続けて赤く遥か彼方

暑い季節…

(/…おぉ〜？　______よぉし)



【解凍-移動-転移-操作
1001001010011101】


__________________

(/場所の指定はどうしようか？)

(/ ...お任せ、する！！！ ...なにがなんだかわかってないし )

_____________…　くー





( ____きみは目覚めて … 暖かくて、ふかふかした
　　… つめたい空気を肌身に感じる。… ベッドの上 )



・冠雪のようになめらか…ふかふかの長い髪の毛。

・横にもふわんとした髪を…腰辺りでみじかく留めて

・ぴょこんといぬ耳、中性的な顔立ちで健康にいい肌色

・腰と肩脇に荒縄を締めて…背中に大きな弓を背負って

・白くて…袖がない…和風っぽい上半の服に

・地味な色で…膨らみがあって、足首で丸まったズボン

・はだし。… いぬっぽく、人間っぽく…丸くなって眠る



_______…お城に　…　いつか会ったあの子。

　　[ がばっ ]


　　_____気が付けば ...なんというか、とても心地良い空気や感触 ... ...顔を埋める形で堪能、する ... ...見栄えがあまり良くないのを、知りながら


　　　....ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜


　　( ...疲れやら何やらが取れるのを感じる ... ...なぜこうにも癒されるのか理解は出来ないけれど ...寝ているから、良いかって悪い考え )

( ____手触りは…乾燥機から出てきたもふもふタオル

　… ほどほど暖かく 柔らかく…全身を預けなくっちゃ
　いけない感覚に駆られそうな…罪作りなもっふもふ。

　… 匂いもなんだか…いぬ。って感じが濃いけど
　整えて野性味はあっても、人間的でいい香り )


　　　　[　もこ…もひゅ___ふもふも　]


( … 寝てる犬猫みたいに、ぐぐぐっ…と
　　からだを丸める事に力を強めて　… )

　　_____あ、これ駄目なやつだ


　　( そう自覚した頃にはすでに ...もふもふの虜 ...鼻一杯に吸い込む空気も ...とても新鮮で ...表情が緩まる、溶ける ... )

　　　[ ...ぎゅうぅ ]

　　　( ...求める様に抱き枕として扱いながら ...力一杯腕の中で抱き締め続けて ...頬擦り ...
...魔人は魔人で、人肌に触れる事が最近少なくて ...ちょっとした癒しを求めちゃってるみたいで )

________あのう



「 … あい(自分)、目 ぱちぱちしてます … 」

　( … 気まずそうに ___ 耳が絞られて
　体を丸めて　…　こそばゆそうにもぞもぞ )

　　....あ〜〜〜〜〜〜



　　　____おはよう！！！


　　( ...悪ぶれることは最早しない、折角なら堂々と )

「 おはようござい〜っ！！　うーん…と 」


( 楽しげな挨拶！からだが少し跳ねて耳も楽しくぴょこん！

　…　の、後でなめらかに落ち着いて。…抱っこ
　されたまま…だけど、気にせず話すことにした！)


　　　「　…　おねぇさん、ですよね？　」



____すんすん…　抱いてて見えない顔の方から嗅ぐ声

　　　「 .... .... ....あ 」


　( ...忘れてた ...たま〜に気まぐれで 変身してて関わりを作っちゃうから ...尚更 )



　　　[ こほん ] ___一つ咳払いをしてから ...魔女らしい膨らみを身体に持ち


　　　「 ...にひひ、そうだよ！！ 」


　　( ...時々耳や頭を撫でたりしながら ...楽しそうに笑いつつ ...顔を埋めたりもする )

「　やっぱりっ！ … よかったぁ いんなりおらんく
　なって心配してたんですっ なん事もないみたいで… 」

( … ほかの耳持ちほど、感覚は強くないのか撫でられても
　　心地よさそうにするばかり。… ほっとしたのか、耳が
　　へにゃりと倒れて 強張った体から力が抜ける…けど )



