なんだか嬉しくなる
752:◆rDg hoge:2023/06/29(木) 00:21 (/ ...赤城事変の前にひとつ、俺も ...温めに温めておいたものがあるの ....それは必ず、どこかで晒さなきゃとも思っていた事 )
(/ ...青鬼に関してはあのままのぼせたって思ってもらえれば! ....ああ見えてヘタレだしね )
(/…やりたい、やりたいと聞いていたからね!協力しよう…ピザでも食べさせてくれれば。…くく)
(/…じゃあヴェル君の女好きはどっから…)
(/ ....何がしたいか、分かってるぅ? ... にひ、 )
(/ 自前 )
(/…にゃい)
(/___すけべ)
(/ ....それは ____根底だ。原点だ。魂だ。 ... ある為に、必要な物だ )
(/ ...まぁでも青鬼の筋肉フェチも似た様な物だよ? ...それがヴェルの場合には、って話 )
(/…つまり君が可愛いと思える話か)
758:◆rDg hoge:2023/06/29(木) 00:35
(/ 当たらずとも遠からず ___過去、かな )
(/…介入は誰がよいか…)
760:◆rDg hoge:2023/06/29(木) 00:42(/ ...ニャルちゃん、かな ....やっぱり一番に知っておくべきは )
761:◆rDg hoge:2023/06/29(木) 00:43(/ ___それに ...かなり、ね? ...そう...知って貰う必要がある )
762:◆.s hoge:2023/06/29(木) 00:47(/ … きみ )
763:◆.s hoge:2023/06/29(木) 00:47
(/ 義妹のこと好きすぎない?? )
(/ ...だって色々巻き込むのにべん ....ゲフンゲフン )
(/ ...言ってるじゃん、俺にとって中々に主人公気質だってさ!!!! )
(/コラ ___(いや…今度本人に教えて八つ裂きにでも))
(/…くくく。_____…むむむ)
(/ ...それでも、大丈夫 ...かな? )
767:◆rDg hoge:2023/06/29(木) 01:14(/ ...その分楽しませる事は約束しよう ...後でなんでもするし )
768:◆rDg hoge:2023/06/29(木) 07:54(/ ...ま、とにかく今日は待ってるよ ...休みなんだから、さ )
769:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/29(木) 09:27
(/ … )[パリパリ]
(/ ...にへへ )
771:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/29(木) 10:04
[むしゃり] (/ おはようございます )
(/ ...おはよう!! )
773:◆rDg hoge:2023/06/29(木) 11:59(/ ...めちゃめちゃねてた、ごめん )
774:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/29(木) 13:50
(/えぇ。…私めも、髪を流して参ります)
(/ ...ん! ...おーけー、まってるね! )
776:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/29(木) 15:35(/[ふら…]___只今。)
777:◆rDg hoge:2023/06/29(木) 15:38(/ ん、待ってたよ ...おか〜り[ ぽかぽか ] )
778:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/29(木) 15:50
[ふら、…ぐら]「 … お待たせ致しました、義兄様 」
( 戸棚に手を掛け )
「 ...ん、ニャルちゃんこそ ...お疲れ様だね? 」
( ...二本指を立てて、笑顔を浮かべる魔人
いつもと変わらない ...決して変わらない 雰囲気だ )
「 … 義兄様、少し ___ 後ろを向いて頂けますか? 」
( … 少し湯気が昇り、… 頭がぐらぐらする )
「 ...はいはい、一体どうかした? 」
( ...頬杖を突きながら慣れた様子でくるりと椅子を回転させて体の向きを変える ... ぱたぱた、手で仰ぎながら白黒の様子にちょっとだけ困惑 )
____ずぁっ … ____ごく…ごくっ ___ばたん。
… はい、ありがとうございました。もう大丈夫です
( ___ … いつの間にか足元に置いてあるクーラーボックス )
「 私めをお呼びの事と聞きましてございます。…何なりと 」
( 様子もけろりと治って )
「 ...何したの??? ...いやまぁ ...うん、いっか 」
( ...一息吐いて ...白黒に向き合って ...片手を 前に突き出す )
「 ....ニャルちゃん、先に聞いておくね ...ちょっとだけ、痛いかもだけど ...準備は出来てる? 」
「 …… なるべく、ひと思いに…して頂ければ、と 」
( 袖をまくって、…まっしろな肌の利き手を差し出して
関節に … ゴムひもを縛り 血管を浮き出させる )
「 ...あぁいやそう言うつもりじゃ無いんだけど ...まぁ、いっか 」
( ...手を合わせて ...“毒”となる魔力を吐き出す
衝撃は重く 強く ...___体に浸透しては 意識が徐々に、低下するもの )
_____ごめんね、ニャルちゃん
魔人の顔は ...とっても、申し訳なさそうで
_____それは、どこにでもあるような小さなお話
____それは、“一つ”となる ...赤の目覚め
___________________短い記憶の、一つだ
_____________________________
....チュン、チュン、チュン
_____い ...お〜〜い、 ....大丈夫?
[ ....ぺちん、ぺちん ]
〖 ...澄み渡った空の日差しが差す中 僅かにそれを遮る木陰のもと ...
小鳥の囀りに ...聞き覚えのあるような、ない様な ...若くて低い声と 頬を優しく叩く感触 ]
( _____白黒の意識が戻る時 ...始まる、“過去” )
「 ? … それは、…如何なる ______ 」
[すぅ] _______… こ …と
( … 空気と同じに吸い込んだ魔力が___喉を通ると、…始めに眠気にも似た気だるさが。…抗おうとすれば、意識さえ溶かすような脱力感が… __震える脚は今にも…倒れてしまいそうになりながら、…床に手をついて…何故、こんなことをするのか、と… 魔人に向かって )
_______な …に___…を ……
(問おうと、…して)
…ばたんっ
____もしも〜〜し、生きてる〜? ....おねえさ〜ん?
( 響く声は ...聞き覚えがある様でない ....若くて、低くて ..白黒の事は知らない様子 )
___そもそもまず、漂う空気が全く違う
赤城の周りよりも明らかに澄んでいて ...太陽もあったかい ...
