と親しい忍。姫を姫様と呼ぶ。もじもじしてたり、内気だが意外と大胆だったりする。城の誰より姫が大事。
おまけ設定ですた
『泣くなよ!お前らしくねぇじゃねえか!』
『いつだって俺らの中心は、お前だから、な?』
『ねえ?一緒に仕事行こう!』
3人からの愛情。その愛は大きすぎて、彼女には耐えきれなかった。
…そして、その愛情より一回り小さい、たくさんの形が集まった愛を積まれる。
そんな日常が、辛くても、大好きだった。
「ね、ねぇ。あのさ…ルーシィ、なんだよね?」
リンの試合を観戦していると、後ろから声が聞こえた。
「あ?ルーシィさんっすか?ここには居ないっすけど…」
あぁ、まただ。ルーシィは震え出す。ぶるぶる、がたがた。
顔も青白くなっていく。
「残念だけど、ナツ達から話は聞いてる。リサーナ、分かるよね?」
「う、うん……」
必死に声を絞り出し、リサーナを見つめるルーシィの表情は分からない。
「良かったぁ。ねぇ、ちょっと、来てもらってもいい?」
ルーシィはビクッと反応する。ギルドの所へ連れて行かれるかも、と。
「大丈夫♪ふたりっきりだから!」
「分かった…」
「あのさ、もうナツ達に関わんないでよ!」
「え?ナツ、たち?」
「そうよ。何でだろう?なんて考えんじゃねぇよ!」
「………」
声が聞こえる。…参加者の休む休憩室から。
「ちょっ、苦し、苦しいっ……!」
ドカッ
そんな音とともに越えは途絶えた…
「ふふふ、ばぁか」
勝ち誇った笑みを浮かべてリサーナは部屋から出てきた。
あーもう書く気が失せちゃった………どうしよ。
書いてくれる人がいたら、お願いします!
まだ前の奴完結してないけど………
ここは冥界。地の奥深くある界であり、神話では『黄泉』なんて呼ばれる。
血と関わり深い世界に一人、魔姫が産まれた。しかしその者は……………
多種族の血を持つ純情な心を持つ少女だったーーーーーー
神話では黄泉なんて呼ばれたりしません!修正です。
神話では『黄泉』と呼ばれる死んだものがいく所もあるが、そんな所はない。
死んだ者は冥界にて食されるのだ。
です。
リサーナァァァァ!!!どうしたァァァァ!?!?!?
65:もち:2015/12/09(水) 02:28 ID:tc2 もっちゃん、良い響きです!!ありがとうございます!!
続き
ル「ねぇ、グレイどこかいく場所決まってんの?」
グ「ああ、依頼 遊園地で、何か撮るからってよ」
ル「そ、そう、で、何であたしとグレイなのよ…?」
グ「ミラちゃんが行ってこいだとよ「えぇー、あたし…」
〜いきなり回想〜+しばしグレイ目線
キーガタン
ワイワイガヤガヤ
ったく相変わらずここは騒がしいな…良い依頼、はぁ、見当たらねーや
ガタン ミ「あら、グレイ、そういえばあなた“達”に良い依頼が有るんだけど…」
グ「へぇ〜、良い依頼…それはそうとミラちゃん、今、達って言ったか?」
↑の続き
ミ「ええ、言ったわよ?それが何か?」
グ「またつり目野郎と、一緒なのか?」
ミ「違うわね、え〜とね、男女ペアの依頼なのよね、それで、私からあなたと、ルーシィを推薦したの」
グ「依頼内容は?」ミ「え〜と、PVの撮影のための男女二人 青春してるっぽい人」
何だ、それ…ルーシィと、一緒なのはとにかく嬉しい…しかし内容がな…PVって何だよ…
グ「………それで…何で俺と、ルーシィが推薦されたんだ?」
ミ「あぁ、それは私から見ると…ボソッグレイは恋してるから、その相手のルーシィと…」
バレてたのか…!? ミ「大丈夫よ、このことは誰にも言わないから」
〜回想終了〜と、ともに 続く
PVってなに?
68:めいびす:2015/12/09(水) 21:17 ID:lis 某の一つのあだ名が…出てきてる…
???「やっぱり、貴方の予知通りだったね」
???「ま、なんとかわかってよかったけど…どうするの、アイツ。」
???「ふむ…姫様と仲が良いように見えるが。」
ルーシィ達が眠りにつき、橙色の眩しい炎が小さくなって消えた頃。
木の上から洞窟を見下ろす一人と…動物…?の2匹の影が、木の葉とともに揺れていた。
月の明かりは、洞窟内を優しく照らしている。
???「…もうしばらく様子を見ましょ、急ぐことなんてないんだもの。」
???「俺も、その意見に賛成だ。…は、いいか?」
???「うん。私もそれがいいと思うよ」
会話が途切れたかと思うと、その姿、影は消えていた。木の葉がざわざわと、姿があったところを揺らしていた。
続…ルーシィ目線
ルーシィ「んん…!」
新鮮な空気と、小鳥のさえずり。
日の暖かさを感じながら、あたしは目が覚めた。
伸びをして、目を開けると途端に思い出す。
ーあぁ、遭難してたんだっけ…。
からくり人形を倒したはいいものの、グレイの姿が見当たらず、谷間見えたその姿を追って海に入った。
…不幸中の幸いか、グレイとともにどこかの浜辺に打ち上げられたのだった…。
グレイ「…………(すー…)」
静かな寝息が小鳥のさえずりの合間に聞こえてくる。
…どうやら、グレイはまだ寝てるみたいだ。
身を起こして居住まいを正し、寝ているグレイを揺さぶってみる。
グレイ「ん〜ぅ…!」
ペシッ
…叩かれてしまった。
しょうがなくじーっと眺めていると。
グレイ「…やめろ。」
目をうっすら開けたグレイがボソッと呟いた。何を言ったらいいかわからず、とりあえずおはよう、と声をかけると、そっけない返事が返ってきた。
グレイ「あのな。じーっと見るのやめろ。」
ルーシィ「え?何で?」
グレイ「何でって…勘違い、すんだろーが…」
最後の方は小さな声で聞き取れなかったけど、何故か耳が少し赤いグレイをただあたしは不思議そうに眺めていた。
…やがて、身を起こしたグレイについて、食物があるかを探しに行った。
ここは森は深い。
…まるで
ルーシィ・グレイ「樹海みたいだ「ね」「な」
…ぴったりと声が重なった。
ー同じこと考えてたの…?
そう思うと、何故か胸が暖かくなる。グレイの表情は斜め後ろからじゃ確認できない。
グレイ「樹海でも、食べ物らしきものはねぇなぁ…」
ルーシィ「そうだね…お魚でも釣る?」
グレイ「…まー、そうすっか。」
そういうと、グレイは方向転換をして、海の方角へ歩いていく。
あたしは慌ててついていった。
やがて海に着いたはいいが、グレイは波打ち際で立ち止まっている。
…あれ?竿は?
そう思い聞こうとすると、よく見てろ、とグレイから声がかかる。
それに従い、あたしはただグレイを見守っていると…
グレイ「氷造形…牢獄!」
バッシャーーーン!!
と音が響くと、ここより遠くに朝日の光が反射して輝く、氷の屋根が見えた。
…あれが、牢獄かな?
牢獄と思われる氷の箱?の仲が、バシャバシャと言いだす。
それを見たグレイは、当たりだな、と呟くと、新たな造形を作り出した。
縄と思われる何かを投げて、見事氷の箱にあてると、ぐわっと持ち上げて、陸に着地した。
ルーシィ「…貴方って、力持ちなのね…」
グレイ「女子みてぇにひ弱じゃ狩りもなにもできねぇよ」
そういう間にも、グレイはさっさと魚を捕まえていく。
あたしも慌てて捕まえようとするけど、ぬめっとしてすぐ手から落ちる。
…そういえば、生の生きている魚を触るのは初めてだな、とふと思った。
続
もちさんよろしく!
少女は目を開けた。
天井も壁も真っ白で、色があるのは、窓から入る夕日の紅い光。
自分は、誰なのだろうか。顔を反対側にするときにドレッサーが見えた。
少女は息をのんだ。
「だ、誰?」
鏡に写るから自分としか考えられないのだが、どうにも信じられなかった。
形の整っている顔。そこはいい。
髪が、
雪のように真っ白だった。
その中に1束金髪が覗いている。
その時、ドアをノックして入ってきた人がいた。
「ルーシィ…大丈夫か?」
黒髪のたれ目の男が入ってきた。
「だ、だれ?」
ルーシィと呼ばれた少女は、男が最も聞きたくない言葉を発した。
ルーシィの目の前で黒髪の男が倒れこむのは、言った直後だった。
続く
林檎ちゃん!PVってのはえ〜と、CDとかに付いてる映像かな?それじゃ続編始めます!
ル「もうそろそろ着くんじゃない?」クルッ、ふぁさ←振り向きざまにルーシィの髪がなびく音
グ(ドキッ キレイだ…ってうぉ!!やっべ、い、今は依頼に集中してなきゃいけないっての!俺!!)
ル「ねぇ、グレイ、着いたわよ?降りようよ〜」(んもぅ、グレイったらどうしたのよ…こっち見つめてきて…
見とれちゃ…あたし…なに考えてんの!?) グ「…行こうぜ!ほら!!」スッ ル「…うん!!」ギュ、スタッ
〜15分後〜 ル「うわぁ!!楽しそうじゃない!!」タタ グ「仕事優先な!!」ガシッ ル「は〜い…」
ミーケ«オリキャラ 勝手に作ったw
ミ「ハーイ!!ヤッホー!!ん、グレイ君と、ルーシィちゃん!よろしくね!私はミーケ!監督ちゃんです☆」
グ「あ、あぁ…よろしくな…(キャラ濃い…)」ル「よろしくお願いしまーす!(明るい人だなぁ)」
ミ「それじゃあ、さっそく打ち合わせ始めるわよ!!楽しみね!!フフフッ!」
続く
えー、次はどうしようかな〜…
なるほど〜ありがとう、もっちゃん!
72:林檎:2015/12/11(金) 19:19 ID:TJI 「暇やなぁ〜…」
うちルーシィ!今日は妖精の尻尾が休みやからめっちゃ暇や。なんかないかなァ〜…ん?あそこにいんのは…
「スティング、ローグ!」
スティングとローグやん!スティングとローグはうちの弟的存在!妖精の尻尾の常連さんや!
「ウォッ!ルー姉か…!ビビらせんといてェなァ!」
「スティング、うるさいで…」
相変わらずスティングはうるそォて、ローグはクールやなァ〜!せや!
「二人共!ちと遊ばへん!?」
「ええよ!なぁ、ローグ!」
「ええよ。丁度暇やったしな…」
「決まり!はよ行こォ!!」
続く
ルーシィ…もう俺のことを忘れてしまったんだな。医者は、この件について首を縦にふることは無かった。
記憶が戻るのかという質問にも。
「グ、グレイさん」
「あ、はい」
この依頼者が心配して来てくれたらしい。バツの悪そうな顔をしている。
「その、あの…。実は、聞いた話なんですが、ある魔術師に1つお願いすると、叶えてくれるらしいです」
「ほ、本当か?!」
グレイの生気が無かった目が、少し戻った気がする。
「ただ、代償があって、それは…ってあれ?!グ、グレイさん!!」
グレイはもう走り出していた。
どこにいるのかわからない魔術師の元へ。
「この辺かな」
グレイはなぜか走っていた。
森の中を、町を、何もわからないのに、頭に地図があるような錯覚に陥った。
「お主か?」
グレイは声が聞こえた方に首を回す。そこには、長いローブをまとった老人がいた。
「お主か。わしを呼んだのは」
「あ、ああ」
声が震える。
「何を叶えてほしい?」
問いは唐突だった。だが、反射的に答えていた。
「ルーシィの記憶を、あの時の笑顔を…戻してほしい」
「そうか…」
そう言って老人は言った。
続く
みるくてぃ!スレ6見たよ!やっぱりマカオはルーシィを憎みたいけど憎めなかったんだね!
75:林檎:2015/12/12(土) 21:45 ID:TJI 思いついたグレルー話
「グレイお兄しゃん!」
「どうした?」
「えっとねぇ〜…『ルーシィの夢は?』って聞いて!」
「ルーシィの夢は?」
「お嫁しゃん♡」
「誰のだ?」
「グレイお兄しゃん♡」
オレの嫁決定ーーーッ!!!!
おしまい
意味不ですね!これはなんかルーシィが四歳でグレイが十四歳っていう設定で、ルーシィはグレイの膝の上にちょこんと座って将来グレイのお嫁さんになる事が夢と言って、グレイはそんなルーシィを可愛く思い、抱き締めます。
このスレまだあがってたんだ……ε-(´∀`*)ホッ
>>75かわいいですねヽ(*´∀`)ノ
「す、好きです!」
「…で?」
「えっと、その……つ、付き合ってください!」
これで何度目だろう。何度も繰り返されるこの会話。
「悪りぃな、知らない奴と付き合うほど俺も馬鹿じゃない。」
「え、そ…そう、ですよね…!ごめんなさい!」
告白された少年はふぅ、と一息ついた。
それからクルッと後ろを向いて何者かの影に話しかける。
「盗み聞きか?バレてるから出てこーい」
そしてわざとらしく手を振る。
「盗み聞きって…まずここはあたしの家だし。今から出かけるのに玄関前で告白?そりゃあ気になるでしょ!」
出てきたのは金髪の少女。整った顔に地位の高そうなドレス。
綺麗な肌をした先ほどの(振られた)少女よりも色白い肌。
「はぁ。開き直んな、姫さんよお。出掛けるって、脱出だろ?まじで勘弁。」
ーーーーそう、この少女こそがこの世界…冥界の王女、ルーシィ・ハートフィリア・STARTである。
「なっ、今回は違うわよ?外にナツが来てるの!」
「ナツ…?あぁ、ENDの血を引くあいつか。」
「そうよ!ENDはあたし達の敵…だからグレイが見張りのときを選んだんだから!」
ルーシィの血はハートフィリアであると同時に『冥界の幕開け』を意味するSTARTの血でもある。
先ほど出たナツという名の少年の血は《END》。冥界の終わりを意味する。
「俺、見張りじゃねぇからな?」
「うっ…そうだけど…………」
ルーシィは言葉を詰まらせる。グレイは見張りの場所に立っているが、見張りではない。
本来はルーシィの側近である召使い。
「…はぁ。ナツだよな?あいつはもうすでに魔空間に移動してる。ほら、行くぞ」
ーーーーーーーーーーーー
彼女は恋をしている。いつもなんだかんだ言いつつ優しく手を差し伸べてくれる彼に。
最初の友情は何処へ行ったのやら…。彼女の心は次第に……………
『狂愛』へと変化していった。
ーーーーーーーーーーーー
ほら、とグレイはルーシィに手を差し伸べる。
…っと、グレイの説明を忘れていた。
ルーシィの側近、グレイ・フルバスター。彼の父は冥界でも名高い『冥府の門-九鬼門-』の一人である。
そんな父の血を受け継いだ彼もとてつもない力を有している。
ルーシィとは小さい頃からの親友であるが…グレイはいつも元気で笑顔の絶えないルーシィに恋をしている。
側近になったのも、その大好きな笑顔を守るため。その笑顔を、側で見るため。
そして魔空間。これは魔のものなら誰でも作れる。
一時的に新たな空間を作れる。創造主の力が大きいほど空間を保つ時間が長くなる。
また、その魔空間は創造主によって入る人を限定する事もできるため、ルーシィ達はバレないようにこっそり会う事ができた。
グレイが差し伸べた手にルーシィはニコッと笑って手を差し出す。
「よろしく頼むわよ、グレイ!」
お、るーしぃ!覚えてるかな?むんむんです。
79:るーしぃ◆WHE:2015/12/13(日) 13:13 ID:yCM >>78
あー、なんかなんか記憶にある(笑)
はっきりとは覚えてないな……ごめんね(´・ω・`;)
でも名前記憶にある!!
る、るーしぃさんだ…!
新しい小説が多々ある…
ルーシィ「わわ!大人しくし…っ!」
さっきからそんな声が聞こえていて、俺はチラチラ様子を見ているのだが…
ルーシィの手から魚が暴れては滑り落ちそうになるのを繰り返していた。
グレイ「ほら、こうやって掴むんだよ。」
あわあわしてるルーシィを見ているのもいいのだが、今はそんなことも言ってられないので、しょうがなく手本を見せた。魚を掴むにはコツがいる。ルーシィのやり方はただ魚を掴もうとしてるだけだ。
ルーシィ「こ、こう…?…ぶっ」
グレイ「ぷっ…クク…」
ルーシィが俺の教えた通り魚を持ち、俺に見せたところで魚が暴れてルーシィの頬を魚の尾が叩く。
それが面白くて笑いをこらえ…っ
グレイ「ククッ…、はは!」
ルーシィ「そ、そんなにおかしくないでしょ!?」
そういいながら、俺の造った氷の箱に魚を入れる。怒っているが、顔は笑っていた。
続…グレイ目線…
パチパチと音がして、火の粉が上がってく。それはやがて空へと消えていった。
今はまた火を起こして、魚を枝に刺し、焼いている。
ルーシィ「まずここがどこだか知る必要があるわよね…」
グレイ「近くに村でもありゃいいけどな」
目の前で眩しく揺らめく炎を見ながら、ぼんやりと考えていた。
ここに流れ着いてから海と浜辺と森と洞窟しか見ていない。
正直言って、この近くに村がある確率は低いと思う。
ルーシィ「…?」
急に、ルーシィは辺りを見回した。
何かを探すように、木々の間をじっと見つめている。
グレイ「どうした?」
ルーシィ「なんか…誰かに見られてる気が…」
見られてる?
俺も辺りを見回してみるが、特に変わったところは見つけられなかった。
グレイ「気のせいじゃね?あとは、物の怪とか」
ルーシィ「物の怪は夕暮れから夜明けでしょ」
んぅー、と声をあげながら腕を組むルーシィ。
まぁ、今は考えても仕方ないし、食ってからこの辺りを散策しようぜ、となだめておいた。
ルーシィ「とりあえず、ここを樹海としましょ。あと、いくにつれて目印をつけていく…」
ひとまず腹を膨らまし、落ち着けさせた俺らは、森の中を慎重に歩いていた。
振り返ると、洞窟の場所から煙が上がっている。
一応わかるように、火は起こしたまま出てきたのだ。
ルーシィ「あ!ねぇねぇグレイ、この草、実がついてる!食べられるかなぁ」
その実は紫色をしていて、髑髏の形をしている。
…それ、あからさまにやばいだろ。ダメ、絶対…。
ハート形に見えるというルーシィ。
どう見ても髑髏なのに…。
でもまぁ、本題じゃないのでスルーすることにした。絶対食うなよ、と言っておいて。
しばらく進んでいくと、鳥居が見えてきた。
人の気配はない…
古ぼけてはいるものの、立派な神社のようだった。
グレイ「なんだここ…何を祀ってんだ?」
ルーシィ「わかんない…入ってみようか。」
鳥居をくぐり、歩いていくと狛犬の像と手水舎が見えてきた。手水舎は、龍の口から水が出ており、その水も溜まっている水も、透き通って下までみえるくらい綺麗だ。
狛犬の像も今にも動き出しそうだ。
ルーシィ「なんていうか…人いなさそうなのに色々綺麗だね」
そうだよな、と返事をしながらさらに進んでいくと、立派な門構えが見えてくる。
ーーふいに、後ろに気配を感じた。
ルーシィを見ると、同じなのか冷や汗をかいている。
いつのまにか陽はすでに傾き、暗闇が空の端に写っている。後ろの気配から風が吹いてきた。
………顔を見合わせた俺とルーシィは、意を決して、後ろを振り向くことにした。
…あまり、いい予感はしない。
続
タメでいいすよー!
いいなぁー、文才あってー!!
るーしぃさん!!
凄い!嬉しい!
るーしぃさん、こんにちは!新人の林檎です!タメOKですか?私はOKです!
84:るーしぃ◆WHE:2015/12/13(日) 20:34 ID:yCM るーしぃさんすごいか?(´・ω・`;)
なんかありがとねー!!
>>みささん
|ヾ(。`・ω・)o|Ю コンチワ!!!
タメでいいよー!
>>林檎はん
じゃあヨロシク!るいーじ!笑
86:るーしぃ◆WHE:2015/12/13(日) 21:08 ID:yCM おいてめ(笑)
林檎たんよろしくーヽ(*´∀`)ノ
>>林檎たん
うーぴい、すまそ笑
スティングとローグとブラブラしとったらグレイを見つけてん。
「グレーイ!なにやってんのー?」
うちが声をかけたらグレイは走ってこっち来た。
「ルーシィ!言いたい事があるねん!」
「何々!?はよ言って!」
「…好きや。」
は?ごめん、聞こえんかったわ
「もー一回言って?」
「ルーシィが好きや!」
「……うちもグレイ好き♡」
グレイとうちの交際が始まった。
おしまい
うーぴい爆
るーしぃどこいった
グレイさんも、なかなか大胆でs(ry
「ヤッホー、ナツ」
「おぉ、ルーシィ!久し振りだなぁ!」
「ホント!最近仕事が溜まって大変なんだよね〜」
魔空間に入り、ルーシィは落ち着いた。
ルーシィはお城…というよりも、自分の暮らしが嫌いなのだ。
全部高級そうな物で揃えて自分でやる事はほんの少し。
自由な事はさせてくれないのに仕事だけはやらせる。
そんな息苦しい生活が辛い。よって、この魔空間は必要な最低限の物しか置いておらず、シンプルな空間なので、安らぎの場となっている。
「よぉ、ナツ。相変わらず鳥の巣頭だなぁ。」
ルーシィとナツの会話が終わると、グレイが魔空間に入ってきてはん、とナツを鼻で笑う。
「あぁ?んざけんなよ、垂れ目やろうが」
当然、売られたケンカは買う!のナツはそれに乗って挑発する。
ルーシィはいつもの事、と放っておくが無視し続けていると……
「あぁ?離れろよ海パン野郎」
「それはこっちの台詞だマフラー小僧」
……煽る、煽る。何とも低レベルなケンカだが低レベルだからこそ、見ているルーシィにとっては微笑ましい。
「はいはい、二人ともケンカとかやめてよねぇ。久しぶりに会ったんだから」
「わーったよ、ルーシィ」
「姫の仰せのままに」
グレイは……仮にも側近。姫に忠実でなければならない。
ーーーーーーーーーーーー
ねぇ、他の女なんか見ないでこっちを見て?
いい夢見させてあげるから
ねぇ、離れていかないで?
……ふふふ、手も足も口も…目も失ったあなたに、何かを出来るはずかないけれど
狂ってる?…そう、狂ってるの。でもね?それは…
愛故に。
ーーーーーーーーーーーー
うわぁすごい.*・゚(*º∀º*).゚・*.
愛故にって、ぐさって残る……印象づけるの下手なるーしぃにはすごい参考になるなぁ……♪ふ
えー…最強ルーシィの小説書きたい!大丈夫!みるくてぃの小説とは被さないから!…多分!とりあえず、設定GO!!
ルーシィ・ハートフィリア
風竜(ふうりゅう)の滅竜魔導士と星霊魔導士。普段は星霊魔導士でいるが、いざとなったら(エルザやナツ達がやられたら)滅竜魔法の力を出す。水晶のピアスで本来の力を封印され、その封印が解けるとゼレフと対になるほどの力を出すとか…
トキ
ルーシィの相棒エクシード。何故か背中に時計の模様がある。男の子。
ウェンドーラ
風竜王のドラゴン。ルーシィに風竜の滅竜魔法を教えた。ルーシィの本来の力を水晶のピアスで封印した。
プロローグ
あたしには記憶がない。
覚えてるのはトキと、お屋敷で過ごした退屈な日々。でも
毎晩夢に出てくるドラゴンは誰?懐かしい匂い…あなたは一体誰なの?
「ルーシィ!トキ!仕事行こうぜ!」
「行こー!」
「うん!」
大魔闘演武が終わって普通の生活が戻って来た。…と思っていたのはあたしだけ。みんなグングン強くなってく。あたしだけ、置いてけぼり…あたしだって強くなりたい。ナツやグレイと並びたい!あたしだって最強チーム!
こんなときにいつも触れるのは水晶のピアス。肌身離さず付けている。触ると何だか力を貰っている気がするの。
「トキ!行くよ!」
「うん!じゃあシャルル、行ってくるね!」
「ええ。行ってらっしゃい。あまり無茶しないでね〜!」
「もちろん!」
トキはあたしの相棒。シャルルは彼女!いいなぁ…あたしも彼氏欲しいぃ〜!
「何の仕事に行くの?」
「魔物退治だ!報酬100万J!行くだろ!?」
「ちょっと見せて!えー…何々〜?」
魔物を10体倒すだけで報酬100万J!?
「行く!早く行こう!!」
「おう!」
「あいさー!」
「うん!」
続く
続きたのしみムンムン
なーにーがおっこるっかなーヽ(*´∀`)ノ
おー!ありがとう〜るーぴぃー!
ナツ達が仕事に行って、一週間が経った。エルザやグレイはナツ達を探そうと依頼書を探したが、何故か見つからなかった。皆、諦めていた。正直、信じたくなかった。そこへ…
ドガーーンッッ!!!!
扉が破壊され、入って来たのはルーシィ。しかし、ルーシィは少し違っていた。ルーシィ右目は血のような赤に変わり、黄金の光を放っているはずのブロンドの金髪は、闇のような黒が混じっていた。何より変わっていたのは魔力だ。魔力だけでは誰だか分からないくらい上がっていた。
「ただいま!ナツは入り口に落ちてるよ!重いから落として来ちゃった!」
ルーシィは何事も無かったかのように話した。話し方は何も変わってなく、外見と魔力以外は何も変わっていないようだった。エルザが恐る恐る声をかけた。
「ル・ルーシィ…なのか?」
ルーシィはきょとんとしながら答えた。
「何言ってんのよ〜!あたしはルーシィよ!…やっぱりビックリするよね…」
ルーシィは瞳に迷いを見せたが迷いは決意に変わった。
「これがあたしの本当の姿…!本来の姿よ!」
みんな、驚きを隠せなかった。ナツを拾いに行ったグレイも、エルザも、ミラも、マスターマカロフも。
続く
( ゚∀゚)ウヒョー!!
最初のやつか……え、ルーちゃんすごw
えー、るーしぃさん、初めまして!もちと、申します。ものすごーく下手くそな小説を書かせて頂いてます!!
どーぞよろしくお願いします!!え〜とタメ口OKですか?あと呼び捨ても…
ルーシィは医務室で検査を受けて、マカロフの取り調べにも受けて、自由になった。
「トキ…トキはあたしから離れないよね…?」
ルーシィは姿が変わってから、みんなから距離を置かれていた。
「もちろん!ルーシィは僕の相棒だもん!」
「ふふっ。ありがとう!」
ルーシィはピアスに触れた。するとルーシィが光り始めた。
「ルーシィ!?」
「きゃあぁぁぁぁ!!!!」
これにはエルザ達も気付き、近付いて来た。
「ルーシィ!」
光りは治り、ルーシィの姿は元に戻っていた。
「ルーシィ!大丈夫か?」
エルザが声をかけたが、ルーシィには聞こえなかった。
ルーシィの頭の中を占めていたのはドラゴン。何故か名前が分かるが、誰だか分からなかった。
「ウェンドーラって誰なのよ!!何なの!!?」
ルーシィはずっと叫んでいた。
続く
もちさん>>
タメも呼び捨てもどっちも(・∀・)イイヨイイヨー
ためでいいよね•́ω•̀)?
林檎急展開キタ━(゚∀゚)━!
本当たのしみー!!
100GET!
101:みさ:2015/12/15(火) 18:57 ID:IRo
「そんなのは容易いことだ」
「ほ、本当か?!な、なら」
「お前の記憶と引き換えだ」
「え・・・」
自分の記憶がなくなるということは、当然ルーシィの当然ルーシィの記憶もなくなる。
そんなこと、耐えられるか?…でも。
これでルーシィは助かるのだろうか。
それなら選択肢はただ1つ。
「それでも…それでもいいから、ルーシィを、ルーシィを治してくれ!!」
グレイは、上を見てそう言った。
老人の顔を見れなかったのもあったが、何よりの理由は、涙を流さないためだった。
「わかった」
頭の上に手をのせる。
グレイはゆっくり目を閉じる。
目を開ける。何も変わっていない。
記憶も残っていた。
「な、なんでだ?」
老人はもういなかった。ただ、1枚の紙が落ちているだけだった。
『タイムリミットは1時間だ。』
グレイは走り出した。
ただ、自分の思いを伝えるために。
ついた時にはもう10分をきっていた。
ルーシィのところまで5分。4分、3分、2分。
「ルーシィ!!」
ドアを思いきり開けた。
髪は相変わらずだが、ルーシィが、起きていた。
「ルーシィ!大丈夫か?」
「うん」
手を握った。30秒。
「言いたいことがあるんだ、ルーシィ…」
「何?」
10秒。
「俺は、ルーシィが…」
「うん」
5秒。
「大す…」
0秒。
続く。
ルーシィが気絶した。そして、過去にさかのぼる。
「ウェンドーラ!あーそぼ!」
ここは大きな樹の中にある空間。その空間の中でルーシィと風竜王のドラゴン ウェンドーラがいた。
「ルーシィ…咆哮はモノにできたのか?」
「うっ…できて…ないけど…」
「できてないなら、俺とは遊べない。」
「何でぇぇーーー!!!!」
ルーシィは頬を膨らませながら咆哮をぶっ放した。これにはウェンドーラもビックリ。ルーシィもビックリ。
「できた…!できたよ!ウェンドーラ!だから遊ぼう!」
ウェンドーラもこれには負け、遊ぶ事になった…
やがて、時が経ち777年7月6日になった。ウェンドーラはルーシィにこう告げた。
「ルーシィ…お前の力は強力すぎる…お前の力は人を守る事もできるが、人を殺す事もできる。だから俺がお前の力を封印する。」
「滅竜魔法…使えなくなっちゃうの?」
「それは違う。記憶が戻れば使える。」
ウェンドーラは人間の姿になると、ルーシィを抱き締めた。
「お前を…ルーシィを愛している。それは今も昔も未来も変わらない。」
「あたしも!ウェンドーラ、大好き!」
そして、777年7月7日風竜王のドラゴン ウェンドーラは姿を消した。
続く
ウェンドーラは人間の姿になれるよ!変身魔法みたいな感じで!
髪の毛は翡翠色。目の色は蒼色。顔はイケメン♡ジェラールみたいな感じ!ルーシィを愛しているって言ったけど、家族愛みたいな感じね!ルーシィもそうだよー!
「グレイ、どうしたの?」
グレイは何も話さない。ただ、黙って下を向いていた。
ふと、グレイが顔を上げると、その目からは生気が失われていた。
「誰だ?」
ルーシィはその言葉が信じられなかった。信じたくなかった。
大好きなグレイで、大好きなグレイの顔で、大好きなグレイの声で、そんな言葉なんか聞きたくなかった。
「なんで?なんでなんで?」
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで、なんで…。
どうしてこうなってしまったの?何が原因なの?
そういえば、グレイは何を言おうとしてたんだろう。
だ、い、す…。
大好き。
ルーシィは泣いた。来る日も来る日も泣いた。
そんな時あることを聞いた。
「どこかに、なんでも願いをかなえてくれる人がいる」と。
おわり
駄作ですね、はい。知ってました。
なんか褒められる(?)と照れるな…))るーしぃ
駄作なんかじゃないよ!超泣けた!))みさ
「でさー、またお見合いお見合いって…うるさいわよーー!」
「おい、何酔っ払ってんだよ…」
「ルーシィ!飲み比べすっか?!」
「飲んでないわよ!」
かれこれ数時間が経った。遊んだり、食べたり。
この時間は3人にとって心から幸せと言える時間だった。
…のだが、ルーシィは疲れてきたのか我慢が効かなくなってきたのか。
急に酔っ払いのようになってしまった。当然、酒など飲んではいない。
「…そういえばさ、ナツはその好きな人とはどうなの?」
この食事会では様々なジャンルの話をする。やっぱりそこには恋愛話も入っているわけで。
いつもこうしてナツの恋愛にちょっかいをかけるのがルーシィとグレイの楽しみだったりする。
「は?え、あー…うん。時々喋ったりするくらいなんだよなー。…そいつ、好きなヤツいると思うし」
ナツは照れくさそうにはにかんだ。でもその顔は切なげだという事に幼馴染のグレイ、ルーシィが気づかないわけがない。
「そうなんだ…。でも諦めちゃダメ!まだまだ頑張ろうー、やっはー!」
「お前、マジでキツイんだけど…」
「そうかー?結構楽しくなってきたぞーー!!!」
テンションの高すぎる二人にグレイはギブ寸前。
「あー。もう駄目だこいつら…」
その時、魔空間ががたん、と揺れる。
「…っくそ、もう時間だ。ルーシィ、いくぞ」
「えー、やだー」
「えぇ〜ヤダァ〜⤴︎」
「……ルーシィの真似すんな。キモい」
グレイはバシッとナツの頭を叩く。
「とりあえず、見合いだ、見合い。」
先程、グレイがルーシィのことを『姫』そう呼ぶとルーシィの機嫌がすこぶる悪くなった。
この魔空間では、幼馴染としてのグレイに居て欲しい、そう思ったから。
ーーーーーーーーーーーー
本当にいいのね?もう、ニゲラレナイノヨ?
アナタはダイジョウブって言ったの。だから絶対ニガサナイ。
もがき苦しむアナタを見ていると アノ女 を………
殺したくなっちゃう
ーーーーーーーーーーーー
ルーシィが気絶して、3日。ルーシィはやっと目を覚ました。そして、ルーシィは記憶を取り戻した。
「思い出した…!ウェンドーラ…!そうだ!トキ!!」
「ルーシィ!安静にしてなさい!」
動こうとするルーシィをミラが止める。
「ウェンディ!トキを呼んできて!」
「はい!ミラさん!」
ウェンディがトキを呼び、ついでにナツ、エルザ、グレイ、マカロフも付いてきた。
「トキ!旅に出るわよ!」
「ええ!?何で!?」
「!!!???」
ルーシィの突然の発言にみんなが驚く。
「ウェンドーラを…ウェンドーラを思い出したの!」
「待てルーシィ!ウェンドーラとは何じゃ。そして、旅に出るとはどういう事じゃぁ!」
マカロフを入り口を塞ぎながら言った。…小さいから跳び越せそうだか…
「ウェンドーラはあたしの親です!あたしは風竜の滅竜魔導士!」
みんなが驚いた。
続く
うわぁぁぁ、なんか感動した……!!
終わり方で1番ぶわってきた…;ㅅ;
>>みさ
「えぇ〜ヤダァ〜⤴」 とか(笑)
なんかシリアス?っていうのかな?かっこいい感じだわ……!
>>むんむん
旅…!
いきなりの告白だもの皆驚くわな、旅出るのかな((o(。>ω<。)o))
>>林檎
どーだろねー!るいーじ!笑笑
「風竜の…滅竜魔導士…!」
マカロフは信じられないといった顔だ。それもそうだろう。最強チームでも、実力は下の方。そんな子が風竜の滅竜魔導士。
「ウェンドーラを探しに行きたい!」
「ならば…試練を与える。」
マカロフが考えた試練とは
「エルザを倒す事じゃ!エルザを倒せば、S級魔導士として旅に出る事を許す!」
「…分かりました。エルザは?」
「いいだろう。本気でかかってこい!」
続く
蜜柑は私でーす!
110:るーしぃ◆WHE:2015/12/15(火) 22:41 ID:ytI ちょっとるいーじやめい(笑)
( ゚∀゚)ウヒョー!!エルザさんとルーちゃんかー、なんかすごい戦いになりそうだなーカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
ふっ…こんなの……………私の愛するルーシィが勝つに決まっている。))林檎
たしかに!るーしぃ、同感!この無限ループが想像される…。そう考えると涙が………。
……あれ?なんかカゲロウデイズ思い出してきた。))みさ
「お父様、帰りましたわよ」
「おぉ、ルーシィか。早速、見合いだ。早く客間に行け」
「分かっていますわ」
会話のない親子。父はルーシィを愛しているのか分からない。
ルーシィも、愛をくれない父を嫌っている。
不安になる時、感情が不安定な時、辛い時、嫌なことがあった時…
決まってルーシィは左耳に着く紺宝石で出来た綺麗なピアスを触る。
ピアスは天使の羽の形をしている。
感情が高ぶる時、楽しい時、騒ぎたい時
決まってルーシィは右耳に着く紅氷石で出来た、艶めかしく光るピアスを触る。
ピアスは悪魔の羽の形をしている。
今触るのは左耳のピアス。このピアスにはルーシィの母、レイラの霊片が入っている。
「ママ…」
父のいる部屋を出たルーシィはぽつりと呟く。
「ねぇ、ママ。グレイは、止めてくれるかな?」
もし。あたしが結婚するよって、言ったら、グレイは止めてくれるのだろうか。
ナツには、もう会えなくなってしまうのだろうか。
「そんなの、辛いよ…」
ルーシィは一筋の涙を流した。
キラリ
その時、紅氷石で出来たピアスはキラリと光った。
今回の小説は特殊なので、質問があれば聞きます!
例えば……『紅氷石って何ですか?何色なんですか?』……など。
紺宝石は透明に近い金色、紅氷石は黒に近い紅です。二つとも冥界の『石』セキ。
こっちでいう宝石、鉱石です。
読み
紅氷石……ベニヒョウセキ
紺宝石……コンホウセキ
可笑しい。
「ふんふふ〜ん♪」
ルーシィの様子が、可笑しい。
「あの人は、何処かしら?」
いつもとは違う口調に、声。
少し低めの声になっている。
「ここに居ましたか、姫」
「あ、いた♪」
スキップ…とまではいかないが今にも跳ねそうなルーシィの元にグレイがやってきた。
「…、どうしましたか、姫?」
明らかに様子の可笑しいルーシィ。そんなルーシィにすぐグレイは気付く。
「もう、無理。耐えられない…」
グレイは少し固まるがルーシィの行動によって意識は取り戻される。
「ルーシィっ?!」
ガバッと、急にルーシィが抱きついてきたのだ。
「ねぇ、もう無理。狂っちゃったの。」
ルーシィはグレイから顔だけを離し、グレイの前に顔を移動させた。
「ふふふっ」
そこでグレイははっと気付く。
「お前っ、目……」
いつもの紺宝石と同じ色は何処へやら。
左目は紺宝石の金が残っている…が、黒に侵食されている。
右目は完全に闇紅色。虚ろといってもいい。
「ん、なぁに?………そんなこと、どうでもいい。君が悪いんだよ?こんなに僕をクルワセルから」
グレイの背中にゾクッと震えが走る。
「ルーシィ、どうしたんだよ…」
パチッ
辺りの景色が変わった。ここは…地下牢だろうか。
鉄格子の中にグレイとルーシィは居た。
グレイは手錠をつけられ、しゃがんだ状態。
手錠の鎖が短くて立ち上がれないのだ。
「もう、ハナサナイ」
ルーシィはグレイの顎をクイっと持ち上げて額にキスをする。
「…ふふ。絶望に満ちた顔がまたイイノ」
ルーシィはそう言い残して出て行く。
キーッと耳をつんざくような音がグレイの周りを浮遊したーーーー
わーわーなんか沢山ありすぎて感想が追いつかないー
振り向いた先は、淡く光を放つ人が立っていた。髪は白く輝き、目は金色に煌めいている。
…どちらかというと、巫女さんの姿だ。
???『…』
ルーシィ「えーっと…ここの、巫女さんですか?」
巫女さんらしき人は、一言も発しない。ただ、揺れるように立ち、こちらを鋭い目で見つめている。
やがて、口元が少し開くと、言葉を発した。
???『ーお主らはー…ここの者ではないな…』
その声は、口から、では無く、頭に響くように聞こえる。そして彼女は目を細め、口をほころばせた。
続…ルーシィ目線…
グレイ「…てm…貴方は誰ですか?」
暴言を発しそうになったグレイは、慌てて言い直す。
…もしかしたら、私と同じようにただならぬ気配を感じ取ったのだろう。
???『…クク…いつも通りに言葉を並べよ。我はそれで構わぬぞ。』
やけに上から目線の物言いだ。
グレイは少し顔をしかめると、もう一度テメーは誰だ、と聞いた。
彼女はさらに笑みを深めると、目を見張ることを口にした。
???『我はこの地を収める者。神だ。長い間信仰されておる。ーーあとー主。』
その人はどこからともなく扇を取り出すと、閉じたまま私を指した。
あたし?と自分自身を指差すと、神様は微笑みながら頷く。
神様『主は先程彼女、と頭で思うとったが…我には性別はない…。どちらかといえば、男と認識して欲しいものだ。』
ーーえっ?
頭で思ったことを読まれてる?
神様なのだから、読めて当然なのかもしれないが、まずあたし達の目の前に神様が姿を現してくださった事がまだ信じられなくて、頭がごちゃごちゃしている。
とりあえず、あたしは頷いた。
“さてー”と神様は話を始める。
神『まず。お主らは遭難し、ここへ運ばれてきた。ーーこれは、間違いないか?』
急にこれまで記憶を読まれて、驚いてグレイの方を見ると、あたしと同じような反応をしていた。
神様は話を続ける。
神『我はその出来事と、お主らに興味が湧いた。ーー妖精の尻尾の藩の元へ、我の力で返してやっても良い。』
グレイ・ルーシィ「「ーーッ本当!?」か!?」
あたし達は同時に叫んだ。
二人とも仲間ーーいや、妖精の尻尾にとっては、家族。
家族が待つ家へ帰りたいと思うのは同じだ。
神『クク…乗る気満々だのう。けども…一つ、条件がある。』
ーー条件?
条件って何だろう。お金だろうか?それとも…身とか?
心の中に墨汁が垂れたように、不安がじわじわ湧いてくる。
それを読んだのだろうか。神様はあたしを見ると、ふっと笑い、“安心なさい”と言った。
神『主が姫だった時に要求されたようなものとは違うから、安心せい…。我が出す条件はーーこの神社を綺麗にする為。しばし、神隠しにあってくれんかのう?』
ーーえ?
ーー神隠し?
神隠しにあった者は、皆数日経って帰ってきたり、その間のことは覚えてなかったりする。
それはかわら版にも、よく記載されていた。
神『江戸や京のような神隠しではない。ただ、一時的に我に協力して欲しいのだ。』
それはつまりーー記憶も無くさず、日にちもすごく過ぎるとかではない、と言うことなのだろうか…。
そう思い神様を見ていると、目が合い、ふっと笑った。きっと、そういうことなのだろう。
ーーそうして、その条件をのむ事にしたあたし達は、しばし神様の元で働き、お世話になるこになる。
…後に思えば、あたしとグレイの歯車は、この時から形が変わってしまったのだろう。
続
むんむん>>
カゲロウデイズな!俺も思い浮かべたわー、無限ループってこわいなぁ……
壊れたルーシィとかるーしぃ得やわ(笑)そういうネタ好きやねん、
めいびす>>
うわすげぇ、深いわ……、
文章の書き方好きやわーー!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
るーしぃありがとー(≧∇≦)
早く進めたいけど時間なくて…寝てるからw
(o^o^)o ウンウン♪
楽しみにしてるね!
みるくてぃ…分かんないよ…トラブルとかあるじゃん…?o(^_-)O
118:みるくてぃ(むんむん):2015/12/17(木) 19:14 ID:BUI あれからどのくらいが経ったのだろう。
ルーシィは『聖』と書かれる門の前に。
「…あはは、グレイの手錠を外す方法が分からなくなるとはね…」
天の助け、ね…。
ーーーーーーーーーーーーー
監禁生活、二日目。
「ふふ…グレイ、今日は右腕を切ってみよっか♪」
ルーシィはハサミを取り出して俺に微笑みかけた。
これが毎日続くのか…。それで、ルーシィが喜ぶなら、なんでも差し出すことができる。
そんな俺って、馬鹿だよな。
「さ、いくわよ……………」
いっ、
右腕に激痛が走る。
「ぐぁっ……」
この時の顔はどんなんだったんだろう。ルーシィは俺の顔を見て口を歪ませた。
「あはっ、それよ、それ。その顔なの…!」
そんな生活が続いた日、ルーシィはぱたりと、ここに来るのを止めた。
ーーーーーーーーーーーー
「ねぇ、あたしはルーシィ。あたしは神巫女なのでしょう?はやく、入れて!」
聖門に叫ぶルーシィの目は、以前のような暗闇の色ではない。
「んあっ?!…」
ルーシィの服が光り出したと思えばつぎは…
「何、これっ…」
花魁のような着物に。
「そうだ、これが…これが、あたしの、素の姿…」
ルーシィは記憶を蘇らせた。グレイを傷つけて取り戻した記憶よりも鮮明に。
「…パパの封印が、解かれたの…??」
以前、レイラが死んでから。ルーシィの父はルーシィに愛を向けなくなった。
代わりに与えるのは蔑み、軽蔑の眼差し、罵声…など。
ルーシィはレイラが好きで、その頃もレイラと同じような服をきていた。
そんな姿を気に入らなかったルーシィの父はルーシィの『性』を封印。『憶』を消去した。
グレイを弄んでいた時、少しの記憶が頭に混入してきた。
その時に思い出す記憶はひとつまみ程だったのに………
「あちきは、神巫女と、悪魔のハーフ…。」
「神子姫と、魔姫の称号をもつであらんす」
…今、絶対の死徒が覚醒するーーーーーー
るーしぃちゃん»はい!!ぜひタメ口で!お願い!!るーちゃん!!よろしく!!
みんな小説上手いね〜(„´∀`„)私なんて…シクシク…気にしてはいるけど泣いてないのダ!
私、こういうウザい性格なんですよね〜 ←直す気ゼロww
よし、かくか〜
ルーシィ目線 かなぁ
ミーケ「打ち合わせなんだけど、カップルみたいな雰囲気で〜ここをまわってって欲しいんだ〜♪」
カップル……?えぇ!?青春要素無くない!?え〜と、こんなのジュビアにバレたら…
(ジュビア「ちょっと、ルーシィさん…どういうことですか!?なぜグレイ様と、遊園地デート…!?恋敵……!!
ウォーターネブラ!!」ザァァ−!! ル「きゃあああ!!」)みたいなことになりかねないじゃない!!
グ「ルーシィほら撮影開始だとよ…!」 ル「え?あ、うん!!」
カップル……… ギュ ル「え?」グレイが…手を握ってきた…?何か冷たくて、気持ち良い…
グ「ッどうしたんだよ…?えっと、その、これか?カ、カップルってのはこういうこと、するんだろ…」
ル「あ、そういえばそうね…!ほ、ほら楽しまない??あ!あたし、あれ乗りたいな〜!!」
グ「よし、行くか!」スタスタ
ウィーンガコン ル「キャアアアァア!!!」グ「うあああああああ!!!」←ジェットコースターです
ル「ッ、はあッ、はあ……楽しかったぁ!!」グ「楽しかったな…(若干怖かった……)次は何乗るんだ?」
ん〜、どうしようかな……そうだ!!「ねぇ、グレイ、あんたは何乗りたいの?」
グ「そうだな…魔道四輪のあれとかだな」ル「ゴーカートね、行きましょ!!」
3、2、1、Go!! グ「へへッ、おっ先〜!!ブオーーン!!」 ル「あ!?こんのぉー!待てぇ〜〜!!」ブオーーン!!
飛ばして
ル「負けたぁ……」グ「ま、当たり前ってトコだな!!」
続く
もう次の設定が思いついて行ってる私です。
…( ′・ω・`)
神『水は組んできたか?』
グレイ「これで…っ!いいんだろ!?」
ずし、と思い音が地面から響く。
桶からぴちゃ、と水がはねる。
神『クク…なかなか力があるようじゃのう。では…金。雑巾を頼んだ。』
ルーシィ「は、はい!」
ルーシィは雑巾を桶の中に浸して、絞る。
神『お前は掃き掃除をしてきてくれ』
グレイ「へーへー。」
グレイは竹箒を手に境内へ歩みを進める。
神『飲み込みが早くて助かるのう…』
これなら神隠しも短い期間かの…と呟いたことは、水の音と箒を掃く音で2人には届かなかった。
続…グレイ目線
グレイ「普通に巫女さんがやりそうな仕事ばっかじゃねぇか…」
ザッザッ、と音を立てながら落ち葉を掃く。
枝やら石やら何やらも混ざっているが…
しかし、何故巫女さんや神主さんがいないのだろうか。
神様だって長い間信仰されてるとか言ってたし…一人ぐらいいたっておかしくはない。
あの神様は不思議すぎる。
神『……ほーーーう?』
グレイ「ぬぅおわぁ!?」
真後ろに神様がいた。
いつの間にーーって、神様なんだから実体ないし気配ぐらい消せるか、と頭で納得するーーと。神様がその通り、と言わんばかりに頷いた。
…なんだか。
……なんだか!
グレイ「ずりーぞテメーばっかり心読みやがって!!」
神『…ほう?』
ーーつまり、我のように心が読みたいと?
その通り…なのか?つい口走ったけど…。
ってやべ。心読まれたか…?
そう思って神様のほうを見てみるけど、なにかを考え込んでいる。
神『…心が見えるのも、中々楽ではないが…』
グレイ「あ?」
ぼそり、と呟いたのか?いつもなら頭に直接…。
不思議に思い、神様を見つめてみる。
それに、口走ったことなどすぐに読まれてハハッ、と笑い飛ばされるはずだ。
ーーもしかして、今、心を読んでないのか?
