真っ赤な秋

次第に黒く染まり行く茜空を眺めて
寒さはそろそろ冬を思わせる___。

(/ ... ...月尾に無茶してほしくは無いけど、うん ...良いよぉ 始めてくれて )

(/…うぅん？　む、無茶？
あれ、ウチ　なんかした…？？)

(/ ...な、なんもしてないよ！？うん！ ...大丈夫 )

(/…さては寂しいなぁ？)

(/ ...んぅ、いや、...そう言う事じゃ無いんだよぉ ... )

(/…んにゃ〜？)[寄って]

(/ ...したい事があったり、なかったり )

(/…言ってごらんよぉ？ほらほら)[ぐりぐり]

(/ ....なんとなぁく、___あっちで設定出した十二支、使いたいなぁと思ってたりして )

(/…あ。もしかして前、乱入してきたのって…)

(/ ... ....前のは別ぅ〜〜！！！ )

(/…レイドバトル方式、もしかしたら
そういう設定出すとき便利かもね！
今進んでる話しに絡めづらいとき
…スピンオフ的な感じで出すとか？)

(/ ...ま、まぁ、うん！大丈夫！ ...だよ！！ ...気まぐれの一つだから )

(/…　あー、あー、乱入したときのキミ
　　結構かっこよかったんだよね〜？[ちら])

(/ ... ... ...考えとく、どういうのに、するか ... )

(/ 最優先は月尾だから、ね )

(/…うぅ〜む。今日、疲れてるのはキミの方に見える
私も今日は仕事だったしなぁ…だらけちゃおっか？)

(/ ....っあ〜〜〜、満腹、ぅ )

(/しかし私は寝ていたとぉっ！？…ぐぐ)

(/ ...ん )

(/ガルルル)

(/…… はぁ…　……………秋の憂鬱、…しかし今夜は気合いを
　入れ直すとしよう。…　君が、来たらすぐにだ、
　すぐに！　すぐぅ〜に始める！これ以上は…
　ウチのやる気案件だよ…っ！)

(/ ...........さぁて、俺も気合いを入れ込まないとね )

(/まぁってたよぉぅ！！…昼を乗り越え、やぁっと…！！
さぁ！選ぶのだ！！…気合いを入れた私を相手に
　第２ウェーブを始めるか！他を返すのか！)

(/ ふふ、____どっちもするかもね？ ....返すつもりではあるよ、実は )

(/あ、そう？　__じゃ、やろうか。)

(/ ___ただ、なんにせよ ..楽しめるのならば月尾にたっぷり付き合おう！！！ )

_____〖開始まで　残り 3:40〗


: 変異特殊BOSS　[怨憎会苦] 討伐後

ﾅｲｱ/Lv5
ﾃﾎﾌﾟ/Lv7
ﾆｬﾙ/Lv4

討伐ドロップ/　〖怨憎刀×5〗〖古びた大筒(設置武器)〗


_______


[ﾃﾎﾌﾟ]　…　おぉい ソレもうちっと左に寄せろーっ


( 見事、姉妹の活躍で無傷の第一砦。…しかし
続く第２waveの激しさを予見した黒は防備の
不足から、次女へ設備の設置を命じていた… )


「[ﾆｬﾙ]___御姉様。」

「[ﾅｲｱ] ご苦労様、それで…どうだったかしら？」


( 砦、奥地の倉庫から三女が戻ってきた
何時もの無表情に 少し曇りが見えている )

「[ﾆｬﾙ] …ダメでした __やはり、バリスタを除いて
　　　　整備不足で動かず…酷いものは壊れています 」

「[ﾅｲｱ] 出来る限り期待はしてなかったのだけれど
　　　 やっぱり辛いものがありますわね…収拾物で
　　　 呪い属性の大砲が手に入ったのは幸いですわ 」


___しかし…　第一砦の資源はあまりにも渋く
　なけなしのバリケード。…使い古しのバリスタ
　その程度のモノしか用意は出来なかった。……


( それでもある、なしでは大分　違う。__兵士たちは
　壁の上に設置された設置兵器で大分応戦できるだろう

　　__殆どがバリスタで構成される設置兵器群…

　　　 …　紫焔模様が揺らめく古びた大砲は
　　　　 異様な存在感を放ちながら鎮座する )

　[古びた大筒]

古い時代に名を馳せた設置兵器の残滓。
悪霊の遺す〖紫焔〗を帯びて 在りし頃
よりも更に強化されている　…

属性は〖呪い〗。防御力無視の追加ダメージ…

________

…　そして、次女と三女も装備をできうる限り強化した。


　ﾆｬﾙ/

E 霊馬[オンゾエグ]__怨憎会苦の駆っていた馬

　紫焔薙刀　___〖怨憎刀〗を次女が改造、…薙刀に。


　ﾃﾎﾌﾟ/

E 怨憎塊[マスブレード]
__四本の〖怨憎刀〗をメイスに加工、…祟られそうだ


_________


〖開始まで　残り 0:30〗


「[ﾆｬﾙ] …姉様、鎧は？」

「[ﾃﾎﾌﾟ] 脱いだ。…厚っ苦しくてねぇ__」

「[ﾅｲｱ] あらあら、元気でよろしいですこと」



…　再び組まれる防衛陣。…先頭に立つは、やはり三姉妹

　　__此度の相手が　…　遠方より迫る　…　

「[ﾆｬﾙ] ……此度の軍列も少々変わっておりますね 」



____絶望的な光景だ。…　兵士たちは震え上がる　…

　 その"群"、先と比べ　僅か30頭余りの生物たち

　…強靭な四肢　…堅牢、柔軟な鱗皮　…折り重なった牙



「[ﾃﾎﾌﾟ] …フツーの群れなら1匹、2匹混じってりゃ
　　　　　打ち止めじゃないのかぃ？ しっかしまぁ… 」



　　　　　[　ギャオォーーーーン！！！　]



「[ﾃﾎﾌﾟ]　___スッ…　ゴいねェ、こりゃ…

ｸﾞﾗﾝﾄﾞﾗｺﾞﾝ
【大地の竜】の…群れかい、国でも滅びそーだ 」


( …建物程もある巨大な地上棲ドラゴン 【ｸﾞﾗﾝﾄﾞﾗｺﾞﾝ】
　色とりどりの最上位捕食者が… 群れで此方へ迫るのだ！ )


[(接近、…地鳴りが遠くからでも轟く…!!)]


「[ﾃﾎﾌﾟ] うし。オレが三頭ばかり止める！　」

「[ﾆｬﾙ] …出てきて貰ったところ申し訳ありませんが
　　　　　　　 …馬屋に戻って下さい 」

__霊は悲しげに戻っていった

「[ﾅｲｱ] …さてさて、そろそろですわぁ？」

　[ ｼｬ___　　ｽｨｨ…　ｷｷｷｷｷｷｷｷｷｷｷｨﾝｯ!!！！！！！ ]


…　連続した金属音。擦れ遭う音、…竜の悲鳴が地を揺るがす


( 群れの先方が突如、…目の前から出現した【鉄のトゲ】に
巨大な体を貫かれ …傷を負いながら停止したのだ。…其処へ
後ろから押し寄せる後続の群れ。___踏み潰されるわ…
深く貫かれるわ、転けるわ　…9頭程が死亡

　___群れの勢いも大きく削がれて弱体化を及ぼす。)



「[ﾃﾎﾌﾟ] ぉ　___!?　…【ﾄﾗｯﾌﾟｽﾊﾟｲｸ】かぃ！」

「[ﾆｬﾙ] …不意打ち込みでも妙に効果を発揮しましたね」

「[ﾅｲｱ] このウェーブ限定の弱点ですことよ♪
　　　さぁ！…砲撃開始！攻撃開始！…　ですわっ！！ 」




　　　[ ｼﾞｬﾘｭｩﾝｯ!!　ｼﾞｬﾘｭｩﾝｯ!! ]

[　ズボォオォォッ！！　__ヒュルルルッ　]


…　バリスタ、大砲が一斉に火を吹いた　…！！

　　______ﾒｷﾞｮｸﾞ ...ｺﾞｸﾞﾘｭｸﾞ ...ｸﾞﾙﾎﾞﾘｭｯ


　　( ___一匹のドラゴンの体内から、それはそれは肉肉しく奇妙な音が鳴り響く ...
　　　外から見ても分かる程 ...体が内から歪んで、宿主たる竜の面も何処か苦しそうで ...嗚咽を何度も漏らす )


　　___ｺﾞｸﾞﾘｭﾌﾞ ... ...ﾎﾞｸﾞﾘｭｸﾞｺﾞｫｯ


　　[ バリスタや大砲が直撃しても ...その竜のみ、倒れる事は無く ..立っている ]



　　　______ﾌﾞﾁﾞｯ


　　( ...血管のようなものが切れる音、それと共に
　　　___竜の腹が裂け始めた )

___…　死骸やトゲに阻まれ停止した群れへと降る　…



[ﾌﾞｼｭｩｯ!!]…　ギャオォーーーーーン！！！

(バリスタ、)


[　ズドボォム!！　]…　ｸﾞﾙｧｯ!!

(大砲。)



　ドシュゥッ！！　ボォォンッ！！　ｽﾎﾞﾊﾞｯ!!
ドドドドドドドドドドドドｯｯ!!　バゴォンッ！！　


: …落下エネルギーを味方に付けた矢が貫く
　砲弾の炸裂が鱗皮を破壊し 焼け焦がす。…

___弾切れを起こすまで…　砂煙が上がり続ける


…　…　…



[ｸﾞﾙﾙﾙｯ……!!]　　　コ"ギャァオォーーーーッ！！！



( 群れの殆どは壊滅。__…しかし、僅か6頭ばかりが
　無傷の状態で突撃を再開した…！！__数は僅かでも
　破壊力は計り知れない！！…　三姉妹、構え…！ )


「[ﾃﾎﾌﾟ]　…大分減ったねぇ　」

「[ﾆｬﾙ]　…　」

「[ﾅｲｱ]　やりますわよぉ … 用意はよくて？」

_____‼️


「[ﾃﾎﾌﾟ] …ったく、また来やがったよｯ!! 」

( いち早く気付いたのは次女。…しかし彼女も
他の姉妹も、…構っている余裕はない__ｯ!! )



[　ゴルァ！ｯ!!　]

__二頭が姉御へと迫り来る…！！アギトを開き、…！



「[ﾃﾎﾌﾟ] …思ったよりでけぇなっっ　__…の"…ｯ!!」

　[ゴ"　ギ"　ャ❗]___　…　ﾄﾞﾄﾄﾞｯ…


　「[ﾃﾎﾌﾟ]…っ　でぇ…っ！！」[ガギィンッ！！]


( 一頭のアゴに大メイスを横殴り。…アゴを外しながら
気絶させ、横転させたが　… 隙を狙って２頭目が迫る！
これを __盾で防ぎ、どうにか押し合いに持ち込んだ！)


_____ドドドドドドドドｯｯ!!



「[ﾃﾎﾌﾟ]　ぉっ!?　__ごらっ！！待てこの…っ！！」


:　残る四頭が脇目もふらず砦へ突進する…！！

　　_____ｽﾊﾟｧﾝｯ！


　　　....ｺﾞﾄ



　( 竜の腹から一線が走る ... ... ...1頭分の竜の頭が落ちる ...その場に、何が起きたかすらも理解が出来ない様な表情を浮かべたまま落ちていく
　...次いでにバリスタや大砲に、亀裂を入れて ... )



　　　___ネムッテー、イターラ ...イツノマニカー ...
　　　　サテサテー ...ヒトーツ、クエスチョン ...シーツレイ、シテモー？


　　( 腹から出た影は ...龍の頭の上に座り込む




　　　　見た目は___ただの、棒人間だ。
　　　マントを羽織っただけの、何処からどう見ても ...四肢や身体は太い線で、頭は球体。そんな“棒人間” )



　　　___ココ、ドーコカ、オキキシテモー？


　　　【八乃棒】 『 ライボー・フー 』

　[ドガンッ！！][ドガンッ！！][ドガンッ！！]

: 四頭が勢いに任せ、…砦門に頭突き体当たりをかます!!
巨体の重量とスピードは尋常ではない …亀裂が走る…！！



「[ﾃﾎﾌﾟ]まっ___…　じぃ…ぞ　…　ありゃぁ…！！」

( 押し合いは …姉御が有利。しかしそこは竜、…
粘りに粘る…!!時間を食い、焦る姉御に向けて…っ )



[ｻｸｯ!!]…　…　ｽﾞｽﾞｩｯﾝ…

__竜の巨体が…　突然倒れ伏す。


「[ﾃﾎﾌﾟ]…おっ　___やるねぇっ！流石ぁ…」

　　 ｼｭｯ!…　[ﾃﾎﾌﾟ]オレの妹だ！ﾆｬﾙっ！


( 止めていた隙に …竜の頭上から【降竜】で脳天を
貫く三女。…崩れ落ちる巨体から飛び降り、…更なる
攻撃を仕掛けに砦門の四頭へと走っていく…っ！！ )


「[ﾆｬﾙ]………」

「[ﾃﾎﾌﾟ] …こりゃ、…負けてらんないよぉっ！！ 」

「[ﾅｲｱ] …………マズいのが、"ふたつ"… 」


(__ふたりでなんとかなる勢いの砦門を後ろに
竜を裂いて、…遠くで聞こえない【棒人間】と


_____…　遠くから迫ってくる
　　　　【夜】に目を向ける長女　…　)　





[　ボゴォッッ！！　]　「[ﾃﾎﾌﾟ] …ちょっと待ちな」

( … 気絶した竜の尻尾を掴んで振り回し ___
　 四頭を瞬間叩きのめした次女。…そして

　…　青ざめる"三女"___震え上がる兵士たち )





[　_______　] [　_________　]


:　…奇妙な風の音が聞こえてくる
　 まるで、遠目から見た飛行機が…
　 静かに残す巨大な飛行音のよう



__そう　…　"デカすぎて" 逆に聞こえない音。




「[ﾃﾎﾌﾟ]…　いや。待った、…　なぁ　…　姉貴　」

「[ﾅｲｱ]　…１０秒待てまして？…結論下しますわ　」



___[　________　]　　[　________　]

____兵士は　…この出来事をこう評した


: 手始めに絶望、…竜の群れは"逃げていた"と
　[巨大な金塊]が 舞い降りた瞬間に悟り、…

　…ヒビの入った兵器から離れることも
　…逃げ出す事も叶わない …体が…

　脳裏に浮かぶ【死】の文字に支配されている、



　…　その者は、ただ　"飛び"　…　そして

　"降りた"　だけ、威嚇もしたわけではない

　…　そう、そこに"居る"。…それだけなのだ



___たったの　…　それだけだ、それで充分だ

　　「 ...モシモーシ、キコエテマースカ？ 」


　( ...不満そうに声を上げる ...最も、棒読みで ...何よりテンションも、声量も一才変わらない )



　「 ...ヤーレヤレ、コマッターヒトタチー、デスーネー？ ... イッタイゼンターイ、ナーニヲ ... 」


　　( ___何か、おかしい？ )

　　　[　__________________　]


【棒人間】の…　僅かにしか感じない20M前方

… 遥か、10秒先の未来へ送られた[着地音]

… 突然、【山】が降ってきたと __錯覚する



…　_____荘厳なる黄金の。

…　_____虚構なる弩級の、

…　_____似姿正に金竜の。



…　_____宇宙より来たる　絶望の。

　　　　___フザケテ、ルーンデスカー！？


　　( この場は__一度離れるしか無い ....