...う〜ん、息はあるみたいなんだけれどなぁ ...
_____起きない白黒の頬からすらりと撫でて流れる様に腕を掴んで ...腕の脈を測りとったり ...
とにかく ...なんだか色々初見の反応ばかりだ
「 ぃ … ______ぅ… 」
( _____… 腕が僅かに動いて ___…日の光が…
温度の差が、…身体にくすぐったい感触を運ぶ
…どれほど眠っていたのか。…そもそも、これは
微睡みなのか … 分からない。…問うべきモノばかり
____なにひとつ…答えを胸に持ち合わせぬまま )
[ぐ…ぐぐぐ…] _____起きあg…
[ バ ダ ム ッ !! ]
( … 脚から電流が走るような苦痛と驚きに姿勢は崩れ
整った顔をおもいっきり地面に叩きつけてしまった。…
___目が醒める。… そして、足の痛みの理由も知る… )
「 〜〜〜っ……(足、…つった ……ッ) 」
( …痛みと困惑と衝撃に悶えつつ…顔を上げる )
____おわわっ!?急に起きたし!? ....わ、すっごい綺麗 ...でもこの辺の人じゃない様な ...
「 ...あ ...えっと、.....いる? 」
( ...差し出された少し高そうなシルク製の布 ...
持ち主はいわゆる ...王子様、的な服に身を包んでいて ....視線を上げれば )
「 ...大丈夫?意識、ハッキリとしてる?平気? 」
____短い赤髪に ...垂れた目つき 肌の色は健康的な小麦色 ...顔立ちは幼く それでいて ...どちらかと言えば男らしい
...“魔人”に似ていて 似ていない そんな者がそこにいた
________?
「 … えぇ、どうという事はありません 」
( … 呼吸を境に、力を入れる。…行き渡った感覚を
頼りに、… 悲鳴を上げた脚に活を入れ 立ち上がる
____メイド服(エプロンドレス)についた土を払い…
… 手元を、ハンケチで拭うと … 少年へ一礼を返す )
「 大変お見苦しい姿をお見せしました、どうかお許し下さいませ。… さて、お初にお目にかかります。… 初対面の私めは … 」
( … )
「 偉大な王に仕えし者、… とあるお方のもとで
メイドを勤めさせて頂いております。…名を …
ニャルちゃん。…と言います、以後 お見知りおきを 」
( ___スカートの裾を掴み … 軽く持ち上げると
… 片足を引き、もう片足を深く下げ …腰を曲げ
深々と頭を下げる … いま、いちどの礼を贈ると
____お腹に両手を添え、畏まった姿勢を取る)
「 … したがいましては、あなた様のお名前を
伺わせて頂きとうございます。… 」
「 へぇ〜〜、ニャルちゃんって言うんだ ...可愛い名前なんだね ...って、王に仕えてるとか 結構高貴な人?それならちょっと ...不遜な態度で申し訳ない!! ...あ、俺? ...俺はねぇ 」
ザレッド
______ザレッド ......・『ラスト』だよ
( 聞き覚えのある名前に ...覚えのないファミリーネーム ...同じく頭を下げて ...にぃって笑顔を見せる ...
...魔人の時より ...なんだか、元気で明るくて ...
...懐を見れば護身用にか、ナイフが持たされ ...いや、自分の意思で持っていて )
「 ...まぁ、ちょっと色々有名だよね ...悪い意味でさ
ほら、ラスト家の ...お荷物、って言えばわかる? 」
___知らない事が色々と出てくる
「 … (ザレッド?) … __ラスト様、にございますね
確かに覚えました。… いえ、高貴にあらせられるは
私めの主人にございます。… ゆえ、主人の前でなく
この、私めなら幾らでもお話くださいませ … 」
( ____ …言葉の湿り気、武装を眼に。…どうも良くはない立場の存在であるとは知れる。…ただ、今の使用人にとって重要なのは … 此処が何なのか分からないこと、そして … 帰り道が今のところ期待できない事。… それらの思案が区切れた頃に ___ やっと、名前についての疑問が浮かぶ )
「…(さて、ザレッド…ザレッド ___ あぁ…確か)」
________________
「 … 申し訳ございません。___…辺境の出でして
この辺りの事情については … あまり明るくは
ないのです。良ければ、ご教授いただけませんか? 」
_________
「 ...へぇ〜、なんというか ...良い所の人だね!
俺で良いのならお任せあれ、かな! ...え〜とね、ニャルちゃんさん ...まぁ、そうだね ...何から話そうか ...
えっと....『ローテムス』地方 ... あぁ、この辺はラスト家の私有地なんだけど ...どっから入ったのかな ..って質問は野暮だね ...ニャルちゃんさんな〜〜んも知らなさそうだし! 」
( ひひひ、浮かべる笑みはヤンチャ気味 ...困った様に頭を掻いてから ...隣に座って )
「 ...ん〜〜、まぁ ...ラスト家って言うのはこの辺の、中〜上級の ...貴族みたいなもんで ...でまぁ
...年的には次は俺がいくもんなんだろうけれども ...残念ながら _____無能の烙印を落とされててねぇ ...それでまぁ、許嫁だとかその辺の諸々が弟にとって変わって ...俺はラスト家のお荷物! ...面汚し的な〜 ...?
