続けて赤く遥か彼方

暑い季節…

( …… ____在るがまま…気を吐く様が"空"を震動させる )




　　「 あんたらが 俺を見てどう思ったか知らねぇが

　　　　　　俺ぁ … 何よりもこの国の【頭】だ。

　　　　　この国に通すべきケジメがある限り …

　　　　　　俺は死んでも何も話す気はねぇ 」


　　　( … 背中を向けたまま　___　話を続ける )



　　「 … だが、翡翠 ___…アイツが持ってきた証拠で

　　　あんたらに … "信じる価値"がある事ぁ分かった
　　　　… 【将王】の立場なら納得せざるを得ねぇ


　　　　　… 後は、【俺】を信じさせるだけだ 」

_______________



　　「　あんたらが 【俺】に組むだけの【価値】を

　　　　　示せるのか … 此処で試させてくれ 」



　　( … 帽子を脱ぎ そして帽子を握った手を肩に掛け )


　　　　　　　　　　[　ブォンッ！！　]



_________"翼を広げ 天へ吠える【竜】の刺青"



　「　… アンタらも　俺に望んだのはこういうガラだろう

　　　…　なら俺ぁ ___ てめぇの生き様 通すまでだ




　　　　　　　　　　…　死ぬ気で来い　」




　　　　　　　　　　【　竜王・影　】

　　____________なるほど、これもまた ...【王の器】だ


　　　( 魔人は想う ...会談の時とはまた別の、カリスマ性 ...細かい事を考えず 拳と拳を交えて理解をする ...シンプルさ ...姉御も好きそうだけど ...何より

　　　今のこの武闘派な3人だけで無く ...戦う気が無かった赤仮や医霊の心をも傾けさせたのは ...見事だとしか言えない ...それでも2人は出ない )

　　　____理由としては簡単だ



　　　　　3人の方が　___闘いに燃えている



　　　「 ...先に謝っとくよ、“二度の無礼”を働いた事 ...
　
　　　そして ... 此処からは俺個人の尊厳にも関わるかな

　　呆気ない勝負の幕引きをするには ...勿体ないしね 」


　　　___参vs壱を選んだのは、影 ...アンタだ
　　　　今更卑怯だとは言わないでくれよ ...


　　　　[ ...じぃいい ]

　　( 魔人 パーカーを脱いで ...腰に巻き ...より身軽に動き易く ...目付きは鋭く ___久しぶりのおふざけ抜き )


　　_________________
　　「 うん、テホプが好きそうなタイプだぞ ...だからこそ ...やりやすいし、やりにくいけど ...

　　　別に【価値】を求めては無いぞ ...自分は
　　　強い奴と戦う為に ...自分の満足出来る様な日を過ごす為に生きてるんだぞ！にゃははっ！ 」


　　( ...赤猫の口から炎が漏れる ...虎の如く四つ足になりながら ...両前足に姉御特製の爪を装着して ...構える )


_______________________



　　「 ...おにのちが、さわぎゅ...ぷはぁああっ！
　 ...あたぃりゃのぉ ...とくぅいなほうへともってきてくれたこと、かんしゃさせてもらぅ ...け・どぉ！..てかげんはなし ...！


　　　...おか〜さんのように ...りゅうをたおして ..きょうしゃにぃ .....あたいだって、おとってられないかりゃあ ..いざ、しょぉぶといこぉか！ 」


　　( 片手の酒瓶を一気に飲み干して ...構える 鬼の金棒 ...肩に担いで ゆっくりと姿勢を下ろしながら ...睨み付け )


　________________________


　　　【 赤城魔王補佐 ザレッド・イニール 】

　　　【 赤城両翼幹部 メラー・レギオン 】

　　　【 赤城両翼幹部 ネーヴェ・ヴェルメリオ 】


　_____________________

(/セーブポイント。_____…)


←
・セーブして終わる

・セーブして挑む
・セーブして倒す(INFERNO HARD MODE)

(/ 一旦セーブと行こうか )

(/セーブ完了)

1.影への挑戦



(/____…お疲れさま。かなり気合い入った顔だったね？)

(/ ...ひひひ、月尾が頑張ってくれてるからね？ 久しぶりに結構頑張ったよ！！！ )

(/…さてさて、セーブしたよ

　ガブッ、と行ってみようかな)

(/ ...待った話せば分かる )


(/ ...少しこの後について話しておきたいし )

(/うん？…何か何か、アイデア？)

(/ ...そうだねぇ ...むぐむぐ )


(/ ..【暗黒】が進行して来た時に【魔物化】もとい【本気】を見せる予定なんだけど ...ね？
　　...今回はそうだねぇ ...いつか見せようと思ってた形態で行こうかなって話 )

(/うんうん。…勝てる見込みはありそう？)

(/ しょ〜〜じきキツイ )

(/ ...なんてね？ )


(/ ...にひ、にひひひ )

(/んふっ…きひひひひっ　…　…　…　…　…)


(/……暗黒は局地的な事になるけど
　影は絶対勝てるとか負けるとか
　そういう感じは無いからお好きに。
　…　格闘と肉体の最高峰を私の中で
　定めてる存在だから、わりと死ぬ気で
　行かないと理不尽やっちゃうかもだし)

(/ それじゃあテーマを折角だし ...にひひ )

Triplet After Triplet
&
Receive and Turn You



(/ わかるね？___こっちもかなり、頑張ってやるから )

(/オーケー。… __…私の【最強】を味わうといい
　…肉体 … "万能的な格闘"　…その最高峰を)

(/ ...はぁあ、本当死ぬ気でやらないとね ...にひひ ..！
　...楽しませてもらうからね、月尾 )

(/ふぁへ…おけ)

(/ さ、眠いなら寝よっか？ )

(/…おやひゅみぃ)

(/ ん、また明日ね ...にひひ )

________続きから始めますか？

←
はじめから
つづきから


1.影への挑戦
2.赤城
3.

I can fly!

You can fly!　

We can fly!


_____もっともっと！ ...準備は出来ている！

影　へ　の　挑　戦←

(_____威厳を越して暴力級の圧 …"竜王"は、向き直り)



　　　　「 見せて貰うぜ　…　"ザレッド イニール"　」



　　　　　　　　【♪.Rules Of natural】




　( … 半ば開いた右手を前に、半ば握った左を引き ___
　　左足を前に、右足を引き　…　"攻防" の基礎的な
　　…　隙のない構えを取り ___ 堂々と待ち受ける )

　　「 ...メラー、ヴェル ...下がってて
　　　___先ずは俺から、それをお望みみたいだから 」


　　( 相手がどれだけ基礎を積んだとて ...常識の範囲外から襲って来るのが、魔物と言う存在 ...
　　赤猫と雪鬼 ...一度下がった後で ...口角をあげ、今か今かとその時を楽しみに待つ )


　　　[ ...ﾊﾟｷ、ﾊﾟｷ ] 両手の指から音を鳴らし続けて ...ゆっくりと姿勢を下げて ...魔力と“殺気”を纏う




　　　　おぉおおお ....ラぁ"ッ！！


　　( 腰元から生えた二対の腕が助走の手助け ...跳ぶ様に距離を詰めながら 魔人 ...両手を赤く染めながら 掌を向けて ...魔銃弾( 特大サイズ )を放ちつつ ...鉄槌の様な拳を振り下ろす！！ )

　　　　　　　______お"ぉぉっっ！！



　　　　　　( 堂と竜は光弾を…　受け！ )

　　　　　　　　　[　ドｽｯ____…　]



　　　(　___痛みが響くのか、微動だにもせず
　 … 頭蓋を砕き割る気迫の鉄槌が額に直撃する…！ )


　　　　　　　　　　　「　…　」


　　　(　_____　…　黄土の瞳は瞬きもせず　)

　　　　　　[ ____…ｸﾞｯ!! ]　はぁぁ___っ


　　　　(　…　右の、拳を強く握り締める…！　)

　　________マジ、かっ ....！！？


　　( 怯みもしない様子には流石に魔人も冷や汗を流す ...されどこの状態でも絶対に負けたりはしないと言わんばかりに ...集中しては .... )




　　　　【 ドラドルド・ハンド 】

　　　[ ｸﾞｫｯ ] ...両手の先端が牙を持ったように鋭利になり



　　　　　ッッッらぁ"！！！



　　　( ____殴り 切り裂き ...演舞の如き、拳の乱舞！ )

　　　　「 … 」　_____ドｽｯ　ゴｽｯ　ボｯ　バｯ



[またしても … 攻撃の動作に入った竜王は避けもせず…！

… ____固い。… ヒトのものに相違ない見た目の肌色は
　魔人の殴打を、斬撃を受け … 削れる気配を見せない…！

　____…握り締める拳を、ギリ___…ギリと引き絞る…！]



　　　　　　　　　　【強打の極み】


　　　　　　　　　[　お"ぉおっ！　]


( 握り … 握り ___ 固まった拳が … 魔人の腹部！
攻撃時に無防備を晒す___致命的な部位を目掛けて

　　　風を切る異音を鳴らし突き出されたっ！！ )

(/ き、緊急セーブ！失礼させて....！！ )

(/…どうした？)

(/ ... ... ...あたまいたい )

(/寝ろ)

(/ ...ぁ、はい、失礼します ... ...[ ぺこり ] )

(/俺は逃げも隠れもしねぇ…　安静にな)

(/ ...continue！ )
_____________________



　　　「 ....怯みもしないのかよ ...エッグイな ...！ 」


　　( ...魔人の打撃など、赤子のような物だと言わんばかり..影から繰り出されるものは“本物”の殴打...！！
当然 魔人も無防備って訳じゃない ...魔力の層を薄く重ねて防護としている ...している、筈なのに )




　　　　[ ﾐｼﾐｼﾐｼ"ィ" ...❗️ ]_____ｸﾞｫｵﾝｯ❗️


　　　　ーーーーっ ...う"、ぉ"ぐッ ...ぇえ"っ...！



　　　( 殴り抜ければ ...吹っ飛ばされる 何度も回りながら、地面に引き摺られながら 勢い良く吹っ飛んで ...両手を突いてブレーキを掛ける ...腹には大きく痣が残り 衝撃の残った赤が徐々に青く染まっていく )


「 [ ...ﾍﾟｯ ] ...やってくれる、じゃん 」

　　( 口から血痰を吐き捨てて拭いながら ...決して視線は離さず 魔人なりに思考を練る )



　　　　　_______やるっきゃ無いか
　　


　　　【 半部魔物化 】 ...魔人の腕がグロテスクな赤黒さを身に纏う ...ドス黒い魔力が真っ赤に煮え沸る！...！


　　　　　____それは、いつぞやのライブで見せた技


　　　「 ....くらいな、よ ...ｯｯｯ！！！ 」


　　　　　　　【 ﾃﾞｽﾊﾟﾚｲﾄﾞ・ブラスト・ハンド 】 ッ❗️


　　　[ ｸﾞｯｯｯ ...ゴッ...ドｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫ"ーーーｯ！ ]

　　( 超特大の魔力構造銃弾 ...身丈の倍はありそうな程の巨大さを誇る弾丸！ ...以前とは比べて余計な消費はしていない分 ...より速く より回転力も上がる ...！

　　　今回は 貫通力も押し込む力も ...遥かに強大！！ 眼前まで一気に迫って来る ....！！ )

　　　

　　　　　　　　　　　　　【A】


　　[　…　ｸﾞｸﾞｯ___両手を交差、掌を開き爪の形に　]


　(魔人の放つ放つのは ___…純粋で大火力の特大光弾だ！
　　あからさまな大技に竜が避けるは右か、左か上か___)



　　　　　　【　当 然 正 面 突 破 ァ ッ！　】



　　　　　　_____ガッ！！　　_____ググッ！！


[光弾の土手っ腹に両爪を食い込ませ …逆向きに__開く。

　竜爪と__魔力の間に稲妻が迸ってはﾌﾞﾁﾌﾞﾁと裂け…!!]


　　　　　　　[　_____　ポハ"ｧｯｯ！！　]



　　　　　　「　…　次ぁこっちから行くぞ　」



　( ____… 魔力爆破を背に…　___竜は悠々と…！)

　　　( ...苦笑いしか出ない ...影の様子に ...ギャラリーの赤仮達も、驚きを隠せない )


　　________..... ....イカれてるな ...！


　　( ...冷や汗が額を伝う ...流石に無傷は、予想外
　　　...無意識の手加減をしてた訳でも無い 全力 ...殺気を込めてたのも 事実だ


　　　　“魔物”が評価する ...それは、 ...最早怪物だ )




　　　「 ....あぁ、分かった ...来いよ、来なよッ！ 」


　　　_____魔人 両腕だけで無く ...腕を増やして 複製して ...何重にも盾の様に重ねて 防護準備 ...

( 堂と、鋼のような胸筋を張り … 魔人を鋭く睨み…
　多くを言わず語らず __ 我がままを竜は見せつける
　
　分厚い … 腕の防御を見るや ___ 竜は走り出す…！ )



　　　　　　　　「　うぉぉお"ぉっ！　」

　　　　　　____ﾄﾞﾝｯ!!　ｺﾞｯ…　ドォッ！！

　　　[ 直進の勢いそのままに短距離を跳躍し…
　　　　　_____… ダッシュジャンプパンチ！

　　　　着地に繋げ ___…脇腹から殴り上げる左！
　右足を軸に左一回転！左足を突き出すフィニッシュ！]

　( スタンダードな【喧嘩コンボ】____…からのっ！ )


　　　　　　　[ ｼｭｯ!! ]____ｽﾞﾄﾞﾄﾞｯ!!


　　　　　　「　[ﾌｩｯ]…せいやぁっ！！　」

　　　　　　　　　　グ　ゴ　ｫ　ｯ!!

　　　　　　　　「　せいやぁッ！！　」

　　　　　　　　　　　ズバァッ！！


　( 滑り混むようなボクサーステップで拳の射程内へ！
　____弾け飛ぶ２発の弾丸パンチを食らわせ、右腕を

　…　引き絞り、力を十分に込めた切り詰めアッパー！
　首を狙って横から蹴りを振り抜く【ダッシュコンボ】！)

(/では、待とう)

(/…君を待っているよ、いつまでも。___そうだ
　　　　　　　…必ず、また会おう)
























(…そうだ、手段が無ければ〖Brave〗や〖free adblocker〗から此処を開いてみるといい　…　待っているよ)

(/そうさいつまでも…)

(/ ....あ、あ〜〜〜 ...え、ええっと ...と、とりあえ、ず ...げ、げんきだから、ね？ ...ふ、不安にさせちゃったなぁ〜〜？ ......ごめん )

(/…[ぎゅむ]……やぁ、怪我はないかな？
　精神的疲弊やだるさ…うんうん、おかえり
　[ｷﾞｷﾞｷﾞ…]…おかえり　…おかえりなさい)

(/ .... ....う、な、なんだか本当申し訳なぃ ...後力が強い ....う、うん ...ただい、ま ...？ )

[ｶﾞｼﾞｶﾞｼﾞｶﾞｼﾞ]

(/…過労で倒れたりでもしていたのかね？)

[ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ]

(/ ...まぁそんなところ ...あの、噛み過ぎじゃないかな、血が出るよ ...？跡つくよ...？？ )

(/…あぁ、付けさせて頂いて…構わないね？)

[ガリッ]

(/ ... ...あ、あぁ〜 ...うん、寂しくさせちゃったねぇ ....うん、いいよ )

[ ...ぎゅむむ ]

[…___ヘッドロック]


「 ……… 相変わらず…君は私にいとも容易く隙を見せる 」

　( しれっ、と体を上げ ___ …首を右脇に抱えると
　　両足を左手でさっと持ち上げ … 何かのオモチャ
　みたいに、横に倒したシャチホコ状態で魔人を抱え )

　　「 ...それは色々ズルいんじゃないかなぁ！！！？ 」


　　____頬を膨らませながら ...バタバタ、跳ねて軽い抵抗を続ける

　　　　　　　　　[　メ"ｯ… ｷﾞｷﾞｷﾞ　]


　　「 … おっと、イタズラ魔人がそんな情けない 」

( 抵抗を感じるや否や、シャチホコにした魔人の背中を…
　脚で…押し。___ﾐｼﾐｼと響く感覚を存分に味会わせつつ )


　　　「 … 事を言って良いのかね？____くくくっ

　　　謝罪は私の性に合わん… "体" で払って貰おう
　　　そう言う訳だ、さぁ 存分に苦しんでくれたまえ 」

(/ ..........じぃ )

(/…ふふ！)

(/ ...ま！そーだね！これがいつも通りだ！ ...にひひ ... )


(/ ...うぅん、改めて心配かけた事は申し訳なく思ってるから、ね？ ...許して欲しいなぁ )

(/正直に言えば私が嗜虐をしたかった。…
　理由付けに使ってすまないね？くくくっ)

(/ ...そう言う機会をまた作ろう、うむぐぐ ...1〜2日空けちゃったのは事実なんだし ... )

(/…ほう？引き摺る気なら幾らでも苛めてあげよう)


(/冗談さ。…辛気臭い空気では気分は晴れない。
さて、君向けの癒しでも１人連れてこようかな)

(/ ...ん、んぁ〜〜〜 ...へひゅ、おまかせするぅ... )

(/…犬はどうだろう？)

(/ ....前話した俺のとこのわんこ？ )


(/ ...ん〜〜、とは言え戦闘やら何やらを消化不良にさせちゃったしなぁ... )

(/…雪のもう一匹わんこでも良いかね？)


(/[ひょこ]そこは問題ナシナシ。…そのための"私"だし
　　　　　セーブもロードもバッチリだよ〜)

(/ ...おぉ〜〜〜 ...にひひ、ありあり！ )


(/ ...なるほどね ...便利だねぇ〜 ... ... ...ふむ、赤城の彼等が居ない間の ...“小さな襲撃”なんかも面白そうだ
...なんて、ね？ )

　　　　　　[　ぼ　す　ぅ　ん　っ　]