　　超軽量級の棒人間 ...駆けて、突っ走って、離れて ...！ )

: …　下から読み上げよう

___鱗折り重なる…　世界樹の如き二脚は

___いとも容易く街を滅ぼす…　１対の翼を平然と支え

___黄金の鎧を纏う　…　荘厳な巨影が戴くのは

___厳めしき金龍 __三匹集えし…　三本の首。





…　____"最強"足りうる　【怪獣】の。





「[ﾆｬﾙ]　……　きん、…　ぐ　…　」

「[ﾃﾎﾌﾟ]　　　…ギドラ　　」

_________________________


「[ﾅｲｱ]…ﾃﾎﾌﾟ、兵士全員連れて第２砦へ撤退。ﾆｬﾙも同じ！
　　　早　急　に！！　今　すぐ　！！　あの　……

バカげた現実
[キングギドラ]から退避！！　退避なさい！！…行けｯ!! 」

　黒の声に、兵士たちは現実へと引き戻された。

　… 阿鼻叫喚の巷がたちまち勃発、乱立する
　化物なぞ超えた"ナニカ"を前に 彼らが持つ
　僅かな勇気は塵となって消え去った。____

　今にも消し飛びそうな我が命を惜しみ　…

　 我先、我先にと後方へと後退していく…　

__________


: 地球の空気。…【王竜】は、久方ぶりの青い空を
　心地よき風を運ぶ晴天を __…目を細め噛み締める

　眼下に広がる"蟻共"の戦場など気にも留まらなかった　…

　____だが　…

　　　…　そこそこ、大きな___"建物"が目についた

:…　何処か、水を差された気分が【王竜】を襲った
　 謂れもない事であり　__なんの非も、彼らにない

　　　　…　【怪獣】とは、…かくも理不尽で



　[　___________________ｼﾞ　ｼﾞ　ｼﾞ　ｼﾞ　]

____________



「[ﾅｲｱ] ……　！ 」


( "口元"に迸る【引力】を目に、…黒は後方へ叫ぶ。
　___気付いた次女と、三女が兵士を左右に割いた )



　　　　________　【引力光線】　________




　　　　　…　______途方もない存在なのだ





_____________


( …それは、【王竜】が飛び去る前に起こした
　　　唯一にして 最後の"天変地異"。…


　…　モーゼが海を割ったように ___大地へ

　…　土の海へと走る亀裂。…割 れ た …　大地。


　___引力光線。…放たれたいかづちの奔流は…

　　…　"第1、第２"砦を　____"蒸発" させ


　…　2度と癒えない　__深き傷を大地に負わせた。


　____それは単なる　…　【王竜】の、気紛れ　)



_________


…　すんでの所で、__黒は避けた。
…　度肝を抜かれて動きを失くし…

…"無事"な、妹達を確認してから


___黒は、…空へと飛び去る【理不尽】を眺めた。




「[ﾅｲｱ] ……　(2度と来るんじゃねぇですわ) 」

_________"キングギドラ"…戦場を離脱。



　「[ﾅｲｱ] … 被害状況を報告。 」


:… 兵士たちの気付けを行う次女。…三女は答える


「[ﾆｬﾙ] …第1、第２砦は蒸発しました
　　　 再利用可能な物資はありません… 」

「[ﾃﾎﾌﾟ] 兵士は全員無事だけどねぇ…
　　　　こりゃ継戦は無理そーだ、… 」


____魂を抜かれたような兵士たち。…
　　もう、全員が【棒人間】を忘れかけ

(/ ...継続or今日はもうやめるか、どうする？ )

(/ 君の眠さによって変えよう！
…私からも乱入枠！…ちょっとやりすぎた )

(/ ...眠気ねぇ、すっごくびみょい ... ...うにゃあ )

(/うぅ〜む！では、これは明日にして
　 今日は返しで終わりにしよう！
　…わ、私もキングギドラでわりと疲れた…)

(/ ...ん、りょおかい、お疲れ様ぁ〜〜〜 )

(/… ねぇ、赤手？)

(/…　今日も、お疲れさま
　　おやすみ！　__また明日ぁ…！)

(/ ...ん？どうか、した？ )

(/ ...あぁ〜〜 ...うん、にひひ ...おやすみっ )

(/ ひゃ〜〜 ...寝落ち、してたなぁ ...今日はなんか、頑張らないと )

(/年末が近付き、…おしごとが大変になってきた…
今日も帰ってきたら結構寝ちゃってたよ、とほほ…)

(/しかし君との繋がりに執着する心は冷めない。
…じっくり話せる、長い時間を待ちながら
　今日は向こうを返して君に届けよう…！)

(/ ....今日は、面白く ...特別な日だねぇ )

(/ 見てきたよ、…赤き月だ。…流れ行く星々の
　黒い海にぽっかりと浮かぶ __朱に染まった月。
… 赤き、魔物の元気になる日だったりするかな？
　…きひひ )

(/ ふふ、..とても素晴らしい日です、今日は！
　滾る滾る ...とても、綺麗で、喜びに溢れる色でした ...にひ )

(/…やばぁい、…寝ちゃう、…シャワー浴びてくる！
　そして！…秋の一幕をブラックレッドでやる…)

(/ ...にゃ！ )

(/がるーっ！…ねぇねぇ、赤手？
君について結構、話題が出来たのだけど)

(/ んぁ ...何かな何かな！？ )

(/君と語り合う　"先頭スタイル"とか！

… ザレッドの拳闘魔術、
… ルージュの祈祷技量剣士、
… セキカﾁｬﾝの仮面依存技法、
… レギオンの火猫　__見返してみると

　興味深くて、掘り下げたいところがいくつか！)

(/ ...ほう、ほう！ ...成る程！ ... ...ふふ、大歓迎だよっ！ )

(/まず、赤城の面々を…主に戦闘面で眺めてみて

"偏ってるけどバランスが悪くない"… と感じるんだ
各々、全員が【遠近両刀】で…近距離が主体の、所謂
バランスタイプ、しかし何故かどうも属性的な偏りを
全然感じない。…上手い具合に均衡が取れている )

(/ ...出来るだけ色々被らない様にしつつ ...全員しっかりと戦える様に ...面々は色々考えてる、よっ！ ...専門って言うほどそのスタイルに特化した人は居ない様に 気を付けてるしね ...ふふ )

(/中でも、… 私が語ってみたいのは"君"さ。
比較に私や ルーを出しつつ眺めてみよう)

(/ ... ...誰でもバッチ来いなんだよねっ！ふふ、語れる準備はして来たから！ )

(/ ザレッド、イニールは曲者揃いの赤城らしい
　クレバーな人格に見せ掛けたおふざけ系魔王候補。

戦闘スタイルは "可も不可も少ない"。固有の能力
とは裏腹に、汎用に秀でる【バランス型】なのが
興味深い所だよ、__強すぎないが…そこそこ強い )

(/ "手"を用いた応用的な攻撃を多数持つけれど
　それらは大体… 魔物本性を現した時も含めて
　物理破壊力に秀でたものがやはり目立つ。

　だからといって魔法がからっきし …という
　訳でもなく 本当に "中距離バランス型"
　として完成度の高いスタイル __だと思う)

(/赤城を代表する内の一人がザレッド ...近距離〜遠距離、属性も多数使用可能なオールラウンダー ...

攻防一体且つ何方もそこそこ秀でて居る ... ...かなり厄介かもねぇ、ふふ ...
　ただ、搦手自体は大して無い方かもね、他の者と比べると )

ルー(白黒)、と比べてみると


・集団の中ではバランスタイプを担当
・小回りは効く方だが、より素早い味方が居る
・魔法を使えるが、物理面で攻める方が得意
・固有の武器をあまり用いない
・手数で優れ、数打ちを基本にする
・実力が中途半端で、よく怪我する

( 類似する点は多いね、…違うところでは )

・ﾆｬﾙはスピード寄り、此方はパワー寄り
・受けてからのカウンターで勝負を狙いにいく

( などがあるかなぁ… )

( モンハンで例えてみよう。…"ガランゴルム"が
特徴として近しいかな？

　__第一印象と裏腹な器用さ、…印象通りのパワー
… 予想外の切り札に、受け上等の優れたタフネス )

(/ ...怪我前提で戦う所や、守るべきものを最優先にする所 ..とかも中々似ているかもね )

(/ ...ふふ、良いねこう言うの！凄く楽しい！ )

(/ ..変身的なのも残しては居るのも、似た特徴かもね？ )

(/ 私が君を戦闘面で攻略してみる場合 …

　あ。"私"は__吸血鬼状態を抜きとした
　技量技術、武器攻撃オンリーと仮定するよ )

・ まず、刃渡りちょい長めの剣を片手に …
つかず離れずで　【得意な距離】を見定める

・この段階で君はよく【ハンドガン】【近距離】など
基本動作を見せるから …対応して若干の中距離から
銃撃戦を仕掛けて、対応力を確認しつつ隙を見て
スライディングを用いて急に距離を詰めてからの…
【毒ナイフ】等、小道具を用いてバランスを崩させる

・当然、その程度で揺らぐ君ではないけれど …
だからこそ 火力が物足りない "私" を相手に
若干余裕が産まれるだろう __其処を狙っていく。

・　銃撃戦から近距離に戻りつつ、…今度は
拳が届かないギリギリの距離で小物を投げつつ
後ろへ回り込み、私が得意な泥臭い戦いに持ち込む

　…爆発などで急になぎ払われたら此処で詰む。
　手傷を負って、撤退を視野を前提に戦うだろう


____此処で長いこと時間を稼ぎ…少しでも隙を
　抉り出せたら　【致命の一撃】。…君のパンチに
　中程から腕を割り込ませて懐に入り込み …

　___【抜手】で腹を貫いて内部に打撃を与える。


　…　が。どう頑張っても此処までだ、これ以降に
　必ず君は本腰を入れてくるから、どう食い下がっても
　でかい一撃を叩き込む隙はない。…これを以て私は
　撤退戦に移行し、君とチェイスバトルを繰り広げる

　……と、いったところか

(/ ......ふふ、面白い )

(/ 意見をどうぞ！…この戦闘を掘り下げてみよう )

(/ …私の特徴、及び条件としては… )


・能力めいたモノを全く使わない
・格闘以外では搦め手含めて道具頼り
・基本的に、能力や身体で劣るので泥臭く戦う

・勝負を決めに行く手段が引く位ガチ、かつグロテスク。


____

(/ そうだね、毒によってはかなり効くし ...案外抜手が急所に入る可能性もあるから ....もしかしたら負ける可能性は意外と有るんだよね ...
　ただ、やろうと思えば拘束して ...封じることも出来るね )

(/ 此処で着目したいのは君だ！

__君は、"アヌビス神" と似たスタンスで
　バトルを進めている。…受け、裁き。___

　まずは "敵を学習" しながら受けで通し
　攻める時に限って力を強める。…効率的だけど
　何処か、消極的な感じがする "カウンター"の型。

　…私はこういう相手は　"得意で苦手"　なんだ… )

(/ ....俺も一つ問題点があってね )

(/ …ほら、私は　"隠した一撃が最大限" だろう？

　君のように【受けと学習】期間を持った相手には
　確実、かつ有利なタイミングで "必殺" を撃てる

　… けれど、それで仕留め損ねたら "ほぼ負け"。

　　決定打に欠けたまま、本腰を入れた相手を前に
　能力系統が貧弱な私は受け一辺倒にならざるを得ず

　　攻め手が一気に消滅してしまう。…要するに
　"初見殺し"　に近しいのだよ、…耐えたら君の勝ち
　耐えられなかったら私の負け。__ｼﾝﾌﾟﾙ故の弱点 )

(/ …　【脚】かな？ )

(/ そう ...俺の場合機動力さえも腕で補っててね、基本的な脚の動きは弱いし ... ...逆に言えば


一般人に近い感性を持った人程足とかは狙いやすいから、厳しいものがあるんだよねぇ )

(/ …… どうかなぁ、…君の義妹は健脚のようだけど )

(/ ......ふふ、負けても罰ゲームとか何も賭けられてないならば全然気楽だけど )

(/えぇ？　___あの健脚義妹相手に…
鬼ごっこで遊んでる姿をよく見かけるのだけれど

　[にぃ__見せびらかす …ムキなﾆｬﾙが箒を振り回し
　義兄を追いかけ回す写真。___楽しそうな君の顔])

(/ ...アレはアレ！それはそれ！ ...ちょっぴり恥ずいんだから許して、ね？ )


( ...それはそうと全く関係ないけど潜入任務的なのも楽しそうだなって思ってる )

(/…セキカ君のアレ、的な？___アレどうだったかな？
コナミ・ビッグタイトルを意識してたんだけど…)

(/ ...某悪魔城的な解釈で合ってるかな？すっごく楽しいよ！！ ...まぁあんな感じでも有るし ...複数人で協力して、とかでも ... )

(/…【メタルギア】なんだけどね…いや悪魔城もだけど！
複数人協力でステルスアクション、…となると)


　　　　　　　　青い鬼の館的な？

(/ ...あっ、わ、忘れてた ....ごめん、よ？

　....ん、ん〜〜〜 ...！ステルスアクション的な感じでは無いんだけど ...まぁ、また纏めて話すね ...はひゅ )

(/…潜入任務といえば　009　だね！
きひっ、…君の提案を飲むとしよう！)

(/ ...そう言いながら最近は何も出来ずじまい、気を付けなきゃね ...んぎゅぐぐ )

(/…ぅ。…ね、寝過ごし…た)

(/ やぁ )

(/ …ごめんなひゃい )

(/ ふふ、怒ってるとお思いかな？ ...何を謝る必要があるのかなぁ〜〜 ...？ )

(/ひ…ひぃ〜っ___か、堪忍…っ堪忍じゃっ
夜闇にわざわざ隠す嗜好の時間と囁きながら
会合へ遅れたはわらわとて本位であるわけなかろう！

そ…その表をやめよっ！また何する腹積もりじゃ…えぇ！？
…ゆ、許してたもれっ__乱暴されるのイヤじゃぁ〜っ！)

(/ うんうん、分かってる分かってる ...忙しくなっちゃうものね、俺も時間があったのに何も出来なかったから反省はしないといけないねぇ ...うんうん


1の【規制済み】2の【規制済み】3の【規制済み】
　___どれがしたいかな、ふふ )

『ハヒッ!?__ぜ、…ぜんぶ御免被る事他ないにないでは…
な__ないか…ｯ!?　や、やめぬかっ！やめよっ！
わらわのそばを寄るでない！我、一応は神ぞっ！
位低くとも神でありキサマの歳上ぞぉ！？
敬いこうべをたれ…ずともよいから堪忍してたもれぇ…っ』

(へなへなと自分の体を抱きながら壁に背もたれ、崩れ落ち)

(/ あ〜あ ...寝ちゃってた、ま、良いや ...帰って来たら ...ふふふ )

　　『 ………… 』

___ﾁｸﾁｸ,…ﾂｰ　…ﾁｸﾁｸ


_____〖きつね部屋、…編み物おきつね〗_____



『 ……………　…　っ、…ぅ〜〜ん… 』

　　 [ ゴキ、ゴキ…　ボキ ]

( 肩に手を当てて、ぐりんと腕を回し
聞こえるぐらい物悪そうな音を鳴らす
__どうも、困り顔が引っ込まない )

(/ .......フ〜〜〜〜〜… )

(/…はひ)

(/ .....さて )

(/ き、…来るに来たな！多腕の魔物…！ )

(/ ....酷い言われ様だね、とても傷付くよ？ ....んもぉ )

『 …なんじゃ、乱暴する気はないにない、のかの？ 』

( じわりと離れた距離から )

「 う〜〜ん、幾つか色々話したいなって感じだったからさ ... ...と言うか流石に暴力は振るわないよ 」

( ...無防備に両手を上げて )

『 … いつもわらわにとんでもない事にコトを
　　しよるのは忘れに忘れてしんぜるがのぉ …
　　このちびネコに猫へ何用じゃ？ かかか 』

( 敵意の有無、…手で示された途端に飄々と )

　「 菫色か紅色、どっちが好き？ ...買うとしたら何方が良い？ ...ってぇ話 ...

