とても今日は真っ赤で

なんだか嬉しくなる

　　　_______魔人の笑い声が大きく響く


　　「 ...純粋なパワー勝負がしたいんなら他の奴としなよ ...俺は絡め手も使うし 何よりも ...“手数”の多さで勝負するんだからさぁ ...にひひ 結構喰らったっしょ？テホプ ...
　　___お陰で俺も身体があったまって来た ...！ 」


　　( 悪戯に しかし真剣に ... 成り行きで始めた勝負も死ぬ気で盛り上がりを見せて ... ただしそれでも 飽くまでも___時間稼ぎ )


　　___迫る鉄槌の様な両手 魔人の目 赤く光り ...



　　「 ...テホプとやるってなると やっぱこれを思い出すしね　なんて言っても分かんないか ...
　　俺からしても 楽しいから終わらせるつもりは全く無いけどさ！

　　　_________【 邪演拳 石 】 ...っとぉ ...！！ 」


　　( 両腕交差させて ...怒る次女を尻目に 懐かしさが勝つ技一つ ... 勿論あの頃よりも質も量も上がった ...ゴツゴツとした岩石へと変形させた両腕 、中まで芯の入ったｺﾞｯﾘｺﾞﾘの両腕による防御！ )



　　　____ ...出すならばどの切り札が良いか
　　　　　思案を巡らせながら ...ただ悪どい事ばかりが脳裏に

(/ ...さ、そろそろだし一旦休憩かな ...にひひひ )

(/…ふむ)

(/ かっこよかったねぇ )

(/…意味深なのか、深く考えぬ方が良いのか)

(/ ...さぁ、どっちだろうね？結局は彼が宿主なのか ...はたまた ...どんでん返しがあるか ...かな )


(/ ...原初の反対は終焉とか？ )

(/…何よりも、最後に見せていた上空のキュリアを
眺める様子…　あれが登場ムービーの一部なのか
なにかしら、別のものか…それが気になる)

(/…キュリアとの関係性の答えなのか
別のなにかなのか、…かなり気になる
最後に見せたのだから…それなりの
　意味があるとは…思うのだが)

(/ 真の ... って言葉のアレも気になるよねぇ
　どちらにせよ キュリアを使わないって事は ...今迄とはかなり戦闘の形式も変わりそうだね？)


(/ ...キュリアの飛んでいく先がどうにも ...あそこっぽかったのは、果たして ...だね )

(/やたらと落ち着いた様子も気になるね)

(/ ...雰囲気に合っててカッコよかったから良いんだけどね！！ ...うんうん、色々面白そうだ )

(/ ...と、今日はお疲れ？ )

(/…んにゃ)

(/ よしよし、お疲れ様だぁね )


(/ そう言えば俺女装する事になったよ、どうでも良いかもだけど )

(/…ふぇ？…だいじょうぶ？)

(/ ...えなぜ心配される？？？ )

(/…じょそう、…なに？)

(/ ...へ？ ...ん〜、いや ラフな格好？ ..って言えば良いのかなぁ )

(/ ...ごろごろ )

(/待たせたねぇ！)

(/ やぁ〜〜 ...疲れたねぇ、頑張ろうねぇ〜...？ )

(/…ところで！今の時点でヤンチャテホプ、どう、)

(/ 凄く好きだけど！！！！！！！？！？！？！？ ... ... ...まぁ元々ああいう豪胆っていうか豪快っていうか ...好きだし？ ...いやまぁ月尾の考える子皆好きだけど )

(/よぉ〜し大胆に攻めるぞ〜っ)

(/ ....なんだって出来るからね、なんだってするからね！！！ )

(/じゃあ勝って🖤)

(/ ...勝つさ、にひひ❤️ )

　　[ｶﾞｺﾞっ！！]「!!____っ　(しめた…っ！)」


( 岩肌を砕くキモチのよい音が響き渡るっ！…これが骨肉で
素の、魔人なら[ドグチャアッ！]の惨状。不幸中の幸い…？

　___なんて事はどうでもいい。穿たれ、ヒビの入った…

　　　手ごろな【岩】を眼に、勝利を確信するのだっ )

