Red Knife

....急に寒くなりすぎな件

（ ....こども )

( いやいやぎゅっとしたり？　…色々？
とにかく、…　きみを癒すためのくっつき。 )

( …それとも派手にやる？ )

（ ......ぅ、うう ）

（ ...ちょっと、泣きます ....今、結構弱ってて ..優しさ、少しでも身に染みる、から ）

( …胸を貸すよ、いくらでも泣きな？
私って濡れるくらいがちょうど良いし！ )

( ............... )

( ..その、迷惑っぽくて ..すみません ..ね？ ）

(…迷惑とか思われる方がイヤだなぁ
…そんなに気軽じゃないかな？…私って)

( .......一応年上ですし ..頼れる時は頼ってますし ........ ...でもその、かなり至れり尽くせりってされてる感じがしてるから... ）

( …ふふっ　だったら嬉しいかな！ )


「 さ、おいでおいでー？ 」

（ ........ぅ、あ..まぁでも.... ）


「 ..けっこぉ、恥ずかしいんですよ？ 」

(トントンと膝や床を突いて)


「 …でも結局…　？ 」

___にやぁ

「 ...........ちょっと今は心細いですから ..頼れるだけ頼りますが 」

( .....近寄り ..ごろりと軽く、寝転び ）


「 ....ちょっともう、疲れててぇ ..何すればいいかわからずじまいですし... ... 」

「 ………愛でて貰えば少しは思い付くよ、うんうん 」

( 抱いて寄せて膝の上、…お腹と背中をごしごし撫でて )

「 …つくづく、きみってわんこだねぇ 」

「 ...ゲームとかでも良いんだったら ...ん、ぁう〜〜.... 」

（ ...目を細めて、撫でられるだけで確かな安心感を抱き ）


「 .......わんこの何がわるぃんですかぁ 」

「 んー？　…知らない。わんこだから、…わんこ
　でもきみ、否定してなかったっけ？ 」

( …そのままなでなで )

「 ....愛されるんなら、其れでも良いかなぁって 」

（ ...ぼそぼそ ）

「…ふふっ…　これは可愛いわんこだ …それそれ」

( 顎から首にかけて、ゆっくりと撫で下ろして )

「 だって寂しかったんですもんっ！！ .....ぅうううう〜〜〜〜 ... 」

（ ..本音、大声で上げながら唸り声 .... ）

「 ………… 」［ぎゅうぅ〜っ］

( お腹をぎゅぅっと抱き締め
…じぃっと本音と、鼓動を聞く )

「 .......沢山 ..付き合って ..くれて嬉しいですし .... ...でも、本音を言うならもっと、もっと沢山 ...良いですか？」

「……」

「 いいよぉ〜っ？
私だって楽しいんだし！ 」

「 あっ　でも寝落ちとか！…しちゃったらゴメンね？ 」

「 ....良いんです、良いんです！！ 」


とっても幸せなんですからぁっ...！

「 …ちょっと恥ずかしーかも… 」

「 .......にひひ 」

(…ふふっ… 何、言えばいいか分かんないや
…きみって、…　…可愛いなぁ)

（ ......か、わいぃ ..可愛い ....んんんぅ ..褒められるんだったら、嬉しいですね！ ）

(…このわんこめぇ)

（ ........にひひ ...かっこいいですよぉ？ ..........ん〜〜、何処かで ...戦闘的なアレもしたいですし ）

( うぅん、…　…ヴォリン君を呼ぼうか？
…最近は　"鎧装牙竜" 風の発達をしているそうだ )

（ ...今日はまだへぇき、です ）

( ふふ、そっか )

（ .......色々考えておきます、から ）

(…おっ、けぇ)

____zzZ


( …安定したベッドの上 …お腹を抱えて )

（ 怪我した ）

（ ちょっとまってて下さい ）

(…ザレッド…君？)

( ザレッド君…？　大丈夫…だよね…？ )

( …軽症を信じてるよ…？ )

（ ....こっちでも心配掛けてたとは ...！ （

（ ..なんだか申し訳ないですね ..... ...取り敢えず癒しを一つ二つ程でも良ければ返しておきますから...! ）

( …頼む、… もう、彼の前では穏やかさを
保てなくなってしまった　… )

( と言いつつ俺も今返せそうに無いんですが？ ......無理です心しんどいです ..... ........... .....今かなりきついですごめんなさい )

( …………私も悪いね　…癒すよ )

( 多分今返そうものなら絶対に荒くなりますし内容がやばいことになります .....うぅ、多分ピエロさんよりはマシですが、それでも苦手なんですよ...！ ）

( …闇を見た時の私を覚えているかな？ )

( 今のピエロ君が、…正直その時の私だ
………感覚は分かる …嫌すぎる )

( …今日はもう、無理をしないで欲しい
………感動猫動画、カワウソこたろー、
これらを見て眠ってくれてまえ )

( ね　れ　な　い　ん　で　す　け　ど )

（ ............ちょっと泣きましたもん )

( …私は… 何だか妙な気分だ
…ある程度の理解、諦め、不足
…名状しがたいものが私のなかでうまれ
そして消え、… 違う同じものに繋がる )

( この問いへの答えは見えない
…それを得るには私は愚かだ )

( 多分いっしゅの幸せですよ、先生はドSなんです )

( ……いや )

( ………闇を見た時、私は正に
今のピエロ君と同じ反応をしている )

( …結局は、同じ生き物 … 正直、言って )

( 彼らに対してそう感じた事が今までなかった )


( ……………なのに、彼は私と同じ反応をする
闇、とは違うものへの反応だとしても　…
苦手なものという条件は同じに… )