...べっつにいいんだけどね!気にしてないし!ナイフ捌きとかなら俺がNo. 1だし! 」
...隣に座って フレンドリーに話し掛けるスタイル ...今の彼からは“魔力”と言ったものも感じない
「 … お褒め頂き、光栄です。___…そうですね
では、ラストさんに少しでも追い付けるよう、授業を
受けさせて頂きましょう __ よろしくお願い致しますね 」
( スカートをひざの裏から抱えて、ゆっくりと腰を降ろし )
________
「 … 支配階級。___この辺りを治める一族、ですか
… ふふ、私めにも丁寧に接してくださる … お心も
加えてよい、と存じますよ? 」
( ___何度か…味わった経験。…此処は"過去"だ
… 初めての土地でも、何か肌に障る"異物感"。
___何より、… 悪戯魔人と同じ名を名乗るこの少年 )
「____(ナイフの言及からも…"本人"と見て良いでしょう)」
「____(…現時点で、この少年と私めは初対面。…なに一つ)」
「____(恨みも、被害もありませんし …好感も抱けますが)」
_____未来 … この"男"がしでかす事は…
( ______ )
「 … (屈辱、侮辱。____それらを考慮すると) 」
____此処で … 始末するのも視野のひとつ
( … 瞳に __僅かな赤黒が混じり…少年を眺めながらも
表情は崩さず、…___少年からは見えない手を固く握る )
______
「 … しかし、そんなあなた様がなぜこのような平野に? 」
( … 少年からは見えない、握った拳に"魔"を強く籠める )
「 ...へへへ、いやぁ ...こうして友達が出来るのもなんというか ...滅多にない事だから嬉しいね! ...あんま学校?とやらも行ってなくてさ 」
...照れ臭そうに頭を掻いて ...丁寧に頭は下げ続ける
「 ...そう言われると照れるね ..は〜〜〜!ニャルちゃんさんがうちのメイドにいたらもっと楽しかったのになぁ〜 ...! ...あ〜〜〜、まぁ ...えっと、出来れば秘密にして欲しいんだけど ...“待ち合わせ”っていうか _____ 」
___________あれあれぇ〜 ...? ...“私”はもしかしてもういらない感じぃ?
____高らかに響く女性の声 ...当てる気もない [弾丸]が放たれて ...存在感のアピール!
「 ...あ〜〜めんどいのが来た!ちょっと黙ってよ ...! ...ごめんね、ニャルちゃん ...えっと、そうだな ... ...アイツがね ...まぁ、俺の特大の秘密 ...バレたらちょっと、駄目な奴って言うか 」
_____すとん、降り立つ女性
...豊満な体つき 露出も多い...異質な“魔”の雰囲気 ...
なが〜〜い黒髪に ...真っ赤な目 ...鋭い爪やら牙やら ...明らかに人間とは違う、魔族で ...それでいて
____魔人の雰囲気が離れない ....
「 ....一応、友達だよ ...アイツはえっと ...なんだっけ ..名前長いんだよなぁ
...あぁそうそう!
【マヌス・イニティウム=ニル】! ...長いからなんだっけ、略してニル?だとかイニルだとか ...そう呼べ、だってさ ... 」
「 そうですね、…それまで長くなると存じますが
私めがもし … 今の立場を失う事になれば __ 」
(_____そうなる前に…あなたは此処で)
________
「 … マヌス。____…味のある名前にございますね 」
( 久しく感じる雰囲気、…しかし印象としては【即時抹殺】。
心象、… 底の底に沈めた殺意を抑え __ …立ち上がり、礼 )
「 お初にお目にかかります、… 先ほど ラストさんと
知り合いました。…ニャルちゃんと申します。
____以後、お見知りおきを。…マヌス様 」
_______
「(…確か、あの魔人の名は__"イニール"…でしたか?
… この雰囲気。___確かに、あの憎き者と通ずる)」
(____何にせよ…此処が"過去"であれ"白昼夢"であれ…
… あの男を粉々にする紛れもないチャンス)
「 _______(あなたか、あなたがた…か 何れにせよ) 」
「 _______(魔王様を侮辱する、…"魔人"は私めの敵) 」
「 (その消滅に繋がるとあらば…誰であろうと始末する) 」
_____________
「 … 待ち合わせの最中にあられたのですね 」
( ___ )
「 水を差し、申し訳ございません … この辺りは初めて
でして … ロスト様には ご存じの事をお教え頂こうと
私めより、頼ませて頂いた次第です。___…決して … 」
( … ___少しでも…気を抜くと殺意が滾りかねない )
「 … あなた様の事を、ロスト様がお忘れになった。など
という事ではありません。… 悪しからず、お願い申し上げます 」
「 あ〜〜、良いの良いの ...俺だってコイツに呼び出された訳だし? 」
『 その言種はちょっと私もグサッと来るんだけど ...あ、よろしくねニャルちゃん!気軽にニルだとかそう呼んでよ! ...にしても 』
____茫然としていそうな“彼”を尻目に“彼女”は白黒の方へと距離を縮めて ...ジト目
_______________『 ....な〜〜んで、“私達(悪魔)”と似た力を持ってるのかな...ニャルちゃん? ...それにやめておきなよ
私達を始末するだとか、そう考えるのはさ? ...にっはははは! 』
( 高笑い ...威風堂々 ... ...激る魔は明らかに慣れ親しんだもので ...心の中まで読み透かしている ...そう言った様子が良く分かる ...わざとらしく 豊満なものを押し当てながら )
『 ...やめておきなよ、...多分強いんだろうし と言うか今の私と彼じゃ勝てないだろうしね ...でもさ、倒すんなら私だけにしといてよ ...彼はまだ ...私を呼び出したって点ならそりゃあ罪だけど ..まだなんもしてないんだから 』
( 浮かべる笑みは憎たらしく ...けらけらと、嘲笑うかの如く ... )
__________________
「 ....で、それで ...一体何をすれば ...俺には、力が宿るのさ? 」
( 彼の目的は ...見返す事 ...『力』を身に付けて ...少しでも、少しでも ...自分の存在を証明すること )
「 … それを決めるのは私めであり…あなた様のような
低俗下郎にまつわる事ではございません。…それと
… 私の心に土足で踏み込まないで下さいませ 」
([ギムヂッ]____押しつけられたモノを…少年から見えない
… 側の、手で。アザが浮かびそうなほど指を食い込ませ
… 怒りと、軽蔑と __ 静観を奥底に潜ませた視線を向け )
「 … あなたが誰であれ 其処は私の、…私だけの場所
次はありません。…クビの値を上げたくなければ …
… 二度と踏み込むな 」
_________[ばっ]
( ____ …手放し … ハンケチで手を拭う。
… 悪魔は、嫌いだ。…天使も、大嫌いだ
彼女は、今にも少年と悪魔のクビを刎ね…
___"暗き森"へと還る衝動を抑える )
「 …… 悪魔の契り、にございましたか。… 」
____(何か、…阻む物言いをする"立場"の記憶はなく
また、その気もない。多くを黙り、経過を観察する)
『 ...そう言っても、心が見えちゃうんだから仕方ないじゃん ...っとっとと 』
( ...足元、フラついて ... ...舌を垂らして 頭を抱えながらも ...過干渉しない方がお互いの為、 ...そう思えば ...本題に入るため ...___まだ人間の彼と向き合う )
『 そうそう、私が呼び出したアレだったね! ...簡単だよ ....わたしに捧げ物をしたら良い!具体的に言えば甘いやつ!チョコとかその辺! 』
「 ...入手困難な物を言うもんだね、 ...まぁ、それだけで良いんなら ...良いけど、さ 」
( ...けたけた、にやにや ...悪魔は笑う ...自身の腹をやっと満たせる ...悪感情も良いけれど それじゃあやっぱり足りないから ...