…なんで…。
なんかあったのか…?
そう思っていると。
神『…試してみるのも、良さそうじゃの。』
そういった神様は、手を俺の目の前にかざすと。
ふぁん、と音がして、目の前が光りながらぼやけた。
それも一瞬の出来事だったが、なにやら体に違和感を覚えた。
グレイ「てめ…何をしたんだ?」
神『フフ…我と同じように、心が読めるようにしたのだ。まぁ、神隠しの間のみだが。』
ーーはぁ!?
急にんなことできんのかよ!
てか、それなら神様のこえも聞き取れるハズ…
と思ったら。
“我には心の声などないのじゃよ”といった。
神『まぁせいぜい、金の心でも読むといい。』
手を振りながら去っていく背中。
全名を呼ぶのは面倒じゃのう、とか言って、俺は氷、ルーシィは金と呼ばれている。
本当にアイツは変だ、と思いつつ、竹箒を握り直したーー
神『ふむ。今宵もお疲れ、そしてありがとう。また明日も頼むぞ。』
「「いただきます!」」
お互いの仕事がひと段落すると、神様は夕飯を用意してくれた。
こういう時は気が効ーーー
ルーシィ《こういう時は気が効くのよね〜。おいしそう♪》
!?
俺が頭で思ったこととルーシィが言ったことが同時に…
…?
ルーシィ《…んま♪遭難して美味しいもの食べられるとは思わなか…いけない。また神様に心読まれてるのかな…》
ルーシィは結構喋っているが、口は少しも空いていない。
…これが、心を読む…。
神様は、いつもこんな風に俺らの心を読んでたのか?
…ルーシィの、心の中を、こんな風に…。
…何か、心の中がもやもやしてきたぞ…。
俺を見て密かにニヤニヤしていた神の事を、俺は気づくはずもなかった…。
続
はい変な区切りー
むんむん)む、むんむん深い…!!なんだそのすごい小説は!
もちさん)2人とも楽しそう( ´ ▽ ` )
続き グレイ目線 たぶん
ル「次はぁ、んっと〜、観覧車にしよ!!グレイ行こう!!」ギュ ちょ!?いま、ルーシィから、手… グ「うわッ!! おい!!ルーシィ!!引っ張んな!!」ルーシィの手、あったけー…って何でこんなにルーシィ、ハイテンションなんだよ……!ッ、着いた………
ル「フフッ、ほら、乗ろう!!ってきゃあ!!」ガシッ グ「気を付けろよな……!危なかったぞ…!」
ル「うん、ごめんね…」ウィーーンガコン グ「動いたな…!」 ル「うわぁ、キレイだねグレイ…」クルッ
うっ!!ヤベー、もう、ムリだ…… グ「なぁ、ルーシィ……」 ル「何?グレ…」ドンッ グ「オレ、ルーシィのこと、好きだ…だから…オレと、付き合ってくれよ…」クイッ ル「グレ… チュッ んんっ!?(キ、キス!?)」
グ「プハァ ルーシィ、答えを聞かせてくれ…!」 ル「………ぃぃょ…いいよっ!グレイ、あたし、グレイの彼女になるわよっ!!」 グ「そうか…!よし…!オレがお前を幸せにするから…チュッ♡」
こうして、オレと、ルーシィは付き合うことになったんだ…!みんなからかってきたけどな…はぁ…
ル「グレ〜イ!!行こう!」ヤベ、これからデートだから、じゃあな!!
オワリ!
あー、めいびす!もちでお願い!タメ口でよろです!
125:めいびす:2015/12/18(金) 19:03 ID:lisもっちゃんだね!←
126:林檎:2015/12/18(金) 19:24 ID:4Do ここはマグノリア広場。今から風竜の滅竜魔導士ルーシィと、妖精女王エルザとのバトルが始まる。
「本気でこい、ルーシィ。」
「当たり前でしょ。」
両者落ち着いている。
「ルーシィVSエルザの試合を始める!始め!!」
審判マカロフの声とともに二人は動き出す。
「換装!飛翔の鎧!」
エルザはスピードに長けた飛翔の鎧に換装した。
「風竜の咆哮!」
ルーシィは風竜の咆哮で、エルザを飛ばそうとするが、エルザに先を読まれ避けられ、攻撃された。
「きゃぁ!」
「換装!明星の鎧!」
しかし、エルザは容赦しない。次々と換装して、とうとうルーシィのピアスを壊してしまった。トキはそれに気が付いた。トキは知っていた。ルーシィの全てを。
「エルザ!それ以上やっちゃダメだ!」
「どういう事!?トキ!」
隣にいたシャルルが問う。トキは額に汗を滲ませて
「ルーシィの力の封印が解けて…エルザが死ぬかもしれない…!!!!」
続く
「どういう事!?トキ!エルザが死ぬなんて…!!!」
「ルーシィのピアスはルーシィの3/2の魔力を封印してるんだ!」
「そんな…!!!」
シャルルはトキが言っている事の重大さが分かった。ルーシィでは軽くやっただけでもエルザには物凄いダメージになるのだ。
「ふふふ…遅いわよ…エルザァ?」
「ダメだ!エルザ!伏せてぇ!!!」
ルーシィは風竜の翼撃でエルザを飛ばし、エルザを建物の壁へ突き飛ばした。エルザは戦闘不能。よって、ルーシィの勝利だ。
「エルザ、戦闘不能!この勝負、ルーシィの勝ちじゃぁ!」
続く
え、……え?勝つとは思ってたんだけど…ここまでとは。))りんご
もっちゃん))もっちゃんで良いのかな…?うちはその性格好きだよ〜!話すと楽しい感じだよね!
ガッシャーーーーーン
遠くで何かが壊れる音がする。
「あら?何事かしら…」
「レ、レイラ様ー!聖門が何者かによって破壊されました〜!」
美しい、おしとやかな女性の前に1人の兵士がやってきた。
兵士の口調からしてレイラ、と呼ばれた女性は偉い人なのだろう。
「そう…。では私が向かいましょう」
レイラは立ち上がり、兵士とともに消えた。
場は変わり聖門…があった元へ。
「侵入者めー!」
「何者だー!」
「このっ、悪魔め!」
1人の少女がたくさんの兵士と対戦。
…1人の少女はルーシィだ。
「『悪ナル手錠』の解錠方法を教えて貰いに来ただけでありんす」
「何者か、と聞いているんだ!答えろ!さもないと「解錠方法を教えなんし!!」」
ルーシィは怒鳴りつけた。しかし、奥に見えるレイラの姿に目を見開く。
「母、うえ…?」
「ルーシィなの……?」
「そ、そうでありんす……」
「そう、蘇ったのね…」
気まずい沈黙が流れるがその沈黙は何者かによって破かれる。
「レイラ〜?何処に居るのー?オイラを置いてくなんて酷いよぉ〜」
青い物が飛んでくる。その青い物には羽が生えているようだ。
「まぁ、ハッピー。戻りましょうか。…ルーシィ、貴方も来てちょうだい。解錠方法も教えてあげるわ」
「…了解でありんす」
「これからは門番、きちんとよろしくね」
レイラは振り返るとそれだけ伝えてまた消えたーーーーー
「ルーシィのピアスが…元に戻ってる…」
ルーシィとエルザを治療した後、ミラは壊れたルーシィのピアスが元に戻っている事に気が付いた。
「おかしいわ…壊れたはずなのに…!」
するとルーシィは目を覚ました。
「あれ…?ミラさん、試合は…」
「終わったわよ。ルーシィの勝ちで。」
「そうですか…よかったぁ…ウェンドーラを探しに行ける…!」
(ルーシィの記憶が途中からない…!?どうなっているの?…何者かに取り憑かれて…あの力を出せるとか…???)
確かにルーシィはエルザに勝った。しかし、記憶ないとすれば一体誰が…?何の為にルーシィの記憶を…?
続く
〜番外編〜
ルーシィ「これから、今書いてる話の〜〜編が終わると番外編をしようと思うの!」
ナツ「じゃあ、これはルーシィVSエルザ編終了番外だな!」
グレイ「ルーシィはスゲェな!」
ルーシィ「ま、まあ…それほどでも…///」
エルザ「ルーシィはスゴかったぞ。」
ナツ「けどよぉ、オレらはいつ出れるんだ?」
グレイ「そうだな。オレら今回出てないしな!」
ルーシィ「え?アンタ達、当分出ないんじゃないの?」
ナツ「は?」
グレイ「何言って…」
エルザ「これからはルーシィの旅編だからな。私達は出ないぞ!」
ナツ「え、待て。ルーシィ台本取ってくれ。」
ルーシィ「はい。」
グレイ「オレも見せろ。」
ルーシィの旅編演出人物
ルーシィ・トキ・スティング・ローグ・ユキノ
ナツ「何でスティング達は出れるんだよ!」
ルーシィ「しょうがないでしょ。あたし、セイバーに行くんだから。」
グレイ「マジかよ…」
エルザ「私達が出れなくても、ルーシィとは繋がっているからな!拳で!」
ナツ「それお前だけだよ。」
ルーシィ「…まあ、次回!ルーシィの旅編をお楽しみに!」
ルーシィはマカロフの試練を乗り越え、S級魔導士になりトキと共に旅に出た。
「ルーシィ〜、どこに行くの?」
「セイバートゥースかな。」
「レクターがいるところ…^_^;」
「シャルルの事、狙われてるもんね〜」
ルーシィとトキは喋っていると、あっという間にセイバートゥースに着いた。
「こんにちは〜…」
ルーシィが扉を開けると外まで聞こえていた騒音が一気に消えた。
「えと…その…ユ・ユキノいます…?」
「ユキノなら、仕事だよ。あと少しで帰ってくると思うよ。」
ルーシィの問いにルーファスが答えた。
「えと…じゃあ…スティングは…?」
「スティングならあそこの部屋だぜ!」
次のルーシィの問いにはオルガが答えた。
「ありがとう。トキ行くよ!」
「うん!」
続く
ルーシィの謎のピアス…
133:みるくてぃ(むんむん):2015/12/19(土) 18:29 ID:Avs ふぉー、セイバートゥース……。うちの前の小説を思い出しちまったぜ…。
あの小説、これが終わったらにしよっかなー(いつか分かんない!)
「ルーシィ、思い出せた?」
レイラは過去について一通り打ち明けた。
レイラは神族に当たること。しかしルーシィを授かったとき、多種族の血を飲んでしまった。
魔族が40% 獣族が5% その他が5%
当然、神族が50%。
しかし、それだけではない。ルーシィは絶大な力を受け継ぎすぎた。
獣皇女、紅椿、黒紅蓮、魔姫、巫女姫、神子姫、女神姫、和姫、聖女、天女、霊南華に星霊姫。
ルーシィは基本の姿はレイラの姿…。いや、レイラそっくりの、女神姫の姿。
しかし、時折暴走によって魔姫の姿へ変わってしまう。
「あちきは、……母上にとって、兄者にとって、姉貴にとって……いらない存在でありんすか?」
たくさんの血を受け入れたルーシィを、ルーシィの身体を愛するモノが何処にいるにだろう。
「あの子達は…分からない。だけど。私だけは愛している。これだけは、忘れないで…」
レイラは顔を切なげに歪めてルーシィに本気の想いを伝えてからそっと、抱きしめた。
「お主は、お主のことっ…あちきも、大好きでありんす!」
ルーシィは泣き出した。ルーシィの中で何かが爆発したように、涙は止まない。
「私は、マカロフを愛しているの。だから、マカロフが貴方を消す計画なんて、気付けなかった…!」
ルーシィはぎょっとした。レイラが亡くなった。その話は聞いたが何故、なんてとても聞けなかった。
「貴方を、マカロフは恨んでいたの。だから、殺そうとした。それに気づいたら、遅くて…」
レイラが気づいたのはもう、作戦が決行されるところだった。時は、ルーシィが物心つく前。
この時から絶大な力をルーシィは持っていたため、1回にかなりのパワーを注ぎ込んだ。
……しかし、その1回はルーシィを守るために動いたレイラに。
「母うえ…っ」
「でもね、貴女が墓で泣いてくれた。だからその聖力が働いて私を回復してくれたの」
「そして、貴女にはまだもう一つの味方がある。」
「星霊王の元へ、行ってらっしゃい」
ルーシィの謎のピアス…
「「ごちそうさまでした」」
手をパチンと合わせて、俺とルーシィは同時に言った。
ルーシィ《ふぁー、美味しかったー》
またルーシィの心が…。
さっきから沢山聞こえてきてるけど、全然慣れねぇ…
恥ずかしい事も結構思ってるんだな、ルーシィって…
続…グレイ目線
ルーシィ「それじゃ、私は部屋に戻るね!」《お風呂の支度して、ささっとはいっちゃおーっと…》
そうしてルーシィが部屋を出ると、初めて神様が俺に向かってニヤニヤしてるのに気づいた。
グレイ「ちょ…何見てんだよ」
神『フフ…どうであった?』
どうっ…て言われてもな…。
ちょっと嫉…。
思いそうになって慌てて神様を見ると案の定にやにやしている。
グレイ「それやめろ!」
神『はっはっは!愉快愉快。じゃが、金もそんな事を思うとったの?』
…そうだったっけか?
ルーシィ、恥ずかしい事沢山思ってたからあんまり…
あ、でも思っていたような気もするな…
神『お主らは本当に素直じゃないのう…そうじゃ…我がびっくりを届けてやろう』
…は?びっくり?
神様が手を合掌させ、パァァァアン…と響く。しばらく経って音が止んだ。
グレイ「…?何したんだ?」
神『フフ…後にわかろう』
それだけ言うと、神様も姿を消した。
グレイ「はぁ〜あ…」
何かをやるにもやる気が起きず、縁側に座って月を見上げていた。
まわりには雲がかかり、月のまわりがぽっかりと空いていた。
そのまましばらくぼーっとする。
???《か、神様に率直な質問するなんて…!私らしくないぃ〜…!》
どこからか声が聞こえてきた。やがて、足音がバタバタと響く。
何か来るのかと少し身構えながら、廊下の先を見つめていると…。
ひょこっ、と金髪が覗いた。肩には手ぬぐいがかけられていて、神がまだ濡れている。
ルーシィ「あ!グレイ!」
風呂上がりらしきルーシィは、俺の元へ駆け寄ると隣にすとんっ、と腰を下ろした。
ルーシィ「聞いてよ!神様と目があったらさ…正直な気持ちがするする口から出てきちゃって…」《大変だったんだからー。怪しいとか普通に口にしちゃって、神様の笑みが止まらなくて》
ルーシィは心の声とともに先程起きたことを教えてくれた。
まぁ要約すれば、正直な気持ちが勝手に出ちゃって、(怪しいとか)神様がどんどんにやにやしてきて、逃げるのが大変だった…そうだ。
グレイ「んでも、なんでそんなことになったんだ?」
ルーシィ「それがさー、よくわかんない…の…」
ルーシィと目があった。
目があった瞬間、ルーシィは少しの間静止した。
心配になって、「ルーシィ?」と声をかけてみる。すると…
ルーシィ「ちょっときて」
グレイ「おわっ…?」
急に俺の手を引っ張って、ルーシィの部屋へと招かれ…入れられる?と、襖をぴしゃり、と閉めた。
ルーシィ「ーーねぇグレイ。落ち着いて聞いてくれる?」
俺の目を真っ直ぐ見てそういった。
目の奥は、どこか熱を帯びている気がする。
ルーシィ《え…!?また!?ちょ、困るって…!》
ルーシィの心の声が聞こえたが、表情は全く変わらない。
ルーシィ「グレイ。あたしーー」
続
切り方が雑になってきた(^ω^)
神がまだ濡れている×
↓
髪がまだ濡れている○
誤字失礼した!
そして何故かルーシィの謎のピアス…だけ二回投稿されてたようで…かたじけない
確かに、謎のピアス2種類集結!てきなね。うちのにもピアスは結構関わるからね!))めいびす
「お母さん、お食事の時間ですよ」
「あら、ウェンディ。今行くわ。」
ドアの向こうから聞こえた可愛らしい声。何やらレイラと親しそうだが……
(この声、聞いたことない…)
ルーシィは少し複雑な気持ちになった。ウェンディと呼ばれる少女は何者なのだろう。
そして、レイラとはそんな関係なのだろうか。
「では、行きましょうか。ルーシィ」
「…御意」
渋々と言った様子でルーシィは立ち上がった。
「あの、この人は…?」
「あら、言っていなかったかしら?この子は、ルーシィ。ハートフィリア家の次女よ」
レイラはウェンディと呼ばれる青髪の少女に簡単な説明をしてからルーシィを柔らかな眼差しで見つめた。
「そうなんですか…。私は、ウェンディです。ハートフィリア家三女です」
三女…?またもやルーシィは複雑な気持ちになる。
「…貴女の自己紹介はいらないわ。さ、行きましょう、ルーシィ」
「あ…、あちきは、……。グレイの手錠を取る義務があるでありんす。」
「あら、そうだったわね…。辛くなったら、これを。」
ルーシィはあまりこの場に居たくなかった。何故か、嫉妬してしまう。
「では、失礼するでありんす…」
ルーシィの言葉にニヤリとする者が一人。
(黒紅蓮幹部による送別会に彼女は来る…。丁度良い。利用してやりましょう)
「星霊王は、何処に……」
そこでルーシィの『赤椿・礼服』が解ける。
「道を開けんしゃい。ここは我が通る」
魔界へ繋がる道端、キラリと光る者を見つけた。
「貴様は何者じゃ。さっさと退いたほうが身のためじゃぞう。」
それは人ではなかった。その顔がルーシィを見て微笑んだ時、1つの金鍵へと変化したーーーー
書くのはやい!!やっぱ皆スゴ───(〃'艸'〃)───ィ
138:林檎:2015/12/19(土) 20:44 ID:4Do ガチャリ
「おじゃましまーす。」
「は…い…」
ルーシィはマスター室という部屋に入った。ちなみにトキはルーファスと喋っている。
「スティング、久しぶり!って死にかけてるし!!」
「ムリ…もうマスター…やめたい…」
「マスターの仕事を放ったらかしにしてレクター達と遊ぶからだ!」
そこへローグがやって来た。ローグはスティングの「相棒だし、仕事手伝うのは当たり前だろ!」という屁理屈に負け、仕事を手伝っている。
「あはは…大変ね〜」
「ところでルーシィ、何の用だ?」
「あ、そうそう!風竜王ウェンドーラっていうドラゴン知らない?」
ルーシィ達はやっと本題に入った。スティングはあまり聞いていないが…
「風竜王ウェンドーラか…聞いた事はあるが、そんなに知らないな…」
「風竜王ウェンドーラに纏わるウワサなら知ってるっスよ。」
突然、スティングが口を開いた。目は書類だが…
「教えて!スティング!!」
「風竜王が封じた者の力が目覚めるとき、世界は恐怖へと堕とされる。」
ルーシィはそのウワサを知らなかった。
「ありがとう!スティング!」
「いえいえ…それよりルーシィさん…」
「なに?」
「泊まるところがないんでしたらセイバートゥースの宿を貸しますよ。オレとローグも住んでますけど…」
「え!いいの!?ありがとう!!」
続く
「何じゃ、この鍵は…」
ルーシィは怪しいと考えるも手は鍵の方へ…。
「前にも、見とる…?」
懐かしいーーー一瞬、ほんの一瞬、そう感じてしまったんだ。
「にしても、生き物が鍵となるいうても、可笑しすぎる話じゃのう…」
さっき、この者はルーシィに微笑んだのだ。それはもう、素敵な笑みで。
召使いのような服の少女。…否、少女と言うには少し年は上かもしれない。
だが、若い事には間違えはない。ピンクの髪に色白い肌。
「メイドさん、とか…?」
そんなことを考えては、ううん、と首を横に振る。
(居たら、分かるはずじゃけん…)
しばらく鍵を見つめていると声が聞こえてきた。
しかも、脳内に、だ。ルーシィの頭の中で響く声に鍵が反応する。
『古き友よ…。我は星霊王…。今こそ主の力を解放すべきときだ…。』
鍵外しその言葉に強く反応した。
「何じゃ…?!」
ルーシィはびっくりして鍵を落としてしまう。
その落とされた鍵は光を放ちながら人型へと変形した。
「お呼びですね?姫」
聞き覚えのある声がした。
現れたのは先ほどの少女だ。やはり使用人のような服装を身に纏っている。
「ひ、姫?」
頭の中で声が響き、鍵が人に。さらにはその人は自分のことを姫と呼ぶ。
ルーシィは突然の出来事に頭がついていかない。
でも、分かることが1つだけあったーーーーー
「久しぶりに、呼ばれた…」
この声で、『姫』と呼ばれたことがあった。
「何者じゃけん、お主…」
人界のものが入れるはずのないこの世界に、神のものでも、魔なるものでもない力の持ち主が現れた。
こんなの、法則が変わってしまったも同然。
「私ですか?私はバルゴ。ルーシィ・ハートフィリア・STARTに仕える者です」
「バル、ゴ…」
思い出せそうで、思い出せない。
(何で、全て思い出した今でも思い出せないことがあるの…?何でよ、もう、教えてよ!)
ルーシィは何かが大切なものを失ってる感覚に襲われている。
今にも胸が破裂しそうだ。
「そうですか、忘れてしまったのですね……」
先ほどのルーシィに微笑んだ、バルゴ。何故か、先ほどから無表情。
「嫌だよ、嫌…嫌ぁっ!」
ルーシィは泣き叫ぶ。この喪失感……
ーーーーそうだ。前にもこんなことがあった。その感覚が、蘇ってきている…。
どうしようもなく悲しい。切ない。
「ねぇ…」
思い出したい。ルーシィは強く願ったーーーーーーーー
「ただし、条件がある。」
スティングは真面目な顔になった。
「なに?条件って…」
「…オレの仕事を手伝って欲しいっス!!(T ^ T)」
「おいマスター!!!( ̄Д ̄)ノ」
泣きながらスティングはルーシィに頭を下げた。それにルーシィは、すかさずツッコむ。
「終わらないし…家に帰りたいんスよ〜!!」
「ローグ〜…どうしよう〜!」
「すまない…スティングの頭の悪さのせいで仕事が溜まって…一週間オレ達は家に帰れてないんだ…」
ローグに助けを求めたが、ローグもスティングに賛成で、二人に子犬のような瞳に負けてルーシィは手伝う事になった。
「書類にサインするだけでいいのに普通こんなに溜めないわよ!!」
「そーだぞローグ!」
「アンタでしょマスター!」
「スティング!さっさと手を動かせろ!」
「ヤダ〜、ローグこわ〜い♡」
「殺されたいのか…?」
「いえ…」
「オレは今から用があるから出る。」
「逃げるのか!?」
「裏切り者ぉ!」
「違う!用だと言っただろう!」
「そーか、分かった!」
「いいか、二人共…オレが戻ったときに書類が減ってなかったら…」
「「なかったら…?」」
「殺す…!!」
「ぎゃー!分かった!やるから殺さないで!…目が本気だし!!」
「さー、ガンバロウ!」
そんなこんなでスティングの仕事は全て終わった。
「終わった〜…」
「オレの仕事が終わった…遊べる!」
「まだだ!あとはユキノの報告書のサインだ!」
「はーい…」
「ユキノのアホー…」
続く
ルーシィの願いは、
「何、でよ…」
叶わなかったーーーーーーーー
「ごめん、グレイ…」
今、ルーシィはグレイの手錠を外しているところだ。
「いや、ルーシィの気が済んだなら大丈夫……いっ…!」
「ごめん、痛いよね!待ってて、治すから!」
「え、治すってどうやって…。……?!」
ルーシィはグレイを抱きしめた。当然、グレイは驚いている。
「おまっ、何して…!」
そこでグレイは気付いた。自分の身体が光っている、と。
少し経つと、光は弱くなっていき、消えた。
「…痛かったよね、ごめんね、ごめんね……!」
グレイは自分の身体を見る。そこには、ルーシィに監禁される前の姿。
「…これ、ルーシィがやったのか?」
「ぐすっ……うん、」
「すごい力、持ってるんだな…」
グレイは優しくルーシィの頭を撫でた。
「お、怒らないの…?」
(怒らないも何も、可愛すぎてこっちが嬉しかったっつぅか…)
「あぁ。大丈夫だ」
「これからも、一緒にいてくれる?」
「あぁ。」
そこでルーシィはグレイにとびきりの笑顔を見せた。
「姫、お仕置きですか?」
「やあ、ルーシィ。僕と愛の儀式を…ぶうぉっふ」
「すみません、すみませ〜ん」
「…どうするエビ」
「ヘーイ、ルーシィ!」
「ルーシィーさぁ〜〜〜〜ん!」
「ルーシィお嬢様…」
「ピーリピーーリ」
「ぷいぷぅ〜い」
「お呼びですか〜もしもし」
『ルーシィ、鍵は無くても……心は繋がってるからな…』
「……!」
寝ていたルーシィはがばっと起き上がる。
「そうだ、星霊の、みんな…」
「アクエリアス…」
(あたしは、懐かしいくらい、昨日のことのように鮮明に覚えてる。だから、貴女も、忘れないでいて…)
一筋の涙を流してルーシィはもう一度眠りについた。
「姫、起きてください。姫、早く起きてください………姫!!」
「……!、はい!!」
あさ、ルーシィの部屋から騒がしい声が聞こえてきた。
「ったく、もう…。今日は仕事の日ですから……「あの、さ…」
ルーシィはグレイの言葉を遮って静かに話し出す。
「全部、思い出したの…。星霊についても、自分についても、お母様についても…」
『ーーーーーーーー貴方についても』
ビクッとグレイの肩が震えた。
「何、で…何で、言ってくれなかったの?!あの時も、今も、ずっと!」
「大好きなのに!!」
ルーシィは泣き叫んだ。自分の感情を全部グレイにぶつける。
「何で!?あたしは、あたしは…グレイの事だけは、忘れたくなかったのに!!」
「姫っ……、」
「姫じゃない!今は、ルーシィって呼んで!前みたいに、仲良く…ねえ!」
グレイは少し焦り気味だ。それはルーシィに怒られているからではない。
…ルーシィが覚醒したときの力を知っているから。
「ルーシィ、落ち着け!今話すから…」
「落ち着けられないわよ!また居なくなっちゃうんでしょ?!そしたら今度こそ…あたしの味方が居なくなっちゃう!」
「大丈夫だ、俺はここに居る…」
「……!」
そう、この言葉が聞きたかった。ルーシィの求めていた言葉。
「居なく、ならないでね…?」
「あぁ」
ルーシィはグレイの胸に顔をつける。
「今日は、黒紅蓮の日だな」
「…うん」
その後、ルーシィの怒鳴り声を聞きつけた兵士がこの部屋にやってきた頃…
この部屋は、ピンクオーラでいっぱいだったとか。
みんな更新量が半端ない…
ルーシィ「グレイ。あたしーー好きな人がいるの。」
グレイ・ルーシィ「《…は?》」
ルーシィの心の声と俺の声が重なった。
いや、突然何を言いだすかと思えば…。
ルーシィも何言ってんの?という声を漏らしている。
ルーシィ「グレイは?いるんでしょ?」
続…今度もまたグレイ目線だね…
俺の好きな人?
ぱっと思いつくやつはいな………。
…………………………………………。
いないはず。
ルーシィ「へぇ…いるんだ…」
真っ直ぐこちらを見ていて、射止められたように体が動かない。
ルーシィ「それってどんな人?」
何か畳み掛けられるように質問がくるんだが…。
ルーシィ「もう付き合ったりしてるんじゃないの?」
…は?
てか、なんでさっきから恋愛系の質問ばっかりなんだ?
それに、心の声のルーシィは何で息を飲んだんだ…?頭に疑問しか浮かんでこない。
グレイ「なんでさっきから恋愛系の質問ばっかなんだ?」
ルーシィ「…知りたい?」
ルーシィ《当たり前でしょ!てか、元に戻させて〜!!》
ルーシィが淡く微笑んだ。
さっきから目の端で行灯の火が揺れまくっている。
ルーシィ「貴方が、好きだからよ。」
グレイ・ルーシィ《「…は?」》
またもや声が重なった。いや待て。
…好き??
顔が火照ってるのがわかる。…もちろん、俺が。
ルーシィ《な、なに言ってんのよ…!?》
ルーシィの心の声からも動揺が伝わってくる。急にルーシィが俺の肩をぐっ、と掴み…
ーードサッ。
急に視界が天井になる。
…あ?押し倒された?…!?
慌てふためく暇もなく、ルーシィが上に覆い被さった。
ルーシィ《きゃあぁ!何してんのよー!!》
グレイ「おお、おいルーシィ?」
声が動揺で震える。
ルーシィの顔が近づいて、瞳が目の前にある。濡れた金色の髪が俺の頬にかかって冷たい。
吐息が口をくすぐる。
ーー…なんだコレ…!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ふと、神様の言葉が蘇った。
神『素直じゃないのう…そうじゃ、我がびっくりをやろう。』
グレイ『は?びっくり?』
神『後にわかる』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
…まさかとは思うが…いや、でもそうとしか説明が…。
あの神様の合掌は…ルーシィに正直な行動、言動をさせるやつ…?
そう思うと、妙に納得がいった。
ルーシィ《も、もうこっちも恥ずかしいからやめて〜…あたし…。》
ルーシィの悲願する声が聞こえるが、あまり耳に入ってこない。
ルーシィ「あたしじゃ…駄目かな…?」
もう既に触れそうだってのに、まだ顔を近づけてくる。視界がルーシィだけになって、もう本当に色々駄目だと思い始めた時。
ーーパァァァアン…
どこからか、手を合わせた音が聞こえる。その音は中々消え去らない。
神様が合掌した…。これでルーシィは元に戻るはずだ。しかし、俺が駄目だと思った時に音が聞こえたということは、この会話が筒…抜…け……?
ルーシィ「…」
ルーシィは静止している。
俺としては動きたかったが、俺が少しでも動くと触れそうだ。ルーシィが離れてくれないと。
ーーやがて、音が止むと、がばっ!とルーシィが顔を離した。が、慌てすぎたのか俺の上に乗ったままだ。
ルーシィ「ああああのねぐれい!今のはあたしの意思じゃなくてね!き、気にしないで!!本当!!」
顔を真っ赤にさせてぺらぺら喋るルーシィ。
…。
ルーシィ「ひゃっ!?」
グレイ「よ…っと」
ふいに思いついた俺は体をぐるんと回転させて、さっきとは反対の姿勢になった。
ルーシィ《え?どうなって…》
「本当にさっきのはぜーんぶ嘘か?」と、額をこつんと合わせて、問いかけてみる。ルーシィの顔には疑問の表情しかない。
俺は自然と笑みを浮かべた。
ルーシィ《…コレ、絶対からかってる…!!》
…よくおわかりで。
けど御構い無しにどうなんだよ、ともう一度聞いてみる。ルーシィは顔を赤らめるばかりだ。
それを眺めてから、最後に言った。
グレイ「俺はーー好きなんだけどなー?」
ルーシィ「っ…!?」
この時俺は、神様に会話が筒抜けというのをすっかり忘れていた。
続くのか…
急展開リア充成立とか…。もう末長く爆発しろと思ってしまった
「グスッ…ウゥッ…」
ユキノが泣きながら入って来た。
「ユキノ!?」
「スティング様ひどいです〜!泣」
「オレかよ!」
「スティング最低!」
「いや、オレかよ!」
すると、レクターとトキとフロッシュが入って来た。
「女の子を泣かせるなんて、スティング君もまだまだですね〜。ハイ〜」
「女の子は丁寧に扱わないと!」
「フローもそー思う」
「またオレかよ!」
「はいはい。ユキノ、報告書出してくれる?」
「ルーシィ様♡はい!」
ユキノはルーシィが大好きだった。星霊を友達として見て、強い。ユキノの憧れだ。だから、先程の涙もどこかへ行った。
「おー、ご苦労さん。ふむふむ…なるほどな…」
「何の報告書なの?それ。」
「最近、フィオーレ中でおかしな事が立て続けに起こるんだ。」
「それの調査に行ってまいりました。」
「目撃者の情報によると…黒い影を見た人が多い…か。」
「「「黒い影…?」」」
三人の頭に浮かんだのは
「まさかねー!」
「だよな!」
「そうですよね〜!」
「「「ローグ(様)じゃない!」」」
ローグだった。
「お前ら…オレを犯人にするなー!」
「「「ごめんなさいーー!!!」」」
続く
皆凄い…。
ついていけない気が…。
_(┐「ε:)_それな
ついてけない!!すごいなぁー(´。・o・。`)
_(┐「ε:)_それな
ついてけない!!すごいなぁー(´∀`*)
2回もごめんね!
149:もち:2015/12/21(月) 20:14 ID:tc2 もっちゃん…幸せです…ハイ…
もち、12才悲しいお知らせです……
ル「何よ、それ〜?」な!?乱入!?ちょっと、今ちょうどしんみりしてたとこなのに!なにすn (○д`(⊂殴
ちょ!?なにすんだy ナ「うるせーさっさと言えよ!」 ハ「ちょっと〜ナツ〜!今のはひどいよ〜」
ゲフンゲフン…え〜と、もち、12才、ただいまスランプです!!アハハハハ!フハハハハハ!!
グ「まぁ、そんなくだらないことだと思ってたけどな…ヤレヤレ…」くだらないってひどいんですけど!?すごい私にとっては凄い大切な問題で〜、私は、グレイと、ルーシィが、LOVE×2してるような〜甘甘のヤツが、書きたいんだよねぇ、分かるか?この気持ち!!
「「「「分かるか!?」」」」
ひどい……てな訳で〜
ナ「スランプだけどよ」グ「小説書くらしいんで」ル「よろしくね!!」
なお全て駄作になります
もっちゃああああん(´・ω・`;)
スランプ結構あるわ(笑)がんばって!!
ハイ!!ホントにシチュエーションが、思いつかない………あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"
甘甘は決定してるのに!!グレイと、ルーシィをどうやってイチャイチャラブラブ♥させるか…
思いつかないなんて!!ショック………
スランプって何?
「黒い影って本当になにかしら…」
「さあ…何なのかまでは…」
「おかしな事って例えば?」
ルーシィ達は、マスター室で謎の黒い影ついて話し合っていた。
「ああ。人が突然苦しみ出して死んだり、自殺をしたり、人を殺したり…今までそんな事はなかったはずだが…」
「ルーシィさんが来る、一週間前くらいから起こってるんだ。」
ルーシィがセイバーに来る、一週間前といえば、ナツと仕事に行って一週間帰ってこれてなかったときぐらいの事だ。
「ふぅ〜ん…ユキノ、今度調査はいつ行くの?」
「は、はい!3日後ぐらいに出ようかと…」
「あたしも行く!スティング、いい?」
「いいっスよ。…その代わり、オレ付きでな!なあ、ローグ!」
「ああ。一応他のギルドの者だしな…世話になるのもな。」
「決まり!…だーけーどっ!スティング!アンタ、いつまであたしに敬語使ってるつもり!?ギルドは違うけど、仮にもチームでしょ!」
「…分かった。ヨロシクな!ルーシィ!」
「そうこなきゃね!」
ルーシィ、スティング、ローグ、ユキノというセイバートゥース最強のチームができた。
続く
うわぁ!スティルーみたい!
天界の一部で祭りが開かれる。
その祭りは、悲劇の幕開けに過ぎないのだがーーーーーーーーーー
「ルーシィ、好きな人、いたりすんのか?」
…どうした、どうしたんだグレイ。
「え、な、何?どうしたの、急に…」
ルーシィは新しい魔法の特訓をしていた。今日は実戦の日で、グレイと戦っている。
そんな最中、グレイはルーシィに問いだしたのだ。
「えっと、…うん、いる…かな」
読んでいるあなた、お分かりだろうか。ルーシィの好きな人はグレイである。
伝えてしまった、…そうルーシィに後悔が押し寄せる。
(誤解、されちゃうかな…?)
ところが、そわそわするルーシィには目もくれず、グレイは言い放つ。
「そっか、応援してるからな?じゃ、特訓は終わり!じゃな」
ほぼ一方的に特訓は終わり、ルーシィは取り残された。
「何よ、それ…」
(あたしの好きな人なんて、どうでもいいってこと…?)
ルーシィは静かに泣く。…否、泣くよりかは『涙を零す』そう言った方が正しいかもしれない。
「はぁ…」
一方、特訓を無理矢理終わらせ、扉から出たグレイも、泣いていた。
「何で、あんな事聞いちまったんだよ…」
自分の中にいるもう一人の自分に問いかけてみる。
「朝、言われたから調子乗ってんだよな…」
『大好きなのにっ!』
頭の中でルーシィの声が木霊する。
「好きな奴との恋を応援、とか…。」
ーーーーー自分の想いを伝えにくくするだけだ。
こんな事、分かりきっていた。なのに、聞いてしまったんだ。
期待してはいけない、そう考えているのに、
ーーーーーーーーーー心の奥で期待する俺は、馬鹿だよな…。
そう、期待しちゃ駄目だ…。
なのに、何でお前は俺の心を乱すんだよ…。
『あたしの好きな人はお前だっつぅの…応援するんだったら付き合えよ、バカ…』
交差する想い、その想いはが全てを狂わすことにーーーー
明日はダンスの発表会!頑張るね!
「よっしゃ〜!早速…「ちょっと待て。」何だよ!ローグ!」
スティングが街に出ようとすると、ローグが止めた。
「今は夜だ。それに…ルーシィも旅の疲れがあるだろうし、ユキノの体力も限界だろう…こんなときに行って、何かあったらどうするつもりだ…!」
ローグの言う事はもっともだった。ルーシィとユキノは疲れでフラフラ。何より…
「お前のせいで、オレの体力も限界なんだ!!」
スティングと共に仕事をしていた(スティングはほとんどサボっていた)ローグは魔力があまり、残っていないのだ。
「分かった分かった!怒鳴るなって!」
続く
わーお。。。蓮ですw6のときにいたものですw
156:みるくてぃ(むんむん):2015/12/23(水) 13:09 ID:Qgc 蓮さん!記憶にあります!話したことは…多分ないと思います?
林檎もダンスやってるんだ!頑張ってね〜。うちはhip-hopやってるZE☆
「わぁ、すごいキレイ!」
パーン、パーンと花火が打ち上げられながら行われる祭り。
天界の公認悪組織『黒紅蓮』も参加者だ。
「ふっ、こんなんではしゃぐとか、やっぱ総長も子供じゃのぅ」
「うわっ、長時間花火打ち上げとかヤバい!ww」
「もう、迷子にならないでね?」
人混みが好きな彼ら。今回も人混みに紛れながら何にしようかと迷っていた。
「あ!“あれ”とかはどうですか?」
「えー、“あれ”じゃやりがいないじゃん?ww」
「やれればいいやろ、そんなもん…」
「駄目よ、こういうのは慎重にやらないと」
いい“もの”を見つけては指を指すウェンディ。
笑いながら選ぶリサーナ。
若干面倒くさそうなロメオ。
ロメオに選びかたを徹底的に教えるミラ。
この四人に--グレイ--が入ることで、黒紅蓮の幹部となる。
場は変わり、薄暗い研究室のような部屋。
「お前、失敗したな?」
「ぐはっ…は、はい…失敗、して、しまい、ました…」
椅子に座って寛ぐ女性に一人の少年が頭を踏まれている。
「今度失敗したら…許さない」
「は、はい…分かりました!」
女性が足を退けると少年は走っていった。
「……作戦はお前にかかっている、ルーシィ…」
ーーーー紅椿。犯罪組織であり、行動は全てを破壊させる…そう言われている。
神『どうじゃった…我のびっくりは。』
朝になり、目を覚ました俺は飯を食うために広間へ。そこにはもちろん、神様とルーシィがいる。
ルーシィ「びっくりなんてもんじゃないわよ!二度とごめんだわ…」《もうあんな間には絶対あいたくない…》
ご飯茶碗を手に持ち、漬物を箸でとる。
ぱりっといい音がして、癖のある味が舌に広がる。
神『ハハッ…。氷はどうじゃ?』
グレイ「まー…嬉しかったんじゃねーの」
俺はそう言うと、ご飯を書き込んだ。
長らく噛んでいると甘みが出てきた。
ルーシィ「もう…相変わらず朝は機嫌悪いわねー」《嬉しかったってこと…?…そうなの…かな》
続…はいまたグレイ目線…
ちゃぷ。
井戸から引き上げた水が音を立てる。
ざーーっと桶へその水を流しいれると、俺は顔を洗い始めた。
グレイ「…っ…冷え…」
やがて気がしっかりしてくる。
どうも朝は目がすっきりと覚めないんだよな…。
やがて音もなく、神様の声が聞こえた。
神『氷。話がある。広間へ来い』
グレイ「…あ?話?」
話ってなんだーー
そう聞き返そうと振り返るが、姿は見えない。
ーーったく…。
しょうがなく立ち上がり、広間へと向かう。
ーー境内 広間(境内に広間なんてあるのかね)ーー
神『ふむ…揃ったようじゃの…』
俺たち二人を目に捉えて、神様は話を始めた。
爽やかな風が、縁側から吹き込んでくる。
神『さて…我は、そろそろお主らを妖精の尻尾の藩の元へ、返してやろうと思う。』
ルーシィ《…!》
神『主らは仕事を覚えるのも早くてのう…。大方綺麗になったと言えよう。…早々に帰りたくば明日の朝にでも返してやろう。』
俺はルーシィの顔を見た。ルーシィもこちらを見つめている。
お互いに頷きあうと、言葉を発した。
「「ーーお願いします」」
神様は微笑み、頷いた。
俺は今日…今日最後は、境内の雑巾掛けだった。
着物をたすき掛けし、広い廊下を行ったり来たりして、柱を磨いたり。この光景も最後かと思うと少し悲しいかもしれない。
そんな中。
グレイ「…あ?」
廊下の端っこに、巻物が落ちていた。
俺はそれを拾い上げる。すると…
ルーシィ「グレーイ!…?何それ?」
ルーシィも丁度やってきた。
ことの成り行きを話すと、…中身、見ちゃおっか、と言いだした。
ルーシィがいつにもなく楽しそうなので、俺もそれに賛同し、掃除を休憩ということにして、巻物を広げた。
続
蓮蓮!久しぶり!会いたかったぉ!
番外編
ナツ「ルーシィの旅セイバートゥース編終了!」
グレイ「お疲れだな!ルーシィ!」
スティング「お疲れ!ルーシィ!」
ルーシィ「ありがとう!」
ナツ「ちょっと待て!なんでスティングがルーシィを呼び捨てなんだよ!」
グレイ「オレもそれ思った!なんでだよ!」
スティング「知らないんスか?オレとルーシィは神に誓いを立てた深い関係なんスよ。」ニヤリ
ルーシィ「え、スティング?」
スティング「なあ?ルーシィ!そうだよな!」
ルーシィ「違うような…あってるような…」
グレイ「あってんのか!このヤロ、スティングめ!」
ナツ「んだと!!スティング許さねぇ!」
ルーシィ「大変な事になってるけど…次回!ルーシィの婿登場!?お楽しみに!」
「ルーシィ様はどこにお泊りになられるのですか?」
「あたしはセイバーの宿よ」
「私も…その…泊まってもよろしいですか!?///」
「へ?…いいわよ!一緒に泊まろ!」
「はい!ありがとうございます♡」
てな訳で、ルーシィとユキノは宿に向かっている。
「スティング様は101号室、ローグ様は102号室ですね。私達は、103号室…ローグ様のお隣ですね。」
「家賃とか気にしないでいいし、気が楽だわ〜…!」
「そうですね。私もルーシィ様といれる事を大変、嬉しく思ってます!」
「ユキノ〜〜♡」
そして次の日
「よっしゃ!セイバートゥース最強チーム、出号だぁーー!!!」
「おう!」
「うん!」
「はい!」
続く
れ、蓮さん、よろしくお願いします!!!新人のもちです!!まだ小説一回しか書いたことのないぺーぺー
ですが、よろしくお願いします!!!文才ないですよ!いぇい☆
タメ口OKですか?こちらは、呼び捨てとか、タメ口とかいつでもokです!!!
あまあま書くぜ!!!
ルーシィ目線 多分ね!!(グレイと、ルーシィは、付き合ってる設定です)
はぁ、今日もグレイカッコいいなぁ♡あ、こっち来る!あー、服着てないし!!…たくっ、グレイったら…
グ「よ、ルーシィ、」クチャッ 冷たくて大きめの手が、あたしの頭撫でてきた〜、なんか、うれしいなぁ〜♪
ル「おはよ!相変わらずカッコいいんだから…!んー、ミラさん!ヨーグルト下さい!!」フフッ!ミラさんのヨーグルトは、美味しいから、好きなんだぁ ミラ「はい、ヨーグルト、ミラ・スペシャルよ、お代は85ジュエル!」コトン 来た!! ル「はーい、カチャ、いただきます…!パクッ、んー、おいし〜!あ、そだ!グレイ、はいあーん」
グ「へいへい、あー、パクッ うん、うまいな!ルーシィ、サンキュ!」ニコッ うっわぁ…あーって可愛い!?スゴい、か、か、 ガタッ ル「カワイイっ!!」 グ「はぁ?」ミ「え?」 あ!?きゃあああああ!!言っちゃった!
ル「な、なな、何でもないっ…///」ホント、恥ずかしい!!穴、穴…!キョロキョロ グ「なにしてんだ?ルーシィ」
ル「え?いや、穴を…って」 グ「テレてる、ルーシィ可愛いなー」 な、なな、何言って… チュッ ほっぺにキス! うれしい… グ「なぁ、ルーシィ、外行こうぜ!」 ル「うん!」タタタッ そ、そうだ!!………ギュッ グ「…!」
ル「……だ、ダメだった?」パッ ギュッ え!? グ「いや、ホラ、行こうぜ!///」テレてる!カワイイよぉ!!
「きっと、来る…。あいつらはそーゆー奴らだからね…」
真っ暗な時----丑三つ時の少し前くらい。神社の鳥居に立つものが一人。
「今回も仕事は成功♪あとはアイツらを……ふふっ」
不気味に不敵に、意味深く微笑む少女のような顔立ち。
一言で言えば『可愛い系』に入る。
その後ろ姿を狙う一人の少年。
彼の服は、まさに『制服』…そう言った感じだ。
「あはっ、やっぱり来たね……王子サン?」
一気に刀を振り下ろした彼を避けながら少女は笑う。
……彼女の言う通り、少年は王子であり、『和警察処罰人』と呼ばれる。
和警察の中でも『ないふ』の技術は一流。
特攻隊副隊長でもある彼は、隊長からも期待されている。
真夜中に和警察が来る……ということは、少女の方は『はんざいしゃ』なのだろうか。
「この禁薬中毒者めがっ…!」
少女は手持ちの『じゅう』を上手く使って『ないふ』からの攻撃を防ぐ。
「…禁薬中毒者?あははっ、薬なんて飲んでないよ?」
少女の笑みは『狂ッテイル』。禁薬中毒者と思われるのも仕方ない。
激しい攻防戦が繰り広げられ数分、少年の方は少女に優しく問いかける。
「……なぁ、もうこんな事止めないか?」
「何言ってるの?あたしは選ばれたの、『人形《からくり》』に」
「……は?」
「あなた達はステられたのよ?……あはははっ、脆いんだよ、人なんて♪」
「………狂ってる…」
「狂ってる?そんな人聞きの悪いこと言わないで?…ただの、血《アカ》が好きな大胆な少女とでも思って?」
そんな二人を見つめる影が3つ。
「押すな、カリウム」
「$€@&)%*$£$>」
「……あの人だけは渡さないプイ…」
反対側にも、一つの影。
「ふっ、あの子はあれで良いんだ…」
『アリエスっ!』
『レ、オっ……!』
昔の出来事が二人を包む。その出来事はーーーー
『ア、リエスッ!……アリエスを離せっ!!!』
ーーーー悲しい別れだった
スティング達が街に出て、見たものは人々の殺し合いだった。
「何よ…コレ…」
「ヒデェ…」
そして、スティング達の前に現れたのは、事件の真犯人 黒魔導士ゼレフだった。
「ゼレフ…!」ガタガタ
ルーシィが小刻みに震えている。
「黒魔導士が何の用だよ…!」
いつも陽気なスティングも緊張して、声が強張っている。
「いや、君達に用はないよ。用があるのは君だ。」
そして、ゼレフが指したのが
「君だ、ルーシィ。」
ルーシィだった。
「あたしに何の用なの…?」
ルーシィは怖がりながらもゼレフに聞いた。
「…まだだ。まだその時じゃないね。時が来たら迎えに来る。逃げても無駄だ…ボクからは逃げられない。」
そして、ゼレフは去っていった。
「何なの?ゼレフがあたしを狙う理由って…」
「ルーシィ様…一度、フェアリーテイルにお戻りなさった方がいいと思います。」
「ああ。それもそうだ。オレ達が護衛に付く。報告もしなければな…」
「でも、それって…このチームから抜けるって意味でしょ…?そんなのイヤよ!あたし、フェアリーテイルでもあるけど、セイバートゥースでもあるもん!」
そう。ルーシィはたった二日程度で、セイバートゥースにも入っていたのだ。自分の居場所はフェアリーテイルとセイバートゥース。そう思ってた。
「ルーシィ様…」
「ルーシィ…」
「…聞けよ、ルーシィ。」
突然、スティングが口を開いた。
「お前がフェアリーテイルに帰っても、お前が死んでも、お前が消えても、お前はセイバートゥースの一員だ!ルーシィはセイバートゥースだ!!それだけは変わらねぇ!いや、変えさせねぇ!!!」
スティングは笑っていた。笑ってルーシィにデコトンをした。
泣いていたルーシィも泣き止み、笑った。スティングのデコトンが嬉しかったから。
ユキノも、ローグの笑った。ウチのマスターがスティングで良かったから。
「あたし、明日に帰る!でも、またここに来るからね!スティングの仕事、終わらせといてよ!」
「おう!」
続く
めっちゃスティルーやん!