_______当然の如く、岩を殴った痛みに平然と…っ！




　「 … わっけ分かんねぇ事言うよりも よぉ義兄貴ｨ__

　　おめェこそ…忘れてんじゃないかい!?この_____っ… 」


　　　　　　　　　[ｶﾞｼｯ!___ｶﾞｯ！！]

　「　超・健・康なぁ_____〖あご〗を…　よぉっ！！　」


　　　　バクゥンッ！！ｶﾞﾘﾘｯ　バグッ！！ｶﾞﾘﾎﾞﾘｯ!!


　( 破滅的な膂力を以て… ___魔人の肘を掴んで固定っ！

　重金属のトゲを思わせる鋭く、重く太く長い凶器の並ぶ…
　アギト。___…　岩と化した魔人の腕を、クッキーか…いや
　ビスケットか何かのように噛み砕き　…　蓄えていく…っ！)

　　「 ...あぁ、すっかり忘れてた ...悪いね ... 可愛くてカッコ良くて ...逞しい妹の自慢する事を忘れてるなんてさ ...

　　_____だったら ...さぁ！！ 」[ ｸﾞｨｲｯ ... ]



　　　　　残さずに全部 ...食いなよっ！！！


　　( ...何を考えて居るのか ...分からないかもしれないが 寧ろ無理矢理食べさせるかの様に両腕を押し付ける ...
　　　...魔力で生成・再生される速度は土王には及ばないけれどもそれでも凄く早くて ...不敵な程大きく笑みを見せる ...なんだかついでに ___上着も食べて貰おうとしてる感 )


　　「 ...( これなら ...“足りる” ...だからもうちょっと ...もうちょっと ...！！！ ) 」




　　　　心臓高鳴り ...なんだか徐々に両腕が引き締まり ...岩より硬く 重く ...【剛腕】を形成していく ...

　　「(溜めろ溜めろ溜めろ…ｯ　___ﾝ、うまい…？)」

　[ﾊﾞﾘｯ___ﾊﾞﾘｯ___ﾊﾞﾘｯ……ｵｯﾌﾟ…ガリッ！バクンッ！！]



( 食い進めて食い進めて食い進めて…ｯ！___魔力という…
たっぷりの栄養がお腹にバクンと溜まり。…腹八分を越え

　　　ちょっとずつ食べるペースが落ちてくる…っ
　結果的に固くなる腕に手こずってる場面っぽくはなる！

　　____"重くなる"のが着実に効いてい、…る…!? )

_______何だか妙な絵面だ。…食わせて、食ってる



(　魔人の狙いいざ知らず　…　喰って喰って喰って　…！
　　　_____魔人の望む…　段階まで遠慮なく…ッ！　)

　　「 ...よし、ありがと ...ぶっちゃけるとこの技決めるの あんまりしたくは無かったんだよね ...普通なら重症 最悪死に至る ...でもさ ...


　　　____テホプになら充分かと思ってね



　　( 敬意を持つからこそ ...ぶつける本気の技

　　　本来はもっと発動までの用途とか使い道とか ...その他諸々を差し置いても 準備に時間が掛かる技


　　　...だからこそ こうして短時間で放てるのは有り難い .....！！ )



　　　[ とむっ ] ...膨れたお腹に両手を当てる

　　　腕から掌へ ...赤き光が一点集中！ ...なんだかさっきまでの魔力とは違う ...！？



　　　　【 ハンド・レッド・パウンド 】！！

　　　...？次女の身体も何故か内側から赤く光り ...？？
　
　　　[ ﾎﾞﾝｯ ..ﾎﾞﾝｯ！ボンッ！ボボボボボボボボンッッ！！！____ボンッ💥！ ]





　　　( 先程迄食べさせてた魔力は着火剤 ___身体の内側から ...爆発が、連鎖する！！！ )

　「(も…もう__ムリ…)___ウップ…ｯ___ァ…？何シて…」


　　　　　　　ォ"　…　ゴ　____ェ…ｯ!?