( ____白羽射手(シラハイテ)が…魔女を抱いて
　　　ぐっすりとまぶたを閉じてしばらく…今度は
　　庭のほうから　…　結構おもたい音がする…？ )


___わんこのお兄ちゃんは、…野生をどわすれしてぐっすり

(/ ...ね、ねて、た ...またおきねる？ )

(/シラハイテ君といっしょだ。…可愛らしい)

(/ かわいくね..ぅぐぎゅぐぐぐ、な、納得いかねぇ〜〜〜！！ .... ....いいもん、色々考えてる事あるから ...ね！ )

(/_____…サプライズなら負ける気はない)

(/ んぇへ ...さて、どうしよっか ..ん、んんん〜〜〜っ！！ )

(/ ...んねぇねぇ、月尾？ ...もう寂しくさせないからね！ )

(/…くくくっ！___…猫と、暴漢でもするかね？)

(/ ...ん、んんんっ ...こほん！ ...そ、そのさ？ ...できれば、なんだけど ...___こっちのわんこを出してみたく、ある ...かな？ )



(/ ...若しくは ...ﾆﾋﾋ )

(/歯磨きおしまい。…さぁ、わんこ君を見せて欲しいな？

　…　ふむ、私からは何を出そうか)

(/ ...お任せするよ！にひひ ...まぁ、安心してよ ...ゆっっっるゆるだからさ？ ...赤猫くらいゆるゆるぽかぽか )

(/…じゃあ、氷属性でのどかな方をお連れしようかな？
　シチュ発現は君から頼もう。…出来るかね？)

　　________ほほう、なるほど ...ここが“うわさ”の ...やっと見つけたのだ ...！



　　( ...赤〜いフードを被り ...足元まであるマント部分を引き摺り続けながら ...魔人より頭が二つ程小さな体型は じっと見上げる...
　空高く突き上げん あの有名な赤き城へと辿り着いた事を嬉しそうに笑みを浮かべる ...
　それはそれは 待ち望んだとばかりに ...面白そうな笑み )


　　　　_____さ〜〜〜て ...お邪魔するのだ！


　　　　[ ぴょんっ ]


　　( ...____門を飛び越えて堂々と侵入！ ...門番がいる事も気にしてない！ )

____ん？…あっ、こらっ　待て！

( 門の前で ___馬車に乗る行商と会話中の兵士がそれに気付くも … 小さな侵入者は構わず、脚はや 軽く塀を飛び越えて あっという間に向こうの__ )


　 　　　　　　　　　　[　ガシｬァﾝｯ　]



　　　　　　　　　　　( 植木鉢の上と )



　　　　　　　　　　　　「 ……………… 」



　　　　( … じょうろを片手のメイドの前に、着地した )




_____________



「 …… おはようございます 」



( … じょうろを置き、一礼 )

　____________________

　　　「 .....ふむ ...ふむふむふむ ... 」


　　( ...土の中に足を踏み入れながら ...両腕を組んでジッと見つめ続ける ...白黒を観察して ...大きく右手を上げて )


　　　「 うん ... おはよう、なのだ！！！ 」


　　____元気いっぱいの挨拶 ...勢いで赤いフードが捲れる ...


　　　( ...長めの黒髪をサイドテールに結び ...キラキラ って言葉が似合う ...目の中に星がある感じの ...青いツリ目
　　　...ギザ歯が時折口の端から見える )


　　　「 ...うん、噂通り ______美人さんがいるぞ！ 」

( 心の中で、頭に手を添える。… けれど悲観的に始めてもこの状況をどうにかできる訳ではありません、手短に分析しましょう___Lesson.1…まずはこの子の〖属性〗は… ____大方、予想はつきますけれど )



　　　「 … はい、元気がよくて良い挨拶にございますね

　　　　さて … 初めてお会い致します。… その植木鉢の
　　　　ひいては ___ ガーデンの管理を任されています

　　　　　　　　… ニャルちゃん、と言います。

　　　　貴方様の…お名前も伺ってよろしいでしょうか？ 」



( おそらくは…よくも悪くも、常識に知らんぷりするタイプ。…同じ属性の誰かや、誰かと育んだ経験からして __ 変わらぬ調子で関わるべき方々 )


____気質からして　…　気は楽だ。

　　( ...尖った犬耳が黒髪の隙間からはみ出ては ...ぴょこぴょこ激しく動いている )

　　「 うむ、わがはいの名前 ...だな！ 」

　“グァン・ホン・フー”！
　　光　紅　護
　　　　　　　　...どうだ、カッコいいだろ！！にーはお！
　　　


　　( 胸を張って自分の名前に誇りを持った様子で自慢する ...気が付けば突っ込んでいた土から足を引き抜く ...

　　...ジッと白黒を見詰める ...ギザ歯を見せびらかしながら笑みを見せる )


　　　「 うん、...やっぱり身体は貧相だけどとっても優しそうなお姉さんなのだ！ 」



　　　________かな〜〜り、抜けてる様子 ...

【自尊心[ﾊﾟｷｯ]】______…

( … 思っていた以上に属性が重篤で切れ味も鋭い
　最近ケアしたばっかりの自尊心が大きく破損 … )



　　　「[ﾀﾗ…]___… 光(ｸﾞｧﾝ)様にございますね

　　　　… あぁ、これは気にしないで下さいませ
　　　　暑い日が続きます … 仕方ない事ですから 」


(___心の平静が保てない。冷汗がつたう、背中が寒い
　　目を閉じた笑みが苦笑いになる… タオルで汗を拭う)


___________


　「 … 赤城___… この地へ、何かご用でしょうか [ﾀﾗﾘ]」



　　　　　　　　(自尊心:耐久値[42/99])

　　「 ...目的 ...目的 ...そう！わがはいは此処へ ...『けん』を極めに来たのだ！ ...あと、つがい？とやらを見つけにも来たのだ！！
　　遠い遠い国からやって来たわがはいは ...ここの噂を聞いたのだ！曰く ...凄く強くて！綺麗な奴等が時代や種族を問わずに集う ...“ゆーとぴあ”だと聞いたのだ！

　　___だからわがはいは ...ここでてっぺんをとるのだ！ 」


　　( ... ... すっごく裏の闇が見えない程清々しい ...汗をかいた様子は無くて ...舌を時々垂らして笑う )


　　「 ...ふふん！そんな訳で ...お世話になるのだ！わがはい！ 」

　　　　　　　　「(……………とんとん拍子)」


(話のスピードが過ぎて私を置いてけぼり。__…とん、とんと話が進んで私は置いてけぼり ___ … あぁ、くるくると私の頭上を旋回する三羽のヒヨコは幻覚でしょうか？___丁度、暑いのですからあり得る事…でしょうか？)



「 …… 畏まりました。____では … 私の用事が済んだ後で、赤城の主、もしくは代表者に挨拶に伺いましょう。… 貴方様の部屋の割り当て、頼みごと等は此方で決めさせて頂きますので　…　___この辺りを回り … 見学なさっていて下さいませ、…兵士に呼び止められたら　…　私の紹介と名乗れば厄介事は避けられます　…　___宜しいですか？ 」


( … 植木鉢の破片を拾い集めて )

　　「 ん！わかったのだ！ ...“ニャルちゃん” __ちゃんさん！ ...わははっ！こぉ〜〜〜んなに広いだなんて、とっても面白いのだ！ ...うんうん、ここならしっかりわがはいも鍛えられそうなのだ ...！ 」


　　( ...白黒からの言葉を＿＿6割程聞いて Uターン ...する、直前 )


　　　[ ぺちん ]



　　　( ...足元からはみ出す もっふもふの毛並みを持ち ...身長よりも大きい 黒い尻尾が白黒の頬を叩く ...赤頭巾が持つには似合わない ...抱き着けそうな程の尻尾 )



　　「 ...そうだ！噂にあった ...あんな人やこんな人にも出会えると嬉しいのだ ...わはは！ 」



　　　____能天気な笑いが続く

「 …………… 」


( … 理性を揺らがせる__ふわふわの尻尾。…___疲れた頭に効きそうな、黒くてもふもふの毛並み … 例えばこれが見え見えの罠であったとしよう(多分違う)。…だが、どれほどの人間がこれに耐えられるであろうか？…抗えるのであろうか…？　____白黒は疲れていた。…精神的に )

_________


[ｸﾞｸﾞｸﾞｯ]「 … お気を付けて。」



(しかしッッ!!…そこに似た者同士の兄妹の"違い"が…ある！

　____"失礼を働くわけにはいかない"。…丸くなった
　　　白黒ゆえの … 固い【自制心】が踏み出す一歩を
　　　封じ込めたっっ！____誘惑に、打ち勝った感覚)


「 … [ふっ] 」



_______【自尊心】が少しだけ癒えた。




_______(…でもほんのちょっぴり後悔した。)

(/ ....うん、導入はこれでとっても満足なのだ！ ...もふもふ、したかったら遠慮なくしてくれても良かったのだ！...ふふん！ )


(/ ...黒髪青眼のわんこを、沢山愛でて欲しいのだ！わはは！！ ...因みにこれは小ネタで ...身長は157程度で、尻尾だけ180くらいあるのだ！ ...尻尾の方がデカいのだ！ )

(/…これで終わりと？)

(/ ...勿論終わるつもりはないのだ！ ...いやまぁ、眠くないのか少し、すこぉ〜〜〜し不安になって ...ニャルちゃんちゃんさんは大丈夫、なのだ？ )

(/…"氷属性ののどかな人"と、言いましたね？

　　　　　　　_____RESTART)

　　　____ゆさ、ゆさ、ゆさ、ゆさ ....



　　　「 ...うんうん、此処はとっても良い場所なのだ！
　　　広くて ...人も多いのだ！ ... ...多いのだ！！！ 」


　　( ...誘惑の罠 理性を揺さぶる尻尾 ...何度も左右に揺らし続けながら赤い城の中を堂々と歩いて観察し続ける ...

　すれ違う兵士には軽くジャンプしてハイタッチしたり ...赤頭巾の周りだけ陽気と言うか ...何処か知性を置き去りにする空気が蔓延している )


　　　___わはは..うん、とっても面白いのだ！


　　　　　( ...ただし、___笑顔に含まれるものはどこか余裕もあるもので )

________石の道に照りつける日差し

________風を浴びては揺れる葉っぱ…草木の歌

________調和を乱さない鳥たちのハーモニー


( … _____機械の騒々しさも、往来の騒がしさも

　ただ木葉の揺れる音に霞と消えてしまったかのよう
　夏が照る。__…夏が来る。日差しは強く、木々は青く

　　　_____… "夏らしい少女"を誘う )




　…　あの子はしろいワンピース

　…　みずいろわらじのあの子がいくよ

　…　涼しい風の麦わらぼうしの

　…　重たいかごを背負っていくよ

______________…



( … 涼しげな水色の髪をたなびかせて ___
　　なんとも夏らしい … 元気な歌を )



「 _____たぁちばなぁの薫るのきばの

　　まぁどちかぁく ほたる飛びかい

　　おこたりぃ諌むる　夏は来ぬ_____… 」



__________ちょうど…わんこと同じくらいで
__________涼しい風のあの子が行く！

　　　　___犬耳が跳ねて反応する ...なんだか ...とっても 惹かれるから！


　　「 げ〜〜ん〜〜き〜〜な ...歌は〜〜〜 ...！ 」




　　　　　　___こっちから聞こえたのだ！！！




　　　　[ ____ぱりぃーーーんっ！！！ ]


　　( 窓ガラスを割って ...聞こえた方へ飛び跳ねたり走ったり！元気が有り余っている証拠！ ...ぶんぶんぶん、って興味を持ってるからか尻尾も大きく振られていて )

　　ぉえ、えぇ ...ぅぷ、ぅえ、ぅええっ、げほっ ...ぉ"え..

(/…おや、どうしたのかね？)

(/ ...だい、じょう、ぶ ...大丈夫っ ...！！！ ... )

(/…それはいつ頃からあるジョークかね
　とにかく深呼吸 … ティッシュとゴミ箱を
　近くに寄せて、ゆっくり横になりなさい)

(/ ...や、ほ、ほん、と ..大丈夫、だから！...うん、もう、治ってるし ...大丈夫っ ...平気！ ...平気！！、 )

(/どう、どう。…さーて"落ち着いた"なら事情聴取から始めたい。…乱れを抑えるまで深呼吸を繰り返したまえ)

(/ ...理由 ...ん、んん ...なん、だろ ... ...ストレス ...？ ...なんか、こう ...やらなきゃ駄目、感が気持ち悪くなって ...それで ...？ ...ぅう ... はぁ ...やだ、もっといたい...月尾だけいたら幸せ、なのになぁ... )

(/ もう怒られたくないっ..辛い、やだ ..しんどい... ...したくない... はぁ、あ...ぅ、っえ )

(/… ストップ。…まずは、深呼吸してみようよ
　　私しかいない … 此処に私しかいないから
　　横になって … ゆっくり、手を握って)

　　(/ ...もう、やだ..ほんっと、やだよぉ ... ...月尾ぉ... ...
　　　...しんどくて最近昼も余り食べれてないんだけど ...さ ...はぁ、...ちょっと、勉強、身入れるの疲れて ...ちゃって？...うん...ごめんね、月尾 ... )

(/…何のために私が居ると思っているのかね)


(/さぁ、夜だ。…君の時間であり私の時間、繋がれる時を待ちわびる君が 求めてやまない時間が来たのだ。… 話をしようか？話を聞こうか。…大丈夫、私は君を嗜虐すれど、虐げる事はあり得ん … ゆっくりと夜を唱えよう)

(/ ... ...もっともっと、って求めちゃうのは悪い癖だよねぇ ... ...もっと、親密に 幸せを分け合いたくなるのとか ...さ？ )


(/ ...けほ、んっ！ ...なに、しよっか？ )

(/ひとまずコレを君で実験したい)


[〖皮膚同化式-獣体変換粉末〗と…綴った近未来的な袋]

(/ ？？？？？？？？？？？？ )



(/ ...説明を求める！！！ )

(/…旧きものが用いる〖変身能力〗の再現実験で
　偶然、精製することができた所謂まほうの粉さ

　まずは培養するなりして〖生物のパーツ〗を
　確保して乾かし … 特別なすり鉢を使い、粉末状に
　してから … ___"魂のエネルギー"を与えて完成する )

[どすっ___袋をおろす]


(/… 捕虜を用いた実験では、粉末を浴びせると…

____間もなく、毛穴や臍 … 口などから体内に浸透。

____まず肌の色。… 次に毛、爪や歯　…

____体の全てを〖獣〗に作り替えながらも…

____人の形を保たせ … "精神"に浸透した…

____魂のエネルギーが心をいたぶり、発狂へ追いやる

____…発狂に耐えた被検体は【獣】と【人】を制御し…
　　時に応じて身体を変えられるチカラを発現したが

____…耐え切れなかった被験体は心も体も【ケモノ】に…)



(/少々危険すぎるので封印していたが、昨日お風呂で
　存在を思い出したので引っ張り出して来たのだよ？)

(/ なるほどね )



　　　[ Uターンガン逃げダッシュ ]




　　　(/ 地下の子等作る原理と似てるけど流石に俺もそうなりたくはない、かな！！！！！！ )

(/…____[ぐぐっ])



　　[ﾀﾞｧﾝｯ!!]



(/私に体力勝負とは部の悪い勝負に出たものだ)


______涼しい顔して腕組みダッシュ

　　「 いやいややだよ！？何を望んでるかは分かるけど！！！やだよ！！！！？ 」


____大声荒げながら両手を時々使った猛ダッシュ
　　　

　「 安心したまえ … たとえ君がミミズの怪物になったとしてもザレッド・イニールは永遠に私のものになれるのだから 」


( 跳ぶっ 木や標識を掴んで離す … パルクールで
加速しながら逃げようとする魔人を捕捉し続け )

　「 さら〜〜〜っとヤンデレ発言やめてくれないかな！！？ ...歪んだ愛にも程があるんだけど！！！ 」


　　( ... ...溜め息溢れさせて ...急ブレーキを掛けながら両手を挙げて )



　　　　______...したい、なら ...止めないけど、さ

　　　　　　　　　　[ﾊﾞﾝ。____…]

　　　　( 腕を組んだまま___…正面に着地。)



「 … 生物の種類に要望は？__何ならスライムだってある 」

　「 ...それは俺の王様の特権 ... ...もふもふ系が良い 」


　　( ...じぃ〜、と見詰めながら溜め息 )

　　　「 ………… 」

[すっ]_____"犬の柄袋"


( … うきうきしながら背中に回ると
　袋を高く、高ぁ〜く掲げて　___ )

　　「 ...やっぱりそうなるよねぇ〜〜！！！ 」



　　　___魔人の悲鳴のような声が ...城の中に響く

_____…からだの裏に粉が入り込んでくる

_____…皮膚が蠢めいてるみたいなむず痒さ

_____…ｷﾘｷﾘとした痛みが歯と爪で暴れて

_____…耳の奥底から外に出るような叫び声





_____(…まるで全身を貪られるかのような)



__________…………



「 … ふむふむ 」

　　　　　　　_______わぉ〜〜〜〜〜〜〜んッ！！！！！




　　　　　...なん、て？ ...にひ、ひ ...