「　あぁ〜っ　お名前も言いなごってませんでしたしっ
　おねぇさんっ！こんの１回でいいですから、お名前！
　　教えてくだいッ！…　___あっ　あいの名前は…　」

( … 中性的で、もふもふだけど … 中、高生くらいの
　からだは野性味のある固さがあって … 頼りがいがある )


「　白羽射手(シラハネイテ)！…カムナは無いです！　」

(/ ...ぅえへ、ね、ねかけてたぁ！！！ ....ん、わん、ごめんごめん )

(/わぅんっ)

[ むぎゅぎゅぎゅぎゅうぅ〜〜 ... ]


　「 ...にひひ、ザレッド・イニールっ...それが、名前だよ ..俺のね！ ...はぁあ〜〜 ... 」


　　( ...抱き締めて癒される身体は魔人的には善人 ...満面の笑みを浮かべながら へにゃへにゃ ...体の力がすっかり抜けて )

　　　　　　「 … えいっ 」　[むぎゅむっ]


　( 抜けた力。…向かい合って、ぎゅうっと抱きしめる！
　とっても寒い日は __ ぎゅっとおしくらまんじゅうで
　眠ったことを思い出したら … おねぇさんもなんだか
　寒かったり、眠いのかな___ そう思ったら…こう！ )


　　　「 … やっぱり、おねぇさんでいいですか？
　　　　５文字以上… ちょっと、ニガテで…えへへ 」


( ぽり。…頬を掻く　___　馴染むのが早い訳じゃない
でも！カムと遊んでくれたこの人が悪い人じゃないのは
　　分かるから　…　やっぱり抱きしめたら安心する！ )


[すんすん___むぎゅむむ…]

____くびを嗅ぐみたいに抱きしめて

　　「 ...ぁっまってこれだめだほんと 」


　　( ...勿論魔人の方が強い、強いんだけど ...こうして抱き締められると身体の力が全く入らず ...でれでれ、口元もすっかり緩んだだらしない表情 ...ゆっくりと腕をあげて )


　　「 ...ば〜〜〜っちり、にひひ ... 」


　( ....ちょっと恥ずかしいのか顔が赤くなる ...本当心が安らぐのを感じる ... ...刺激される心が健全的 )

　　　[ぎゅぎゅ…]　____とくん…とくん…とくん


( 胸に抱きよせたら … 力強くて。暖かで …"生命"って
すばらしさが。…キレイさがよく分かる鼓動が聴こえる…
　__ …年下だとか、狼少年…美青年だとか。いろいろ
　　甘やかす要素があるのに。… カムがいるからか

　　　　___…　包容力でいっぱいのオーラ )



______そして　…


[　…　くー　くー　]


( なんて寝つきの良いこと！…魔女に甘えるまえに
　　抱きしめて、すぅっと眠りに就いてしまった！
　しかも。眠りのさなか、鼓動はたしかに…静かに

　　けれど "生命" に溢れて … 包み込まれる
　暖かさが、魔女に鼓動のリズムで伝わって…！ )

(/ はぁ〜〜〜〜〜〜〜 ....えこひいきしちゃいそうだ ...いやまぁヴォリンやミィリィが頬を膨らます光景が目に映るけど ... ...うん )


(/ ...可愛い、好き お小遣いあげる )

(/ なんかすごい夢を見た )

(/わふ？)

(/ ... ...帰ってきてから話す )

(/…シラハネイテ君どうだった？)

(/あ、夢のお話も気になる！)

(/ すぅ〜〜〜〜〜〜〜っごく好き！！！！！ )


(/ ...にひひ、お疲れ様 )

(/小さい方は〖�~鳴稲(カムナイネ)〗！)


(/ん？…あんまり口に出せない夢？)

(/ ... ...はぁあ〜〜、よく考えられてるぅ ...いいね、とっても ...また甘やかしてやらないと ... )


(/ ....〖GET TO THE TOP〗が流れながら冴○が山での生活を本人再現VTRしてた夢( )
手刀で薪割りしてたり、凍った鮭を二刀流で構えてたり、ベアボンバーやタイガークラッシュって字幕が入りながら素手で狩猟してた夢( ) )