(____腹から胸、…喉から頬まで…溶岩のように真っ赤で
　…　眩しく輝く亀裂が走る。___物凄く苦しげな顔色 …

　　今。…テホプは人生未経験の苦痛を体験していた。
　　腹の底で蠢く、想像を絶する苦痛。…その名も___)



「(__い…いっ___胃から、…腹から…火が、逆流スル…ｯ!?)」

　　　　　　　　　　〖　吐き気。〗


( 次女の肉体は内蔵や細胞レベルで爆破に余裕で耐え抜き…

　　　____ しかし内蔵を大いに揺らす衝撃に　…
　　　…　全てを吐き出すような吐き気がクる…ｯ！？ )



_______"吐く"。…というのが魔人にとってもまずい

(___この、マウント姿勢から…爆発の勢いで噴出するのは
　 次女の全てを吐き出すような【ブレス】なのだから…っ)



　　　　[ボッ…　____ｷﾞォｫォｫ________……ﾝｯ!!]

　　(亀裂が、眼が、口が血のような赤い光を漏らす…っ)


　　　　　　　【　マグマレッド熱光線　】


　　　「おrrrr[ｷﾞｭｩヴｧオォｫ―――――――――――ﾝｯ!!]」



(　溶けた岩【溶岩】、爆発熱、体内炉放熱、爆発推力…っ
　体内で噴火を起こした数々の熱エネルギーが喉奥より__

大砲めいて極太の【光線】となって魔人に吐き出される!!)



　　　　　「　…!!　____義兄さま…っ！？　」


　　　　(______遠くで小さな白黒が声を上げる)

　　　「 ...あ、なるほどそう来る？...ふ〜〜〜〜ん


　　　____それはちょっとやばいかm ッッッッﾂﾞあっっっっっっっﾂﾞｩｳｳｳｳｳｳ!!!!!!!!? 」




　　　( ...流石に避け切れずに 直撃したら ...いやその 魔人の反応も大概だけれど ... 兎に角！熱くて！メラメラ焼ける！てか燃える！
　　ｼﾞｭｳｩｳｳ ...って肉の焼ける音も響くし 何より ...もう何もかも燃えて 燃えて ... ...頑丈な衣服も焼き焦げて 炭に！ )



　　　　あッッッづぅううううう！！！！？




　　　_____ごろごろ、その場を転がり続けて数分





　　　　　「 ...... [ ぷすぷす ] 」



　　　___全身黒煙が噴き出る丸焦げ魔人 いっちょうあがり

　　　...命に別状は無いし 耐えてはいるみたいなのが不思議体質

　　　　　　　　　(____続く次女も…)


　　　　　[チ――――ﾝ]　____レンジの音が響く…


( 流石の次女とて、… 体内炉やエネルギーの殆どを無理に
一手に。…暴走し吐き出す渾身かつ意図しない大技の___

　　反動で、…消耗で。… 気絶状態と化していた )

____________


　それも　…


(　… 煤で、焦げた制服がところどころで破けて …

　袈裟に裂けた胸元の … ｷﾞｯﾁｷﾞﾁのサラシだとか
　存外に女の子らしい　…　真っ白な下布だとか…

　 晒しながら　…　少し苦しいように眼を閉じて
　クチをわずかに開けて　…　うつ伏せ姿勢で顔を
　　　横に向けながら　___腰を…上げてる　)



__旦那がたが見たら…　ごくりと喉を鳴らしそうな姿



　　　　[すたっ]　____　…こらっ　義兄様…っ！

「 だから…っ 姉さんには気をつけてと…言いましたよね!? 」

　(____小さな白黒が、…魔人の隣で治癒の魔法を試みる…)