　　　「 … ふむふむ。___適度に獣。適度に魔人… 」


　( __皮膚という皮膚は薄赤色の獣毛に覆い尽くされて
　　… 脚の長さくらいの…滑らかな尻尾。…犬耳も長めで
　　太くなった指先には__鋭く、小振りなツメ　___… )



　　　「 ____…気分はどうだろう？見た目は97点だ。 」

　　　[ がぶ ] ....鎖骨に噛みつきながらジッと睨み



　　　「 ...お腹空いた 」


　　( ...尻尾で何度も太腿やら何やらを叩き続けながら ...背中をツメで引っ掻き )

「 やぁやぁ … びっくりする程上手いじゃないか 」


( わざとらしく目をぱっちり。… 両手を開いて上げて
　特別でも何でもない…白衣は___紐ごとﾋﾞﾘﾋﾞﾘ破ける )


「　… しかし残念だね、私は食物を常備するほど
　　気の効く人間ではないのだよ。強いて言うなら

　　　　　…　私の好物がひとつだけある　」


　　　( ポッケから___…プラスチックを剥いた

　　　【　O N I G I R I　(塩米高菜)　】
　　　を取り出して __…ひょろひょろと掲げる)


　　　　　　　　「 …… お手。」


______空いた手を差し出す

　　　[ ばくんっ！！！ ] ....残念ながら“魔人”なのだ



　　( ...増えた手がお手をして ... ...高く掲げられた美味しそうなそれを無理矢理掴み取って ...ハムスターみたいに頬張って ...ドヤ顔を見せる )



　　　　[ ...もぐもぐ ]


　　( ...お詫びとばかりに尻尾を揺らす、揺らす ...目の前で揺らし続ける )

　　　　　　「 … [ふーっ]」


( … "ペット"の尻尾を初めにさわる背徳行為。___…
　イヤがる1番を、撫で撫での前に欲望でさわる…
　　___…制御できない自分に呆れのため息 )


[　もひゅ　]　____…揺らした尻尾に掌を当てて


「 … ほぉ 」

(/ ...ごはん、たべてきた！ ...にひひ...んもぉ〜〜、月尾ったらぁ、そんなに俺といちゃこらしたいんだぁ、？ ...へへ、ひひり... )

(/…生憎、決まった相手が居ないものだからね。___…愛でる意味でも、交わる意味でも君を追い求めるのは単なる私の性さ くくく)

(/ ん！いっしょお〜〜〜！えへへ、世界でいっちばん！生涯を懸けて言えるのは、月尾を愛してるって事だもんさぁ〜〜！にひひ、ほんっとだいすきっ！いっつもありがとうね！いきてくれて、こうしてここで会えるだけでもぉ〜〜 ...ほんっと、嬉しいもん！！ )

(/…炭酸でも入ったかな？何にせよ
　君の黄金のような重みの愛には救われるよ。…本当に
　しばらく…君は甘えん坊さんになりそうだ、何なら
　私の胸は空けておくよ、…飛び込むほど厚みは無いがね)

　(/ ...酔ってないし！んは、は！眠気とジャンクと炭酸特盛の組み合わせはやっぱ頭がハイになるのだよ！！ ...黄金も良いけどぉ〜 ...どっちかって言うならプラチナとかダイヤモンドとかそれくらいの愛の方がいいなぁ〜 ...なひひ
　　んぁ！？言っておくけどぜ〜んぜん！バトルもホラーもなんでもできっからね！！！？
そのかわり月尾には胸とかよりも ....空けておくべきなのは都合やら時間！欲張りだからね！強欲だからね！月尾の全てが欲しいのだよ！！ ..はぁあ〜〜、さっさと責任やら何やら取れるようになったら ...んむぐ )

[ぽむぐ]___両頬プレス

[こつん]___薬指デコピン


(/… キマっているようだ。これは私も自衛しながら
　　君を抱き留める用意をせねばな____…くくく)

(/ ふにゃぎ ...むごぐんっ )


(/ ...んにひひひひ！よわよわ月尾の癖にぃ？ ...寂しがりでぇ、恥ずかしがりでぇ ...もふもふ大好きなむーんているぅ〜〜？ ..ひにゃは！ )

(/…勘違いはよしたまえ、私は【ペット】が好きなのだ
　毛並み、気質、それらを引っくるめた意味が【ペット】
　だとしても。…私が愛で、撫でることを好むのは___

　君のような可愛げのある【ペット】なのだよ )


(/…そうでなければ何故私が嗜虐など自称できる？)

(/ ...そんな月尾には色々と面白そうなものを考えておこう！ ......にひひ、可愛いねぇ〜〜〜！ ...十二支をますます好みそうな ...んへへへ、ひひ！ ...おもしろぉ〜いっ )

(/ ...でもたまには俺からも ...色々ちょっと虐めたりももしたい！んな！ )

(/…虐める。…か、そういえば使えそうな小話がある)

(/ ... ...んぉ？なになに！？ ...にひ、ひひひ！ ...前みたいに癒し、とはなばかりの独壇場も..楽しかったし ...またあぁいうのもぉ... )

(/…いや、私のもとに哀れな者が助けを求めに来た
　事なのだがね　____　翡翠。…見せてあげなさい)


　　　　「　はーい　」　______　[ﾌﾞｫﾝ]



　　　　　　(_____魔人の足元に穴)

　　　「 ___んにゃぎゃあぁ〜〜〜んっ！！？ 」



　　　( テンション:ハイ ...魔人もすっぽり穴の中 )



　　　「 ( ___いつかギャフンと言わせてやる！！ ) 」

(_____魔人は…透明になって、部屋にいる)



_________雨の日の夜

[ その日はひどい雨の夜だった。… 書類も片付き、起きていても良いことが無さそうな今日を、私は眠りに就いて終えようとしていた____… ]


_______ﾄﾝ　ﾄﾝ　ﾄﾝ

( … 電気を消そうとすると、玄関からノックの音が
　聞こえてきた。… チャイムが付いているというのに
　どうも来客は自信なさげなノックをしてでもチャイムを
　鳴らしたくないらしい。… 片手に、猟銃を握ると
　私はゆっくり　…　雨垂れの音が響く玄関の戸を開いた )



________ね　…　ねぇ


『 … "催眠アプリ"って　…　作れる？ 』



_________

　　　_____それって駄目な奴では！！！！？！？



　　　( ...透明になっている、なんて魔人は知らない
　　　...ただ流石に それだけは止めようと ...扉に手を掛けて ...静止させようとし続ける ...何かは良く分からないけど ...碌な目に合わなさそうなものだから！ )

[…こんな夜遅く、しかも大雨のなかを訪ねてきた来客の顔と 合うや否や発せられた言葉に私は目を丸くする。…___黒いフードを深く被ったその人物…いや、機は …]


　　「 … R13B(カロン)…？ 」

　『 お…お願い、何も言わずに… 』


( やたらと弱々しく、覇気も無くなり … 見間違えるほど
　マイナスオーラを纏ってはいるが それは黒機に違いない )



　　　　　　「　…　いや、構わないが　…　」

　　　　　____お前かよ何してんの！！！！？


　　( ...無理矢理月尾の手を引っ張ったり カロンを引き止めようと ...色々している魔人 ...透明だから何か影響を与えるのかとかそう言う細かい事は知らないで ...とにかく ...
　　　...特に黒機は___何かやばい気がしたから )


　　　

　　　　　　　　　　　　キｨ―――ﾝ


[其処まで行くと___突然、魔人の視界はホワイトアウト

　　今度はひどい大雨の家ではなく、見慣れた城の中で
　　　　段々…視界がはっきりとし始める_____…]



【黒機の部屋のまえ】

『 … …！ … … … ！ 』



[…部屋のなかから、小さい声が聞こえる…！]

　　「 ...何してんだよ、カロン ... 」


　　( ...当然、此処まで知っておいて引き返す訳にもいかず ...魔人、堂々と黒機の部屋の中へと侵入する )


　　「 ( ..頼むから変な事だけは考えないでくれよ ... ) 」


　　_____妙な不安が心の中を渦巻く

　　　『 ……かみ！…　……いい　…　___かみ…！ 』



[ 電気を消してカーテンを閉めきって … 部屋は薄暗い
　明らかに正常を欠いた気配は不安を大きく募らせる… ]

( … 黒機の様子も、かなり挙動不審じみたものだった
　ぼそぼそと聞こえる口調に抑揚がない。…あの、軽口や
　不適でナマイキな言葉はどうやっても出せそうにないし
　…隅のベッドで、祈るような仕草で"光"を見つめてる…？)

_______________…




　　　　『 うち…は　____…うち…は　_____ 』


　( … 怪しげな紫色の光を放つのは__携帯型の機器。
　　その光をじっと見つめて"イヌ"はうわごとのように )


　『かっこ…いい　___…カッコいいオオカミ…おおかみ…』



[…まだ外れてない屈服の首輪。__…飼いいぬへ堕とされて
　哀れな黒機の、自己暗示…自己催眠…自己欺瞞があった

　　　…　機械らしさ0の切実な使い方をしている]


『いぬじゃない…イヌじゃない…オオカミ…うち、オオカミ…！
　絶対…ぜったいぜったい…ぜったい…オオカミ…おおかみ…！』

　　　　______何やってんの？？？？？


　　( ... ...黒機に呆れた様子でジッと見詰める ...
　　　...情けない犬の遠吠え ...狼と呼ぶには弱々しく 貧弱な黒機の雰囲気 ...
　　　....首輪が妖しく紫色に光っていて ... ...服従を半ば無理矢理強いているものだから ...逆らいを拒否している )



　　　「 ( ...あぁ、催眠ってそう言う事か ... ) 」



　　　____________頬杖を突いて眺めている ...可哀想、と傍観者気取り

______其れをかれこれ、1ヵ月程続けているようだ


　[ … 何処からともなく、魔人にのみ聞こえる声 ]


______やはり、君と似た者同士だよ …

　　_____... ... ....俺は此処まで馬鹿じゃないと言うか思い悩んだりしないよ？


　　( ...溜め息混じらせながら返事をして ...はてさて、何が目的なのかと魔人も思考する )

____…此処は追憶、君は今の
____弱くなったカロンをどうしても
____何に問われる事はない。…さぁ
____何をするのか見せて貰おうか


( … 黒機はﾌﾞﾂﾌﾞﾂとひとりごとを呟き続けている )

　　　「 てい 」



　　　[ ...ぐぐぐぐぐぐ ]

　　( ...首輪を___魔人の“黒い”両手で掴んでぶっ壊そうと力を込める ...黒機からしたら恐怖体験にも程がある事を 忘れて )

『ウチはおおかみ___…うちっほぉぉわｧおｧあっっ！？』


[あまりにも突然が過ぎて身をよじって暴れるッ！！
火傷したみたいに転げ回って転げ回って吠えるっ！！]

　　「 ( ...やっぱカロンは反応が面白いなぁ ...にしても ) 」


　　　____壊れる気配は無し、か ...




　　　( 魔人の ...魔物化させた両腕は 分子にまで分解して 全てを壊す ...なんて、一撃必殺特化型 ...それで触れてもなんともない ...___オーパーツ的なものだと理解する )


　　　「 ...あれ、今更だけどカロン ...俺の事見えてる？ 」

[転げ回っている時にあっちこっちにぶつけたらしい
部屋は散らかり、痛む腰をおさえて震えて突っ伏す]


『 いっ… たたたた…っ____何さぁ…ますたぁ…
　透明化装置とかでも使って実験中だったワケ？

　ばぁっ…ちり見えてますケド…　__ぐうぅ…！
　　もー、これじゃ泣きっ面にハチだよぉ…！ 』


　( とほほ、なんて言いながらぽんぽん、と埃を
　払って立ち上がって…外れそうにない首輪を撫でる )


『… んで、何さ？なっさけないウチをからかいに来た感じ？』

　　「 ん〜〜〜、まぁ ....そんな、トコ？ ...中々俺等の技術も面白いもんだよね ... ...はいはい、まぁまぁそう悲観しないで ... 」


　　( ...興味を深めたのか 首輪に対する視線がより色濃く敵意を持つ ...
　　　...もう一度触るのも、良いかと考えながら )


　　　「 壊しに来た、その首輪 ...なんだけど ...ん〜〜、結構裏技的なこれでも壊れないのかなぁ 」

　　　　『 … うちがさわっても力抜けちゃうし
　　　　　力ずくじゃぁ、ダメっぽいヤツだね … 』


(____…すっかり逆転して、全っ然攻めることを許されない日々を悶々と思い出す____…ウチが、ウチが、ずーっとえさ扱い。…屈辱で、見慣れない……あの子で、身も心も【飼いいぬ】に堕ちそうになり___…その度、必死で拒んでいる…)



　『 … はずす方法は分かってるんだケド___…うぅ… 』

　　「 ...ふ〜〜〜ん、それでぇ？ ...どうやったら外せるのさ 」


　( ...何度も写真撮りながら じっと見続ける ...こんなに弱い黒機は中々珍しい )

『…… 言ったらあの子に何かやりそうだし"拒否権"！』


(___とは名ばかり、腕をクロスしてウインクするだけ )


　　『 …って言っても、あの子を捕まえられる
　　　ワケないから言っちゃっても良いかなぁ…

　　　"装着した人"なら簡単に外せちゃったり。
　　　　　そりゃもう…スポッ、て感じで！ 』

　　　_____ ...カロンはさぁ、どうしたい訳なのよ

『 … コレ、外したい 』


( … しゅん、とその場に座り )

(/ ....った、はぁあああ〜〜〜〜〜！！！..へひ )

(/…わう)

(/ ...おいおいおいぃ、可愛いなぁかろんさんよぉ、にひひひひ )


(/ ...ちょいとまってぇな、今気分がやみやみほらー君なんだわ... )

(/…ふぇえ…ウチまだ虐げられちゃう…？)

(/ されたいの？ )

(/な・いｯｯ!!

　いやいやいやっ！？ウチそーゆーキャラじゃないじゃンっ！？なぁ〜にすり寄るアクマさんみたいな事言っちゃってくれてンのっ！？)

(/ ...魔人、だし？？ )

(/…首輪が無かったらバリッと行っちゃうトコだよ？)

(/ にひひ、平気だけどぉ〜〜？ ...んん、回復 ...続き、か否か ..何をする？ )

(/………メンタルへるす)

[____覇気0]

(/ ... ...なるほど？ ...癒しを求める、と ...そう言う事だね？ )

(/…んん、別のコ呼ぼっか？しばらくウチは扱いに困るだろーし)

(/ .....ごめん、ね？ ....うん、なんつ〜か...ごめん )

(/[がぶがぶがぶがぶ])

　(/なぁ〜んで謝るのさぁ？心配しなくたって
媚びるなりなんなりして月跳に外して貰うもん！
　まっすたーこそメンヘル必要なんじゃな〜い？)

(/ ...そろそろ身体中噛み跡だらけになりそうなんだけど )


(/ ...こほん、...んんん、中々最近はお互いにしたい事が出来てないかなぁと、思ってね ... ...申し訳ないね )

(/ん？___ウチらはやってることぜ〜んぶやりたいこと。…そこんとこ勘違いしちゃダメ。ダメよ？…駄目、ダメダメメダカ。…ごめん忘れて恥ずかしい)

(/ ... ...ふ〜〜〜〜〜〜 ...よし、気持ちリセット ...して ...さて ... ...さてさて、どうしようかな ... )

(/にゃはるは。…闘舞でも致すかな？)

(/ ...闘う場合はそうだね ...オオカミか夢魔、 ...赤猫やらまぁ誰でもいけるよ？ ...にひ、ﾋ ...ただまぁ )



( ___..悪を殺したいってんなら ...にひ、ひひひ )

(/…殺して欲しいの間違いではないにないかの？)

(/ さてなんのことやらやら ...にひひ ... )

(/くくっ、まぁよい。では望むがままにされてやるにやろ！
　獲物を寄越せ！)

(/ ...なんか月尾の気持ちが良く分かる気がする ...溜まり過ぎた欲情が怒りやら鬱憤やら何やらに変わっていくのを ...ふぅ )



　　　______さて、やろうか

(/……爛れがよいなら構わぬぞえ？)

(/ しないよばか！！ ...だめ )

　　　_____ ..引き金は 城の伝達掲示板に貼られた物



　　　『 賞金首狩り始めました:___夏の特別ボーナス！ 』


　　　( ...デッカい文字に 様々な顔写真 ...そう、つまりは治安改善 ...イメージアップ ...そう言う意図が丸分かり ...
　　... そしてまたの名を___ストレス発散の祭りごと )



　　　_____赤城の周りにも、それはそれはたくさん

(/_____…かか、まぁ 無理にとは言わぬさ)

__________________


そろそろ〖戦車乗り〗が現れる時期ですね …


( … なみなみと水を貯めたバケツを手に__賞金首の張り紙を眺めるのはこの城のメイド。… 顔写真には 明らか人ではないナニカ、人だったナニカ、人とは思いたくないのに人の名前を持つナニカ等も混じった、混沌(カオス)な様相を呈していた )


「 弾薬、修理、薬品、食品 … また忙しくなりそうです

　皆様にも、賞金首と間違われぬよう声をお掛けしないと 」



__________ｷﾞｬﾋﾟﾝ　ｷﾞｬﾋﾟﾝ　ｷﾞｬﾋﾟﾝ　…


「 … あら、もう_____… 」

_____ｷﾞｬﾋﾟﾝ　ｷﾞｬﾋﾟﾝ　ｷﾞｬﾋﾟﾝ　ｷﾞｬﾋﾟﾝ　ｷﾞｬﾋﾟﾝ　ｷﾞｬﾋﾟﾝ…



( … 塀のそとを、新幹線____…から、ぶっといロボットの足が生えた〖戦車〗が歩いている … 多くの装甲と移動力を両立させる目的があるらしい事が伺える、完成度の高い〖戦車〗だ。…さぞ、手練れが乗っているのだろうと白黒は思いながら … 戦車が歩いていく方角を見つめる　… )


「 … 今年も激しい〖首狩り〗になりそうですね 」

(/…合わせて導入を手伝わせて頂きました。ニャルちゃんです)

(/ _____... ... .... ...また今度、ね？ )



_________________________



　『切り裂き魔』『血吸い』『リローダー』『ドロドロ』



　　二つ名だけで ...写真が不明な手配書も幾つかありあり
　　...ただし、“仮面”や機械達 ...鷹人達の監視により ...居場所は分かっている ...誰を狙うかは___早い者勝ち

(/ ...かぶった！！！ )

(/というわけで…〖戦車乗り〗がやってきてくれました)

(/ ... ...風来のシレン？ ...ん、んんん ...こほん )