(/本当にかわいいのすきなんだね？)

(/…シラハネイテ君が雪原属性だったから？)

(/ ...昨日は疲れてたから癒された！！！ ...にひひ )

(/ 分かんないけどめっちゃ面白かったよ( ) )

(/ねぇねぇ)


(/…催眠でいたずらされたニャル…と
　みんなの妹属性ニャル。…どっちが興味ある？)

(/！？！？！？！？！？！？！？？？？？ )


(/ うぎ、うが、うががががごごごごご ...ど、どっちもきょうみ、あ、ある、...ぐぐぐぐ )

(/今日はどんな気分？何したい？つかれた？)

(/ ...疲れてない！！！ ...み、みるとしたら、いたずら、ニャルちゃん、かな...？ )

(/キヒッ)
______________…





(　…　あなたは廊下を歩いていると …　)



____腹部、胸を抑えてうずくまる　…

____死屍累々にも見える　…　不穏な場面に遭遇する


( … 兵士達がほとんど ___しかし中には …
　魔人の見知った面々も…苦しそうな顔で。

　　　____同じように倒れている　)

　　「 ......ぁ〜〜〜〜〜？ 」


　　( 気晴らしに散歩していれば ...ジッと目が細まる
　　...命に別状は無さそうとは言え ...初めて見る様な光景 ...抜いていた気が引き締まるのを感じる )


　　　「 ... ...誰がこんな事したかは知らないけどさぁ ...


　　　　　　良い度胸してんじゃん ......？ 」



　　( ...倒れている兵士の様子を見つつ ...魔力が萎え立つ )

…………


____青い顔で白目…泡を吹き、気を失っている黒機

____うつ伏せで震え…起き上がれないネコダルマ

____力を奪われたように…向こうを向き、横たわる姉御


( … 何か、全く不明な理由で震えが止まらない兵士のひとりが　___　魔人の気配に、腕だけを動かし　…　かろうじて、廊下の曲がり角を指差す )



_______倒れた兵士の列は　…　其処へと続いている

　　「 ... ... ... ...強いね 何が目的かは分かんないけど 」


　　( ...肉体派ではなく、何かしらの絡め手が使われた事が姉御や猫達磨が倒れている事から良く分かる ...指を鳴らして ...向かう ...前に )


　　「 ...一応、ね 」


　　___手の波 医務室へと倒れた兵士や面々達を運ばせておく ...医霊と矢機に対して心の中で結構謝っておいて



　「 ....おじゃまっ！！ 」


　　　___手を構えながら、曲がり角から姿を出す！！

　　　　　　　　[ｻｯｻｯ____…ﾄﾝﾄﾝ　…　ｻｯｻｯ]



( … 其処に居たのは ___ なんだかふらふらした白黒
　　掃き掃除と　…　窓拭き ___…窓を拭いてると　… )


[ﾄﾞｻｯ!]___窓の外で　…　もがき苦しみ鷹と鷹人が落ちる




　　　　　　　「　…　あら　…　義兄様　」


　( … ハイライトがなく ___渦巻きが入ったような目
　　Tシャツ。…下は普通にスカートの白黒が此方を向く… )





　　　　　　　　　　〖　やっほい。　〗




　( … … … 至って真面目な顔で、着ているTシャツには
　　　　　　黒く太い文字でデカデカと書かれていた。 )



　　　　　　　　「　何かご用ですか？　」


　　　　　　　(_____物凄く落ちついた声)

　　　[ ぶふっ ]



　　( ...分かっている、白黒の様子がおかしいのも ...いかがわしいあれこれじゃなくて ...何かに操られてるのも ...ただ、吹き出さずにはいられなかった ...くつくつと笑った後で ...満足そうな息を吐いて )



　　「 ...何があったのかはこっちの台詞 どうしたのさニャルちゃん ...そんな格好してまで掃除するとは、ある意味似合わないよ？ 」


　　( ... ...色々と不思議だけど ...このまま放っておくのは何かヤバい ...そう思わせるには充分で )