　　「 __________...よいしょ 」


　　( ..白黒が駆け寄るよりも先に ゆっくり立ち上がっては ... 焼け焦げて肌身を9割程晒す 自身の身体に気が付いて ...すかさず危な目な所は両手で覆い隠す ...逆にアレな事にも気付かず ...黒焦げた吐息吐いて 口元から血反吐垂らしながらも ...なんだかもう すっかり回復していて
　　...次女の方を見たら ...まぁ、納得しつつ ...流石に人の目も多いからと ...___魔人の予備の服を被せて )


　　　「 ...はぁ、あちち ...あ、ニャルちゃん
　　___癒すならテホプをお願い ...俺ならもう“平気” 」



　　( ...なんともアレな身体に 性格に 大技に ...人を惹きつける諸々を晒した次女に そりゃあアレだけ集まる訳だと ...今更にながら理解をする )

「 … ふざけてると___と、言いたい気持ちを
　抑えます。この場合 やっぱりわたしの管轄では
　　無いですし　…　____お疲れさまです。」

　　　( ととと、…次女に駆け寄る白黒 )


____そして子供目にも"無理"と分かる湿気を放つ
　　　　　魔人に対し、下される鉄槌の気配　…



　　　　　　　　[____ｽﾞ,…ズズズ…]

　　( 地下での研究 ... ...魔人がしていたそれの業務内容の数々により ...耐久度 回復力が断然に上がって居る


　　　ただしその分___魔力の消耗も早く ...残り1割程度しか残っていない )



　　　___そんな事を曝け出さず ...火傷した顔を何度か撫でれば じわじわと元に戻る ...


　　　浮かべる笑みも いつも通りで ...側から見ればまだまだ戦える ...としか見えないだろう

　　「 あ 」


　　_____ただし、 ...今なお勝てるか分からないその存在の事は
　　　　　完全に魔人の脳裏から外れていたものとする

　　　　　　___かきんっ　…　ｷﾞリリｯ

( … 魔人の背後に___異空間へと誘う、…黒色の歪み
　そして黒色のモヤが現れ____歪みより、8にも及ぶ

　　"蟲腕"が魔人を拘束。…捕縛し、…ｽﾞﾘｽﾞﾘ__と )




　　　　　　　　　【　ぬぷん　】



(消耗した身体を引き摺り込み、…魔人を場から消し去った)

____________



(____貴方は、ぼやけた視界の中で　…　眼に映るものを
　はっきりさせようと…必死で、気を集中させた。…すると)




「 いいですか、落ち着いて聞いて下さいまし 」

(____貴方は身体の自由がない。…拘束されている)


「 外傷はなんとかしましてよ、後は体力魔力の補充。」

(____口調がお嬢様、だけど雰囲気は初期の黒　…)


「 … 怪我、以外はあなたの自由意思。…さて
　　あなたをお食事にと 誘う声がありましてよ

　　　　____いかがなさいまして？ 」



______医務室。…あなたの寝かされたベッドで、隣に
　　　グラビアポーズで寝転がり … 心配はなさそう？
　　　　__だけど、気遣う視線で見上げる黒がひとり

(/ ...やぁあああ〜〜〜！！！！ )

(/ん、中断かい？)

(/ ...んいや！やる！楽しめてるし！！！！！ ...とりあえず落ち着いたってアレなのさ！！ )

　　「 ...あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜〜 ... 」


( 両手を挙げて連れてかれる ... ...暗闇の中 身体的には健康だけど ...実はもう身体に溜まった疲労度的には もう動けない ...表面上では余裕を保っても ... 魔人のステータスはけっこー限界！ ...なんだか　影も ...あったかぃ )



　　　　_________ぱち、ぱち


　　重い瞼を開いて ...瞬きを繰り返す ... ...黒の声に 意識がゆっくりと覚醒していく ...