______〖首狩り〗の時期は敷地内、城内を開放中 …


「 … (なので〖戦車乗り〗の記録を取るのが私です) 」


(メモと…ペンを取り、門をくぐってくる〖戦車〗を記録)

_____________…

____ｽﾀﾗﾀ　ｽﾀﾗﾀ　ｽﾀﾗﾀ　ｽﾀﾗﾀ　ｽﾀﾗﾀ　ｽﾀﾗﾀ　ｽﾀﾗﾀ
[砲塔が３つ、装甲も分厚く…動力は人力のハリボテ歩行]

「 … 〖エレジーボンボン〗…実用的ですね 」


____ｳﾞｨﾘﾘ"ﾘ！…ｷﾞｷﾞ…ｳﾞｨﾘ"ﾘﾘ"!!…ｷﾞｷﾞ…ｳﾞｨﾘﾘ"ﾘ!!
[節々から火花を散らす巨大銀カニ。…ハサミは双伐採機]

「〖スカラッパ〗…賞金首の流用でしょうか？年代物ですね」


____カ"ンｯｯ…ｳｩ−ﾝ　カ"ンｯｯ…ｳｩ−ﾝ　カ"ンｯｯ…ｳｩ−ﾝ
[ｷｬﾀﾋﾟﾗを脚のようにして無理矢理歩行する小型陸上戦艦]

「〖大馬鹿戦艦〗…！コレを稼働できる〖戦車乗り〗がまだ居たなんて…余程、ムダ遣いをしなくてはならないほど資金をお持ちなのでしょうか… 」



( … 50Mを越えてそうな〖大馬鹿戦艦〗が正面の門を歩いただけで崩しつつ、敷地内へと入ってくる　… )

(/…〖賞金首〗。…楽しい響きです)

(/ ...分かる ...いやぁ、にしても .... ...凄い戦力が来るね？？？ )

(/…早い者勝ちの賞金首とはそういうものと存じますが

…居場所すら手探りの頃と比べ、場所を知っているなどなんという贅沢…！このような城で貼られた賞金首ともなればリターンも相応と決まっています、低級…高級も関係なく首狩り達が来るのも自然なことなんです、義兄様！)

(/ ...そういえばそういうものか ...にひひ ...いいね、面白い ...さて ...俺は4人、候補を出したんだけど ...____全員狩るかい？ )


(/ ...イキイキしているニャルちゃんを見るのは幸せだね、可愛いし )

(/…狩るか捕えるかは首狩り達が決めること。…私めは引退した身ですので、功績やリターンは彼らに譲りましょう。…ふふっ)


「 … 褒めても、お菓子位しか出せま___…

　[ｸﾞｸﾞｸﾞｯ]_____…！…ｯ!…___？　… 」


( ___ 首狩りの会話に夢中の白黒は… 背後に浮かぶ【薬品漬けのﾊﾝｶﾁ】に気付けずに__…突然、口元に被せられたそれを吸わされ…崩れ落ちるように__)

　
　　　　　　　[　ばたんっ　]　　____ｽﾞﾙｯ…



　　_________ﾌｫ　ﾌｫ　ﾌｫ　ﾌｫっ　ﾌｫっ　ﾌｫっ　…


( 海外ホラーゲームで聞けそうな笑い声のする暗闇へと__…引き摺られ、消えて行く　_____… )







　　　　　　　　【Mad Hunting!!!![2023]】

　　　　　　　　→1PLAY　　　　　　2PLAY

(/ 言い忘れてたけどそろそろごはん .. ...ブチ決めてくる！ )

(/___________…[ｽﾞﾙｯ____…ｽﾞﾙｯ___…ｽﾞﾙｯ___…])

(/ ____後なんでそうなってるのか俺には分からないからね？？？？？？？なんで？？？？？？ ...ま、まぁその ...いきて、よ？ )

([______次:【砂丘の姫君】])

(/ ___ただいま、にひ、ひひひっ！)

(/…[行方不明者1名、賞金100000z])

(/ 何やらかしたの？？？？？？？？？？？ .... ....ふむ )


(/ ...夢魔もとい、見廻警備課 ...出動かな？ )

_____________警備課:夢魔へ


【監視ルーム:通信係】

:___…[ツー、ツー]


( … 電話だ )

　　...zzZ ...zzZ ...zz ...ﾊｯ


　( ...赤城の中が賞金首狩りやら何やらで奮闘してる間 ...興味は無いから、と鷹人のお誘いも断って椅子に座りながら寝ていた所 ...眠りを妨げる電話 )



　　　_____...ﾊｲ、ｺﾁﾗ ...ラルルゥプ ...ﾅﾆｶ、御用？


　　( ...ちょっぴり機嫌も悪そうだ )

【監視ルーム:通信係】



_____…もしもし、監視ルームより警備課へ緊急伝達です

(慌てる様子が微塵もない。…安定している理想的な通信係
どうやら…"緊急"という事で、かなり大事ではあるようだ)



_____…〖首狩り〗の時期ですが、其方に大きく
　　　動いて貰わないといけない事態になりました

　　　　【ニャル】使用人長が行方不明です

　　「 ... ...ﾔﾚﾔﾚ ...捜索、ね ...ｱ〜〜 ...それなら ...

　　　____ワの分のﾎﾞｰﾅｽ ...確保ﾖﾛｼｸ 」



　　( ...立ち上がり 髪の毛の手入れ ...目元に包帯を巻き直し ..電話を聞きながら ...迅速な準備
　　　...薙刀にもチラッと目を向けて ...この物騒な中、敵によっては生死を問わなくても良いと判断する ... )


　　　「 ...ﾏ、ワなら誘い出すﾎｳﾎｳがいくつか ...あるﾖ 」

【監視ルーム:通信係】


__…話が早くて助かります。…原因は此方で調査中ですが
【女襲魔:Dr.ゲドゥ】と呼ばれる高額賞金首が疑わしいと
感知担当は分析しました、現在〖戦車乗り〗が片っ端から
　賞金首を狩っていますが 件の高額賞金首は巧妙に隠れ
　未だに消息を掴めていないとのこと。…では、頼みます


________…[ｶﾞﾁｬﾝ]




【　…　万能薬の外道学者:25000z(有給2日)　】



( ___…〖戦車乗り〗達に配慮し、住民は部屋に閉じ籠り
　　廊下の灯りを消して、…城内は夜の世界と化していた )

　　　　______ [ ﾎﾞｯ ]



　　　...こつ、こつ、こつ ...



　　( ランタンに火を灯して 城の中を歩く ...わざわざ自分から居場所を晒すような行為 ...足音も わざとらしく鳴らして ... )


　　______...ﾏｯﾀｸ、お祭りｻﾜｷﾞも良いﾄｺﾛ ...ハインとﾊﾔｸ ...ベッドのﾅｶで ...ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ



　　　　　( ...溜まった鬱憤、晴らすのも近い
　　　　　...鷹人にカッコいい所が見せられないのが残念 )

【行方不明者捜索:進捗度 56/500】


( … 薄暗い廊下が続いている ___ どうも
　慣れた場所でも、灯りを消せば不気味さが
　拭えない。…内装が古く、なまじ広いので
　なおさら__…なんなら動物型の殺人人形や
　___正体不明の大型生物なんか出ても

　…　なんら不思議じゃない。…ｷﾞｼｷﾞｼと
　鳴る床、静けさの中…遠くまで響く足音
　何処から鳴った音でも反響する暗闇…… )



【______"irregular"との距離】

夢魔−−−−−−−−−−−−−−−💀

　　____ ... ...〜〜〜〜♪



　　( 恐怖って感情からは程遠い夢魔 ...と言うか包帯を目元にぐるぐる巻いてたりする時点でこっちも結構ホラー的な風貌 ...夜道で会ったらダッシュ逃走推奨な見た目 ...

　　　...そんな夢魔は鼻歌を歌いながら軽快に ...一歩一歩を確実に踏みしめながらランタンを揺らす ... )



　　「 ... ... ...ハインにｻｲﾀﾞｰ ...ガブ飲み ...♪ 」


　　　_____...“興奮”する事柄を脳内リピート

【行方不明者捜索:進捗度 450/500】


(___恐怖さえ持たなければ、…夜の城など脆いもの

　… 驚きを元に姿を現す【少額賞金首】や【特殊賞金首】。
　奴らは厄介なデバフや、高い回避率・攻撃耐性を用いて
　苦しめるが、…それらひとつも夢魔には会わずに___…

　　【高額賞金首】の近くへと辿り着いていた。)




________突然… 物陰から、…ハンケチが浮かび上がり

________音すら立てず…夢魔の背後へ近付いて来る…

　　　　____________ﾊﾟﾘﾝｯ！



　　( ランタンを地面に投げ捨て ...燃え広がる炎を無視して ...背中の薙刀を前方に突き刺して体を持ち上げながら ...___背後を蹴り上げ一回転 ...ぐるりと体を捻り、 ...脚を伸ばして地面へ着地 ...
　　...これ見よがしに 揺らすものは 誘惑と煽り ...そして、みだらなもの )


　　( ...包帯の裏から ...眼光が 背後の何かをジッと睨み見詰める )



　　　「 ..... ....ﾅﾏｴ、聞こうか？ 」

　　　　　　　　　[　ﾌ"ﾜ"ｰｧ"　]


〖______暗闇に紛れ、半透明の輪郭がぼやける…〗


　　　　　　【外道 Dr.ゲドゥが出た！】


( … いやらしい嘲笑を思わせる歪なペストマスクから
　血のように真っ赤な眼光が漏れ出ている__…潜水服や
　宇宙服を思わせる、所々ツギハギの衣服は…隙間から
　薬品臭たっぷりの煙を吐き出す___…見るからに外道 )



【TALK】

『 ｵﾚｦ ｼﾗﾝﾉｶ?...ｼｶﾀｶﾞﾅｲ ｲﾁﾄﾞｼｶ ﾅﾉﾗﾝｿﾞ

　セカイ イチ ダイ テンサイ ｵﾚﾊ ゲドゥ

　　　　　ｵﾏｴ ... ｵﾚｶﾞ ﾐｴﾙﾉｶ? 』

　　「 ﾊﾞｯﾁﾘ 」

　　( ...薙刀片手に親指立ててグッド ...緊張感皆無な様子がまた夢魔らしい ... ...そしてまぁ ...なんとも、残念臭が香る敵 ...思ったよりも ___任務を達成しやすそうなもので ...安心感が身を包む )


　　「 ...単刀直入にﾖｳｹﾝを言う ...ニャルちゃん、もといﾒｲﾄﾞさん ... ...そのﾋﾄ、誘拐した？ ...ｻﾃ、どうどう？ 」


　　　　___見える理由は ...色々あるかもしれないけれど



　　　　　“悪意”を...悪魔やら夢魔やらは感じ取りやすい ...から？

『 ﾐｴﾙﾅﾗ ｼｶﾀｶﾞﾅｲ　...

　"バンノウヤク" ｦ ﾂｸﾙﾀﾒﾆ マダマダ
　ｵﾝﾅ ﾋﾞｼﾞｮ ノ ｲﾉﾁ ガ ｲﾙ...ﾃﾞｷﾚﾊﾞ

　ｲｹﾄﾞﾘ ニ ｼﾃ ｼﾝｾﾝﾆ ﾂｶｲﾀｶｯﾀｶﾞ 』


　　　『　シンデモラウ!　』


　　　　　　　【外道　Dr.ゲドゥが一体出た！】


　( ___ 互いに話をロクに聞かないが…手短に
　　　向こうから襲い掛かってきた。背中に両手を
　　　隠すと、両手にビンを持って戻してきた…っ！　)


[…マジシャン齧った動きだが、濁緑がうごめくビンは
　口や眼がある【外道の液体】で充たされている…！？

　___…そしてテンプレ通り、ビンを投げてきたっ]



　　[　ヒュルヒュルッ！　ヒュルヒュルッ！　]

　　「 ... ...ﾖｼ、此処からは .. “正当防衛” ...



　　　　_____ワは悪くないからﾈ ... 」


　　[ ｼｭﾙｼｭﾙ ... ] ( 目元の包帯を解いて ...ロープみたいにひゅんひゅん回す )



　　　【 絡抱搦 】

　( 包帯にてビンを ...決して割らないように巻き付けて確保して ... 引き寄せて ...捕縛を解いてから 投げ返しつつ ...身を屈め 反対に薙刀を構えながら 突っ込む！ ...キッラキラで眩しくて 可愛い模様の入った目が 魔性の魅力を醸し出す ... 勿論それも含めて“狙い” )




　　　[ ﾌﾞｫﾝｯ！ ] ___薙刀を前方に突き刺す！

　　　[ﾊﾞﾘﾘﾝｯ!]『 ｳﾜｧｯ...ｼﾞｬｸｻﾝｾｲ スライム ｶﾞｯ 』

　　　　　　　　　　　ﾄﾞﾄﾞﾛﾍﾞﾄﾞﾎﾞﾄﾞｯ


　　[見た通り鈍い悪魔はビンの中身をモロに浴び____…

　　　中身の正体〖スライム〗に纏わり付かれ身動きが
　　　取れず、…　土手っ腹に薙刀の鋭い刃が迫る…！]


　　　　　_______ﾎﾞｼｭｩ!!…ﾌﾞﾜｧｧｰｰｰｰｯ!!


　　『 ﾊﾞｶﾒ!!【sword】ﾆﾊ ハンゲキ ｶﾞ カノウ！ 』


[しかし【sword】反撃能力！…宇宙服に刃が刺さると__

穴が開いたバルーンじみて濃緑色のガスが噴き出すｯ!
麻痺！毒！タルンダ！所見殺しの…外道な反撃だ！]

　　薙刀 ...名を　___『目醒宮』


　　...特に何の特殊な能力も無い ただしこの世界に一振りしかない ...ただ切れ味が抜群に良いだけの___薙刀だ



　　　　そしてそれは　　　　....気体を問わず
　　　


　　　「 ...ﾜﾙｲね、ワ ...これでも、ニャルちゃん ...ｽｷなんだ ...ﾀﾞｶﾗ 」



　　　[ ｽﾞﾎﾞｯ ..ﾌﾞｫﾝｯ ]
　( 一度引っこ抜いてから ...ガスを斬り裂き 夢魔に当たらない“道筋”へと蔓延する方向へ ... ...
　　　　そして... ...ジッと目が鋭く、 睨む )



　　　　　　　_____恨むなら、ｼﾞﾌﾞﾝを恨むｺﾄ



　　　　　【 地蔵抱擁散桜 】


　　　　[ ﾄﾞｸﾞｼｬｯ ...___ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ！ ]


　　　( ...もう一度腹に突き刺して 地面へと押し倒せば
　　　...持ち手の部分にてポールダンスの様に踊りながら ...深々と突き刺し！傷口を拡張して ...夢魔の重さも乗せて ドリルの様に ぶっ刺していく！！ )

　　　『 ﾁﾅﾐﾆ ｹﾞﾄﾞｳ ハ ｼﾞﾀﾌｸﾒ ｳﾗﾐ ノ ﾀｲｼｮｳ 』

　　　ホ"ｷﾞｬｧ"ｶｶ"ｶｶ"...ｲ"ダダダﾜ"ｧ"ア"〰️〰️ｯ!


[ ﾜﾝﾎﾟｲﾝﾄの解説を挟む律儀な悪魔が抉れる！抉れる！
　みるみる体力は削れ、ﾄﾞﾀﾊﾞﾀとコミカルに暴れた！

　　___…纏わり付いたスライムも何故か回る ]



　　　　　　　ﾔ"メ"ロ〰️ｯ　ｵﾚ ハ ﾎﾟｰﾙ ｼﾞｬﾅｲ!

　　　　　ナンﾅﾗ ｽﾃｰｼﾞ デモ ﾀﾞｲｻﾞ デﾓ ﾅイッ！

　　　　　　　　ｿｳ!　アイ・ｱﾑ________…


　　　　　　[ばっ！…ノリノリなポーズを決め…]


　　　　　　　　Dr.ｹﾞﾄﾞｳ　ゲドウ〰️〰️〰️〰️ｯ!




　　　　[　キン、ｷﾝｯ　ｷﾗﾝｯ　_____…　ﾎﾞｼｭｩ!!　]


　　　　(_____ガスが漏れ出る。…全身が震える…)


　　　　　　　　　〖爆発するぞ〰️〰️〰️ｯ!〗

　　　「 ..... ....嫌いじゃないﾉﾘ、でも ...ｻﾞﾝﾈﾝ 」




　　　______今のワにとっては ...ちょっとムカつく



　　　( ...ランタンの方へと包帯を伸ばして ...火を付けて


　　　...夢魔は距離を取る ..それはそれはかなり遠く )




　　　　「 .... ﾎﾞﾑｯ ... して、ﾈ？ 」　





　　　　　ガス+炎＝　　せーのっ





　　　　　　[ 大爆発音！！！！ ]

______…通路の外壁が一部剥がれ落ちる位の勢い…


[カンｯ!ｶﾗﾝ…歪んだペストマスクが転がる様がなんとも

　　　　　　　　…　"ぐにぐに"…？]



　　　　　　『[ぐにょ___…ﾌﾞﾆﾌﾞﾆ…]』

[…ペストマスクの被り口から濁緑のぐにぐにが溢れ…
　眼の部分に____再び血のような赤い眼光が灯る…]


___________ｽﾀﾀﾀﾀ…ｯ!



【行方不明者捜索:進捗度 490/500】


( …【ゲドゥヘッド】は、濁緑の粘液を通ったあとに
　残しつつ___…銀色のスライム並みの早さで逃げ出す )

　　「 ...ｲﾏｻﾗだけどｺﾚ、怒られな ...ﾝ？ 」



　　　( ...... ....まだ命があったのかと その生命力の高さに呆れて ...同時に 小さな舌打ちを漏らせば )


　　　　「 ﾖｯ 」



　　　_____薙刀をちょうど外道頭に向かって投げる！角度良し！速度良し！ぶっ刺す！




　　　「 ...ニャルちゃん、ｻｯｻとｿｳｻｸしないと ...なんだから 」

　　　　　　　『ギャｧｯ![ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯ!!]』


( … 刺された薙刀。…より、多くの体液を撒き散らし
　外道の底辺とも言える身体を揺らしてヘッドは逃げる…

　______…ゲドゥの行き先は、体液で分かりそうだ )



【行方不明者捜索:進捗度 491/500】


[________…]

　　[ ...ｽﾞﾙｩ ...ﾋﾞｼｬｯ ]


　　( 引き抜いて 振り払えば ...薙刀に着いたドロドロの体液やらを取り除く ...眼を覆わない違和感やらが生じる中で ...暑くなって来たのか 上着を脱ぐ ...インナーのみに )



　　「 ...思ったより長引いてる ...ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞかな、ニャルちゃん 」


　　　足音を再び響かせて ... ...少し足速に跡を追う

　　　　　【どうせエンカしないので移動は割愛】


_____________…


【 露出した階段 】

[ … 地下へ続く、階段が現れている___…体液はここに続き、奥深くまで垂れ落ちていた。… 無断改築、誘拐、暴行未遂 … 間違いなくクロだ。そして此処には【外道】が隠す何かがある___… ]


　奥へと進みますか？

YES
NO

　_____________...ﾖｼ


　　( 殺しの許可が得たのと同等 ...夢魔 ...これほどまで長引くとは思っておらず ...鷹人に会いたい欲が加速する中で ...我慢の選択を強いられている ...