「ただいま帰りました!ミラさん、マスターは?」
「マスターなら、マスター室よ。」
ルーシィが帰って来た。声だけで重大な何かがあった事が分かる。
「マスター!」
「ルーシィか…とりあえず、座りなさい。」
マカロフはルーシィをイスに座らせた。
「スティングから、特急で手紙が届いた。ゼレフがいたそうじゃな。」
「はい。ゼレフはあたしを狙っているそうです。」
「そうか…怖い思いをさせたな。もう、帰って来なさい。」
「あたし…あたし…フェアリーテイルを止めます!」
ルーシィの突然の発言にマカロフはビックリした。
「何故じゃ!!?」
「あたしがいたら、いつゼレフが来るか分からないじゃないですか!ナツやグレイ達にも心配かけたくないし!」
「黙らんか!ルーシィ!!!ワシらは家族じゃろう!家族が心配して、何が悪いんじゃァ!!!」
「それに、あたしセイバートゥースにも入ってるんです!」
「……分かった。好きにしなさい。その代わり、月に一度は顔を見せること。いいな?」
「ッッ…はい!マカロフさん。」
そして、ルーシィはフェアリーテイルを止めて、セイバートゥースに正式に入った。
続く
グレルー要素が全くねぇ!
クリスマス小説グレルー
「パンパカパーン!クリスマスパーティよーー!!」
『イェーーーイ!!!!』
今日はクリスマスパーティ!ご馳走も楽しみだけど、やっぱり一番はフォークダンスよね!
「グレイ様っ!ジュビアと踊ってください!!」
「…おいおい、これって男が女を誘うんだろ…」
「いいんですっ!踊ってください!」
「考えとく…」
グレイ…ジュビアと踊るのかな…?グレイはあたしが片思いしてる相手。きっとグレイはジュビアが好きなのよ。なんだかんだで助けてあげてるし、気にかけてあげてるし。
「ルーシィ!一緒に踊ろうぜ!」
ナツがあたしを誘いに来た。…グレイと踊りたかったけど、ジュビアと踊るんだしいいよね!
「いいわよ!」
…ジュビアがオレを誘いに来て軽く無視してたけど、その間にナツがルーシィを誘いに行ってた。まあ、ルーシィはナツが好きなんだから普通にOKしたんだけどな…
「くそっ…」
「どうなさいました?グレイ様。」
「いや…何でもねぇ…」
そう考えると悔しくなってきた。ルーシィを取られたくねぇ…!!
「やってやる…ジュビア、お前とは踊れねぇ。踊る奴は決めてる。」
「ルーシィ…ですか?」
こいつ…知ってて!?
「やっぱり。ジュビア、知ってるんですよ。グレイ様がルーシィの事が好きな事。」
「じゃあ何で誘ったんだ?」
「ちょっとイジワルをしたくなって…これでグレイ様の決意ができたら、ジュビアはリオン様とお付き合いしようかなって考えてたんです。」
ジュビア…!お前、オレの事を思って…
「…ありがとな、ジュビア。」
「いえ!さあ、ほら!ルーシィの元へ行ってください!」
「ああ!」
ジュビアはオレの背中を優しく押した。ありがとう、ジュビア。オレの背中を押してくれて。
「ルーシィ!!!」
「ど・どうしたの?グレイ…」
ルーシィに声をかけても、ルーシィは目を合わせてくんねぇ。
「オレ、お前が好きだ!!」
「え?」
「オレと付き合ってくれ!!」
「あたしも!あたしもグレイが好きでした!」
オレはルーシィの手を引いて、フォークダンスを踊った。
そして、ツリーの下でキスをした。
END
happyXmas&Iloveyou
番外編
「うふふ。あのツリーの下でキスをすると、永遠に一緒にいられるのよね。」
五年後
「ルーシィおめでとう!」
「ルーシィ綺麗よ!!」
「グレイ似合わねー!」
「言ってやるなよ!」
九月六日 オレとルーシィは結婚式を挙げた。
「新郎グレイよ。あなたは新婦ルーシィを永遠に愛する事を誓いますか?」
「はい。誓います。」
「新婦ルーシィ。あなたは新郎グレイを永遠に愛する事を誓いますか?」
「はい。誓います。」
「では、指輪の交換を。」
オレはルーシィに、ルーシィはオレに指輪を指にはめた。
「最後は誓いのキスを。」
オレは神父の言葉のあと、ルーシィのウェディングベールをあげた。
「お前を一生愛する。ルーシィ。」
「あたしもアンタを一生愛する。グレイ。」
誰にも聞こえないようにささやき、オレとルーシィはキスをした。
三年後
オレとルーシィの間に子供が一人、産まれた。今は三歳だ。
名前は『サレイ』
オレはS級魔導士だから、いつ帰れるかは分かんねぇけど、二人を愛してる。
「行ってくるな!サレイ!」
「うん!行ってらっさい!」
「じゃあ、ルーシィ。行ってくる。」
「ええ。行ってらっしゃい。」
ルーシィとサレイにデコキスをして、ルーシィが作った弁当を持ってオレは歩く。フィオーレの安全の為に。ギルドの為に。そして、ルーシィとサレイを守る為に。
END
もうリレーじゃなくなった笑笑
168:みさ:2015/12/25(金) 22:29 ID:IRo merrychristmas!!
そんな訳何か書こう!
ひらひらと舞う雪は、ルーシィの頬に触れそっと消えた。
「はぁー」
ルーシィの吐く息も白く、真冬をさしている。
その証拠に、ルーシィの頬は、赤く染まっていた。
「遅いなー」
ふと、腕時計を見ると、10時を指している。
少し疲れている様子だ。
その間も雪は降り、少しずつ積もっていた。
「はっはっはっ!」
走っているグレイの乱れた呼吸は、白い息になっていた。
「はぁ…。待ってろよ、ルーシィ」
グレイの大きな手には、不釣り合いの、ラッピングされた小さいプレゼントを握っていた。
目の前の視界が急に開いた。
恋人で混んでいる道中で、ルーシィを見つけ走る。
「ごめん、待った?」
「うん!すーっごく待った!」
2人は笑いあう。
そして、プレゼントを渡す。
「もう、しわくちゃじゃない」
「あ…急いでたからかな。…嫌?」
「ううん、全然!!」
ラッピングを開けると、ルーシィは最初は驚いちいたが、最後には満面の笑みで笑った。
「あ、ありが…」
「バーカ、泣いてちゃわかんないだろ」
そういいながら二人は泣いていた。
「私のプレゼントはねえ…目閉じて!」
グレイが目を閉じた。
そして、グレイの頬にルーシィのキスが落とされた。
おわり
はい!遅くなったけどクリスマス小説!
…デコトン、ええなぁ……。
「はぁ…」
「どうしたの、ルーシィ?」
12月25日の夜。…世間では『せいや』と騒がれる時、ルーシィはギルドのカウンターに突っ伏している。
「そもそも、異国のお祭りが何でこっちに入ってきたんですか?しかもカップルカップル…」
『せいや』とは異国から入ってきたイベント。今年もきちんと行った『はろうぃん』も井国の祭りだ。
『せいや』異国の『ニホン』というところでは聖なる夜、と書くそうだ。
『せいや』は所詮カップルが幸せなひとときを過ごすために作られた祭り。
恋人がいないルーシィには退屈…いや、憂鬱な日である。
「そうね…。やっぱり、お祭りごとはみんなで楽しみたいものよね!」
カウンターでグラスを拭くミラはニコッと笑う。しかしルーシィはますます機嫌が悪くなった。
「楽しむ以前に恋人ですよぉ〜。」
「あらあら、グレイに告白しちゃえばいいじゃない」
「そんな簡単な話じゃないですよ!」
それからしばらく話してルーシィは帰るために席を立った。
「じゃあ、もう帰りますね。『めりー・くりすます!』」
ルーシィは騒ぐギルドに背を向けて歩き出す。
扉を開ければイルミネーションがキラキラ光っていて、眩しい世界が広がっている。
そんな飾られた小道の途中にある古本屋さん。一つの本が目に入った。
「これって、聖夜に関わる話…?」
ショーウィンドウの先にある本を見つめてみる。本の隣には内容が少し載せられていた。
《ニホンの祭日である聖夜は、慕う人に想いを告げる習慣がある》
だとか、なんとか……。
頬が赤く染まったルーシィの頭にはグレイが浮かんだ。
「え?あ、もう…」
マフラーに顔を埋めた首を横にフルフルとふった。
「グレイには、彼女がいるし…」
今はジュビアと楽しんでいるんだろうな
ルーシィの頭に悲しい事実が浮かぶ。
「早く帰ろ」
ルーシィはすたすた歩き出した。
「……ねえ、何やってんの?」
家に着けば勝手にベットに腰掛けるグレイの姿。
「…んぁ?あぁ…好きな奴と一緒にいたくて来たんだ。悪りぃか?」
ボッとルーシィは顔を赤らめる。それはもう、ゆでダコの勢いで。
「え、いや、その、なんだ…きにするな。」
ところがそこで一気にテンションは下がった。そこまで否定されては辛いのも分かる。
「あのさ…私は、好き…なんだけどな…?」
ルーシィはベットに近づき、グレイの横にストンと座る。
「ばっ…!おま、何言って…」
(えーい、もうなるようになれ!)
『せいや』には想いを伝える習慣があるんでしょう?
ルーシィはグレイにキスをした。少し、ほんの少し触れるだけのキス。
突然の出来事にグレイは固まる。
が、すぐ我に返ってーーー
『---、--…--------。』
翌朝、幸せな顔でルーシィとグレイはギルドにやってきたという。
(グレイ様が恋敵の腰を!!………グレイ様ぁ…)
グレイに告白しちゃえー!
大晦日と正月もサレイ出そっかな…みんなサレイの事覚えてた!?
しちゃったー!!
173:みるくてぃ(むんむん):2015/12/25(金) 23:13 ID:BUI いつもの小説です。
全てが『無』になった世界。生き残るのは『強き者』のみ。
血に染まる大地を踏みしめて歩くのは……
「ナツ、グレイ…これって、あんまりじゃない…!」
「…そういう世界だ。」
「なんで、こんな…くそっ」
泣き叫ぶルーシィ、静かに涙を零すナツ、唇を噛み締めるグレイ。
何もない。あるのは人、悪魔、神、天使…生命の亡骸と血に染まる植物だけ。
「私の力じゃ、駄目だった…」
「いや、紅椿と黒紅蓮の戦争が引き起こした結果…お前は悪くない」
紅椿の強制労働アンドロイド、黒紅蓮のイニシエノドラゴンを使った戦争はわずか
「10秒で、こんなんに…」
「アリエス…レオ、バルゴっ!みんなぁ!」
10秒で終わった…いや、終わらされた。
ENDとSTARTの血が、解放されたのだ。ナツの力で世界は終わり、ルーシィの力で始まりを産み出した。
「ルーシィ…大丈夫だ、俺らが、お前を愛し続ける…」
グレイはルーシィをそっと抱きしめる。ルーシィの後ろからはナツが。
「あぁ、一から作っていこう…俺らの手で。」
こんな物語が昔存在したそうじゃ。全てのページが存在していない今、真相は定かではない。
中部分と最後の切り取られたページは後に黒魔導士「ゼレフ」の元へーーーーーー
はい、中途半端ですね。自分でもそう思いますが、ルーシィの過去、最後の終わり方は皆さまの望む結果にしたいと思い、あえて書きませんでした……って言い訳ですね、ごめんなさーい!
全てが幸せになる世界、そんな世界は存在するのか、自分なりに考えた小説となりました。
怒っていると思うけど…ごめんねo(^_-)O
「見てみてー!なんか見つけたよー!」
フェアリーテイル最強チームの元にハッピーが異様な形をした本を持って飛んでくる。
「もうハッピー、変な物持ってきた…またどっか過去に飛ばされちゃったりしたらどうするの?!」
「おう、なんだ…なんだこれ、全然読めねぇぞーー!」
「は?お前が馬鹿だからだ…ろ…」
「お前ら、何をしてい、るん、だ……」
ぴしゃり、本を読もうとした3人は固まる。この本には見た事のない文字が数行書かれてあるだけなのだ。
ナツ、グレイにエルザが読めない字は複雑なものもあれば単純なものもある。
「ちょっと、三人とも、どうしたのよ?…あれ、これって異界の文字じゃない?」
ルーシィは記憶を辿る。記憶が正しければ、1週間ほど前にこの字を使った異界の本を読んでいる。
しかし、あの異界の文字を使った本は貴重……なぜそれをハッピーが持っているのだろう。
「えっと、何々……」
ルーシィによると、本にはこんな事が書かれていたようだ。
この本はその敷地内の選ばれたものをこちらへ送り込む。新たの扉を開きたければこの文を読み上げなさい。全て読み終えた時、世界は反乱軍を呼び込むだろう。
「だって…え?ちょ、待って。今読んじゃったんだけど!」
「ルーシィ、何してんだよお前ー」
「待って、周りが光り始めてるぞっ、これでマジでヤバくねぇか?」
「静かにせんか!」
「「「「あい…」」」」
四人の「あい…」を最後に世界は歪み始めるーーーーーー
ぱち
ルーシィの目が綺麗な効果音をつけて開いた。
周りは見た事のない景色。下を見れば草が広がっていた。
(なんか、重いな…)
先程から感じていた足の重み。つられるように足を見てみると、ナツとグレイの頭が自分の足に乗っていた。
(ふふ、なーにやってんだか。)
ルーシィは少し微笑んで、また視線は景色へと動く。綺麗な青空に少し雲が浮かんでいる。
マグノリアよりもこっちの方が空気が澄んでいるような気がする。
(何だろ、空気がおいしい…)
スゥーと息を吸い込んだ時、感じた。ここは本当に異界なんだ、と。
「そろそろ帰る方法探さないとね。」
ルーシィは呟いてから足を思いっきり高く上げた。…案の定、ナツとグレイの頭は地面に鈍い音を立ててぶつかる。
「もう…そろそろかな?」
一人の魔導士がいた。その魔導士の背後に一人の少女がいた。この少女も魔導士なのだろうか。
「ゼレフ…ルーシィを狙うのは止めてください…」
「メイビス…悪いがそれはできないよ…ルーシィはボクの嫁にする…」
魔導士の名前はゼレフ。別名 黒魔導士。少女の名前はメイビス。フェアリーテイル初代マスターだ。
「ルーシィはボクと同じなんだ。命を尊く思うと命を奪う。…命の重さを忘れないとダメなんだ。」
「ルーシィはそんな子じゃありません。普通の魔導士です。」
「違うよ、メイビス。ルーシィの力を封印した奴がいたんだ。奴の名は風竜王ウェンドーラ…ボクはそいつを殺した。」
「風竜王ウェンドーラ…!ルーシィの親竜…?」
「さすが、初代マスターだね。メイビスも気付いていたのか。」
「ええ。薄っすらですが、あの魔力は星霊魔導士の魔力ではない。ナツ達と同じ魔力でした。ですから、もしかしたらと…」
「大正解。ルーシィは滅竜魔導士。エルザのおかけでルーシィの封印が解けやすくなった。動くなら今だ。」
「ルーシィは、フェアリーテイルが守ります。」
「それはどうかな?ルーシィはフェアリーテイルを止めて、セイバートゥースに入っている。」
「そんな…!」
「君達、妖精には何もできない。」
「ルーシィ…」
「ルーシィの異名を知っているかい?」
「いえ…」
「闇滅竜魔導士ルーシィだよ…ルーシィの封印が解けたら、アクノロギアもボクも倒せる。でも、ボクとルーシィは結婚するんだ…ボクとルーシィでこの世界を滅ぼし、一から争いのない、平和な世界を作り直す。」
「人類はあなたに負けない。」
「あなたじゃない、あなた達だ。」
「ルーシィは渡さない。」
「さあ…それはどうかな?」
二人は風と共に姿を消した。
続く
誤字発見!!
「人類はあなたに負けない。」
「ボクだけじゃない。ボクとルーシィだ。」
「ルーシィは渡さない。」
「さあ…それはどうかな?」
二人は風と共に姿を消した。
続く
鈍い音とともに地に頭をぶったナツとグレイ。何故か…起きる気配がない。
そこでルーシィは二つの事に気付く。
一つ目は空はもう暗くなりかけている事。もう一つはーーー
「エルザ、来てないのかな…?」
隣…周りにもエルザの姿が見当たらない事。
ハッピーもナツもグレイもそばにいるのにエルザだけは見つからない。
ルーシィは暫く、エルザを見つけようとキョロキョロしていた。
(来てないのか…)
そう思った時、頭の中でエルザの声が響いた。
《ルーシィ、聞こえるか?エルザだ。どうやらお前らは異界に連れ去られてようでな…》
『エルザ?!何処にいるの?っていうか異界って何なのよー!』
《お、落ち着いてルーちゃん!さっき、あの本を解読してみたの。そしたら…》
ルーシィは大人しくレビィの言う事を聞く事にした。
ーーあのね、この本はルーちゃん達が飛ばされ今居る、『にほん』というところの本なの。
そしてこの本は、その『にほん』という所が危険にさらされていると判断した時、強力な者に助けを求めるため、作られた。それでこの本は、魔法を使えるマグノリアへ来たんだけれど……
元々『にほん』の人々は“助けを求めるために”この本を作った。しかも強力な者しか引き入れない…それほど重大な事が起きているって事だと思うの。そして、そっちに送り込まれた人は事件--つまり、『にほん』の人々を助けないと戻ってこれない。その強力な者にルーちゃん達は選ばれた。だからーーー
ーーー頑張ってね。
『えぇ?!要するに、帰れない可能性もある、と…』
《うん、そうなるの》
『…ん?でも何で、アースランドなの?他の世界とかには…』
《うーん…それは多分…想像になっちゃうんだけど、魔法が使えるから、だと思う》
『へ?魔法…?』
《うん、そっちの『にほん』じゃ、魔法が存在しない。というか、魔法は怪奇現象と認定されている》
『怪奇現象…』
《ルーちゃん達は使えるか分からないけど…どう?使えそう?》
『うーん、使えないなぁ。…あれ?でも、念話は使えてる…』
《あー、念話はルーちゃん達が光った時、エルザが危ないと感じて共感盗聴器をルーちゃんに付けてくれたの。だから一応念話じゃないかな。》
『そうなんだ…じゃあ、ここら辺見てくるね。何かあったら、また連絡しましょ』
《うん、こっちでも調べておく。気をつけてね?…特に、ナツとグレイ。》
『おっけー、ありがと。じゃ、後で!』
「よろしくネ!」
ルーシィとトキはセイバートゥースに来た。正式に入る為だ。
「ルーシィ…助けて…」
「ってー!マスター!何やっての!?」
「一日遊んだだけで…書類が…」
「一日でも溜まるもんは溜まる。」
「ローグゥ♡助けてェ?」
「…断る。」
「ルーシィ〜…ローグがいじめる〜…」
「はいはい。あたしも手伝ってあげるから、ヤル気出しなさい!」
ルーシィはこのやり取りには慣れたかのようにスティングの書類を手に取った。
「あ、そうだ…あたし、フェアリーテイル止めたから。」
「は?何でだよ。」
「家族を…守る為よ。」
「意味分かんねェよ。」
ルーシィは、深い溜息を吐いた。ローグも大変だなぁ…とか思いながら。
「あたしがいたら、いつ、ゼレフが来るか分かんないじゃない。ゼレフが来て、戦う事になっても、絶対に勝てない。だから、あたしはみんなに嫌われる決意でここに来たの。」
「何でここなんだよ。」
スティングは真面目な声になった。
「ここに来たって事は、フェアリーテイルのみんなにしか言ってないから、ゼレフも分かんないじゃないかなぁ〜…って思ってね。」
「なるほどな…だが、そうでもないみたいだぞ。」
ローグはルーシィの足元に短剣を投げた。そこにいたのはゼレフの使い魔だった。
「きゃっ…何コレ…」
「こいつ、大魔闘演武んとき見たぞ!ゼレフの使い魔だ!」
「何だと!ルーシィの事を見張ってたのか…」
ルーシィは思った。やはり、ゼレフからはニゲラレナイ
ニゲタラ ニゲルホド オイカケテクル…
ゼレフハ クルッテイル…と。
続く
巻物を広げてみると、背景に絵が乗り、字がズラ〜っと。
だいぶ古そうだ。
え〜っと…なになに…
《神様。どうかご無礼をお許しください。神様ならばこの事情は承知済みかと思いますが…。私たちの気を収めるためにも、この文を納めさせてくださいませ。》
…どうやら、ここの神様に当てた文のようだ。
続…
《神様は………農民にも、町民にも。はたまた将軍様にも願い事を叶え、富を………くださいました。本当に有り難きことです。ですが…それを………れた将軍様がいらっしゃいました。》
グレイ「これ…読めない字が多々あるな…」
ルーシィ「粘らずに頑張りましょ!」
更に巻物を広げて、先の字を読み進める。
《いずれ人………ぼすのではないかと。そう思われ………様は、この神社へ立ち入ることを禁じ………した。私達は抗議を続け、なんとかしようと試みましたが…………わず。一揆を起こそうにも、年貢の量を増やされ、その暇もなく餓…………まう住人が増えました。もう私どもは我慢擦らず、一揆を起こすことを決断しまし………う、傘連判状をつくりもしました。悔いはありませぬ。…ぬ覚悟で挑みます。…敗北してしまったら、申し訳ありません。神様。どうか…これからも、ここに立ち寄る者たちの願いを叶………ださい。こ……》
更に巻物を広げようとしたその時。
神様『ーーやめておけ。その先は血飛沫しか載っておらんぞ。』
神様の声が、ドンと響いた。
神様の目は、怒りとも悲しみとも言えるものを覗かせている。
ルーシィ「血…血飛沫…」
神『一揆が先読みされ、奇襲がきたのだろう。命からがら我の元へと納めた…』
神様は顔を曇らせる。
グレイに巻物を返すよう言い、手の中に置くと、神様は表情を曇らせて言う。
神『人は人。喜んで欲しくて願いを叶えると、いつもこうなる。この巻物を書いた農民と、その仲間たちもやってはこない。神主も将軍へと抗議に行ったきりだ。』
人とは儚きかな、と目を閉じて呟いた。
金と氷の声が聞こえる。
グレイ《だからあんなにボロかったのか…》
ルーシィ《こんな深い事情が…》
感想がバラバラで面白い。
でもまぁ、悲しい思いはさせたくないしな。
切なげな笑みしか今は出せぬが…。掃除に戻させ、清々しく神社【ここ】を発って欲しいものだ。
我がまた2人へと語りかけようとすると…。
気配を感じた。
幼きものと二匹の動物。
目を開けると、氷も感じ取ったのか、金を背へと庇っている。
グレイ《…なんだ?この気配…》
ルーシィ《へ?グレイ…どうしたのかな…///》
金が面白い勘違いをしていて、そのことで悪戯をしてやりたいが…。今はそれどころではない。
ーーー来る
???「こんにちは。姫様、姫様の恋人さん、神様。」
忍び装束の少女と猫二匹(二足歩行)が廊下に立っていた。
金の記憶を拝見した時に見たことがある。名は確かーー
神『風…だったか。』
風?「…!」
???「…」
ルーシィ《あ…そうだ…!風とシャルルとリリー…!》
グレイ《風とシャルルとリリー?こいつらをルーシィも神様も知ってんのか?》
少女ーー風は、襟巻きの下でもわかるほど、頬いっぱいに笑みを浮かべた。
風「さすがは神様ですね!」
白い猫がシャルルで、黒っぽいのがリリーだと教えてくれた。
わざわざ名を名乗るということは、我らを敵対はしていない…いや、姫様もいるのだし当たり前か。
ーーしかし、さすがは忍び。心の声が聞こえぬ。
風「今日は、皆さんにお知らせが色々ありまして…こうして姿を現しました。」
風は室内へ入り、腰を下ろした。
続
自分でもよくわからなくなってきた
やったー!冬休みー!
何を書こう…。
ここは、マグノリアのギルドフェアリーテイル。
そこに、珍しいお客が来るのであった。
「おーい、ルーシィ!見ろ!見てみろ!雪だーーー!!!」
「え、雪?…どれどれ…って、まじめに雪じゃん!」
この、白い雪が舞う中で、1人の客がやってきた。
___ドサッ
それは、何かが落ちるような音であった。
「何?今の音…」
辺り一面真っ白で、ルーシィには何も見えない。
「…ルーシィ、コレ」
ナツが少し空気を嗅いだかと思うと、さっきの顔からは違う引き締まった顔になっていた。
「この匂いは、人だ」
「人ってことは…え?!あ、危なくない?」
「ああ、こりゃ早く見つけてやんねーと」
雪は少しずつ強くなっており、先ほどとは程遠い天気になっていた。
ナツが外に足を出そうとした時だった。
「匂いが…近づいてくる」
外を見ると、さっきまではなっかた黒い人影があったような気がした
そして、顔が見える、というところでその人影は倒れたのだった。
続く
はあ、はあ。
ここはどこだろう。
魔導士ギルド、フェアリーテイル。
まだか、な。
「うわぁ!」
イテテ。
滑って転んでしまった。
早く着かねば、さっきからどんどん風も強くなっているし…。
あれ?今一瞬看板が見えたような。
ん…目が、開かない。足が動か、ない。
最後に聞いた会話は、
「ナ、ナツどうしようか」
「と、とにかく中に運ぼう」
そんな会話だったような気がする。
気のせいかわからない。ただ、今私が目を開けた時に一番最初に絵に移ったものが私が信じればいい道だろう。
さあ、君たちは何番目だろうか。
続く
>>183
絵に移る
ではなく
目に映る
です。ごめんなさい。
「もうダメなんだ…ゼレフからはニゲラレナイ!」
「落ち着け!ルーシィ!」
「こいつぐらいなら倒せるだろう!」
「もうダメなのよ!!」
ルーシィはパニックに陥った。家族を守る為に家族を捨てて、新しい家族を作ったのに、新しい家族も守れない。
「ダメなのよ…あたし達はゼレフに勝てない!絶対に!」
「お前、それでも元フェアリーテイルの魔導士かよ!」
突然、天井からナツが飛び降りてきた。
「元フェアリーテイルの魔導士なら、どんな敵にも立ち向かえんだろ!」
ナツに続いて、グレイとエルザ、ウェンディも飛び降りてきた。
「…そうね!あたしだって元フェアリーテイルの魔導士よ!」
「一緒に戦うぞ!」
「うん!」
「使い魔は弱い。ルーシィの体術で倒した方がいいと思うぞ。」
ローグは、きっとゼレフと戦う事になるだろうと思い、魔力の消費を抑える為にルーシィの体術を推薦した。
「オッケー…やあぁ!」
ローグが言った通り、使い魔はルーシィの攻撃を一発喰らっただけで消えた。
「ふぅ…あ、そうだ!みんな、ありがとね!」
「…ルーシィさん…戻ってきてくださいよぉ!」
ウェンディは堪えきれないといったように大粒の涙を流した。
「ウェンディ…!そうだよね…何も言わなかったもんね…ごめんね!」
ルーシィは涙ぐんだ。
「ルーシィ…他ギルドであるが…私達もゼレフと戦う事を手伝おう!」
「エルザ…ありがとう…死んじゃうかもしれないよ?」
「その辺は大丈夫だ!オレらはフェアリーテイルの魔導士だかんな!」
「そうだな!オレらも参戦すんぜ!」
「ナツ…グレイ…!」
「オレはルーシィのギルドのマスターだ!オレも戦うぜ!」
「オレも同じギルドの仲間だ!」
「スティング…ローグ…ありがとう!みんな!!」
「ルーシィさん…私も戦います!」
「ウェンディ…ありがとう!」
ルーシィはスティングにしてもらったデコトンをウェンディにした。
「? 何ですか?今の…」
ルーシィはスティングをチラッと見て言った。
「勇気が出る…おまじないかな。」
ルーシィの言葉にスティングは真っ赤になった。
「勇気が出るおまじない…ありがとうございます!ルーシィさん!」
「いえいえ!」
ルーシィとウェンディは姉妹のように手を繋いだ。
続く
ヤバイ、フェアリーテイルの冥府の門編、最後の2話すごい泣けた…!
ルーシィは共感盗聴器を切る。そこで少し一息ついた。
空には星空が広がっている。所々の星なんかではない。満天の星空。
月が見えるとその周りの星は見えなくなるが、ここは違うのだろうか。
(月があるのに、星は隠れない…)
「それにしても、綺麗だなぁ」
ルーシィは空を仰ぎ、野原の上に寝転ぶ。ぐっと背中を伸ばして目を閉じる。
目を閉じた瞬間、過去がルーシィに襲ってくる。
『姫、危険な気配がします。お下がりください。』
『え、危険って、どういう…!』
『姫、とにかく……あっ?!』
『バルゴ、バルゴーー!!』
『バルゴが、連れ去られちゃって…だから、他のみんなも気をつけて!』
『ルーシィ…探さなくて、いいのかい?』
『レオ…探せないの…鍵もいつの間にか無かった…だけど、あたしはバルゴを信じる!』
『そうか…ルーシィ!危なっ……っく!』
『レオ、みんなっ…!!』
涙がこぼれる。止めようと思ってもどんどん流れてしまう。
(星霊のみんな、消えちゃったんだよね…あたしのせいだ、あたしのせいでっ…!)
「ごめっ…本当にっごめんっ……」
涙同様、止めようとしても口は待ってたかのように動いてしまう。
(……へ?)
頭にふわりと感覚がのぼる。びっくりして上を見るとグレイがルーシィの頭を撫でている。
「あの、さ…アイツらは、その…不安かもしんねぇけど、お前は一人じゃない。」
「っ…!……うんっ…」
ルーシィはグレイの胸に顔を埋めて泣きじゃくった。
ナツ(お前ら、何やってんだよ…あぁ、起き上がれねぇ。)
ーー夜空では、黄道十二星座が眩い光を放っている。
…ルーシィとナツが抱き合って、ルーシィが泣く!…っていうのはよく見るんだけど、グレルー版が無い…ということで最後があんな感じに。まだ続きますよ!
でも、…あれ?何で黄道十二星座が全部同じ夜空にあるの?南半球に黄道十二星座が無いことになるんじゃ…?
むんむんわかる!
私も泣きそうになった、てか泣いてた。
でも楽園の塔編で…
番外編
ナツ「ルーシィの婿登場!?編終了!」
ルーシィ「みんなお疲れ〜」
スティング「それより、ナツさん達の登場の仕方には正直ビックリしたよ…」
グレイ「悪りぃな…天井壊しちまって…」
ローグ「いや、それは別に気にしないでいい…」
ナツ「だってよォ、台本にカッコよく登場するって書いてあったんだぜ!」
ルーシィ「あれのどこがカッコいいの!?」
グレイ「ルーシィは分かってねェなァ…」
ルーシィ「……は?」
グレイ「男のロマンだろゥがよォ!」
ルーシィ「はぁぁぁぁ!!?」
スティング「確かに、あの登場の仕方は男のロマンだな!」
ローグ「そうらしいな…」
ルーシィ「意味分かんない!男の世界の基礎が分かんない!」
トキ「ホントだよ!」
ルーシィ「アンタもかい!猫!!」
トキ「ボクも男だもん!」
グレイ「男というより、雄だろ。」
トキ「グレイひどいよぉ〜〜!!!」
ルーシィ「グレイ最低!待ってトキ!」
スティング「おい、ルーシィ待て!」
ナツ「…行ってこいよ、グレイ…」
グレイ「ちょっと待て!その目やめろ!クソ炎!」
ナツ「次回!闇滅竜魔導士と黒魔導士編!楽しみしとけよ!」
グレイ「スルーかよ!」
うう、終わっちゃうのかな…。
やだな。
てか、最後の方ジュビアとグレイがくっつく感じだったの嫌だな。
誤字!
ナツ「次回!闇滅竜魔導士と黒魔導士編!楽しみにしとけよ!」
だっよーん!
みさ)それな!最近、グレジュビ多いよね!
192:みるくてぃ(むんむん):2015/12/27(日) 15:37 ID:BUI 林檎、みさ))うちも嫌だよぉ〜、グレルぅぅー!…グレルーのせいでグレる。…はい、笑えないね、ごめん。
やっぱこのままナツルー、グレジュビでいくのかな?……というか最近ナツルー小説上がってないからうちはナツルーにしちゃってもOK?ということで、アンケート。どっちが良いですか!
うちはグレルーに1票で。
私もグレルーに一票!
194:もち:2015/12/27(日) 22:26 ID:tc2わ、私、ここグレルーだけかと思ってた!ここナツルー書いてもいいんだ!!(このよく読まない性格が、テストの点数を下げていることを私は知ら…知っています…ケアレスミス多いのですよ…)
195:れもんてぃ:2015/12/27(日) 22:46 ID:BUI 最近三人しか来てないからな……2/3ってことでグレルーに!
「 …」
「…」
(っち…)
抱き合いながらルーシィとグレイは赤面する。そんな歯痒さにナツは内心イラつく。
(この雰囲気、壊しちまおうか…)
そう、グレイはライバル。邪魔してもいいんだ、とナツは自己完結をし、バッと起き上がる。
「え、え、ナ…ナツ?!」
「ちょ、ルーシィ…あ、あぁ!悪りぃ!」
ナツが起き上がったのと同時にルーシィとグレイもバッと離れる。
「何やってんだ、お前ら?」
ナツは気付かない振りをする。
「い、いや?なんでもないよっ」
「気味悪りぃな、ルーシィ…それよりここ、何処ダァ?」
「あぁ、俺にもさっぱり…」
もちだ!久しぶり!…ちなみに、上はわたくしでございますわ。オホホホホ……
197:林檎:2015/12/28(月) 02:06 ID:U5o 「ルーシィ…会いに来たよ…」
みんなに悪寒が走った。この声はゼレフだったからだ。
「いや…触らないで!」
ゼレフはルーシィに近づいていった。そして、ゼレフはルーシィの髪の毛に触れた。
「ルーシィさん!?」
ウェンディはルーシィの手を離した。手に激痛が走ったからだ。
「君は本来の姿に戻るべきだ…」
ゼレフはルーシィの髪の毛にキスをした。すると、ルーシィの体が光り始めた。
ルーシィの右目は血のような赤に変わり、黄金の光を放っているはずのブロンドの金髪は、闇のような黒か混じっていた。
「この姿は…あのときの!」
そう。ルーシィ、ナツ、ハッピー、トキで行った仕事から帰って来たときに見た姿だった。
「(しかし、魔力が全然違う…何故だ?だが、この魔力はゼレフと同じ力を持っている…!!?)」
エルザの推理は当たった。ルーシィの魔力はゼレフと同じ力を持っているのだ。
「ルーシィ、行こう。」
「ええ…」
ゼレフはルーシィの手をとって行こうとした。
「ちょっと待て、ルーシィ!」
ナツが止めたのだ。
「なに?アンタ…てか誰?」
ルーシィはゼレフに髪の毛にキスされた事によって、記憶を奪われた。
続く
一話で中断!!(私のあまあまですよ!)私には書けないのだ、しくしく…いきなり学生パロディ書きたくなるあたりが、私なのですよ!!←開き直ってます という訳であまあまは、中断させていただきます!ホントにごめんなさい!私に国語力が、無いので…ルーシィと、グレイが、イチャイチャラブラブしてるとこ書けない…
ご迷惑をおかけして申し訳ございません!!反省は、しております!←どこが?ww
てなわけで、皆さま!あまあま書けたら書いて頂きたい!どの口が、いってんだよwというツッコミも大丈夫です
お願いします!(アルティメット3回転土下座)
ホント、お願いします!この私のわがままにこたえて下さる神様!お願いします!!
大丈夫だよぉ〜…もっちゃぁん^ 言 ^
「ルーシィ…?」
「だから、アンタ誰よ。」
ルーシィの記憶は、完璧に消えた。覚えているのはゼレフだけ。それも、ゼレフの婚約者という記憶になって。
「ルーシィ、君が関わる必要ない…。行こう。」
「ゼレフ…!…分かったわ。」
ルーシィはゼレフの魔法によって消えた。
「ルーシィさぁぁぁん!!!」
「ルーシィィィィィ!!!」
ウェンディとエルザは必死に叫んだが、その声はルーシィに届かなかった。
「そうだ…、ナツ。」
「なんだ…?」
「ルーシィを取り戻したかったらボクの城に来るといい…。」
「当たり前だァ!ルーシィは絶対に取り戻す!!お前なんかにルーシィは渡さなねェ!!!」
「ああ…。待っている。他のみんなも来るといい…。」
そして、ゼレフはルーシィに使った魔法で消えていった。
「みんな、出発は明日だ!今日は魔力を回復させ、城の準備をしておけ!」
「おう!」
「分かった!」
「はい!」
「了解っス!」
「ああ…。」
「あいさー!」
「オーケー!」
「頑張りましょう!」
「フローもー!」
続く
むんむん、私もグレルーがなくてぐれるかも…。
ナツルーも私好きだよ!でも1番はグレルー!!
り、林檎?何か怖いぞよ?マジでごめんなさい
202:杏奈:2015/12/28(月) 22:26 ID:K9Eなんか久しぶりに来たら…二人もふえてたwwん…まぁタメ呼び捨てでよろ〜!
203:杏奈:2015/12/28(月) 22:27 ID:K9EなんかID変わってるけど?!(うちの)まぁ杏奈ですから!よろ!?
204:林檎:2015/12/28(月) 22:31 ID:U5o もっちゃぁん?何の事ォ?^ 言 ^
杏奈〜久しぶり〜♡ちょっと太ったんじゃない!?笑
あんなさん、はじめまして、ですよね?新人のもちです。いきなりタメ口でいくんでよろしくお願いします
206:林檎:2015/12/28(月) 22:53 ID:U5o 「ルーシィ…!キレイだよ…!」
ゼレフはルーシィを城に連れて帰ると、服を着替えさせた。
黒の布地に紅い蝶の模様が少し入ったドレス。首にはゼレフとお揃いの水晶のネックレス。ルーシィの右目はゼレフと同じ血のような紅だった。もちろん、ウェンドーラから貰ったピアスはしていない。
「ありがとう…。ゼレフ、愛してるわ。」
「ああ…。ボクもだ。君だけは逃さないよ…。」
ルーシィとゼレフは顔を近づけ、そして、お互いの唇を重ねた。
「ルーシィ、式は明日だ。今日は早く寝るといい…」
「分かったわ。でも、少しだけお城を見学したいの…」
「いいよ…。けど、ボクの書斎だけには入ってはならない…」
「ええ…。分かってるわ。」
「それなら、いいよ。」
ゼレフは消えずに、扉から出て行った。
「なんで、書斎に入ったらダメなのかしら…。まぁ、いいわ…。行きましょ…」
ルーシィはシラナカッタ
ゼレフを愛すると
クルッテシマウコトヲ
ナカマノコトモワスレテシマウコトヲ
続く
すんません。ゼレルーっぽいっスね…ホント、すんません。
「ーーーという事があったの。」
「異界、か…」
「あたし、ニホンを知ってるの。確か…『アースランドと対なる世界』だった気がする…」
「その話、俺も聞いた事ある。えっと、鏡合わせの世界だったか?」
「そう、それよ!」
ルーシィの声を最後にグレイとルーシィは考え込む。
ーーーナツはと言うと、どこに居たのか知らないハッピーと遊んでいる。
「じゃあ、お金は……」
ルーシィの一言を合図に二人はバッと財布の中を確認する。
「何だ、この金…」
「こっちのお金なのかしら?」
…明らかにジュエルとは形の違うお金。
「とにかく、こっちのお金はある事だし、どこか宿とかないかしら?」
「だよな。……おいナツ!早く来い!」
未だに向こうの方でハッピーと遊ぶナツに嫌気がさしたのか、グレイは思いっきりさけんだ。
「んぁ?別にいいだろ、少しくらい…」
グレイの怒鳴りを聞いても呑気なナツだったが、ルーシィの負のオーラを見て判断を変更したとか。
「すいませーん、まだ入れますか?3人なんですけど…」
ルーシィ達は少し離れたとこにあった、『女神の祠』という旅館にやってきた。
「あら、お客さんじゃない!」という声と共にやってきたのは、綺麗な女性だった。
その後ろには男性の姿も見える。
「あ、すいませんわざわざ。今から3人、入れますか?」
予想内、とルーシィは考えていた言葉を口に出す。
……後ろではナツが「おぉ、慣れてんなぁ」と口笛を吹いているが、無視だ。
「えぇ、入れますよ……って、あなた…姫様じゃない?」
「どうした、美雨流《みうる》……これは!流死那姫!」
奥から出てきた男性はルーシィに礼をする。
そんな言葉を向けられたルーシィは聞き覚えのない『流死那~るしな~』という言葉に首をかしげる。
『ミウル、どうだ』
『えぇ、来てくれたみたいです…彼らは、期待出来ますわ。』
『そうか…ならば、初代破滅号姫を用意させる』
『そうなの?丁度よかったわ。中には…その破滅姫を一瞬で理解する伝説の流死那姫が来たの』
『…これで日本は、救われる。』
(貴方に、分かるかしら。その裏側で、苦しみ悶える人がいる事を…)
色々な読み〜〜〜
美雨流……みうる
流死那……るしな
流死那姫……るしなひめ
初代破滅号姫……しょだいはめつごうき
破滅姫……はめつき
対なる世界……ついなるせかい
女神の祠……めがみのほこら
みるくてぃ»»み、美雨流……難しい……(`〜´;)
林檎»大丈夫!!ゼレルーでも!いきなり一話で中断させた私よりも遥かに素晴らしいですから!!
ここから先は独り言!!グレルーも、好き。ナツルーも、好き。ゼレルーも、好きかも。うわぁ……
決めたZE、ルーシィ総受け!!三角関係的な!!これ、最きy((殴
わあ!ありがとう!もっちゃん!…テメェ、さっさと小説書きやがれ!報告とかいらねぇんだよ!分かるか!?あァ!?…あら、ごめんなさい。私のS魂が目覚めちゃったみたい!うふふ♪
210:めいびす:2015/12/29(火) 09:50 ID:lis 風「まず初めに。神様さん、貴方を信仰していた人達は皆、無事です。もちろん、神主さんも。」
神様は目を少し見開いた。こんな情報を少女が知るはずない…だが、彼女も忍び。信用する価値はあるのかもしれない。
風「そろそろ村へと戻される時期だと思いますから…安心して、元の場所へ戻っていただいても」
ルーシィ・グレイ「「元の場所…?」」
続…
そんな事も知っているのか。
全く参ってしまうな。人の子だというのに。
神様は笑みを浮かべている。
ルーシィ「元の場所って…なんのこと?」
風「えっとですね…その神様はーー」
神『よい。我から言わせてたもう。』
視線が一斉にこちらへ向く。
あまり話したくはないが…話さなければまたややこしくなりそうだ。
神『我はもうすでに…ここでの役目を終えている。』
ルーシィ「役目を?」
自分が人々の願い事を平等に、そして適当に叶えさせ続けた結果、行いが認められ、あらたな大きい境内の主の務めをやらせて頂くことになった。
だが…ここまで信仰してくれた彼等を、安否も知らぬまま移るのは気が引けた。
神『我はどっちかというと思念体じゃ…本体はもう移っている。上の命には逆らうわけには行かぬ。』
グレイ「待てよ。お前が安否を知った今、ここにいる理由はないから戻るって事か?」
ルーシィ「…ここの、代わりの神様は?」
それが…まだ決まっておらぬのだ。
そう口にすると、金と氷は表情を曇らせる。
現在は皆まだ弟子であったり、他のところの務めをしていてここを守る神がいない。
弟子を卒業するのも人が感じる時とは程遠い長い年月をかけて様々な事を会得し、卒業ができる。
神『つまり…ここは、空っぽの状態になる』
ルーシィ「それじゃ…戻ってきた村の人達は…」
とうにその事は分かっておる。
なんとかしたいからここに思念体がいる。
風「その事も…情報を頂いてきましたよ」
シャルル「新たに神様がつくことになったみたいよ」
ルーシィ「じゃあ…!」
金と氷は微笑み合っているが…神様はしばらく信じる事が出来なかった。
神『本当にか?』
リリー「信じられないならこの巻物を見ろ」
手渡された巻物を広げると、新たな神がつくことがかかれており、その最後の一行と判子に目を奪われた。
これは…信じるしかなかろう。
神『ありがとうな…風、シャルルとリリー、だったか。それとルーシィとグレイ。お前たちが来なければ風とも会わなかったかもしれぬ。礼を言おう』
そう言い、頭を下げる。
ルーシィ・グレイ《神様に礼を言われた…名前も久々に…》
見事に心が一致しているのを聞き、頭をあげると金と氷は口を塞いだ。
しらずに我は笑っていたのだろう。
この微笑ましい二人に。
続
神様編長いですスミマセン。I love グレルー
でもキャラとしてはスティングが一番好きかも
林檎…怖いΣ(・□・;)
212:林檎:2015/12/29(火) 10:40 ID:U5oもっちゃん、仕方ねぇよ。だって、私の本名はサディスティック星『三代目サディスティック女王』だもん。だから、ドSなんだわ…
213:林檎:2015/12/29(火) 12:42 ID:U5oもっちゃんちゃうわ!めいびすだった!すまそ!
214:めいびす:2015/12/29(火) 18:46 ID:lis気にすんなーw
215:林檎:2015/12/29(火) 19:12 ID:U5o ホント、すんません!
おいコラ、もち!!テメェ、美味そうな名前しやがって!私の靴を…
舐めろ。
もーイヤ!話が思いつかねー!書けねー!!もっちゃんにはなりたくないが…話しゅーりょー★
え、異論?認めないよ。何故なら、私はサディスティック星『三代目サディスティック女王』だもん★
「流死那って、何なのよ…」
部屋にたどり着いてルーシィは呟いた。
ーーー結局あの後、何でもありませんよ、と部屋へと通されたのであった。
「ホント、不思議ね…文字も読めるし。…この鞄に入ってるのも。」
ルーシィは短時間で気付いた事をざっと紙にまとめた。
【・文字が読める。 ・お金も使える。 ・漢字の存在。 ・漢字辞典。】
漢字辞典とは、漢字の意味などを調べる事ができるらしい。
「えーと、流は流れるを意味する。で、死は…これは、絶える。那が…たくさんある、ゆったりとしている」
ルーシィは手元にあった漢字辞典を使い『流死那』を調べていた。
「流死那…流れる、死、たくさん…。」
そこでルーシィの意識がはっきりした。以前も調べた事がある、と。
その時、誰かに教えてもらった気がする。
「えーっと、何だっけ……そうだ!」
『ーーーーーーー死人の血がたくさん流れているーー』
確か彼はルーシィの事を「流死那」と呼んでいた。つまり、自分の名は流死那。
(でも、あたしはルーシィ。向こうにずっと住んでいた…)
ルーシィはぶるっと震える。そんな怖い名が何故自分に、と。
ーーーー翌朝。
ルーシィは起きるなり欠伸をした。いつもは欠伸をしてもすんなり起きれるが、今日は寝付けていないのか、意識がハッキリしていない。
「二人共…よく寝れるわね……!」
ルーシィが寝れなかったのは、2人のせいと言ってもいいだろう。
…ガルナ島だったか…過去にもこんな事があったが、もういちどいう。
『変態と怪獣に挟まれて寝られるわけがない!』
と。
「〜〜〜とにかく!今日は仕事を探さなくちゃ。」
(あれ?なんか周りが…)
ルーシィはきょろきょろと周りを見渡す。
そこには、光が射していない世界が広がっている。
窓からの光はない。
ーーただ人工的な光が少し灯されているだけ。
(今は夜?いや、そんなはずは…)
考え込んでから1分弱。窓の外からカラフルな光が見えてきた。
それでも、人工的な光。陽の光はないのだろうか。
とりあえず、調査をしない事には始まらない。
「ほら2人共、起きて!」
そこでルーシィは勢いよくナツとグレイの布団を取り上げた。
「うぉーーー!!」
「うぁーーー!!」
部屋でナツとグレイの叫び声が反響した。
「何だ、ルーシィか…」
「びっくりさせんなよな、お前…」
「はいはい、調査に行くわよ。…朝のはずなのに辺りは真っ暗。絶対に可笑しいわ。」
ルーシィは考えた事をナツ、グレイ、ハッピーに伝えた。
……いや、殆どはグレイに、だ。
「でもな…そんな事って普通あるか?」
「ここはあたし達の住む世界じゃない。…だから、あたし達では非現実的な事が、こっちでは通常通りってことももありえるわけ。」
3人と1匹は出掛ける準備をした。ルーシィはとりあえずメモと筆記用具、昨日鞄に現れた物も鞄の中に入れる。
「えっと、これは…けーたい?」
鞄の中を見ると見慣れないものが入っていた。昨日、見逃していたのだろうか。
初めて見るものだが、日本の知識が備わったルーシィの頭ではこれが何なのか、すぐに分かった。
「3個ある…じゃあ、はい。ナツとグレイの。絶対、なくすんじゃないわよ?」
ルーシィは赤のケータイをナツに。青のケータイをグレイに渡し、自分は黒のケータイを持った。
「やっぱり、こっちとは少し違うのね…」
中を開いてみると、ある程度のアプリは揃っている。
検索アプリのtootlo。無料メッセージアプリのAE-NE。tootlo同様、検索アプリのKYAHOO!!