　　　____今日くらい、休んでみたら？

(/ ご飯！まってて！ )

　　　　「 … 熱はありませんけど、そうですね 」



　( … ﾄﾝﾄﾝ、ちりとりの塵を袋に詰めて … ふらりと
　　　魔人を通り抜け　…　手と同じ方向へと向かう。

　　　　…　よく見ると　…　背中にも文字があって )



　　　　　　　　　〖　🥩デリシャス🥩　〗



　　　　　　「　医務室に行ってみましょう　」

__________


( … 白黒から見て後ろの廊下　…　其処で、壁に手を
　 掛けながら口元を抑えて崩れ落ちる…白衣が居たり

　　___…　ギャップが酷くて被害が凄まじい )

　　？　？　？　？　？　？　？　？


　「 .... ....いやニャルちゃん、そのシャツどこで売ってたの？？？ 」



　　( ..魔人的にそのセンスが本当気になる ... ...とは言えまぁ 着いて行くのには変わらない ...
　　...見た感じなんというか .....〖食中毒〗感はある ...様な )


　　「 ...まぁいいや、行こっか ...ニャルちゃん 」



　　____白衣を俵抱きして 白黒の様子を警戒しながら同行

　「 昔、友人と渋谷に行った時に駅近くの個人販売店で 」


　　　　　　　　( ____口調も軽々しい )

___________医務室


[ﾋﾟｸ…]『 …[ﾋｸﾋｸ]… で、は　…　___[ﾋｸﾋｸ]先生に…診察を…[ﾋﾟｸ]お願いします[ﾋｸッ]…___せん　…　せい 』


( … 今にも口角とお腹が粉微塵になりそうな矢機が
　なんとか堪えて　…　医霊を呼び、慌てて奥へと… )

　「 ... ...( しぶや？ ) ...へぇ〜〜、折角なら俺も買おうか悩んじゃうな ...中々面白いし 」


　　( ...様子のおかしい白黒が、面白いけれども奇妙だ )


　　______________________


　　「 [ 💦 ] ...あ、あぁ ...分かったよ ...ゆっくり休んでおきなよ、ドリフト 」


　　( ...矢機の様子に戸惑いながらも ...恐ろしい量の患者の数に .... ...大量のエナドリやゼリーの用意をして )




　　　　　...診察開始、と行こうか

_________…全員、過呼吸とか呼吸不足とか　…


( 白黒による笑い泣き、…地獄のような笑いに力が抜けるやら酸素が足りなくなるやら　…　____とにかく、…健康的ながら酷い状態 )


______


[きょと]「 … まず、どうすればいいでしょう？ 」


( 丸椅子に座った白黒。…___首をかしげて )

　　「 ....[ ぷつん ] ...ふぃいい〜〜〜 ...にひひ 」


　　( ...白衣をベッドに降ろした後で ... ...何故か魔女化しておく ...ただの、気まぐれ ...体の力が抜けながら 医霊に目配り )


___________


　　[ ...じぃいい〜〜〜〜 ]

　( 医霊の目線が厳しく刺さる ...特に白黒の目を深く覗き込んで ...悩んで )


　　「 ....ん、んん、そ、そうだね ....その服を脱いで貰える、かな？ 」

　　　　　「 … 分かりました お医者様 」


　　　　　　　　　[__ぐ…　するり]



( … そぉっと… ゆっくりとTシャツを両手でめくり上げ
　　　暑い日の___…健康的な汗が、つつ…とつたう
　　貧に、豊に傾かず　…　ただ__適度に引き締まった
　　　____特上の…並盛りといった感想を抱く肉体 )


______何の疑念もなく　…　ハイライトの無い瞳は従う

　　　　_____がばっ


　　　( 突然魔女が背後から ...腕を用いて四肢の拘束 ...腹やら尻尾やらも掴んで身動き取れない様に )