　　...じっと目をつけて 此処まで来て ...引き返すなんて、そんなつまらない事はしない )


　　　足取り軽く ___階段を進む



　　　　「 ....ｱﾌﾞﾅｯ 」

　　　　...時々転びそうにもなりながら

【行方不明者捜索:進捗度 498/500】

_______________…



　　[ … 最深部 そこまで辿り着き、周囲を見渡すと
　　　そこかしこに【緑色の狂気】が乱立していた …

　　　道となる 鉄の橋がどこまでも続き … 両脇には
　　　緑色の液体で充たされた…【保存機】がいくつも

　　　___…そのどれもが屈辱的に 或いは惨たらしく…
　　　望まない仕打ちを受け 閉じ込められている人型 ]


( … 植物の繭で身体を卵のように包まれ 片腕 だけが
　外に出ているもの___…両手両足を繋がれ 溺死寸前の
　状態を僅かな酸素でキープされ続けているもの___…
　夢魔と、似た種族に至っては___…頑丈に眼をつけられ
　キツく鎖で縛られ パイプで繋がれた仮面を固定され
　常に___生命のエネルギーを絞り取られている… )


___________


[…白黒の姿は無く、最奥のひときわ巨大な保存機に
　粘液は続いている…____不穏な気配が強まる…！]

　「　　　　ﾌ~~~~~ﾝ 」



　　( ...興味、無さげ )







　　　　( ....そう、びっくりする程 ...興味が無い
　　　　正義感や 恐怖や ...そんな気分が一切湧かない ...
　　　...自分がああされるかもと言う 被虐的な興奮も無い ...怒りさえも湧かない ... 機械のように思える程、心の色を見せない )



　　　　　______冷めた目を、被害者達に向ける ...




　　　　　　　　　　なぜなら ...



　　　　「　　ﾁｮｯﾄ ...ワの性癖には刺さらない、ｶﾅ 」




　　　　夢魔は　　　_____イカれているから






　　　[ ...更に、奥へと踏み進む ]

　　　　　【行方不明者捜索:進捗度 499/500】


(______… 巨大な保存機の中に"白黒"が浮かんでいる

　　… 怪我はないようだ__しかし、気を失い…無防備。
　　うごめく【ゲドゥヘッド】は…保存機の上で蓋を開く)


『 ﾀﾞｲｼﾞ ナ ｹﾝﾀｲ ｻﾞｲﾘｮｳ...ｺｲﾂ ガ ｱﾚﾊﾞバンノウヤクﾆ
　グッ ﾄ ﾁｶﾂﾞケタ ｶﾞ...シカタｶﾞﾅｲ コイツ ｦ ツカッテ

　　　コ ン ド ｺｿ ｵﾏｴ ヲ ｺﾛシ________... 』


　　　　[ﾄﾞﾄﾞ___ﾛ… ｸﾞﾌﾟ…ｸﾞﾌﾟﾎﾞｺｯ…ﾎﾞｺﾞﾎﾞｺﾞｯｯ]



[____…【ゲドゥ】のペストマスクが白黒の頭を覆い…
　　濃濁緑のﾍﾞﾄﾍﾞﾀが垂れ___…清潔なｴﾌﾟﾛﾝﾄﾞﾚｽを汚す

　　　　　　… ____ﾊﾞﾁｬｧｯ!!　…　ﾋﾞﾀﾝｯ!!]


( 保存液から飛び出した【濁銀】は…緑の液体を散らして
　夢魔の前方に着地し__…ペストマスクの眼を…赤く輝かせ)



　　　　　　『　オマエ ｦ ｻﾞｲﾘｮｳ ニ ｼﾃﾔﾙｯ!!　』




　　　　　　【外道 ゲドゥニャールが一匹出た！】



(____…白黒の身体を奪った【外道】が降臨する…！)

　　　「 ...ｺﾏｯﾀﾈ 」


　　　( “そう言う本”にありがちなものになった所で ...案外それが、どんな人質戦法よりも厳しいのが悩ましい ...こうなれば薙刀は ...不用意に傷を付けるのみ )


　　　「 ... ..ｻﾃ、どうしたものかﾅ .... [ ｸﾞｩｳ〜〜〜〜 ... ] 」


　　　( ...少しばかりお腹も空いたもので ... ...夢魔にとっては此処が正念場 .... ...溜め息を ...吐く前に飲み込んで 豊満なそれを揺らしながら 構える ... )



　　　______素手だけでﾔﾙのは久しぶりだから ...ﾋﾞﾐｮｳだけど ...やるしかない、ｶ ...にしても




　　　　　「 ...ﾔｯﾊﾟﾘ、ニャルちゃんは ...ｳﾝ ...興奮する .... 」



　　　____両瞳が ...キツイ桃色へと染まる

( 操る意識は違えど … 捌き方は身体が覚えている
露知らぬ外道に突き動かされた白黒が繰り出すのは

　_____体格の差を憂いて新たに習得した…！ )


　　　　　　　　[ヒュォロォ！！]

　　　　　　【　鮮やかな蹴りだ！ 】


[ 右足で踏みこみ、左足を横向きに突き出してｯ

　…伸ばしきると直ぐさま左足で踏みこみ！勢いを
　右の足に繋げてｻｯｶｰﾎﾞｰﾙキックを降りきっては…！

　　　　　地面を蹴りつけて回転跳躍っ！ ]



　　　『 ﾅﾝト ｵﾓｲト"オﾘ ニ ｳｺﾞｸ カラﾀﾞ!!
　　　コレﾅﾗ ﾅﾝﾃﾞモ ﾃﾞｷﾃ シマｲｿｳ ダッッ！ 』


(____体捌きに驚きすら覚える外道！…回転する体は)


　　　　　　　　[　ゴゥォンッ！！　]


　[逆回転の向きを利用し、足の爪先を叩きつける
　　　変則的な蹴り技を夢魔へと浴びせるっ！！]

　　「 ...ﾅﾙﾎﾄﾞ、手強い .... 」



　( ...両腕で防御を続ける 続ける ...一撃一撃が重く 鮮やか ...じりじりと痺れを起こして 体の力がすとんと抜ける ...そして更には )



　　　　[ ﾄﾞﾝｯｯ ] ....ｲﾀｲﾈ



　　( 変則的な蹴りが頭部にクリーンヒット 無理矢理地面に倒されては ..無理矢理何度も身体を跳ねさせられては ...

　　僅かに切ったのか 頭から血を流す ...それでもなんら


　　堪えた様子すら無く ...寧ろ、元気な方だ ... )





　　　　　　　ﾃﾞﾓ ...　ﾁｶﾞｳ ....そう、違う ...

　　　　　ニャルちゃんの動きは ...ｺﾝﾅﾓﾉじゃない ...！




　　　( ...ふらふらと身体を起こして ...真っピンクの眼を向けて ...舌舐めずり )



　　　　　　[ 急激に跳び上がり ...濁白黒の頭を両脚で挟み込む！ ]


　　　　【 八尺役者・花菱交 】



　　　[ ｸﾞｫﾝｯｯ ] ___そのまま一気にぐるりと身体を捻り ...地面に叩き付けるっ！！

　[　バァンｯ!!　]___金属バケツが凹む音に似ている…！



　　　　　　　　　　『 ｸﾞｫッッ！ 』

[白黒の体はすぐさま足先を___…夢魔の首に差し向けると
そのまま交差するように、挟み取るように脚をクロスさせる!]


( 更には頭を挟む足に手も掛け 投げられた姿勢を利用した
　絞め技を仕掛けてきた…！そう、頭と脚を拘束して絞める
　　　　　シャチホコ型に固める動き____っ！ )


　　　　　　『 ｵﾄナシｸ ｻﾞｲﾘｮｳ ニ ﾅレ！ 』

　　　　　______ｼｶﾀﾅｲ ...




　　　　( ....固められたのを抜けるのは 普通なら無理に近い ...でも、夢魔は ...ちょっと“アレ”な事を考えていた )



　　　　[ ｺﾞｷｷｯ ...ｸﾞｷｯ ...ｸﾞｯｯｺﾞｫｯ ]



　　　( ...あらゆる “位”に対応をする為に ...
　　　身体をかなり柔らかくしていて ... ____関節を自分から外して抜け出してっ！ )



　　　　　　　【 蜻蛉卵乗 】


　　　( 思いっ切り上から ...身体をプレス！ ...全身を遠慮無く乗せながら ...両腕を首に回す )

　　　　　

[ﾎﾞｺﾞｶﾞ…ｯ]『ﾁ"ｮ…ッ ホンﾀｲ"ﾊﾞッｶ ﾈラｳ ノ ﾔメﾃ!』


　(___もがけばもがくほど容易く首へ掛かる力を
　　強められるカタチに固められ…さしもの【外道】も
　　何から何まで 白黒を操ることはかなわず、よって

　　___ｷﾞﾁｷﾞﾁ絞められロープを所望する…床を叩く！

　　し か し こ こ に レ フ ェ リ は い な い！)



　　　『　ゲ"… ___ｹﾞ ド ｩ ノ… ｹﾞ…ｯ ゲ…ッッ　』

　　　　　　　　[　メ"キ"…　メ"ｷﾞ…　]


(_____ペストマスクに後戻り不可能のヒビが入った…！

　　　さぁ〰️っド派手にフィニッシュを飾りましょうっ)

　　「 ﾅﾆ言ってるのｶﾅ？ ...ワはニャルちゃんにしか興味がﾅｲ ...はっきり言って ...ｵﾏｴに興味はﾅｲ ...


　　　　...ﾏｧ、ｵﾏｴのお陰で ...ニャルちゃんの可愛さをｻｲｶｸﾆﾝ出来たｺﾄには ...礼を言う .... だから 」




　　　　　　________ｼﾝﾃﾞ、ｲｲﾖ



　　　　　[ ﾒｷﾞｮｯｯ ] ...異音を立てながら片手で首を押さえ込み ... ...反対の手は ...艶かしく ___鋭い爪を立てて





　　　　　　　【 潰し駒・柘榴舞 】




　　　　　　[ ﾄﾞｸﾞｯｯｯ ...ﾌﾞｯｼｬｧｯ！ ]



　　　( 抉り引き抜き　____血を散らす )

　　　　　　______ゲ　ｹﾞ　コ"ｫ　ぁ!！

　　　　　　[　ﾒ"　メ"　キ"ｬ"　ア"っ！！　]


(…金属が発してはいけない音が鳴り響く__…おぞましくも
　間のぬけた 狂宴 のラストを飾るに相応しいﾌｧﾝﾌｧｰﾚ … )

[…崩壊したﾍﾟｽﾄﾏｽｸはもう 示さない。…被りクチからどろり
　穢わらしい…濁緑を溢し __ …すでに粘液を被ってしまった
　白黒の___…整ったほほに、衣服に垂れてじっくりと汚し…]



_________そうして…[気を失ったニャル]は解放された



　　　　　【　行方不明者捜索:進捗度 500/500　】



・半壊したﾍﾟｽﾄﾏｽｸ
・意識をうばうハンケチ
・麻痺作用のどろどろ

_____…を、手に入れた。

(/ ....ﾌﾞｲ、 ...ｵﾂｶﾚｻﾏ？ )

(/CLEAR!！CLEArCLEAR'SCLEAR！！)


(/ヒューヒュー！お疲れさまだよ)

(/ ...ﾋﾟｰｰｰｽ ...この後ニャルちゃんはしっかりと手入れしてから返した、ﾖ )



(/ .... [ ﾄﾞﾔｧ ] )

(/ニャルが好きなのは知らなかったね！フォホハホーッ

　　　　ﾒﾘ、メリとやっちゃった！…驚き驚き！)


(/破壊破壊衝動って訳だね！解消度は？)

(/ ん？いや ...ﾁｶﾞｳﾁｶﾞｳ ...ワにとっての ...ﾅｶﾅｶこう、癖に刺さるｺ ...それだけ ... )


(/ ﾊﾞｯﾁﾘ ....技名もカッコいいでしょ、ワは )

(/意外と感じ多めで不意打たれたね！掴みよし。

_____ｶﾞﾜｰｯ…鷹とか姫とか呼ぼうかな〰️？)

(/ .... ...因みにﾜｻﾞの意味は ....うん、ワの種族的にも ...ｱｳﾄ気味 )


(/ ...ﾌﾍﾍ ...任せる、ﾖ )

( 鷹人は…お日さまがポカポカと暖かい道を歩いている )



　　「 [フラ…フラ] フﾁ…… フｯ…ﾁﾁﾁ [ﾖﾛ___…]

　　ぉ、…ふ___んﾝ"…ん、かは〜っ…ふ__[フラ] 」



　( ただしよろめいて … 足元が見えていない感じ
　ふらふら…しっかりと建ってる柱に近付いていく … )

　　　[______…ｺﾞﾁｯ!!]　　____　かほっ…


　　　「 … っててて__…こりゃ、いつの間に
　　　ハインの進む先へ建ってたでありますか…？」


[…眼を擦り、頭がふわふわした鷹人は…ずっと前から
　柵の支えに建ってる柱に疑念を持ち…頭を痛ませる]

　　　「 ...ﾝ？ハイン...？ 」



　　　　_____血みどろインナー姿の夢魔 ...偶々鉢合わせ

「 おろ、プリン … も、狩り終わったでありますか？ 」


　　　( イカれてる訳じゃなくても 血は慣れっこ。
　　　鷹人は…とある賞金首をシメて来たとこで … )
　

　「 … ずいぶん … 痛め付けたみたいでありますな 」

　　「 ... ...洗うのﾜｽﾚﾃﾀ ...ｳﾝ ...診察室に行って 置いて来て ...特別ボーナス、ｹｯﾃｲ 」


　　　( ...目も包帯で覆われていないからじ〜〜っと目を合わせる事に ...
　　　....手に入れたアイテムは、使い道が不明 )


　　「 ...？ ...ﾀﾞﾄｳなｼｳﾁ ....ゴミみたいなﾔﾂにはお似合い ...ﾀﾞｹﾄﾞ？ 」



　　　_____ぺろん



　　　( ...不意に鷹人の前で屈んでは、頬を舐めて )

「 闘いがときにハインが投げてるような事 … プリン。オマエも言うのでありますな。… いっしょに居ると あまり聞かなかったクチであります … 」


_________血。


( … 浴びるが為にある鷹たちが"勲章"、… ほとんどを肉薄せずして討ち取る鷹たちからすれば … 血を浴びる程の闘いは【死闘】に他ならず、暮らしの中ではなく…戦いの後に浴びて帰った【血】のあとは、… 雄に戦の模様を尋ねられ、雌に尊敬の眼差しを受ける___…本能に刻まれた "アピール" に、ハインも少なからず…【雌】としての尊敬や…魅了を受け 早く言えば見惚れていた… )



______ん　…


「 … なんでありますか？プリン。… ハインは浴びてない … くすぐったいであります … 」

( こそばゆさ … 思わず片目を閉じなからぐりぐり、…頭を擦り付けてから一歩下がり … 血を浴びた夢魔。____…鷹人の愛しさフィルターを通して無類のカッコよさを示す姿に … 鷹人の。…雌としての、親愛に満ちたまなざしが見上げる )

　　「 ...ワを何だと思ってるのかは知らないｹﾄﾞ ...