………マグノリア、最近のニュース!と日本、最近のニュース!なんてアプリも入っている。
さらに、それぞれのケータイで連絡ができるようにセットされている。
「誰がやったかは分からないけど…ま、仕事よ仕事!」
そうしてルーシィ達は夜空ではあるが、カラフルな光で溢れた賑やかな街へとくりだすのだったーー
色々な読み方〜〜〜〜〜〜
tootle……とーとろ
AE-NE……アイーン
KYAHOO!!……きゃふぅぅ!
陽の光……ひのひかり
欠伸……あくび
「あら、ウル!それにグレイ君!」
「あ、レイラじゃない!元気してた!?」
二人の女性の腕にいるのは男女の赤ん坊。ウルの腕にはグレイという男の子が。レイラの腕にはルーシィという女の子が。
「ねえ、レイラ…。アンタ、ルーシィをどこの保育園に入れるの?」
「私は…、星氷保育園かしら…」
「奇遇ね!あたしんところもそうなのよ!」
「そうなの…!!じゃあ、仲良くできるといいわね!」
「そうね!グレイをよろしくね、ルーシィ!」
「うふふ。ルーシィをお願いね、グレイ君!」
話していると、ウルとレイラの夫がやって来た。シルバーとロキだ。
「行くよ、レイラ。もう暗くなる。」
「ウル、お前も行くぞ。じゃあな、ロキ、レイラ。」
「分かってるって!じゃあね!レイラ、ロキ!」
「ええ。さようなら。」
「またね、二人共。」
この先、四人の二つの光はどのように動くのか。
続く
最後に何を書いたか思い出せない…。
林檎怖いねぇー(笑)
思い出した!!(前のを見ただけです)
ルーシィ目線
「大丈夫かなあ」
「…ああ」
ルーシィとナツは先ほど雪の中で倒れていた人を担いで(ナツが)いったんギルドの中に寝かせていた。
体系的に男の子だと思っていたが、薄いベージュ色の髪をした女の子だった。
え?なぜ「子」がつくかって?
だって見た目的にウェンディーと同じくらいだったから。
「大丈夫かしらその子」
カップを片手にミラが来た。
カップを机において女の子…少女の額を触るが熱がなかったらしく少し安堵の表情を浮かべていた。
「これ、起きたら飲ませてあげてくれる?温かいから飲んだら体があったまると思うの」
「はい」
「ありがとうルーシィ。今からマスターとこの子のことで相談してくるわ」
そういうと、行ってしまった。
皆は心配して何分かはそこにいたが、私が「あんまり大人数でいると驚いちゃうからここは任せておいて」というと納得したらしく散っていった。
でも、さっきからどうもふに落ちない。
この年で今の時間で歩いていたこと。あの吹雪で歩いて熱がないこと。
ルーシィは嫌な予感がしていた。
「ねぇ、ナツおかしくない?」
「…」
反応がない。
「ナツ、ナ…ツ……」
「…グーグー」
何でこんな時に寝てんのよ…。ハァ、とため息をつこうとした時だった。
「ここは、どこ?」
鈴のような声がした。
ルーシィは驚いて少女を見ると、髪をなびかせ起きている少女がそこにはあった。
続く
「真っ暗なのに、賑やか?」
外に出ると、テーマパークが広がっている。……いや、テーマパークではない。
「普通の、街よね…」
近くにある時計も、ケータイに映る時間も、7:00を指している。
「うーん、分かんないけど、とりあえず聞き込みから始めましょ。ナツは…心配だしあたしと一緒ね。グレイは、ハッピーと。よし、行動開始、」
助けられるのも時間の問題。もし間に合わなかったらーーーーー
「はやく探すわよ!」
ルーシィは最悪の状態のことを頭に入れ、ナツの手を引っ張って走って行った。
「ねぇ、ナツ。最近起きてる事件の事は分かったの。えっと、ほら、ここのニュース。」
「んぁ?事件?」
「あんた、話聞いてた?」
「おぉ!俺らが助けるやつか!」
「それよ…」
ルーシィはナツに気づかれないようにため息を吐いた。
ルーシィが見せたニュースには驚きの事実が載っている。
【日本、戦力不足のため全ての人は滅びる?!】
「戦力不足…って、戦いか?」
「そうみたい、相手は……『アルビート教』?」
とりあえず画面をスクロールしていくも、聞きなれない単語が飛び交っている。
そしてやっと記事の最後にたどり着く。
記事を読み終えたら次は単語について調べていく。
アルビート教……アルビート、という神を崇拝する者達のによって作られた、非公認仏教。
アルビート……世界を作り、世界を破壊すると言われる神。
戦姫……『初代破滅号姫』を操る事ができる、世界に1人の存在。日本の最終兵器。
大火苦戦争……アルビート教と日本による戦争の事を指す。
「結構、大変なのね…」
「…あぁ。……でもよ、この初代破滅号姫を操る奴が出てこねぇと意味ねーじゃん。」
「それは…わからない。」
ルーシィはケータイを器用に扱って大火苦戦争について調べていく。
「ねぇ、見てこれ!」
ルーシィが指差した画面には『金剛の書は遂に戦姫を導いた!戦姫の居場所はまだ掴めていない』の文字。
みさ!私が怖いってどーいう意味?^言^
三年の月日が経ち、今日は星氷保育園の入園式。ルーシィとグレイは三歳になった。
「レイラ〜!」
「恥ずいからやめろって!」
レイラ達に手を振っているのはウルだった。シルバーは、赤面している。(笑)
「あら、ウル!グレイ君、何組になったの?」
「うちは猫組よ。アンタのところは?」
「うちも猫組なの。先生ってば可愛いわよね〜。」
「ハッピー先生でしょ?いい猫〜」
ウルとレイラが話していると、シルバーとロキがやって来た。腕にはそれぞれの子供を抱いて。(笑)
「グレー、遊ぼー!」
「うん。ルーシー!」
二人はいわゆる、幼馴染。男女だからといって、仲が悪い訳では無い。むしろ、仲が良い方だ。
「ちょっと、ルーシィ!?シルバー!君のところにルーシィはあげないよ!」
「知るか!親バカも良い加減にしろっての!」
そして、二人の父親は腐れ縁的な関係で、自分達からしたら仲が悪いと思っているが、他人から見たら仲が良さげに見える。(笑)
「ロキ!良い加減になさい!」
「シルバー!うるさいわよ!」
シルバーとロキが言い争いを始めると、止めるのが女性陣だ。
続く
大晦日小説〜★
「サレイ!今日、グレイが帰ってくるぞ!」
オレはサレイ!オレの父ちゃんは滅多に帰って来ねぇ、S級魔導士だ!その父ちゃんが今日、帰って来るって!
「母ちゃん!今日、父ちゃんが帰って来るって!」
「そうなの?楽しみね!」
へへっ。楽しみだ!
〜三時間後〜
「帰ったぞ。ルーシィ、サレイ!」
この声は…。父ちゃんだ!!オレは玄関に向かった。
「おかえり!父ちゃん!」
「おう!サレイ、見ろ!」
オレが父ちゃんが指をさした方を見ると…
「晩メシはカニ鍋だぞ!釣ってきたんだ!」
……カニかよ!
「あら、グレイ!おかえり〜」
「おー、ルーシィ!見ろよ、カニだぜ!」
「ホント、カニだわ!今日はカニ鍋ね!」
「似てるな、お前ら!」
〜夕食なう〜
「あ、今日は紅白じゃない!リモコン!」
「あ、今日はガキ使じゃねぇか!リモコン!」
二人が同時にリモコンを取った。オレはこのとき、ヤバイと思った。
「…グレイ。この手はなぁに?」
「ルーシィこそ、その手は何だよ…」
二人の目線の間に、火花が散る。ヤベェ…。
「今日は紅白なのよ!大晦日と言えば紅白!!」
「今日はガキ使だ!大晦日と言えばガキ使!!」
そっから、ケンカが始まった。
「何よ!アンタなんか、全然帰って来ないくせに!」
「何だと!お前よりも稼いでんだよ!オレは!」
どーしよ。この二人、関係無いことまで持ってきちゃってるよ…。
「アンタなんか、息子の顔さえ覚えてなかったじゃない!!」
「お前が手紙で教えてくれねぇからだろ!」
オイオイ…。何か、オレまで出てんだけど…。
「サレイが可哀想じゃない!アンタのせいで大晦日が台無しよ!」
プツッ
オレの中で何かがキレた。母ちゃんが泣いたからだ。
「おいコラ、くそ親父!なに母ちゃん泣かせてんだよ!」
オレの怒鳴り声で父ちゃんは我に返った。そして、申し訳なさそうな顔をした。
「ルーシィ…。悪かったな。今日は紅白を見よう。な?」
「あたしも、ムキになりすぎたわ。今日はガキ使にしましょ。」
「いやいや、紅白だ。」
「いいえ、ガキ使よ。」
また何か、始まりそうなんだけど。
「今日は、ジャンケンで決めたら?」
「そうね!ジャーンケン…」
「だな!ジャーンケン…」
「「殴りィィィィ!!!!」」
ええええぇぇぇぇぇ!!!?
勝者 ルーシィ・フルバスター
よって、今年は紅白。来年はガキ使を見ることになった。
終わり
みんな、良いお年を〜♡
林檎ん?そのままの意味だったけど…。りんごちゃんには難しかったぁ?
私は…ナツルーが少ないのでナツルーを書こうかな。
「お姉さん、ここはどこ?」
「え?」
その時ルーシィの心の中になぜか恐怖が芽生えていた。
わからない、だが、このような覚えがあった気がする。
「ここはフェアリーテイルよ」
心を一旦落ち着かせてから答える。
「フェアリーテイル…フェアリーテイルフェアリーテ…」
少女は顔をうつむかせて口の中でずっと呟いている。
「魔道師ギルドフェアリーテイル…」
「そうよ。フェアリーテイル」
「フェアリーテイル!!!」
「え?!」
急に顔をあげたため驚いて少し退く。その少女の顔には先程とは違う歓喜の表情になっていた。
「よし!…あ、私はスティア。よろしくお願いします」
そう言って席から立ち、右手を伸ばす。
ルーシィは少し戸惑ったあとその手を掴みギュッと握りしめた。
「私はルーシィ!」
「ルーシィ…お願いしますルーシィさん」
一瞬表情が変わったような気がしていた。でも、そう思ったときは普通の表情だったため、気のせいかと思った。
「あ、そう言えばそこに温かい飲み物置いてあるから、飲んでおいて」
ルーシィはそう言い残してミラの元へ去っていった。
「ルーシィ…。見つけた」
先程の表情とはうって変わって狂気の表情になっていた。
「見つけた、よ…」
でも、数秒後にはその表情のまま涙が流れていた。
「み、皆さんよろしくお願いします。スティアです!!」
「ワー!!」
スティアは落ち着いたところで自己紹介していた。その時の姿はさっきの狂気に満ちていたのとはガラリと変わっていた。
「アンタ凄いわね」
ルーシィが皆が引いていったあとに、スティアに話しかけた。
「ありがとうございます。そ、そのお願いがあるのですが…(モジモジ」
「ん?何?」
「私、一応入ってることになったんで仕事いってもらっても良いですか?」
そうにっこり笑って指を指した仕事は…。
続く
↑ごめん私
皆大晦日 紅白派 ガキ使派 どっち?
スティア目線
ふふふ。楽しみだなぁ♪
…ていうかそんなことより。
「あの、なぜ皆さんいるのですか?」
「え?俺たち仲間だし。それに討伐だっけ?燃えてくるじゃねーか!!」
「はぁ」
もう、こっそり誘ってくれば良かった…。
「俺は…ルーシィが…」
「どうしたんですかグレイさん?そういえば前から思ってたんですけどグレイさんって…」
グレイが急に顔を赤くしたから言うのをやめた。
でもまあ、ナツもだけど二人共ルーシィが好きって…バレバレ。
「ま、いいですけど」
グレイとナツの肩をそっと触る。
もう、邪魔なんだから。
「ん?……zzz」
「あれ?何で二人共寝てるの??」
あぁ!ルーシィさんに心配をかけさせちゃった。
「多分…疲れたんじゃないですか?」
「そう…かもね」
愛想笑いは疲れる。でもルーシィ相手だと全然疲れない。それに…もうすぐ『アレ』ができるのだから。
「ま、ナツ達にかかれば楽勝だと思うけど」
「…ルー、シィさん」
ああ、ルーシィさん。あの事を知らないから。でも、言ってはいけない。
「大丈夫です!ルーシィさんなら!!」
「え?」
あ、言っちゃった。ま、信じないだろうし。
「次はー終点」
「あ、降りなきゃです!」
「私二人起こすから荷物お願い!」
「はい!」
ルーシィさんのために。早く終わらせよう!
「んん?」
「ふわぁーあ」
チラッと横目で見る。
あのためにコイツらは邪魔だ。
続く
「ここですね」
スティアは片手に地図を持ち森の中をどんどん歩く。
「え?ここって」
ルーシィ達が着いたところは視界が広がった大きな空き地だった。
「何だよここ」
「どーゆーことだ?」
「キャア!」
ルーシィの声がした方に二人は振り向く。
そこにはルーシィを縛るスティアがいた。そしてそっと肩を触るとコトン、と首が傾いた。
「お前!」
「何でだよ!!」
戦おうとしたときだった。
「寝ただけよ。心配する必要はないわ…それに」
スティアはいとおしそうにルーシィを見る。髪を掻き分ける。
「女神の子、よ」
「ど、どういう事だよ!」
走り出したその時。
「あまり、ガサツな事はしたくないので、暴れないでいただけますか?」
「くっ……」
スティアの隣に男が立っており、手袋をした手でルーシィの首を触っていた。
「そんなんじゃきかねぇだろうよ!それ…」
「なぜ私が手袋をしているかはお分かりになられないでしょう。まぁ、これを見れば別ですが…」
そういいルーシィの首から右手を離し、前に手をのばした。その手を右に素早く動かした。
ダン!
「嘘…だろ」
ナツとグレイの後ろにあったはずの木が消えていた。いや、正確に言うと倒れていた。
「わかっていただけたでしょうか。この手袋の意味を…」
「あ、あ……」
コイツらは…危険だ。
ナツとグレイの頭で危険信号が激しくなっていた。
「それでは」
「ま、まてよ!!」
風が巻き上がる。
再び目を開けたときにはもうあいつらの姿はなかった。
唯一ルーシィが消えた、という証拠を残したのは、持ち主が消えてポツンと落ちていたリュックサックだった。
続く
ガキ使!今も見て笑ってるww
そしてやっぱロキはルーシィを溺愛ですかw
「ほら、行くぞハッピー」
ここは魔法の使えない世界。つまりハッピーの自力で歩かないといけないのだが…
「オイラ…もう歩けないよ……」
と駄々をこねて歩こうとしないのである。
「オイラ…やっぱナツと一緒が良かった…」
さすがにイラついてきたグレイはハッピーを持ち上げると腕に抱えて歩き始めた。
「これで良いんだろ?」
「グレイ…」
「…んだよ、気味悪りぃ」
ハッピーはグレイをうるうるした目で見つめた。
「あれ?なんであたしの顔が……」
記事の下にはルーシィの顔写真が載っている。……戦姫、という字と共に。
「なんだ?これ…」
ナツも顔をしかめる。
「そういえばさっき、流死那姫って…」
はい。この小説飽きた!だから通りだけ説明して前の小説の続きを!セイバー対テイルのやつ!
ルーシィは戦姫だった!
王宮まで行って初代破滅号姫に乗り、アルビート教を負けに!
無事戻ってきた!
てな感じでww
…林檎たん、怒らないで?キュピーん❤︎
お久しぶりです!w
231:蓮:2015/12/31(木) 23:23 ID:O.U林檎〜おる?w
232:きど◆WHE:2016/01/01(金) 01:13 ID:xcc 結構来てなかったなぁ(´・ω・`;)
あけましておめでとう☆☆ヽ〔●´∀`●〕ノ
今年もよろしくね(∩´∀`∩)
↑るーしぃよ(笑)
234:みさ:2016/01/01(金) 08:41 ID:xuI Happy New Year!
今年もよろしく!
あけましておめでとう!今年もよろしくお願いします!
蓮蓮〜!おひさー★笑
みるくてぃズルい!私だってあの小説やめたけど、続き思いついたもん!私だって書きたいよぉぉーーー!!!(つД`)ノ
ぇ、え?みさーどーいう意味?私、小6だから分かんないよー
私はガキ使!でも、三代目とかが出たら紅白見てた!マッチが出たときも!
ガララ ガララ キーーーガタン 運転手「着きましたぜ、お客さん」どうやら着いたらしい。私の名は、『ルーシィ・ハートフィリア』私はここに、マグノリアに越して来た。というか追い出されてここに来たって感じ…父上に私は反抗。
父上の怒りを買い、追い出されたから、ここに来たんだっけ。 ル「新しい家は、ここか〜」ガチャ ん、良い部屋
部屋代は、確か7万ジュエルくらいだっけ…とりあえず… ボスッ ル「ふーー、ベッド気持ち良い〜、えっと、ご飯
食べなきゃな〜、外食しよう!!」カチャン んーっと、ここにしよう!!カランカラン ル「すいません一人なんですけど」 店員「ただいま、大変混んでおります。相席でもよろしいですか?」相席かぁ、お腹空いてるから…
ル「はい、じゃあ相席で。」 店員「じゃあこちらになります」そういって案内された相席の人は…
ル「こんばんわ、相席すいません」 レビィ「こんばんわ〜、私はレビィ!あなたは?」 ル「ルーシィって言います」レビィさんは、感じ良い子だなぁ…そうこうして私達は、仲良くなった レ「へぇ、学校探してるんだぁ
じゃあ、フェアリーアカデミーに行けば良いと思うよ〜、ルーちゃん!!」 ル「ありがとう!困ってたんだ〜」
というわけで私はフェアリーアカデミーに通うことにした。明日から、私の新しい学校生活が始まるんだ!!
キーンコーンカーンコーン
ハッピー「あい!!今日は、転校生が来てます!入ってきて下さ〜い」 ガララ ル「私の名前はルーシィと
言います、よろしくお願いします!!」 ハ「あい、というわけでルーシィの席はあそこです!!」
えーと、指された先は… レビィ「やっほー!よろしくね、ルーちゃん!!」 ル「レビィちゃん!?ここに
通ってたの!?」で、でも良かったかなぁ、仲いい子ってレビィちゃんしか居ないし…
キーンコーンカーンコーン ハッピー「あい!これで授業を終了します!!」
一回切ります。あと、あけましておめでとうございます!
「あけましておめでとう!サレイ!グレイ!」
「おめでとう!母ちゃん!父ちゃん!」
「おめでとさん、サレイ。…姫様。」
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!
オレ達の家では昨日、ジャンケン殴りっていうのをやって、母ちゃんが勝ってからは父ちゃんは母ちゃんの事を姫様と呼んでる笑
「初詣に行くから、袴着てよ!」
母ちゃんはオレに青い袴を、父ちゃんには黒い袴を着させた。
「お前は何も着ねぇのか?」
「あたしだって着るわよ!ちょっと待ってて。」
待つ事三十分。母ちゃんがやっと洗面所から出てきた。
「ジャーン!どう?似合う?」
母ちゃんが着てたのは緋い着物だった。
「ぇ、無反応?一番傷付くんだけど〜!」
オレ達は、母ちゃんの言葉で我に返った。
「母ちゃん似合う!めっちゃキレイだぜ!」
「ああ。似合ってるぜ、ルーシィ!」
「ありがとう!サレイもグレイも似合ってるわよ〜!」
オレ達はマグノリア神社に行った。でも、そっからが大変だったんだ。
「お姉さん、俺らと遊ばね?」
「え、あたし?グレイ〜この人達が遊b「はーいはいはい。コイツ、オレの連れなんで。」
母ちゃんはあの見た目でナンパされた事が無いらしく、遊ぼうの意味を間違えてる。そして、父ちゃんを呼んで遊ぼうとする。父ちゃんはそんな母ちゃんの口を塞いで、ナンパした男を睨んで行く。
「あ、順番きた!一Jあげたでしょ?それを箱に投げて!」
「おう!」
オレは母ちゃんに言われたとうり、箱に一Jを投げた。
「そして、お祈り!」
一礼 パンパン
「(グレイとサレイが元気に過ごせますように。)」
「(父ちゃんがもっと早く帰って来て、母ちゃんが喜びますように。)」
「(ルーシィと×××をして、兄妹を作れますように。)」
フルバスター家がそれぞれの願い事をする。大体の願い事は分かるけど、言ったら叶わないから言わねぇ!
「さて、ギルドでパーティがあるから行こうか!」
「おう!父ちゃんも行くよな?」
「当たり前だ!行くぞ!」
オレらはオレを真ん中にして、手を繋いでギルドに向かった。
おしまい
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!
はい、いつに日かの続き。
「あいつは女神の一員なの。だから…早々に殺しておかなくちゃいけない」
リサーナはぶつぶつ呟いていた。……だからだろうか、彼女は気付けなかったのだ。
ーーーーーーーさっきまで倒れていた女性の生力が蘇っていることに。
リサーナってそんなキャラだっけ!?
「いい?ルーシィ。パパとママはギルダーツに会いに行くから、グレイ君のところでいい子に待っててね。」
「ルーシィ!グレイに何かされたら、絶対にパパに言うんだよ?絶対だよ!」
「分かったー!グレーのところでお泊まり〜!」
今日はレイラとロキがギルダーツに会いに行く。ギルダーツとは、フィオーレ一の実業家だ。
「そんな訳で、ウル、ルーシィをよろしくね。」
「いいわよ!お嬢様も大変ね〜」
「ママ〜、バイバーイ」
「ええ。バイバイ。」
ロキとレイラは車で行ってしまった。
「さて、ルーシィ!ご飯食べるか?」
「うん!グレーは?」
「グレイなら部屋ん中でシルバーと遊んでるよ。」
「行ってくるー!」
「はいはい。」
ルーシィがグレイの家に来るのはこれが初めてではない。何度も行っているからどこに何があるかは知っている。
「グレー!遊ぼー!」
「ルーシー!いいよー!」
「ルーシィ、何がしたい?」
「おままごと〜!あたし、ママやる〜!」
「じゃあ、オレ父ちゃん!」
「オレは…。観客。」
「じゃあやろう!」
そんなこんなでおままごとが始まった。
続く
そっか林檎ごめんねぇ(T^T)
難しかったか…。
そろそろ茶番は疲れた、やめよ(笑)
ていうか紅白赤勝ったのが意外すぎる。
スティアは、本当の自分の場所に戻ってきて、一息ついていた。
その隣にはルーシィが眠っている。
「ねぇ、スティア。この子本当にあの子なの?」
スティアに声をかけた小さな男の子。ロメオと同じくらいの子だ。
「ええ、そうよ。フィン」
にっこりフィンに笑いかける。
「え〜、でもスティアの魔法でねてんじゃん」
不満そうに口を尖らせる。
「ああ、これね。これは私の魔法じゃないわ」
「え?スティアの魔法じゃないの??」
少し目を大きく開く。
「私の魔法じゃ、寝たりなんかしないわ。それに…」
「え〜…」
「まだ納得しないのですか、フィン?」
「キース、だって信じられないよ」
木を素手でなぎ倒した男、キースが出てきた。
「私が証明しましょう」
「キ、キースやめなよ!」
キースは手袋を外し置いた。そしてルーシィの方へ手を向け素早く動かした。
「ああ!」
「……」
フィンは少し高い声で悲鳴をあげた。スティアは無言で眺めている。
「キ、キースてめぇ!!」
「まて、見てみろ」
「あぁん?」
キースに促されてルーシィの方を見る。煙がたっていてあまり見えない。が、よく目を凝らしてみるとルーシィが縄が切れた状態で座っていた。
「いいか」
「え?え?」
「この方は神にも等しい存在だ。だから私たちの計画に役に立つ」
「で、でもこいつは魔法を使う。これじゃあ!!」
キースは微笑んで言った。
「あいつらが失敗したフェイス計画2!俺たちの計画が成功したらこいつは…」
「忘れるなフィン。この方は女神の子ということを…」
そして、その部屋は沈黙ができた。
フェアリーテイル
「おい、どういうことじゃ」
「わかんねぇよじっちゃん!でも…でもスティアはあいつらの仲間だ!」
「…なんじゃ、と」
「そう言えば最後に『女神の子』とかなんとかいってた気がする…」
「女神の子?」
どういうことだ。ルーシィが女神の子?意味がわからん。
「こーんにーちわー」
ダン!とドアを開け入ってきたものの声だ。その姿は小さな男の子に見える。だが、その影はひとつではなかった。
「…スティア!!」
「ルーシィ!」
「皆!!」
スティアの隣に真っ黒なドレスに身を包んだルーシィが立っていた。
「お前!!」
「静かにせい!お前ら」
大きな声をあげたのは以外にもマスターだった。
「お主ら、なぜルーシィを奪った」
「ククク。ルーシィの正体を知っているかい?」
「何だよ、それ…」
するとキースが前に出た。
「ことは昔、まだ宇宙しかないことです。
ある女神が一人でおりました。
その女神は『地球』を作りました。そこに海、陸、空を作ったのです。
そして、神を作りました。
その髪は人間、魚、動物、ドラゴンを作り、魔法、呪法を作りました。そして君たちが恐れたゼレフをもお作りになられたのです。
そして女神はある一人の子供を作りました。
ブロンドの綺麗な少女。その名は『レイラ』」
「お母さんの名前?!」
「でも、そのレイラには女神の力が宿っておりませんでした。でも、その方にも娘ができました。ルーシィです。そしてそのルーシィには、女神の力が宿っておりました」
「え??」
そんな、嘘だ!と皆口を揃えて言っていた。
続く
みさー!続きプリーズ!
「お父さ、お帰りなさい。」
「たらいまぁ。お酒ちょーらい!」
「はいはい。どーぞー。お仕事どうれしたか?」
「マルドギールに怒らえた。」
シルバーはこのやり取りを見て、ビックリした。自分とウルのやり取りだからだ。
「そうれすか。大変れしたねぇ。」
「お前に癒してもらいたいぁ。」
シルバーはニヤリとした。ルーシィかわええ。ルーシィ欲しい。と考えていたらいい考えを思いついたのだ。
「ルーシィ、お父さんが疲れてるときはキスをしてやる。」ニヤリ
ルーシィは考え込んだ。
「分かったー。やる〜。グレーおいれー!」
ルーシィはグレイをよんで
チュッ
グレイの頬にキスをした。グレイも一度考え込むと
「お返しにチュー」
ルーシィの頬にキスをした。
「ヤベェ…。うちの息子と義娘めっちゃカワイイ」
シルバーは鼻を抑えてたとか…
続く
「じゃあ、お前らはなんなんだよ!」
ナツは声をあらげた。
「私たちは神の使いのもの。今、女神ははおりません。なので世界をフェイス計画2でリセットするのです」
「フェイス…計画」
それはこの前、この世界から魔法をなくそうとしていたフェイス計画の2つめだった。
だが、それは少し違って、魔法がなくなるどころかこの世界をリセット。初めの何もない状態にする、ということだった。
「何で、そんなことを…」
「今、ルーシィ様は新たな女神候補としてあがっています。でもそのためにはあなたたちが」
「邪魔なんだよ!!」
そういってフィンは暗闇をだした。
その暗闇は真っ黒でどこにあるのかわからないものだった。
「ぐぁ!」
「皆!!」
ギルドの皆はその暗闇にのめり込んでいく。
ルーシィは心の中で願った。
どうか、助けてほしい、と。
一瞬暗闇が光ったような気がした。だが、変わらず皆はのめり込んでいく。
「この闇に入ると何をしても戻ることはできません」
フィンは恭しく一礼して言った。
「あ、あ…」
ルーシィの瞳から、全ての光が失われていた。
「ルーシィさん、あいつらは消えてしまいました…」
「いやぁぁァァーー!!!!」
ルーシィの周りで風が吹き始めた。それもとても協力な。
「うわっ!これが…ルーシィさんの力。これで、この世を…」
そういって他の二人も笑っていた。
続く
ここは、どこだろう。真っ暗な世界だ…。
何で、こんなことになったんだっけ…。…ルーシィ。
そうだ!ルーシィ!!大丈夫だろうか!ルーシィ!ルーシィ!ルーシィ!
「ルーシィ!!」
目を開けることが出来た。
でも、真っ暗だ。さっきと同じようだ。たっているのかもわからない。どっちが上でどっちが下で…。
その時気づいた。
回りにシャボン玉みたいなのがあって、その中に何かがいることを。
誰がいるかは分からない。
人かも分からない。
でも、希望を持って、仲間だと思って、グレイは走り出そうとした。
でも…。
「うわ!!」
どこが前か後ろか上か下か右か左か分からないのに、歩けるはずがない。
グレイはそっと足に向かって手を添える。
「アイスメークフロア」
言えたのか分からない。
だが、手に冷たい感覚があった。
床が出ているか分からないが、とにかく走って走った。
ドン!パシャン!
風船みたいなのに当たって弾けた。
手を大袈裟に振ると何かに当たった。髪的にナツだった。
耳元に口を近付け大きな声で叫んだ。暑くなった気がした。
「うるせぇーー!!」
炎がでた瞬間にグレイは松明的なものを作り炎を入れた。
すると、回りが明るくなりナツの顔と、皆のシャボン玉的なのに入っているのが見えた。
だが見たところ、生きているか分からない状態だった。
続く
〜〜〜休み時間〜〜〜
外、行こうかなぁ… ガタン レビィ「ルーちゃん?どこいくの?」 んーと…… ル「………秘密!ふふっ!!」
レビィ「ええ〜!教えてくれたっていいじゃん!あ!!ルーちゃん待って〜!」ガタッ、タタタ 校内探検〜♪
ここは… ル「図書室か〜、次行こっ!」んーっとここは ル「理科室…何でこんなに魚の標本、種類たくさん有るのよ…」
ル「んーと、ここはー、家庭科室…包丁めっちゃ丁寧に保管されてる…」 カツカツカツ、ガチャ ギィィ…
一方、そのころ……
レビィ「ルーちゃん、ここには……居ないなぁ…」←図書室 レビィ「ここは〜、違う!もー!どこ〜!?」←理科室
レビィ「ここにも…居ないよ〜!」←家庭科室 レビィ(あとは、視聴覚室?は、もう行ったし、あとは…あとは〜…
屋上!?)タタタタッ ルーシィの方に戻します
ビュオオオ… ん、風が冷たくて気持ちいい…あれ?誰か、いる…?黒髪の人と…桜髪の人と…紅髪の人…黒の人と桜の人は
大乱闘……紅の人は…止めたけど…止めたんだけど…どちらも軽く気絶してるよ………
?「ん?おい、何見てるんだ?とりあえずこっちへ来い」 えーと、私、だよね…?
?「私はエルザだ,お前の名はなんだ?」えっと… ル「ええと、ルーシィ…です!クラスは、1ー4です!」これで良いのかな? エ「そうか。1ー4…ということは、ハッピー先生だな?……おい、起きろ!ナツ、グレイ!」
へぇ〜、桜髪の人はナツ…黒髪の人はグレイって言うんだ… 「「んんっ…」」 あ!起きた!!
グレイ「アンタは確か転校生の… ナツ「ルーシィ!!」 私の名前、知ってたんだ…言ってないんだけど……
エルザ「コイツらは、ルーシィと同じクラスだ」
一回ここで切ります
「ルーシィ、グレイ、シルバー!ご飯だ!降りて来い!」
シルバーが鼻を抑えていると、下からウルの声が聞こえてきた。
「ルーシィ、グレイ。飯だ。」
「ごはーん!」
「めしー!」
二人はシルバーの声を聞くと、すぐさま下へ行った。
「おばちゃ、ご飯!」
「ちょーっと待った!手ェ洗ってきな。」
ルーシィとグレイは素直に手を洗いに行った。シルバーは行かなかったが。
「今日はクリームシチューだ。たくさん食べろ。ルーシィもな!」
「うん!いただきまーす!」
「いただきまーす!」
「おいしい!」
「うまい!」
二人はあっという間にシチューを食べ終わった。
「お風呂行っといで〜!二人で入れる?」
「入れる!グレー、行こー!」
「うん!ルーシー、行こー!」
ー脱衣所ー
「百数えるまで出ただめらんだぉ。」
「そーなの?分かった。あたし、がんばる!」
ー風呂ー
「いーち、にーい…」
「熱い!出たいれす!」
「だめらよ!」
「う〜〜…」
続く
「…ん」
ルーシィは起き上がった。誰もいない部屋には、血の匂いが充満している。
「この匂い、…あ。あたしのだ。」
自分の血に気づくもスクッと立ち上がり、部屋を出る。
「リンが出場してんのに、何やってんだろ。」
そう呟いた彼女の姿は血にまみれた少女だったーーーーーーーー
「ナツ、頑張れー!」
フェアリーテイルの席でリサーナはナツを応援する。他のみんなも応援はするがここまで情熱的にはならない。
「おう!」
……あと少しでナツの番。先ほど見たリンの戦い方は自分とは違うが、負ける結果など考えてもいなかった。
『次はグレイ選手ー!一体どんな戦いを見せてくれるのかーー!」
「…はっ、お前も魔力は切れてきてんじゃねーの?」
「切れてない。そっちも気をつけて」
リンは先ほどとはうって変わって物理攻撃に移る。
攻撃の仕方は違えど武器や服装は同じ。
リン(ドキッ…)
リンは少し胸の高鳴りを感じた。
「ぐはっ…」
一瞬の出来事に目を見開く観客だが、リン自身も目を見開いている。
(何、今のドキッ、は。何故、傷つけたくないなんて…)
リンってばグレイに恋したの!?ヤダァ♡
250:みさ:2016/01/02(土) 20:34 ID:IRo 林檎のキャラ不安定…。
林檎って時々すごく変わると思う人!
Yes or No
どっちかなー?
おいコラ、みさー。どーいう意味だコラァ。B型だから二重人格なんだよ、バーカ。( ̄Д ̄)ノ
252:みさ:2016/01/02(土) 21:11 ID:IRo
グレイとナツは周りの仲間をすべて救出した。だが、その中には息絶えたものも、多くなかった。
いま、現状で残っているのは、ナツ、グレイ、エルザ、シャルル、レビィ、ガジル、ミラ、マスターの8人だった。
圧倒的に死んでいるものの方が多かった。
「ハッピー…」
ナツはハッピーを抱えながら言った。イグニールを失って、心の傷はすぐに癒えなかった。でも、やっと治りかけた時に、ハッピーをも失った。その傷はとても深い。
「ウェンディー!」
シャルルは、ウェンディーを揺すぶって、名前を呼ぶ。だがそれは変事をしない。
グランディーネを失った傷を一緒に、ずっと、分かち合って生きようと思ったのに。
シャルルだけが、大きな心傷ができた。
「リリー!!!!」
ガジルは、思い切り泣いた。
メタリカーナの時より大きな傷を負って。ずっと相棒だと信じてたものを失って。
「だ、大丈夫だよガジル」
「…大丈夫じゃねーよ……。お前は大事なものをうし…」
ガジルは気づいた。我慢しようとしても出てくる大きな粒の涙を。
わかっていた。リリーを失ったガジルへの励ましの言葉であると同時に、一緒にいた2人の大事な仲間を失っていたことを。
「エルフマン!リサーナ!!」
昔のことを思い出した。リサーナが死んだときのことを。
あのときは、エルフマンがいてくれて、みんなもいてくれて心の支えにもなった。
でも、今はどうだろうか。あの2人どころか、ほぼ全滅している。
なぜ、私が生きているのだろう、という言葉が頭によぎった。
行かなきゃ、みんなの元へ…。
「駄目だ!!ミラ!!」
「やめてエルザ!!お願い!!…お願いだから、2人の、所、へ…」
エルザに腕をつかまれ振りほどこうとする。が、力が入っておらず振りほどけず、とうとう倒れた。
「大丈夫だ、私がいるから…」
「…エルザ」
ミラは、エルザの腕の中で、眠り込んだ。心の支えは、無くなっていなかった。ぬくもりも、まだあった。
静かだな。グレイは唐突に思った。それは、ジュビアがないため。
今までうっとおしく思えていたのが、心が空っぽになったみたいに寂しくなった。
俺、ジュビアのことが好きだったのかな。でも、違う。俺が本当に好きなのは…ルーシィだからだ。
ごめんな、あんなにお前は俺を思ってくれたのに、なのに俺は…。
誰一人として助けられず、ただのうのうと生きてる。
「ちがうよ」
その言葉は皆からかけられた気がした。
ゆっくりと顔を上げると、みんなが立っていた。
そも顔は、どこがはかなげでもあったが、何かが吹っ切れたような顔だった。
「いいか、ガキども!!」
マスターは涙を見せず行った。
「わしらは仲間、家族を殺されたようなもんじゃ!でも、ここで立ち止まっちゃいかん!死んだ奴らの分まで、精一杯生きろ!死にたいなんて思うな!進め!!」
続く
林檎馬鹿って言っちゃだめだよ(笑)
ちなみにうちの部活では、馬鹿って言っちゃだめだから『ホースディアー』っていうのが流行ってます。
馬→ホース 鹿→ディアー
林檎、私もB型だよ(笑)
どうしよう、死んだ方々を生き返らせた方がいいか、そのまま死んだ方がいいか…。
255:みるくてぃ:2016/01/02(土) 21:54 ID:Avs ホースディアーウケるww
『フェアリーテイル、全員破れたー!ということは…』
『リン選手の勝ちですな』
最後の相手を倒した時、リンは笑みを見せた。
リンの勝利に歓声が湧き起こり、リンの笑みに見惚れた者もいた。
「リーン、おめでとー!!」
彼女、ルーシィもそのうちの一人……の筈だった。
ルーシィはリンの勝利を一番に祝いたい、そう考えていたがーーーーー
ーーその考えは、二人の人物によって壊されたーー
「…ルーシィのこと、嫌いか?」
「…ううん。私は嫌いじゃないの……だけど、ルーシィは私を嫌ってる…!」
「大丈夫だ、俺はもうルーシィから離れる…。お前を傷つける奴なんて、軽蔑する。近づきたくもねぇ」
(…デジャブ。)
血まみれの少女は歩いていた。……ただ歩いていただけなのに、一人の親友の勝利を祝いたいだけなのに、悲惨な目にあった。
角を曲がろうとした時、声が聞こえた。その声が発する言葉は少女にとっては絶望に等しかった。
「期待したあたしが馬鹿だったのかな?」
少女が自分はフェアリーテイルに必要、そう感じていたのは事実だった。水中戦で見せたエルザの切なげな表情も、戻ってきてほしいのかな、そう感じていた。
「……もう、どうにでもなっちゃえ…!」
少女は自らの首に短剣を突き刺した。
「っ………」
血まみれの姿はさらに酷くなった。綺麗な金色の髪は血という朱で染まっている。
そして少女は願った。
(もう一度、あの頃に戻りたい…)
少女は思った。
(……貴方が、好きで、す…)
「ねぇ、ナツ。今度の依頼で劇をやるの!練習一緒にしてくれない?」
「あ?劇……この名前、」
「うん、ルーシィの名前が一緒だけど…気にしないで。」
「…おう」
(知ってるの、貴方があたしと彼女を比べていたこと。気付いてた。あたしはあの子の代わりだった。…いつでも、誰からも必要とされなかった。)
(ーーーだから、こんな人生に終止符を。)
(笑)
鹿の英語がわからなかった(笑)
最終的にディアー(笑)
え?鹿はDEER ディアーでいいんだよ?
259:みさ:2016/01/02(土) 23:37 ID:IRo そうなの?!
むんむん頭いいね…。
私英語なんて大嫌いだからわかんないよ…………。
ルーシィは力が尽きたのか、倒れた。
もう、ルーシィの心は壊れていた。目の前で仲間を殺されて、自分だけ生きている。
その状況はとても辛かった。死と同じくらいに。
「スティア、終わったか?」
「ええ、ルーシィさんは多分自分の心は残っていない」
フィンの問いかけにスティアはルーシィに近づきながら言った。
「もう、近づいても平気なのですか?」
「分からない、でもまずは運びましょう」
「そうだな」
ルーシィにスティアは手をかける。真っ黒なドレスと合う白い肌は、とても冷たく、握りしめたら壊れそうだった。
ルーシィは目を覚ます。すると、見慣れない部屋にいた。
前のことを思い出せない。名前も、性格も、すんでいた場所も、どんな人間だったかも。
___コンコン
ドアがノックされ、ルーシィは首だけを回しそちらを見る。
「ルーシィ…さん」
「あなたは、誰」
スティアにそう聞くルーシィは目から光も失い、纏うオーラも変わり、口調も変わっていた。
「あなたは、ルーシィ。女神の子」
「女神の…子?」
「そう、あなたには仲間がいない。家族もいない。友達もいない」
ルーシィの混乱して理性を失った頭に嘘の事を教え、植えこむ。
「あなたは、この世界をこわさなきゃいけない」
「何故?」
「あなたは家族を殺された。フェアリーテイル、というギルドに」
「殺…された」
その瞬間ルーシィの回りに殺気が溢れた。その凄さは、スティアもあとずさるほどだった。
「殺して…やる」
ルーシィの目は爛々と輝いていた。
スティアはやっと気付いていった。
「これじゃあ…もしかしたら」
その後は言えなかった。
続く
今の小説ちょっとぶっ飛ばして、小学生時代に入ったろ。笑
262:みさ:2016/01/03(日) 07:58 ID:IRo林檎≫え?それって私?でも、ルーシィはほぼ記憶喪失的な感じだからそう見えなくもないかも…。(もし私なら)
263:林檎:2016/01/03(日) 11:39 ID:U5o みさ)違うよー。私の小説の事だよ〜。今は一応保育園だし。
でも、確かにみさの小説のルーシィも記憶喪失だし小学生と変わんないね〜!笑笑
「皆さん!学校ではルールを守って…
「長い…、しんどい…」
「校長の話長ェ…」
林檎の都合により、保育園から小学校に変わったルーシィとグレイ。今日は入学式だ。
…ですから、頑張っていきましょう!」
校長先生の長い話が終わり、新一年生は外に退場した。
「グレイ、式はどうだったか?」
「校長の話が長ェ」
「ルーシィはどうだった?」
「あたしは、他のお母さんにジロジロ見られた…」
「そっか。ボク達のせいで…」
ルーシィの家はギルダーツに並ぶ実業家だ。金持ちのお嬢様が何故、普通の学校にいるのか。そんな目で見られた。
「でもね、お友達もできたんだよ!」
「そうだぜ!ナツって言うんだ!」
「あと、一個上のエルザ!あたしにお花をあげる係りだったの!」
ルーシィは明るい声を出して、ナツとエルザの事を話した。入学式の後、教室に入って自分の席を覚えて帰る事になっている。ルーシィとグレイは隣同士で、ナツはその後ろ、つまり同じ班のメンバーなのだ。エルザは、二年生が一年生に花を渡す事になっていて、ルーシィの相手がエルザだったのだ。ちなみにグレイはジュビアという変わった先輩だった。グレイに花を渡すなり、鼻息を荒くしたのだ。
「明日から楽しみだな、ルーシィ!」
「うん!そうだね、グレイ!」
続く
林檎≫少しビビった(笑)
266:みさ:2016/01/03(日) 14:06 ID:IRo
ああ、いい天気だなということで、関係ないけどハッピーの一句!
「あい!
魚さん おいしそうだな よだれ出そう えへへ…(ジュルリ」
すいませんでした。
みさ)ハッwピーwさwいwこwうw
268:みさ:2016/01/03(日) 15:47 ID:IRo
「出よう、とは言ったものの…」
「どうやってでるんだ、これ?」
周りは、闇、闇、闇。闇しかない状況だ。
本当は必ず死ぬため、出口などあるわけがない。
『皆さん!』
「この声…」
皆は、一斉に振り返る。
そこには、メイビスが立っていた。でも、その顔は、いつになく真剣だ。
「初代マスター…」
『このままでは、フェアリーテイルか滅んでしまいます。それは絶対に避けなければいけません。でも、あなたたちなら、きっとやってくれると信じています」
「で、でも初代。それ…」
「今、出れないのにどうやって…」
『私があなたたちを出します、でも1つお願いを聞いてください』
「お願い、とは?」
メイビスの顔は、迷っていた。
本当に言うべきか、言わないべきか。でも、これはフェアリーテイルの一存にかかわること。
『私は、あなた達をここから出したら、消えると思います。だから…』
『ルーシィを早く止め、フェアリーテイルを続けられるようにしてください!!』
___そして、涙を流した。
続く
林檎ありがとう(笑)
270:林檎:2016/01/03(日) 16:27 ID:U5o 思い出しただけでww
「じゃあ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい。ルーシィ。」
今日はルーシィ達の初登校日だ。ルーシィは近所のグレイと一緒に行く。
「グレイ、待った?」
「今来たとこだよ。早く行こうぜ!」
「うん!」
ルーシィとグレイが一緒に歩いていると、一人の男の子がやっ来た。
「お前、昨日母ちゃんに来てもらえなかったんだろ!親無し入学式ー!」
と、言って走って行った。男の子の名前はガジル。ルーシィと同じクラスの子だ。
「なっ…!アイツ〜!」
グレイは追いかけようととするが、ルーシィに止められた。
「いいよ、ホントの事だもん。ママも忙しいし、パパが来てくれたし。」
そう言うルーシィの顔はまるで、一年生とは思えない大人びていて、切なそうだった。グレイは一瞬、ドキッとした。
「ルーシィ…。なら、お前とオレが結婚したら、一人にはさせねぇ。ずっと一緒な!」
「うん!グレイ大好きー!」
「オレもルーシィ大好きだ!」
グレイとルーシィは手を繋いで学校へ向かう。
続く
林檎たん))…うん、かわいい。
戦闘を終えたリンはセイバートゥースの元へもどってこきた。
「……ルーシィ。」
見当たらないルーシィに気付いたのか、リンは顔を切なげに歪めた。
「っ、まさかっ!」
リンは駆け出した。誰も追いつかないようなスピードで。
「、?リンの奴どうしたんだ…」
「…ルーシィさんの危険を察知したのでしょうか…。だったら、私達もいきましょう!」
「あぁ。」
「おう!」
ーーーーーー悲劇の幕開け--第1章 FINーーー
だあぁぁぁぁ!!!みるくてぃめ!本当に続きを書きやがって!…今の小説終わったら私もしようかな…ブツブツ
273:みるくてぃ:2016/01/03(日) 20:39 ID:uQc
「あの日と、同じ…また、守れなかった…」
リンは涙をこぼした。その視線の先には血に染まり横たわる少女の姿。
「ルーシィ…君は僕を恨んでる?」
問いかけても返事は返ってこない。そんな歯痒さにリンは何も感じない。
ーーー もう、慣れてしまったのだ。
「ルーシィ、次は絶対、守るよ」
……しかし、ルーシィと呼ばれる少女にルーシィの面影なんて見当たらない。
少女は金色の髪の毛が三分の二ほど朱に染まっており、顔つきも少し幼い。
……………この少女に話しかけるリンの姿にそっくりなのだ。
髪の色は少し違えど、双子のように感じる。
「ルーシィ、僕が信じられるのは君だけなんだ…だから、--------------------」
君と幸せになるまで、ずっと闘い続ける…
少女は涙を流した 優しき姉の死に
その涙は止むことを知らなかった
唯一の姉を失った少女は考えた
自分の力で世界を転移すればいい、と
その少女の願いは叶った
姉と共に過ごす日々は幸せだった
「…、」
リンが抱き抱える少女の目が開いた。
「ルーシィ?ルーシィ、起きてるの?」
リンは微笑むのを堪えて必死に詰め寄る。
「……」
しかし少女は口をパクパクさせるだけだった。
「…声が、でないの?……そっか、僕の涙で血は抑えても、傷跡は…残るね」
リンは眉を寄せた。
「でも、命だけはある…ありがとう。」
リンは自分とそっくりな顔の少女を抱きしめる。
すると少女は何で、とでも言いたげに首を傾げた。
「…生きててくれて、ありがとうっ…」
リンは泣いた。少女の温もりを感じながらーーーーー
少女と姉の幸せはすぐに壊れた
少女の姉は死んでしまった
そこで少女はまたもや世界転移をした
しかしそこでは姉が財閥家の元へ、赤ん坊の姿でうまれてしまった
そこからは繰り返し
姉はある仲間と過ごし、笑った
その笑いを奪う者が姉を苦しめた
苦しんだ姉は仲間を離れ、別の笑い溢れるところへ行った
少し後にかつての姉の仲間、今の姉の仲間は絡んでしまう
そこで姉の笑いを奪った者は姉を死に追いやった
……その、繰り返し
少女は姉が最初の仲間を離れた時に現れ、姉を見守った
姉が死んだら時間軸を戻した
世界転移をすれば話は早いが、もはや少女に世界転移をするほどの力は無かった
少女は泣いた 笑うことなんて無かった
姉の死はトラウマでもあり、生きがいでもあった
いつしか少女は感情を失った
そんな少女も、姉の死を発見した時、古き親友の前では感情を表した
いつだって、信じられるのは古きにわたる親友と姉のみ
そんな日常を繰り返していたが、奇跡が起こった
今回の時間軸で、姉は救われたのだ
なんかむんむんのあの終わり方かっこいい…。
むんむんより、みるくてぃの方がいい?