　　「 ...こ〜いうことでしょ？ 」

　　「 ...うむ、ありがとう ...さて、ニャル君 」


　　　( 額に医霊の指が当たり、とんとんと何度も突かれる )



　　　____君は一体、“何”なのかな？

　　　"しっぽ"____…普段、白黒にはないもの　…



　　　　　　　　　「　フニャ…　」


　　　　( … 思考が、読み取れる　____

　　　食堂、仕込み、喉乾、水、水、無色透明
　　　飲む、熱い、違う、熱い、料理酒、はほぁ )


______口から覗く…短い牙、へにゃりとした"獣耳"

　　「 ....ん〜〜、これ ...どういう意味？ 」



　　「 ....まぁ、私をお医者様と呼ぶのは中々だったけれども ...その感じはまぁ ....なるほど、酔っている ...


　　　　....失礼かもしれないが、瑠和さん、だろうか？ 」



　　　( ...拘束しながら尻尾を揉んだり触ったり撫でたり、魔女でも好き勝手悪戯三昧 ...
　　　...普段の白黒には無い所から、疑惑の一つを問いかけ )

　　　　　　　　[ぽわん]『　はふぇ　』


　　( … 夏毛でスマートな六尾、ゆるゆる格好 …
　　　　豊かで包容たっぷりの白いおきつね … )


『　ほんたいひゃら…　2びかん…こうたいたのみゃれ
　　　　　ひゃいまひへ…　ほやん。…にゃ〜　』

_____________



( … 端から見たらちょっぴり、誤解産みそうな状況 )

　　「 ... ... ...なるほど ...まぁ、いつも頑張っていてくれている職にいるよしみ ...仕方が無い ...と言いたいんだが 」


　　( 医霊は許す姿勢 ...ただしまぁ ...魔女は悪戯の笑みをより色濃くする ...見栄えがとっても悪人面なのは承知の上で )


　　「 ...色んな面を考えても被害が大きいからね ...罰を与える！ ....にひひひひ！ 」


　　　____ザレッド・イニール ...またの名を “ニャルちゃんファンクラブ会員” ...それらも踏まえて今回の罰は〜 ...




　　　　　〖今回被害にあった者達の次回食堂利用時:半額！〗...って所で

　　　　　　『　んにゃ？　…　ふぁ〜い　』


　　　( ____ …ほろ酔いきつねはこくこく頷いて )

____________


(/…催眠のおはなし、もうひとつか
　妹的ニャルか選んでよぉ…んへへ)

(/ ...ひぃこらひぃこら言いながら働いて貰おうかな、瑠和には ...にひひ
　...それじゃあ折角だし、もう一個催眠のおはなし、お願い出来るぅ？ )

「 ……… 」

( 頭が、ふわふわする )


__________…メイドのちょっぴりおかしな日


[ きゅっ、きゅ ]　「　……　」


( 背伸びをしながら窓を拭く … 静かな朝、掃除の時間

　今朝から、調子が __ "おかしい" …と考えながら …
　邪念にも等しいし、頭痛ではないけれど … 何となく
　考える事に、もやがかかったようで そうでないようで

　… そのうち、目の光も __ 少し薄めになっていく )



「 …… 」

　　( ...瑠和白黒ゲラ笑い騒動から後日 )


　　〜〜〜〜〜〜〜♪


　　( ...なんの意味もなく魔女化を慣らす様に歩いていた所 ... ... ...また白黒をいの1番に見付けて )


　　... ...... ...___先日の光景が浮かぶも、それはそれ




　　「 ニャ〜〜〜ル〜〜〜ちゃん！ 」


　　( 後ろから近寄って肩に手を置く ...ちょっと強め )

　「 ん 」[ぎゅ]

______…


　「 … 今日(こんにち)も、…ご機嫌うるわしいと
　　お見受けします … 少し 身が軽くなりましたか？ 」

　　( … 有無もなく 抱きしめるハグで 頬を撫でて )