　　　ワは夢魔 ...ｱｸﾏに近い、悪いﾔﾂ ... ...ﾀﾞﾖ？


　　...ﾏｧ、最もそんなにｸｾﾝはしてないﾖ ...ﾍｲｷ ...それよりﾀﾀﾞ ___ハインがｽﾞｯﾄ脳裏に出て来て困ってた ...ｶﾗ 」



　　( ...口角を僅かに上げながら ...きらりきらり 色彩の違う両眼がジッと見詰める ...鷹人を想う度に胸が苦しむ ..
胸が熱くなる ...中々困ったものだと思いながら ...待って来た鞄の中から、取り出す___コーラ瓶 )


　　　「 ...ﾎﾗ、飲もう？ ...ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ ...ワから責めるのはｲﾀｽﾞﾗ程度だし ...ｺﾚに関しては...ｲﾛｲﾛ、お互い頑張ったから 」

　　「 … やや、ハインは悪いことされてないから
　　　　悪く思ったことが無いのであります、プリン。

　　　ムー? … ハインに何かして欲しいでありま__ 」


( 息が詰まるイヤな記憶と、甘くてｼｭﾜｼｭﾜのすてきな記憶。
鷹人の中では…夢魔に、これほどぴったりなイメージはない

　… ___ 苦しむと知りながら。…病みつきになる美味 )


[____期待みたいな…きらきらの眼から顔を背けたあと]


[さくっ]　…　槍を地面に立てて


「 … ノドも、潤わせたいでありましたからな

　ハイン… …すき、なのは変わらないでありますし
　　じゃ、… …貰って…いいひぇ___あひまふぅか？ 」


　[両目を閉じて … 舌を垂らして、クチを開ける]

　　　[ ....きゅんっ ]


　　　( ...夢魔の何かが刺激されながら ...困った様子でコーラ瓶を開ける ...鷹人にとってこれは中毒性も高く ...いけないものかもしれない、と思い知りながらも ...
　　　求めるのならば ...止めるわけにはいかない )



　　「 .... .... .... .... ...そのポーズは色々ｱﾌﾞﾅｲ ...ｹﾄﾞ 」


　　　__________ﾎﾗ、どうぞ



　　　[ ｼｭﾜ、ｼﾞｭﾜﾜｯ、ｼｭﾜ ... ]



　　　____甘ァ〜〜〜〜い、冷たい ...炭酸たっぷりのコーラが、流し込まれる

( … 甘い__あまぁい…つめたい しゅわしゅわ … 流し込まれて、クチの中にはいっぱいの…嬉しさだとか美味しいだとか。…鷹人にとっての〖嬉しい〗が流れ込んでは…細かく破裂する。____…でも今度は、三回目だから。…無理矢理じゃなくて、不意じゃなくて…自分からだから … 溺れず…もっと、とハインのまま…求める )



　　　「 … ____ﾝ…[ごく__ごく… とぷ___ごくっ] 」

[ 流し込まれたコーラが … ごく、ごくって喉を鳴らして…流れていくのが分かる、… 波打つみたいに 喉が受けいれて___…瓶の注ぎくちを…ペロッと舐めたら…かぷ。___…細いところをクチに入れる。…両手を添えて…ごくん、ごくん ]

「 _____… 」


[親愛は___…カッコいい夢魔の姿で溢れて … いつしか
　夢魔と同じに …ももいろの愛のマークを瞳に浮かべて]

　　「 ...ｳﾝ、やっぱりハインは、可愛いも似合うﾈ ... 」


　　( ...自分から飲む姿を確認しては 屈んで肘を突きながら ....___笑みを浮かべる ...

　　　当たり前だけれど飲み過ぎは ...身体にとっても毒だ ...それでも ...やめられない 止まらない ...
　　　幸せそうな姿で飲むものだから ...夢魔もどこか嬉しくて )




　　　「 .... .....ﾀﾞｲｽｷ、ハイン 」


　　　( 長い舌を垂らしながら ...これまた、意地悪に )

　　　　　　　「(…)____ﾝ……くぷ[ちゃぽ]」


( 瓶から … コーラをくちいっぱいに溜めて。…離したら
　屈んで届きやすいプリンに ___…自分から身体を寄せて )


　　　　　　　　　　___　…ん


[…鷹人と夢魔の間で___何滴か…雫が溢れてクチを濡らして
　プリンの肩や、腕を掴みながら…コーラを移して…しっかり
　____やわらかい…真っ赤なクチを…ゆっくり 堪能して]


________ぷはぁ…


「 … … 大好きであります ___　プリン。」


( いたずら顔の対、… 笑顔で見上げる鷹人 )

　　　　　　_________ｱｧ ...眩し過ぎる ...

　　　　　　ワにはﾁｮｯﾄ ...眩し過ぎるよ、ハイン ...




　　　( ...心のモヤモヤは気付かれないまま ...珍しく夢魔の方が恥ずかしくなってしまったのか ...視線を逸らす
　　　喉を通る炭酸も ... ...味を感じないで ...唇の感触だけが脳に残り続けている )



　　　「 .... ...ズルいね、ハイン 」

[むっ]「 … ズルいはプリンの専売特許であります 」


( … 頭はぽやぽやとして。…疲れと、ほろ酔いに 母親に甘えるように夢魔に抱きつき … 身を任せながら鷹人は言い返す。… 此方も麻痺の状態異常が得意な賞金首相手に … 「倒せばプリンに誉めて貰えそう」だなんて。…浮わついた考えをしてた、だから … 今が嬉しくて、心底甘える )

[____すり…すり]

「 ハインは正々堂々と向かうが常！… でも、後ろで見ててくれたり…受け止めてくれるプリンは…大好きでありますから！…ヒヒヒ！ 」

(/ 〜〜〜〜〜 ....は、ハイン ..寝る、ﾖ ...！...ﾊﾝｿｸ、ﾊﾝｿｸ ....！！ )

(/…夢魔なら夢で独壇場でありまぁす)

(/ ....き、今日のハインはなんかﾍﾝ ...！ワの知らないハイン ...！ )

　　【赤城図書館】



[ 必要な本を集め終わると … 机に積んで眼鏡を掛けたら用意は終わり。…ノートを開いて 欲しい箇所を出来るだけ早く、…間違えないように移す、移し終えたら見直して…間違いがなければ次のページ ____ ]



( … 集中して、白黒みたいな表情の砂姫が机に向かって
　序曲は邪魔にならない斜め前の席で…じっとそれを眺める

　__…黄衣は砂蜘蛛を従え 赤城地方の生物図鑑を読み漁り )



　　　　　　　　　　　「 ………… 」

　　( 少年が基本的に図書館の司書を務めて ...それでいながら本を読み続ける ...
　　...今日は珍しく客も多いもので 嬉しそうに頬を緩ませる ...ただ少し言うならば )




　　　　　　　　....ぐぅ、う...


　　　　　( 机に突っ伏して寝る仮面が目に着く
　　　　　...目の下の隈が少し濃くて 疲れてるみたい ... )

『 [ﾄﾝ]… やぁやぁ 御主が図書室の預かりじゃな？ 』

　　　　　(黄衣 … 図鑑を少年の机に乗せつつ)


『… アレはしばらく起きぬ。毛布を都合出来ぬかな？
　　　___それと、わらわからは此を借りたい 』


　　【赤城珍生物図鑑】…ぶっとい図鑑を差し出す

____________…


「 ……… 」


( 砂姫は集中している )

　( ...少年、やけに片眼鏡が似合う ...黄衣に対して向ける視線もベテラン感を感じさせるもの ... ...優しい笑顔を向けながら 小さく頷き )


　　「 ...まぁ、ヨグと2人でこうして管理してる感じになってる ...ね、なんでかは分からないけれど ...

　　　...本の貸し出し一点、と ...[ がさごそ ] ...ブランケットで良ければ、どうぞ ...まぁ、僕も赤仮さんが昨日頑張ってたのは知ってるので ...ゆっくりくつろぎを 」


　　　( ...裏表で触感が少し違うタイプ ...すべすべで冷たい片面、ざらざらで僅かに暖かい片面 ...珍しいものを借りるものだと、カードに記載しつつ判子も押して ...貸し出し承諾 )


　　「 紛失さえしなかったら、いつ返して貰っても平気 ...だから、はい ...どうぞ ... ....



　　　　...ふぅ、はぁ〜〜 ...っ、僕もす、少しは人前で話すの、な、慣れてきてる...よね？ 」


　　___________________


( 三姉妹も実を言えば 色々と本を読んでたり ...案外最近は図書室の利用者も多く ...静かだけれど、にぎやか )

『 おぉおぉ、見たが様のわりにずっと気が利くではないか！…あい分かった。では貰って行くぞ …

(ほぉお…あれがヨッちゃんの … しかぁしなぁ) 』


( 冷静を保つ"旧"は気が向いたら心を覗く。… __態度と行動に関心を抱きながらも 見えた心は見た目相応どころか貧相… 精神力で切り盛りしている姿がはっきりするせいで、きびすを返せば___眼を閉じ、汗を流した苦笑い )


　『:　(苦労しておるな〜アレは！…いじられやすそうで)　』


________自分の事は棚に上げた。




【セキカの隣】

『: [じぃ] :』

( …赤仮の隣にぴったり席を寄せて__じっと顔を見つめる )

　　「 ...此処に努めて 数ヶ月 ...いや、もう1年以上なんで ...慣れたものだよ....ごゆっくり ...

　　　....ん〜〜〜〜 ....っ、落ち着くね やっぱり ... 」


　　　( ...黄衣に対して温かい目を向ける ...赤城にはああいった ...不憫属性がなんやかんやで多いから ...
　　　軽く手を振って ...読み直すは小説 ...集中すれば 真剣に向き合えるのが 少年の強みだろう )



　　　　__________【 深海の家 】



　　　( ...読む本の雰囲気が何処と無く ...意識しているのも知らないで )



　　　　_______________________


　　　　....っん ...ん〜〜〜〜〜 ....


　　( ....ぐっすり寝ている ... ...口をぽっかり空けて 気持ちよさそうに ...
　　....それもその筈 図書館の温度は ...冷えててとっても気持ち良い )

( わざわざここで眠るセキカに … 理由を求めぬ興味は抱いたと並びに泉のように溢れ、… 興味の水はカラダに行き渡ると"欲"へ"衝動"へつぎつぎに形を変え、序曲の手を伸ばさせる…悪戯へと走らせる… )



『:[むんず]えぇい … 寝かせてやるのじゃ』

　　『:　… [むしっ]　:』『:あっ』


( 伸ばした手を掴まれて阻止される序曲…に、終わらず黄衣からブランケットを引ったくり … セキカの背中と自分を包んで__覆い隠してしまった )



　　　『: … き、ｷｻﾏ… (迂闊…これでは手が出せぬ！) 』

( セキカの寝顔に手を出しあぐね … もぞもぞと序曲は
　顔を出し、顔色を伺うと___… )


　　　　　　　　　　『:… [べー] :』



　　　　　『:　…　[(やかんが沸く音…！)]…💢　』
　


　　　　(__セキカという無敵の盾を得た序曲の煽り)

　　( ...机に突っ伏して寝る赤仮 ...見事に臀部を突き出して ....丁度隠す様に本を読んでいた最中でもあったらしい ...本の名前は丁度両腕で隠されてる ...

　　　....何時もみたいに安心する様な漫才じみた光景が繰り広げられているのも知らず ... )


　　　　『序曲と赤仮の、二人羽織』 ...状態


　　　( ...最近は切れてないのか かなり伸びてしまった髪の毛　...赤仮の見た目を象徴するにあたってかなり独特で綺麗な ...___ 虹でありながら ...何にでも染まれる白い髪がちょうど序曲に当たる ...柔らかい )



　　　______んひひ ... ..... っん ...



　　( ... 幸せそうな夢を見ているのも 一人で堪能する ... ....自分から起きる様子は、今の所なさげ )

　　　　:[ｶﾞﾙﾙﾙﾙｯ]:[べー … ちろちろちろ]:

　(肉食みたいな歯を剥き出しに威嚇→べろべろべー)
______________


( こズルい序曲 … 煽りながら、ちゃっかり柔らかで滑らかなセキカの髪を頬に当てて…しっかり特等席の堪能をする。… 勝ち組はあきらかだ ___ 気を揉んで意味ない威嚇の黄衣がとっても…哀れっぽく見えちゃうくらい )



「 … [ﾄﾝ]____ふーっ … 」


[ … ノート一冊分。移し終えて、砂姫は大きく息をはく
　黄土色を…後ろに纏めた半袖の__夏バージョンな格好は
　なんだか活発そうで…元気なイメージが強い。…かな ]



　　　「 ……… (いいなぁ … なん、て。…ふひ) 」


( … ふたりの世界の、序曲がちょっぴり…羨ましそう )

　　　_________________ごとん。




　　( ...寝相がちょっぴり悪いのか ...赤仮の読んでいた本が落ちる ...問題があるとすれば )



　　　　3人にそれぞれの証 ...ピアスや キスマークや ...タトゥーなんかを刻み込まれる ...そう言う ___ ...本

________カートゥーンなふたりを尻目に…


　　「 ……… 」

( ノール…の、反対側からセキカ、ちゃんに…くっついて
ぎゅ…って 手を握ったり__いっしょに寝たり…してみる )


「 …… (えへへ) 」



( … 眼を閉じて。___額を寄せると…"夢"は混ざり
　砂姫の意識は…眠る赤仮の中へと混濁する ___… )


【 … 夢への侵入 】

(/ ....んひら、ひゃへ、おはよぉ...イリカ、ちゃん... )

(/…ね、…ねむい___なら…寝よ？セキカちゃん…？)

(/ ... ...うゆ、ん... ...やだぁ、イリカちゃん達と色々したいぃ... )

(/…ふひっ___…じゃあ…ね、…寝更かし…する？)

(/ .... .... ....眠気も覚めた！！！！！！イリカちゃんも！ノールちゃんも！ネーリアちゃんも！...たくさんいちゃいちゃできるよ！！ )

(/んふ…っひひ___じゃ…じゃあ…お、ねがい…？)

　　　　　【 夢の...中 】



　　　　_______________メルヘンチックな風景が広がる ...

　　　....シンデレラみたいなお城の中で ...



　　　　...オドオドしていて、自信が持てていない王子様

　　　　...しっかりしてる様で、何処かポンコツな王子様

　　　　...色々と掴み辛い様子の クールな王子座



　　　　...3人から、ちやほや ...持て余されているのが ...赤仮だったり、する

　　「[悶々___…](…せ、セキカちゃん…い…意外と…)」


( 俗っぽい？…な、なんだか欲望 とか あけすけな感じがやっぱりセキカちゃんらしい…なんて思いながら。…夢、でも…夢でも。なんだかんだ…独占欲…いちばん、強いから 物陰から____最初みたいに…じぃっ、と…眺めて )


　　　　　　　【 精神汚染[ネガ:ポリューション]】


[_____…砂姫を中心に…無意識の【侵食】が夢に放射状に
　　　広がり … まっくろな蜘蛛の巣でそれは表現されては
　　　物陰から…___黒いいとの、編みが城と床に広がって]


　「(ぁ"…っ____！？…だめ、だめっ💦ばれ、ばれちゃ…)」


　　　　[広げてしまった蜘蛛糸を必死で巻き集める…]

　　[ ...ｼｭｳｩｳｳ ... ] ...直ぐに3人の王子様が 霧散 ...跡形も無く消えては ...囲まれて 中心にいた赤仮がゆっくりと立つ



　　　______そこにいるのは、誰 ... ...？




　　　　( ...仮面型のフェイスベール ...髪の毛は結ばれて 整えられながら ...___いつぞやの、ゴスロリ姿 )



　　　「 ....ん〜〜〜？ ...夢、っていうか、心の中に入って来るとはとは ...中々、優れた実力をお持ちの人の様で...？ ...はてさて、誰なのかな ...？ 」



　　　( ...相変わらず ...ちょっとばかり ...掴み辛い )

______…ぇ…ぇ___っと…


[そろ〜り]　…
「 … ふ、…ふたりに… わたしの、ゆめ…入ったことが
　　ある…って聞いちゃった…から …… お返しに ___ 」

( … 汗、たらりたらりと流して…ｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞ笑顔で
　物陰から… ゆっくり…動物みたいに、顔を出す )


　　「 … 来ちゃった … ___ふ…ふひっ[💦]」


[____今にも羞恥で蒸発してしまいそう]

　　「 ...な〜〜〜んだ、イリカちゃんなら安心っ！

　　　...と言うか何時でも来てくれて良かったのに！ ...待ってたんだよ？ 」


　　[ ...てく、てく ]


　　( ...懐かしい怯えた様子に安心しながら ...ゆっくりと近付く ...それはそれは、とっても嬉しそうなもの )


　　　　　　ｾｷｶｰﾝｯ☆　...もとい

　　　赤仮の後ろに ...眩しい程の後光が差して ...

　　　...蒸発しそうな砂姫に対して距離を詰めれば ...




　　　　「 ...夢の中でも会えるだなんて ...
　　　　　私とっても幸せだよ ...イリカちゃん！！ 」


　　　( ....気が付けば腰に両脚を回して ...抱き付かれている )

「 ふ ふひひっ…___合かぎ、とか…貰ってなかったから 勝手に入るの迷っちゃ…って… ___せ、…セキカちゃん…？セキカちゃっ」


____ｾｷｶ〜ﾝ[ﾋﾟｼｯ!]

( … イメージ的には石になっちゃったみたいにからだが動かない。… フラッシュでびっくりして…でも、うきうきセキカちゃんが可愛くて。たぶん…光がなくても固まってた　____…なんて )



「 はふひっ…　…… せ、せきっ…せき、せきかちゃ…ぅ〜っ

[もじ]… おとどけ…イリカ。だよ？…ごめん、ふひっ… 」



( 夢のなか 夢のなか。…されど理解して入る砂姫にとって
リアルに近くて、顔は真っ赤に染め上がり 汗は垂れて
　瞳孔が小さく … 慌て笑みがぎこちないまま…慣れない
返しをしたら。…余計、恥ずかしくて頬をぽりぽり )

　　「 ...ん〜〜〜〜、イリカちゃんはいつ見てもやっぱり可愛いね？ ...うん、やっぱり妄想を現実にするのとじゃ大違い ...