　　「 ...食事 ...うん、する ...あ、でも出来れば結構ガッツリ食べたいかも ..お腹空いたし 」


　　( ...アレなポーズでも魔人的にはそんなに気にならない ..いつも通りだし
　　...視線上げて 得意気に笑いながら ...ピース、して )


　　「 ...にひひ、ナイア ...元気そうで良かった良かった ... 」

　　　身体は重くても 精神的にはとっても癒されてて ..ただ ...本気で戦闘がお互い出来なかった事だけが心残り

「 あの子の事だから 心配しなくっても大丈夫ですわ

自分に付き合わせるのですもの。… それなりは越えて
そこそこ あなたも飽食にはなれると思いましてよ。」


(___なんだか必要を越えてべたべたせず、…中距離以下
　近距離以上ってくらいの距離で … だけど先程のように
　出すべき手は出す強引さ。… 初期の黒に、とても近い )

____________


「 あら ひと月も会わなかったように仰いますのね？ 」

____掛け布団をゆっくりと降ろして　…


( … 手枷、足枷、腹枷のように魔人を拘束する蟲腕を
　ひとつずつ ___丁寧に外していく … よく見ると

　____敷布団そのものが … 広がった黒の衣で。)



「 … [ふう]___ …あなたもずっと忙しいから

　ゆっくり話せなくって、心配になっちゃった？
　ふふ… 大丈夫。… ずっと気に掛けてくれてるの
　私も知ってるから___はい、もう動けるよ 」



(___気を吐くと　…　とても懐かしい喋り方)

　「 ...んまぁ、それなら良いんだけどさ ...

　　...あ〜〜〜あ！あそこから切り抜けるカッコい〜必殺技、編み出してたんだけどなぁ〜！ 」


　( ...なんて吐く事すらも絵空事 ...ただ何処か 憑き物が取れた位には魔人らしさが戻る ...最近の無理矢理シリアス感の衣を纏った魔人なんかじゃ無くて ...
　　...いつも通り すぐ調子に乗る魔人がそこにいる )

　　_________________


　「 ...ん、さんきゅ〜 ...まぁ、そうだなぁ ...ちょっと色々一人で抱え込み過ぎたってのはあるかも！ ...でもまぁ ...こうして出来るのがなんやかんやで一番性に合ってるかもね 」


　　( ..もう動けるけど もう少しだけ寝転がる ...もうちょっと話してたい気分だから )

「 へぇ〜っ？　なら、久しぶりにテホプが
　悔しがる姿を見れたかもしれないんだ。…

　　ふふ　___嬉しい。…あの子、ずぅっと
　強いままで … 悔しがれもしなかったんだから 」


( 布団の縁に座って … 口許に手を当てながら
　　　くつくつと ___眼を閉じてわらう )

_______


　「 そっか、… ふふっ___変わんないね？ザレッド。」


( ____ なんて事もない。…そんな雰囲気のやーらかさ )



「 …… そうね 」



_____あなたは、あなたらしいのが

　…　いちばん、生き生きしてるもの

(/ ...にゃあ、疲れたよぅ )

(/ふふ。…お疲れさま、今夜はどう？)

(/ ..ナイアが望むのならば幾らでも付き合おう ...にひひ！ ...コンティニュー？ )

(/連コイン。…合ってるかしら？)

(/ 合ってるさ、にひひ ...おーけー、やろっか！ )

　「 ...ま、流石に劣る部分もあるけれどね ...いやぁ
　　___強く育ってるってのは良い事だ ...！！

　　...挫折を味わうってのは 二つの道へ進む可能性があるよね ...そのまま諦めるか、それとも ___折れ曲がり勇猛な者になるか ...テホプはまぁ、後者だと思ってるけどね 」


　　( ...ゆっくり身体を起こしながら ...包帯でぐるぐる巻き気味の魔人の身体 ...ボロボロだけど 前以上に元気 )


　「 あいにく、これが俺の一番の取り柄なんでね！ ...にひひ 」


　　( 自分の好きなままに生きるのも ...誰かに頼るのも ..