　　「 今日も美しくございますね … 妖かしき魔女様 」

　　「　はぇ 」


　　________ やっぱり、へん、すごく、変！！！！




　　( ...スキンシップの丁寧さやら何やらで ...つい頬を染めてしまいながら ...白黒の様子を伺う )


　　「 や、やぁ〜 ...そ、そう？ ...いつもと変わんないと思うんだけど ...ぁ あの ニャルちゃ ...その ...はず、かし 」



　　( 想定外 ... ...それが尚更 羞恥を招く )

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冬瓜楽…

とてもとても、それがいい

…暑くて、よく目が覚める

(/ ...無茶だけは、しない様にね？ ...水分補給も忘れずに ... )

(/うんうん、埋まった埋まった…何か知らないけど急に上がってたから急いで埋めようとしてたんだ！ただいま？赤手！)

(/ にひゃ〜〜〜はっはっは！！！！おかえりなさい！！！！！！ )

(/うむうむ。突然変な事言ってごめんね？

　　　特に文字の意味はないからね！)

(/ ...朝一にあんな事書かれたらびっくらするんだから )


(/ ...さてさて、今日は何をしようか ... ...にひ )

　　　　　　　　将が面前に何事ガ！述べイ！

(/ たいむ！！！ ...どうせなら、...にひ、にひ、にひひ ... )

(/因みに大事にはならない！)

(/ ...うむ！それもよし！ ...いやぁ、ちょっと悩んでててて... )

(/ん？言ってみなよ！)

(/ ...十二将と十二支を出し合うのも良し！
　...赤城かどこかは知らないけどどこかを場面にして ...
　十二将と赤の魔物陣営！(こっち)
　十二支と旧神陣営！(月尾)

　...ってやるのも面白そうだとは思っててて )

(/…うむ、良いね！____…どっちからやる？)

(/ ...月尾のしたい方に任せよう！何せ今日はなんでもできるほど気分が良いからね！！ )

(/……十二将とは面と向かって話し合いたい？)

(/ ...ふむ、というと？ ...通信機的なので話すってこと？ )

(/いや　…　知らないって事で君たちが怒りそうな会議を
　　　することにしてるから　…　大丈夫かな？って)

(/ あ、ば〜〜〜〜っちり！！！！！！ぜんっぜん良いよ！！！ ...にひひひっ )



(/ そう言うのもしとかなきゃ ..ね )

「 昔やった会議になんちゃってタイムスリップしない？ 」



_______土王の部屋。…赤の魔物達の前にて　…

　　「 ...ごめん、言ってる意味が俺には良く分からないんだけど 」

　　_____困った様子で頭をかく魔人、いつも通り。


　　「 ...会議ってつまり、何かしらの作戦とか提案とかって事だよね？ ...何か話す事でも見つかったの？ 」


　　_____ごろり。ソファから今にも落ちそうな状態で話し掛ける仮面。


　　「 ...だがタイムスリップという意味が分からないね、 ... ...会議だけなら此処でも出来ると思うのだが 」

　　_____久しぶりに薄いクリーム色の紳士服を着こなす医霊。 ...頬杖を突きながら集まってて。




　　　『 ( ... ...はて、我の部屋を集会所にした覚えは無いが ) 』


　　( ...土王の部屋、広さは自分自身で弄れて自由自在！ ...ソファとかあって空気も程良いから休憩所としては実は適してたりする )

「 …イニール君には分かってほしかったかな
　　いっつも良い思いしてるのに(ボソッ… 」

( ｶﾞﾗﾗ…と、プレゼンをホワイトボードごと引いてきて )



「 … はいはい。此処にいる赤城代表、ザレッド・イニール君は影国代表である将軍王さんに相談を受けて　…　独断で組んじゃう一歩手前って状況になってるわけですね？ 」