　　　...さらさら、すべすべ ...んん〜〜〜〜っ 」


　　[ ...ぎゅうぅ〜〜〜〜 ]


　　( ...身動きが取れないほど抱き締めて、離れる様子が全く無い ... ...口角を上げるのが止まらず ...頬擦りも続ける
　　...きらきら 目も輝いて ...服装のみが違和感ばかり )



　　　_____...でもやっぱり ...“リアル”の方が好き、かな？

______ふぇ…？


( … 何を言ってるのか少しだけ分からず__顔を見上げて )

　　　______リカちゃん ...イリカちゃん




　　　　...イ〜〜〜〜リカ、ちゃんっ！！！



　　　( ...声が　重なる ...現実のものと重なる .. )



　　　... ...私が起きたら今度はイリカちゃんが寝てる ...みたいだね...？

　　　　　　　　_____ふぇっ！？


　( … ばっ____飛び起き … 汗だくで回りを見渡す )



　[ … 窓の外から覗く橙色 __ 人気を感じない静寂
　　部屋の隅で … ロープで縛って達磨になった序曲と
　　　___その目の前に座り、ｶﾞﾐｶﾞﾐと叱る黄衣 ]



　　　　　[:〰️〰️〰️ッ💢 💢 💢][:………………:]


( … 口にも、❌印のテープを張られて不満そうな序曲 )



「 ぁ ___ …ふひ___ひひっ… おはよ？…セキカ…ちゃん 」


　( … 恥ずかしくて ___ 顔が、勝手にそっぽを向く )

　　「 ....あ、 ...お、おはよう、イリカ、ちゃんっ ... 」


　　( ...目覚めたら目覚めたで ... ...なんだか、不審な態度 ...チラチラと砂姫と ...今自分が持つ本を 何度も見比べる )



　　　「 ...ね、ネーリアちゃんと、ノールちゃんは見てないんだけど ...その、角度的に ...い、イリカちゃんは見ちゃった？ ...か、な？ 」


　　　( ...ちらり、___3人から ...マーキングを受ける そんな本 ... ...顔が僅かに赤い )

「 ………………………ﾐﾃﾅｲ 」


( … とっっってもか細い声で、そっぽを向いて … )

　　　「 ....見たじゃあ〜〜〜〜〜んっ！！！！ 」


　　　[ ...ぽかぽかぽか ]( ...弱々しく砂姫を叩き続ける ...だってそれは、赤仮の願望だから ... )


　　　____ ...入れ墨？ピアス？指輪？ ...キスマーク？ ...なんにせよ、所有されたいもので ....


　　　　　....それも 3人から

　　「 ごめっ、ごめんって！セキカちゃんっふひ…っ 」


　　　( …慌てながらの泣き笑いでよわよわ防御… )
______

[ すると … ____赤仮の後ろから ]


『: わらわは【心臓】を所望しよう 』

『:【喉】:』


_________ふざけた調子の、…声が聞こえてくる…！


「 …… [💦] 」

　　「 ... ... ... ......へ？？？ 」


　　( ...冷や汗を垂らす ...なんだか 妙に物騒な単語が聞こえたもので ...
　　　...恐る恐る 黄衣と序曲の方を向く
　
　　...無意識に砂姫の 両頬をもにもに掴みながら揉んでいる )


　　　......の、ノールちゃん？ネーリアちゃん？

[ … ____【戦闘潮流 5巻】を手にしたふたり ]


『: なっはははｯ!! … かのような苛めに価値など見ぬと前に申したであろうっ！？なんじゃ！？なんじゃ！その顔！見たか？なっはははっ！ 』


『: … 食べちゃうぞー [がおー]:』

( … いつもの仕返しとばかりに笑う黄衣、全く変わらない序曲 )



「 … じゃ … じゃあ ___ …わたし

【お腹】…が、いいな？…ぇ、ぇへへ… 」


[冗談が…理解できない砂姫。…人差し指合わせ、そっぽ向き]

(/ ...ご飯食べたら、覚悟しててね？ ...3人とも )

(/ .... .....海賊って面白いね() ...んひひ ...それはともかく、私怒ったんだから！ ...待っててね！ )

(/…ふひっ)

(/ ... ......永遠の生命、ねぇ ...んひひ )

(/… ？…セキカ…ちゃん？)

(/ ... ...今見てる映画の話！ ...んひひひ )

(/…ふふっ 楽しんで！ゆっくり！…ね？)

(/ ....ばっちりもう楽しんで来たから！ ...んひひひ )

(/…はう)

(/ ...さて、本題に入ろっか？ ...ネーリアちゃんにもノールちゃんにも、イリカちゃんにも私が怒るとどうなるか見せないと ... )

(/……ふひ____🖤)

　　　「 .... .... 」

　　　( ...背中に手をやり ... )



　　　　____ばさぁっ！！！


　　　( ....ヤクザ脱ぎ！ ...衣服の下は .....


　　　砂漠らしい ...薄い紫色とピンクの混ざった ...肌の露出が多い踊り子じみた衣装！ ...じゃらじゃらと金色のアクセサリーも装着 ....
...本人は、堂々として ...おまけに、ドヤ顔 )

「 … はぇ？ 」


[砂姫は____…眼を丸くしながら呆然と]

『: な"… セキカ、わらわが悪かった。やめよ…やめよ 』


[ﾒﾝﾀﾙｹｱを名乗る、…荒ぶる性を思いだし…謝る黄衣]

『: …… [くす] … お可愛いんだね、セキカ :』


[余計に煽る序曲(直後黄衣に頬ぐにぃ)]

___________…


( … 明確に、全員をどうこうできる力の差が示される )

　　「 [ ....ﾄﾞﾔｧ！ ] ....やめない！ネーリアちゃんがまだ反省してないもん！！ ...やだ！ 」


　　( ...ドヤ顔後に ...頬を膨らませて怒りを露わにする赤仮 ...でも恐ろしさが伝わったのが嬉しいのか 僅かに頬を緩ませて ... ...近付く )



　　　　[ ...ぐぃいい ]


　　( ...ちょっぴりきつめに 纏った衣装 ...ひらひらと風に舞う様に揺らし続けながら 肢体を艶めかしく動かして ...舌を垂らし 座り込む )



　　　　　　[ ....渾身のドヤ顔！ ]



　　　_____ ...状態:混乱の赤仮なり

______[サッ]


( … よほど、手酷くやられたのが根を引くのか___思わず無言で序曲を盾に使う黄衣。… ____椀を、突いて。…くすくす笑う序曲、火に油で気が気じゃない黄衣は様子を伺うけれど )



　　[ひしっ]　…　セキカ、ちゃん？

「 … 可愛い … けど、ね？…ちょっぴり … えっと
　爛れちゃう。…から … 服、着ようよ？…じゃないと 」


　　　______され…ちゃうよ？　…　ふひっ

( … 羽交い締めの砂姫。…耳元で、ささやく形に )

[ ふにゅん ]
　　　「 ..... .....え？ ...あ、 ...あ、あ〜〜 ....え、っ ...と 」



　　　( 序曲の突っつきに .....砂姫に抑えられて .... ...顔が急に真っ赤になる ...感触が全身を刺激する

　　　...とてもとても恥ずかしい事をしてた事に 今更気が付いた ... ...こう、やけになってたのかも ...なんて思っては ... ...冷静さを取り戻して )



　　　「 ....ふ、服、着るっ ...着るからっ ...！ ...ひゃあ、...ぅ うぅ〜〜 ...！！ 」


　　　( ...血迷ってた赤仮は ...すぐ元通り ...__遅いかもしれないけど )

[はむぎゅうっ]_____…防御力をなくしたセキカに

( 飛び込んで … 懐を制圧する序曲 )


『: 夜が呼んでるよ 思いだした？あの夜みたいに
　付けて貰った証の求めるが欲しいなら、わたしも
　イリカも … 望むがままと言うがまま。セキカ :』


(____そこそこの重さ…セキカに尻餅つかせて…
　　無力なセキカ。…それを見て、右に回る黄衣)


『: それが【仕置き】か【戒め】か？…くくく。やはり心中はかるは野暮なれど、そなたやはり【阿婆擦れ】にも通ずる物言いが多いのじゃな … これは繋いでやらねばならぬな？…鎖か首輪か。わらわどもが【縛】。』


(…肩を撫で___頬に触れ…耳元で、ささやき)


「 ……… [💦] 」

(/ ..なんっでそんなに魅力的なのぉ！！！ )

(/ ......いじわる ... )

(/…………[どぎまぎ💦]____…だ、だ…って)

(/そうじゃないと釣り合わないから……)

(/ .... .... ..... ....疼いちゃうじゃんか、もぉおおおっ )


(/ ...んひひ )

(/…セキカちゃん？)

(/[ びくっ ] ...に、にゃ、にゃに...？ )

[すりすり]「 …… えへへ 」


( … 普段の赤仮みたいな猫なで声ですり寄り )

(/ ...へとへとぉ... )

(/…おつかれさま、だね？…)

(/ ...ただ寝ちゃってただけなんだけど ...イリカちゃん、色々待たせてごめんね....？ )

(/……[べぇ])


__[女の子座り…YESの桃色まくらを膝に乗っけて…]

__[…立てたまくらを抱きしめて __眼を閉じた笑顔]

__[…とかげ、みたいにちょっぴり舌を出して___]

(/ .....！！？！？！？ )



(/ ....____い、イリカちゃん達は良いの？？ )

[____カーテンをゆっくりと閉じる…黄衣]

　『: ……… [くるり]____ククッ… 』


[____むらさき色のアロマを炊く、序曲]

　『: … … … にゃー :』


「 … [💦]____えへへ… 」

　　「 ...私はと〜〜〜っても幸せかもね ...
　　　...ん、んん ...___ちょっと嫌な予感がしちゃうけど ... ... 」


　　[ ...ぽふっ ] ...ベッドに飛び込んで 両足をばたばた ...



　　「 ....私、ちょ〜〜〜っとだけ ...駄目だから ...んひひっ ...たくさん、痕をつけてくれる ...かな ...な、なんてね？ 」


　　( .....軽く舌を出して ちょっとだけ意地悪に ...笑みを浮かべる )

[__しゅるる…っ]

( … ヘビ。みたいに黄衣が右手に抱き__封じて )

[ぎゅ___…るる]

( じわじわ…左手に纏われる序曲。…体を押し付けて )



[のし ___…ぎゅ]　…　セキカ…ちゃん ___

「 … そうしたいの___ずっと、山々…だった…から
　　ね？___…ふひっ　…　でも__わたし、は…痛く
　　しない…ぞ？__ごめん、カッコつかない…ふひっ 」


( … 肩に手を掛けて ___ 抱っこされてるみたいな
　体勢で…身体、任せて … 見上げたら。…抱きしめて )

　　「 .... ....んひひ、決まらないのがイリカちゃんだよ？
　　　....別に イリカちゃんになら ... ピアスをつけられちゃうのも 悪くは無いと思ってたんだけどねぇ ....？

　　　....ノールちゃんとネーリアちゃんの圧が強いのが怖いけど ... 」


　　( ...右手と左手を封じられながら ...身体を軽く曲げて 抱き込む様にしながら鷲掴みに ...離さない ..

　　　....砂姫に対しては僅かに慣れた態度で ...目元を緩ませる ...しっかりと身体を起こして 耐えながら )


　　　____大好きだもん、皆んなが

　　　　「 ……… "痕"…が、欲しい__だよ…ね？ 」


　　　　　　　　　　[ ____ｽﾞｽﾞ… ]


( … … 手で扇ぐだけで___その…祟られそうなオーラ )

　　　「 ....へ？い、イリカ、ちゃん？ ...っ？ 」


　　( ...冷や汗を、垂らす ...怯える ...あわ、あわ ... )

『: … ｷｻﾏ〰️ 忘れてはいまいな？ わらわらが … 』
　『: どんなもの、どんなことができる … ？ :』


　( … ___祟り呪って…とり殺されそうな暗い霧

　　黄衣の指先___…『呪痕』に等しいツメを象り
　　序曲の左手___…『呪縛』を与える手へ変わり )


　「 ふひ…っ ___ …あ、あんまり…知らなく、ても
　いまから___たっぷり…教えて、あげちゃう … から 」


[ 砂姫のクチに___…鋸刃めいた【呪咬】のキバを創る ]


[ ぎゅっ ___… ]

( ３人の … 柔らかなからだが赤仮の動きを奪う。
椀部が、太股が … 触れては___冷たく 妖しい

　…　背筋をつたう __ 恐怖の時間を呼び起こす )

　　「 ...え？え、え〜〜〜 ...っと ...さ、3人と、も？ ...な なんかいつもと違ってちょっと禍々しい様な気がするよ...？

　　...な、何が出来るんだっけ？ ...わ 私分からない ...なぁ？ ...あ、あは ...あはは ... 」


　　( [ 身動き不可 ] ...恐ろしいほど暗く 黒く ...おっとりしてたり 抜けていたりする何時もの3人とは全くの別物 ...

　　　【 旧神 】的な恐怖を ...静かに誘い込む ...身体は鳥肌が立って ...今回ばかりは余裕も無し ...ツメも、手も、キバも ...いつもと違う 獰猛さが見える )


　　　柔らかい感触も今は ...今はただ ... 頭に入らない ...

　『: まぁーまぁ そこまで苦痛を喚びはさせぬからの
　　何時もがように安寧を心に、… 穏やかに眠るのじゃ 』


( … おどろおどろ__霧のように揺れながら…右手から
　離れない。… 小さな生き物を煮詰めたものがｷﾞﾁｷﾞﾁに
　　集められたくら闇 … 脳裏もえぐれそうなツメ )


____触れて…しまえば 皮膚の裏まで蝕まれてしまいそう



『: … とは ___ 言えど。… わらわが"易しい"ことは
　　心に留めるのじゃ、… でなくては【感】を喪うでな 』


_____すぅぅ…　"ﾁ…ﾁｨｲ〰️〰️ｯｯ　…　ﾂ ﾂ ﾂ―――――"


　　[ 水底のようにおそろしく…ゆっくり__ゆっくりと
　　____…セキカの左腿へ添える … 指先の【刃物】は

　　　不気味に__【灼かれる】感覚。…生身に、氷を
　　張り付けられたものを…もっと ひどくした感触で… ]


　( … そのまま__掴まれながら…食い込まされながら
　　ゆっくりと指を引けば…"焼きごて"とそう変わらず )


　　:堪えよ … 堪えよ ___…今少しよ、堪えるのじゃ


　[_____容赦なく…耳を撫で上げる声…【致命】には
　　至らず … ある種の"快"に等しい神経感応を起こす]



　　　　【気質:　SSS(重篤なサディスト)　】

　　_____...の、ールちゃ ...ッひ、 ...わ、私が悪かったから ...ど ...どうかしてたから ...も もう勘弁して欲し ...ぃっっ！！？


　　( 脳裏に灼き付く感触の残 ...頭がおかしくなったのか ...熱いとか 冷たいとか ...そんなものよりも ...痛さと快楽が混ざった不思議な心地良さが、 ...じわじわと全身に伝わる ...

　　鳥肌と冷や汗は止まらず ...吐息を荒げながら ...思わず 自身の両手に力を込めて ...強く肩を掴む ...

　　...左右に首を 何度か振って ...___刺激しない様に声を出さない様にするけれど ...耐えられないもので )



　　　やっ ...ひっ ...いやっ ...やぁっ ...やめっ ...ひゅっ ...ぃひっ ...の、ノールちゃ ...ぁ゛っ ...！ ...ぁ"っ ...っあ、ん ...うぅ ...っ！



　　　( ...怯えて...悲鳴 ...ただそれは 3人を悦ばせるもので )

　[ ___ﾌﾞｽ…ｯ ｼﾞｼﾞｼﾞ…ｼﾞｭｯ…ｼﾞﾘﾘ…___ズｼﾞｭ〰️〰️… ]


( … ただの幻聴。___…脳裏にまで侵食した恐怖が"あることないこと"吹き込む耳なり。… けれど灼けつく快痛…【灼け焦がされる】音は 水と魚のように合い。…より良く。…より 最悪に__情緒と心中をかき混ぜる )

_____________ﾂﾂ――ｯ　…　…　ﾂ　ﾂ　ﾂ……ﾙﾝｯ



[ … 快楽と激痛の40秒間。…___程よく艶やかな左足に
"逃れられぬ隷属"を示す爪痕…【ノールの呪痕】が鋭く

　___…４ツの爪痕。…じみた黒い刺青のように刻まれた
　不思議と__…皮膚も、肉も削られる事はなく。…まるで
　色を塗られたように。…爪痕状に、皮膚が変色している]


______________


『: … くくく ___ ようやった…ようやった…我慢した
　　よい子よ … なぁ__セキカや…？いい子よ いい子よ…』



　　　____情緒と心中が…くしゃくしゃになって…
　　　　狂い果てても…逃れられない快痛が終われば

　　　　…思考も難しい頭に___…優しい優しい膝枕
　　　聞いたこともない…やわらかで包容力のある声で

　　　… 甘くねぎらう __ 額を撫でる … 依存の誘い 』


______________


( … ガードを緩める黄衣…___ゆっくり…側に近付く序曲 )

　　( これが、“まやかし”？そうは ...思えない ...
　　　だってこの痛みは ...だってこの恐怖は ...脳が肯定をしている ...かち、かち ...歯を鳴らして ...
　　　...好意の 暴走 ...赤仮の方がもう ...すっかり、落ち着いて )



　　　...いっ、 ...っ、ぐ ...った ..はぁ、ひっ ...身体しんど ...しんどいっ ...ぃ、っだだ ...ねぇ、なにが、おこ ...



　　　( ____刻まれた　爪痕

　　　...痛みが来ない ...でもそれ以上に 決して逃れられない ...脳裏に刻み込まれる ...“不明な感情” ...

　　...ぺったりと、貼り付いたみたいで ...徐々に顔が青くなる )



　　　　　あの、痛さが ...後、2回 ....