...少年は街へと下りる ...どこにでもある様な城下町へ、一人とぼとぼ )
『 ...ニャルちゃんだっけ ...なんていうか、面白いね、あんた 』
[___ピク]
「 ……… お褒め頂き、ありがとうございます 」
( __ 少年を…ほぼ、無感情に見送り … 悪魔に振り返り
… 一礼を返す。____少年を…好意的に見ることは可能だ
…… しかし、この悪魔に対して殺意以外の何かを
抱くのは彼女にとって … 自害を選ぶより難しい )
__________
「 ………… 」 ____キリ…
( 畏まった姿勢。… ___袖を、意識する )
(/ さて___今のところはどう、かな? )
803:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/29(木) 22:55(/…ふふ、懐かしいまま、やらせて頂いております)
804:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/29(木) 22:56 (/____今の私めでは、…色々と"止める"努力を
してしまいそうですから。…序盤辺りは …
記憶を部分的に失くした…私めでやろうかと)
(/ ...辛い事を色々思い出させちゃうかもね、ごめんね? )
806:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/29(木) 23:02 (/…後で食べさせて頂きます)
(/そして…その分、やたらと刺々しい私になってしまいまいましたが。…あなたこそ大丈夫ですか?___なに、…殺しは致しません)
(/ えへへへ、これはこれでニャルちゃんらしくて好き!!! ...さてさて、つづきをいこうか )
『 ...よいしょ 』
_____ぽりぽり、骨を貪り ...木の上に座り込み
『 元々彼等が持つ力って言うのは凄くてね ...
その力だけでも ...種の繁栄には困らないもの ...
『超魔力』 ... 貯蔵と成長が無限大な ...彼等の持つ力 ...それひとつだけで 色々使える物も多くなるし ... ...それが彼には無い ___ただの人間 ...
...はぁ〜〜、私も欲しいんだけどねぇ ...こうして指から弾丸を放てるだとか ちょっと複製出来るだとか ...そんくらいしか出来ないし ...複製に関しては死ぬ程痛いからしたくないんだよ 』
( ...指で鉄砲を作って弾丸一発を放ってみせる
...弾速は遅いし、威力もそんなに強くない )
『 ...私は私でこんなチカラだから、な〜〜んも出来なくてさ ...お仕事 何個もクビになっちゃって ...ま、悪魔だから疎まれるのは良く分かってるんだけど ...
彼は彼で色々いびられてきたみたいだね ...ヒエラルキーが下の方って言うかさ? ...なんでだろ〜ねぇ
落ちこぼれ同士 傷の舐め合い的な? ...私は私でこんな世の中ならさっさと消えちゃいたいな〜って! ...未練なんかたくさんあるけど、...『生きてる内は強欲になれ』って魔界の言葉もあるけど ...なんだかもう、ねぇ 』
( ...語り始めたら止まらない ...三角座りになっては ...溜め息と、膝に顔を埋めて ...少しばかり 涙ぐむ )
「 ______[イラ,イラ…イラ]… 左様にございますか 」
( ____…穏やかな心の平原は焼け野原へ。…"強欲"。消えたい。…何を取っても、つくづく心底殺しても殺し足りない"悪魔"だ。… …何故か、心がセーフゾーンで留めているのは彼女にとって奇跡、…本当は話し終わった時点で___ )
[ブシュッ] ____ 手の甲を…指が貫通する…
( ___ 怒り心頭。…握り締めていた筈の指が…親指が潰れ、四本の指全てが手の甲から突き出ている … ___流石に、血が昇り過ぎだ。…再生しながら、ため息を吐く… )
___________
「 …… ドン底から始まる人生もあります、…ヒトの話に習うことが悪魔のお眼鏡に叶うか否か、それは分かりませんが。… 世を儚む前に生き方をお探しになった方が、… 少しでも有意義に生を贈れると存じます … 」
( 叶うなら殺してやりたい…が、勝手に儚み、死なれても
___ …嫌なことを思い出しかねない。… そして )
「 …………… 」
_________"誰もいない森を思い出して"
( ___同じ穴の…ムジナ。… 木に背もたれをして、ため息 )
「 …… よければ、お食べになりませんか?
____ お腹が空いていると、嫌なことばかり
考えてしまいますからね … あなただって
少しくらい … 良いことならあるでしょう 」
(_____"ブラックサンダー"をみっつ、…上に放って)
『 ...食べる!いやぁ ...優しいんだね、ニャルちゃん ...