_____らくがき魔人と、画像の将軍が手を取り合うプレゼン



「 ま。本編の時系列はテキトーに私がどうこうしちゃうから
　この際どーでもいいとして … さしもの将軍王も、影の国に
　独断で組む。…なんてことは出来ないから

　______【影国十二将(全権力+最高戦力)】を揃えて
　　　　　　方針に関する会議を行った訳です。はい 」



_______プレゼン

・翡翠と思わしきらくがきが将軍王に耳打ち
↓
・証拠らしき？マークの物体を見せるらくがき翡翠
↓
・やや訝しみ、信じた将軍王が部下に呼びかけ
↓
・11の黒い影



「 これからイニール君がどうするか知らないけど
　赤城で共有するべき情報なら私がちょこ〜〜っと

　___映像つきで漏らして良いんじゃないかな？って 」

　　「 ...？ 」


　( 残念ながら今の魔人の脳味噌は日々の世話や諸々で中身は空っぽ！ ...しりある状態だと尚更脊髄で動いてるものだからそれは無理な話だったr ...ごほん )


　　________________________


　　『 ( ...なんでもアリだな、流石だ ...ふむ、とすれば ...我等が力を蓄え ...成長させるのももっと死力を尽くさねば ) 』


　　( ...土鎧を纏った状態で思案を深める土王 ...無論それは、お楽しみに取っておくが )


　　「 要するに ...ん〜〜、と ...敵情視察？ ...って奴なのか〜？ ...自分的にはよく分かんないぞ 」

　　「 ま、一方的にこっちから見れるって事だろう？ ...あたい等は良いんだけど、...その、大丈夫なのかい？ 」


　　( ...酒も飲んでない雪鬼の膝の上で丸まる赤猫 ... ...こちら側のメリットが些か大きいと気になったのか翡翠の身を案ずる様な表情 )

　「 お〜？身も葉もない私を心配してくれる感じ？
　　泣けるねぇ…そこんとこは気にしない気にしない！」


　( ___ 何らかの数式や謎の言語が浮かび上がり
　　　１列となり　螺旋を描き　記号となって増え
　　　…　ほどけるように青い光の粒子へ変換され

　　　_____"時の特殊な傷跡"を作り出す　… )



「　なんちゃってタイムスリップだから　…　
　行ってもらうトコは本当に【昔の時間】
　じゃなくて【記憶の世界】。…私のね！

　____色々操作して都合よく見れたり
　干渉したり出来るようにした【追体験】！…

　　　もっと言えば【特別体験版】？　」


( … 半身を傷跡に入れて ___ 此方を覗く翡翠 )



「　まぁ、だから【私の頭の中】みたいものだから
　何やっても実質タダってこと！…あっちの世界では
　私のキャラがおかしな事になってるけど気にしないで〜？」


______じゃ、準備できたらどうぞ〜っ


[　…　しん　]




______嵐のように過ぎ去り、残った傷跡

　　「 ...はぁ〜〜〜、相変わらず破天荒だなぁ ... ... 」


　　( 大きなため息をこぼす魔人 ...そこそこ長い付き合いだけど、未だに何を考えているかサッパリ分からない
　　パンドラの箱じみた頭をしている事だけは分かるけれども深く理解するつもりはなくて )


　　___________最低限の装備をして ...


　　　メンバー:魔人+仮面+医霊+赤猫+雪鬼


　　( ...土王まで行くと流石に色々と面倒な事になるだろうから、ここまで ...その代わりと言ったらなんだけど、全員が土王の【分体】を持ってはいて ... )





　　　　「 久しぶりだね、こう言う5人で行くの！ 」

　　　　「 ...頭の中とは言え久しぶりの、小さな旅といこう 」

　　　　「 にゃはは ...あんまり心配かけない様に、楽しむとするぞ！ 」

　　　　「 ...もちろん、トラブルが起きたら ...バトるけど！ ...あぁ、酒が進みそぉ〜〜！！ 」


　　( ...目に赤を宿して 5人それぞれ、傷跡へと飛び込む ...
...残った土王、ぽつんと眺めて )


　　『 .... .... ...懐かしい、な 』


　　( どこか寂しくも平和な赤城を思い出しつつ ... 帰りを、待つ事に )

　…　___♪


[ …♪"…♪　___♪…♪　___♪♪♪…♪"♪"♪" ]