　___あぁ、後はまぁ ...語るまでも無い事だよ 」


　( ...何処かで見覚えのある様な紅白色の球を見せながら、ふと問い掛け )

〖 … わらわわァ、歩き方に "ﾛｯｸﾏﾝ" の
　　見た目が好みなバイオレットじゃなぁ …
　 "コダイ"の語感に語彙は好みにあるが
　　少々ぉ__… バイクの移動方法がのぉ…
　　 歩きか、タイヤかどっち付かずで
　　なんともいけ好かぬ、ゆえに菫色じゃ 〗

( … ちょっぴり球から距離を取りつつ )

　「 ...ふふ、了解！なんだか安心したね！
　　因みに俺は紅色一択！ ...やっぱりね、にひひ

　　
　...やれるのならばしたいなぁ 因みに ...最初の三匹、は？ 」


　　( ___期待の眼差し )

〖 ……じゅ、…じゅく…　じゅぅぅうく…熟考のすえ
　わらわはもし、もしじゃぞ！ …やるとあらば …
"アヒル" を選ぶに選ぼうかと思うておるよ

　…いやなに __くりっとした坊やというか
　目立ちたい年頃の、坊っちゃんと見える
　あのかわゆさに見惚れにほうてしもうてな

　___進化先は雄寄りか、雌寄りか…
　凛々しく育つとも可愛がれそうでの… 〗

( 尻尾ふりふり、…片ほほに手を当てて
慌てたようなにやけ面。…うっとりした感じ )

　「 ...やって欲しいにゃあ〜〜、にひひ


　俺はやっぱりにゃんこかなぁ ...あざとさがまだ良いんだよね、にひひ ...可愛くて可愛くて、愛でたさがある 」


　( ...思い出しかの様に ...ササミスティックを取り出して、目の前で見せ付け )


　「 ___餌付けも楽しそうだしね 」

『 …それとそれとで違うとわらわは存じよう
　故に …コレはわらわへ向けた侮辱と見るぞ？
　よいか？よいによいのじゃな？ ___[ｺﾞｸｯ]』

( 挑発、嘲りで無理矢理理性を繋ぎ止める。
湧いたよだれを何度も飲み込み、目を閉じ… )

　「 _______だぁめ♡ 」

　　[ ぱくん ]


　( 目の前で齧り付き ...味わう様に何度も咀嚼
　　安っぽい味がまた良くて ...舌鼓を鳴らす

....あっという間に空のパッケージのみ 匂いだけならたっぷり染み付いてる )

『 ぅ…うぅ __な …なんじゃ、腹でも減りに減ったか？
　目上を前に何の素振りにひと言もなく齧るなど不敬な
　… じゃが、非礼と呼ぶには値せぬにせぬ。遠慮なく
　童のごとくむさぼり喰らうに喰うがいい、か…かか 』

　(精神的同様を腕組み、耳畳み、目閉じで防御)

　「 ....ふ〜〜ん 」

　[ もぐもぐもぐもぐ ... ]

　　( ...じぃ〜〜っと見詰めながら噛み締め続ける
　　...２本目を開けつつ、魚肉ソーセージも手に持って来させて ...
　　....香りがその場にじわじわ、より濃くなっていきながら ...食べつつ、味わいつつ )

　　「 ....っはぁ〜、うんまっ 」

　[ｺﾞｸｯ__ｼﾞｭﾙ…　…　ｺﾞｸ…]

『 …か かかかっ__よ、喜ばしそうに生を喰らうとは
　恐れに恐れ入る、これは一本取られた！　…[ｸﾞｸﾞｸﾞ]』

____(顔の方向を逸らして)


『 ではっ、わらわはキツネのトコヘ行くに行くとしよう
なにぶん他用があるでな？…分かるな、分かってくれるな？』

「 ...... [ にやぁ〜〜〜 ] 」


　( ...幾つかの手で扉を施錠したり、顔の向きを固定したり ...果てには再びもう一本 )


　　　[ ぷら〜〜ん ...ぷら〜〜んっ ]



　　( ...これ見よがしにササミを揺らして誘惑 )

　　[ｳﾞﾆｬァｯ!?]

『 ぐｯ!?…ぎ、…がァおｫ〜〜ｯ!…ｯｯ　や…やめよ…！
　やめるの…じゃぞ…ｫｯ！！不敬！不敬者っ！うぅｯ？

　わ…わら…わは…っ せぬぞ！屈しなど…媚びなど
　キサマ相手にするにするものかぞぉっ！…ぐぅっ 』

(__目を閉じても香る匂い、…凄まじい歯ぎしり)

　「 ....あっそ、いらないんだねぇ ... 」

　[ ｼｭﾎﾞｯ ...ﾊﾟﾁ、ﾊﾟﾁ ]

　( ...何度か揺らしたり、ほっぺにペチペチ当てた後で
　....香ばしさを倍増させるかの様に 軽く炙ってしまい

　　そのままゆっくり、スローペースに ...魔人の方へと__身を乗り出せば齧りつけそうなのに )

　　　[___ｩ…っ　__ｸﾞｩｯ!!]


　 ｸﾞｨｯ___ｶﾞﾁﾞ"!！　ガブゥッ！！


(　とうとう根負け。…"巨漢"とやった時の
超怪力、超俊敏を発揮し香ばしさに噛みつき。　)

「 ....ふふ、ウケるぅ〜〜 .... 」

　( ...頬杖をつきながら面白そうに眺めて、頬を緩ませ
　...好きに食わせる、見ていて面白い )

___[ﾓｺﾞﾓｺﾞ…]

『 … いつかぶった切るぞキサマにお主 …
　 若しくは今より恥かかせてくれようか？ 』

(…気に障って丸のみ。…がるる、と言った姿勢)

　「 へぇ〜 ...どうやって恥をかかせるのかな？
　なんかちょ〜〜っとアブない仕事でも紹介するぅ？ ...にひひっ ... 」


( ...わざとらしいセクシーポーズ、煽る様に見せて )

『 否、…してアブなくとも "無理やり" ならば
　仕置きとしての流れも汲めよう、…覚悟せいよ？ 』


__ﾋﾟｯ,ﾋﾟｯ,ﾋﾟｯ,…　[ガラケー]

　「 ... ...？ 」

　( ___なぜか嫌な予感がして来た )

『 …まぁ、万札5枚ならこんなモンかの？
さてさて 待ちに待ったわらわの反撃ぞ。
__と言うに言えど わが手は汚さぬわ 』


(ガラケーを仕舞い、…扉に手を掛け"初期"の底知れぬ顔)


『 此度はぼうやが愉しむ番じゃて。…かかかかかっ 』

　「 ......はぁ〜〜〜い 」

　　( ___最後に尻尾をそこそこ勢い良く引っ張ってから、見送り )


　「 ...五万かぁ、五万 ...ふぅ〜〜ん... 」

　[ｱ"ｷﾞｬｧｯ!!]　___ｳﾞｯ…　ウゥーーッ！！

__ 唸りながら"自室"から飛び出して行く。


________


: 部屋は物静かとなり、…不気味な静寂が空気に染みつく
喧しいネコが居なくなると __やっとこの部屋にあるのが
"不気味さ" であると気付くような …じわりと伝う恐怖感

「 ...さぁ〜〜て ... 」

　___なんとなしに布団に飛び込み ...枕に顔を埋める


　( ...静寂は、孤独は____嫌いだ
　....ふとそんな事が脳裏に過る )


　( ...何を呼んだかはまだ分からないが、話が出来ればまだ良いなと上の空 )

　　　[　ｶﾞｼｬﾝｯ!!　]　


:　　部屋全体からその音は聞こえる
心胆冷やかす …生物にとって恐ろしい音

… 鉄製の格子が閉じられたような
　とても無機質で …冷ややかな音は …


_____布団を、除いて…　独房めいた"鉄の部屋"
　　　へと化した。…残酷の訪れを感じさせる …
　　　無機質と …不気味の、__"不穏"の音 …

　「 ...なんか良く分かんないけどさぁ〜 ....


　　　来るなら来なよぉ、にひひ... 」


　( ...独房に閉じ込められた囚人の気分では有るが、それでも余裕さが消えない魔人の豪胆さ ...
　　尻尾が生えてれば煽る用に使っていたのが垣間見える ... )

　　　　　　[ｼｭｩｩ______…]


( ならばその豪胆等、…関係のない事が襲う
部屋の天井 …無機質で、平らに広がる鉄の板
それがひっくり返り __"ガス"が部屋に満ちる )


　　　　　[ｼｭｩｩ________…]


("あの薬"や __…煽る薬を盛り込まれたガスは
犠牲となる者のカラダに __染みて…満ちていく)

　　　　へ、ぁ？_____ぁ ......っ


　　( ...たっぷり、たっぷり ...たぁ〜〜〜っぷり

　　　悪影響 ...肉体の豊かさ ...精神の幼子さ

　諸々をおいても汚染されて ....横たわり、扉のほうを向き続ける )

____　"染み渡る"薬液が …犠牲のカラダを、…
　　淫らを、甘んじて受け入れる他を選ばせない

　　… それ以外はない __"雌"　へと堕とす


[ｶｼｬｧ__]

( 薬液、…染みきり、魔女のカラダから筋スジが減退し
豊富な魔力分が __とろりと…溢れて掬い放題になった

　その頃に …鉄の扉は近未来的に開き ____…
　何時か、…魔女が食堂にて誘惑した …
　複数人の"兵"たちがその場に現れる )

(/ .......もう、ほんと、ごめんね ...最近やりたい事もやらせてあげれず、先に寝ちゃってて ...
...自分でもやになっちゃうなぁ、ごめん )

(/その分を何時か、…何処かで楽しませてくれれば
大丈夫さ、今日もまた頑張ろう。…楽しい夜に向けて)

(/　私はしばらくサンブレイクでやる予定だけれど
　君は携帯獣をやり込むのかね？ …アヒルの子は気に
　なるが、…給料日は暫く先だからなぁ…　ふむ　)

(/ .....お悩み中、だったりする )

(/…赤手、赤手　今日もお疲れさま！
もうすぐ夜深くだ。…そうだね？…ふふふ)

(/ ....うん、お疲れ様だねっ )

(/さてさてお風呂さ！__この間に、…返してくれたり…？

　__なぁんて！　やりたいこと決めててよぉ！
　 たーんとやっちゃうからさぁ〜？…ｷﾋﾋｯ!!)

(/ ...んにゃ、考えとくぅ )

(/ やぁやぁ。…如何なるタイムをご所望かな？__ただいま )

(/ ...分からない、不明、 ...おかえりなさい )

(/ …やぁーやぁー、別にワガママばっかり聞きたいって
　忠犬みたいなコト言うキャラじゃ無いけどさーっ？

カロンチャン今日は孫の手みたく "お 手 伝 い"
したい気分なんだよーだ、…というわけでホラ )


『 何か言ってみてよ！ __マイクで音声拾ったげる〜 』


　[からかう調子で十字架ポーズのｶﾛﾝﾁｬﾝ]

(/ .....何か深掘り、とかかな？するとしたら ... ...本当今何がしたいかも、分かんないし )

(/ ユーウツ、マイナス役満気分ってカンジ？
ハイハイそーゆーときはお任せ お任せってヤツだよ！
… ところでますたー、ますたー。 )


『ウチに代わるあたらしーいじり先を見つけたってホント??』

「 ...それはそうだけど、別にカロンも弄るからね？全然 」

『 うっひゃ、ハガネの意思じゃんも〜っ！
とゆーか浮気癖？ …いやｼﾞｮｰﾀﾞﾝだって 』

( ふらふら飛び回りつつ )

　「 .......... 」


　( ...魔人にしては、反応が薄い ...
　...少しだけ、静かな時間が続いた後で )


　　___....ぐすん、ひぐ、っ ...


　　( ....泣いた )

『 …わｯ…？　わっ　わっ　わぁっ…!?
ごご…ごめんっ！？ごめんねマスタァｯ!?
ちょ、そこまで!?そんなに!?ゴメンって…っ！！』

「 分かってるよぉ ... はぁ、あっ
　何にも取り柄なんか無いのにぃ .. ...無理に自我の欲だけ強くて、強請って、困らせて ...