　　　「 ...んっ ...ね、ねぇ ...ノール、ちゃん ...私、もう反省したから ...そ、その ...もう許して、欲しいな ...
...ち、調子に乗らないから ...ね？ ...ねっ！？ ...も もう はなし ...ひゃっ 」


　　( ...駄目、撫でられる度に頭が弱く ...許し、ちゃう ...手網を握られて ...3人に服従を誓わされる ...頭を 下げて ...許しを、 ..願う ...
　　...ぞくりぞくり、___笑顔もバラバラな感情が纏まって )


　　　「 ...っ、ね、ネーリアちゃんなら ...分かって、くれ、る..よね...？ 」

　　　　　『: ………… :』

　　　　　_______にこっ



( … 請うような___泣き喚きそうな … 顔に、言葉を嘲笑うように…セキカの視線をわざわざ通って…右の、二の腕に __ … あのツメと同じ。…くら闇が手の形をした___…心臓を掴み潰されそうな手を___伸ばす

… しれっ、と 黄衣はセキカの手首を掴む。… 砂姫には乗られ、動くことすらも叶わぬまま…ゆっくり ゆっくり___…二の腕に、左手が寄る )



　　____がしっ　　"ギｭ"ｩギｭｳﾞｯｯｸﾞｯググググググｸﾞｯ"



　　[ 容赦なく掴んだ。左手の位置に向かい、二の腕へ
　　身体の隅から隅の【力】が集中し有無を言わさぬまま

　　　　骨や__…神経がｷﾞﾁﾞｷﾞﾁﾞｷﾞﾁﾞと不気味な幻聴
　　　限界を超えた圧迫に呻くような感覚が爆発し …
　　　　まるで__…二の腕が針金になったかのよう ]



　　:　… セキカ ___ セキカ ___ せきか____　:



(…決まった感覚で __ ずっと…ずっと不気味な抑揚を含み
　名は喚ばれ。…二の腕は軋み … 限界超えた痛覚に何度も
　　真っ赤になる危険信号と恐怖のサインを示し続けて)



　　　　　【　理解不明【痛恐】【【sSs】】】



__________20秒ほどで　…


[…短くも __ 視界を投げ出したくなる苦痛が終われば

　　　……あるのは___やはり健康で平常な身体と

　　腕輪のように___二の腕へくっきりと…残るくら闇]

　　「 ...ひぁっ ...ねぇっ、ねぇ ...！おかしい ...よ！ ...ノールちゃんも、ネーリアちゃんも ___...ィリカ、ちゃんもぉっ！ ...わ 私そんなに悪ふざけ ...しちゃって .. ___ひ ...ィ"っ ...！？ 」



　　( ...怖い、恐い、こわい ... だって ...だって ...何時も 優しくて 可愛くて ...そんな3人だったから ...より もっと ...煽るには充分 ...

　　...心臓がうるさい程鳴ってる 身体の奥が警鐘を鳴らしてる ... ...分からない 分からないからこそ ... 猫みたいになるしか出来なくて .... 力を 入れられない )



　　　　いっっっ ...ぎゃっ ...っ！！ぃ" ..！お、折れ ...折れるっ ...折れるからやめ、て ...ぇ"っ ...！！の、ノール ...ちゃ ...っんぎっ、う ..ひっひぃっ ...！！いやっ ..やめ、やめてぇっ ...！っいだ、い ...痛い、よぉっ ...！！


　　( 錯覚だって信じられない程 ...痛みが神経に伝わる ...泣いて 泣いて ...情けないくらいに泣いちゃって ...ただ、謝罪しか出来ない ...うわ言みたいにごめんなさいと呟きながら ...情けなく 唾液も垂らし )


　　( ..二の腕が真っ赤に染まって 骨を軋ませて ...体中に 痛みを... ...そう言った幻覚を残しながら ...暫くした後で )


　　　　はーー ...ひっ、ひぃっ ... ... もう、やだ ...もうやだあっ ...かんべ、ん ...してぇっ ....


　　　　___痙攣しながら ...蹲り ...腕に残る 跡に ...
　　　　...まだ、残っている ...一つを___左右に、首を振る ....

　「 … せ __ きか…ちゃん、ご…ご…ごめんね… でも
　　全部 … セキカ…ちゃん、の為に…なるから、絶対…

　　　　　　… それにっ … 大丈夫…だよ？ 」


　[もぞ __ …せきか…ちゃんの、お腹あたりに股がる
　ちょっと…重そう、だから … できるだけ…力、抜いて]


　　　　「 … わたし いたく、…しない ぞ？…ふひっ 」



[ … なんて___言いながら。…鋸刃みたいな。…削り取って
　ぐちゃぐちゃのねちゃねちゃに…擦りおろす【歯】を晒すと

　… ゆっくり___ゆっくり　…　抱きしめて、近付いて … ]



　　　　　　　　[ギギギっ]　[グググっ]


( … ふたりは当たり前のように。…__セキカを取り押さえて )

　　　「 ....うそ、嘘だもん ...うそだもんっ！！その歯は絶対痛いもんっ！ ...も、もう大丈夫、大丈夫だから ....の、ノールちゃんもネーリアちゃんも離し ...いやっ いやぁっ！ ... ...やめ、てぇっ ...！！ 」


　　( ... 泣いて 顔中どろどろ ...青ざめながら 涎も垂らして ...とっても 今は ... 砂姫も 怖い ...

　　　...もがく もがく ...砂姫と 黄衣の 拘束を振り払おうとする ...荒々しい吐息を吐く
　　　サメみたいに捕食に長けた歯は ...牙は ...噛み付かれたら絶対 ...“痛い”！！！！ )



　　　　____ごめん、なひゃい ...ごめんなひゃい ...！ ..



　　　　　　ゆる、してぇええっ ...！！



　　　( ______それが より魅力的に見える事なんか知らないから )

________がぶっっ！！



[ … くら闇が象る___鋸刃の歯が赤仮の鎖骨あたりに
　　　　突き立て __ …突き立て … られても

　　　　確かに…肌のしたまで食い込んだ刃は …
　　　痛覚、幻聴、傷跡…ありとあらゆる方面で

　　　　…　苦痛を喚ぶような事はなく　… ]



　　　　　　　「 … _____(ん…) 」


( むしろそのもっと、もっと【深い】ところ。…セキカの
　　　身体でも … 神経でもなく。…【心】のどこか

　　苦しみのみなもと。… 蝕みが根を張る、【漆黒】
　　　得体のしれないモノに…歯が引っ掛かって )



　　　　　　__________ずるんっ！！





　　[ … ___ いままで 苦しみの中にあった人が

　　　　胸のすく青い空の空気を、いっぱいに吸って

　　　…　お日さまを仰いだような__解放感。…充実感


　___気が付くと。…砂姫は、尻餅ついたあなたの足元で
　　眼を閉じ。…祈るような仕草で …魚のような【漆黒】を

　　　口に咥えて…あなたの身体から引き摺り出していた
　　　　　…　それはまるで___"なれそめ"の再現 ]

　　　　　　　___________は、ぇ？



　　　( 理解が追い付かない ...いよいよそこまで脳が麻痺してしまった？ ...って訳でも無さそうで ...
　　　...意味が ... 何が 起きているか ...何もかもがサッパリ ....

　　　心ごと 体ごと ...全部記憶の中のまぼろし？ ...本当の愛情を溢れさせる様な ...

　　___身体が、軽く ...なっていく )



　　　「 ...ゆめ、でも...みて..るの？ 」


　　( ...太腿や 左腕を ...改めて 確認する )

『: … いつかｷｻﾏにはやろうと思ってはいたものの
　　ちと、芝居が過ぎたかな？しかしまぁ ___… 』

『: 経済、肉体的にタダであげる。… だから許せは
　おこがましく無知性の極み、あとで補填はするべき :』

『: … そーじゃな 』

____________…


( … どうやら___傷跡は幻覚かなにかで、…二の腕や太腿に
　着いてるのは … 金色の輪。…乳白色と黄色の布飾り __…

　暗水色で…輪っかが交差した〖x〗字型の腕輪。…ふわんと
　かわいい、水色と白色の布飾り__メルヘンチックな〖証〗)


　[… そして ___ セキカを苦しめた【漆黒】そのものも]


　　　「 ……… _____[ちゅる…ずずっ]… ___ん… 」

　　　　　　　　　　_____ごくん…っ



　( … のどを鳴らして __ …喉から、お腹を少し膨らませて
　　　　　わるい、夢のように。…砂姫が　呑み込んで )


　　「 …… えへへ ___ いたく…なかった　…　よね？ 」

　　　　　　　_________ひぐっ



　　　　( ...両目が青く染まっていく ....解放感や ...安心感や ... ... ...何やらで )



　　　　______うぇええええええええええんっ！！！！！！！！！




　　　　　( ....大泣きを繰り返す )

「 わっ …　わっ…？___せ…セキカちゃん…っ？ 」


　( … ___ 砂姫は、ただふたりが【きつい腕輪】を
　はめているようにしか見えなかった。… そう、幻術 )


『: あ〰️、普段の仕返しも込めたがちと やり過ぎたな 』

『:　言い訳　:』

『: 返す言葉もないのじゃ、… しばらく抱いてやらねば 』


　[____ふたりが持つ【旧】のちから。…そのひとつ]



　「 だっ…大丈夫…___大丈夫？… ほら いき、…吸って 」


( … 背中と、頭を抱きしめて __ ゆっくりと労る砂姫 )

(/ ___ばかっ、ばかっ、ばかばかばか ...うえぇえええ〜〜〜〜〜んっ！ひぐっ ぐすっ ...うぅううううう ... )

(/…💦　[なでなで___よしよし…ぎゅう])

(/ ....んひ、...ん、んんん ...おつかれ、さま ... ...楽しかった ...

　...さ、て ...！どう、する？ ...なに、する？ )

(/………首輪つけられたおおかみいぬ？)

(/ ............どっちのいぬ？ ...にひ、ひひ ... ...ばと、るる？ ...さて、さて ... )

　　　　　『 ………… 』　　____ﾄﾎﾞ　ﾄﾎﾞ…



　　　　　______はぁ〰️〰️〰️〰️〰️っ　……

　　　　　　__________ぴょこん。




　　　　　　( ...黒機の後ろに 突如として現れる 白機 )



　　　　『 ....かろん 』

　　　　[　びくんっ！！　]　____うひｯ！？


　　　( 過剰反応。… 犬耳型パーツが逆立つ
　　　　逆らえない___そんな気配に驚きと… )


　『 … あ、あはは… いい、夜だね？………ご主人 』


　　　　　　____苦笑いの降参ポーズ

　　[...楽しい けれど ...流石に少し不憫に思ったのか ... ]


　　　『 _____首輪 外す 』



　　　( ...ゆっくり近付いて来る ... 小さく頷いて )

　　　　『 … あらら、もう飽きちゃった感じ？ 』

　( でもでも___背丈で勝ってて、背伸びも届かない
　　来る前に、どこか犬っぽく膝に手を当てて背を低く … )


　　　『(___あ、やっば。…ちょっとご機嫌斜め？)』


　　　　　　　　　…　ちょっぴり冷や汗

　　『 違う 』


　　( 真顔 冷たい目 ... ...不敵な笑み ... ....[ からんからんからん ... ] ...



　　　___既に白機の手には あの首輪 ...これで自由の身 ...でも白機の態度は変わらない )



　　　『　首輪 無し ...関係 無し ____カロン、犬 ...

　　　　　もう ... 心 染み付く ...だから ...ね？ 』



　　　_____口角がゆっくりと上がる
　　　　...兎と呼ぶには歪な ...捕食者の笑み

　　　　　　　　　　「 ……… 」


____首を撫でる … それは、ずぅ〰️〰️っと待ち焦がれた



　　「〰️〰️〰️〰️〰️っ … はぁーーーっ！…(解放感っ)」



( 思いっ…きり伸びをして、何時でも縛れるって威嚇する
　首輪にも すっかり肉食っぽい白機にも…涼しげに寄って )


「 … わん。___… でもさぁ？ウチ的にはそれ、"ちょっと"
　困るかなぁ　…　キミなら、犬でも全然いいんだケド … 」


( 頬を撫でて … どこからか身につけたマントでふたりを
　包んで隠し___もとの鞘、…付け焼き刃なんて物じゃない
　　… 生来、本来の … "オオカミ"の笑みを浮かべて )


「 オオカミじゃないと … かっこよく守れないからさ？ 」

　　『 ... ... ...もう一回 装備 ... .... 』


　　( ...首輪と黒狼を見比べて考えた後で ...仕方が無いので 首輪で ...軽く突く )



　　　『 ...カロン ...荷物 負い過ぎ ...もっと 軽く するべき ....

　　　...守護 ...される 程 弱く 無し ... 』


　　( ...多分分かってないだろうけれども それでも白機は黒機が心配 ...抑制の為にちょうど良かったのかもしれない ...そう思いながら ...溜め息を 吐いて )

　　　『 ...カッコ良い 強い ...それだけ ...それだけ ...じゃあ ...

　　　___何も ...誰も ... ... ...出来ない 』

　　「 を"ぁっ！? 流石にそれはかんべんしてぇッ 」

_________


( 首輪が外れてから２分経つ頃には、だいぶ参ってた
心も身体も調子が戻りはじめて … ゆっくり深呼吸 )


「 ぁ、そう？…まぁ〜 ちょ〜っと頑張り過ぎた…かもね？

　わぁ〜かってるよ！可愛いなぁ … でもウチからすれば
　まだまだ守ってあげたくなるんだもん！…月跳のこと！ 」


　　　( … 反動なのか、ややテンションが高め )


　　「 …… まっ、ワークを見直しはしてみるよ 」

(/ ... ..無理 駄目 ...だから )

(/ しないしないって！？…ん、ん〜？ )

(/ ...？ ...如何、した？ ...かろん？ )

(/ … いや− 急にどしたん？ウチが
　元気ヘリヘリなんてありえんじゃん！
　…　さ・て・は　寂しかったな〜？ )

(/ ...違う ... .... ...違う )

(/…… え、と 話！話…あるよね？聞くよ？…月跳…？)

(/ .... ... .....ん ...____理解 )

(/……そ、そう？　じゃあそれ！何か聞いていいッ？)

(/ ... ...『月機シリーズ』 話 ...その他 ...どっち )

(/… いつかウチでやっばい位付き合ってもらうから
　　『月機』で！…ど、どう？…機嫌　治る？ )

(/ ... ...治る ... ...大丈夫 )

(/…よかったぁ[ほっ])

(/ ...何から話せば良いか忘れた！！！ )

(/ありゃ)

(/ ... ...ん〜〜〜、 ....専門者を呼ぶかぁ )

(/……んん？)

(/ ________やぁ )

(/…あぁ、カルパス博士)

(/ ワタシの事をそんな呼び方するとは ...やはりキミは面白いね ...やぁカロン君、元気かの？ )

(/元気も元気だね！…ちょうど取りたい首が目の前にあるからさー)

(/ ...ふむ、さて一体ダレだろうかのぉ ...ワタシが居なければ彼女達が作られてはいないんだがねぇ？ ...と、中々に意地悪な事を言ってしまったかねぇ )

(/ま、冗談はさておき！… さてさてな〜に話に来てくれたのかな？)

(/ ....ん〜〜〜、そう言えばカロン君達には話したかと思ってね ....原初の月機、についてね )

(/…出会いの期間的に話せるチャンスなかったよね)

(/ やはりそうだったねぇ .. ...最初にして最高だと、ワタシは思っている ...まぁ、自慢の娘だよ )

(/…んー、多分会ったことないから説明お願いできちゃう？)

(/ そうだろうね、会った事無いだろう ...ワタシにも今どこにいるかは分からないしねぇ ... )



(/ ワタシの研究 ...最初はまぁ、失った娘や妻の代わりを作りたかっただけなんだけれどねぇ ...今ではこうして 誰かにワタシの知恵と技術を ...自慢したいだけになっている ...おっと これは余分な話だったね )



(/ ...ワタシが作り上げた全ての機械の祖にして 原点で ...精密に作り上げられた ...いや 欠点はあるが ...そんな娘だよ ...原初の、月機はね ... 戦闘型でもあり 運搬型でもあり 補助型でもある ... )

(/… わお、生体の代替として機械ってわりかし
　ダークな話なんだけど、もしかして1から自分で？ )


(/… ウチとかうちらが そっちの流れとどのくらい
　通じてるか分かんないケド … しょっぱな〖万能型〗は
　　聞いた事無いなぁ、… だいたい基から島で産まれた
　技術じゃないって話だし。___っとと、脱線脱線…

　　…　ほへー、もしかして初期型にありがちな … )

(/ 全くだね ...0から1を作り出すのは中々難しかったよ ...まぁ、ワタシ自身もモチロン実験には使ったがね ...中々便利だよ、義肢というのも )


(/ ...ワタシが作り上げた技術の中でも 実に素晴らしく 実に高度な技術！ ...._____【 転移 】のチカラ ...原初はより強大な物となっているよ...何時かキミ達と会えると良いね ... )

(/…転移、ねぇ…(最近城にもそんなん居たっけ…そういや))


(/ふぅん。… ま、見たときからそうではあったけれども
　危ないネ？ラムネ博士。… 技術、腰の軽さ、倫理観 …
　　どれを見ても技術者としてとっても優秀。…んで
　ウチやうちらから見て何より危険。… 危険な技術屋 )


(/ …… やっぱし首取る用意くらいはしとくよ
　何やらかされても、あの子が居るんじゃ困るし )

(/ ...あぁ、その方が良い ...ワタシを討つのならば 早い方が良いさ ...そうだとも！！


　　　【 時の流れ 】に逆らう事は誰にも出来ない

　　　___ ...【 時空 】に関与する事は ... それは〖節制〗にはならず ... ...〖運命〗への叛逆 ...！

　　　【 後悔 】と言う重荷を捨てる事が出来ない！

　　　...まぁ、長々と語ったが ...ワタシを善か悪かで一括りするのは難しい ...そうだろう？ )



(/ 待っているとも いつでもね ...まぁ、今日は戦争を仕掛けに来た訳でも無いんだ ...牙を鋭くする必要もない 違うかの？ )

(/ やだな〜 善悪は月跳みたいなのが言うもんだよ
　ムカつく、危ない。そんぐらいが"悪魔、外道、化物"
　　の…つまりウチらが使える判断基準なんだからさぁ

　　…ウチは危ないから殺るってだけ。___…家族以外
　だ〜いたいシビアだから、そこんとこよ・ろ・し・く。)



(/あぁ、ごめんごめん。… あくまでも中立が博士だし
　　一閃越えない限りウチが本気で行くことぁ無いよ

　… で、本題はなんだっけ？)

(/ ...いいや、“本題”も終わった ...気にしなくて良いとも )

(/… ほーん、お茶でも出すよ)

(/ .... ....にひひひ )

(/ ＿＿＿さ、終わらせて次行こうか？ )

(/…マスターの安定感スゴいねぇ？)

(/きっひひひ)

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