みさ))どっちでもいいよ!
「さ、行こう。」
リンは少女--ルーシィの手を取り、歩き出そうとした。
「…、!」
しかし、ルーシィは歩き出そうとしない。首を横に振り、拒絶するだけだった。
「…大丈夫、ルーシィは一人じゃない」
その声に安心したのか、ルーシィは頷くとリンについていった。
(ルーシィが喉を壊すのは…初めてだ。)
リンはちらっと横目でルーシィを見た。
その目に映るのは自分そっくりの顔。
綺麗なセルリアンブルーの瞳も、綺麗なピンク色の唇も、柔らかな白い肌も。
まるで鏡合わせのようだ。
「ねぇ、ルーシィ。きみは…「ルーシィサン!リンサン!」
リンの言葉は今までずっと探していたらしいスティングによって邪魔された。
「良かったぁ。お二方共無事、で……?!」
何故かスティングより先に来たユキノがルーシィを見て固まった。
そりゃあそうだ。あの茶色い瞳はどこに。あの綺麗な金色の髪はどこに。
「あ、あの…失礼ながら、そ、そのような格好は…どうされたのですか?」
ルーシィはリンを見た。助けて、と言うかのように。
「…ルーシィは、“あいつ”に殺されかけた。そして…自ら声を失った。」
(“あいつ”の行動パターンなんて知れてる。この傷はきっと…自分でつけたもの。)
「そ、んな…」
「…おい、その“あいつ”って誰だ」
「敢えて言わないということはフェアリーテイルの一員って訳なのか」
そこにスティングとローグも会話に入ってくる。
リンはあからさまに顔を歪め、ルーシィはきょとんとしている。
「…正確に言うと、“あいつら”。……ここでは言えない。」
「そうですよね…」
重たい空気が流れる。リンには冷たい空気が纏っている。
「…少し、行ってくる。」
リンはルーシィを残して出て行った。
「入る。」
あれ?この声は…歌姫様じゃないの。この界では関わらないって言ってたんだけどなー。
「…どうした。」
「やっぱり、また…ね」
「そうか…ところで、やはり貴様の男装など見たくもないな。」
「煩いわね?これでも気に入ってるの。」
はい、私はアイリスでーす!天界で歌姫様の側近でーす!見張りも兼ねてこっちにいまーす♪
「今回は…早かった。その代償かは知らないけど生きている。…死にかけているけど」
「ふーん…また“あいつら”、か。何回も何回も…ほんっと、懲りないわね」
「ふん、因果が溜まっていることも事実。お前のすることはもう無い」
ほんっっっっっっとにマイヤルトはキツい言い方ね。ま、これも愛情表現、ってヤツかしらね。
「でもさ、因果が溜まっているんだし、そろそろ死ぬ確率はほぼ100%な訳でしょう?」
「あぁ、確かにな。今頃死なないとなると、可笑しい話だ。」
うーん、それなら何で…?……あ!
「それじゃさ、因果よりも絆や幸せが多かった!っていうのは?」
「…ありえる、のかも。今回はたくさんの事件、イベントがあった。」
「リン、お前まで馬鹿になったか。」
あれ?それって私も馬鹿って言ってるのといっしょ…^言^
「…マイ、アイが醜い姿になってる。天使なんだから、控えて欲しいし、君もやめて」
「そういうのが甘いんだよ。」
「…今は関係無い。もう既に感情の数値化は完了している。」
「でしょでしょ!それを見て思いついたの♪ほら、これ!」
私のデスマなら即解決(^_−)−☆
「うん、アイの考えは正しい。例年通り、中止。」
「ったく、一度しか楽しんでねぇのに…」
「ねー、少しは楽しみたーい」
「……もう、辛いルー姉は見たくないの」
ふふっ、リンはそういう子なの。大切な物は何がなんでも守る。
私たちも、そんなリンにいつも守られてきた。
「ふふ、それでこそリン。」
「…ありがと」
お前の望むことは何だってしてやる
たとえそれが、俺の死だとしても
君の希望は忘れない 君の言葉、嫌いじゃないんだ
たとえそれが、あの子への言葉だとしても
「「君が、好きなんだ」」
「見て!あのお金持ちのお嬢様よ!」
「ホントだ!私達とは生きる意味が違うわよねー!」
ルーシィとグレイが教室に入ると、ルーシィをしてチラチラ見ながら、女の子達がヒソヒソと話す。
「アンタ、ハートフィリア家の人間ダロ?」
一人、ルーシィに話しかけた。その子の名前はエンジェル。
「うん…」
ドンッ
エンジェルはルーシィを押した。
「目障りなんだゾ。消えて欲しいゾ。」
エンジェルを中心に女の子達が集まってくる。ルーシィは思った。コレはまずいと。
「ルーシィ!」
「ルーシィ!」
グレイとナツが叫ぶ。
「あ・アンタ達があたしの事を目障りだと思ってても…、あたしには友達がいる…。だから消えられない…。ごめんなさい…」
ルーシィはうつむきながら席に向かった。席ではグレイが、ナツが笑っていた。
「お前の友達はオレらだ!」
「オレらはお前を見捨てねぇ!」
ルーシィは思った
ありがとう
続く
〜 番外編 マイヤルト編 〜
リンとの出逢いは 俺の運命を変えた
何でか
一人になりたくて、近くの野原に寄った。
人見知りな俺は信用出来る人以外の前では本性を見せない。
「…っても、信用出来る奴が居ないんだよな……」
野原で寝っ転がる。運命の出会いとか何たらかんとかを考えて。
少し目を閉じよう、そう思ったとき、綺麗な声が降りかかってきたんだ。
「君、死にたい?」
「……は?」
は?…何だ急に。この声、聞いた事もねぇし…
いや、どっかで聞いてる。いつだっけな、思い出せねぇ。
「だから、君は死んでみたい?」
「…馬鹿だろ、お前。死にたいとかは考えてねぇし。」
「え、え?!えー!?」と頬を赤らめる少女が可愛くて、自分も照れたのを憶えてる。
何でか君の前では一瞬で本性を表した俺。やっぱ、必然だったのかもしれねぇ。
「でも、苦しいでしょ?!」
「あぁ?」
さっきよりも必死で食い気味に少女は聞いてきた。
「大丈夫!さっきは間違えたけど、今度こそ合ってる!ね?!」
「まぁ、行き詰まってる。あいつらは上辺だけの関係に気付きもしねぇ。」
「…え?」
「…は?……………あ」
思いっきし言っちまった。
「…あっはは、そこまで言うとは思わなかった!じゃ、リンと一緒に来て!」
そうやって君、リンは半ば強引に俺を連れて行った。
「あ、ルー姉!この人を側近にしたい!」
「…あ……」
このルーシィ様を目にして悟った。目の前の人は、歌巫女様だ、と。
「お前、側近って何?」
流石に敬語を使ったほうが良いと思ったが、さっきまで普通に喋ってたし今更と思い普通に話しかける。
「ほら、ね!この人ね、行き詰まってるんだって。だから…リンがこの人に生きる希望を与えたいって思ったの」
…少し、じんわりきた。
「そっか。じゃあお願いね、側近くん。」
またまた連れてこられたのはリンの部屋。そこには一人の女性の姿。
「はい、自己紹介ね!リンはリン!ヴァルキリー・ワルキューレロマン!」
少し変なリンの紹介につられて自分たちも自己紹介をする。
「…リアント・マイヤルト。」
「ハナマリ・アイリス、です…」
「オッケー!じゃあ二人はこれから側近ねー♪」
さっきから薄々感じていたが、やっぱり驚く。
まず、今日会ったばっかなのだ。
「二人さ、行き詰まってる、って言ったでしょ?二人とも、おなじことをいったの」
「それを思ったら、この人達しかいない!って思ったんだ。二人を…二人と、幸せになりたい」
リンの言葉は涙を誘ってきた。隣のアイリスも目に涙が溜まっていた。
そこから打ち解けるのは早く、アイリスも自分の性格を表してくれるようになった。
そして、俺はだんだんリンに惹かれていった。
だから、リンが感情を塞ぎこんだときは…
「泣くなよって、言いたかったのに…」
きっと君を傷つけてしまったと思う。
会ったときから、好きです 一目惚れでした
あ、私の好きなエンジェルが…あたしの天使がぁぁぁ!
280:林檎:2016/01/04(月) 21:47 ID:U5oあ…、メンゴ(笑)
281:みるくてぃ ・ おぶざ ・ むんむん:2016/01/05(火) 00:10 ID:BUI林檎たん))……いいえ、良いのよApple。僕みるくてぃ おぶざ むんむんはエンジェル様の全てを受け止めるからーーーー!!!!
282:みるくてぃ ・ おぶざ ・ むんむん:2016/01/05(火) 00:30 ID:BUI 番外編 ハナマリ・アイリス編
「お疲れ様でした〜」
バイト先の控え室で声を上げてからすばやくその場を去った。
わたしがやるのも所詮、上辺だけの関係。
お気に入りのケータイ小説とかで、上辺だけの関係男子とかは萌えるんだけど…
「私の場合は、違うんだ…」
だれも、見てくれない。誰も、信じてくれない。
だからこうやって地味なキャラを押し通す。
ふと視界に捉えたのは綺麗な川。
こんな所にあったっけ?と思いつつ足はそこに向かう。
綺麗な川に映るのは醜い自分。
(私は、もう要らない。でも、死の怖さを知っているから…)
お母さんは死の間際、私に精一杯生きて、そう言ったんだ。
お母さんの気持ちを蔑ろになんて出来ない。
「ねえね、貴女は死にたいの?」
昔の記憶に浸っていると後ろから凛々しい声が聞こえてきた。
川に映った私の顔の後ろには綺麗な金色の髪の少女。
この顔には見覚えがある。でも…思い出せない。
普段はケータイ小説を読み漁るかバイト以外しないからよく分からない。
…テレビだって、見ないから。
「…死にたくない。けど、ね。私が大丈夫じゃないって言った時、みんなはそれを信じる。」
初対面の子に何言ってんだろ…。そう考えても走り出した口は止まらない。
「みんな。本心じゃないって…上辺だけの関係、って気づかない…」
「そっか。じゃあ、悲しいの?」
この子は何を考えいるのだろう。さっきからにこにこしている。
「悲しいけど…私にはケータイ小説があるから良いの!!」
「…ふふ」
「え、え!?」
いきなり、笑った。……あ、叫んじゃった…引いてる、かな?
「あははっ、好きなんだね、ケータイ小説。色んなジャンルもあって良いよね〜」
思いっきり興奮した私に引かずに話しかけてくれた少女。
恥ずかしい気持ちもあるけれど、何だか心が温まった。
「それじゃ、来て!」
油断していた私も悪いけど…
「ストップー!」
彼女は強引に私を引っ張って行きました。
それから側近となった。もう一人、側近の少年とリン。三人で暮らす日常は幸せだった。
…でも、いつしか貴方に惹かれていった
あの子が感情を塞ぎこんだ時、私はズルい女になった
「ねえ、ずっとあの子を想っても無駄だよ?」
ねえ、リン。貴女は私を。恨んでいますかーー
みるくてぃ…病気なのかな…?エンジェルハマり病…
284:泣き虫夢見人:2016/01/05(火) 08:04 ID:BUI林檎たん))ふはははは、羨ましいのか、羨ましいだろう!!!
285:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/05(火) 08:05 ID:BUI284、うちだ。
286:林檎:2016/01/05(火) 08:23 ID:bJo 「ナツー、グレイー」
「なんだよ、ルーシィ。」
「この問題わかr「分からん!」早いわ!」
今は算数の授業中だ。ルーシィは分からない問題があったので、ナツかグレイに教えてもらおうと思ったが、即答で言い返された。
「コラ、そこ!今は授業中だぞー!廊下に立ってろ!」
ルーシィのツッコミの声が大きいので先生にバレてしまった。
「うわ!バレた!」
「ちょっと!」
「声がデケェ!」
ナツが声あげ、ルーシィが口を塞ぐ。そして、グレイが注意する。
「お前ら!全部聞こえてんだよ!廊下に立ちやがれ!特にナツ!」
「オレかよ!」
ルーシィとグレイとナツは渋々立って、廊下に向かった。
辺りは笑いに包まれている。特に、ルーシィをいじめのターゲットにした女の子達が。
続く
アホか!厨二病なんかになりたくないわ!羨ましくないからな!?ないからな!?
288:みさ:2016/01/05(火) 08:44 ID:IRo エンジェルハマり病(笑)
闇の中
「助けるって…どうやって?」
『この外に出られたら…してください』
メイビスはうつむいて話し、小さいか細い声で聞き取れなかった。
でも、そこが一番重要ということはわかる。
「ごめん、聞き取れなかった。もう一回言ってくれるか?」
___ポタッ
誰かの涙がこぼれた。
『き、きっと難しいし、つら、いことだと思います』
『ルーシィを殺すか今までの記憶をすべてリセット。もしくは、植物人間で生きさせるかしか方法はありません…』
ルーシィは歩いていた。
闇に飲まれた死体を回収するために、飲まれた場所へ。
そして、手をかかげ、何かをつぶやいた。
___バン!
爆発音とともに、人間の死体も出てきた。だが、その中には、生きたやつもいた。
「ルー、シィ…」
続く
林檎ツンデレ?!
290:林檎:2016/01/05(火) 09:57 ID:bJo か・勘違いしないでよね!
何故なら私はサディスティック星三代目サディスティック女王だもん!
ツンデレなんて、するわけないじゃない!////
何だよそれ(笑)
292:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/05(火) 10:38 ID:BUI 友達に林檎の事を話したら、「お前も十分ドSだわ」って返された…
「えー、今大会は、ある事件が発生したそうなので中止となります。」
「なんとも残念じゃのう…」
二人の声に会場からはブーイングが起こる。
リンは彼らと同じ、司会者の後ろにいる。そこから反対側のセイバートゥースの席が見えた。
そこにはルーシィの姿もある。
(ルー姉、声出したそう…)
「ごめんね、ルー姉。」
「フェアリーテイルとセイバートゥース、集まってる?アイ、最強チームはちゃんといるか確認して」
「はいはーい。変装解除〜♪ほら、マイヤルトも、ほら!」
「…分かった。」
二人は変装を解いた。当然、周りの人は困惑している。
「お前ら、何なんだよ!何で急に光って…「黙れ。」」
「あっはは、リン、落ち着いてね〜?」
ハッピー「以下、名前がつきます!」
ルーシィ「そしてほとんど会話!読みにくいけど許して!」
リン「やっと、会えた…」
ナツ「は?前も会ってるだろ」
エル「…貴様ら、何のつもりだ」
フェアリーテイル(主メンバー)とセイバートゥース(代表者、ルーシィ以外)の周りには緊迫した空気が流れる。
リン「うーん…こうやって会うのは初めて?…いや、前の時間軸でも…ないな。初めてか」
グレ「何で呼び出した。お前…ルーシィは何処だ」
リン「…気持ち悪い、その目で見つめないで。」
ミラ「それは、ルーシィに何かした、っていうことで良いのね?」
アイ「ねえリン、こいつらさ、絶対何をしたか知らないよね〜?」
マイ「…あぁ。つまらない茶番だな」
リン達三人は先程から相手を挑発する。スティング達は口を出すな、と言われているので口出しは出来ない。
リン「うーん…取り敢えず、1回死んで欲しいけど、無理だから…」
マイ「…待て、殺しても良いが、こいつらにも言い訳の時間を与えたほうが良いだろ?」
マイヤルトはにやりと笑った。
アイ(あははっ、本当マイヤルトはSよねぇ…リンもSだけれど)
リン「…マイ、名案。はい、言い訳をどうぞ」
リサ「言い訳も何も、何があったのよ!」
マカ「…うむ。わしは分かっとる。リサーナ、お前じゃろ。ルーシィを殺したのは…」
突然のマカロフの言葉に一同は吃驚してリサーナを見る。
リン「…流石マスター。貴方はきちんと時間軸の調べをわかっている。」
アイ「…ウザい。ウザいわ。身元の知らない私をリンとルーシィ様は雇ってくれた…」
リン「でも、やっぱりイラつくんだ」
「「かけがえのないものを失った気持ち。お前らを殺したくなるほどに渦巻いてる」」
アイ「あれ、なんか今揃った…?」
リン「…アイも、同じ」
エル「悪いが…私達も大切なものを失っている。その気持ちがあるのは貴様らだけじゃない!」
ウェ「そうですよ…ルーシィさんを何で奪ったりなんかしたんですか…」
リン「奪ってない。ルーシィが望んでしたことだ。」
リン達三人(((話が通じない奴らだ…)))
ナツ「お前ら…リサーナもルーシィも仲間だ!リサーナがそんなことするわけ…リン「…その茶番、醜い。じゃあ、ルーシィに出てきてもらおっか」」
リンはそう言うと手に魔力を込め始めた。そこから円形の魔力結晶が出てきた。
グレ「ル、ルーシィ?!」
…そう、その円形の魔力結晶から、ルーシィが出てきたのだ。
エル「貴様っ!ルーシィに何をした!」
リン「うるさい。ミネルバと同じ類の魔法。何もしてない」
エルザを睨んだリンはすぐにルーシィの元へ寄る。
リン「ルー姉、大丈夫?」
リンは今まで見たこともないような優しい瞳でルーシィを見た。グレイは一瞬ドキッと胸が高鳴った。
それにつられて他全員もルーシィを見る。
ナツ「お前っ…その髪に目…どうしたんだよ」
リン「…髪の毛は血で染まった。目は…これがありのままの姿。」
リン「貴方達のせいで、声も失ったの。ルー姉、話すけど、許して」
「貴方達はルーシィを苦しめすぎた。一度は陰で裏切られ、一度は仲間と思っていた人に殺され、一度は自殺を経験した。ねえ、リサーナ。そんなことしていて楽しいの?ルー姉を傷つけて何が楽しいの?!お前なんか誰も必要としてねぇんだ!お前が今すぐ死ねよ!ねぇ、今までの分、詫びろよ!」
理性を失ったリンは叫ぶ。今までの苦しみを全て吐き出すように。
アイ「……リン、吐き出しても、何にもならないわ」
「分かってる!わかってるよ!だけど…今までずっと、ずっと!ルー姉はこいつに苦しめられてきた!ウザいんだよ、殺したいんだよ!こいつのせいでっ!僕も人への好意を忘れた!もう、三人とサーシャイライト以外は信じられなくなった!」
「ルー姉の綺麗な声を、聴きたいよ…。あの声で、癒してほしい。」
「ねぇ、ルー姉の声が聞けないなんて、嫌だ…醜い人間の声のしか聴けなくなるなんて嫌だ!」
リンは泣き叫ぶ。また全てを失ってしまうんじゃないか、と。
アイ「リン…」
マイ「俺らが…」
マイヤルトとアイリスは心を痛めた。二人とも、声を失っているのだ。
今は仮初めの声を与えられているだけ。本当の声は、聴けないのだ。
「何でっ!何でリンと関わった者は全て、不幸になるの!ねえ、リンは幸せを司る女神(つかさどるめがみ)なんでしょ…?この願い、叶えてよっ!!代償は…リンの声、聴力、視力!」
「いでよ、癒の女神…治妃(はるひ)!!!」
リンの綺麗な声はよく響いた。
マイヤルトはリンに駆けつける。
マイ「リン!やめろ!」
「マイ、危ないよっ?多分ね、今…昔に戻ってる。幸せだった、あの頃に。」
マイ「お前っ!また全部失うのか?!取り戻したんだろ!」
「マイ、リン、何も出来なくなっちゃうから、アイと一緒に、支えてくれる?」
アイ「リン…リン、やめて!」
「ねえ、マイ…もう、言えなくなっちゃうから、今言うよ?」
「  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄あなたが、好きです…」
みるくてぃもSなの〜。
じゃあ、サディスティック星の人間かい?
むんむんSなの?!
……頭文字Ⅿなのに…。
ってことは、林檎はまさか?!
関係ないけど、ハッピーの一句
雲見ると 魚の形 おいしそう… (ジュルリ)
すいませんでした
そういえば、この前フェアリーテイルの漫画買った!
298:みさ:2016/01/05(火) 14:29 ID:IRoそういえば最近来るメンバーが決まってきてる…。
299:林檎:2016/01/05(火) 14:30 ID:bJo 今の小説やめた!前の小説へイケー!!
『待ってください!』
エルザ達のまえに現れたのはメイビスだった。
「アンタは誰ですか?」
『私はメイビス。フェアリーテイル初代マスターです。』
どうやら、メイビスの魔法で本来なら見えないスティング達も見えるようになっていた。
「初代、話は?」
エルザは溜息を吐きながら本題へ入った。
『あなた達ではゼレフに勝つ事はムリでしょう…』
メイビスの発言にみんなは俯き、暗い顔をする。
『しかし、ゼレフに勝つ算段が一つだけ…、あります。』
「あるんじゃぇか!どんな算段だ!?」
ナツの明るい声にメイビスは顔を暗くした。そして、決意して言った。
『フェアリー・エンドです。』
「フェアリー・エンド…?」
聞いた事のない魔法の名前にみんなは首をかしげる。
『フェアリー・エンドを使い…、ルーシィとゼレフを…、いなかった事にします…!!』
エンドとは、最後、終末、自殺を意味する。フェアリー・エンドを使って、ルーシィとゼレフの存在をなかった事にするのだ。
『そして、フェアリー・エンドを使えるのは…、滅悪魔導士グレイと、滅悪竜魔導士ナツ…。あなた達二人なのです…』
「オレと…グレイ…?」
『そう。フェアリー・エンドは闇を滅ぼす者しか使えないのです。』
「オレは…、オレは…!やらねぇ!」
グレイが声をあげた。涙を流して。
「グレイ!お前はルーシィと世界、どっちが大切なんだ!」
「うるせぇ!オレは仲間をいなかった事なんかにできねぇ!ルーシィはオレらの仲間なんだぞ!!」
「オレもやりたくねぇ!ルーシィと世界を選ぶなら、オレはゼッテェにルーシィを選ぶ!オレとルーシィは仲間だからだ!!」
ナツも涙を流していた。なかなか、泣かないナツが、グレイが。
『ですが!「初代…!フェアリー・エンドの発動はやめましょう!!」…分かりました。フェアリー・エンドの発動はやめにします。』
「よっしゃー!!」
ナツとグレイが喜んだ。他のみんなも安心した顔だ。
『しかし…、勝てないかもしれません…』
「んなもん、やってみねぇと分からねぇ!」
「オレは仲間の為なら死んでもいい!!!」
「当たり前だ!仲間を売るくらいなら死んだ方がマシだ!!」
「私だって、ルーシィさんが帰ってきたら治療してあげるんです!!」
「ルーシィはセイバーの仲間だ!ゼレフなんかに渡さねぇ!!」
「ルーシィには色々と世話になった…恩をあだで返す訳にはいかないからな!」
「ボクの相棒はルーシィだよ!ずっとずっとルーシィだよ!!!」
「おいらだって、ルーシィ大好きなんだぞ!!」
「ルーシィさんには帰ってきてもらわないと困りますからね〜ハイー」
「フローもそー思う」
『では、いざ!ゼレフの元へ!!』
「ボクの元へ来てもルーシィは渡さないよ。」
続く
みさ)確かに!もっちゃんとか、蓮蓮とか来ないよね〜!T^T
301:みさ:2016/01/05(火) 14:38 ID:IRoねー
302:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/05(火) 14:49 ID:Avs林檎たん))ちっちっち〜、あたしゃその星の者ではないんですぜい。サディスティック王子こと沖田総悟せいにいるんですぜぃ。さ、とゆことでー銀魂みてる人〜はーい!
303:林檎:2016/01/05(火) 15:23 ID:bJoはーい!
304:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/05(火) 15:54 ID:Avs 林檎たん))いえ〜同志〜♪同志の忘って合ってるっけ??ま、いいや。
……っていうか何?!みんな内をMだと思ってたの?
Mかと…
306:林檎:2016/01/05(火) 17:30 ID:U5oあ!305私の誕生日だ!
307:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/05(火) 19:16 ID:BUI…………そうだったのね。っていうかすごいのかな?おめでとう?
308:林檎:2016/01/05(火) 20:13 ID:U5o祝わなくてもいいんだけどね…でも、私の誕生日当日では祝えよ?みるくてぃ!
309:杏奈:2016/01/05(火) 21:56 ID:K9Eまたまたおひさー最近3DSばっかで来れてなかった…できるだけ来るね…
310:林檎:2016/01/05(火) 21:59 ID:U5o杏奈〜!久しぶり!
311:みさ:2016/01/05(火) 22:57 ID:IRo いや、私は林檎がⅯかと…ゲフンゲフン。
私も銀魂好き!でも、今は部活とか塾とか、前が違う曜日で水曜日って忘れたり…って明日水曜日?!
あ、あとむんむんの…めんどくさいからいいや(笑)
銀魂明日見る人ー!
もう、前の疲れました。そして久しぶり。年末であまり来れなかった…
新しいの!いっきまぁ((殴
ーー小鳥のさえずり。
ーーー窓から差し込む光。
目を開ければ、豪華なシャンデリアが目に飛び込んでくる。シャンデリアは、陽の光を浴びて金の装飾を輝かせる。
それは、寝起きのあたしには強すぎる光。
何度か瞬きをして、光に慣れる。
そうして、ベッドから身を起こした。軋む音がする。
今日も朝がきた。…いや、来てしまった。
ジェード「おはよう、ルーシィ」
レイラ「まだ眠そうね。」
ルーシィ「…おはようございます、父上母上。」
朝起きてメイドが部屋に入ってきて。いつものようにドレスが着せられて。下ろしていた髪はバレッタでとめてられた。
通された部屋に座ると、目の前には朝食が並んでいた。
「「「いただきます」」」
広すぎる部屋と、広すぎる机の中、朝食をとる。
カチャカチャと、食器が音を立てる。
それ以外の音は、何も聞こえてこない。
ーーーここは、マグノリア。
結構観光ガイドなんかにも載っている有名な街だ。
そして、マグノリアを中心に広まっている財閥グループ。それが、ハートフェリア財閥。
あたしはそこの娘なのだ。
家は裕福だし、幸せといっても過言ではない日々が過ごせている。
…過ごせているのだが、最近のあたしはそれが、籠の中で溺愛されているだけのように思えてきているのだ。
それも、あのギルドのせい。
元々財閥には騎士団などついていなかったのだが、最近物騒になってきて、事件が多発。財閥も度々被害に遭っていた。
そのために、魔法を多才に扱い戦う組織魔導士ギルド。その中でも優秀?なある魔導士ギルドを雇ったのだ。
はちゃめちゃで、物を壊しまくり、仲間のために戦う問題児ばかりの最強と称される魔導士ギルド。
ーーその名も、妖精の尻尾【フェアリーテイル】。
マグノリアにギルドを構え、常に問題ばかりを起こす、問題児のギルドだ。
だが、腕がたつのも確か。
父上がそのギルドを選ぶ理由も少しは納得できた。
楽しそうに城の中で過ごす彼らは、姫であるあたしにも気軽に話しかけてきた。
最初は無礼ね、と思いつつも、あたしにはその空気があっていたようで、すぐに打ち解けた。
彼等の話を聞いているうち、自由を知り、外の世界の広大さを知り、自然の美の数々などを知った。
きっと、そのせいだ。
あたしがここを窮屈と、自由を求めるようになったのは。
朝食を終えて、廊下を歩き自室に戻ろうとする。
角を曲がったところで、部屋の前に人影を見つけた。
桜髪にツンツン頭。竜の鱗のような白いマフラーを巻き、子供のような笑顔を顔に浮かべている。
ーーナツ・ドラグニル。
ルーシィ「ナツ様?」
ナツ「おぉ!ルーシィ!…様。またギルドに遊びにこねぇ……いらっしゃいま、せん?…か?」
敬語に慣れていないナツは、言葉を濁しながら遊びに誘ってくれた。
普段、ギルドに遊びに行くときは敬語は使わないが、一応、城の中では敬語であるようにといってある。
誘いを承諾して、妖精の尻尾のギルドへと向かった。
今は城の警備にも当たる、ということで一時的になのか詳細は知らないが、妖精の尻尾の仮説ギルドが城内にある。
ギルドに顔を出すと、みんなはいつも通り快く出迎えてくれた。
毎日顔を出しているせいか、あたしもギルドの一員のように接してくれる。
それは、あたしにとっても嬉しいことだ。
……魔法は使えないけれども。
マカロフ「おぉーうルーシィ!また父さんに叱られるぞい!」
ルーシィ「もう慣れっこですよ!」
マカロフは妖精の尻尾のマスターだ。かなりの小さいおじいさんだが、かなりの手練れ。様々な魔法を使いこなすが、得意魔法が巨人で、急にでかくなったりする。
クエストや警備でいないギルドメンバーもいたが、どんちゃん騒ぎで城の一角を騒がしく彩る。
あたしはこの空間が段々心地よく感じてきているのだ。
あの憂鬱な気分は何処へやら。あたしの顔には笑みがこぼれる。木々の木漏れ日が暖かい。
この空気に不似合いなドレスも気にしない。
最近“日課”になったこの時間を、大切に過ごす。
ーーすると。
ナツ「そだ!ルーシィ、馬の稽古やるか?」
ルーシィ「あ!やりたい!」
ナツが思い出したようにルーシィを馬の稽古へと誘ってきた。
続
中途半端
林檎たん))うっしゃ、カレンダーにつけといたぜ!じゃあじゃあ、林檎たん!SM対決しようぜー
314:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/06(水) 00:08 ID:BUIめいびす))家族愛はあるのね、素敵!
315:林檎:2016/01/06(水) 08:28 ID:ntk みるくてぃ)ありがと〜!
その対決、受けてたつぜ!!
深い深い森の奥に迷い込んだ村の娘
色あせた手紙を持って夜の館に辿り着く
不気味な洋館の 壊れた扉を叩く
ルーシィ以下ル「誰かいませんか?」
グレイ以下グ「おやおや、お困りですか?」
ナツ以下ナ「ヨウコソ…」
ローグ以下ロー「不思議の館へ…」
グ・ナ・ロー「お茶を召し上がれ♪」
皆々集まって、客人は「値踏み」をされる
グ「でもこうして会うのも何かの縁」
ナ・ロー「ナラ、パーティ!パーティ!」
グ・ナ・ロー「歓迎しよう!」
グ「hurry HurrY!!」
ロー「ワインをついで」
ナ「どんちゃん、どんちゃん♪」
ル「乾杯しましょう」
ナ「Are you reaby?」
グ「準備はいい?」
ナ・グ・ロー・ル「さあ、始めよう」
君が主役のCrezy nigyhT ワインを片手に酒落込んで
ほどよく酔いが回ったら 楽しくなってきちゃった?
歌え 踊れ 騒ごうぜ 酔いも甘いも忘れてさ
気が狂っちゃうほどに 楽しんじゃえ
Happy★nighT
ル「明日の舞台に続く」
すみません!なんか書きたくなったので、書いちゃった★
曲パロで、バッドエンドナイトっていう曲なのー。ちょいグレルーであと二回やります!
めいびすお久しぶり!
319:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/06(水) 14:32 ID:BUI 林檎たん))ナイス!ナイス!ひとしずく×やま△好きなの、うち!!ボカロ好きなんだけど、特にリンとレンがすきで!ひとしずく×やま△はリンレンを中心にやってるから大好きなんです!特に転生の宿り木と、からくり寺ばーすと、RE:birthedとかもう最高!…ごめん、興奮しずギター。じゃあ、対決ね。
「ふふ、貴女の苦しい顔が楽しみだわ〜。」
…なんか、みんな来てくれないと寂しいね…
皆ボカロとか詳しいの?
てか、模試が今日ある…。オワタ(;´Д`)
むんむん≫そうなんだよねー
ルー「…リン、嘘よね、リン…リン!」
癒の女神・治妃は神々しいオーラを放つ。流石女神といった感じだ。
「……」
治妃は自分の手を上に翳した。
「…あぁぁぁー!」
治妃の手によって二つの矢がリンの目を貫く。
ルー「リン!リン!もうやめて!」
ルーシィは泣き叫び、アイリスとマイヤルトは固まったまま膝をつく。
「……」
それでも治妃は手を止めない。良心を痛めながらリンを傷つける。
次は一つの矢がリンの喉を貫く。
「う、ぁぁーー!」
傷は出来ていない。しかしこの矢は精神を貫くため、物理的に、ではなく内側から喉を壊す。
「……」
アイ「リン、リン…こんな声、要らない!私は貴女の声が聴きたい!」
マイ「…やめろよ、冗談、やめろよ……お前は何でいつも自分を犠牲にすんだよ…」
次の矢は耳を右から貫く。
「………!、!!」
リンは声こそ出ないが激痛に顔を歪める。
治妃はポロリと涙を残してから消え去った。
「……」
リンの青い瞳は閉じられた。しかし…
マイ「リン!片目は見えるのか?!」
「……」
リンはぼーっとどこかを見つめる。…片目は閉じたまま。理由は分からないが左目は開いている。
アイ「リン…大丈夫?って、大丈夫じゃないのに……」
フェアリーテイルは呆然としている。少し変化したマイヤルトとアイリスの声に。
苦しみ、泣き叫ぶルーシィの悲痛な顔に。
……リンの、仲間を想い、ルーシィを想う覚悟に。
ルー「いやぁぁーー!!」
ルーシィには過去の記憶が戻った。
リン、アイリス、マイヤルト。四人で過ごした幸せな日々に。
自分の死に悲しむリンの顔を。
ルー「………リン、ずっと一緒、だよね?」
リンはまだぼーっとしている。
「……、」
みんなが静まり返る中、へらりと笑った。
「………」
バタン
リンは倒れた。
マイ「リン!リン!?」
マイ(…この声は、聴こえてないのか。なぁ、俺は、俺も…)
アイ「マイヤルト………」
アイ(……知ってる、彼が誰よりもリンの事を愛していたこと、今、誰よりも悲しんでいることを)
アイはマイヤルトを悲しそうに見つめた。
セイバトゥースは泣きじゃくる。少しの時間でも、仲間だったリン。
誰よりも強く、綺麗な心を持っていたリン。
マイ「何で、何でお前だけ言って、俺には言わせてくれねんだよ…」
リンはマイヤルトを見つめる。そして、儚げに笑う。
その瞳にマイヤルトが映る。…それでもリン自身に見えているのかはわからない。
マイ「俺も、好きだ…お前だけが、好きだ。ずっとずっと、お前だけを愛してる…」
この声はリンに届かない。それでもマイヤルトは口を動かし続ける。
マイ「……お前は、俺を笑顔にしてくれた。笑顔でマイ、って呼んでくれた。」
マイはリンとの思い出を語り続ける。
アイ「……リンを、ここまで追い詰めたのは誰だ…」
アイは静かに涙を溢し続ける。自分じゃマイヤルトを抑えられない事実に。
自分の愛する友の行動に。
アイ「……リンをここまで追い詰めたのは誰ぁぁ!!」
みんなよりも高い凛とした声で叫ぶ。…もはやここは戦場のようだ。
アイ「…お前か、お前か、お前か!」
次々にフェアリーテイルの一員を指差していく。
アイ「…お前ら全員だぁ!」
フェアリーテイルの一員、全員も少なからずそう思っていたようだ。
だって…みんながみんな黙り込んでいるのだから。
アイ「リサーナ、お前だよ…ルーシィ様を殺し、リンを苦しめた。」
「リンの心を奪った。リンの幸せを奪った。リンの笑顔を、奪ったんだ!」
……もう、元には戻れないのかもしれない。
リンはマイヤルトにチャットで話しかける。……話しかけるといっても、チャットは文が視界に出るだけ。
声を聞くことはできない。
《みんな、泣いてるの?》
《リン!心が、心が!》
《あはは、そうだね。…久しぶりだよ、この感じ》
《…みんな、お前がいないのを悲しんでる》
《そうなの?…そっか。じゃあ、リンは世界を壊す。》
《……は?》
《リンは、世界を壊して新しい世界を作ってあげるの》
リンは立ち上がり大きなベールを作りだした。
そして世界は……崩壊した。
リン、新たな世界は作れた?
うん
そっか。じゃあ、行こっ!
ルー姉待ってよー!…あ、ほら。マイもアイも!
はいはい
今行っくよー!
この世界ではリンの姿は元通り 記憶をなくして、新たな物語を繋いで行こう
みさ))うちは詳しいよー!2次元オタクですから!模試か…頑張って!うちはアニメを見てるぜ☆
宴から一夜明「何か」がオカシイのです
眠って起きてみたけれど 一向に朝学校こないのです
ジェラール以下ジェ「秘密ヲ…」
スティング以下ス「教エテアゲルヨ…」
ジェ・ス「時計ヲ見テゴラン…★」
娘は怖くなり秘密の部屋に逃げ込む
重たい扉を開けたら其処は…
ジェ・ス「Jesus!JesuS!!」
棺の山だった
レオ以下レ「あらあら…」
ジェ「見てしまったね…」
ス「Danger!dangeR!!」
レ「怖がらないで?♪」
ジェ「Where are you goinG?」
ス「どこに行くのです?」
ジェ・ス・レ「お待ちなさい♡」
君が主役の Crazy nigehT 台本通りに進むのかい?
今宵はどうなる EndinG 全てはそう、君次第さ
探せ 探せ Happy enD 順番間違えたら終・わ・り♡
Trte enD は棺行き?
さあ、今夜もBad・end・night?
グ「夜の舞台はまだまだ続く」
むんむんありがとう
よっしゃぁ!死にに行ってくるか!(笑)
みるくてぃ)「ちょっと間違ってるよ。アンタが苦しむんだよ。だって、アンタは子犬。私はご主人様。立場上、アンタが苦しむんだよ。」
326:みさ:2016/01/06(水) 16:00 ID:IRo 林檎>>怖い(笑)
さて、むんむん選手はどのような出方をするのでしょうか?!
みさ)勝負は勝つ事に意味があるんだよ。
328:林檎:2016/01/06(水) 16:45 ID:MRA ル「どうしたら家に帰れるのかな?」
ジェ「舞台が終われば…」
レ「帰れるでしょう…」
レ「ネエネエ…」
ス「遊ボウヨー!」
ジェ「帰りたいの〜ぉ?」
ス「チェー。」
ジェ「おやおや…」
レ「ざーんねーん♪」
ジェ「時間だね」
レ「どうするの?」
ル「Happy enDの鍵は…」
ス「アルノカナ?」
ル「どこに落ちてるの?」
レ「時間ガナイヨ〜?」
ル「キラリと冷たく光る鍵…」
ル「…みーっつっけた」
私が主役のCrazy nighT ナイフ片手にしゃれこうべ
ほどよく振り回したら… 楽しくなってきちゃった♡
逃げろ! 逃げろ! 一目散に! 舞台、台詞も忘れてさ
気が狂っちゃうほどに 壊しちゃえ
Bad・end・nighT
ナ「舞台に延期は付き物です。」
久しぶり*\(^o^)/*
江戸編も好きだったんだけどこっちの話が思いついてからは江戸編の続き思いつかなくなってまして…wごめんなさい
(´-`).。oO(てか、林檎とむんむんは何が起きたし…
323に誤字ある!
眠って起きてみたけれど、一向に朝がこないのです
だわ!
めいびす))久しぶリィ!うちはどっちも面白い気がするよ〜
林檎たん))朝学校こないのです(笑)「あら?仔犬?それは違うんじゃないかしら。貴女が子豚で私が女王様。これに決まっているでしょう?」今更だけど林檎たんは女の子で良いんだよね?(なんでか知んなかったw)
みさ))実況ヤバイw
君が主役のCrazy nighT キャストも舞台もなくなって
物語が終わったら さあ、みんなで帰りましょうか
グ「ドコニー?」
歌え 踊れ 騒ごうぜ 酔いも甘いも忘れてさ
気が狂っちゃうほどに 楽しんじゃえ
Bad・End・nighT
静かになった部屋の中 拍手を送る謎の影
「今宵はいい舞台でした」
手紙を拾って泣いていた
Bad・End
みるくてぃ)あ、ごっめぇーん。アンタ、子犬じゃなくて、ハエだったわね〜!ごめんなさぁい
334:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/06(水) 18:18 ID:BUI
「ここが、新しい世界。」
「えへへ〜、頑張ったんだよ!」
「はいはい。」
「うっわ〜すごーい、綺麗!」
四人はリンの作り出した新たな世界へやってきた。
アイリスとリンはきゃっきゃとはしゃいでいる。
「おい、どいてもらっていいか?」
そこに声が聞こえてくる。四人が振り返ると、桜髪の少年、赤髪の女性、黒髪の少年が立っていた。
大きめの荷物がどーんと後ろに立っているので、仕事帰りだろう。(いや、旅行か?)
「あ、ごめんないさい。」
ルーシィが桜髪の少年を見ると胸が高鳴った。
「ルー姉?固まってるよー」
「え、あぁ。ごめんね。」
ルーシィは慌てて道の端によるが、心臓はまだどくどくいっている。
一方、三人組にも同じことが起きた者が2人。
黒髪、桜髪の少年だ。
「なんだ、これ…」
「鳴り止まない…」
この七人。後から深く関わる事を本人たちが知る由もないーーーーーーー
はい、終わり♪カップリングはっぴょーう
リン ♡ マイヤルト
ルーシィ ♡ ナツ
片想い〜
リサーナ ⇨ ナツ
ジュビア ⇨ グレイ ⇨ リン ⇨⇦ マイヤルト
アイリス ⇨ マイヤルト
ロメオ ⇨ ルーシィ
林檎たん))…ぐ、グレルー??
林檎たん))あら?貴女はブサイク(本当かは知んないけどw)な上に頭も悪いのね。ほんと、学習能力のないこと。
336:林檎:2016/01/06(水) 18:40 ID:MRAみるくてぃ)「今宵はいい舞台でした」って言った人が一応グレイ設定。グレイは病んじゃって、ルーシィを館に閉じ込めた。ナツやレオはルーシィがパニックになって見えた。っていう設定ー!
337:林檎:2016/01/06(水) 18:47 ID:MRAみるくてぃ)その口(文?)いい加減閉じなさいよ。もう一回言うけど、私はアンタよりも偉いの。アンタはハエ。私はご主人様。アンタはただ、私の下でヘコヘコしてたらいいの。
338:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/06(水) 20:29 ID:BUI 林檎たん))へー。裏付けまでされてて良いね!
「あらら?ハエは自由気ままに生きられるのよ?ハエを嫌うの人の方が多いんだから、飼われる必要もないの。しかもヘコヘコとは何かしら?…貴女こそ口を閉じなさい。貴女は私の家畜なのよ?もう少し自覚して欲しいわ。…ふふ、苦痛に歪み顔が楽しみね。
はいはーい、これから曲パロにしていきまーす。リクも受け付けるよ〜♪
340:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/06(水) 20:43 ID:BUI
ひとしずく×やま△様の「ミスルトウ〜転生の宿り木」から。
古の宿り木、ミスルトウ
人々の願いから生まれし「神鳥」達が住まうその楽園で、
かつて神と人は美しい共存世界を築いていた
だが時が経つにつれ、人々の願いは美しいものばかりではなくなっていく。
ある時、誰かが願った……
自身の幸福の影に、不幸な人々の存在を。
そして生まれ落ちた、一羽の鳥。
幸せな朝を告げる鳥の影で、
孤独な闇夜を謳い続ける、
悲しき鳥をーーー
幸福を司る青い鳥の国、ブルーオーク。
破壊と再生を司る不死鳥の国、キーヴェルミリオン。
かつて世界を統べた二羽の神鳥を祖とする二国は、
千年の長きに渡り、争い続けてきた。
争いの発端は、神鳥と人間の戦争。
青と朱の始祖たちは、
互いの裏切り行為によって、その力を落とし、
人間たちに破れ、楽園とともに地に堕ちた。
大いなる遺恨は、
堕ちた先の地で、
神の血脈とともに
受け継がれていく。
相容れぬ魂の記憶は、
大地とその歴史に
深く刻み込まれたまま、
千年の争いの時を越え、
今、再び邂逅するーーーーーー
「ミラ、キーヴェルミリオン様との繋がりはどうでしたか?」
「えぇ、今伝達がきて、近い日に会うことになりました」
「それは、良かったです」
ここはブルーオーク。幸せを司る青い鳥の国。
…長い間キーヴェルミリオンとは争ってきた。…だけど、ずっとこのままではいけない。
そこで二国は互いに手を差し伸べると契約をした。ここの鳥姫であるミラ、次期鳥姫のルーシィ。
「では、ルーシィも用事があるのでしょう。いってらっしゃい。」
ミラはルーシィを大変可愛がっており、ルーシィもミラのことが大好き。
ルーシィが小さい頃からミクは面倒を見ていた。
…しかし、ミラは少しピリピリしている。その性格故にリンは少し悲しい。
「今日は何にもないんだけどな…」
ルーシィは1人残されたミクの書斎で呟いた。
外からは「ミラ様!イグニール様が今日お会いになりたいと …」「それでいいでしょう」そんな声が聞こえてくる。
今もまだ戦争は起きている。先ほど騎士団団長のルカが兵を連れて戦へ出て行ったところだ。
きっと、ウェンディなら正しい判断で仲間を勝利に導くだろう。
しかし、それではいけない。勝敗ではなく、仲良くならなければ。
ルーシィは生まれつき幸せの青い鳥独自の青い力を持っている。それはミラも同じだ。
青い鳥の一族は誰もがその力を持つ。けれど、ルーシィはその中でも特別。
一族の者でも始祖の力には敵わない。…はずだった。
ルーシィはその始祖の力をすべて受け継がれているため、非常に優れた鳥姫だった。
「少し、お出かけしようかしら。」
そう言ってルーシィは外へ出て行った。
ーー同時刻、キーヴェルミリオン。
「なあ、イグニール。今日は向こうと会う日だよな?」
「あぁ。向こうのミラはとても優しい方でな。」
「ははっ、ルーシィも少しピリピリしてる、って言ってた」
キーヴェルミリオンの城で鳥王と次期鳥王は楽しく話していた。
ルーシィ同様、イグニールはナツのことを小さい頃から育てている。
…そして、ナツも始祖の力をすべて受け継いでいる。
「はぁ…戦争、どうなってっかな。」
「…まあエルザがいるから、大丈夫だろう」
「では、向こうの国で会うからな。そろそろ出てくる」
「わーった、気をつけてな!」
イグニールは城の者と一緒にブルーオークの城へと向かった。
一方、白に残ったナツは外に出て魚を焼き始める。
「あ?ルーシィじゃねえか!ほら、こっち来いよ!」
ナツの視線の先には塀からちょこんと顔を出したルーシィの姿。
ナツの言葉に頷いてちょこちょことナツの方へ走ってきた。
「よーし、見てろよ…ほぉっ!」
ナツがは朱い炎を松明に当てる。…つもりだったのだが、失敗したらしく、手の近くで日はポン、と爆発してしまった。
「あっはは、何してんのよー」
「悪りぃ悪りぃ。って笑いすぎだ!」
「あでっ」
ルーシィは笑い、ナツも笑う。二人は本当に幸せそうだ。
「あ、そろそろ帰らないと…」
「ん?なんか用事あんのか?」
「うん…ウェンディ達が帰ってくるの」
ルーシィは少し気まずそうに目を泳がせた。
「大丈夫だって。戦争はお前のせいなんかじゃない。…それに、手を取り合う、って決まっただろ?」
ポン、ナツはルーシィの頭に自分の手を置いた。
「…うんっ!」
そして二人は笑いながらブルーオークへと目指して行った。
「あ、あのさ、これ…指輪。」
ブルーオークに着くと、ナツは照れながら小さめの箱を渡してきた。
「なにこれ…ってえ?!」
ナツの言葉通り、中には綺麗な指輪が入っている。
「…おれ、ルーシィのことが好きだ。だから、その…付き合ってくれねぇか?」
「……ぷはっ。付き合うときに指輪?それって責任取らないとかわいそうじゃん」
「あ、あああ!そうか…べ、別に責任とか気にしねくていいから…」
「うん、こちらこそ。あたしでよければ!」
ルーシィはとびっきりの笑顔…じゃなくて照れくさそうに笑った。
ナツも、頭の後ろを掻きながらはにかんだ。
「では、よろしくお願いします」
「あぁ、こちらこそ。」
一方、鳥姫と鳥王は二人で会っていた。
「…ミラ、変わってないな」
「ふふ、変わっていない私は嫌かしら?」
「いや、どんなミラでも愛される」
次期鳥姫と鳥王のように、こちらも想い合っていた。
そしてもう一度握手を交わそうとしたとき……
「……っ!」
ミラの目に一本の矢が見えた。その矢はイグニールの背後を目掛けて飛んでくる。
助けたい、ミラはそう思うも放心状態となって動けない。
そしてーーーーー
「ぐはっ…」
ーーー その一本の矢は、イグニールの胸を貫いた ーーー
みるくてぃ)たいした能力もないのにいきがってんじゃないわよ。アンタは私に従ってればいい…。永遠にねぇ!!
346:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/06(水) 21:54 ID:BUI ドサッ
目の前で愛する人が倒れていく…
(何で、何故…)
さっき目に映ったのは…
「イグニール…」
(これは…罠?!確かそろそろ騎士団の戻ってくる時間…ハメられた!)
確かにミラはハメられた。…が、それは誰に?
ミラには分かる。
「……ゼレフ…!」
かつて幸せな朝を告げる鳥の影で孤独に闇夜を謳い続ける鳥を願った存在、ゼレフ。
それは鳥姫、鳥王に受け継がれる話。
「…ゼレフは、戦争をやめさせない…!」
ミラはルーシィを探しに行った。近頃向こうの次期鳥王を好きになっていたと言っていたから…
(その彼が、暴走したら怖いはず…)
ルーシィ!お願い、間に合って…!
「あぁ、ナツか。帰ってきた…」
「どうした?暗いじゃねぇか。エルザらしくねぇ、な…」
ナツはルーシィと別れて城に戻ってきた。しかし、そこで目にしたものは残酷だ。
「…全滅だ。」
「そうなのか…」
「しかし、もうだいじょうぶなんだろう?手を取り合うと聞いているが…」
「おう!今イグニールが向こうに行ってるぜ!」
エルザは顔を歪めた。何故わざわざ向こうで集まったのか、と。
「くっ、イグニール様の元へ行ってくる!ナツもあとで来い!」
エルザは叫びを残して馬車を走らせて行った。
林檎たん))ふふ、能無しはそちらでしょう?しかも叫びをあげるなんて、女王に相応しくないわね。
348:めいびす:2016/01/06(水) 22:15 ID:lis 基本あたしは姫。馬に乗るなんてそんな事許されるはずもない。
でも。あたしに生まれた冒険心はとまらない。
悩んでるうち、城の中の大きな庭へと出てきていた。
庭の端にある馬小屋へとナツは走っていくと、純白の馬を連れて戻ってきた。
ルーシィ「…それ…」
ナツ「そ。レオ……さま…の馬だ!」
レオとは、あたしの兄だ。女好きの紳士であり、強いと噂らしいが…全くもってその通りである…。
確か…愛馬のこの子の名前は雌のルーシィだったか。
兄様はあたしの事も大好きで。
ナツ「んじゃー今までの復習からすっか!まず乗り方からだな」
こく、と頷くと。
手綱を握って深呼吸をする。
ナツの視線が痛くてつい緊張してしまう。
これまで教わった事を頭で繰り返す。
体重をぐっとのせて。
足を…また…ぐ…っ!
ルーシィ「よ…ぉぉっ…とぉ!」
ナツ「おお!うまいぞルーシィ」
とりあえずルーシィの鬣を撫でてやり、腹をボン、と叩く。
すると、蹄が音を立てて歩き出す。
ナツ「上出来だぞルーシィ!そのまま止ま…!!」
???「おい!お前前見ろ…っ!!?」
ルーシィ「へっ!?」
ナツの方を向いていて前を見なかったあたしは、目の前の人物と馬に気づかず、衝突ーーーーーーーーと思いきや。
馬が危険を察知したのか、前足をあげて急ブレーキをかけた。
それは相手の馬も同じだったようで。
あたしが「わっ…!」と叫ぶのと同時に、耳元で「おわっ!」と声が聞こえる。…聞き覚えがあるような。
ドサーーッ!!!!と音がして、地面の草が目に映ると同時に艶やかな黒髪が目に入った。
ナツ「ルーシィ!大丈夫か!?てめ、避けていけ…グレイ!?」
グレイ「ってて…」
ルーシィ「うぅ」
下に何か違和感があったが、グレイを下敷きに倒れこんだみたいだ。
慌てて立ち上がると、グレイも立ち上がる。
「ごめん」といったら「気にするな」と言ってくれた。
ルーシィとグレイの馬が心配そうにこちらを見つめている。
ナツ「なんでクソ氷がここにいるんだ」
グレイ「巡回中だったんだよ。てか…ナツてめぇ、馬にもろくに乗れないくせに俺かエルザなしでルーシィに乗り方教えんなっつったろ」
グレイも妖精の尻尾の一員だ。
黒髪で、氷の造形魔法?とかいうのを使うらしい。よく目に映るのは右眉の上のキズ。
右の脇腹当たりにもあるらしい…。
どんだけよ、と以前思った事がある。
ナツ「だってよー。はしゃぐルーシィ可愛いだろ?」
グレイ「そりゃs…って何言わせんだよ!」
ナツの声はうまく聞き取れなかった。そこへ、誰かの足音が聞こえてくる。
慌てて顔を見合わせると、グレイが柱の陰を指差した。
ーーあたしはあそこに隠れろって事ね。
今はドレスじゃないし柱に隠れられるだろう。それに、馬の稽古をしてたなんてしられたらたまったもんではない。
あたしはいそいそと柱の影に隠れこむ。
ちらりと様子を伺うと、グレイとナツは馬の手入れをしているようにしか見えないような演技をしていた。
やがて、その二人に一人の女性が近づいてきた。
???「お前たち、馬の手入れか?性が出るな」
ナツ「なんだエルザか。」
グレイ「驚かさないでくれよ…。」
どうやら城の者ではなく、エルザだったようだ。
エルザも妖精の尻尾の一員で、長くて綺麗な緋色の髪を持っている。
…けども、実際は妖精女王〈ティターニア〉と呼ばれ、ギルド内の人達を恐怖させ、黙らせるという。
…あたしには、綺麗で優しくてみんなを一声で黙らせる凄い人なんだけど。
グレイが手招きしたので、柱の影から出てみんなの元へと近寄る。
エルザ「ルーシィ様!これはご無礼を」
ルーシィ「あぁ…今きてるのはそっち系じゃないから。かしこまらないで?」
そうすると、エルザの周りの空気も柔らかくなった。
グレイは巡察の途中だったので戻ったが、エルザとナツは教えてくれると言ってくれた。
また再開ーーと思ったところに横槍が入ってしまった。
……父様だ。
あたしは威圧に耐えられなくて2人にごめん、といって庭を抜け、自室に戻り窮屈なドレスに袖を通す。
資料室へと通され、マグノリアについての歴史などの座学をした。カプリーンとクル爺が丁寧に説明してくれるおかげで、頭にはするすると入ってくるが、先程までの楽しい時間のせいか、終わるまで落ち着きがなかった。
続
ミニ設定
カプリーン
燕尾服を着て、羊の被り物…?の上にサングラスという格好の執事。博識。
ある事情を抱えており、後にルーシィはそれを知ることとなる。
クル爺
ほぼいつも資料室にいて、質問をするとその答えを導き出すまで寝て、見つけると起きて詳しく教えてくれる。カプリーンより博識。
クル爺もある事情を抱えていて、それもルーシィが後に知ることとなる
ほぼ原作と同じですが暇つぶし程度で見ていただければ幸いでありますよ(´-`).。oO
模試が終わって死んで帰ってきたミサが引き続き実況を、行わさせていただきます!(笑)
*むんむんと林檎へ*
続けるうえでのルールです
・わざとでも、本当に相手が傷付きかねないことはやらない
・見ている人も不愉快になるようなものは書かない
・あくまでも、ここは小説のスレッドということを忘れない
以上のルールで戦いをやってもらいます。
読んだら 同意する 同意しない と書いてください。
同意しないがあったら、試合は認めません。
破ったらその場で敗退。
私は審判なので、あくまで公平にジャッジします。
めいびす>>なんかMかSかのやつだって
みさ>>なぜそうなった…
(観戦者としてみさのルールに賛成だな…
…観戦してていいのかは知らぬが…
こちらも不快になりかねないので頼みます)
めいびす))ルーシィはやっぱ元気なのね笑
「…やはり、これはっ!」
エルザは倒れているイグニールの元へ近寄った。
「くそっ、やはりハメられたか!」
その顔は血管が浮き出そうなほど怒りで満ち溢れていた。
「おい、エルザ、どうし、たんだ、よ……」
ナツが後ろから駆けてくる。
思いもしなかっただろう、ここに大好きなイグニールの亡骸があることなんて…
「っ!」
ナツはエルザを見た。ナツの瞳に恐ろしい顔をしたエルザの顔が映る。
〈真の鳥王と真の鳥姫は大事なものを失った時、理性では抑えられない怒りで覚醒する〉
〈その怒りが止むことはない。そして…敵国を滅ぼすだろう。〉
〈どちらかが勝った時、影のものが決まるんだ〉
〈これこそが、僕の理想郷そのものだ。〉
イグニールと過ごした日々が蘇る。
炎を出した時に失敗して自分に当たりそうになったのをイグニールが防いだくれた時。
それとともにナツの心は静かに揺れ始める。その揺れは次第に大きくなり…その力が全てを塗りつぶす。
朱い羽が生え、空へと羽ばたいて行った。
燃え盛る城から少し離れたところ。ミラとルーシィは避難していた。
「ミ、ラ…何あれ。ナツ、どうしちゃったの?」
ミラはルーシィをそっと抱きしめる。細い体は恐怖によって震えている。
「…待ってて。貴女も、彼も、救ってあげるわ。」
ミラはルーシィの頭にそっと口付けるとナツが飛ぶ方をキッと睨みつけ、水のオーラを出し始める。
そして羽を出して空へ飛びだった。
「貴女、私の城を壊すのもいい加減にして頂戴!…はぁっ!」
「…お前らがイグニールを殺したぁ!イグニールはてめえの事が好きだったんだぞ!」
「私だってそうよ!話を聞いてっ!」
「イグニールの事を騙しやがって!」
ルーシィは青い光と朱い光がぶつかり合うのを見つめる。
恐怖と悲しみに襲われながら。
……どれだけ辛いのだろう、自分の大好きな人二人が殺しあうところを見るのは。
「…!」
……どれだけ辛いのだろう、自分の大好きな人がーーー
「…っ」
ーーーー自分の大好きな人を殺す場面を見るのは。
「てめぇら、ぜってぇ許さねぇ!」
ナツは炎を纏わせた剣を構えてミラの方へ飛んでいく。
「いやぁぁ!」
「……っ…」
朱の光が一際煌めいた。その光は青の光に向かって進んでいく。
その朱の光と青の光がぶつかっと時…青の光は消え、下へと堕ちていく。
「…ミラっ」
リンは涙を零す。ミラとの思い出を思い出しながら。
ミラが忙しくて一緒にいれなかったとき。すれ違ったミラはルーシィを切なげに見つめていた。
「……ミラっ」
ルーシィは何度も何度もミラの名を呼ぶ。
ルーシィの心は揺れ、青に光る羽がルーシィの背中に生えだす。
そしてその力は解き放たれ、羽を広げ、空に飛び立った。
((君と戦う空へ、飛びたつ))
ゼレフはその様子を静かに眺めていた。
みさ))了解であります!「同意する」……でもどうやって勝ち負け決まるんだろう…?
354:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/06(水) 23:31 ID:BUIあと今の小説も終わりました!リクがあれば何なりと。
355:みさ:2016/01/06(水) 23:42 ID:IRo めいびす>>なんかね、途中で誰がMだ!誰がSだ!…ってなってこうなった(笑)
むんむん>>出場を認めます(笑)
まぁ、ルールはこんなものでいいでしょ。
勝負はね…相詰まってるな、ってより多く思った法が負け。
でも、行っちゃいけない言葉は絶対ダメだからね!
みさ))うん、分かった。
めいびす))……もうね、本人達もよく分かってない。
みさ>>なんとなく想像はできるw
むんむん>>そういう感じなのか?w
Mだったのねカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
359:みさ:2016/01/07(木) 13:29 ID:IRo じゃあ、試合があった1日の最後らへんに優勢かくね!
あと、納得がいかなくても、切れないでね☆
359>>優勢っていうのは、より多くダメージを与えられ、ダメージをいかに避けたか、て感じ。
361:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/07(木) 16:53 ID:BUIみさ))大丈夫だよー!切れないからー。…けど林檎たんがこないね。
362:みさ:2016/01/07(木) 17:04 ID:IRoむんむん>>そうだね…。林檎どうしたんだろう。
363:もるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/07(木) 19:14 ID:BUIめいびす))…もしかしてうちが林檎を傷つけちゃったのかな?だったら謝らないと…
364:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/07(木) 19:37 ID:BUIボカロ版で「とにかくボカロについて語るスレ」を作りました〜。よければ来てください!
365:めいびす:2016/01/07(木) 21:13 ID:lis まぁ…忙しい場合もあるだろうし。
気長に待ちましょ( ´▽`)
座学を終え、廊下を歩く。
窓の向こうを見たときには、もうすでに陽は暮れはじめていた。
ーーもう今日は、妖精の尻尾のみんなと戯れることは無理かな…。
そう思い、足を早める。…すると。
レオ「やぁルーシィ!今日は…ちょっと御機嫌斜めかな?」
ルーシィ「兄様…そんなことないです」
笑顔で登場してきた兄に笑顔を返す。
確かに…あまり戯れることもできなかったから、機嫌は悪いのかもしれない。
兄様は私以上に私のことをご存知なのかもしれないな…と密かに思ったり。
レオ「しょうがないな…お出かけしてあげようか?」
あたしの機嫌が悪い時、兄様は愛馬にあたしを乗せて、夜の花園へと連れて行ってくれる。それをお出かけと呼んでいるらしい。
あたしはそれがお気に入りなのだ。
兄様はそのことをよく知っているから、機嫌が悪いと知った時連れて行ってくれる。
あたしは笑顔で、「お願いします!」といって頷いた。
父上と母上に許可を貰い、兄様の手を借りてルーシィに乗る。
馬の稽古をしているとは妖精の尻尾以外誰も知らなので、ドレス姿のままの後ろに横向きに座る。
念のため、狩り用の剣をは腰に差して兄様は言った。
レオ「今日は出発がちょっと遅いから、あまり長居はしないよ?」
ルーシィ「構いませんわ!」
その声を聞くと、ルーシィはヒヒーンと鳴き、走り出した。
風が頬を撫で、流れる景色が夕焼けに照らされる。
遠目にマグノリアが見えて、水平線もよく見渡せた。
木々のざわめきが耳に心地よく響く。
遠目に人々のざわめきも。
そんな感覚に浸っていると、「着いたよ」、と兄様の声がかかった。
続
ごめん!久しぶり〜!私もみさのルールに同意します!
え?大丈夫!全然傷付いてないから!私を傷付けさせようなんて、絶対にできないんだからなっ!!
思ったんだけど、ドS勝負の台詞をさ、恋愛系ドS台詞に変えない?それなら見てるみんなもイヤな思いはしないと思うんだ〜!
368:みるくてぃ みらくる むんむん:2016/01/08(金) 16:46 ID:BUI 林檎たん))良かった〜。……恋愛系ドS台詞に賛成!……でも、具体的にどんな感じ?
小説が思い浮かばない〜
そして名前変えたらまさかのトリプルM。
370:林檎:2016/01/08(金) 19:59 ID:9kc みるくてぃ)愛してるよ…。ウソだけどな
的な!
んー…。確かに、傷つかないけど…それでドSが決まるかな?
372:みらくる むんむん は みるくてぃ が すき:2016/01/09(土) 09:11 ID:BUI分かんない…。
373:林檎:2016/01/09(土) 10:18 ID:2Ekなるほど〜!じゃあ、前と同じ通りでいいか!
374:みさ:2016/01/09(土) 13:06 ID:IRo うん。
じゃあ2人ともガンバ!(笑)
「ルーシィ、ナツ達を排除して来て欲しい。」
「分かったわ。式は今日の夜よね…?」
「そうさ。だから、決して返り血は浴びてはならない。」
「その言い方は…!ふふっ、殺せという意味ね…」
「ああ。殺してしまえ…。」
「了解…」
ルーシィは自分の部屋に戻り、紅い口紅を塗った。ルーシィの姿はまるで血色に染まった蝶だ。
「あれは…、ルーシィだ!」
「ルーシィ!!!」
ルーシィは何処からともなく、空から現れた。
「ルーシィ!一緒に帰ろうよ!」
トキがルーシィに呼びかける。トキを、仲間を傷付けない、むしろ、傷付けたら手の付けようがない程怒るルーシィなら必ずこの声が届くはずだとみんなが思った。しかし、ルーシィはトキに冷たい視線を送っただけだった。
「ネコは…、大人しく鳴いてなさい。風竜の咆哮!」
「…ルー…シィ…?」
冷たい視線を送るだけなら良かった。だが、ルーシィはトキに自分の咆哮を放った。それは、誰もが見たくない光景だった。そして、トキは姿を消した。
「トキィ!…ルーシィ!オレだ!ナツだ!火竜のナツだァァ!!!」
「ルーシィ!聞こえるか!?オレだ!グレイだ!今迎えに行ってやるからなァァ!!!」
ナツとグレイはルーシィの方へ飛んだ。
続く
が、頑張ってー(??)
もうすぐ沈む夕日に照らされた花々。
あたしは声も出さずにただ見入っている。兄様は優しく見守ってくれた。
手を離すと、オレンジの光が消え、陽が落ちた。代わりに、月がやんわりとあたりを照らし始めた…その時。
ーーードオオォォンッ!!!という音が聞こえた。マグノリアの方からだ。兄様が馬を連れて走ってくる。慌てて馬に乗ると、後ろに兄様がまたぎ、手綱を握るーと同時に、ルーシィは勢いよく走り出した。マグノリアの一角が、赤くなっている。
風が、少し熱い。
……燃えているのだろうか
現場へとたどり着く前に、あたし達を探していたらしいバルゴが即急に城へ戻るように、と言ったので、行き先を変更して城へと戻ってきた。
すぐにアリエスがやってきて、父上の書斎と通される。中には数人の家臣と父上、母上がいた。
アリエス「こちらで急遽会議が開かれてます〜。すみませ〜ん」
ジュード「…ルーシィ、レオ」
レオ「何か…あったんですか?」
父上も母上も家臣も、深刻な顔をしていた。
どうやら、あの爆発は隣国の者によるらしい。
隣国はローズクォーツというのだが。そこの王族の王子が、あたしに求婚をしているのだ。あたしは別に好きな人がいる。でもそれは言えない。からまだ早い、と断ったのだが、しつこく書状を送り続けているのだ。
ルーシィ「…つまり、ローズクォーツがしびれを切らした…といいたいのですか」
家臣「…証拠にこれを。」
渡されたのはローズクォーツの印が押された封筒。中身も、爆破はこちらから盗賊達に依頼したとのこと。
レオ「そこまで執着してくるのも変な話ですよね」
レイラ「だから不安なのだけれど…せめて、面会ぐらいはした方がいいのかしら…。」
みんな不安そうな顔。
あたしがその原因なのだと思うと、胸が痛くなった。
その後は、一旦お開きとなり、あたしはネグリジェでベッドに倒れこんでいる。うつ伏せで右頬をシーツにつけて、また溜息をついた。何度目だろうか…。
目を閉じても、眠気はやってこない。
溜息と目を閉じたり開けたりを繰り返して、それでもダメだからベランダに出た。
夜風がやんわりと吹き込んでくる。
あたしはそっと目を閉じる。虫の声が耳に心地よく聞こえる。
グレイ「ルーシィ様」
ルーシィ「ひゃっ!?」
驚いて後ろを振り返ると、妖精の尻尾のグレイが立っていた。
そんなに驚くなよ…といいつつ、ポケットから何かを取り出して、あたしに渡してきた。
ルーシィ「…何?」
グレイ「城門前で受け取ったんだg…ですが。ルーシィ様にわたしてほしいと。」
その封筒には、ローズクォーツの印がしてある。
…。またか。
しかも今回は、国を通さずあたしに直接に。
封筒を開け、便箋を取り出すと明らかに脅迫文だった。
【私と結婚して下されば、国への被害は最小限に努めましょう。まぁ…してもしなくてもマグノリアは潰しかねませんがね】とか。
グレイ「あの…」
ルーシィ「いいわよ砕けた話し方で。どうせ誰もいないわ」
グレイ「…姫さんも大変だよなぁ。ローズクォーツからだろ?それ。求婚か?」
いつも求婚されてるわよ、ローズクォーツの王子サマには。と言いつつ、便箋をたたんで封筒に入れ、破った。
グレイが『ちょ…!』といい、とめてきた。
『何よ?』と聞き返す。
グレイ「何求婚状破り捨ててるんだよ!」
ルーシィ「何度も何度も断ってるし、今回に限っちゃこれは求婚でもなんでもないわ」
この時、あ、しまったと思った。
普段のあたしならこういうことは王族以外に言っちゃいけないとわかっていた。
グレイは、妖精の尻尾のみんなは優しいから。そんなこと知ったら乗り込んでしまうと思うから。あたしは、あわててごまかした。
『ほら!ローズクォーツとは比較的仲良いし!こういういたずらも、あたしとあっちの王子にはあるのよ!』だとか。
『もしかしてさっきの爆発も…』とグレイが言ってきたが、『最近物騒だからじゃない?』と誤魔化した。
笑みを作ったが、ちゃんと笑えていないと思う。グレイの目も見れない。
そろそろ寝なきゃ、と言ってベランダを去った。…いたたまれなかった。
ベッドに潜り込み、強く目を閉じて、無理矢理寝た。
…これから、どーしよ…
続
姉に林檎とか、僕とかめいびすとかみさの小説、今までのやつを一通り見せたら「林檎さんのってあんたのパクリじゃん。ってかあんたも林檎たんとか気持ち悪い」って全面否定された…囧rz
林檎も僕のをパクってる訳じゃないし、林檎たんでもキモくないしっ(♯`∧´)
彼氏といちゃってる姉の方が気持ち悪いしっ…(…リア充瀑瀑瀑瀑……)
…そして、イラつきながら書いたいちゃラブ ナツルー
「ナツ〜!お出かけしよっ」
何処かで明るい声が彼を呼ぶ声がした。…けど、気にしない。
いつもの事だし。私はグレイとウェンディと仕事に行く約束もしている。
(仕事に行けば、少しは安らげると思う)
「うわっ、もうこんな時間!」
隣にいたレビィちゃんに声をかけて駅へと進んでいく。
「なあ、リサーナ。」
「ん、何?」
「…ルーシィのプレゼント、一緒に選んでくれてありがとな」
「いいのに、これくらい。ルーシィもナツも、私の仲間!二人を応援してるから!」
「ごめん、待たせちゃった?」
駅に着けば、やっぱり二人共揃ってる。二人は待ち合わせより早く来るタイプだから早めに出ようと思ってたんだけどな。
「そんなことないですよ、ルーシィさん。私達が早く来ちゃっただけですから。」
「ほら、行くぞ」
…やっぱり、二人共優しい。二人の少し赤く染まった顔が、寒さを表しているのに。
「…そっか、ありがとっ」
深く追求しても二人共が困るだけだから、その優しさは心で理解しておく。
「…はぁ。疲れたぁ」
ギルドに入ってから口を零し、背伸びをする。
ドン、と。少し強めの足音が聞こえる。それはあたしの前で踏まれた音らしく、俯いている顔の目の前には足がある。
「…ルーシィ。」
「……なに、ナツ」
「ちょっと来てくれ」
なんだか、何時ものナツらしくないな、と思いながら大人しく腕を引かれておく。
腕を引かれて着いた先はギルドの前にある大木。
「…なぁ、ルーシィ。」
…彼は一体どうしたのだろうか。少し、そわそわしているように見えなくもない。
じっとナツを見つめているとこちらを向いた顔と目がばっちり合ってしまう。
(…やっぱり、こうやって見ると恥ずかしい//)
周りよりも整った顔にどきり、と心臓が高鳴る。
(…でも、顔だけじゃない。ナツの全部に惹かれたの)
二人でじっと見つめ合う。
「あの、さ…今日、リサーナに手伝ってもらって…」
“リサーナ”
その名前に反応してしまうのは、嫉妬しているから。
嫉妬なんて醜いのは分かるんだけど、気持ちは膨れてしまう。
「ルーシィへのプレゼント、買った!ほら、これ!」
(……は??)
最初は絞り出すような声だったのが、最後にはキレ気味になった。
そしてその声と共に出されたのはラッピングされた、少し膨らんでいる袋。
「、え?どうしたの、これ」
「…そ、その…俺ら、付き合って一ヶ月だろ?だから、何かあげようと思って…」
ナツは視線を外しながらも質問には答えてくれる。
「…一回じゃ選べられなくて、何回も買いに出かけたとか、そんなのねーからな!」
…あぁ、忘れていた。彼はとんでもないツンデレだということを。
「…ふふ、ありがとっ!」
そして、あたしは貴方にプレゼントをあげる。
ファーストキス という名の最高のプレゼントを。
あ、バトル忘れてた。「貴女は私を翻弄したいのかしら?…ふふ、でも無理よ。貴女が子豚である限りは」
……とか??というかわたくしは林檎さんの性別が知りたい。女子だよね?女子で良いんだよね?!
みるくてぃ)え、私今の小説やめた方がいい?あと、うちの姉さんもリア充だよ!
私は女子力が無い学校でのあだ名が歴史女Sの女子でーす!
「あら、子豚はいいですのよー。何も考えずに日々過ごせる…。ときに、動物は人間を上回る程の能力を出す…。という事は、私の能力は低くても、あなたよりかは能力があるという事。」
「お前の目を覚ましてやる!アイスメイク・ゲージ!」
グレイはルーシィを檻に閉じ込めた。
「グレイ!手荒なマネはするな!!」
「分かってらあ!ンな事はよぉ!」
エルザがグレイに注意する。部外者から見れば、今の状況はかなりヤバい。ルーシィが檻にいるからだ。どう見ても、グレイが病んで、監禁したにしか見えない。
「ナツゥ!アレで行くぞ!だ!!」
「おうよ!任せろォ!」
ナツとグレイは手を合わせ、バトンタッチをした。
「ルーシィ!目を覚ませェェ!!!」
「オレらの元に帰って来いィィ!!!」
『フェアリー・ルーズ!!!』
檻の中にいるルーシィにナツとグレイの光が直撃する。
『これは…、フェアリー・ルーズ!フェアリーテイルで最も最強の魔法…!!一億分の一の人間しか使えない魔法!その使い手が…、滅悪魔導士グレイと、滅悪竜魔導士ナツと言うのですか…!!?…うちのギルドは…、本当にスゴイ!』
ルーシィの体が光った。
「ルーシィ!」
「大丈夫か!?」
ナツとグレイがルーシィに近寄った。ルーシィの姿が元に戻ったからだ。
「…アンタ達ヲ…、コロス!ウフフ…」
「そんな…!まさか!」
「フェアリー・ルーズが…」
『全く効いていない…!!!』
続く
んー…。今日の勝負は微妙だね。
引き分け!
むんむん>>え?!み、見せたの?!
めいびす>>もう何を応援してんのかわかんないよね(笑)
林檎))やめなくていいよ、面白いから!「あら?私の子豚になればのうのうと生きる時間なんて与えませんことよ?散々痛ぶって働かせる…貴女の休む時間なんてないのに、とんだ勘違いをして…なんて哀れなのかしら。」
傷ついたらお互い言おうね!あと、林檎が女子で良かった…
みさ))お姉ちゃんも葉っぱ天国やってるんだよね〜。それで「〇〇はどこで投稿してんの?」って言われたから、名前だけ教えた。
これからはこの名前でいきます!本当、コロコロ変わって申し訳ございません!呼び方は今まで通りでも、新しい方でも、どちらでも構いません。
384:林檎:2016/01/10(日) 10:00 ID:nNU みるくてぃ)そっか〜…、良かった〜!
「可哀想に…。私を痛め付けるとそのうち私に仕返しをされるのではなくて?豚を舐めてると、痛い目に合うわよ。今のあなたのようにね…」
「そこまでだ、ルーシィ…」
「ゼレフ…!」
ルーシィが攻撃しようとすると、ゼレフがやって来た。
「式の準備ができた。さっさと式を挙げよう。」
「…分かったわ。」
ゼレフはルーシィと共に消えようとした。そこで、スティングとローグが声をあげた。
「ルーシィ!さっさと帰って来い!セイバートゥースはずっとお前を待ってるからな!!!」
「そうだ。ルーシィ!式が終わり次第、お前を迎えに行く!!!」
『オレらはルーシィがどんな姿になろうと、ルーシィを受け入れる!!!それだけは分かっとけ!!!』
スティングとローグが声をあげたあと、ゼレフとルーシィは消えた。しかし、スティングとローグは見た。
ゼレフに連れて行かれるとき、微かだがルーシィが笑ったこと。
笑ったあとに、滅竜魔導士でも聞こえるか、聞こえないくらいの声で
ありがとう、絶対に帰る
と言ったこと。
だから、スティングとローグはルーシィが絶対に戻って来ると信じている。
続く
「ほぅ、今の私が痛い目にあっていると?…口を開けば非現実的な事ばかり並べて…痛い目に遭う私なんて、ありえないでしょう?しかも子豚を舐めるなんて…そんな低脳のする事を私がするとでも…?」
…というか、本当にネタが思いつかない…
林檎の小説))なんかだんだん良い話になってきた…やっぱり皆の思いは届いたのね…!
…なんか皆小説の感想書いてなくない?(あれ、僕が見落としてるだけ…??)
みるくてぃ)ありがとう!みるくてぃの小説から離そうと、予定と少し違うようにしてるの!
確かに…、みんな感想書いてないね…
みるくてぃ)「子豚を舐めてるから私に舐めてると言われるのよ。舐めてなかったら言わないわ。」
390:林檎:2016/01/10(日) 16:30 ID:nNU !!微エロ注意!!
バチン!!!
「…ッ!!」
部屋に鈍い音が響く。ゼレフがルーシィの頬を叩いたのだ。
「ルーシィ、君にはガッカリだよ…」
「うるさい…!アンタの嫁なんかに誰がなるもんですか!!」
「…言う事が聞けない子にはバツを受けてもらうよ…」
ゼレフはルーシィの服に手を伸ばした。
「なに…?なにをするの?…んんっ!」
ルーシィが抵抗すると、ゼレフは抵抗を止めるかのようにキスをした。
ルーシィとゼレフのキスはこれで二回目だが、一回目とは比べものにはならないくらい濃厚で、長いキスだった。
「…ッ!?」
「あ・あたしを舐めないで…!ウェンドーラの娘を…、舐めないで…!」
ルーシィがゼレフの舌を噛んだのだ。痛みに耐えれず、ゼレフはルーシィの口から口を離す。
「おもしろい…。夜はまだ始まったばかりだ…。楽しませてくれよ、ルーシィ。」
「やってみなさいよ…!」
ルーシィとゼレフの夜が始まった
続く
「貴女の土だらけの身体を、頭の悪い頭を舐める…?あははっ、可笑しいわね。見下してるのよ、見下してる。貴女じゃこの言葉の意味、わからないかしら?」
予定をズラさなくてもいいのに…
みるくてぃ)「見下すとは、あなどって相手を下に見る。または、みくびる意味。舐めるとは、人を馬鹿にしたりみくびる意味。どう?同じだと思うのは頭の悪い私だけかしら?」
393:林檎:2016/01/10(日) 17:48 ID:nNU 「さあ、ルーシィ!楽しませてよ!」
「そんな事…!言ったって…!アァ!!力が…、入らない…」
そう。林檎の都合により、体中の魔力をゼレフに抜き取られてるルーシィ。
「君との結婚はどうでも良かった!君の力さえあれば良かった!」
「あたしは…!アンタとの結婚は…!嬉しくなかった…!けどね…、アンタにウェンドーラの力を取られるのが…!一番イヤなのよ!!」
ルーシィは魔力を取る装置を壊した。
「なっ…!でも、ルーシィには力がないはず…!」
「ゼレフ、アンタに一つ、教えてあげるわよ!
人間は大事なモノを守るときは
想像を超える力が出るのよ!!
あたしの大切な…、大切なウェンドーラから貰った力をアンタなんかに渡さない!!!!」
「だけど、残念ながら君とボクは同じ運命を歩む定なんだ!!命を尊く思うほど人の命を奪い、魔法が上手く使えなくなる!そして、命の重さを忘れれば魔法が使える!!!ならば、こんな世界を変えよう!!!」
「あたしの運命がそんな運命なら…
あたしはそんな運命変えてやる!!
あたしには仲間がいる!友達をいる!愛する人もいる!みんなの力を借りて、あたしは自分で自分の運命を変えてやる!」
続く
ナツルーにしよかな?ルーシィが言ってるのは、他のアニメから取った名言です。
誤字です
友達がいる!
ですわ
今日は…むんむんさんです?!
396:林檎:2016/01/10(日) 21:01 ID:nNUチクショー!負けかよー!
397:みさ:2016/01/11(月) 00:20 ID:IRo 林檎>>大丈夫だ!まだ明日がある!
林檎、むんむん2人ともいい勝負です。
林檎は上回れるように、むんむんは維持できるように頑張ってください!!
よっしゃやるぜぃ!もう、みさは実況・審判に馴染んでるね…(笑)
小説、切ないのにしようかな…?
からくりばーすとの小説買ったからなんか思いついた!…少しは変えますから。
ここはマグノリア。科学技術はここが一番進んでいるだろう。
現に、科学により魔法、魔導士を作ることに成功している。
親のいない者や、孤児院暮らしの者は魔導士になる『究極大手術』を受けることが義務付けられている。
一般市民も受けられるが…この技術は選ばれた者のみが成功する。例外の者は死に至る、または瀕死になってしまう。
そんな危険を承知に手術を受ける者など居ないに等しい。
そして、手術を受け、魔導士になった者は“特殊魔導士ギルド”には入らなければいけない。
この力を手に入れても、自分の生きる道は決まってしまうのだ。
特殊魔導士ギルドはおもに評議会では手に負えない犯罪組織によるテロなどをメインに活動。
その特殊魔導士ギルド、最強のギルド。“妖精の尻尾”。その最強ギルドの最強隊、第一部隊の悲しい恋の、物語ーーーー
「……はぁ。」
隣のエルザがふかーーくため息を吐く。
俺も吐きたいとは思うがなんとなく、したくない。
…それもこれも、今活動が盛んになってきている、“星霊”と言う暴力犯罪組織のせい。
彼等は魔法ラクリマを破壊目的に改造、または生産して活動を行う。
今までは薬物や強盗などの犯罪もしていたが、ボスが代わってからは“破壊”を目的とする。
「…はぁぁぁ。」
「おいエルザ。見てるこっちが苦しくなるんだが」
「いいだろう、少しくらい。戦闘に駆り出されたらため息吐く暇もないんだ」
まぁ、もっともだ。彼奴らはただただ、破壊。
ラクリマが自爆することもある。
「そういや、新しい殺戮ラクリマが出てきたよな?」
「グレイは見たことがないのか?」
「あぁ、この前は参加しなかったからな」
「そうだったのか…あの新ラクリマは今までの物よりも格段に攻撃範囲が広がっている。スピードも上がっていて少々厄介なものだ。」
この隣のエルザは第一部隊隊長。副隊長は俺とナツなんだが、隊員が少ない。
この三人は幹部級と言われていて、実力も確かだ。しかし、他の隊員は他の者より少し上、というくらいだ。
隊員は俺ら三人にウェンディ、ジュビア、ガジルで構成されている。
『エルザ!第一部隊に応援願がきた!場所は今送った!はやくこい!』
『何っ?!くそっ……グレイ、お前は脚力が優先強化されていたよな?屋上に素早く避難し、屋上から隣のビルの中へもぐりこめ!』
『了解!』
隣のエルザと顔を見合わせ、頷きあう。それを合図に、ビュンと走り出す。
「うーん…壊したりないなぁ。もっともっと、すべて壊さないと〜♪あははははっ」
屋上から下で戦うギルドとラクリマを見下ろす。
相変わらずギルドの奴らは必死に正義を守り抜こうとする、貫こうとする。
「うぅん…やっぱ殺戮器具は押されてるなぁ。でも、いっぱい壊れてる!」
単なる時間稼ぎでもたくさんたくさん壊せるでしょ?
…もっと、もっと壊して、コワシテ。いーーーっぱい紅いのが見たいの!
「あ、来たきた。遅かったねっ、ギルドの人さん♪」
貴方にはいっぱい、いっぱい。…紅を見せてもらうよ?
屋上から行けとは言われたが、やっぱり待ち伏せ…って、は?
「あ、来たきた。遅かったねっ、ギルドの人さん♪」
目の前には殺戮ラクリマなんてなく、少女が佇んている。
そして言動からは星霊の奴らの可能性が高い。…が、奴らは人間など使用しない。
……ってことは、これが噂の“ヒト型・破壊ラクリマ”か。
「うっ…?!」
突然左脚に激痛が走る。目の前の少女が銃を発砲したようだ。
「戦闘中に考え事ー?そんなことしてていいのー?でも、そうすればいっぱい紅が舞っちゃうね♪」
…はぁ。今は考え事なんてしないほうがいい。目の前の敵に集中するのみ。
「…アイスメイク・ランサー!」
素早く手に魔力を込め、攻撃を仕掛ける。
「うーん…紅じゃないなぁ。紅の方が素敵でしょ?」
パキンッ
「な、んでだ…」
俺の創り出した氷は目の前の少女によって、壊された。銃を使った可能性は、ない。
なら、なんで…
「でもね、紅も素敵なんだけど、黒もいいんだよねっ♪」
そう言って少女は黒の塊を作ると、俺の腹を貫通させた………
「仲間…?友人…?愛する者…?そんなくだらないモノで何ができる!」
「くだらないモノなんかじゃない!素敵な力よ!」
「その力をボクは嫌っている!素敵なんかじゃない!人間には闇がある!いつ裏切られるか分からないじゃないか!!」
ルーシィとゼレフの技が交互に交わる。そして、お互い討論しながら避ける。
「…確かに、人間には闇がある。いつ裏切られるか分からない。でもね、本当の絆っていうのがあるのよ。切ろうとしても、切れない本当の絆。それを人は『愛』と呼ぶのよ。」
「あ…い…?」
「愛よ!アンタもいるでしょ?一人ぐらい…。愛した人が!」
ルーシィは攻撃をやめた。ゼレフが攻撃をやめたからだ。
「愛…。愛した人…。メ…イビ…ス…」
ゼレフの頭の中では、自分と一緒に笑うメイビスが浮かんでいた。
「メイビス…。君は…、ボクが殺してしまった…」
「殺してなんかいない!ゼレフと初代を苦しめてたのはアンクセラムの呪いでしょ!初代が亡くなったのもその呪いのせい!それなら…、アンクセラムを…、この呪いを倒せばいいのよ!」
「そんなこと、できる訳がない!相手は神だ!」
「あたしが力を貸してあげる!」
続く
むんむん>>ありがとう!
今日は試合してないと思うから、なしだよ!
でも、どうやって出ればいいんだろう。
生き残りは、わずかだ…。
「私がは光を照らしますから、皆さんで、この方たちをどうか家族のもとに…」
その時、ビリビリ、っと何かが破れる音がした。
上を見ると、闇に亀裂が走り光が漏れていた。
だが、その亀裂はすぐに壊れる。
「ま、眩しい」
入ってきたのは、とてつもない量の光、だった。
何秒立ったかわからないが、目が慣れたと思い目を開ける。
「…!!」
皆はもう眼を開いて立っていた。
見つめていたのは、ルーシィだった。
両者絶句した状態で立ちすくんでいた。
闇を開けると、死体以外のものがあった。
何か、動いている。
1人が目を開きこちらを見た。何も言えずに、立っている。
他の奴らも見ている。
___フェアリーテイル
なぜだかわからないがそう直感的に思った。
「…ルーシィ!」
「…?」
なぜだかわからないが、今とても懐かしい声がした気がする。
だが、その声が何なのかはわからない。
声がした方を見ると、そこには黒髪のたれ目の男がじっとこちらを見ていた。
___ドーン!!
爆発音がした。
いや、正確に表すと、ルーシィが手を上げ何か呪文を唱えた。
そして、そこら中に生い茂った木々が消えていた。
さっきまでいた人々と共に。
続く
「うわぁ、紅だよ、紅。綺麗な紅!ほら、見なくていいのー?」
ヤベッ…意識が朦朧とするなか、彼女の声はクリアに聞こえる。
その周りでぐるぐる響くのは鳴り止まない爆発音。
「でもね、こんなんじゃダメなの。もっと壊して、もっと壊れて?もっと紅でいっぱいにさせて!」
少女は狂ったように笑いだす。それが腹や左脚に響く。
少女は自分のケースから鍵を取り出す。そしてそれを…
ギリッ
ーーー口の中で噛み砕き、吐き出した。
「あー、でももう時間だ。じゃあね、ギルドさんっ。今度はいっぱい紅を見せてね♪」
彼女は屋上の崖部分へと歩いていく。
その後ろ姿が幼い頃の記憶に映る彼女と似ていて…
「ッ…ルーシィ!」
思わず、叫んでしまった。
俺の声に反応した彼女は振り返り、にこりと笑う。
「あんた、うざい」
それだけ伝えると屋上から飛び降りていった……
「ふふっ、目当ての物は入手出来たわ。いい働きね、ルーシィ、ユキノ。」
「はい!ありがとうございます。」
暗がりに青い画面の光で溢れる部屋。
一人の少女は目を輝かせ、一人の少女は鍵を見つめ、一人の女性はモニターに向かいあう。
「特別に褒めてあげるわ。…ところで、リサーナは何処にいるのかしら」
女性が呟くとユキノは気まずそうに目を泳がせる。
「それが…半分壊された身体で帰還されました。なので、カリウムの元で治されています。」
「…そう、本当、使えない子よね。まあ、いいわ。」
「…明日は評議会の拠点を襲撃。何としてもポルカを入手しなさい」
「「了解」」
「おいグレイ。報告だぜ?何やってんだよ」
「あぁ、悪りぃ。考えごとだ。」
「お前が考え事か?珍しいな…まあ良い。報告を頼む」
ギルド妖精の尻尾本部。第一部隊はエルザの元で会議を行っている。
それでも頭のなかに浮かぶのはルーシィと酷似しているあの少女。
ルーシィは本に影響され、星霊を呼ぶ鍵にハマっていた。それはやはりあの鍵と関係しているのか…
駄目だ、思い浮かばない。それより会議に集中だ。
「昨日、屋上から潜入ルートには殺戮ラクリマが一体。そこで俺は左脚、左腹を重傷。それとーー」
「グレイ。私は何故お前が怪我したかが気になっている。お前が怪我するなど、よっぽどの敵だったんだろう……っ、まさか…!」
グレイの話を遮ったエルザだが、だんだんグレイの言う殺戮ラクリマに気づいていく。
「…あぁ、そのまさかだと思う。人のような容姿に相当な戦闘力。…恐らくあれがヒト型だ。」
その声で周りは静まり返る。数カ所からは息を飲む声を聞こえる。
「…そうか。まあグレイもポーリュシカさんのおかげで10分安定なだけだからな。ナツはどう思う」
「なぁ、そのヒト型ってどんな奴なんだ?新殺戮ラクリマは高精度だったけどよ…」
グレイは“彼女”を思い出す。その姿を思い浮かべば思い浮かべるほど“あの子”を思い出してしまう。
……昔の“あの子”を。
「魔導士ランクでいうと、A以上…いや、SSってところだ」
俺らがフェアリーテイル最強の『S』ランク。ここのマスターでさえSSまであと一歩のところだ。
つまり…彼女は相当な強さになる。
「そうか…グレイ以外の者が当たっていたらひとたまりもなかったな。」
魔導士ランクは一番下がE。一番上がSS。現在SSは確認されておらず、Sが最高となっていた。
その驚異的な強さに第一部隊も震えあがる。
「…もし、そのヒト型何台も生産されていたら…。」
「ウェンディさん、それは無いに等しいと思います。この技術は相当賢い、または資材が必要です。」
「あぁ、ま、ボスが相当頭良いとかなら納得できるけどよ。ギヒッ」
グレイは俯いて唇を噛む。もし昨日会ったのが“あの子”だとすれば、彼女も元は人間だ。
“あの子”はまだ生きていると信じたい。…それと同時に、彼女が“あの子”ではないと信じたい。
「グレイ、そろそろ薬が切れるだろう。部屋に戻って良いぞ」
とぼとぼと歩きだす。エルザの言う通り、そろそろ足が痛みを訴えはじめた。
(…ルーシィ。)
いつか。あの頃のように、幸せに笑いたいと思うのは、俺だけかーーーー?
「グレイ様!」
高めの声が俺の後ろで鳴る。人物像を頭の中で考えて後ろを向く。
「ジュビア、頑張ってお粥作りました!これです…」
そこに居たのは予想通り同じ部隊のジュビア。彼女は何故か俺に好意?を持ってるらしい。
“あの子”を失ったとき、ジュビアは俺の心を立て直してくれた。
『…彼女、グレイ様の事大好きだったんですね。あなたの大事な人は、あなたに生きて欲しかったから、守ったんだと思います。…だから、その子の分も、生きてください。』
初めて会った俺にも笑顔で接してくれた。その笑顔に何度励まされたか分からない。
「…あぁ、ありがとう。向こう行って食べるよ」
少しやつれ気味にお粥の入った鍋を受けとる。
「いいえ!ジュビアがあーんを……」
………時々暑苦しくなるときもあるが。…それでもジュビアは俺に頑張って話しかけてくれるから。
その笑顔に応えたいと思う。
「いや、結構足も辛くなってきてるから…」
「そうですよね!では、気をつけてください」
そう言い残すとジュビアはぱたぱたと走っていった。
…知ってる、“あの子”まではいかなくても、ジュビアの存在が大きくなってることも。
…………………あのヒト型は、敵だってことも。
それでも、可能性を求めてしまう。
もう大事なものは失わない、と。
“あの子”はあんな狂的な笑顔を浮かべるわけない、と。
「結局、それは理想なんだよな…」
その後、俺を呼び止める者もいず、静かの自分の部屋へ戻った。
「まぁ、あの子豚…逃げるなんて、ずる賢いのね。頭は悪い癖に悪知恵だけは働く…正真正銘の低脳子豚さんね。」
これって続いてる?
わからんw
408:林檎:2016/01/12(火) 21:50 ID:nNUみるくてぃ)「あら、いつどこで私が逃げたというの?そういうのは、私が尻尾を巻いて逃げたときに言いなさい。」
409:林檎:2016/01/12(火) 22:03 ID:nNU 「君が手を貸してくれても、アンクセラムには勝てない…」
「そんな…!でも「いいんだ!…本当の絆を…、愛を知れたことで、ボクの罪が少しでも…!人々に償う事が出来たなら…!」ゼレフ!姿が…!」
ゼレフは膝をつき、血を吐いた。
そして、姿が消えそうになった。
「…ルーシィ、今度生まれ変わるときは…、ボクは…、神の怒りに触れずに…っ!普通の人間として…、生きれるだろうか…」
「生きれるわよ!アンタだって…、元は普通の人間じゃない!
迎えに行く!アンタが普通の人間として生まれ変わったらあたしが…!アンタを…!迎えに行くから!!!絶対にィ!」
ルーシィがゼレフを抱いて、大粒の涙を流した。
敵でも、愛したときがあった。
愛する者がいなくなるとき、人は死よりも苦しい絶望を感じる。
それは、黒魔導士と闇滅竜魔導士だって同じ。
「…ありがとう。ルーシィ…。」
「ゼレフゥ!!!目を覚ましてェ!!」
ルーシィの腕の中でゼレフは消えた。
続く
ゼレフいい人!メイビスとゼレフの組み合わせは好きだー。
ルーシィが人型のラクリマ…せ、設定が込んでますな…((震
えーっと…両者ともがんばれー?
次の日。
目を覚ましても、あの明るさはない。
空には灰色の雲がどんよりと漂っている。
ルーシィ「今日は…曇り…」
胸騒ぎがする。
あたしの胸騒ぎはいつも当たる。嫌なことほど当たってしまう。
ーーはぁ。
自然とため息が溢れ出た。
息を吸い込んで、頬をぺちっと叩くとあたしはベッドから立ち上がった。
ルーシィ「…今日も頑張ろ」
ルーシィ「へ?妖精の尻尾が?」
朝食の為に広間へと訪れると、父上から報告があった。
妖精の尻尾が朝からいないのだ。
いないのはいつもあるが、何も言わずにいなくなるのは初めてのことだった。
レイラ「ローズクォーツのこともあるし、何もないといいのだけれど」
ジュード「そういえば…レオはどうしたね」
ルーシィ「メイド達の長期休暇とともにまた遊びに行ったのでは?」
今は新しいメイド達を育成させる為、カプリコーンなどの執事長、メイド長などは長期休暇だ。
コックも新しい人になっており、そのせいかどことなく朝食の味が変だ。がする。
朝のドレスの着せ方も、緊張で手が震えているのが目に見えた。
新しいメイド達の育成期間は一週間後くらいだ。それも今日までだ。
レイラ「しかし、今回の新しく来てくれる人達は随分緊張してるわね」
ジュード「スコーピオン達が陽気だっただけだろう」
ははは、と笑い声が響いた。
長い廊下を背筋を伸ばして姿勢良く歩く。
子供の時は頭に本を載せたりして修行したものだ。
座学の為に資料室へとはいるとカプリコーンの姿が見えた。
ルーシィ「カプリコーン?何故ここにいるのです?」
カプリコーン「ルーシィ様。勉学も継続が大事と思いまして。図書館のは一週間のうち、全て読んでしまいましたのでこちらのを読んでいました」
図書館の本を一週間で全部…。
そういえば昨日も新人さんへと手本を見せてたわね、本を読むついでに。
そういえば、あの時はクル爺もいたっけ。
新人執事「ルーシィ様!座学のお時間…カプリコーン様!」
カプリコーン「あぁ、今席を外しますのでご安心を」
どうやら本当に本を読みに来ただけ見たい。
あたしが席に着くのと同時にカプリコーンは資料室を出て行った。
新人執事「ルーシィ様、たまには隣国のことも知りたくありませんか?」
ルーシィ「あら、いいわね。何を教えてくれるの?」
新人執事「私の知人がローズクォーツ出身でありまして。ローズクォーツの歴史でもお話できたらと。」
…彼はローズクォーツによるあの爆発のことも、この国との関係も、知らないんだろうな、と思いつつ、ローズクォーツの歴史には少し興味があった。
『是非聞かせて』
あたしはそう言った。
ふと窓を見れば、日は傾き雲の切れ間からオレンジの光が降り注いでいた。
ーー本を読み漁り、小説を書いていたら時間を忘れたらしい。
しかし、妖精の尻尾のいない城はなんとも退屈だ。
…って。何考えてんのあたし。やっぱり汚染されたかなと思いつつ、夕食に呼ばれた。
夕食を取っていると、ふいに父上が声を上げた
ジュード「そういえば、妖精の尻尾が帰ってきたようだ。」
ルーシィ「え?」
レイラ「あら、ルーシィ知らなかったの?怪我なさってる方も多くて…」
ジュード「なに、また喧嘩したのだろう」
そこで会話が終わってしまったが、なかなか食が進まない。
ーーてか、今日のシェフは緊張しすぎよ。味が変だもの。
まぁ愚痴はいいとして。
早めに食事を済ませて、妖精の尻尾の方へ行ってみよう。
怪我だなんて心配だもの。
兄上は帰ってこないし、妖精の尻尾は怪我して帰ってくるし。今日の胸騒ぎはこれか…。
雲の切れ間からはオレンジの光が地上へと所々差し込んでいるが、灰色の雲はどく様子はない。
遠くで雷鳴が聞こえた気がした。
感想書いてないと少し話題になっていたようだったのでかいたです
めいびす>>もう、何を応援しているのかわかんないよね…(笑)
今日は………むんむん選手です!