...烏滸がましいよね、ぇ ... 」


　( ...憂鬱と言うよりかは、無性に怒りっぽくて、でも反対に無性に悲しくて ...感情のバランスが不安定、そんな日 )

『 … えぇｯと…　…　…あんまし気にしすぎたら
　色んな毒が調合されちゃうよｫ？マスター。…
　お酒、…持ってきたから飲む？__チューハイ 』

( 下手に何か言わずに肩を叩きつつ )

　「 .....飲む 」

　( ___今は兎に角溺れていたい、忘れたい
　　そうじゃなきゃあ .... 多分、きっと )


　(/ ...まだ未成年だから、飲めなーいけどね、ふふ )

(/ ウチはもっぱら甘酒だね！…甘ったるくて
　あんまし飲めないし、お茶の方が好きだけど )
___________

[ﾌﾟｼｭｯ]『[ｸﾞｸﾞ]… んー、お言葉だけどサ』

( フツーに啜り、…チーズとベーコン片手に
隣のマスターに絡み掛ける、…香ばしい )

『 コレ飲むとかじゃなくても 忘れるだとか
　発散もじゅーよーな選択肢ヨ？…なんたって
お尻叩かれて喜んじゃう位どmなマスターだけど
弱いところは弱いんだからさー？ 』

　　　　　______ぷっはぁ〜〜 ...！！

　　( ....3缶目、突入 ...蒸し鶏に塩胡椒を掛けた物を摘みにしては、詰まった欲を発散させていく事に )


　　「 ....にひひひ 」

(/…ぅー、飲んで寝ちゃった…　ま！
今日は黒赤染まるを返す予定だもんね〜っ！)

(/…　お仕事、休みになっちゃった)

(/ ...はぇ )

(/ 患者出ちゃったよォ、…うわァん。__ますたぁ
　今日、…なにしょっかぁ？…　ぎぎ、ががが )

(/ ....ふぅ〜〜〜む、実を言うと色々したい事があってね？ )

(/ 着々と進めつつ、やっちゃおっかぁ？ )

(/ ....ただなぁ〜〜、う〜〜〜〜 ...お〜〜〜〜 ....？ )

(/ 魚(うお)〜　___…なになに？おさかな食べたい？ )

(/ いや、かなりえぐ〜〜〜 ...いかも、と思って？ )


(/ ___俺の好きな異形系ではあるけれども .. )

(/ ォ？異形ﾌﾞｯコロなら慣れたモンだよ？
ウチとか、騎士サンとか、ﾆｬﾙと白衣サンの
元ネタ的にさ〜？__ギャハハっ！ )

(/ ......へぇ〜〜〜〜〜 ...ふぅ〜〜〜ん ....


　　簡単に言うなら__シアンのゆりかご、的な感じ )

(/… 遠慮被りたいオーラはするけど、面白そーだね？)

(/ま、お任せするよぉ...ふふ )

(/…いや、待った。単純なエグっちい感じなら
白衣の元ネタのほーが酷かったよ！__やる？)

(/ ...どうだろうね、そのエグさに更に足を踏み入れるかもしれないけれど ... .... ...ただまぁ、ペルソナ的な感じでもあるとは言っておこうかな？ ...にへ )


___誰でやろっかなぁ

(/ウチはメガテンやってるほーだけどね！
___適正高そうな　『月尾』を出すよ！)

(/ ま、誰でもお任せにはなるけれど、ね ...こっちはどうしようかな、無関係か、はたまたそれとも____ )

「 …ふーむ 」

____何が良いかは任せて、お楽しみ

「 … 君は失望させないさ、理解しているからこそ
　そうだね 任せておこう。___ｸｸｸ… 」

___そうだね、なら ... ...“皆”は基本的にちゃんと組み合わせたりしたいから...


　　「 ...ホラー混じりになっても良いね？ 」

「 …意外だな、君がホラーを提案するとは…
毎回 その展開を混じらせると早退するから
君は苦手だとばかり思っていたよ …ｸｸｸ 」

「 .....う ....だ、だって月尾のは洒落にならないんだもん ... ...怖いし 」

は
は
は
は
は
は
は
は
は!!　__光栄な言葉をありがとう。…やぁやぁ太陽よ
　　今日は素敵な日だ、まだ見ぬ類いの　"恐怖"　よ　…

　　そういうところだよぉ！！？ ... ...はぁ〜〜、良いもん良いもん、俺なりに怖がらせてやるんだから___

「 … 失礼。"未知" への期待が君への情愛と言ふ
　ゆりかごの中から飛び出した気分だ。…晴れ渡る空！

　__今、私の心は青空の如く晴れやかであり …
　思考の中身におぞましい期待が渦を巻いている!

　…あぁ何と甘味な風か！空気か！

　　私は今！！君がもたらす未知へと触れるのだ…！！ 」

「 .......期待し過ぎると___落胆するかも 」

「 おや！"萎靡沈滞"を物事の前から見せてはならないよ
君は言ってくれたハズだ！　__"楽しませてくれる"と。

　…　そんな君が、後ろ向きではいけない！
　　楽しんで行いたまえよ、それがまず『一歩』だ 」

「 [ ...ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ ] ...あぁ、よぉ〜〜〜し、ならば　...楽しませてみせましょう！！ 」

「 ……ｸｸｸ 」

[…ﾁｬｷ __ｶﾁ ｶﾁ ｶﾁ]
(弾籠め 砥石、装備)

「 ...準備は？ 」

「構わんよ」

「 ...あぁ、了解です では、お楽しみを...を 」



　　　___ﾄﾞﾛり

　　( ....闇に溶ける、肉体は消える ...血よりも赤黒い水溜まりを残して、その場には“二人きり”
　　腐敗臭が舞い上がり、濁り切る様に空は穢れて ...何処か彼女達にとっては落ち着くかもしれない、空気へ )



　　水溜りから獣の四つ足が顔を出す ...地面を揺らし、鳴らして ...其処に現る

「 … (ひどい臭いだ …うぶに熟れた骨肉の塊
　　尚も蠢き __何を求め…無様な呻きで応えるか) 」


: "血赤"は濁り 眼背けど腐れたつ死臭が後を追う
　　　 見よ!__再び冒涜は"獣"を産み出し　…

　　曽てを駆り立てる __向かうは夜にあらず…

　　血赤が誘う　…　欲深き"上位"が手繰り寄る
　__着飾る宿痾が蠢き 燻る血赤へ囁きかけた。


　　　[ｷﾞｭｯ]____鼻を、…口を　黒布が覆う

　　　　　　　　　　(狩れ)

　　[ｼﾞｬｷﾞｯ]____左手に文明の凶器たる"銃"を

　　　　　　　　　　(抉れ)

　　　[ｷﾞｷﾞｯ]___"利き腕"は握る …引き裂き
　　　　　　ぐちゃぐちゃに叩き潰す 〖鉈〗を


　　　　　　　　　　(殺せ)





　 　「 ____ｯ　…　ｸｸ…っ　ｸｸｸ…ｯ　_____ 」


　　　 　__あぁ…笑いを堪える事も下らない



　　ﾌふｯ　_____ﾌｰｯ…　フフﾌ…ｯ！！フフフﾌﾌｯ！！


　はーｯ　ハッ　はっ　ハッハッ　ハッｯ　　___…　…

(/おぉ…っと！楽しくなりすぎたかな…!?
理解し難いかな!？!今、私のターンは
終わりを迎えた…キミのターンだ…！)

　　　その想いを 理想を現実にするかの如く
　　悍ましくも望ましい ...雄大且つ猛々しく

　　それでいて ...下品な見た目と呼ぶのが相応しい獣が其処へ姿を現す。



　　・馬の蹄が着いたかの様に筋肉質で ...裂き割る様な爪がついた四本の獣の足 ...
　　・鞭の様に長く螺旋に絡まった双尾 ...
　　・曲がりくねった山羊の角 ...


　　此処までならば　ただの獣だ ...だが、しかし


　・___人間の身体が上に貼りついたモノ
　　ただしケンタウロスと呼ぶには余りにも ...不気味だろう


　　　何故ならば不安定 ...人間の身体が幾つも混ぜかわらせたの様に、肌色も傷も ...何もかもが違うのだから ...身体の部分に髑髏を無数に“埋め込まれている事”に関しても ...


　　　虚を見詰めるかの如く ...瞳は空っぽで有り
　　____だが、それとは全く別物の殺意を身に纏う ...巨大な出刃包丁を、両手に構えている ...
　



　　　　ォぉオオおオおオオオ" ....


　　　【 絶望したもの　ゴルニカム 】


　(/ ...どう、かな？ )

(/良いね、バラバラにしよう)

(/ えっこわ、えっ ... ...ま、まぁ、いいけど )

[　ドバ"ア"❗　]__火蓋は唐突、甲斐なく訪れた


:　全体像の把握を終えると痺れをきらした"銃"が
鉄丸群を吐き出す！__"獣"を容易くブチ抜く鉄丸は
録な回転を持たない …帯びた"悪意"を叩き付けんが
為、勢い任せて獣革へ我先と押し寄せて行く …!!


　…………


( 冷酷な瞳が奥底より覗く __"静かに"殺意へ堕ちる )

[ｶﾞﾘｯ]____　…　ヒュンッ！！


:油壺にヒビを入れ…　__どぎつい臭いを放つ壺を
獣へと放るｯ　のみならず続いて火炎瓶！先に投げ
宙を回転する油壺へ向けて矢のように投擲すれば…


　　　ｶﾞｼｬﾝｯ!!　[　ボシュワァッ！！　]


:　___火の付いた油が振り掛かって襲う！

　オオおォォぉォオオオ"オ"_____ォオオ


　　( 見た目に反して素早く ...嘆きの声を無の頭が上げる中 ...四本の獣の脚は駆ける ...
　　[ ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｶﾞｷﾝｯ ] ...出刃包丁を回転させて弾き返しながら 其の儘距離を詰めんとばかりに駆け出して ... )



　　　　____ォおおオオオオ"オ"お"ぉ"ォ"オ"！！


　　( 降り掛かる火に ...一際大きな怒りを、憎しみを ...込めたかの様な叫びが止まらない
　　ただし ...その炎を振り払う術は無く、知らず ...___モロに被り、...焼ける苦しみ、痛み ...虚無の眼に殺意が満ちる )


　　　___前足の蹴り上げに加えて ...髑髏の頭が投擲物として、飛んで来る

　　「 …　come on___ come on!! 」


: 素早く駆ける物騒な巨体。…懐かしい風圧を感じる
"おおよそ"のリーチは見た目で判断、行動は単純だ。
まずは〖前方〗へ走る、…自分から距離を詰めた所で

[ ｽﾞｻﾞｻﾞｰｰｯ!! ]_____前足、蹴り上げを見越した…


:　ドロップスライディングを繰り出して腹の下へ…



ﾁｬｷｯ___　[Dgan!！]　[Dgan！！][Dgan!！]…ｽﾞｽﾞｯ！


: 両手支えで速射を確保した"銃"で至近距離から三発！
勢いそのまま背後へ滑り出ては 〖鉈〗を振りかざし…


　　　　　　　　　[ブゥンッ！！]


: 捻れた尾へと振り下ろす…

　　___焦げれば臭いは更に悪化し ...
　　　それ以上に ...肉体に異変が起こっている様に見える...火傷の跡がどうにも この獣にとって過去を思い出させる物らしい ....


　　[ グるｼﾞｭ ...ﾁﾞｭｸﾞ ...ｸﾞがシｨッ ...！ ]


　　絡む双尾の先端が ...脱皮するかの様に手へと変われば ...
　　...鉈ごと掴んで逃がさない...！


　　___銃弾の数発如き ...傷にはなるものの、浅い ...動きに支障を来たした様子も無く ...


　　　　[ ｺﾞｫｵｵッ！ ]


　　( ...再び蹴り上げる、後ろ足 ...ただし丁度__蹄が当たる様に位置が調整されて )

　　:〖鉈〗を…一旦、上に引き


　ｸﾞｨ…　　[ｸﾞﾙｩﾝｯ___!!]　…ﾄﾝｯ!!


:　掴んだ尾手を軸に空中へ前転しつつ飛び上がり…
　丁度、"人部分" の背後。…獣の背中へ跳び移る。


　　　　「 hello　___good-bye！ 」


　　　　　ﾁｬｷｯ　____[ ズバァン！！ ]


: 手放した鉈に替わって …"銃"を撃ち放つ。

　　　[ ﾄﾞｸﾞｼｬｱｯ ...ﾎﾞﾄﾞ、ﾎﾞﾄﾞﾄﾞｯ ]

　　...銃弾が撃ち抜かれても平気なのはあくまでも獣の身体

　　人の身体には__大ダメージでしか無い ...



　　　銃が貫く ...貫通する ... ...ぶち撒けられた腸に ...
　　　不気味なほど ...声を発さず、その場に佇む ...



　　　　おォ ...おォォ ...オォォォ ....

　　　「 ………… 」　[ﾁｬｷｯ]


: 手応えは微妙 __感じるようで感じない
続いて"包丁"を持つ、腕に向かって銃を向け
___ばら撒かれた腸を踏み躙りつつ …


[ｸﾞｼｬｯ!!]　_____[ズドォンッ！！]


: 容赦なく"銃"は火を噴き 武器を持つ腕へ襲い掛かった！

　____ノぉ"お"オ"オ"オ"！！！


　　( 向かう矢先に ...足に腸が絡み付き、的外れな方向へと銃弾の放たれる先を変えて ...苦痛に歪んだ表情を浮かべながら、雄叫びをあげて ... )



　　[ ﾋﾞｭﾝ ...ｯガグ！ ]

　( 地面に勢い良く ...振り落とした後で、高く跳び上がり ...両手に持った刃先を揃えて、向けて__両断の姿勢！ )


　　　　落ちて、堕ちて、オチテ ....


　　　　落下してくる___巨体！！！

[ｺﾞｼｬｯ__] ごぶｯ…っ　…　!!


: 所詮は久方。__そのツケは最悪な時に訪れる
強く背中を打つ …堪らない痛みに加えて吐き気
胃酸が逆流し 喉を焼く感覚に一瞬、対応が遅れた。


　　　[　ブツｯ!!　] ____…っ　…　…　…　…


　「　(€\$※〒\&$〒…!!!)　_____…　がァｯ…__っ 」



: 慌てた右回避は半ば間に合わず　__左腕は銃を握って
永遠に身体からおさらばした　一瞬遅れて感じる激痛。__

神経が空気に直接触れて金切るような這いずる痛みが
全身に __複数に分け行き渡っては頭痛へと変化する

体勢を整える事を僅かに残った理性が叫び
モノクロに染まりかけた視界を支えて背後へ跳ぶ。…

　　　おｫォオｫｫぉぉオオオ" ....


　　今までの恨みはまだこれだけじゃ足りないと言わんばかりで ... ...傷だらけで、隙を晒して ...
　　そんな彼女に向かって ...じわじわと距離を詰める ...


　　　傷は確かに負っている ...それでも未だ倒れる気配が無い ...


　　[ ﾌﾞﾝｯ ...ﾌﾞﾝｯ .... ] ___風を切る包丁 ...



　　　　___【 残り体力3割 】

: 腕は根本から無い。…切れた血管が幾らでも血を流す
後方への激しい回避がより一層の出血を促し 脳が震える

「 ……！」　　　　"時間はない"



　[ﾌﾞﾝｯ!!]__カシャァンッ！！

:振り回す包丁へ向かって火炎瓶を放り投げ
__割れた瞬間に"切れた左腕"へ駆け出す！
刻、一刻と思考はモノクロに染まり続け
判断力も集中力も段々 ___弱り続ける

　おォぉぉォおおオ"___！



( ...炎に恐れを抱く獣は、火炎が纏わりついた包丁を思わず投げ捨てる ...勢い良く地団駄を踏んで、消火を試みて ...___弱った標的よりも、此度は自身を守る事に思考と肉体を回す ... ！ )


　　...流血の勢い的に、最も ...長くは無いと思えば、“勝利”の確信を ....！

　______　　ズバアン！！　


　「 [ﾌｰｯ　…ﾌｰｯ　…ﾌｰｯ　…ﾌｰｯ] 」


: 左手から剥がした銃。片手の弾籠めに難儀しつつも
どうにか発射体勢に入り __"人型"へ向け撃ち放つ。


　…　念入りに　何発も　何発も　何発も


[ズドォンッ！！][ズバァン！！][ズドォンッ！！]

____ﾁｬｷﾝｯ　[ドゴォン!!!][ズドォンッ！！]

　　　　　　　　____オぉオ？


　　( 銃が放たれる音に気付けば ...間抜けな声を上げて ... ..何か違和感に気付く )


　　　[ カラン ...ｺﾞﾄﾝ ] [ ...フラ、リ ]


　　　( 両手から落ちる、出刃包丁 ... ...獣の足が踏ん張ろうとするも、耐えられず ...血涙を流して
　　人型の体から ...大量に血を流して____ )



　　　　ﾊﾞﾀｧｱﾝｯ .....