　　　　...悪くない、かもしれないな、って )

　「 あら。…思うだけなら、もう杞憂ね
　… お誘いは、あの子から来たのだもの 」

　　( 短く、…くすくすと笑みながら )

_________

　[ｼｭｯｼｭｯ___…すりすり]

( 包帯に消毒液をかけて、… ティッシュを染みさせて
柔らかく表面を撫でると___掛け布団をたたみ始める )


「　知ってる。… だからあなたに付いてきたんだもの　」



_____たたんだ布団に腰掛ける … ゆるむ空気

(/ あ、ちょっと次グロイからちゅーい！ )

(/…はう)

　　「 ...ん、でもさ ...もっかいやりたくなるな
　　　お互い望んだ決着じゃなかったってのはあるだろうし ...後さ 」

　　　____一回熱が入るとどうにも俺も ...夢中になるんだよね


　　( ...子供じみた笑み 受け入れる黒の暖かさがなんだか今は ...とても沁みる )


　　_______ありがとね、ナイア



　　( ..少し沁みる傷口 まだ回復し切って無いのが良く分かる ...悩んだ末に 指先が鋭く鋭く 針の様なものになれば ... )


　　　「 えい 」 [ ﾌﾞﾁﾞｭﾝｯ ]

　( ...臍を刺して 其処から少し上やら下やらを動かす ...時折目を細めながらも ...色々 いじいじ )

_______ふらっ



[　ばたんっ　]

　　「 ...んぁ？ナイア？ 」


　　( ...つ〜〜っと血が垂れる ...まぁ、魔人にとっては平常なのも そりゃあそうだ ...身体の中も少しは弄らないと 時折倒れそうになるから )



　　「 ....んん、変なの 」

____________-+&'+&'&$₩$&"〒₩·〒…


( 眼を✕印にして　___　冷や汗流しながら
独自の言語。___…気が遠くなってしまった )

　　　[ ﾇﾌﾟﾝ ] ...指を抜いて血塗れの赤指を舐めながら黒を見る




　　　「 ただ“心臓達”を弄っただけなのに、変なの 」

(/…へ、平和世界の耐性なしに今のはきつい…)

(/ んにゃ、ごめん ... ...じゃ！生態解説はまた今度にしとこっか )

(/…ぁ"…ぉ…ぉぇ…)

(/…ぅ"げ…ぅ　…う、うん　また今度…)

(/ ...ごめん、大丈夫 ...じゃあないよね、...う、ほんと申し訳ない ... )

(/だ、大丈夫ですわ…っ ちょ、ちょっぴり個性的でその、なんというかカルチャーショック的なものを思いましてよ!?なんだか刺激的すぎて私には色々早すぎたっていうか想像力があるせいで脳内が破裂しかけたとかあなたがとつぜんへんな嗜好に目覚めたとかそういうのではなく！ちょっぴりちょっぴりビックリして目眩起こしてこの後どうすればいいかだとかそういう考えがまるごとなくなってしまったってだけであんまり気にするような事でもない、無いのですわよ!?)

(/ 気にするよ！！！！！？ )

[がしっ]

(/しないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしないしない！！！！！！！！)



[錯乱気味に壁にﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!]

(/ ....っぷっ、 ...っ、に、ひっ、ご、ごめっ、いや絶対笑う所じゃないんだけど ...へ、ふひっ、にひ..っっひひ )

(/…う、う〜っ)

(/ ...にゃ )

(/…あなた)

(/ んにゃ！！！ )

(/…っ　いじわるなところが復活しちゃいまして…？)

(/ ...さぁ〜〜〜〜〜？？？？？ )

(/……むぅっ、…私が優しいからって調子に乗ってたら…っ)

[詰め寄り]

(/ ...調子に乗ってたら、どうするのさぁ？ ..にひ )

(/……いじわる)

(/ ...それが俺じゃ〜ん？ )

(/___…がーっ！！)

[___飛びかかり不意打ち]

　「 ...よいしょ 」

　( 両手掴んでくるりと受け流し ...__逆に寝台、押し倒して )

(/ かるる )

(/……ぅ"〜っ！)

(/なに、…この…何！？微妙に抵抗できない感じ…！)

(/ ___どやぁあああああ )

(/………！！……！！[口いっぱいに空気を詰めて腕を振り])