...うん、そーだね ...彼に私の力をあげたら ...そこからちょっと色々教えて ... ...そこからは ...うん、なんか生きてたら良い事 ...あるの、かな 』
( ...放られた棒状のチョコレート ...飛び上がってキャッチし ...食べれば ...目、キラキラ )
『 ..なに、これ ...はじめて食べた!!なにこれ!?すっごい甘い!? ...チョコだよね?でも ...にしてはこのザクザク感とか ...え、これニャルちゃんが作ったの!? ..すごいね!! 』
( ... ...改めて顔が合えば 幸薄そうな顔をしてるのが良く分かる ...再生も遅いのか 眉の上に大きな青いアザ ...
...両足なんかは特に酷くて ...日常生活に支障を来してるみたいで )
『 ...私はね〜 ...ん〜〜 ...出来たら、なんだけどね?
ニャルちゃんみたいな“優しい人”の側に居たいかな ...支えて、支えられて ..そんな人が集まる空間にいたい! ...それだけでも叶うのなら、私はなんだってされても良いしね ...変な目で見られたり ...__アレコレされるのも、慣れちゃったし 』
( ...頬張り噛み締めながら ...気にもとめない様子で続けつつ ...人差し指を立てて )
『 でね!面白いのがさ! ...ザレッドは__王になりたいんだって! ...とっても優しい王様! ...一人で色々解決はしつつ、臣下にも程々に仕事を与えて ...平和な日常を過ごしたい! ...それね、私も応援してるんだ〜! ...にはは! 』
( ...人の事、となると尚更嬉しくなる ...それが“彼女”の性格 )
「 ……………………… 」
( ___ 色々と、…顔を思い出す …… 此処まで心を
… 苛立たせていた筈の悪魔に、… いつの間にか
____萎えるような … 呆れるような
… とにかく"殺意"は、冷めきって )
_____________
「 …… っっ … はぁ _______ 」
( … 穏和に、平常を保ちながら"来客"と話せていた
遠い日を思い出…してしまった。… …… 刺も、油断も
私らしく振る舞える、あの頃はもう懐かしい昔の話
_____だからこそ… 煮えたぎった"殺意"が…
… ただただ。馬鹿らしい、…何のせいで
___自分が、"喪った"のか。…何を学んだのか … )
[しゅるっ____ぱしっ!]
( … 触手を伸ばし、悪魔の四肢を捕らえて
…そそ、と自身の目の前にゆっくりと降ろす )
「 それを思い、願うが為の努力とあらば …
貴女はあの子に学び、…共に在るべきです。
私めなどの心を覗き、… 心を逆撫でる前に…
生きかた。…生きる心。… 幸せを望む為の過程を
… 共に錯誤の道へ踏み出さなくてはなりません 」
( トントン、…頭を指で突いて … 視線を城下町へ向けさせ )
「 …… その為に手を貸せと言うなら、仕方がありません
貸しましょう。… だからこそ辛いも楽しいも …
あの子と、共に歩んで味わい…貴女を確立させなさい 」
[ ぽい ] ____…触手を離すと …腕を組み
…… 木に、背もたれて____眼を閉じ、思い悩む
____"己の苦渋"を踏まえた言葉を吐いた今。… 心は懺悔
… 身体は細かな震えに包まれ、…苦悶が広がる
『 ...へ?わ、わわわ ... ...と、と 』
( ..... ...降ろされて ...でも、白黒の様子 ...嫌っているのに ...ここまで、手を貸してくれる彼女を見て
....孤独の殻に閉じこもっていてばかりな自分がちょっと情けないのか ... ___ぐにゅり
頬を両手で押し上げて ...笑顔を作らせる ...にはは、なんて笑い声も聞こえて )
『 ...ありがと! ....ニャルちゃんだね! ....うん、この借りはいつか必ず返すから! ....そうだなぁ ...私がもっと成長したら ....今度は守ってあげる! ...にはは、なんてね! ...それじゃあ、私も ....行ってくる! 』
( ...喜びに満ちたのか ...魔人にすっかり似た笑顔が浮かび上がりながら ....つい浮かれて ...城下町へと向かう ...いつの間にか ..気が付いたら ...彼女の影も、遠くなり始めて )
『 ....( 共に在る、かぁ ...にはは、なんだかカップルみたい? ...でも不思議と彼にそんな感情は浮かばないんだよねぇ ...なんでだろ ) 』
_________________________
(_____今度は、見送る事さえかなわない)
… 悪感情、将来、…どちらも既に吹き飛んでいる
【 自嘲自虐自傷 】
( ____ …苛立つ間もない 浮かんでは沈み、次第に
重さを増して … __自分、自身を責め立てる
… かつての日々への後悔、懺悔、…罪悪。
… 周囲に ____ 見知った顔が浮かぶのを感じる
その全てが … 責める訳でもなく、ただ悲しい顔で
私をじっと見ている。…… 押し潰されそうになる )
「(私が…壊した 私が壊した 私が壊した 私が壊した)」
______…吹き上がる怒りばかりが空の私に注がれて …
_____ 縋る凡てを… 壊し尽くした
( … 愚かしく、無様な己を嗤い、哀しみ、嘆き、怒り
___鮮明に私を見詰める顔に … 意味もなく詫び続ける
… … … なのに ____ 私は … また … … )
_______________
( 『 ニャルちゃんのお陰だよ、ありがとう! 』
...そんな幻聴が耳を掠める ...
...感謝の意を込めた 憎いであろう悪魔からの感謝 ...ただそれも ...小さく、灯火としてはまた ...すぐに消えて )
______気が付けば空は暗く ...夜になっていて ......
....だと言うのに、彼等は帰って来る様子すらない
....城下町の真ん中で 橙色に光りを放ち ...大きな歓声が上がる事を除いて ...異様な雰囲気、だ。
まるで ___何か悪いヤツを見つけたかの様に
________________“魔人”誕生の時は近付く
_________気がツけバ…
( … 夜に等しい空の色。___…思い耽ると…何時もこうだ
悩ましく … 館の清掃をどうしようか。… だと、呑気に
____構える暇も … 無いと、醒める度に知らされる )
… ふたりは、帰らない。… ___城下町の方を…
眺めてみれば … 異様な光と … 非日常的な歓声
〖 魔族 〗
__________
( ……………… 瞬間 ___汗が吹き出し、…呼吸が荒く )
「 … 私の ______せいで…? 」
[ガァンッ!!] ____キンッ!!