　　　___倒れた
　　....何か、

　　　　　　_______ｯ　…　…　

　[ ガキﾝｯ!! ]…　はぁ　…ぁぁ…　はぁ…__…


: 倒れ伏した獣 …其処で意識は限界に達し、辛うじて
銃を杖に しゃがみ立っている状態へと身体は堕ちる

____出血多量により薄れる意識
____左腕の切断、激痛の走る全身


「 … 羽目を　__はずし、…過ぎ　た か…… 」

(/ ....お疲れ様、かな )

(/ やぁやぁ！楽しませてくれるじゃないか！？
あと一回本気の攻撃があったら首が飛んでいたよ！
ｸｸｸｯ　…　この感覚…素晴らしい！__これが欲しかった！ )

(/ ...ふふふ、色々考えた結果、喜んでもらえたのならば良かった！ ...ま、取り敢えずその傷をゆっくり治す事、だけど )

(/… ふぅーむ、まぁ　そうだな。___ところで
君は私が彼処まで好戦的ではないように
考えていた様だが、もしそうでない場合
展開はどう動いていたのかね？

___[根本から無くなった腕を止血し])

(/ ____さぁ？...どうでしょうね？ )

(/…やれやれ、私が呼ばれたのが間違いか…
弔うことも知らない野蛮で卑小な怪物
所詮、私とてそんな存在なのだからなぁ…

哀れなことをしたのかもしれん
… とすれば、この腕 戒めに治さない事が
せめてもの償いになるだろうか？…ふむ )

治さなかったら怒りますからね

(/ 分かった、分かったよ。…しかしながら
ああ言うのをまず殺しに掛かるのは私のダメな
所だな、…ルー辺りなら平和的に解決…出来ただろうね )

(/ ...ふふ、その方が良いんだけれどね？

　...何方にせよ、ふふ、良い物でしたから )

(/ ...取り敢えず、もっと夜に ...ですかね？ )

(/ ...んにゃ！ ...にひひ、月尾の為に頑張るぞぉ〜っ )

(/…　見たまえ、良い感じの腕を接合してみた )

___"鱗で覆われた竜の鍵爪"


「 元の腕は根本から切れた …のはまだ良い
関節部分で真っ二つにまでされてしまってね
培養機に放り込んだが、暫くは治らんだろう

そこでだ、矢鱈と倉庫に転がっていた義手や
使い道のなかった生体部品を試してみよう。…とね　」

(/ ...へぇ〜〜〜、ふ〜〜ん )

「　…む、羨ましいかな？ならば君も何かしら
接合するかね？…あぁ、腕以外でも可能だ 脚とかも　」

( 器用に左の竜腕で端末を支え、人間の右腕で
リストを操作し、機械系や生物系の部品を眺め )

「 ..... 」


　　　ﾊﾞﾁﾝｯ！！！


　　( ...無言でデコピンをする )

[ｱｸﾞｯ]　____ひりひり


「 …仕方ないだろう、私だって真っ二つになった腕を
　治さないまま接合するような事はしたくないのだよ
　…義手への憧れという下心があったことは認めるが 」

( ひりりと痛む額を抑えて )

　「 ...言ってくれたら治す様に努力とかしましたのに、もぉおお .... 」

　( ...原因を考えれば自分にあるとは言え、それでも心が苦しくなってしまう ...つい、やっぱり )


　「 ...ごめんね 」

「 いや結構。…好意はありがたいのだが
こういった傷を治すのは基礎値の底上げに
使えてね、…態々培養機に放り込んだのも
面倒ではあるが、強化する為なのだよ 」

( 人間の腕で …自分より背の高い魔神の頭を撫で )

「 誰でも怪我はする、… 合意の上でこうなり
私も一応は問題ないのだ __しかし…よく謝ったね

__早めに治す努力はしよう… 心配、ありがとう。」

「 .... ...無茶は駄目だからね、その身体になったら特に 」

「 …なら　君に頼っても？ 」

( 左腕を後ろに隠して …身を寄せる )

「 .....それは、そりゃあまぁして欲しいけど
　...今はやめておいた方が良いかも、しれませんよ？ 」

「 ん。…何か用事でも出来たのかな？ 」

「 ...簡潔に言いますと 」

( ___辺りに散らばる酒の缶 )



「 今ろくに頭回らないのでぇ〜〜 ... 」

[ササッ]　____なるほど、分かった。

( ちゃっかり距離を離しては
缶の両に苦笑いを浮かべる … )


「 … (さて、誰を呼ぼう) 」

___ガラケーを取り出す

「 ....っあぁ〜〜〜 ... 」

　( ...当然鬼には負けるものの、強くて ...それでも、流石にこの量は酔い気味 ... )


　　____欲に溺れた結果が、これ

____もしもし　…うん　…彼だ　…
　　…そう、酔ってる　…良いかね？
　　…ありがとう　…場所は　…よし、たのむよ

　　____....んぁああ〜〜〜 ....


　( ...顔は火照り、 ... ...額に汗粒を浮かべて
　　...酔ってはどうにも、...まともに思考する事すら難しく )

___[ｶﾞﾁｬｯ]　失礼を致すであります！


「 此処、御呼びのご用と聞きまして只今をもって
参上致します！…やっ、これはニール御曹司殿！
酒を盛られてやがりますでありますかっ！？ 」

(___ばっ、と敬礼　ばっ、と驚き)

　「 _________......あはぁ♡ 」


　( ...現れてくれた子に対して ...何か淫に満ちた声 )

「 むっ　何やら熱く __なりすぎたお声です！
対処は …えぇっと "水をお掛けしますか"…？

　___と、ハインはお聞きするであります！ 」

( びっ、…と手を横に。…姿勢正しく声を発し )

　「 ...うん、そぉだね ...水がいるかも ...にへへ 」

　( ...厄介なのは、 ...目の前で衣服を脱いで、シャツ一枚 ... ...パタパタと暑そうに仰ぎながら、流し目を向ける )


　「 ...夜を付き合ってくれるんだねぁ、嬉しいよぉ ... 」

[ｼﾞｬｧｧｧｧｧ_____ｯ]　

「 おぉっ!鳥耳で聞いた話に違わず何と驚くや
足りうる… へ、"へびぐち"？…でありますな！
上側に付けられた十字を回せば回すほど
水が溢れるとわ！なんと素晴らしきか！ 」

( "田舎娘"は驚きに満ち溢れつつ
コップに水を並々と注いで此方へ来た。)


「 や、夜戦… にありますか？ 夜眼！ハインは鳥ゆえ
利かないでありますが！このハイン、忠誠を挙げた為！
天の果て水底何処までも何処へでも！…でありま、

　　　　　　　　　　や　っっ 」


____コップ持ったまま敬礼。…頭から水を被り…


　　　[びしゃぁっ]　　　「ちべたぁっ！！」


____透けた服の下、… 引き締まった小振りな体
　 …下着はなく __健康的で、元気なイメージ通り

(/ あほのこかわいい )

(/多分頬っぺた押したら不思議な顔してるんじゃないかな)

(/ んにへ、かわいぃ〜〜 )

(/ …あれ、そーいえば新人二匹ともあほっぽいような )

(/ .... ....餌付けが簡単かもねぇ )

(/…ライヒェルは頭に釣竿くっつけて
目の前に野菜垂らしたら何処までも歩くし

ハインは大きめの肉[特に鳥肉]を見せれば
「ややっ!?」__と、お願い聞きそうだし)

(/ ...う〜〜〜ん、お馬鹿だねぇ ... ...にひひ
　...まかないは上げたくなるね
　
　....ふふ、ゆっくりしようか )

(/その前にお風呂！___あぁ、そうそう

ライヒェルは、普段 魔王ちゃんの部屋か
… ニャルの生物保存エリアの "亀" たちと
一緒にゆったりしているよ！…生態がほとんど
亀と変わんないから …)

(/ ...色々考えてくれてるんだねぇ )

(/…生態とか、考えるの好きなのだよ
君も楽しんで見てくれそうだから…余計にね)

(/ ...分かるけど、俺の場合は ...う〜〜〜 ...楽しませるの、難しいなぁって )

(/ 君は人当たりがとても緩やかで、自然と
　面白味を含ませてくれるのだよ。…ただ
　確かに、物事を起こすより 乗る方が
　得意な性分かもしれないね、…ただ
　それも工夫次第。実際君が起こした
　スレッドはどれも楽しいよ？ )

(/ ...ん、んぐぅ ...優しさが身にしみる )

(/ あとは ___そういうとこが可愛らしい。

…そしてこういう事を言うと照れて乱れる所 )

(/ ....え、あ、違う、し ...！？ )

(/ くくっ …そういう所だな __ある種のあざとさ。

　それっ！[ぺしぃんっ])


___唐突に臀部をひっぱたき

(/ ひんっ！！！？ ...も、もぉおおおっ！ )

(/きひひひっ、ひひっ！)

(/ ....むっすぅ〜〜〜 ... にへ、へ )

___[ぺろり]

(/ ...な、何その舌舐めずり )

(/ …最近、お預けばっかり喰らってて…ちょっぴり )

(/ ...えっ、いや、それは ...え、と )

(/ じょ〜〜…っだん、だよ！
きひひひっ！__考えちゃったぁ？いけず〜 )

(/ ...... ....... へぇ 〜 ？ )

(/んぁ？ 別のことしたいんでしょー？)

(/ ... ...分かんないや、何したいか )

(/休みと感情でゴチャゴチャしてる気分だと予想。)

(/ ...そうかもねぇ )

(/ …だからこそ、ぱっとした事でもやらなきゃ
　気分は晴れないと私は知っている。…ところで

　__また何か、…ﾒｽｶﾞｷ的な雰囲気出そうとした？ )

(/ .....えなんでそうなるの？？？ )

(/上で何だか、生意気な返事を見た気がしてさ？
…… 思えば、君は焚き付かせるタイプだったな)

(/ ...な、生意気なへん、じ？ )

(/　… ………へぇ 〜 ？)

(/… 違ったかな？)

(/ ...ｿﾝﾅﾂﾓﾘﾊﾅｶｯﾀﾝﾃﾞｽ )

(/　かっわいいやつ〜っ　)

[ぎゅうーっ]___前から胸に抱き込んで

(/ ぷぎゅあっ ...うぐ、ぅっ、あぐぅ〜〜〜 ...！！ )

　...もがく事は無意味と知っているからか、受け入れて

「 ふふっ …だんだんモフモフ的なさわり心地を
感じるようになってきたよ、…それそれ ふかふか 」

[なでなで]___(膝上に股掛けさせ、…背中撫で)

　「 ... ... ...因みにぃ .. 」

　( ...膝上に乗りながら両手を広げて見せびらかし )


　「 ___今したい事、こんだけあるんですけど... 」

[ ぎゅむ ](脇下に腕を通して思いっきり、ハグ)


「 … 欲の消化と、キミのしたいこと消化
　どっち先にしたい〜？…どっちでも〜！ 」

　「 ...欲は我慢出来るからだいじょ〜〜〜ぶ！！！ 」



　___まぁ、それはそれで悪く無いけど

「 ……赤手 」

( 唇寄せて、背中を抱いて離さず )

「 …何するよりまず、__これで終わりでもいいから
　私のこと、…呼んで？ そしたらやりたいこと、させたげる 」

　　　　「 ______月尾 」

「〜〜〜 ____っ…」

( ぎゅ〜〜…っとして、…離して )


「 ___いっちおー。満足！…さ、キミのしたいこと やろ？ 」

　　　　「 大好きだよ、月尾 」

「 …ぉ …ふふ…っ__ウチだって…その倍、ずっと倍
大好きになっちゃうよぉ〜？___ひひひっ！ 」

「 すぅ〜〜 ...ごくっ、一番！精神の支えにもなる位！ ...月尾が大好きだからね！！ 」

「…ちょっぴり熱くなってきた…」

「 ...もっと褒める？ 」

「 …ありがと__満足！ 」

　[ぽにゅ]__頬っぺた押して

「 ... ...にひひひっ ...こちらこそ！ ...それじゃあ ...ご飯を食べたら、色々しよ？ 」

「 … オッケー！ 」

(/ ___にゃは♪ )

(/やっほー♪)

(/ ...さて、さて )

(/キミの要望とか？返すとか？)

(/ ...そぉだね！ ...少なくとも妙にテンションは高いからそう言う事をしよっか！ )


( ...要望の方は沢山あっちゃうんだけど () )

(/きひひーっ__キミの返しみんな面白いのーっ！)

(/ ...今日は夜遅くまで起きるから！ )

(/明日の無理だけはしちゃダメだよ〜？__にゃは)

(/ だいじょお〜〜ぶ！さて ... )


( / ...ふふふ、誰を選んでも楽しめる事を実は考えててね )

(/んにゃ？　…返しとは違ったものを今から？
なる程、興味深い　…)

(/ ...返しもするけれどそれはそれ、でね？ ...暇かもだし )


(/ ...ニャルちゃんでもテホプでも新人でも___本当誰でも、ね )

「 御呼びになりましてございましょうか 」

　「 ...うん、呼んだよ、にひひひ 」

「 は、…何なりと 」

( 畏まった一礼 )

　「 ...ギャグ、ホラー、戦闘、日常 ...えとせとら

　　今の気分はどんな感じかな？ 」

「 … 強いて申し上げるとするならば 」

( 面を下げ、…畏まった姿勢 )
「 …日常、と答えましょう 」

　「 ...まぁ、どんな物でも楽しめる様にはするつもりだったんだけど！ ...ふふふ 」

　( ...ニヤニヤと、面白そうに眺めてる )


　「 ___何となく久しぶりに ... ... ニャルちゃんとは関わりが少ないor無い、子を絡ませたくてね 」

「 … 描写を除いた場所で顔を会わせた方々は
　 多いと存じていますが、…深き関わりと申され
　 ますのなら 確かにそうでございましたね 」

(…苛立つ様子は見せない、…冷静さを押し出す)