(/ いやぁ、子供みたいで可愛いねぇ ...にひひ ...あ、さてさて ...ナイア〜〜？ [ 両腕躱して額人差し指でぐりぐり ] )

(/何よぉ いたずらなあなた―っ！？)

[引いたり退けたりはなく…負けじと額押し付け
睨み！____つけながら「うぅ！」と唸りをあげ]

(/ ... ...大好き )

[ 不意打ち告白、ピース浮かべて ...黒を抱き締め ]

「 …… 何よぉ … なんでここまで___ 」

[むぎゅ](…ぐりぐり、頭押し付けて)


「　…　ふひゅいの(ズルいの)…？　」

　　「 ....魔人だもぉ〜〜〜ん 」

　　( ...舌出して意地悪に笑い ...頭撫で上げ )


　　「 ....にひひ、褒め言葉だからねぇ 」

「 …… 褒め言葉いがい 」


(____頭、…突っ伏すように押しつけたままで
… お風呂に入って、渇きたての子ねこみたいな肌さわり)


「 こういうとき… 言えないって知ってるくせして 」

　「 ...うん、知ってる ....にひひ 」

　　( ...頬を撫でて 掌を顎に移して ...指先でぷにぷに もちもち ... 癖になりそうな感触 ...満面の笑み )


　　「 ....大好きだよ、ナ〜イアっ ...すっごく 好き 」

「 … ずるい、ずるい … 」

( ごしごし、… 押しつけた頭をねじって )
________


「 …… うぅ〜、生き生きしてる…っ 」

　「 ...ナイア〜 ...？ 」

　　( ....頭を抱えて撫でて ... また悪戯に笑って )


　　________「 ...にひひひっ、俺はこう言うのが大好きなの 良く知ってるでしょ？ 」

「 … 〜っ___ ニャルにもテホプにも… どうせ
　　同じこと言ってるんでしょうっ？…もぉぅ 」

( ぐりん___と身体をねじって翻して。…ねこのように
後ろを向きながら … 振り返って赤いほほのしかめっ面 )


　　　　　[ふりふり____狼の小ぶり尻尾]

　「 … 知ってるのと抵抗しないのは別よっ！[💢]」


______撫でられた嬉しさが、ほほと…尻尾に。

　「 ...あ、バレてる ...その分痛い目見てるのは本当だから許してよ ... ...にひひ 」

　　( ...眺めたれば眺めるほど面白いし楽しい ...後癒される .... ...可愛らしい動きばかりするもので ...偶に尻尾を突っつく )


　　「 ...こ〜〜して何も考えずにダラダラするのもやっぱり良いねぇ 」

　　　　　[つん]_______ひゃあっ!?


　　　　「　[フ――――――――ッッ！！]　」

( 威嚇しながら熊手の形に両手を開いて。…ほぼ涙眼。
瞳孔が小さくなって余裕ゼロの姿を晒しながら___… )



「　…　…っ…だらりと出来てるの…あなただけなんだけど!?　」

　[ ....にっこり、清々しい位に笑って ]

　　　「 ...こういうとこ、ニャルちゃんと似てるよね
　　　　....ナイアとニャルちゃんは猫、テホプは獅子 ...うん、なんだかそれっぽさがある ... 」


　( ...くつくつ笑いながら ピースを浮かべる ...余裕綽々 つよつよ魔人 ...
　　...舌舐めずりして 更に少し煽った様子を見せて )

　　「 ....ざぁ〜〜〜〜こ♡ ...にひひ、俺はこの空気の方が慣れてるもんでね 」


　　___どんどん素を戻していく魔人 ...気分的にも落ち着いて

(/ ...目ぇ、覚めたけど..流石に寝てるかな、にひひ )

(/……ぅ"ぅ〜〜〜〜っっ…あなた、私にニャルに
　軽く手玉に取らないで貰えるかしらねっ！？)

(/____…なに、あの…く___うぅ…っ！！

　このっ…　…あの、分からされたいのでしてッ！？
〖逆転不可能な実力差〗っていうモノを…ッ！)