むんむん選手は今のところ記録を伸ばしております!
やはり、年の差で使っていたり知っていたりする言葉が違うのが原因なのでしょうか…?
え、え?年の差?……林檎、今小学校?中学校?
「まぁ、いらっしゃったのね。全然来なかったので、怖気づいて降参したかと思いましたわ。」
星霊が使う“殺戮ラクリマ”とは何だ。星霊の使うヒト型殺戮ラクリマとは何だ。
ヒト型は何故、魔導士と同じ能力を持つのか。
一向に答えが出ない問いは頭の中でぐるぐる螺旋を描いて廻るーーーーーー
『こちら、第二部隊・カナだ。探索中に大規模テロが発生。殺戮ラクリマも見られるから、恐らく星霊の仕業だ。数もさほど多くない、第一部隊、応援を要求する。』
無線の通信LANで連絡を取り合う。連絡は第二部隊・副隊長のカナから。
星霊の目的は“破壊”。そう言われていたが、前のテロでは物が盗まれていた。
その“モノ”は何かは分からない。
『第一部隊隊長、エルザだ。要求に応える。場所は何処だ。』
『それがちっと厄介でね…評議員の集まる第一拠点シャトレーヌ城だ。』
無線通信LANで繰り出される会話をボーッと聞く。
仲間には悪いが、今は戦闘に出たくないと思う。
『何っ?!…了解だ。…前回はヒト型の目撃が確認されている。第一部隊、副隊長と私以外は個人行動をするな!第一部隊、至急出動!』
“ヒト型”
この声に反応する俺はどんだけ“あの子”を引きずっているんだよ…。
もう一回、当たる可能性だってある。その時は、ちゃんと……
「粛正、か……」
エルザの声を聞きながら勢いよく地を蹴った。
「もっと、もっと壊れちゃえぇー!あひゃひゃっ♪」
「もう、ルーシィ。そんなに連射すると弾丸が切れちゃうよ?」
「ユキノは分かってないなぁ。この連射はキレーな“紅”を見るのに必要なんだよー?あははっ♪」
私は銃で、ユキノは刀で壊す。…全部、全部。全部コワシチャウの!
あーぁ、真ッ紅な血を出してくれる人、来ないかなぁ?
周りは綺麗な紅色の炎で色づいている。何もかも壊すの。
あの炎は全部全部、真ッ紅に染め上げて、壊し尽くしちゃの。
「…よし、ある程度の目標は達成したはね。ルーシィ、Bルームから妖精がきてる」
妖精…?…あぁ、あの妖精ね♪それじゃあ、今夜の獲物はキミ達だね…?
「あんなに素早く行かなくたってきっとアイツらは逃げないのに…しかも足止めしてくれれば良いんだけど…ね」
鋭くキラリと光る刃物。…はぁ、ぜんっぜん隠れきれてないよー?きっとあれは隊長サンの武器ー。
でも、たくさんいる…今夜はいっぱい“紅”が舞っちゃうね??
そうと決まれば、さっと茂みから出る。
「あっははははっ♪いっぱい“紅”を見せてよっ…!!」
素早く銃を連射、連射、連射。これはもう乱射って呼ぶべき?
あっははっ、そんなのどーでも良い…!もっとだよ、もっとコワレテ?
「ねーね、そんな防御だけじゃ駄目だよっ…?!」
一つの銃が幼い少女を貫いた。そこからは綺麗な“紅”が飛び散る。
「うわぁ、紅だ♪キレーなキレーな紅だ!あはははははっ!」
何なの、アイツら…声も出さずにただただ防御。
きっと自分は正義ーってlp言う奴らの集まりなんだろうけどっ。
…ムカつく、ムカつく。ムカつくムカつくムカつく。
「その腐った心を壊シテあげるっ!」
一人、下っ端級のヤツを倒す。うーん、紅は紅なんだけど、物足りないなぁ。
それはやっぱ、アレが第一部隊じゃないからー?…うん。きっとそうだよね。
「ねぇ、一つだけ、教えてあげるね♪あたしたちも……」
ごめん。私さ、言うの忘れてたけど、よく行動がSって言われるんだった〜。(笑)
私は小学生だお♡
番外編〜
ナツ「闇滅竜魔導士と黒魔導士編も終わったな!」
ルーシィ「本当、疲れたわ。」
グレイ「そういえば、何でルーシィはフェアリー・ルーズが効かなかったんだ?」
ルーシィ「ああ!それはねぇ、本当は効いてたのよね〜。」
ナツ「なにっ!?じゃあ、何でこっちに戻らなかったんだ?」
ルーシィ「ほら、そこでナツ達のところに行っちゃうと、ゼレフが何するか分からないじゃない。」
グレイ「なるほどなー」
ルーシィ「じゃあ、次回!最終章!あたしの居場所編お楽しみに〜」
私も小学生だお♡うちは行動も言動もかな…??
416:林檎:2016/01/13(水) 22:07 ID:nNU私はほとんど行動だね〜
417:林檎:2016/01/13(水) 22:22 ID:nNU 「ルーシィ!」
ゼレフが消えてから、ナツ達がやって来た。
「み…んな…」
「おい!どうした、ルーシィ!おい!」
泣いているルーシィの肩をナツが揺する。
「ナツ…。あたし…、また一度愛した人を守れなかった…」
「ルーシィ!オレらがついてる…。いや、オレがついてる!
オレがお前を愛してやるから!」
「ナツ…。あたしは…、もう一度…、人を愛していいの…?」
ナツの告白にルーシィは返事ができない。
ゼレフという愛した人を守れなかった者がナツという人を愛していいのか。
「あたしは…、ウェンドーラも…、ゼレフも…、そして、フィオーレ中のみんなを…、守れなかったんだよ…!」
「オレがルーシィが守れなかった分、ルーシィを、みんなを守ってやる!」
「本当に…?」
「絶対だ!約束する!!!」
「あたし…、ナツが好きだよ…。ギルドに入ったときから。」
「オレも好きだ!世界で一番好きだ!」
二人の気持ちが重なると同時に
二人の唇も重なった。
『知ってる?ファーストキスってレモン味がするんだって〜!』
『ヘェ〜。そうなんだー!私もいつかしてみたぁい!』
昔、誰かが言っていたことを思い出した。
これを母に言うと、こんな返答が返ってきた。
『ファーストキスのレモン味は涙の味でもあるのよ。』
「知ってる?ナツ…。ファーストキスはレモン味がするのよ…」
「!!! そうかよ。じゃあ、レモンは涙味なのか?」
「ファーストキスのときだけね!」
end
林檎))すごい良い話…!「……は?」
-----あたしたちも、魔導士なんだよ?
あの時と同じように、にたり、と彼女は笑う。しかし少しもすれば背を向け歩き出してしまう。そしてまたあの時と同じ、一回止まり、振り返る。
「頑張ってね、正義サン?」
ほら、また。にこりと笑った。その顔はやっぱり“あの子”でしかない。
…何だよ、お前はいま何処にいるんだ。本当にあいつがお前なのか?
「クッ、逃がしてたまるか!行くぞ!」
「え、エルザさん!今は撤退した方がいいと思います。評議員の避難も済み、この辺りに人は住んでいませんから。」
様々な問いが螺旋を描き続ける頭の中、ウェンディがエルザを宥めている声が聞こえる。
(俺は、どっちを守りたい?“イマ”の仲間か、それとも…“カコ”の大切な想い出か…)
…いや、どっちかじゃない。どっちも、だ。どっちも、守る。
…………守ってみせる。
「…ルーシィ、よくやったわ。ユキノも、…ね。」
ユキノが本当に嬉しそうに笑顔を浮かべる。
それでもルーシィの脳は覚醒していない。
「ルーシィ、貴女、私の話の最中に考え事?…貴女は誰のモノだったかしら?」
そう言って女性はルーシィの額をピンヒールの踵でぐりぐり押す。
ルーシィは苦痛に顔を歪め、はっと我に帰る。
「あ、ごめんなさい、ごめんなさい!」
「まったく、きちんとなさい」
女性は椅子をくるりと回してモニターへ目を向ける。
「…まぁ、今回も大収穫ね。……カエルム、リサーナはどうなってるのかしら。」
「恐らく、全治2日ほど。」
「……そう。貴女達も戻っていいわ。次は…特殊魔導士ギルドを狙っていこうかしら」
(私たちの目的は、破壊だけじゃない。)
女性は心の中で呟いた。
ーーーーーーヒト型。
それは星霊の最大の武器。ヒト型は特殊魔導士ギルドの者と同じ、究極大手術を受け、魔導士になっている。
しかし、魔導士である反面、殺戮兵器という名の“機械”の技術を活かし、身体の半分、または2/3は機械などを使われている。
その機械の技術によって身体も使い手が弱い刀の攻撃では血が出ることはない。
更にヒト型にはそれぞれ“コア”があり、その“コア”を破られると、ヒト型の機能は停止してしまう。
“コア”は何処かの部位と入れ替えてつけてある。“心臓のあった場所”や、左眼、胃など、場所は様々。
ーーーーーー何故、究極大手術を受けているのか…。他の疑問も、知る者は数少ない。
ーーーーーー魔導士。
彼等は究極大手術を受け、その能力は人それぞれ。ドラゴンの力を操る者なんかも出てきている。
そんな彼等も“メンテナンス”というものが必要になる。メンテナンスがなければ細胞が衰え、死に至るんだとか。
メンテナンスには一週間ほどかかり、メンテナンスを受ける者はメンテナンス中、意識がない。
………しかし、そんなメンテナンスの資材は一握りの者しかわからない。
ーーーーーー何故、“ヒト型”が魔導士であるのにも関わらず、メンテナンスをしなくても生きているのか。
もし、メンテナンスをしているのなら、何故、その技術を持つ者が居るのかーーー
すいません、>>418は「……は?」からが小説です!
421:みかん姫:2016/01/14(木) 00:27 ID:BUI ある所にとても優秀な博士がいました 彼の弟子もまた、優秀でした
博士は、一人の捨てられて少女を拾いました
その少女が、神童と呼ばれる博士の優秀な弟子です
彼女は博士に喜んでもらうため、勉学に励みました
何かが成功するたび、博士は少女の頭を優しく撫で、ふわりと笑いました
あるとき、博士が宿題に、と出した自分の研究のデータを渡しました
この式を解いてほしいと頼みました
少女は喜びました 大好きな博士に、憧れの博士に頼ってもらえた、と
少女は今まで以上に張り切りました 全ては、博士のため
博士は、争いが暴発するなか、国を救うべく研究しているのです
少女はそんな美しい彼の生き方が大好きでした
そして、遂に、少女は式を解くことが出来ました
博士にも出来なかった難題を解決させました
少女はそれを博士に渡しました 博士は今まで以上に褒めました
そして、実現が可能になったのです
“人類人工進化”に
これは力のある“適任者”を更に強化する技術です
少女は喜びました ----これで強化された人を戦に出せば勝てる、と
強化された人が少しは長生きできるよう、“魔力充電カプセル”を作りました
…………しかし、その技術にはとんでもない“資材”が必要となるのです
少女はすっかり大きくなりました 8歳が、16歳に
しばらく博士も少女も忙しく、二人は会えていませんでした
そんな時、少女は博士に呼ばれ、博士の研究室に呼ばれました
博士の部屋には二つのカプセルが存在しています
その中には、二人の少年少女の姿
博士は言いました --彼等こそが、史上初のS級魔導士だ、と
少女は喜びました --これで世界が救えますね、と
しかし、博士はこう続けます --あぁ、君の親友の細胞は素晴らしい
少女の顔が強張ります 親友と呼ばれる人に、心当たりがあったのです
この研究施設内で唯一安らげる、年の近い彼との時間
彼は究極大手術の被験者No. 1でした その担当者として、少女も全力を尽くしました
しかし、いつまで経っても適応者には選ばれませんでした
そこで、博士は彼に言ったのです --君の細胞をもらう、と
------君がくれないのなら君の担当者であり、君の大事な親友の彼女の細胞をもらう、と
被験者No. 1の彼は心が揺れるなんてことはありませんでした
彼に取っても担当者である少女は心の支えだったから
そして、被験者No. 1の細胞を使われ、新たな方法で生まれた二人の幼い魔導士
人工的にS級魔導士は初めて 博士も喜んでいます
……しかし、少女は喜べません 確かに、強化するのは良いと思いました
しかし、それは死んでしまった者の細胞を使うはずでした
そんな少女に博士はこう告げます --多少の犠牲くらい必要だ
死んでしまった者の細胞ならまだしも、生きている人を殺してまで人を強化させる…
そんな技術が少女は許せませんでした そこで少女は研究施設を脱走しました
そして星霊に入りました 星霊のボスは、自分と同じ、この世界を変えたいという評議員
その評議員の手を借り、研究施設内に潜り込み、自らの手で博士を殺害
その時、研究施設も炎で包んだ しかし、少女は二人の魔導士を救いました
その幼い二人を孤児院へ、送ります
そんな孤児院も、一年後には星霊の手によって大炎上
それは孤児院のみんなが究極大手術を受けた少し後のこと
その際、少女は星霊のボスへと成り上がっていました
少女は一年前の二人の魔導士の内一人、少女の方を連れて帰りました
この少女以外にも、数名を捕獲しました
連れ去られた者が後に機械を身体に入れた“ヒト型”となるのです
分からないことがあれば何でも聞いて!…もう大体ひとしずくさんの小説と化してます。
「グレイ様…?」
「…あ、悪りぃ」
心配そうなジュビアの声で我に帰る。この会話は毎日のように続く。
「本当に大丈夫ですか?」聞いてくる彼女に「あぁ。」とだけ答えると不服そうだが、深く追求はしてこなかった。
「…ヒト型のことは心配かもしれませんが、大丈夫です。私達でやっつけちゃいましょう!」
俯く俺の顔を下から見上げたジュビアはにこっと笑った。全てを癒してくれるかのように。
そして、俺に手を差し伸べる。俺は安心したように笑うと、彼女の手を握ったーーー
『エルザ!第二部隊・隊長、カナだ!あいつら、また襲撃してきやがった!応戦、頼む!』
和んでいる雰囲気を壊すようにカナの声が飛び入ってきた。
かなり焦った声ってことは、さすがに連日の襲撃は予想していなかったのだろう。
『何っ…!こうも連日事件が起きると…私達の方も持たないな。第二部隊は撤退、私達だけで敵を倒す』
『何言ってんだ!まだヒト型は見ていないが、ラクリマも進化してきてる。あんたらだけじゃ…!』
『安心しろ、私達もそこまで弱くはない。』
エルザが上手い具合にカナをなだめると、第一部隊に行動を伝える。
やはり前回と同じように全員で行動するようだ。
『各自出発、後落ち合うぞ!』
その声に第一部隊全員が声をあげると、心臓がどくんと跳ねた気がした。
「うーん、そろそろ来る頃かなぁ?」
「どうしたの、ユキノ。」
ぼうぼうと炎が燃えつづけるなか、呑気に会話する少女達は勿論、ヒト型。
珍しく戦闘中に背中を伸ばしたユキノにルーシィは驚きながらも質問する。
「いえ、そろそろ妖精の尻尾が来るんではないかと思って。所詮ここも、弱小ギルドですね〜」
…確かに、とルーシィは考える。この状況が怖くなり、自らの命を差し出してくるようなギルドだ。
奥に引きこもって強いギルドに応援要請しても可笑しくない。
……それでも、全てを壊すだけ。
二人は“彼女”に忠誠を誓っている。例え過去の因縁に襲われようと、その決意は揺らがない。
ーーーーー筈だった。
「ユキノ、行ってくる。妖精の匂いがするからっ!」
「…はい、いいよ。本当、ルーシィって戦闘になると性格激変ね。いってらっしゃい。」
…ユキノはやっぱり分かってる〜。自分のこの“破壊衝動”はまだまだ満タサレナイ。
全部壊して、主様の望む世界を作り出す。………そう、全ては人類の輝かしい未来の為。
「…あれ、一人なの?なぁんだ、つまんな、い……っ!」
妖精の匂いがする方には一人の青い髪の女性。その手には星霊の機密情報チップ。
…何故、持っている。
「ねぇ、それ、何処で奪ったの?」
「奪ってなんかいません。正規のルートで手に入れたものです…!」
やけに反発してくるこの女。でも、どっかで見たような……
「…ふぅん、偽装が正規のルートなんだぁ。やっぱりねー。最近怪しいとは思ってたけど…」
最近怪しい動きの多かったあの“部品工場の雑用”はこの女だったのか。
そこまでして正義を貫く?…自分が正義ってわけ。なんか、ムカつく。
主様が苦労して出した結果を詰め込んだ作ったチップを平気で“正規のルート”なんて言って騙して奪ったことが。
何も知らない弱者が全部、善悪を決めることが。
……何も、知らないくせに。あたし達がこの国のために今までどんな苦労をしてきたか。
主様が、どんなに苦しんだか。最愛のヒトを殺し、殺され、彼女が泣かないわけがない。
ヒトの命を自分に取り込んで、何も知らないで、楽な人生を歩く奴らが、ムカつく。
「まぁ、いいよ。……でも、覚悟して」
ただじゃおかない。それなりの報酬は貰わないと、ね?
素早く女へ近づき、手で“コレ”の口を押さえて酸素を取り込ませなくする。
よし、人質1匹目は捕らえられた♪
いつの間にか気絶した“コレ”を引きずって歩く。
“コレ”から血が出ているのに、見れないのが残念だけど。
ごめん、↑は僕です!…みんな、来ないなぁ。
425:林檎:2016/01/15(金) 19:21 ID:nNU久しぶり〜!みるくてぃ、一人で更新お疲れ様!
426:林檎:2016/01/15(金) 19:40 ID:nNU 次は〜、もしも!ルーシィが小さい頃からギルドにいたら!?的な!設定GO!
ルーシィ
ナツ、グレイとチームを組む普通の星霊魔導士。
泣き虫だが、仲間を傷つけなれるとウラノ・メトリアを感情的に発動できる。(本人は無意識でやっている)
ナツとグレイに守られてばかりの自分を嫌う。ストラウス姉兄妹には可愛がられてる様子。特にミラ。
ナツ
ルーシィ、グレイとチームを組む炎の滅竜魔導士。
ものをよく壊すが、仲間を傷つけた奴には容赦しない。憧れはギルダーツ。ルーシィが好き!?
グレイ
ナツ、ルーシィとチームを組む氷の造形魔導士。
普段はクール(?)だが、結構やんちゃなところもある。仲間を傷つけた奴には容赦しない。憧れは氷となったウル。ルーシィが好き!?
リサーナはめんどくさいのでエドラスに飛ばされてない設定で!
ルーシィ「みんな!」
仮として造られた妖精の尻尾の大きな扉をバンッ!とあけると、皆が一斉にこちらを向いた。
頬にガーゼをつけている人もいれば、手や足が包帯でぐるぐる巻きになってる人もいる。
ルーシィ「わっ、みんなひどい怪我…。何があったの?」
そう聞いてみるけど、みんな顔をうつむかせるばかり。
…なんで?
…あたしには話せない事情なの?
元々あたし達は身分がある。でも、妖精の尻尾はそういうのは気にしないと思ってた。
ーー結局、そうなのか。
過去を思い出し、気ばかりが焦ってそんなことを考えていると近くでカツ、と音がした。
ルーシィ「エルザ…」
エルザ「ルーシィ」
エルザのヒールの音だった
エルザ「ここ、トパーズはローズクォーツに支配されそうになっているとグレイから聞いた」
ーーあぁ、あの時か
エルザ「いてもたってもいられなくなった私たちは、ローズクォーツに乗り込んだんだ。」
ーーそんなことしなくていいのに、どうしてそうやって突っ走っちゃうのかな…?
エルザ「まぁご覧の通り、コテンパンとなってしまったんだが…」
ーーそれもそうよ。
なにせ、ローズクォーツは今や軍事国家といわれるほど戦闘力が高い国だ。魔導師や兵士の数は尋常ではない上に、一人一人腕が立つと話題なのだ。
妖精の尻尾が最強といえども、一人一人がそれなりに強い人、しかも大量ならば、勝ち目は10から低くて5まで下がるだろう。
しかし、軽症で済むというところはさすがだ。
エルザ「だがな…グレイとジュビアが帰っていないんだ。」
…え?
グレイとジュビアが帰っていない?
聞けば、帰る途中に逸れたらしい。
エルザも『不覚…』と言って歯を食いしばっている。
みんなが俯いているのもこれで納得がいった。
ひと騒ぎした後なら必ず残党がいないか見て回る。救助をしに行っても、向こうの方が数も多く、こちらは軽症とはいえ怪我をしている。
それに、夜になってしまったならうかつに動くわけにもいかない。
第一、妖精の尻尾だあぁ!!と名乗ってきたらしいのでローズクォーツがこちらにさらに目をつけるだろう。
迂闊に動いて手薄の間に進軍されても問題だ。
そんな時。
???「わりー、遅くなっちまった」
明るい声が仮設ギルドに響いた。
その声は紛れもなくーー
『グレイ!とジュビア!』
ジュビア「すみません、交渉が中々うまくいかなくて」
ルーシィ「交渉?」
ジュビア「はい!」
詳しく聞くと、グレイは元々古の王族の末裔だという。名は、グレイ・フルバスターではなく、グレイ・フルバスター・J・アクアマリンというらしい。
伝説には聞いたことがあった。かつて広大な雪の土地をたったひとつの王族で収め、それを全て操ったとか。その王族は代々魔導師であると。
そして、いくつもある拠点の本拠点が、今のローズクォーツだと。
だが、今はその本拠地はローズクォーツ家が収めている。
どうやらその件は隕石大量落下が原因らしい。
ーー隕石大量落下。
宇宙から大量の隕石がかつてのこの土地へと落下した。それは、様々な災いをよんだ。世界は混沌へと陥り、ほぼ破壊されたと。
生き残ったアクアマリン家は、今のローズクォーツの地を守るため持つ全ての魔力を消費した。
それはエーテルナノへと変換され、アクアマリンの所有する土地は隕石の被害をうけなかった。
他の土地も、長年の時を経て自然とともに復興した。
ーーけれど、別の問題があった。
他にも生き残った様々な家が、土地の拡大をし始め、アクアマリン家に守られ当時のままの姿の土地を欲しがった。
代々魔導師のアクアマリン家は、もう魔力は無い。大気中のエーテルナノによりかろうじて生き延びているのだ。
同盟を組んだローズクォーツに、復帰するまでこの国を頼み、ローズクォーツも復帰したら国を変換すると約束し、契約状を交わした。
そして、アクアマリン家は、従兄弟の関係の、ジェイド家へと隠居した。
それが、ジュビアの家。ジュビアの本名は、ジュビア・ジェイドロクサー。
グレイ「まー。今がその時ってわけだな」
ジュビア「契約状で、返還してもらったんです」
ギルドのみんなは間抜けた顔をしている。
…多分、あたしもそうだ。
続
自分で書いててわからなくなった。
星霊にも悲しい裏事情がありそうだね…(´-`).。oO楽しみにしてるよ
めいびす))ありがとう、ちょっと意外な展開でびっくりした!やっぱりジュビアとグレイはかっこいいね!
林檎))リサーナ面倒くさいとか…wうちもそれ(ルーシィが小さい時からいたら)時々想像するけど、林檎バージョンも楽しみにしてるね〜
「ルーシィ!仕事行こうぜ!」
「バルカン退治で七万J!」
「本当に!?行く!」
あたし、ルーシィ!妖精の尻尾の魔導士。
あたしは星霊魔導士で、契約してる星霊は黄道十二問のアクエリアスと、キャンサーと、タウロス!あと、子犬座のプルーと、クル爺、ホロロギュウム!
「お、ついたぞー!ナツ!ついたから起きろ!!」
「ウエップ…。キモチワリィ…」
「大丈夫…じゃないか。毎度毎度、大変そうだねー。」
「もっと列車に慣れろよなー。」
「ナツにはムリだよ!あい!」
酔っているナツを見て、あたしとグレイとナツの相棒のこの前生まれたばっかりのハッピーが言う。
「お前ら…、他人事だと思いやがって…」
「他人事だもんなー!な、ルーシィ!」
「だよねー!他人事だもーん!」
「そうです!あい!」
ママへ
あたしは今、スゴく幸せです。
でも、あたしは弱いから
二人はあたしを庇いながら
戦って、仕事をします。
こんなあたしは、二人とチームで
いいのでしょうか。
続く
バルカン退治の為にバルカンがいる山にやって来たあたし達。
「バルカンだ!ハッピー!ルーシィを連れて空に行け!」
「あいさー!行くよー、ルーシィ!」
「そっちは頼んだぞ!ハッピー!」
「あいィ!」
まただ…。またあたしを安全なところに避難させる。そして、二人で戦う。
なんで?あたし達、チームでしょ?
なんで?あたしを逃すの?
なんで?あたしを弱いと見るの?
あたしだって
戦える!!!
「あたしだって戦えるんだからァァ!!!」
「ルーシィ!?」
あたしはハッピーの手を離して空から地面に飛び降りた。
怖いとかは感じなかった。
あたしを認めてほしかった。
「ルーシィ!お前…」
「ナツ、グレイ。あたしだって戦える!あたしだって魔導士だよ!」
「…フッ。分かった!一緒にやるか!」
「ありがとう、グレイ!」
「やってやるぞ!ルーシィ!」
「うん!ナツ!」
あたしは二人と戦える事になった。
「火竜の咆哮!!」
「アイスメイク・ハンマー!!」
「開け!金牛宮に扉 タウロス!!」
ママへ
あたしは今日、初めて
二人の本当のチームに
なれたと思います。
一緒に戦って、報酬を
もらったからです。
続く
沖田総悟ちゃうわ!林檎や!すまそ!
432:みかん姫:2016/01/16(土) 01:38 ID:BUI あと、凄い今更なんだけど、怖いの無理な人は見ないでね!
林檎))沖田総悟…w
ピコン
携帯用端末が鳴る。着信音は統一しているから、隣のナツかと思えば俺の端末。
普段は使わない、緊急時の着信音。しかも相手はジュビア。
そういえば、最近ジュビアのこと見てなかったな…
「誰からだ?…あぁ、ジュビアか。多分ずっと潜入調査してためてぇだし、その事じゃねぇの?」
…だ、そうだ。なんか上から目線なのが気にくわないが、緊急の連絡文を開く。
『チップを入手しましたが、敵に潜入がバレてしまいました。チップはジュビア常連の洋菓子店の店長に託しました!それを、預かってください。お願いします』
そこには洋菓子店のマップまで貼られている。衝撃的な内容に少し固まるが、ナツと頷きあえばすぐに建物を抜け出す。
「端末にはGPSがついてる。それで探すぞ!」
「てめぇに言われなくても分かってるっつーの!」
言い合いをしなが走り進む。立ち止まらないのは喧嘩していても信頼関係は結ばれているから。
隣のナツと戦うのは何時ぶりだったか…そう考えながら走り、店に寄ってからジュビアの居るところへやってきた。
…当然、ジュビアを救い出すためだ。
「この倉庫…俺は右から行く。ジュビアは多分、真っ直ぐ先だ。……俺はお前を信じているからな」
ナツは自分の強化部位である鼻を効かせて行動を指示。強化部位とは、能力が備え付けられた時に強化された部位のことだ。
「…まかせとけ。」
俺らの存在に気がついたラクリマを凍らせながら進んでいく。
ーーーーーー思えば、これは罠だったのかもしれない。
「よく、頑張ったわね、大事な人に嘘まで吐いて。相手は潜入調査の時に捕まったと思ってるんだっけ?」
周りがざわつく倉庫内、あたしだけの声が響く。後ろ、檻の向こうにいる青い女は声を出そうとしない。
「ま、いいや。それでも、罠だって気が付かなかったのかな?…ふふふ、おっかしぃ」
鍵を取り出してボキッと折る。後ろの女はなんだか怯えている。
この女が“カレ”のそばに居たって考えるだけで…イラつく。
「ぁーあ、早く来ないかなぁ」
…何で、悲しいんだろう。イラついているはずなのに。
鍵を折っては踏み潰し、鍵は折っては踏み潰すの繰り返し。
………感情的になってる場合じゃない。じっと時を待つだけ。
「……分かってるわよ」
分かってる、わかってるの。でもね、“あの人”が近づくと、包帯で隠された左目が疼いてしょうがない。
鍵の破壊をやめ、少し前に立つ“アイツ”を見上げる。
「…ジュビアを返せ」
「ふぅん…嫌だ、って言ったら?」
この前会った時のような情けない声じゃない。怒りがこもった声で女の解放を望んでる。
……何でよ、何であたしじゃないの…。あたしの方が、あたしの方が……っ
「頼む、何でもする、チップだって、ここにあるから…」
「へぇ、何でもする…ね。じゃあ、チップを寄越して。」
膝からがくんと項垂れ、頭を下げてくる“アイツ”に言い渡す。
別に、交換条件なんかじゃない。しかも何でも、とか…
「こんなの、当たり前でしょう?アンタ達は人のモノを奪ったんだよ?」
「…それは、てめぇらが悪事を働く奴らだからっ…!」
この前も似たこと言ってたっけ?……何度言わせたら気がすむんだよ。
もう、ムカつく。むかつくむかつく。最近ムカついてしょうがない!
「…前も思ったんだけど、アンタらだって、殺してんじゃん。あたし達の仲間、殺してんじゃない!」
前、ユキノに言われた“戦闘になると人が変わる”。二重人格、っていうやつ。
それが思う存分、発揮されてくる。もう全部、コワシたい。壊したい、コワシたい…
こうやって叫べば、目の前の“アイツ”はびくりと肩を揺らす。
…そうでしょ?あのラクリマも、主様の計画に参加したい、って言った人の細胞を取り分けて貰って作ってるんだよ?
「…俺を殺せ。そして…ジュビアを解放しろ」
……そっか。じゃあもう、決まりだね。
「やっぱりあたし、アンタが……」
銃を二つ、構える
カチャリ、音を拾った“アイツ”はこっちを向く。
あたしは“アイツ”の目をみてもう一度、思う
そして銃の引き金を……
「 大 ッ 嫌 い 」
……後ろに目掛けて引いた。
みさの小説、私は好きよ♡
もしも、Sランク試験だけじゃなくてAランク試験があれば?
当然、あたし達はAランク試験を受ける
「Aランク試験は三人一組だから、オレとルーシィとナツでいいよな?」
「うん!でも、ハッピーはどうするの?」
「ハッピーは留守番な!」
「…あい」
あたし達はAランク試験を受けられる力があるらしい。
だから、あたしとナツとグレイで受ける。
「Aランク試験は他のギルドも一緒に行う。それは、ギルド同士の力を見るのと自分の実力を見るためだ。」
「今回、参加すんのは、ラミアスケイル・ブルーペガサス・フェアリーテイル・マーメイドヒールだ。
自信を持って参加しろよ!」
エルザとミラが、分かりやすく教えてくれた。エルザとミラはS級魔導士だから、試験官をする。
「試験は何すんだ?」
「それはまだ、秘密だ。」
「試験内容は毎年変わるんだ。」
「頭脳関係出るのか?」
「分からないな。」
スゴく不安になってきた!
でも、このチームなら
合格できるよね!
「これからAランク試験を始める!!」
「ルールは簡単だ!試験は全部で第三試験まである!それぞれの試験をクリアする事だ!!」
今日は、待ちに待ったAランク試験の日!試験会場に呼ばれてあたし達は集まった。
「がんばろうな、ルーシィ!」
「うん!」
絶対にAランク試験に受かってやるわァァ!!!
あたしはきっと、燃えていた。
「第一試験はラミアスケイルで行う!担当試験官は聖十のジュラだ!」
ど・どうな試験なんだろ。
「これから、第一試験を行う。その名も
筆記試験だ!問題は全部で十問…。ルールは
・あらかじめ、チームの三人には一人十点ずつ持ち点が配布される。
・チームの三人中一人でも零点を取ればそのチームは失格となる。
・カンニング行為は発見次第、原点二点だ。五回見つかると、即失格。
・なお、十問目は白紙であり、試験開始からある程度時間が経てばワシが内容を発表する。
以上だ。では、席について貰おう。」
ジュラさんの説明の後、あたし達はジュラさんに言われた席についた。
席順はこう。
ルーシィ|シェリー|ヒビキ
ジュビア|グレイ|イヴ
ガジル|レン|カグラ
ミリアーナ|ナツ|
ちょ、席順書いてたのに書き込んじゃった!
ルーシィ|シェリー|ヒビキ
ジュビア|グレイ|アラーニャ
ガジル|レン|カグラ
リズリー|ナツ|イヴ
ファントムも試験参加追加
「よーい、始め!」
グレイside
聖十のジュラの合図と共にみんなは一斉に書き始めた。
つーか、左横からの視線がスゲェんですけど!!?
「イケメンイケメンイケメンイケメンイケメン…」
なんかブツブツ言ってるし!?怖ェよ!と・とりあえず…、集中しよう。
『第一問
魔導士として大切な事
A, 』
知るかよ!こんなの教えられた事ねェよ!
適当でいっか…
『第一問
魔導士として大切な事
A,人を助ける為にある事を忘れない事』
これでいいよなー。じゃ、お次行きますか!
『第二問
造形魔法の基礎
A, 』
これは分かるぜ!なんせ、オレは氷の造形魔導士だからな!
『第二問
造形魔法の基礎
A,片手でやらずに両手でやる』
この調子でバンバンやってやるぜ!
後ろでドサッと倒れる音がする。やっとあのムカつく“潜入オンナ”が死んでくれた。
…心が軽い。
「あーぁ、死んじゃったねぇ?ねーね、どう、どんな気持ち?あはっ、あははっ!」
今日はもう少し楽しみたかったんだけど…また今度、会いましょう?
…前方から人の駆けつける音を確認。…音からして第一部隊副隊長、ナツ。
さっきの銃声で来たのかな?…面白い獲物なんだけど、やっぱり今日は撤退しないとね。
元々これだけのつもりだったし。
「グレイ、ジュビア…!」
その声が聞こえたのと同時に檻を開ける。中のオンナが邪魔だけど…
とりあえず、持ち帰る。持ち帰っていっぱい“紅”を見せて貰お♪
左手でオンナを引きずり、鍵の入ったポーチにはチップ。
「それじゃ、またね」
檻の向こうに超ミニ型・爆弾装置を投げる。
数秒して爆発。その後は大炎上。
(こういう“紅”より、ヒトからでる“紅”の方がいいなぁ…)
そろそろ二重人格も消える頃かな?
コンコン、とドアをノックして俺の部屋に来たのはイミテイシア。彼女は最近第一部隊に入った、俺らに続く数少ないS級魔導士らしい。毎日、ご飯を持ってきてはいろんな話をして帰っていく。
「もう、グレイさん。いい加減、気を戻したらどうです? …彼女は、こうなる“運命 サダメ”だったんじゃないですか?」
彼女はいつでも呑気に言葉を紡ぐ。鬱ぎ込む俺の癒しにはなって欲しいが……効果はない。
心の支えだったジュビアを昔の想い人に殺されて……わからねぇ。
壁に凭れかかる俺の前に来ると、俯向く俺の顔を覗き込む。
「…私、もう行きますね。エルザさんってば、結構口煩いんですよ〜」
…そして、珍しく何も話さずに帰っていった。
何で、こんなことに……俺が、俺が強かったら、母さんも、父さんも、ウルも、ルーシィも。ジュビアだって…守れたのに。
ジュビアは何故死んだ。……分からない。いや、分かりたくない。
ジュビアが死んだ時、ルーシィは銃を構えて、それで銃声が鳴って、ナツが来て……
……ルーシィのせいだ。全部、ルーシィのせいだ。
憎い憎い憎い憎い
『グレイ、出動願いだ。…あと、お前の休んでいた二週間で一時覚醒剤が出来た。ここだ、という時に使え。』
そうか、二週間も…みんなだって戦ってるんだよな。だったら、俺だって戦わねぇと。
…ルーシィ、待ってろ。ジュビアの仇は、必ず果たす…!
「やっと来た…♪」
目の前には第一部隊が全員お揃いで。ほんと、仲良しなこと。
……でもね、今日、君らの拠点を狙ったのは…ホントの事を知ってもらうため。
「グレイ、お前は戦え。因縁があるんだろ?」
「ナツ…」
…はぁ、もう作戦会議ですか。そういうのは最初にやっておかないと。
あれ、もう逃げ出そうとしてる。……ほら、あんなことしてたから、あたしが止めちゃうよ…?あはっ♪
「はいはいあ、させないよーっ!」
先陣を切った隊長の刀を銃で弾く。流石にダメかと思ったんだけど…そうでもないんだね♪
ま、あれは囮、ってとこかなー。
「…今日は、第一部隊サンに話があるの…♪」
駄目、“アイツ”がいると最近抑えられるようになったこの人格が、疼く……
「あはははっ、今まで言ってた自分たちの“正義”の真実を教えてあげるよっ?」
……もう、あんた達で主様の真似はさせない…!
林檎))…ジュビアか。ナツとかは大丈夫かなー?大体はイグニールだよね?
ルーシィside
聖十のジュラさんの合図と共にみんなは一斉に書き始めた。
と・とりあえず集中よ!
『第一問
魔導士として大切な事
A, 』
これ、知ってる!家にいた時、パパの本で読んだ!!
『第一問
魔導士として大切な事
A,人を助ける為にある事を忘れない事』
これで合ってるはず。
『第二問
造形魔法の基礎
A, 』
これは…。これも、パパの本で読んだ!
『第二問
造形魔法の基礎
A,片手でではなく両手でやる』
よし、と!じゃ、グレイsideでも未公開の第三問目に行きますか!
『第三問
右の図の放射物は高さ七mの木の上にある敵の魔導士Aの剣における、最大射
程距離を描いている。
この剣の描く楕円に現れる
敵の魔導士の特徴及び、平面戦闘時における最大射程距離を想定し答え、その根拠を示しなさい
A, 』
何コレ!!問題のレベルが一気に上がってるじゃない!!全く分かんないわ…
あたしは小さくキョロキョロと周りを見てみた。横の人もグレイもこの問題には苦戦してるようだった。
『木人形!』
隣の人が小さな木の人形を作った。机が木だからね。その人形を使ってカンニングをしようという意味か。
ジュラさんは今は後ろの方にいる。そして、何か書いている。
このカンニングがバレればこの人は持ち点が十点から八点に点数が変わる。
…あれ?カンニングで減点二点は低すぎる…。という事は…
そうか、分かった!!!
試験官の本意は無様なカンニングじゃなくて、『立派な魔導士らしく』っていう意味だ!
要するに、ここで試されるのは
いかに試験官とカンニングをされる者に気取られず、正確な答えを集める事ができるか、よ!
ルーシィ、賢い!…ナツが木を燃やさないか心配…ほら、イラついたりして…
440:林檎:2016/01/17(日) 00:30 ID:nNU ナツside
聖十のジュラの合図と共にみんなは一斉に書き始めた。
つーか、斜め前のやつ、目付き悪すぎだろ。引くわー。とりあえず集中すっか!
『第一問
魔導士として大切な事
A, 』
分かんねェ…。人を守る事か?それとも、悪意に使わねェ事か?ま、飛ばしていいや!次だ次!!
『第二問
造形魔法の基礎
A, 』
はァ?知るか。オレ、造形魔導士じゃねェし、興味もねェし。チクショー!マジどうすんだよー。飛ばそう…
第三問目はもう見るからにムリだし…。筆記試験とかオレには向いてねェんだよーー!!
オレが頭を抱えていたら、斜め前のやつも抱え込んだ。
アイツも頭悪ィんだな。プクク〜
お?ルーシィがキョロキョロし始めたぞ。なんか気づいたのか?
こうして、オレは何もできずに、時間は経った。
林檎))やっぱりか。考えてることが面白いw
「あははっ、気になるでしょ?ね、ね?」
これはあたしの使命だから。絶対、動かさないよ?
「動いたら、死んじゃうよ?」
まぁ、そう言わなくてもみんな動かない。
……真実を知りたい、ってことだよね。
「じゃ、話すよ?夢中になっちゃうかもね〜♪」
「あたし達ヒト型もね、魔導士なの。それに加えてあんた達にはないものもあるの。」
ーーーそれが、機械ラクリマ。あたし達の中には、機械ラクリマが入っている。
それで、少しの怪我じゃ死んじゃわない。でも、コアっていうのを壊されちゃうと、ショートしちゃう。
そのコアは、一人一人鍵として渡されてる。もちろん、ヒト型だけね。
よし、じゃあ次は、魔導士の誕生。>>421を説明。
ね、簡単な話でしょ?だからあたし達は、魔導士でもヒトの命を奪わずに生きていける技術を作りながら、各ギルドにある魔力充電カプセルを破壊していった。それで、今日はここの、っていうわけ。ーーー
「ねぇ、どうだった?それでも、正義って言える?…最近、魔導省に連れ去られる住民が急増してるんだって…それってさ、あんた達のために全員、殺されてんだよ?」
少し下げていた頭を上にする。まあ、やっぱり全員驚いている。
「あたし達のボス、メイビス様は、この世界を救いたい。だから今日もやってきたの」
牢屋に入れられようと、埋め立てされようと、あたしは絶対に、ジェラール様の後をついていく。
「……それが、お前らの正義か。」
「ん?…あたし達も、分かってるよ。カプセルを破壊するたび、怪我人もいる。…だったらさ、あんた達だって、その“犠牲”を使って生きている。一緒だよ。違うのは、それと同じ未来があるか、その未来をなくすかだよ」
赤い髪の…エルザ?は唇を噛み締めている。あぁ、傷ついちゃうなぁ、あれ。
「あのさ、あんた達がオッケーしてくれれば、いいんだよね。そうすれば、破壊もやめることができる。」
未だに驚いている第一部隊の顔を見渡す。
「そうなのです、ルーシィ。魔導士は、善でも悪でもありません。もちろん、私達もです。。」
後ろから突然声が掛かってきた。こ、この声、は…
「…存じ上げています、主様。」
綺麗な幼い少女はあたし達のボスであり、天才博士。
「たった今、破壊は完了しました。これで世界からカプセルは消えました。」
そこで主様はふっと目を伏せる。とても、切なそうに。
きっと、過去のあの人を、思い出しているんだね。
(…ゼレフ博士)
「そして、交渉も済みました。今日から、私達星霊、貴方達ギルドは、同盟を組みました。」
主様はそっと目を開けた。もう戦わなくて済むの…?それって、嬉しいんだけど…
「あ、あの、主様…あたし達はもう、要りませんか?」
怖い、必要とされなくなったら、嫌だ、嫌だ嫌だ。
望む答えを言ってくれるのか、分かんない。
「…そんなこと、ありません。今まで一緒に歩いてきたんですから、これからも一緒に歩んでいきましょう」
きっと、あたしのもう一つの人格は消えるんだろうね。…でも、これもあたしの一部。
すっと、心に閉まっておくよ。
「炎よ、消えろ。」
主様が魔法を使って炎を消せば、空には星空。
ーーーーもう、この世界は平和だよね。
終
みるくてぃ)ナツって単純だからなw
ルーシィside
「皆の者、手を止めてくれ。」
開始から四十五分。ジュラさんの声でみんなは手を止めた。
「これから、第十問目を言う。」
あたしは、なんとか九問目まで解けた。この十問目で、全てが決まる!
ナツside
とうとう、ジュラが問題を言う…!
オレ、問題全部解けてねェんだよな…。この十問目に賭けるか!
グレイside
最初は簡単だったが…、六問目からは解けてねェ…。ナツは零点だろうし、ルーシィは満点かもしれねェ…。どうする、この試験…
ルーシィside
「これから、ルールを追加する。
そのルールは十問目を受けるか受けないか、だ。手をあげて答えてくれ。
受けないを選んだ者は持ち点が零になり、失格。当然、同じチームの者も道連れ失格。
受けるを選び、問題が不正解だった場合、Aランク試験を今後受ける権利を持つ事ができん。
ムリに受けずに辞退すれば、今後も頑張る事ができる。ただし、その場合は今回チームを組んだ仲間に迷惑がかかる。」
「俺…やめる!」
「俺も!」
「私もやめるわ!」
みんなが次々に辞退していく。あたし達はどうしよう…。きっとナツは零点…。だけど、受けるを選ぶ。なら、あたしがあげて!
あたしが手をあげようとすると、ナツが震えながらゆっくり手をあげた。
「!? ナツ…」
「アイツ…」
あたしとグレイは息を呑んだ。
が、ナツはその手を机に叩き付けて叫んだ。
「舐めんな!オレは絶対に逃げねェぞ!!!!」
ジュラさんはそのナツの意思をもう一度確認する。人生を賭けた問にナツは力強く頷いた。
「オレは自分の言った事は何がなんでもやり遂げる!!!」
その言葉に会場にいたほとんどの人の顔付きが変わった。
「…よし、ここに残った全員に申す!!合格だ!」
みんなは顔を唖然とする。
続く
おぅ、ナイス!やっぱりみんなの諦めない強い心が結果を左右したんだね〜。諦めの早い人なんて魔導士失格だもんね。
444:林檎:2016/01/17(日) 16:00 ID:nNU 十問目の問題が出されてないのに合格。え、ウソーーー!?
「この最後の選択こそが十問目の問題。仲間を犠牲にして自己保身に走るか、難解な問題にチャレンジして魔導士としての人生を棒にふるか。とてつもないプレッシャーをかけ、それを乗り越えられる強い意思を持てるか。Aランク魔導士となった時、窮地を乗り切る強い心を持てるかを見る試験。
九問目までの試験は、忍としての情報収集力を見定める物。
そして、この十問目で問題を難解で失敗する可能性が高いと思わせるもの。それらを乗り越えて来た者を合格者とするのをこの試験。」
なるほど。ま、ナツはきっと十問目しか解けなかったんだろうけど!第一試験突破ってことだよね!!!!
あたし達が退場してから、ジュラさんは試験用紙を回収していた。
「白紙…!フッ…、面白い魔導士もいるものだな…。未来が楽しみだ。ナツ・ドラグニル殿。」
そして、ナツの白紙の試験用紙を見つけて、笑った。
勢いだけで乗り込んできた様な魔導士は今までいなかった。
将来を期待したくなったのかもしれない。
そして、第二試験!
「私が第二試験試験官、ミラジェーンだ!」
「同じく、第二試験試験官、エルザだ!」
「第二試験はズバリ!」
「サバイバル演習試験だ。」
サバイバル演習試験…。ウワサに聞くと、死ぬ確率が一番高い試験…。
ナツと、グレイがいるけど…、油断は大敵!足手まといにならないように頑張らなきゃ!!
「ルールを説明する。
直径十Kmの森で天地のラクリマを集め、中央の塔に持ってこれば合格。」
「ただし、チームには天か地のラクリマしか渡されねェ。他のチームを倒して、ラクリマを奪え。」
「なお、ラクリマの取り合いで死者が出ても不問とする。」
え、それって死んでも自分の責任ですよ〜って意味じゃない!めちゃくちゃね…
「制限時間は一週間。一週間以内に持ってこなかったら、そこで失格だ。」
「そんじゃ、スタート!!!」
ミラの声天みんなは森に入る。
うちは、グレイが小隊長。
グレイを中心に動いて行く。ナツは特攻隊長で満足みたい…
でも、あたし達は知らなかった。
この試験であたしの知らない
力が発揮される事が
すいませーん(笑)
来よう来ようと思ったんだけど時間がなくて…。
2人とも同じ年齢だったの?