____それじゃあ、楽しみなよ ...にひひひ

「 ...あ、何時も通りにニャルちゃんは過ごしてくれてて平気だよっ 」

「 承りました。…失礼致します 」

_____一礼 …ドアの向こうへ。

　　___扉を開けた瞬間


　　　「 ___にゃは〜〜〜〜〜ッ！！！ 」


　　( ....飛び込んでくるもふもふ、赤猫 )


　　「 お久しぶりだぞ〜〜 ...にゃる！ 」

_______________


[ ｻｯｻｯ　ｻｯｻｯ ] ……


「 ……… 」


( 涼しさと、怠惰を誘う憂鬱の季節が訪れている

__木枯らしは着々と茶色に濃く、…森を染めて
"秋"と名乗る支配者は声なく 高らかに来訪した。

__彼女は、訪れる季節に大して眼を向けることもなく
"秋には秋の仕事がある"、…と 中庭の枯れ葉を掃いていた )

_____[　ぼふんっ　]



「 ……… えぇ、お久し振りにございますね
　レギオン様 …随分と、毛並みよくなられました 」

( クリーンヒットの直前に抱き止め …左手で受け皿
右手で串を作って跳んできた赤い猫をふわりと撫でる )

　___遅れて枯葉が吹き飛ぶ ...白黒の姿が見えた瞬間に、駆けて来たらしい ...

　　( ...猫は炬燵で丸くなる、そんな季節が近付いて来ているが ...残念ながら赤猫はとっても気紛れ ...
　　...今日はなんだか、動きたい気分 )


　　「 ん ...換毛？って奴もそろそろだと思ってるんだぞ〜 ...自分的には面倒だししたく無いし〜 ...後、寒いからこのままで居たい、ぞ！ 」

　( ...マフラー巻いて軽装の赤猫 ...軽く抱くだけでもポカポカとあったかいのが良く分かる )

「 … 月夜姉様に頼めば喜んで櫛をかけてくださると
　　思いますよ、…さて、大分集まりましたね … 」

( 大袋詰めにされた枯れ葉がひとつふたつみっつ…
__舞い落ちる木の葉は未だ多くも、…兵達が遠巻きで
　個別の落ち葉拾いに励んでいる。___遠くを見渡し )


「 … どうしたものでしょう、肥料は足りていますし
　　放り捨てるはご法度。__何かしら…使い道は … 」

　( 尻尾をマフラーみたいに白黒の首に緩く巻き付けながら ...対処に悩んでいる事を察せば、ふと思い付いたかの様に )


　　「 ____焚き火にでもするか〜？ 」

　　( ...得意げな表情 ...ドヤるみたいに軽く火の粉を口から吹いて見せて、枯れ葉の塊に視線を寄せる )


　「 ...あ、焼き芋とかも良いぞ〜っ ... にゃは 」

　　「 (…………) 」

___思案に耽る仕草


( 暫く、彼女は返事を忘れ__思案に没頭していたが
済むと …高く指を掲げ ゆっくりと力を指に籠めて … )


　　　　　〖 セレクテッド:クラフト 〗


______指を鳴らすと …



: 木の葉袋の周囲に四角形の"切り目"が走り
〖空間が裏返って〗…___代わりに現れたのは
　吹込口の付いた …大型のグリル。しっかり
　枯れ葉燃料も添えられた性格通りの設備 …


「 … よい提案です、採用させて頂きました 」

　「 ...にゃはは、流石はにゃるちゃんだぞーっ！
　　...んじゃあ、早速燃やしちゃうか〜？ 」

　( ...ワクワク、ウズウズ、そんな模様が良く見える
　　...赤猫は何と言うか、欲の出し方が素直 ...

現に今も ... きゅるるるぅ〜 ...と、腹の音を鳴らしている )

　　「 ...あ、でも材料とかも、用意するのが先 ...かぞ〜？ 」

　( ...火加減の調節は赤猫がするから、他の事は任せるつもりっぽい )

「 … 余り気味だった瑠和用の鶏肉が厨房にありますから
　　持って参りましょう__レギちゃんは、グリルを暖めて
　　くれませんか？…弱火で金網を熱しておけば、丁度 …
　　ベストな状態で焼き上げられるでしょう 」

( 手早く 設備の前準備を行いつつ …彼女は
白い息を吐いた __赤猫を降ろして頭も撫でて )

　　「 ( ...レギちゃん？ ...レギちゃん )
　　...分かったぞ〜〜っ ...ん、さむさむ ... 」

　　( 白黒が離れた事で ...若干人肌による寒さを感じては、即座に丸まって ...尻尾を自分に巻き付けて防寒対策
　　...小腹が空きながらも、熱した後で沢山食べられると踏んで ... )


　　　[ ...ﾎﾞｫｵ~ｯ ] ...吐息は火に包まれて
　　　じっくり ...弱火で熱して、温める ...

_____…数分後


　[ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ]　…　「 レギちゃん、只今戻りました 」


( 荷車。…プラ袋で包んだ鶏肉を引いて、白黒が戻る
グリルの具合を確かめながら、…荷車を降ろして … )

「 丸ごとは全部、ハインが食べたそうですけど
　手頃なものが多めにありましたので、助かりました 」

　　[ ...ﾊﾟﾁ、ﾊﾟﾁ ...ﾒﾗﾒﾗ ]


　　「 ...ん！おかえり、だぞ〜っ！ 」


　( ...じっと火を見詰めて居た中で鼻を鳴らせば帰って来た事に気付き、陽気な笑顔を白黒に対して向ける ...
　　グリルは程良く温められていて ...多分とっても、美味しく出来そう )


　「 ...お腹空いたし、早速食べちゃうぞ〜っ 」

____(/日常の風景、…のどかで心穏やかなもの)

　_____(/ ...んにゃ？ )

(/… ふふ、今のところの感想にございます
　穏やかで、…木枯らしの中でも暖かい __

　…いつかどこかで、この感覚を覚えていた
　…　そんな気がした__だけのことです)

(/ ...ん、そう言う事か〜っ ...急に展開を変えたいのかと思ったぞ〜 ... )

(/… ___食事風景をカットし、…食事後で宜しいですか？)

(/ ん！だいじょぉ〜〜ぶ！ )

_____ｵﾘｰﾌﾞの香りが漂う …こんがりとした皮
　　 油は甘い舌触り。適度に体を暖めてくれる…


　(食器を片付けながら …彼女は、森の方角を眺める)


「 ………… 」

(/ ...何だかこう、こう言う事、多いな〜 ...夜更かしに身体が耐えられなくなって来てるぞ ... ...うぐぐ
　...今日は冷えるから、気を付けるんだぞ〜 ... )

[ バリ… バリｯ ___ﾊﾟｷﾊﾟｷ …ｺﾞﾘﾎﾞﾘ]

____ｻﾞﾜｻﾞﾜ …　ｻﾞﾜｻﾞﾜ


: … 使用人が集まり、人壁を作って何かを見ている …
此処は〖赤城1F:エントランス〗。…中央に備えられた
樹木や囲いの茂り、水の循環設備などが眼を引く場所だ

　___彼らは不安そうに、樹木の方角を見詰めている

「 これは … 何の騒ぎですか 」

( 近くを通りがかった白黒が集団を見咎めると
何かを囲う使用人たちは逆らう事なく道を空ける… )


[ ﾊﾞｷｯ　…ﾊﾞｷﾊﾞｷ…　ﾒﾘﾒﾘ…ｯ ]


___飛竜の骨格が、…中央の飾り木を喰い倒していた。

… 辺りには木屑や散った茂利が散乱している …
綺麗なエントランスは台無しだ、見るに堪えない


( 軽い頭痛を起こした頭を抑えて眼を閉じながら…
ため息混じりに、彼女は使用人達に業務へ戻るよう
指示を飛ばし __このはた迷惑な尸龍の対応に入った )


「 … ライヒェル、ライヒェル　___聞こえますか 」

(/ ...うきゅう〜〜 ...おつ、かれ )

(/ ｱｸﾞ?…ご主人、…らｨ…ひぇるです )

(/ ...やぁ、さて ...なんか、やらかしたと言うか、なんでこう ...そう、食欲旺盛になってるのかな？ )

(/ ライヒェルは元々大食らいな種である〖竜〗です
　加え彼女の食性は〖草食〗、エネルギー供給の少ない
〖草木〗が主食であるため 普通の竜よりも食事量を
　増やさなければならないようですね。…今回は…

___土王様の部屋で昼寝し続けた結果として…
　 亀飼育エリアの果物や花を喰い逃してしまい
　 仕方なく、…其処らの草木を食べていた模様です )

(/ ... ...あちゃ〜〜〜〜〜 )

(/ ...大変だね、中々 ...ふぅむ、ダレットに手伝って貰うのが一番良いかな？ ...植物関係、的には ....


王は ...うん、色々忙しいみたいだし )

(/ では、今宵のテーマは骨と緑の女帝
　になさいませんか？__楽しくやれそうです )

(/ ... ....んにゃ、にひひっ ...望む事を何でもするよっ！ )

「 ライヒェルっ … 聞きなさい！それは"飾り"といって
普段、私めが出す "食べ物" の類いではなく …　… 」

[ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ …]


: 食いでのないまま …竜骨は僅かな食事を終えると
次なる食物を求めて視線を上下、左右や背後へ動かす

__空腹が思考能力を低下させている …声は届かず、更に…

… "別階"に、纏まった植物の生命力を捉えた。…
〖尸龍の餓眼〗が …命の波動を壁越しでも感知する

　　　　____"紫焔"が骨身全体を包むと　…


「 … 聞いているのですか？ ライヒェル … ライヒェル！ 」


　　　　　　　　[　フワ〜　_____…　]


: …まるで尸骨は幽霊のように。__壁や、床を透けて行く…




「 ……… 」


: 彼女は、振り向く。…散々な状態のエントランス
この日、最大のため息まで …3 …2　…1　____


_____…　はぁ　____…　…　…　…

_____〖植物園にて〗______

: 其処は、…"黒騎士"が育児へ注力する際に __"女帝"へ
譲り渡され 今は彼女が治める領域となった緑色の楽園 …

__そうとも知らず …巨大な尸骨はノコノコとやってきた



　　　[ ﾄﾞｽｩﾝｯ! ]　_____ｶ ﾗ ｶ ﾗｶ ﾗ ｶﾗ ｶﾗ

( 見渡す限り、…美味しそうな緑と緑に緑な緑。…
"秘境 を育てた〖竜〗の瞳は、肥沃かつ多様性
__健全で強い生命をはっきりと感じ取っていた

… 喜ぶように、首の骨を心地よく鳴らし　… )


: 朱く熟れ、…ぷんぷんと甘く香る果実を付けた樹木へ
亀のように ___ゆっくりと近付いていく … …

_____ふん、ふん ..ふふ〜〜ん ...っと！


　( ...一人なのを良い事にウキウキ気分
　　植物園にて鼻歌を歌いながら ...植物に対して水やりをしつつ ...幾らか種を拝借して )


　　「 ...姉御達に喜んで貰える様な物、どんなのにしよっかなぁ ...やはり純白に輝く白百合 ...でもアレはちょっと危ないし不謹慎

それよりかは色鮮やかな ...かなり悩んでしまうのが ....あぁ〜〜っ！すっごく魅力的 ...と言うのがやっぱり心の奥底から ...幸せ極まりない事っ 」


　( ...めっちゃはしゃいでる )

　　[　メキ　メキ　メキ　___ﾊﾟﾊﾟ …ﾊﾟｷﾊﾟｷ…　]

( 心地好くも、嫌にも聞こえる "枝が折れる音" が響く )

_________

　[ ﾊﾟｷ　…ﾊﾞｷｯｼｬｸﾊﾞｷﾊﾞｷ…ﾊﾞｷｯ ｼｬｸｯ ]


: 生態系上位の悪い癖だ、…周囲の警戒を怠ったまま
尸龍は早速食事を楽しんでいる。…目を付けたのは …
ほどよく実を結んだ枝、…根本から降りながら …
海鳥が魚を喰うように少しずつ呑み、…口内で砕き
ゆっくりと飲み込んでいる … 枝も実も葉も美味だ。


____[ﾊﾞｷｯ　ﾊﾞｷｯ　ﾊﾞｷｯ…]

「 _______ ....ん？ 」

　( 暫くしてから ...通常ならば聞かない様な音に気が付き ...ふと其方を向けば )


　　　　　　　　　　ﾋｨｯ！！！？


　　( ...色々と見た目やしている事に驚いたのか、素っ頓狂な声が思わず出てしまう ...
　　...若干見上げながら 枝から葉まで、植物と言う物を味わう尸竜を相手に ...__停止した思考が再起動するまで、数秒 )


　　　　　___ち、ちょ ...おいこらぁっ！？
　　　　何してるんですかぁ〜〜〜〜！！！？


　　( ...赤猫や氷鬼と過ごして来た事もあり、若干の破天荒が身について来た気もする ...
　　　...蔓を両手に纏い、角に引っ掛けて ...頭を下げさせようとする )



　　　　ダレット ...自然と長く共に過ごして来たからか、その身から放つ香りも ...かなりの緑

　　　[　ゴクン ____…　]

: 食事を終えた。…あるのか分からん腹に結構な
エネルギーが入ったが、それでもまだ足りなそう

__… クレーン車と見まごう怪力で首を振り
　　　次なる〖よい食事〗を求め、…匂いを嗅ぐ



　[ｽﾝｽﾝ …ｽﾝ　…ｽﾝｽﾝ]　______　…　ｺﾙﾙﾙﾙ …

: … 香る〖匂い〗に導かれ、…女帝と目が合う。


( 喉(？)を鳴らす …唸り声にしか聞こえない音が響く …
今、…尸龍は思考能力が低下していた。…空腹のなかで
捉えた〖美味な香り〗に思考を奪われ __身体は動く )



　　　　　　　 　　[ ゴ カ … ]


____女帝の目の前で… 万力染みたアギトが開かれた。

　　　　　　　_____えっ


　　( ....目の前で大きな口が開いている ...
　　　....さっきまで食べて居た様な植物はない
　　...竜の目は少なくとも、こっちをじっと見ている

　　　有るのは自分の身 ... ....不穏な未来が脳裏に過っては、思わず顔を青ざめさせる )


　　「 ...待ち、ましょう？そう！い、一旦どうかあの！待っては下さらないでしょうか！？いや本当私なんか見ての通り食べても美味しくなんか無いんです！ ...か、勘弁して下さいっ ....！えぇい ...うぅ、か、かくなる上は ... ！ 」


　　( ...自分の栄養や水分・エネルギーを消費して
　　　種を急成長 ....無理矢理実らせたり、咲かせたりする ....緑の女帝の名前は伊達じゃない

　　　...身を守る様に、植物で全身を覆い ...震えを誤魔化す )

　　[ ボ　ッ ]　_____…　ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ …

: 覆った植物へ噛みつき …芋か何かとばかりに引き抜いた。
根に付いていた土が、ﾊﾟﾗﾊﾟﾗと雨垂れめいて降ってくる …

__[ｽｽﾞｽﾞ …]


　…　バキッ！　バキッ！　__ﾊﾟｷｷ…ﾊﾞﾘﾊﾞﾘっ…バキッ！


( が、…幸いな事に興味の優先度は確保できた食糧だった
丸ごと引っこ抜いた植物を隣に横倒しすると …肉食龍にも
劣らぬ迫力で、纏まった〖緑〗へ噛みつき…千切って呑み込む