( 地面を蹴り上げ、… 土埃に紛れた〖直剣〗を手に
… 触手を、建物に引っ掛け、巻き捻り ___
… 急ぐ、急ぐ。___飛ぶような早さで… 向かう )
「(_____________)」
(…もう、心の中では知っていた。…何が起こっているのか
______私が … 何をするのか。
… この街が遂げる _____"最後"が)
_____〖街の真ん中〗
“ソイツは悪魔だ!”“人間じゃない怪物だ!”
“貴族の癖に絡んでいやがった!”“この落ちこぼれは結託してラスト家をひっくり返し!俺達を襲おうとしていた!”“聖なる銀を集めろ!”“焼き払え❗️”“串刺しにしろ❗️”“____殺せ❗️殺せ❗️_____こ❗️ろ❗️せ❗️”
( 恨み 怒り ...かつて行われた“魔女裁判”の如く ...ヒトは異質を拒む ...ヒトは憎しみの炎を絶やさない ...
こんな事をしたら彼等もただではすまない、それは理解している筈だ ...でもそれ以上に ...
目先の者達への八つ当たりに近い復讐の方が ...先だ )
_____十字架に四肢を拘束され吊し上げられる悪魔
_____地面に這わせられて 組み伏せられた少年
( ...どちらも傷だらけだ ...どちらも、ボロボロだ )
込められた殺意が嫌でも身に注がれる
体につけられていく傷が ...どうにも痛みを抑えられない
『 ...っぁ ...そのこ、悪くないから ...わるいのは、わた、し"だか ...らぁ"っ! ....っあ"ぐ ...ぃ、だいの ....ほ"ら、気持ち良いから ..いたみつける、なら ...私に、ぃ"っ ...___っあ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"!!!! 』
「 ___やめ、て ...ごめん、なさいっ ...やだ、やめ ...わるいのは ...俺、だから ...やめ、てぇ ...っ ...!もう、や ...いた、いの ...ぅご、え"っ ...やだぁ .... 」
( ...絶叫が続く、 ...吐いても 悔やんでも ...止まらない憎悪の叛逆に ...諦めて被虐的な嗜好を見せる悪魔 ...ただただ謝罪を続ける少年 ... )
___抗えない、死への恐怖が身にしみる
「 ………………… 」
________Q.何故こうなる?
A.私が悪いから
_______ヒュゥッ … [ババッ!!] ____ボバ"ッッ!!
( 空中へ身を投げ出し … 少年と悪魔の前へ )
_____衝撃波を相殺しながら着地し
( … 剣を地面へ突き刺し 迸る風圧で人々を突き放す )
____________[ザギィンッ…]
「 …… こんばんは、私めは ___…ラスト家の者です
命により … 彼らを預かりに参りました 」
( ____ …信じられる訳がない、…だが圧を振り撒き
… 直剣を握り、____〖寄るな〗と声なく叫ぶ )
「 …… 政はお開きです 皆様、どうかお引き取りを 」
( 民衆は ..突然現れた白黒に混乱をする ...困惑する ...ジリジリと後退りをしては ...恨めしい視線が注がれる )
“ ....チッ”“つまんねーの”“まだまだ恨みは晴れてねーってのに”“なんで俺等が咎められなくちゃいけねーんだよ”“正義のヒーロー気取りかよ”
( ... 最早、人とは思えない ...罵詈雑言が続く ...過激な暴動派達も下がって .... ..メラメラと燃え続ける炎と ...少年と、悪魔と、白黒のみがその場に )
少年の容態:逃げられない様に両足は折られて
喉も軽く潰されて ...片目も塞がれている ...それ以外にも暴行の跡が沢山 ...
悪魔の容態: ___下半身は特にズタボロ ...槍の様なもので何度も貫かれたらしく ...火傷も酷い
...僅かな魔力による回復も ...絶えそうな程で ...肩で息を、続ける ...
________ 「 『.......ごめん、ニャルちゃん 」』
二人して出る言葉は ____白黒への、謝罪
「(………)…………ッ… _____………………!!…!!」
[ ヒュルッ ____ パシィッ ]
( … 振り向けない __ もう、みたくない。…腕だけを
彼らに … 僅かな望みを託すように大量の触手を …
____〖補修する肉〗を差し向ける )
( …… "治らない" など、自らの運命を省みれば
もう、分かっている…分かりきっている
… 肉を治せても ___ 精神は喪われる
絶対に取り戻せなかったもの、…治せないもの
____ふたりを…肉の繭が包み込む音がする )
[ ______… ギチッ… ギリッ …ギリリッ ]
おまえは 結局 ______…
" 独 り 善 が り な "
( _____ … 気力も…体力も ___少ない
これなら … いけるかな )
" 役 立 た ず の "
(____直剣の…刃を握り締めて … 自分に…向けて)
" ひとごろし "
「 … とっくの昔に知ってましたよ 」
_____私は誰も救えない
[ グヂュヂッ ]
______肉の繭を 強引に破る音
[ ...メギャン ]
______いつの間にか、大剣が折られている
....やめなよ、ニャルちゃん
...命の恩人がさ、目の前で命を絶とうとしないでよ
( .....声色は混ざり 聞き覚えがある
....風貌は ...僅かに血に塗れているものの
髪の色 目 ...共に赤く ...両性を身体に宿し ...少年の眠っていた力と、悪魔の力が混ざった ....
____魔人がそこに立っていて )
「 ......ありがとね ...