そういえば、審判が途中で試合放棄なことをしたけど、続いてるのかな?
444>誤字だ!
「九問目までの試験は、魔導士としての情報収集力を見定める物。」
です!
ある少年のお話。
雪のように白い肌を持ち、海のような髪の男の子。
その子は物心がついたころから、人を殺していくのを見ていた。
あまりにも、多く見すぎていつもなぜ人々が嘆いているのかわからなかった。
それは、嘆いても無駄だと知っていたから。
___人間は殺されるものだと思っていたから。
そんな少年は友達はいなかった。ただ、3人の話すと心が落ち着く人がいた。
1人は山吹色の髪をした、やんちゃで笑うとかわいい男の子フィン。
1人は黒曜石のような髪の色をしたクールで優しい男の子、キース。
1人は誰よりも面白くて誰よりも人のことを考えているベージュの髪の女の子、スティア。
そんなある日のことだった。
「早く逃げろー!」
「さっさとやっちまえ!!」
少年がいつものように深い眠りにつこうとした時、兵が叫び騒々しくなり、起きる。
何者かが侵入したようだ。
「ど、どうしよう」
少年は動くことはできない。いつも鎖をつけられていたから。
その時、通った兵士がこちらを見つけ、考えるような仕草をしたと思ったら、突然こっちに来ていった。
「こ、こいつを殺したら…もしかしたら…」
そういうと、兵士が腰につけていた剣を外し、振り下ろそうとした。
少年は思わず目をつむる。
その時に、なぜ日知人が嘆いていたかわかったような気がした。
続く
>>447 「 日知人 」 ではなく 「 人々 」 です。
449:林檎:2016/01/17(日) 18:50 ID:nNU 「まずは作戦を立てよ。」
「そうだな。作戦無しに行ってもダメだ。」
「どうすんだよ!」
「ナツうるさい!」
あたし達はとりあえず、一夜過ごすために洞窟にいる。
「理想的なのは三日か四日ぐらいで中央の塔に行く事ね。」
「そうできねェようになっているんだろうけど…」
ナツは口を開けてポカーンとしてるけど、あたしとグレイは話し合う。
ほんと、グレイって頼りになる!
「あたし達が持ってるラクリマは天。奪わないといけないのは地のラクリマ。
あたし達よりも弱くて地のラクリマを持ってるチームを倒した方が効率はいいわね…」
すると、ポカーンとしてたナツが叫んだ。
「オレ達よりも強ェ奴を倒した方が楽しいじゃねェか!」
「ダメよ。あたし達の目的は生きること。生きてAランク魔導士になることでしょ!」
「それに、この森には猛獣が大量にいる。ムダな魔力を消費してたらもしもの時に魔力が足りなくなる。」
「うぐっ…」
グレイの論にナツが黙った。
さすが、ナツの永遠のライバル!
「今日は作戦を立てて寝ましょ。明日から活動開始ね。」
「了解。作戦はどうする?」
「作戦立てといてくれ。オレ、食料倒してくる。」
「分かった。よろしく〜。」
洞窟の前にいたクマを見ながらナツは出て行った。
「まず、敵が来たら倒しましょう。そして、ラクリマを奪うのよ。」
「ファントムのやつは避けよう。色々ゴタゴタはごめんだからな。」
「そうね。あ、ナツが戻ってきた!ナツ〜〜!!」
「ルーシィ!牛に頼んでこいつの皮を剥ごう!」
「分かったわ!開け、金牛宮の扉!タウロス!」
鐘の音と共にタウロスが出て来た。
タウロスに皮を剥いでもらってナツの炎で焼いて、余ったお肉はグレイの氷で保存しておいた。
そして、ナツに作戦を話してあたし達は就寝した。
450!!
451:みさ:2016/01/17(日) 20:04 ID:IRo>>450すいません。つい、ぴったりだと、やりたくなる…。
452:みかん姫:2016/01/17(日) 20:23 ID:BUI みさ))全然いいよ!450おめでとう?(…死後霊………)
あと、自分しかいないけど、ナツルーグレルーのオリキャラ小説更新してます!よかったら読みに来てね〜
ヤバい!私、兎兎丸の画像見てたら、グレイとナツ・グレイとリオンがキスしてる画像見ちゃった!ついでに、ルーシィとジュビアがキスしてる画像も!
禁断の扉を開いたかも…♡
ところで、兎兎丸の喋り方ってどんなのだっけ?
小説に出すんだけど、喋り方が分かんないから書けないんだよー
教えて〜♡
と、とまる?待って、検索してくる!
455:林檎:2016/01/17(日) 22:14 ID:nNU なんか、妄想書いた…。!百合注意!
「エルザ見てるとさー、エルザが男の子だったら…!って考えるのよね〜」
「イケメンだろ」ドヤァ
「自分で言うか!
…でも、エルザが本当に男の子だったら絶対に恋してたの、エルザだよ。あたし〜」
「そうか。私も、私が男だったら…と考えると、間違いなくルーシィを好きになっていただろう。」
「本当!?エルザ〜♡大好き〜♡」
「だが、ルーシィ。お前、私が男だったらグレイはどうしてたんだ?」
「そうね〜…。あたし一途だから…、眼中になかったかも!ww」
「それ、絶対にグレイに言うなよ?ww」
「言わないわよ〜!ww」
「絶対にだぞ?ww」
ルーシィとエルザはそう話していた。
エルザが男だったらグレイは眼中にない、と。
それはバッチリ、グレイも聞いていた。
「グレイ…、お前、エルザが女でよかったな…」
「ああ…。エルザが女でよかった…」
ナツはグレイを慰めていたという。
それから、ルーシィがエルザと会うと
「あ、エルザ!」
シュバッ
ナツとグレイはルーシィの前に立ち、ガードしていたとか…
完
林檎面白いw
457:みかん姫:2016/01/17(日) 22:23 ID:BUIご、ごめ。全然出てこない。もう少し探してみるけど…エレメント4なのにすごいモブ感w
458:みかん姫:2016/01/17(日) 22:24 ID:BUIね、面白いw
459:みかん姫:2016/01/17(日) 22:24 ID:BUI連レスごめん。エルザ×ルーシィはエルルーなの?エルーなの?
460:めいびす:2016/01/17(日) 23:46 ID:lis兎兎丸は最初「邪魔は…させない…邪魔は…君の方だ…」「残念だったね火の魔導師くん」とか言ってたけど、ナツに火龍の方向と見せかけてつば吹きかけてから、乱暴な口調に変わって、「ハッハー!当たらなければ意味がない!」とか言ってた人だよ。
461:めいびす:2016/01/17(日) 23:47 ID:lis…ごめん、あんまり乱暴じゃない。あと火龍の方向×→咆哮○ね
462:みさ:2016/01/18(月) 16:23 ID:IRo ねー、ねー今フェアリーテイルってどこまで来てるの?
小学生の時は見れたんだけど、部活があって今インターネットで見てるんだけど、時間がなくて、ZEROの庭のちょっとしか見てないんだよね…。
だから、もし私がみんなの話に追いつけなかったときは、「何だこいつ?」って思わないで!(・人・;)
エルルーじゃないかな?
エルルーっしょ!
めいびす)センキュー!
ファントムside
「ギヒッ…。オレ達が持ってんのは地のラクリマ…」
「ジュビア達は天のラクリマを狙う…」
「妖精を狙うか…?」
この試験にはファントムも参加している。チームは、ガジル・ジュビア・兎兎丸だ。
この三人が持っているのは地のラクリマ。
「そういえば、この試験には火竜が出てるんだってな…」
「イケメンもいましたわ。」
「あと、あのハートフィリアの令嬢もいた…」
「これで決まりだな…。狙うは妖精。天のラクリマを持っていなくても狙うは妖精だ。」
ー次の日ー
ガジル達はガジルの鼻を頼りに、ナツ達を探した。そして、とうとう見つけた。
「アイツらは…、ファントムの奴ら!」
「そんな…!ファントム…!?」
「下がってろ!ルーシィ!!」
ナツとグレイはルーシィを庇うように戦闘体勢に入った。
「舐められたもんだぜ…!二対三でやろうなんてな!」
「イケメンが女を…!こぉいぃがぁたぁきぃ〜…!!!」
「待て、ジュビア…。あの女こそ、ハートフィリアの令嬢だ…」
ファントムも戦闘体勢に入る。
もちろん、ルーシィは後ろにいるので二対三だ。
「(あたしも戦いたい!みんなと一緒に!でも…、あたしがいても足手まといになるだけ!)」
続く
「火竜の咆哮!!!」
「鉄竜の咆哮!!!」
「ウォーターネブラ!!!」
「青い炎!!!」
「アイスメイク・キャノン!!!」
ダメだ…!ナツとグレイが戦ってるのに足が震えて踏み出せない!
「鉄竜剣!!!」
「グアッ…!」
「ウォータースライサー!!!」
「ゴハッ…!」
ナツとグレイに敵の攻撃が当たった。そして、二人は倒れていった。
「ナツ!グレイ!」
「残るは君だけだよ、ルーシィ・ハートフィリア。」
敵がこっちに近づいて来る。あたしは後ろへ下がるけど、後ろにはもう敵がいた。
「ジュビア達からは逃げられない。」
「痛いっ…!」
敵に髪の毛を掴まれた。そして、ナツと互角に戦っていた鉄竜が自分の腕を剣にして、来た。
「ラクリマをお前が持ってんのは知ってる…。洞窟の中も、火竜も黒髪も持ってなかったしなァ。渡したら、お前の命は許してやる。」
そんな…!ナツ達を裏切れって言うの!?そんなの…、絶対イヤ!!
「誰がアンタ達なんかに渡すもんですか!」
「ギヒッ…。イカれてるぜ。じゃあ、お前をこの剣で殺してやる!!!」
あたしは鉄竜が動く前に鉄竜の腕を引っ張って、自分の髪の毛を切った。
「なにっ…!?」
あたしはグレイとナツの前に歩んでいく
「あたしはいつも、二人に守られてきた。でも、それじゃあイヤだ。だから…ッ!今度は…、今度はあたしが二人を守るんだ!!!」
そう。チームを組んでから、二人に守られてばかりだった。そんな自分が憎くてしょうがなかった!
「二人共!
今度はあたしの背中を見てください」
あたしは笑ってそう言った。
「ギヒッ…!おもしれぇ…。鉄竜の咆哮!!!」
あたしは咆哮が来る前に避けた。
「天を測り 天を開き
あまねく全ての星々
その輝きを持って
我に姿を示せ
テトラビロスよ
我は星々の支配者
アスペクトは完全なり
荒ぶる門を解放せよ
全天八十八星…光る!!!
ウラノ・メトリア!!!!」
何か、頭の中に浮かんだ文字を言うと、宇宙のような空間が現れて、星々がファントムの三人を倒した。
ウラノメトリア最強すぎる。
みさ))気にしないでいいよー。同じものえお見てるだけで仲間なのだからね!(何、この良いことを言いました感。)
ハッハッハッー!最強だろー!
…学パロやりたい〜!!!!やりたいやりたいやりたい〜!!!!
今の小説(強制的に)終わらせよう!!!
Aランク試験も受かって、大人設定で!
ナツが姿を消した。みんな、すぐに戻ってくるだろうと思っていた。だけど、一年、また一年と経ってもナツは戻って来なかった。
あたしはグレイと付き合っている。
「グレイ…、ナツ戻ってくるよね?」
「ああ…。アイツならきっと、無事だ。」
あたしもグレイも心配してるんだから、早く戻って来なさいよ…。バカナツ…
ナツが消えて、五年後
「ただいま〜!!!!」
懐かしい声がギルドに響いた。
「ナツ!!!」
「クソ炎!!!」
あたしとグレイはナツに駆け寄る。
「おかえりなさい、ナツ!!!」
「よく帰って来たな、ナツ!!!」
「おう!ただいま!!!」
あたし、ナツ、グレイの三人が5年振りに揃った瞬間だった。
完
学パロ!ただの学パロじゃないぜ!
ルーシィ・ハートフィリア
理科・歴史担当の先生。優しく、美人で男女問わず人気者。生徒にも先生にも信頼されている。
ツッコミ担当・数少ない常識人だとか。
元はヤンキーだったとか…
グレイ・フルバスター
数学担当の先生。イケメンで、人気者だが、脱ぎ癖があり、よく上着を脱いで下の服に手を掛けようとするとルーシィにツッコまれる。
元はヤンキーだったとか…
ナツ・ドラグニル
体育担当の先生。明るく、人気者だが、デリカシーがないのでルーシィによく怒られている。グレイとはライバル。グレイとケンカすると、エルザが怒る。
元はヤンキーだったとか…
エルザ・スカーレット
国語担当の先生。怒ると怖い。主に女子に好かれる。男子にも好かれるが女子のガードが固い。ナツとグレイがケンカをしたら、止める役。
元はヤンキーだったとか…
昔、一つのヤンキーグループがあった。名前は
『妖精ノ尻尾』
名前でケンカを売られる事が多かったが、挑んで勝てた者はいなかった。
勝負を挑んだ者が必ず言うのは
「相手は四人だが、一人一人が限りなく強い」
この話は都市伝説となり、知らない者は誰一人いない。
一方変わって、ここはフィオーレ高校。この高校には一癖も二癖もある先生がいる。
元妖精ノ尻尾 幹部
異名『星の姫ルーシィ』を持つ先生
ルーシィ・ハートフィリア
元妖精ノ尻尾 幹部
異名『氷の王子グレイ』を持つ
グレイ・フルバスター
元妖精ノ尻尾 幹部
異名『火竜ナツ』を持つ
ナツ・ドラグニル
元妖精ノ尻尾 総長
異名『妖精女王エルザ』を持つ
エルザ・スカーレット
計四人の先生はホンモノの妖精ノ尻尾メンバーだ。
四人はその事を隠し、今日も教師として仕事をする。
誤字!
元妖精ノ尻尾 幹部
異名『火竜のナツ』を持つ
ナツ・ドラグニル
です!すまそ!
む、むんむん!!ありがとう…(´;ω;`)ウゥゥ
一応、267まで見たよ。
「はーい。今日の授業おしまーい。日直〜、挨拶して〜」
あたしはルーシィ。元妖精ノ尻尾幹部。今は二十四歳で教師として、働いているの!
「先生知ってる?妖精ノ尻尾っていうこの街で最強のヤンキー達!」
「え、なにそれ〜!知らなーい」
ウソです。だってそれ、あたし達ですもの。
「それでね、ウワサなんだけど〜。氷の王子って言われた人がいて、その人がスッゴイカッコいいらしいよ!」
お嬢さん!それって、氷の王子グレイじゃなくて!?
グレイは有名ね〜。ま、顔と名前を知られてないからいっか。
「へぇ〜、そうなんだ〜。その氷の王子って名前、どこで知ったの?」
「ナツ先生が教えてくれたの〜」
「そうなのー。よかったわねー。」
ナツ〜!あとでエルザと怒ろーっと!
「じゃあ、今日の授業おしまいな〜。日直〜、挨拶してくれ〜」
オレはグレイ。元妖精ノ尻尾幹部だ。今は二十四歳だが、あと少しで二十五歳になる。そして、教師として働いている。
「先生ー!ジュビア先生とは付き合ってるんですかー!?」
「いや、付き合ってねェし、まずそんな喋った事もねェよ。」
授業終了後、一人の生徒が質問してきた。
ジュビアとは、オレに好意を持ってるらしい先生だ。
「じゃあ、エルザ先生とは〜?」
エルザは元妖精ノ尻尾総長だ。結構怖いが、頼りになる。
「いや、付き合ってねェよ。」
「じゃあ、ルーシィ先生とは〜?」
ルーシィは元妖精ノ尻尾幹部だ。一緒に相手を倒す事もあった。
ルックスはかなり好みで、好きか嫌いかと言われれば好きに入る。
「…….…付き合ってはねェよ。」
ヤッベェ!間が開いちまった!!
「今の間は何ですか!?先生ー!」
「できてるんじゃね!?ヤッベェ!ちょー、スクープじゃん!!」
「今度、学校新聞に書きましょうか。」
「それ、ナイス!新聞部、頼むわ〜!」
ヤッパこうなる!!!!
「じゃあ、オレ帰るからな!ルーシィとは付き合ってねェからな!」
「今ルーシィって言った!ルーシィって!!!!」
しまったァァァァ!!!!つい呼び捨てで呼んじまった!悪ぃ、ルーシィ…。質問攻めにされたら…
おっ おっ おっ おっ ♪(v^_^)vv(^_^v)♪
林檎の小説、思わずにやける…なんと初々しいのだ、グレイ。
みさ))267ってどこらへん??
えーっと…確か最新のやつかな?
メイビスが宝のありかを教えるかでゲームして、なくて、連れて行ってもらう話…だったかな?
わかりにくいよね…。ごめん。
思い付き(笑)
ナツルー
「ルーシィ、お前オレが滅竜魔法の使い過ぎで竜になったら、キスで助けてくれるか?」
「イヤ。」キッパリ
「そっか…」ズーーーン
「でも…、今の姿ならしてあげてもいいわよ?」
グレルーギャグ小説
ルーシィ…売れっ子小説家
グレイ…ルーシィのアシスタント
オレは彼女が作った作品が好きだ。
だが、彼女自身は嫌いだ。
「テメェ、何やってんですか?」
「オリガミデスヨ。グレイサン。」
「締め切りいつだと思ってんですか?アホ小説家サン。」
「三日後デスヨ。グレイサン。アト、ワタシハ、アホデハアリマセン」
「なら仕事しろ、アホ。」
オレはテレビで見たプロレスの技を彼女にする。
「痛い痛い痛い痛い!!!!あー、もー!アシスタント冷たい心折れた!ルーシィちゃん、もう何も書けない!!」
「ほう。なら選べ…。ここで死ぬか、今小説書くか。」
「アシスタント冷たい〜〜!!!ルーシィちゃん可哀想〜!」
「死にたいとしか、聞こえない。」
「ゴメンナサイ。イマスグ書キマス。」
まず、オレがこいつのアシスタントになった訳は、あの同僚のナツのせいだ。何でも、旅行に行くからオレに変わりを頼んだ。
あと三日後にナツは帰って来る。
その前に、こいつにオレをしっかり
焼き付けておきたい
と思うのは、オレの勝手だよな…?
それが、たとえ
相手がナツの彼女でも
…面白いと思ったら、切ないやつなのね。
480:みかん姫:2016/01/19(火) 20:03 ID:BUIオリキャラ小説の方であげてたやつをあげてっちゃいまーす。
481:みかん姫:2016/01/19(火) 20:04 ID:BUI 誰一人来なくても、僕は更新を続けます。
設定〜
ルーシィ・ハートソウル 元キャラ:ルーシィ・ハートフィリア
星霊魔導士。金の鍵12本を全て所持。仲間との信頼、絆も強い。金の鍵を全て所持する者だけに与えられる魔力、“星の滅竜、滅神、滅悪魔法”を使える。星霊界での二つ名は“星霊姫”、“星の女神”。戦闘力はかなり高い。ハートソウルという名の伝説の女神族の血を引く。綺麗系美少女。
所属ギルド:巫女の涙(ディアドロップ)。闇ギルド、幹部。
服装:金髪、茶色の目。露出度の高い服。(服装は大体アニメ、漫画と一緒です)
覚醒:感情が荒んだときに覚醒。能力が格段に上がり、瞳が虚ろになる。
相棒:プルー・ニコラス(見た目は普通のプルー。しかし、“アイサイト”という相手を眠らせる力を持った。)
レイアロ・クルーガル オリキャラ (♀)
繁殖妖精使い。魔法陣から繁殖妖精を呼び出して戦う。戦闘力は上の方。ルーシィとチームを組む。クルーガル家は。ハートソウル家との関わりが深い。そのため、ルーシィと小さい頃から遊んでいる。
所属ギルド:巫女の涙。幹部。
服装:黄色くて長い髪の毛をおろしている。大体、膝上くらい。(たまにポニーテール。)年齢も幼く、ウェンディと同じくらい。洋服は、黒いローブの前を開けて着ている。ローブの下は少し緩めのワンピース。左目(前から見て右目)を包帯で巻いて隠している。目の色は朱。可愛い系美少女。
相棒:アルシア(肩に乗る黒猫。エクシードではない。人の言葉が喋れる。)
イミテイシア・ハートソウル 元キャラ:イミテイシア
悪魔との契約によって“敵に毒を加える呪法”と“全てを操る呪法”を手に入れた。(アニメでの能力はありません)。他にも少し魔力を持っている。戦闘力は上の方。ルーシィの側近として小さい頃からそばに居る。堅いのが嫌いなルーシィと一緒に過ごしていたので、側近でも気軽に話せている。ルーシィ、レイアロとチームを組んでいる。見た目は綺麗、中身は少し怖い(?)系美少女。
所属ギルド:巫女の涙。幹部。
服装:イミテイシア時の服装。(髪の毛は普通におろされれいる)(アニメのオリジナルストーリー、星空の鍵編です。)右目(前から見て左目)には薔薇と茨で出来た眼帯をつけている。服も薔薇、蔓などで出来た服。露出度の高め。目は緑。
相棒:カーバラ。(薔薇の守護精)
こんな感じです。
あ、最初の行と、最後の行は無しで〜!
483:みかん姫:2016/01/19(火) 20:06 ID:BUI
「ルーシィ、なんか最近正規ギルド増えてないですかー?」
「確かにね。まあ、その分闇ギルドも増えてるみたいよ?」
洞窟の奥深く。街が一個入りそうなほど広い空間にポツリと建物が立っている。
その和風な建物の中で三人が椅子に座って何やら話している。
「幹部も暇じゃないですねー。」
一人の少女は机に突っ伏し、一人の少女は何か地図に書き込んでいる。
もう一人は突っ伏す少女の話し相手。この三人以外の人は見当たらない。
「幹部って…まぁ、そうだけど。私たち以外にいないじゃない」
「もー、幹部でいいじゃないですかー。ねーね、ルーシィ。次はどこ狙う?」
突っ伏す少女は地図を書き込む少女--ルーシィに声をかける。
すると、ルーシィは顔を上げて少し悩む。
「うーん、独立ギルドだから人も少ない…っていうか三人しかいないし…」
そうして頭で悩みながら地図を見た。地図にはこれから正規ギルドが向かう仕事現場などが書かれている。
「あ、そうだ。これから妖精の尻尾が仕事に行くのよね。だからそこを狙おうかしら。」
ルーシィはまだ18歳。それなのに頭が賢く、作戦もルーシィが考えれば成功率は100%に近い。
そして突っ伏す少女ことレイアロが15歳、話し相手のイミテイシアが19歳。
「ルーシィ、そろそろ出ないと間に合わないわ。」
「あ、そうね。よし、行くわよ!」
ルーシィは立ち上がって洞窟の入り口へと走っていった。
「わわっ、ルーシィ〜〜!」
「ちょっ、姉さん!」
それに続くようにイミテイシアとレイアロが慌てて駆けていった。
「うーん、結構疲れたね、ジェット、ドロイ。」
妖精の尻尾、レビィは背伸びをしながら後ろを歩く二人に声をかける。
ちょうどさっき、仕事が終わったところだ。
「そ、そうか?俺は別にこんぐらい…」
「俺だって…!」
そう言って二人は睨み合う。こんな二人でも、仲はいい。
「あ、いたいた!おぉ〜い、そこの三人さ〜ん!」
のんびりと歩く三人に掛かってきたと思われる可愛い声。
レビィ達が声のした方へ振り返ると、手を振りながら歩く少女を先頭に、三人組が歩いてくる。
「やっほー、それじゃ、遊ぼっかぁ!」
レビィ達はぽかんとする。…そりゃあ、無理もない。
初対面の人に『遊ぼう』なんて言われているんだ。誰でもびっくりするだろう。
「----誰ですかーーー。」
そう聞こうとした次の瞬間、身体に何かが潜り込むような感覚。
それと同時に襲いかかる吐き気。三人は「かはっ…」と少量の血を吐いた。
ここは妖精の尻尾、ギルドの前。助けを呼べばすぐに来てくれるが、そんな力、三人には残されていない。
「よし、とりあえず目的は達成でいいのよね?じゃ、ノックしてくるわ」
そう言いながらドアの方へ歩くルーシィにレビィは手を伸ばす。
助けて欲しいのだろう。初対面ではあるが、彼女の心は澄みきっていると感じた。
瞳が、心の美しい人の持つ瞳がだったからだ。
「ま、待って……」
「待ってくれぇ……」
「おい、待てよ、っ…」
か細い声で助けを求める三人に目もくれず、ルーシィはドアの方へ歩いていていく。
そしてドアをコンコン、と二回だけノックすると、背中に羽が生え、空へと飛び立った。
他の二人も、いつの間にか消えていたーーーーーー
ーーーー妖精の尻尾ーー
賑わう建物内に、コンコンと、木の弾む音が二回響く。
いつもは聞こえないその音に、騒がしかった部屋が静まり返る。
誰が来たのか、とじっとしているが、ドアは一向に開かない。
そんな空気に痺れを切らしたナツがドアを思いっきり開ける。
「おい!誰だよ、早く入れっつーの!……っ!レビィ、ジェット、ドロイ!」
バーンとドアを開けたナツは、外で倒れるレビィ達に気がつく。
急いで駆け寄ってみれば、荒い呼吸が聞こえる。
すぐ後、ナツの声に反応した他のみんなも来るが、突然の出来事に軽く放心する。
三人をすぐに医務室へ運び、ナツ、エルザ、グレイ、ウェンディとシャルル、ハッピーがその場に残った。
「どうだ、匂いで犯人は掴めそうか?」
……どうやら、犯人の匂いを追っているらしい。ウェンディとナツは鼻をくんくんと働かせる。
しかし、どんなに鼻を働かせても匂いがつかめない。
あるのはここにいる四人と二匹の匂い。
ーーーー後、ポーリュシカによると、実在していない病だと。症状からは毒に近いそうだ。
「ふぁ、姫紅の洞窟ってここまでの道のりが長いから疲れる〜」
「それもそうよね。ワープとか設置する?」
「…もう姉さん。それってこの奥に何かありますよ、って言ってるようなものです」
「え〜、欲しいです〜」
姫紅(キコウ)の洞窟は、名前にある“紅”の通り、綺麗に光る紅色の宝石が散りばめられている。
三人は笑いながら建物、“巫女の涙”の拠点へと入っていく。
独立ギルドである巫女の涙は、どの闇ギルドの傘下にも入っていない。
「それにしても、イミテイシアの毒ってやっぱり凄いよね。」
「そうかしら?」
「そうですよ〜。もう、相手も一発でしたよね〜」
ルーシィが玉露(茶)と和菓子(茶菓子)を持ってくると、三人で仲良くお茶会をし始めた。
自分の好きな本とか、何が欲しいとか。仲良く話している。
「そうだ、依頼が来てたんですよ〜。」
「依頼、ですか?」
「そうですよ〜」
雑談していると、最中(もなか)を取りながらレイアロが仕事の話を引っ張ってきた。
「…どんな内容なの?」
「う〜んと、たしか…何かを買ってきて欲しい、っていうやつです。なんか、お店に出入り禁止にされた〜とかで」
「……本当なんですか?」
確かに、怪しい。お店が出入り禁止になったとは言え、なぜ闇ギルドの依頼掲示板に貼ったのか。
正規ギルドに頼まない辺り、裏の世界の関係者か何かだろう。
「……あくまでも、上辺ってことね。」
「…?どういうことです?」
ちょん、と膝の上に乗ってきたアルシアを撫でながらレイアロはルーシィを見つめる。
イミテイシアも、さっきまで寝ていたカーバラの髪を梳かしながら話を聞いている。
「だから、何かを買ってきて欲しいのと別に、もう一個依頼があるってこと。」
「例えば、どんなのです?」
「……、暗殺、とかってことですね。」
見事ルーシィの考えを当てたイミテイシアはカーバラの髪を梳かしていた手を止める。
「あ、なるほど。だから闇ギルドにお願いしたんですか。」
それにしても…とレイアロはつづける。
「この依頼、報酬がとにかく凄いんですよ。『1億万ジュエル』ですよ?」
この詐欺らしい価格にルーシィもイミテイシアも吃驚する。
「…胡散臭いですね」
「そうねー……一応行ってみるだけ行ってみよっか。」
ルーシィは立ち上がると、依頼主へ連絡をしに行ったーー
「ここですかー?なんかオシャレなカフェですね〜。」
……翌日、依頼を正式に受理した三人は相棒と共に依頼主のいる建物にやってきた。
…しかし、はしゃぐレイアロとイミテイシアとは対照的に、ルーシィは何か気ががりなよう。
(何か、おかしい。大通りに面するお店なのに人も少ない。仮に人が居ても、昼、他の人がいるところで闇ギルドに依頼…?)
ショーウィンドウを見ていたレイアロは早く早く、と二人の腕を引きながらお店へと駆けていった。
(…っ、分かった!これは……罠だ!)
気づいたときには遅い。周りは正規ギルドと思われる魔導士に囲まれている。
『ね、ねぇ。何これ。ね、姉さん…!』
『うっわぁ、暑苦しいですね〜』
『多分、何者かが闇ギルドの依頼掲示板の情報を漏らしたんだと思う。それで、闇ギルドを潰すために偽の依頼書を作った…大体こんなところね。』
三人はこそこそと話す。周りを囲む人には妖精の尻尾の紋章。
『えっ、仕返しですかぁ?』
『いや、違うでしょう』
『…きっとあの三人も気絶状態でしょ。だから……評議員に頼まれたとか?』
ちょっと呑気に話していると、三人に絶望が襲ったーーーー
「アルシアー!」
「プルー…!」
「カーバラ!」
三人の大事なパートナーが妖精の尻尾・最強チーム---エルザに捕らえられた。
「てめぇら、闇ギルドだな?」
「……アルシアを返せ。」
妖精の尻尾のナツはニヤニヤと笑う。
「てめぇらが闇ギルドなんざ、ヤルのが悪りぃんだろ。」
「……………アルシアを返せ。」
ルーシィとイミテイシアは俯き、悔しさに涙を流す。
「………アルシアを返せって言ってるでしょーーーっ!!」
____ついに、レイアロが壊れた。
ルーシィとイミテイシアは止めに入らない。自分達もそうしたい気分だからだ。
三人で顔を見合い、頷いた。そして、三人で背中を合わせて、口をそろえる。
「「「さぁ、仲間を返してもらおうか」」」
「…昨日の三人はどうなった?ねぇ、死んじゃったの、死んじゃったとかーー?あはははっ!」
レイアロはナツと。イミテイシアはエルザと。ルーシィはグレイと戦う。
巫女の涙の二人と三匹は知っているが、レイアロは戦闘となると人が変わる。
-----特に、仲間……アルシアが関わるとなると、実力も相当なため、全てを壊し尽くす。
「…はぁ…弱いよ、弱いね。そんなんでフィオーレ1か…」
レイアロはナツの鉄拳を交わしながらぴょんぴょん跳ねる。
「…もう、待てない……っ!!アルシアを、返せぇぇーー!!」
最後のとどめ。…トドメというほど攻撃はしていないが。
「いくよ、妖精の剣、妖精王を、宿せ…!」
レイアロのてから剣が現れる。その剣はレイアロの言葉に比例するように虹光を宿していく。
「…見えたっ!虹精奥義、貫通樹!」
虹色の剣がナツの左肩を貫く。魔法剣ではなく、物理剣のため、ナツの左肩から血が溢れ出す。
「ぐわぁぁっ!」
レイアロが剣を引き抜くと、ナツは床に倒れこむ。
ナツが力尽きて倒れると、周りで見守っていた魔導士が襲いかかる。
「…ナツに何したのよーー!」
「リ、リサーナッ!」
銀髪の少女がテイクオーバーでライオンのような格好になると、爪でレイアロを引っ掻く。
……一方レイアロは、邪魔な物を見るような目でリサーナを見る。
実際に、邪魔なのだ。早くアルシアを助けたいレイアロにとっては早々に潰したい存在である。
「…邪魔だよ、邪魔。……自分は彼を助けるいい子ちゃんって?ほんと、引いちゃいますよー?」
そう言って引っ掻きにかかるリサーナの足を伸ばした爪で貫く。
「はい、排除完了♪…まだ来るの?面倒くさいなぁ。ま、いいよ。潰してあげる…♪あはっ、ふふっ」
次回、イミテイシアVSエルザ。
「くっ、貴様…!」
「…弱いわ。もっと、強くなれば?」
薔薇の花や蔓で出来た剣と刀がぶつかり合う。
エルザは苦しさに顔を歪めている。どちらが勝っているのかなんて、一目瞭然だ。
「貴様ら悪になど、 負けるわけがない…私を照らしてくれる光があるからだ…!」
エルザは負けが目に見えても、諦めない。…その性格、好きだ、とイミテイシアは心の中で嘲笑う。
「…闇に染まるのと、闇に負けるのは違うのよ?」
正規ギルドは光、か。それは、一体誰が決めたのかな。…ま、そりゃそうか。闇ギルドを倒してくれるもんね。
…突如、イミテイシアは動きを止める。待っていた!と言わんばかりの勢いでエルザはその隙をつく。
しかし、イミテイシアもにやり、と笑い、シュッとジャンプ。
イミテイシアを狙っていたエルザの刀は、イミテイシアの後ろにいたグレイに刺さる。
「…グレイッ!」 「か、はっ…」
「さすが、姉さん。よくつつくだけで分かりましたわね」
「…そりゃあ、魔力を抑えるためでもあるしね。」
隣では二人が談笑している。…そんなのも気にならないくらいに、エルザは動揺している。
自分の持つ刀はまだグレイに刺さっている。幸い、今回は魔法剣だ。傷口などは大きくない。
「エル、ザ…」
グレイは苦しそうに血を吐き出すと、倒れた。
ーーー離れたところでは、ルーシィがポーリュシカに回復薬を渡していた。
「……じゃあ、あたし達は帰りましょっか。」
「そうですね、姉さん」
二人は離れたところで暴れるレイアロを見つめる。
ちゃんと、三匹は取り返してきた。
「…レイは、大丈夫なの…?」
ルーシィの腕の中で震えるアルシアは、恐る恐るといった感じでルーシィに問う。
「…ふふ、レイアロよ?心が強いこと、アルシアが一番よくわかってるじゃない。」
ルーシィはアルシアににこりと微笑む。その笑顔に安心したアルシアは、眠りへ堕ちてしまった。
「…レイアロ、帰るわよっ!」
離れたところにいるレイアロにも届くように声を掛ける。
レイアロは、一瞬止まり、ルーシィ達の方をくるっと振り返る。
「…あ、うん!じゃあ、もうこんなこと、しないでくださいね〜」
先程の裏人格はすっかり消え、間延びした口調に戻ったレイアロは、戦っていた妖精の尻尾メンバーを嘲笑う。
………所詮、モブメンバーだ。殆どの人が重傷を負っている。
そして、ルーシィ達は会話を弾ませながら店を出て行った。
「あれが闇ギルド、巫女の涙…」
店に取り残された妖精の尻尾は、三人の出て行ったドアをぽかんと見つめる。
「…ナツ」
「…グレイ様…」
「……エル、ザ」
リサーナ、ジュビア、ミラは倒れこむ三人に近づく。
そして三人とも、倒れる三人の頬を優しく撫でる。まるで、ガラスを扱っているかの様に。
店には、三人の啜り泣く声だけが響いていた。
「き、貴様らっ、何者だ!」
「……何者?評議員なら知っているでしょう、世界の姫を。女神族の血を引く、紅姫。」
……ルーシィ、イミテイシア、レイアロとそのパートナー達は評議会会議場に来ている。
それは、ある目的を果たすため。
「この、初代紅姫である私、ルーシィ・ハートソウルが命じます。」
ルーシィは床にへばりつき、怯える評議員の下っ端を見下ろす。
「…近日、正規闇ギルドを作ること。そして、正規光ギルドと正規闇ギルドの戦闘する機会を作ること」
表情を変えないまま、冷たい瞳のまま、桜色の唇で言葉を続ける。
「…そ、それは、いくら、な、な、なんでも…」
「…その戦闘で闇ギルドが負ければ、闇ギルドの勢力は落ちる。それは、国民にとっての幸せだと考えるわ」
ルーシィは、「…必ず、お願いね」とだけ伝えると、少し離れた場所で待つ二人の場所へ歩いていった。
ーーーー翌日、フェアリーテイルーーーー
「…皆の者、よく聞け!」
しんみりとする空気の中、マスター・マカロフの声が目立つ。
「近々、正規闇ギルドが出来るらしいのじゃが…わし等は正規光ギルドじゃ。その闇ギルドと光ギルド同士で……」
ーーー昨日、ルーシィの名により、評議会の緊急会議が行われた。
それの内容が、この正規闇ギルドと正規ギルド同士の戦い。
「正規、闇ギルド…?」
リサーナは困惑したような表情でマカロフに尋ねる。
「…そうじゃ。…しかし、その正規闇ギルドの管理者は、巫女の涙だそうじゃ」
マカロフは悲しそうに目を伏せた。
「…とりあえず、一ヶ月先の魔導闇光バトルに専念じゃ!」
全ての者が、苦しむ心を噛み締め、マスターに続くように雄叫びを上げた。
と、とりあえずここまで〜。
スゴイ!面白い!!!!
489:めいびす:2016/01/19(火) 20:31 ID:lis 確かにだ。
そういえば、今日の座学で少し聞いた気がする。ローズクォーツの歴史。
グレイが話していた内容とほぼ同じだった。
グレイ「それでだな…。ルーシィ・トパーズ・HF。」
ルーシィ「は、はいっ!」
いきなり全名を言われて、とっさに返事をした。
グレイが「来い」とギルドの外へと歩いて行く。…あたしの腕を掴んで。
行くわからないまま、おとなしく連れて行かれると、後ろで「みなさんはここで待っていてくださいね」とジュビアが言うのが聞こえた。
ルーシィ「け、結婚…!?」
ギルドの裏へと案内されたあたしは、グレイからの求婚を受けていた。
…何でだろう。
ジュビア「アクアマリン家とトパーズ家は同じ魔導師。ルーシィさんも今はまだ開花していませんが、魔導師です。それに、アクアマリン家とトパーズ家は互いに惹かれ合い、代々誓いを結んできました。(不本意ですけど。恋敵恋敵恋敵」
ルーシィ「で、でも嫌よ!急にお付き合いもせず…」
ルーシィははっきり言ってパニックになっていた。
そりゃあ、確かにグレイに少しは惹かれてたのかも知れないけれど。
それでも、急に結婚なんていやだ。すると。
グレイ「しょーがねーな…」
あたしの左手の薬指にある指輪に、口付けた。
ーーのどかな野原。楽しげな声が響く。
『なぁ、ルーシィ。俺ルーシィの事好きだよ。俺と結婚してくれって言ったら、してくれる?』
『えー…でも…お付き合いもなしに、結婚しちゃうのは嫌だな…』
『…俺と、付き合って』
『…へ!?』
『ほら。返事は?』
『…よ……よろ、しく…』
少女は赤面だ。少年はそんな少女を愛らしく見つめて、微笑んでいる。
…あぁ、そうか。これはきっとーーーー
ルーシィ「…交換、留学…」
交換留学。ルーシィが15あたりの時に、ジェイド家のジュビアとルーシィが交換で一年間留学した。ジュビアはトパーズ家へ、ルーシィはジェイド家へ。…でも、あたしにはその記憶がなかった。
…でも。今グレイが指輪に口づけして、それで思い出した。
交換留学の時に、あたしとグレイは出会った。
あたし達は、すぐに惹かれあって、恋に落ちた。
月日が流れるのはあっという間で、一年が経ち、あたしが帰る日。グレイは、『いつも一緒だから』そういって、あたしの左手の 薬指に指輪をはめた。でも、グレイはその時隠されている存在で、あたしが帰って家に着いた時、グレイが関係した記憶は一切なくなった。
それでも、指輪の大切さは残っていたらしく。あたしは肌身離さず持っていた。
グレイ「今でもーー変わらず、好きだよ、ルーシィ」
ルーシィ「…っ。ばか」
あたしは涙が止まらなかった。
続
ジュビア「(私完全にいない存在になってません?…恋敵恋敵恋敵恋敵恋敵…。)」
文章がおかしくなっている気がする!
林檎>強制終了wからの学パロ*\(^o^)/*ヤンキーがどう関係してくるかが楽しみでござる
続き
あー、あいつらが変なこと言うからルーシィのこと意識してきたじゃねェか。
つーか、あれルーシィじゃね?うわ、マジかよ…
オレ今、絶対顔赤いわ。
あ、ルーシィの横にいんの、ジュビア先生じゃねェか。何かオレ見て顔赤くしてるし。
「グレイ、エルザが夜にあの場所に来いって。」
「了解。」
通りすがりに小声で会話する。エルザの奴、何か言いたいことでもあんのか?
ー夜ー
オレ達は昔の姿で集まった。
ルーシィとエルザは胸に布のさらしを巻いて、ルーシィは黄色とオレンジの袴を、エルザは紫と黄色の袴を穿いている。
オレとナツは腰に布のさらしを巻いて、オレは青と黄色の袴を、ナツは赤と黄色の袴を穿いている。
「どうしたんだ、エルザ。ん?ここでは総長か?」
「いや、エルザで構わん。
今日、妖精ノ尻尾を再結成しようと思う。嫌な奴は帰ってもいいぞ。」
妖精ノ尻尾を再結成…?また暴れんのか?
「あたしはやる!また族を叩きのめすんでしょ!それ、あたしもやりたいもん」
「オレもやる!また大暴れすんのもいいからな!!」
「オレも忘れんなよ!まず、誰か一人でも抜けたら妖精ノ尻尾じゃねェだろ!」
「お前達…!しかし、私達は教師だ。このことがバレたらもう学校にはいられないぞ。それでもいいのか?」
「ふふっ。そんなの当たり前じゃない!」
「だな!サツに追い掛けられんのも慣れてるし!」
「四人揃っての妖精ノ尻尾だ!」
「!!!
よし!じゃあ、ここに妖精ノ尻尾!再結成だァァァ!!!」
「うん!この感じ、五年振りね!」
「おう!燃えてきたァァ!!!」
「おっしゃー!やるか!」
こうして、妖精ノ尻尾は再結成した。
ルーシィ達の格好は、エルザの妖刀紅桜の色違いです!
492:みかん姫:2016/01/19(火) 21:07 ID:BUI お、いいねぇ。楽しみだ!学パロはやってたけど、暴走族ってあんまりないもんね〜。
…てっきり、ナツがエルザに絞められるのかと…
「グレイセンセェ、暑いですねェ」
ウザい。ウザすぎる。
オレは今、ジュビア先生に腕を組まれてる。
「ジュビアァ、我慢のげ・ん・か・い♡脱いじゃいましょ〜っとォ」
オレをチラチラ見ながら、上着を脱ぐ先生。ブラウスのボタンも下着が見えるくらいまで開けて。
正直、引く。
「ジュビア先生、そろそろ離してください。オレまだ、仕事残ってるんで。」
「待ってくださいよォ、グレイセンセ♡」
腕を一向に離そうとしない。
これだから、ルーシィとエルザ以外の女はキライなんだ。
少し優しくしただけで、まとわりつく。
「先生、一体オレに何がしてほしいんですか?言っときますけど、オレ金ないですよ。」
「グレイセンセ♡ジュビアァ、嬉しい♡
…何でもいいなら…、ジュビアと大人の遊び、し・ま・しょ?」
おいおい、さっきの媚声から大人の声になったぞ。
「初めてでも、緊張しないでくださいね。ジュビアがエスコートしますから♡」
ヤバい!逃げられねェ!!!
「グレイ!…先生!ナツ…先生が呼んでたわよ。」
オレがヤバいと思ったとき、ルーシィが来た。オレはいいこと思いついた。
「悪ィ、ジュビア先生。オレ、こいつの彼氏ですから。」
色々あり、大会当日。
最初はカラオケ大会だ。闇ギルド参加者は1チーム。
「課題曲は特にありませ〜ん。好きな曲を歌ってくださいね〜。これは人数に限りがあるので、1人、又は1グループで。もう既に、通知が行っていると思うので、始めちゃいますよ。」
「まずは、妖精の尻尾からにゃ!」
闇ギルドと同じ場所にいるのは変な気分だが、それでも祭を楽しむ観客。
妖精の尻尾の代表者は、ミラとリサーナ。
姉妹の歌声はそれぞれが綺麗だが、息ぴったりな2人により、美しさを上げている。
得点は……
「出ました!86点!これが基準となりますよ〜!」
そのルックスや可愛らしい性格から、人気は高い。
続いて出てきたのは、蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のシェリア。
シェリアも、可愛らしい人柄からか、人気が高い。
「……おぉ?おぉ!得点は、92点です!」
ーーーそして、シェリアを越える92点が出ないまま、順番は闇ギルドへ。
巫女の涙はルーシィとイミテイシアで、1チームとして参加する。
(※とある既存曲の歌詞が出てきます)
「私の蝶 不規則に飛びまわり あなたの手に鱗粉をつけた」
「絡み合う指ほどいて(絡み合う指ほどいて)唇から舌へと(唇から舌へと)」
・
・
・
「判定結果は、にゃんと!98点にゃぁ!」
アルシアの一言で、静まりかえっていた会場がわぁっと騒がしくなる。
彼女達の歌声に、沢山の人が感動していた。それ程までに、美しい歌声だった。
「それじゃ、カラオケ大会は、闇ギルド、巫女の涙の勝利〜!」
レイアロの一言で、カラオケは幕を閉じたーーーーー
「司会者はレイアロ・アルシアから移り変わり、イミテイシア・カーバラです。」
「これから、サバイバルゲームを始めてもらいます。言い忘れていましたが、闇ギルドのハンデはなしです。得点も皆様と同じように入ります。では、参加者は、隣の会場…天街へと移動してください。」
次の司会者、イミテイシアとカーバラは、アドリブなどは入れずに、台本を読み上げていく。
カーバラは会場へひらひら舞い降りると、ギルド参加者に天街への入り口を示す。
「隣の会場は、本物の街を再現しています。ルールは大魔闘演舞の最終演目であるサバイバルゲームと同じです。入り口に入ると、自動的に各ギルドのスタート地点へと送り込まれます。」
カーバラが扉を開くと、参加者がぞろぞろと入り口へ入っていく。
「…じゃあ、イミテイシア、頑張りましょう」
巫女の涙が入る時、カーバラは一瞬切なそうに顔を歪めた……
ふぁぁ!か、か、かれしぃーー?!キュンキュンするけど…ルーシィがジュビアとかに虐められないか、心配…
496:林檎:2016/01/20(水) 21:36 ID:nNU 「え、あたしってグレイ…先生の彼女だっけ?」
「ちょ、黙れ!そういうことにしとけ!フリだ!フリでいい!恋人のフリだ!」
「りょーかーい!」
ルーシィがとぼけるから、オレはルーシィと肩を組んで小声で話した。
「ルーシィ先生が…、グレイセンセの彼女…?」
「えっと〜…。…そう!そうなの!あたし、グレイ先生といろんなことやったの!」
「い・いろんなこと!?」
ジュビア先生がダメージを喰らってる!ナイスだ、ルーシィ!
ま、ルーシィが言ったことはウソにならねェな。族をぶっ潰したり、サツにケンカ売りに行ったりしてたからな。
「ルーシィ先生…。では、グレイセンセの好きな食べ物は!?」
勝負する気か!?
こっちは長年一緒にいる仲だ!分かるよな?ルーシィ!
「何だっけなぁ〜…」ウーン
だけどこっちは天然なんだったァァ!!
「適当だ!適当でいい!」
「りょーかーい!グレイ先生の好きな食べ物はねェ…、かき氷よ!」
オレはルーシィと肩をまた組んで、小声で教えた。
「くっ…!なぜ知っているの!?」
「彼女だからよ…」キラキラ
確かに…。適当とはいえ、オレの好きな食いモンはかき氷だ。
つーか、ジュビア先生にそのこと教えたかァ?
ま、いいや!ルーシィが来てくれて助かったわ〜
またまた思い付きw
「ねえ、グレイの好きな人っていつも隣にいるジュビアなんだって〜」
「そうなんだ…」
グレイはやっぱりジュビアが好きなんだ…!
グレイはあたしの片想いの相手。
「!?
グレイ!!」
「おせェーよ、ルーシィ。」
授業が終わったけど、あたしにはまだ課題が残ってて、それを終わらせていた。
「待ってたの!?あたしを!?」
「ああ。言いたいことがあるんだ。」
ウソ!今、スゴく雪が降ってるのに!
寒い中待ったってことは、よほど大切な話なんだ。
「オレ、ルーシィが好きなんだ。」
ウ…ソ…でしょ…
「え、ジュビアはどうしたの?好きなんじゃないの?」
「何でそこでジュビアが出てくんだよ…。
ジュビアはただ、オレの横に勝手にいるだけだ。オレが好きなのはルーシィ。お前だ。
それで?返事は?」
そっか!告白されたら返事をしなきゃ!
「あたしも…、あたしもグレイが好きでした!」
あたしの片想いは両想いに変わり、
友達から恋人に立場が変わった。
そして、何年か経って
あたしとグレイは恋人から
愛人…夫婦に変わった!
Happy・enD
ね、ね。愛人ってさ、悪い意味なんだよ。
499:みさ wow:2016/01/20(水) 23:21 ID:IRo愛人は結婚したのに浮気してる人かな。
500:みさ wow:2016/01/20(水) 23:22 ID:IRo500♪