____…緑の女帝には眼もくれない … )

　「 ...し、自然の破壊者か何かですか ...も、もぉおおっ！ 」


　( ....そう言う食性の生物だと言う事は理解している

　自分の命が助かったのも .. 単に好物にありつきかたかっただけなんだろう ... ...それでもなんだか


　　腑に落ちないのは、仕方ない )


　　「 ....よし、決めました 」

　　___ふと立ち上がる ...決意の表明


　　　「 アナタが ...その、名前とかどんな生物とかかは分かりませんが！放っておいたら ...大変な事になるのが何となくわかります！ ...ですから！


　　　私が餌の提供をし続けましょう！！ ...ふふ、ゆ、優良物件、ですよ？ 」


　( ...若干まだ怯えながらも、恐る恐る掌を開いては ...種を見せ付けて )

　　　〖　　ｼ　…ﾘ ｭｳ　　〗




: … 残らず喰らい終え ___厳かな…掠れた音が鳴る

振り向く…巨大龍の骨格。… 餓えた瞳は、正常に輝いた

深い知性 ___…　"緑" の深きへ至れし風格に満ち足りて



　…　翼腕 __…引き裂くカギ爪の指を、"種"に近付ける …

(/ ......この時間帯、つまりはそう言う事です
...眠くなって来てしまいました )

(/ ﾐｶﾄﾞ … ｱｽ … ツヅケル … ｶﾏﾜﾅｲ
マツ … ｱｽ … ｶﾅﾗｽﾞ … )

(/ .... .... .... ...ひゃい、頑張らせて、貰いますっ )

(/ ...お待たせ、です！ )



　　「 ...種？...この種が気になるんですか？ ...え、いや私が言うのもアレですが ...色々本当に良く分かんないんですけれど ...生態と言い、し、ｼﾘｭｳ？ ...スカルドラゴンさんは良く分かんないドラゴンですね ...！ 」


　　( ...まぁ、少なくとも悪意が無いのは確か
　　...今までの対話からそれは分かった ...なのでまぁ

　　____何の躊躇いも無く、種を渡す ...何せ本当にただの種だから ... )


　　　緑の女帝が居て初めて ...急成長を成せる代物


　( ...愛着や可愛げが若干だけれど、湧いた気もする )

　　

〖　 ｼ…ﾘｭｳ　__尸[ｼｶﾊﾞﾈ]… ノ … ﾘｭｳ

　　ｶﾂ …ﾃ　…ﾄﾞらｺﾞﾝ ﾄ …ﾖﾊﾞﾚし モノ　　〗



　　[ ﾊﾟｷﾊﾟｷ ___…　ギチッ______… ]

: …___"竜骨"に、…触れた種子が芽を噴いた
__… 小さなタネは破裂と 濁流のような木の根を
　 尸骨へ吐き出し __骨格全てを覆い尽くした …

[　ﾊﾟｷｯ　ﾊﾟｷｯ　___バキﾊﾞｷｯ　…　ﾊﾟｷｯ____　]

　　「 ...お、おぉ、おぉ〜〜〜 ...！！！？ 」

　( ...仕掛けのタネは違うんだろうけれど
　　似た仕組みをこなす尸龍への興味が一気に傾き ...思わず 幼子の様に ...未知の物を見たと言わんばかりに目を輝かせて .... 詰め寄り、眺める )


　　「 ...す、スカルなドラゴンが...より格好良くなっちゃうんですかぁ〜〜！！？ 」


　　( ...鎧の様に纏われる緑に、期待は深まる )

: 急激な成長を遂げた木の根は …緻密に骨格の隙間を
補うように埋めていく。…__筋繊維を表現した木目模様

　　__　…樹木による 擬似的な〖受肉〗を経て　…

・肉体を重厚かつ 緻密に再現した　"飛竜の筋樹"、

・幽鬼めいて …揺らめいた水皮膜は薄い木葉が代わり

・おかしな角は __枝分かれした …樹木へと〖還る〗


: … 樹木の精霊 ___"森が竜の形を取った"とも
穏やかな瞳が緑の女帝へ向けられる …〖ｳｯﾄﾞﾄﾞﾗｺﾞﾝ〗


〖 我ガ名ハ… イクツカアル …　天寿ヲ生キ終エ …

　尸骨ヲ遺シタ カツテノ飛竜ノ名ハ … オルドルムヴァ

　カリソメノ命ヲ吹キ込マレシ… 尸龍 ライヒェル:ドール


　[女帝] ノ恵ミガ　… 呼ビ覚マシタ "転生"ノ 竜 …

　我ガ名ハ　___　地神　オルヴァー 。〗



[… 受木を経て __より巨大化した、樹竜が腰を降ろす]

(/ .......な、何だか凄まじい事になって居ませんか！！？ ...そ、想像以上に神々しいと言いますか )

(/ … なんと、想像を遥かに越えた正体でしたね …
飛竜種の "ドラゴン" 、オルドルムヴァの尸骨にして…

天寿を全うした末に転生するはずだった〖地神〗だとは )

________

(/ ...餌付けとか、凄く不敬だったかもしれません ...ひぃい ...！？
　色々恐るべき、過ぎます ...よぉ ...！ )

___用語解説を致しましょうか …


〖ドラゴン〗

これは … "名" ではなく "位" のようなモノです

名高く気高く、強力な力。…〖生命エネルギー〗を持つ

竜種に、自然が与える "自然の番人" としての位であり

その指名は生涯に渡り "自然" を守り、エネルギーを溜め

…　死期には生涯に渡り溜め続けたエネルギーを荒廃した

自然の苗床で解放し、新たな生態系を造る事です　____

(/ ....あのすみません！！？その！！これ私が関わるべき案件でした！？スケール！スケールが色々流石にちょっと！？ ....いや確かに自然関係してますけど ...けどぉ〜〜！！？ )

〖飛竜　オルドルムヴァ〗

"飛竜種"の〖ドラゴン〗というのは珍しい存在でしたが

厳格ながら人間と友好を結ぶ事さえあったという …

竜としても珍しい、変わり者と言える飛竜だったようです


____… 〖ドラゴン〗の指名を全うした竜は

____最愛の土地で　"地神" として甦る事を許される


…　かの飛竜も、すぐに甦る事になっていましたが…

(/ はい。…無邪気な自然の、貴女ゆえの "地神" です

__… あんまり重い事にはなりませんから。…ごゆるりと)

(/ ....ご、ごゆるり出来ませんよぉ〜〜〜！？あ、姉御ぉ〜〜〜 ...！！！ )

[ ﾊﾞﾝｯ!! ]　「 ダッコ … ___無事かいｯ!? 」


____乱暴に扉が開かれた。… 場の空気を突っ切って
　　荒々しくも 暖かな風が植物園へと流れ込んで行く …

「 …　っ　___…　んだぃ？こりゃ…"神"の気配がぁ 」


( … 姉御だ。…問答を、弟分と行う前に"樹竜"との
　 間に割り込み、…　ガンを飛ばす勢いで顔を見上げる )


「 したって… すっ飛んで来たらよ ___
… 一体全体、何で "地神" が居るんだい 」

〖 地神 オルヴァー … 〖女帝〗ノ恵ミデ目覚メタリ 〗


___…　しっかり背中を見せつつ …デカブツ同士が相対する。

　ﾊﾞﾝｯ!! 「 __んひぃっ！！？あ、姉御ぉ！？ ...ち、ちょっと、お身体の方は大丈夫なんですかぁ ...！！？

　　あ、あの！呼んでおいてアレなんですけれど ...か、身体を優先して下さい ....それはそうと失礼します ...！ 」


　　( 怯えは隠さず ...姉御の大きな背中の後ろに隠れて、恐る恐る樹竜を見上げる ...
　　....あげたのはただの種のみなのだ、...決して知恵の種いう訳でも無い )



　「 あ、姉御も知ってるんですかぁ ...？
　　えっと、す、スカルドラゴンさんが急にこう ...樹を纏って ...！ ...わ、私にもサッパリなんですよぉ ...！ 」

　　( ...裾を掴み、身震いし続ける ... ...意味は自分でも良く分かっていない )

「 ん。…あー　___姉貴が病院で卵見ててやっから
オレに言ってこいってな … ま、ヤワじゃぁないよ

　　 … 度胸、あんのかないのかハッキリしな？
産ませて早々仕込むよーな旦那どもの壱匹だってんだ

　__無いとか言い出したら張り倒してやっからねぇ？ 」

( 変な冗談と満面笑顔で頬っぺた両方押し込んで ___
… 向き直るのは、敵意のない巨大な樹竜。…静かだ )


「 …　此処、"魔城" だろーが、アンタ何処の "地神"
　だってんたい？ 何血迷ってもこんなトコ来る種族じゃ
　無いじゃないか …　しかもオレの弟分の前たぁね … 」

_____(ゆっくりと　…樹竜は言葉を発する)


〖 此処ヨリ遥カ…　西ノ深キ森ヘ還ルモノ

… 欲深キ "死霊使" ノ束縛デ恵ミヲ阻マレ

尸龍トシテ彷徨イツヅケ … コノ場へ至ル 〗


__…　どうやら〖女帝〗は"恩"を売ってしまったようだ。

　( ...緑の女帝　___赤城内ではまだまともに近い思想を持っている )

　「 ﾋﾟｨ！！？あ、ありますあります！ 度胸無かったらこんな所にいませんよぉ ...！ ...う、うぐぎく 」


　( ..心臓が破裂しそうな程ﾄﾞｯｸﾝﾄﾞｯｸﾝと何度も脈打ち ... ...冷や汗もﾋﾞｯｼｮﾘ ...
　見栄を張っているのは恐らくバレているだろうけれど ...せめて口先だけは強く見せようとする ....それでも、裾を掴む手に力が強く入るが )


　　「 ......へ、ﾍﾙﾌﾟ、です 」


　( ...そこまで偉くなったつもりは無いのか、萎縮した様子 )

「 はっ。… つまりなんだぃ？あんたダッコｫ…
　　"地神"の恩人になっちまったワケかい！

　 ___っ　はっはっ…　こりゃあいい！
　　… まっさか"地神"たぁねぇ … 」

( 大笑いしながら姉御はばんばん弟分の肩を叩く )


　…　んで


「 …　[仲魔]かい？ 」

〖 ソノトオリ 〗
___________________


( … 一回、落ち着かせる為に__[ぱふっ…ぎゅうー]
　…　姉御の匂いと柔らかさで顔を包んでやってから )

「 聞いたかイ？ダッコぉ…　あんた "地神" の
〖召喚権〗を頂いちまえるらしーぞぉ？… きひひっ！ 」

　「 ....へ、あ、え、え〜〜と？その、わ、私のした事の規模が未だにつ、掴みがたいんですけれど ...？
　...な、なんかやらかしたと言うよりかは ...やって良かった感じ、で ...し、しょうか ...？ 」


　( 肩を叩かれ ...陽気な姉御の雰囲気に戸惑いは隠せず ... ....事の重大さを理解する事さえ、脳がどうにも拒んでいる )


　　_____________


　　　ﾌｷﾞｭｯ！！？ ...ぁ、あねごぉ〜〜〜！！？

　( ...それで落ち着く筈も無く、ジタバタともがこうと ...手足を動かしているのが良く分かる )

「 … まー。__やって良かった事さね、あんまし
　 気にし過ぎんじゃないよぉ？…　此処はビシッと 」

( ___身体を離して …　[ﾁｭｯ]____ )


「　…　カッコ付けとき、な？　…だんな様 」

: ちょっぴり …長く、ハグをして勇気付けて…
待ち続ける巨大な樹竜の前に__とんと背中を押す


____________


〖 … 〖女帝〗、アナタノ名ヲ覚エタイ __名乗リヲ 〗


　　…　腰を降ろした。__それだけで壮大な、樹竜 …

　　　...ん、んんっ ...っ ...！

　( ...声色を整えた後で ...姉御が見ている緊張感が体に伝わる中、それでも ...一つ拍を置いては落ち着きを取り戻し ...改めて、その名を名乗ろう )



　　___ダレット ...我が名誉ある名はダレット！


　　　...これでも一応、そこそこな名家のお嬢様！自然を愛する者で ...そしてまた、炎や氷と共に月を守る者！


　　　...よ、よろしく、頼もう！！！

〖 … ワレハ 地神 オルヴァー …コンゴトモ、ヨロシク 〗


___…　"ｶﾁﾘ" と、…〖女帝〗の心だか何かの感覚に
　　 目の前の樹竜の __"権利"的なモノが通り抜けた
　　　…　そんな体験が、一瞬だけ実感できる __…


_____[ﾊﾟｷｷｷ …]　…　[ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ …　]

: 言い終えると …"筋樹"が蛇のように地面へ抜け落ち
それらが地面へと潜り込んで __元の"尸龍"が遺された


____…　空間から微かに声がする　…


・ 尸龍ニハ　尸龍ノ意志アリ … 〖女帝〗ノ声
　　ワレヲ喚ブマデ … 尸骨ヲ尸龍へ預ケヨウ

　　　…　ワレヲ喚ブハ念ズルダケデイイ

　　　　　　　___　サラバダ


______[ ｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗｯ　… ]


: 声が終わると …力尽きたように骨格がバラバラに落ちる
　　___頭骨から、…元の少々間抜けな声が聞こえる　…


　　　　　　〖 ｸﾞｺﾞｰ　…　ｼｭﾙﾙ　…　ｸﾞｺﾞｰ 〗
_______


( …　しばらく、間を空けて…　また抱き上げられる感覚 )


　「 … ひひっ　____カッコ　…良かったねェ？
　　さぁっすがオレの …[ぱふむぎゅっ！]…ダンナ様！」


　　____満面笑顔の祝福が … 女帝の元へ訪れた

　「 な、なんでこうな ...う、ウグゥ〜〜〜...す、凄く疲れましたよぉ姉御ぉ〜〜〜 ..！！！ 」

　( ...最早感触については突っ込む余裕も無く ...不安が消えた事による安心感で思わず顔を擦り寄せて ...大きな溜息を吐く
　....こうして扱ってくれる事がなんやかんやですっごく嬉しかったりするし )


　「 ...はぁ〜〜〜 ...あ、それにしてもなんですけれど



　　　　___フルネーム、言わなくて大丈夫でしたかね？ ....あ、あはは 」

「 んー、ま　平気なんじゃないかい？__本気の主従っつー
訳でもないからねェ …ひひひっ … ん、のむかい？ 」

: [ぷるん]__…　くしくしと頭を撫でながら

　「 ....へぁ！！！？の、飲みませんよぉっ！？ ...も、もぉおっ！揶揄わないで下さいよ姉御ぉっ ... 」

　( ...顔を赤く染めて頬を膨らませながら ...慌てて服の中に仕舞い込ませる ...疲労はしたけれど、それ以上に ... ...有意義だったと、思えた )