...ニャルちゃん ....__にひひ ...もう、いいんだよ ....だから、ゆっくり休んで ...ね? .... 謝らなきゃいけないのは、俺等 ...は違和感あるし ...私もちょっと違うし ...うん、俺だな ....俺のせいなんだから、さ? 」
( ... 浮かべる笑みも ___見慣れたものだ ...白黒の頭を ...弱々しく、撫でて )
(/イカれた愉快な人機形械を考案
後でお付き合いを)
_________
(/ ...もちろん!!! ....にひひ! )
「 ……………… 」
( … 振り向く ___破られた繭が見えると …
… "困難"な傷を"ツギハギ"と補修で …
無駄に完璧に ___ …やり遂げた痕を )
(__…あぁ、そうか ___ 私のせいだったのか)
_______…荒らされる森も
_______…寂しく響くだけの館も
_______…目の前で救えなかった二人も
_______魔王様への … 侮辱___
「 …ぅ … ぇ"ぅ… ぉ"…__ォ…っ……ェ……っ… 」
… あのお方への ____ "裏切り"も。
( 抱えたアタマに指が食い込む __ …真っ赤に染まる視界も 身体中に電気が流されるような頭痛も "忘れ" させてはくれない あれも あれも これも これも もとはと言えば全部、全部ぜんぶ ぜんぶ … ぜんぶぜんぶゼんブ…ぜンブッッ )
【 アタマを埋め尽くす"カオ" 】
" 裏切り者 "
「う"ぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"!"!"!"!"」
____雨垂れが重くのし掛かる
… 濡れた土を握り締めて 叩く 叩く 叩く 叩く
わたしが わたしが わたしが ___ なにをしでかしなにをしてやれるんだわたしがすくったものはうばったものはみんなみんなみんないやだいかないでわたしはわたしはわたしは わたしは … …
「 … … …ぁ"あ"… …あ"ぁ"ぁ… 」
________抉れた土に水が溜まる … 泥にまみれて
… 凡てを吐き出す絶叫の果てに __ 項垂れ
__赤混じりの水滴が落ちる水に ___映る …
「 おまぇ…な"んか … お"まえ… なんか 」
_______消えてしまえばいい
_____ニャルちゃん、だったよね
( ...無理矢理白黒の両手を止める ...顔を上げさせて ....“にひひ”なんて笑みを浮かべる ...
...後悔も無い 寧ろ ...魔人にとっては嬉しさが勝っている様子で )
「 俺は少なくとも ...救われたんだよ ...ありがとうね
...ねぇ、ニャルちゃん ...この恩を果たすのはさ ...ううん、色々とそうだね ...お互い不問とまでは言わないけどさ .-
....恨むんならニャルちゃんじゃなくて、俺を恨みなよ ... ...それでいこう ...なんて言っても ...納得しないんだろうなぁ 」
「 ...俺さ、新たに夢が出来たんだ ...
...王は王でも ____魔王になる .... 」
( ...真っ赤にどろどろ、溶けた瞳が白黒を不思議に見つめる )
「 魔王になるんだ ...優しくて 強くて ...かっこいい! ...まやかしの正義なんかじゃなくて 善悪問わずで ...
...拒まれた者達が集まるような、そんな城の魔王 ...だからさ、ニャルちゃん 」
____空いたら、俺の所に来てくれないかな?
(/_____…切り上げは…この辺り、で?)
(/ ...質問があれば答えるよ、出来る限り___俺のアレについては説明したつもりだよ? )
827:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/06/30(金) 23:25(/…タイム、パラドックス…)
828:◆rDg hoge:2023/06/30(金) 23:27 (/ ....そうだね___ニャルちゃんがいなくてもこの事は起きた ...その時はまぁ、悪魔な彼女が向かうのが少し遅れて ....彼を救うのが少し遅れてる ...
....どっちにしろ、それで誕生してるんだけれどね )
(/…何が、目的で私を…)
(/ 関わり、深いでしょ? ____悪魔なんかとは、特に ...
...正直ちょっと、 ...皮肉な所はあった、そこは謝るよ ...ごめんね ...ただまぁ、それだけといったらそれだけだよ )
___________[ …ザーッ…ザザザーッ ]
( … 砂嵐が走る、…___魔人も、街も、…何かの
間違いみたいに飲み込まれて消えて __ …
… 思い出しながら わたしは項垂れる )
「 ……………… 」
(____二度と、…喪う時を見ぬために … )
「 …… 翡翠 」
「 … 私は … 私のために戦わせて頂きます 」
〖_____【不滅の力】は…心より浮かび
泥まみれになった彼女の中で…渦を巻いた〗
( _____ "癒えぬ傷"を思い出し、…白黒は
… 棄てた力を、取り戻した。…… )
___________________
(/…お役に立てましたら、幸いです。)
(/ ...はぁあ〜〜〜 )
(/ ____色々辛かったねぇ〜〜〜!!!ごめんね!!!!!!しんどかったでしょ!!!!! )
(/苦しんだのは愚かしい昔の私めですので。[けろり])
(/ … 何度かイカれてしまいましたから
あまり問題はありません。義兄様 )
(/ … )
(/ … 辛いのは確かですけれど )
(/ … … はい。比較も出来ましたから大丈夫です )
(/ ...ぶっちゃけやってて俺も若干辛かったからね!!!? ...うぅ〜〜〜、ニャルちゃんが苦しむ様子とか色々こっちも見てて辛かったや ...本当申し訳ない... )
(/ ...とりあえず、名前やら性別やら色々 ...そう言う点で、双種一交になったって言うか ... ...判明させられた、そう思ってるよ? )
(/ニャルちゃんです)
(/ 周知の事実ぅ〜! ...やぁ )
「 ………… 」 [。o O]