( .....其れが分かっただけでも、成長したと思いますよ .... ）

( …彼は…　ピエロ君は… )

( 自分の苦手なものに対する反応
…それが私が闇に対して行う反応と
同じもの、同じ感情を抱くと… …、
もし、理解した上でやっているとするなら… )

( ……妙に、無駄な勘繰りをしてしまう
…はは、… …面倒臭いな、私とは )

( ........なんかもぉ、駄目ですね .....冷静に、なりましょう？ ...みんな )

( あ、でも俺もちょっと駄目かもしんないや )

( …苦手は　…触れたくないものだな )

( ……これは無利の極みだよ
…もう、忘れてしまおう )

( …闇など、…君達の苦手など… )

( ところで君は雌になったのだっけか )

（ ......えぁ？ )

( ……雌になったのだっけか？ )

（ ..........さぁ ）

( もう、わかんないです )

( これ以上負担かけるわけにもいかないので、一旦頭冷やします )

（ ...何より今はちょっと、お邪魔でしょうし ）

（ どうしても ...重ねてしまいますから ）

(…君も、ごめんね？
…私は、私でありすぎた)

( …君を、省みなかった
…謝ろう　… だから )

( 許してほしい… )

（ ......全く気にしてないので、大丈夫ですよ ）


（ ただもう ...えぇ、恐らく今日は寝れないでしょうが ）

( …ねぇ、ザレッド君… )

( …何だか物凄く正直に話せてる…今… )

( タイピング速度も復活してる… )

( …君に対する感情も正直に好きで固定されてる
…負い目も何もない、純粋に好きと思えてる… )

（ .............そっか、ならとても、良いと思いますよ？ ....少なくとも貴女が ..皆さんが、幸せなら ）

（ ....救うのなら最後まで、救ってあげて下さい。俺にそれを果たせる程の技量と ....権利はないので ）

( …けど、君もあの輪の中の仲間だよ
…私を気にかけて救ってくれた…立派な友達だ
…私の好意を受け止め続けてくれた… )

(　…来れないと、しても…
…祈っててくれ　… …君を…
大事で、恩人で、友達であると
…思っている …私なのだと忘れないでくれ　)

（ .....では、僭越ながら .... ....応援させて貰います .......俺は本当悪い奴ですか ）

（ ...友人である資格なんか無い程悪いんですから ）

( …悪い奴に )

( …本当に悪い奴に救える人なんて居ないさ )


( ………私は君に救われた事実がある
…忘れないでおくれよ … きみを愛して…
きみの自虐を認められない そう、言える存在が
確かにいるということを )

( 駄目だよ そんなの )

( ………ありがとうね　…
…ずっと、私を…これからも…
支えてくれて、友人でいてくれる君に…

…ありがとう、と伝えるね )


( …大好きだよ、ザレッド君
………今もこれからも　…ありがとう )

( .......やめて、やめて )

( お願いだから、やめてください )

( …大好きと、言い続けるよ
…これは嘘てはないと私は言えるから)

( 君に救われた私が言おう　…ありがとう　 )

( ........ぁあ、駄目だ。最低な事しか考えられない ..... .....駄目だなぁ ...毒されて、腐って、最悪な事ばかり ）

( …それも、聞くよ　幾らでも聞く
……皆にそれをするのは …出来ないかも知れないけどね )

( …でも、君にならそれが出来ると確信してるんだ )

( …ありがとう、…大好きだ、と
…君に言える私が。…聞けるんだ と
…… …可愛いよ、ザレッド君 …
…正直で …良いんだから、ね？
…ザレッド君… )

（ ........や、だ ...駄目、なんだ .. .....あぁ ）

（ ...先生のしてくれる事は何でも、やりますけれどぉ ）

( …君の言うことなら…
結構、出来るけどぉ？
…ふふ… 素直じゃないんだから )


( …でも …素直じゃ無さすぎて
……それで自分を、追い詰めちゃ… ダメだ
… …私も、君も、　…辛いから )

( …聞く、からね？　…その言葉を
…大好きな君なんだから …逃がさない君なんだから )

（ .........お人好し、過ぎますよ .... ....はぁ、あぁぁぁ〜〜〜っ...！！ ....でも、でも ...でも、ぉ )

( …つべこべ言わないで
私にくっつけもっとぉーっ！ )

( おまえはそれでいーんだぁーっ！
受け止める私がこう言うからいーいーんーだぁっ！
好きだぞっ！　愛してるぞっ！ザレッドぉー！ )

( ......あ、ぅ ...あい、してます )

( ふふっ… こぉーれかぁーらーも
… 私を愛してると言ってみなよぉ？ )

( .....心の底から、愛してます ...依存してるほど、してます )

( よぉーく言えました！
…じゃぁ )


(私も好き、愛してる。
君の事が好きで、此処にいる
君に依存して、此処にいる)

( 愛してる！そうだねっ！ザレッド…君っ！ )

（ .......っ、は..い ）

［ぎゅうーっ］

( 可愛いぞこのーっ！ )

( .......それこそ、ずっと ..ずっと ..付き合っておきたい位、には ）

( …ち、ちょっと？
は、恥ずかしくなってきた…ぞ？ )

［ぎゅ…］

( す、好きなのは認めよう！
私もそれに応じよう！
……あ、あの… そろそろ私も恥ずかし…なんて )

（ .........やだ、やです いなくならないでください
寂しいんです もう孤独は感じていたくないんです .... 邪な感情なのは分かっています ...それでも、大好きなんです ）