　[ ひひひひっ！ ]


( 豪快で煽情的で、…だからこそ夢中だらけの姉御は
もう心底、… ３匹の事が好きで大好きで 尽くす気だ

___からかう姿も　…何処か無邪気で楽しそう )


___________


　[ライヒェル・ドール :正体編]

… 区切りが付いたよ！やったね！

(/ .......ふひゃぁ〜〜〜〜 )

(/… 地神の描写はけっこう頑張った)

(/ おひゅかれさまだよぉ〜〜 ...ん〜〜〜〜 [ ちゅう ] ...にひひ )

(/…　ふひゃへ)

(/ ....寝るぅ？流石に ...くひ )

(/…寝る、おやひゅみ…)

(/ ひゃ〜〜い...おやすみぃ )

(/やはり　…渾沌か)

(/ 目新しさを感じる訳ではなかったが
　少しは歯応えが加わりそうだ、…ククク )

(/ ___ふへへ、楽しそうですね ...！ )

(/きひひっ！…　そう思う？実際そうさ)

(/ ... ...にひひ、あ ..それと

　　___最近、こう ...ちょっと落ち着くの遅めでごめんなさいっ )

(/… どう、愛でてあげようかワクワクするか
実質win。…　許そう！私の心は秋模様ｯ!！)

(/ ...にひひ、ありがとぉ... ...流石にちょっと最近忙しくてねぇ... )

(/ …　応援してる、ぞぉ〜？ )

(/ ...来週なんかは特に、ねぇ

　___土日も時間が ...中々難しいかもだし )

(/ んっひひ〜っ　頑張るときには頑張って…
暇ができたら会いに来てくれたら それでいいんだぞ〜 )

(/ ...さみしくない、かな？ )

(/　___頑張るザレッドが　…挨拶してくれたら
　　　楽しみにずぅ〜っ…と、待てるんだぞ〜っ　)

(/ ... .....ありがとぉね ... ...頑張るから、ね！
　　　... にひ、ひっ )

(/ …　ふっひひ〜っ )

(/ ...今週末には頑張って、なんか返すつもりだから！ )

(/あ。いーなぁそれ！…　楽しみにしてるぅ！…ひひ )

(/ ...センスぴっかぴかに磨くから！ )

(/ ウチもなんかせんとね！…んんーと、んんーと)

(/ ...ゆっくり休んでくれても構わないから、にひひ )

(/ …幸せトレードな関係が好きなの！
　__決めた！ウチオンリーでやる話を
　此処に置くとか！…どぉ？ )

(/ ...それぇ、キツかったりしない？大丈夫ぅ？ )

(/…　大丈夫の枠の中にいくらでもあるのだよ！)

(/ ...にへへ、助かる！ )

(/ …　ふむふむふむ )

(/　…　リクエスト希望！　)

(/ ...幾つか選択肢が有ります )

(/ ふむ、答えたまえ )

(/ ...蒼と本の話(少年or...？)
　白黒のちょっとばかり災難(？)な一日
　...瑠和、黒機等が発見する誰にも言えない秘密
　土王様と誰かの関わり


　...ん〜〜〜、あとはなんだろ ... 何かしたい事、あれば ...！ )

(/ 蒼と本の話にしよう
… 私が聞くリクエストも聞いておこうか？
　明日、辺りで断片的に置いておくから )

(/ ...ん！聞いておき、ます！ )

〖奴隷騎士:シリーズ4 :魔海の王:〗

〖髑髏の砂漠/__弔われぬ死者〗

〖Episode Of R__9　[ドリフトとｵﾄｷﾞ姫]〗

〖まだ見えぬ底を目指して:[アルスターと夢の島]〗

(/ ...うっっっっわぁ、どれもすごく気になると言うか絶対好き ... )

(/…　あらすじだけ簡単に書いとこっか？)

(/......そう言うの聞いたら、興奮して寝れなくなっちゃいそう ....なんて )

(/決められないよりはマシではないかね？
…　では、上から順に書いておこう。

___より 興味を惹かれたものを選ぶのだ)

(/ ...わざわざ、ありがとぉ〜〜っ！！！ )

　　　　〖奴隷騎士:シリーズ4　:魔海の王:〗

… ベルゼブブの奴隷が築き上げた死蝿の国を通り抜け
　元、奴隷の騎士 ザラァークの旅は続く。… 次の行先は

　魔界の西として名高い "魔王:ｱﾙﾝﾄﾚ-ｸ"の支配する地 …
　〖ハンティング:グラウンド〗_____

　しかしその地へ向かう為の"証"を持たなかったｻﾞﾗｧｰｸは
　地を隔てる魔海を渡る術を求め、港を支配する密貿易団
〖エイハブ〗の用心棒を買い 彼らの船へと乗り込んだ …

　　　　〖髑髏の砂漠/__弔われぬ死者〗


　侵してはならない砂漠の領域として語り継がれる
シュガー・デザート、…砂漠旅行ツアーに来た僕らは
怖いもの見たさにその領域へ車を走らせる …

… 特に何も起こらないまま、僕らは調子に乗って。
　 禁じられた領域の、奥へ　奥へと進んでいった

　その時、乗っていた車が急に動きを止める
　運転席のヤマが何度もアクセルを踏みつけても
　ガソリンが入っているはずの車は少しも動かない

　タイヤが何か踏んでパンクを起こしたかもしれない …
　助手席に座っていた僕はドアを開けて ほんの一瞬
　車から呪われた砂漠の砂を踏みつけた



　　「 おーい　…ヤマ？　ミユ？　…　キョウヘイ？ 」


　　　　　_____返事が、…戻ってこない。

　　〖Episode Of :R-9　[ドリフトとｵﾄｷﾞ姫]〗

　… 魔物たちの城に住むアンドロイド、…R-9
　ある日、彼女は不思議で …穏やかな夢を見た

___仄かに明るい … 懐かしさを感じる森の奥で

___どこか聞き覚えのある … "歌声" が響く



　　　　　…　思いだして　ドリフト。



___　手を伸ばすと　…　それは泡沫のように消える

___　…　"アスター"と名乗る、謎の少女を追って
　


__　何かを忘れたドリフトの …儚く 優しい夢のおはなし

　〖まだ見えぬ底を目指して:[アルスターと夢の島]〗

「 夢の中…　って、異世界だったんですかっっ！？ 」

　____興味で一杯の少女の声がメイドの耳をつんざく


:毎日のように見る夢が もしも〖異世界〗だったなら？
ｱﾙｽﾀｰは勇気ある小さな冒険家、今度の冒険は〖夢の島〗！

… 神々が封じた 〖夢〗 という世界

… 夢を守る番人の怪物　〖ノーデンス〗


__　まだ見えぬ世界の底を目指して
　 　小娘の新たな冒険が、始まる…！　___

(/ こんなところか、…　さて、どうする？ )

(/ ...その中だと一番みたいのは___砂漠、でしょうか！！ )

(/ ほうほう、どんな所に興味が？ )

(/シュガデザでホラースタイル的なのが凄く惹かれた！ ...どんな感じになるのかなって )

(/ オーケー、構想を考えておこう。…
元々、あの砂漠は紹介文がアレだし
別に変わった事では無いのだろう

___リクエスト受領 …ククク )

(/ ...いやぁ〜〜、ふふふ、感謝が止まらないね！にひひ ... ... )

(/ …しかし今日は少しばかり疲れたなぁ…
　君とゆったりしてるか、貰うかで終えよう )

(/ ....なら、ゆったりしちゃいます？ )

(/にゃご♪)

(/ ....やっぱぁ〜〜り、眠いから添い寝とか ...にへ )

(/ ……　おいで？　[くいくい] )

(/ ...んにゃっ .... [ぎゅぅ〜 ... ]

(/ …君の場合、わん。という気がせんでもないが
今はどちらでもいい …よしよし、おやすみ)

[もふもふ__ぎゅ]

(/ ...ふしゃあ〜〜 )

(/…　置いておくとしよう
　やれやれ …展開を練るにも
　思考が中々追い付かんよ)

　「 ヤマ、ミユ、キョウヘイ …驚かさないでくれよ 」


　タイヤを片目に見て今度は、意識して大きく声を上げて僕は
三人の返事を待った。… やはり 返されたのは夜の暗闇と …
あんなにも騒がしい三人の …沈黙だった。周りはもう薄暗く
今になって "禁じられた領域" という言葉をありありと思い
知るような不気味さが頭に浮かぶ、たまらず僕は声を荒げた

　　 「 おい　…　おいったら！____…　？ 」




______　…　…　ヤマ　…　？

(/ ...ありがと、えへへ

　...縫っちゃった いたた )

(/ 身体的、精神的に辛い所はあるかな …
　本当に、本当に反応が遅れた …ひとまず
　…無事かね？赤手… )

(/ ...ちょっとやらかしちゃってねぇ )

(/…縫ったのは何処の部位かね？
部位によっては眠りかたも工夫を
凝らさねばならない、…大事…あるか
ともかく、安静にしながら…私を
待っていてほしい、休憩時間の1時に
　また此処に来よう …ゆっくり休みたまえ)

(/ ...顎を数針、ね ...ぅぐぐぐ )

(/…うつ伏せが辛いだろうなぁ…
なるべく、仰向けを選択するのだ
… そして安静。なるべく動かないで…)

(/..うん、気を付けるね )

(/ やぁ、レイチェル・ムーンテイル… 今帰還した

… さて 由縁ありながら無縁に近く、さして本領分を
発揮し得ない "砂漠の恐怖" というものがあるね？ )

(/ ...ふむ、お疲れ様ですね！ ...さて、ありますけれどそれがどうか...？ )

(/ 此処で質問だ、"砂漠の恐怖" とはどのようなモノ…
　もしくはどのような生き物、環境が挙げられるかね？ )

(/ ...砂嵐、蟻地獄、幻覚のオアシス、灼熱、...こんな感じでしょうか？ )

(/ 正解だ …だが、ひとつ砂漠に於いて無視できない
凶悪な要素が欠けている …"灼熱"に着目してみたまえ
… これら以外にも砂漠の恐怖は数多い ___だが…

私が惹かれたのはコレだ …"灼熱"に並ぶ恐ろしさ… )

(/ ...？ )

(/ …　"寒さ" だよ、"寒暖差"とも言えるかな

知っての通り、砂漠は乾燥していて雲も少ない。
そのため夜間 …太陽が照っていない場合、著しい
温度の低下を招くのだよ ___昼の灼熱に馴れても…

…極寒と化した夜風は十二分に命を奪い去る。
…砂漠は、暑いだけではない　…非常に、寒いのだよ)

(/ ....ほほほう、なるほどぉ ...そういえばそうでしたねぇ
　...して、それが何か？ )

(/ …この二つを、性格として捉えてみよう
　中々面白そうに思えないかね？ …表現だ」 )

(/ ...熱しやすく、冷めやすい？ ...って捉え方であってますかね )

(/ 個々で、独立した…ちょっぴり曲解して考えてみた )

　灼熱:昼の砂漠

・"困難"が分かりやすい=堂々としている、自信たっぷり
　　　「 来たのだな、分かっておろう？ 」

・なんだかんだ取るべき行動が分かりやすい
=付き合ってみると案外分かりやすい性格

________

　極寒:夜の砂漠

・灼熱に着目する余り、思いもよらず迫る困難
=何処からともなく寄ってくる、感情を中々見せない

・先が暗く阻まれて見えない、灼熱とは対処方が違う
=何処か恐ろしく、掴み所がなく、恐ろしい所は隠す

(/ ...なるほど？すっごく好きな部類であることに間違いはありません！！！ )

(/ …見覚えない？ )

(/ ...へ？ )

(/ 案外分かり易くて、明るめで、自信たっぷりで
対処がしやすい性格だからおちょくられてる〖昼〗 )

(/ 〖昼〗に着目してると色々気付きにくい …消極的風で
　やり方もちょっぴり陰湿で、無表情でからかう〖夜〗)

(/ ....あ！！！？...え、あの、二人？ ...砂姫から分かれた、二人..？ )

(/ 砂漠 …なかなか悪くないじゃない？ )

(/ ...にひひひっ、確かにぃ 〜〜〜っ！ )

(/ … 色取り取り、手を変え品変え、顔色も変え
　　しかし脆く、素を恥じて包み隠し、内側は幼い )

(/ ....[ __うず ] )

(/ …け、…けど　… 色々…被り物して…たから

行くべきとこ 乗り越えるとこ …わかってて
だから！…じ …自分、と誰かの為に逃げない
… カッコいい、を… 目指して…頑張る姿が

カッコよくて …綺麗で …… か、…わいくて

__…ふひっ …わ、…わた…しと違ってスゴいよね…？ )

(/ ....___否定するね )

(/ イリカちゃんも、凄いから )

(/ … ふひ…っ!?…　だ …だって、せき…せきかちゃ…

___どっちつかずの … 優柔不断で …のろ、…まで )

[あせあせ]

(/ .....はぁあああ〜〜っ )


[ ほっぺぐんにゅ...むにぃ ]


(/___それもイリカちゃんの個性、でしょ！ )

(/ ふぁ…　あぅぇぇえ …　[💦] )

[焦り笑い目はぐるんぐるん]

(/ はつ はつ はつ…対面と、か…ず…ずずずっと
偉くてつよ、…そ …うな態度して …してるうぅ …
内、べんけぃっ…よりっ 気がなくて …　あわ…わっ )

(/ ... ...か〜〜わいぃっ )

(/ ぜ…ぜ…せ …せｾｷｶﾁｬﾝﾉﾎｳｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ!! )

[頬っぺたぐにぃされたままぶんぶんぶん]

(/ ......[ にんまぁ〜〜 ... ] )

「[ぽーっ]
せ、…せき…っ…せきかちゃ…んの…いじわる …ふひっ… 」

( 頬っぺた抑えて顔を明後日に )

　「 ...顔、背けちゃだぁ〜〜め ...んひひっ！ 」


　　[ むにゅりっ ]


　( ...顔に当たる柔らかいもの、無理矢理赤仮の方へと視線は戻される )

「はぅｯｯ!!?___ち…ちょっ…せきっ！せき　っ…
… … … け…けっきょ…く、…見えない　…かな…ぁ」

[もじ…]

(…もがくのは一瞬、あとは… …は、…はず…かしい幸福感
…ダメ、だけど浸されて … 動けないまま __ぼそぼそ)

「 ...だ〜〜〜い好きだよ、イリカちゃんっ！ 」

「 … わかっ、…わかっ…　……
…わたし …セキカ、ちゃんのこと …好き 」

( … 目の前で当たるものに __悶々
しながら … 深呼吸して、まっすぐに )

(/ ....んにゃはぁ〜〜〜っ )

(/…[💦])

(/ イリカちゃんの可愛い所が見れて満足！ )

(/ …ぃ…　いじわるっ …ふ、…ふひっ…[💦])

(/ ...それじゃあ、移動しちゃおっか！ )

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