( ガーデン近くの脇道にあるベンチで、姿勢よく )
(/ ...俺のままでへ〜き? )
839:ニャルちゃん◆.s hoge:2023/07/01(土) 18:40(/どにゃたでも…。o O)
840:ザレッド・イニール◆rDg hoge:2023/07/01(土) 18:42
( ....凄く眠そうな白黒を見つけた魔人 )
「 ...ニャ〜ルちゃ〜〜ん ...っと 」
( ...静かに隣に座り込み )
「 …… … 」
[ぱち]____。o O
( … 不定期に、上半身がびくっ、と上下して
眼を開けようと… する意識と、まぶたを閉じる
カラダとがぶつかり合う。… なんだか寝不足 )
「 … … …… … … …… …
_____なんです、…義兄さん… 」
「 ...ど〜〜したのさ ...夜遊びでもしてた? ...な〜んて ...それはともかく、大丈夫? 」
( ...子供みたいに両足をバタバタさせながら
...頬杖を突いて白黒の様子を眺める ...珍しい呼び方には、少しばかり恥ずかしそうにして )
「 ...元気? 」
( ...なんだか、健康的な顔色になっていて )
[…どことなく、あまい香りがする]
「 … …… ねこをしゃぶりつくしたいと…戯ける位には 」
( __ … とっても眠たそうな頬笑みが浮かび … ふらり )
[ ベンチの回りに…橙の傘と、傘に緑の斑点で
腰かけられそうなサイズのキノコがいくつか。 ]
「 ...あぁ、元気だけど疲れてるなぁ、休め休め ... 」
( ...開封前の水入りペットボトルを空けて 白黒に渡しつつ ...座る対象をベンチからキノコに変える )
「 ...結構触り心地良いじゃん、にひひ 」
___ファンタジーが強いのも、嫌いじゃなくて
[……おい、気づけ]
( メッセージボックスが突っこみを入れてきた )
「[ボトム]____すぅ…」
( 白黒はボトルを手放して … 蓋のあいたそれが中身をぶちまけて、心なしか … あまい香りは ___"息"は、濃くなったようだ。… むしろ、あなたが香りの方に近寄ったように … …? )
[座れる位のサイズで、傘はオレンジと緑の斑点]
[ あまい香り ]
( … もぞもぞ、と座られたキノコが揺れ動く )
「 ...いやまぁそりゃあ違和感はあったけどね ...この辺でキノコの培養とかした覚えないし 」
( ..少しばかり体の力が抜けそうな感覚に囚われながらも ...舌を出しつつ ...だらんと力無く手を下に向けて )
〖 ...慣れ親しんだハンドガン〗
___発射しながら 飛び降りて ...
「 ....よいしょ、っと ...まったく ...俺もニャルちゃんも、そう言うのを引き寄せる体質だよねぇ .... 」
( ...座る白黒の足元を掬って 姫抱きした後で ...ジッとキノコに目を向ける ...わずかに、ふらつきながら )
《46》____???をやっつけた!
( … 穴のあいたキノコが幾つかの…青い、煙状に四散し 空気中に溶けるような様子で消滅する。…すると、残るふたつがくるりと"振り向き"… )
______顔。…短い手と足
[ おばけキノコたちがあらわれた! ]
[ おばけキノコは、ザレッドたちが身構える
まえに、襲いかかってきた! ]
( ___ 二匹は、揃って大きく頬を膨らませ )
《 あまいいき 》
[ブワァーッ!]
( … ピンク色の大きな煙を吐き出した…っ! )
「 うわ、なんか可愛げあるデザインのやつが出て来た ...いやキモカワか? ...どっちにし _____ぁ? ...ちょ、まっ、て ...やば 」
( ...ピンク色の大きな煙 ...直撃すれば ...白黒を両腕で抱き寄せながら ..その場に蹲る ...
___頭が何だかぼやけていく ...視界が霞がかって ... ... ...魔人も かな〜りピンチな状況 )
《 おばけキノコCは せかいじゅのは を使った! 》
[ ギィーン ]
( … 魔人が動けないのを見るや、キノコの片割れが先ほど
四散したキノコの元へ近寄り … 絶大な力を感じる木葉を
____ ばらりとふりまき… )
《なんと、おばけキノコBが生き返った!》
( "聖なる光"めいた力の流動が発生すると… 眩しい光が
収まり、なんと先ほど…倒したキノコが、そこに立つ…!? )
《 おばけキノコAはちからを合わせ 》
【 甘ったるい子守唄 】
《 を放った! 》
( … そして三匹で、白黒と魔人を取り囲むと ___ 息を
吸い込み、三匹がかりで濃く 大きな甘い息を吐き出す…!)
______あれ、これ ...もしかして、ピンチ?
( ...手足に力が入らなくなってくる ...瞼も何だか重たくなってくる ...ふらり、ふらり ...白黒を地面に降ろして ...魔人も、お眠り ...強く .... )
〖 ......魔人は状態異常に弱い〗
________ばたん
( .....眠った )
[ _____… つんつん ]
( おばけキノコA、は魔人をつつき … 反応がないのを確かめると、…草むらに向かって手を振り始める ____ … )
《 おばけキノコは仲間を呼んだ! 》
[ ガサ,ガサガサ … ]
[ バァーン ] __ガパガパ
《 ゆめくいばこが現れた!》
( … 草むらから出てきたのは《ひとくいばこ》。…しかし、紫色で 金具はフシギな光沢のピンク、… テンションのようなオーラを纏った、ただならぬ雰囲気の《転生モンスター》だ…!___倒れたふたりを眼に、満足げなフタの開閉をすると、物欲しそうに見詰めるおばけキノコ達へ … )
[グググ…ッ] ____ペッ
_____ わやわや がやがや
( … いっぱいに詰まった《金袋》を吐き出す。… キノコ達は喜ぶと、揃って草むらの中へと消えていく … ___ )
[カタン ____…グググ]
( ___そして今度は、… ふたりに向かって口を開き… )
《 ゆめくいばこ は【ワンダードリーム】を唱えた! 》
_____ … 怪しげな、霧を吐き出す …