__________________…




"眼を開く"←




( ____… )



( …__ 白寄りの灰色、黒寄りの灰色 … スモーキーな
　　　色彩と、ダークで少しアブない雰囲気の"壁"　…

　同じ色合いで、…見上げるほど高い天井と
　目が覚めるような… 銀白のカーペット。

　ビター・チョコレイトのような両開きのドア
　いかにもな、… ダークグリーンの観葉植物

　____鈍色の黄土が威圧的なシャンデリアも
　____固く閉じられた机やクローゼットも
　____ひとすじの光も漏れぬカーテンも
　____"１つしかない"椅子も　…　)



【　絶対の権限を預かる者　】を否が応でも知らしめる



　　　___________【　将王の間　】_________



　( … その椅子に座すのは　___…当然ながら只１人 )






　　　　　　　　　　　「 …さて　」



　　　　　　　　　




　　　　【　影国十二将 "将王"___絶対的戦力　】


　　　　　　　　(_____邪楼・影である。)




　( … 帽子の有無 ___ あの初対面とは打って変わって

　両肘を付き … 深く据わった黄土の瞳がその場を圧する

　___…単なる座観 …　其処に在る、という事実が空気に
　　重圧を含ませ … 発する言葉、ただそれだけが存在と

　　　　　…　風格に多大なフォースを纏わせる

　…　其処に、あの時の気遣いは微塵もなくなっていた　)




　　　　　　　「　…　要件を聞こう　」


_________


( … 着いて数秒、ラスボスの前に五人は放り出された )

___________“王”の圧だ .....


　　( 赤い魔物達にとっては ...数十、数百 ...それほどまでに久しぶりに感じる ...
　　...気を引き締め直すには充分 ... ...こう言う時、代表して話すのは ...やはり )


　　　「 ...簡単だよ



　　　　____遊びに来たのさ、影さん 」



　　( 魔人の堂々とした宣戦布告 ... ...悪戯の笑みも 今はどこか“悪魔”を含んだ様子で ...嘲笑いつつ ...
　　　...指を鳴らせば大量の手で作られた椅子 )


　　「 ...危なくなったら、アレを発動する事 ...それじゃ 」



　　( 魔人を残し　___4人は左右に捌ける )



　　　　　____さ、話そうよ ...にひひ
　　　　　赤城魔王補佐兼触覚の魔物
　　　　　ザレッド・イニール ...お久しぶりかな？

　　( 椅子の上に座って ...向かい合う ... 前と雰囲気が違う事も理解しながら それでも魔人は変わらない )



　　　

( … 黄土の瞳 ___鋭く魔人を見据え、…沈黙を挟む )



　　　「 …失礼を承知で申し上げるが、赤城代表殿
　　　　我々はこれまで一度も顔を合わせた事はない 」



　　("赤城同盟持ち掛けより10ヶ月前の出来事である")

______初手　…　意味不明の返しに訝しむ視線は強まるも



　　「 しかし貴方の事を存じ上げないとは言わない
　　　赤城の皆様。遠路 … 遥々お越し頂き、恐縮です

　　　　　そして … 私の非礼をご容赦願いたい 」


( … 顔も知らぬ彼らが【赤城】の者、それも代表と知るや
　威圧を放っていた将王 __ 席を立ち … 頭を深く下げる )


　「 … 翡翠より皆様の事は伝え聞かせて頂きましたが
　　なにぶん 言伝もなく、こうしてお越し頂けるとは …

　　　　歓迎の用意も出来ず まこと面目ない次第。
　　　応接間が隣に、… ひとまず そこでお話を___ 」



　　　( … 威圧、重圧、上から目線は全て消え去り
　　　　帽子を胸の前に … 隣の部屋の扉を開くと
　　　　_____「(どうぞ)」…と、雰囲気を作る… )

　　「 ....( 時系列くらいは説明して欲しかったなぁ ...思うんだけど、翡翠って一言二言足らない事 ...結構多いような ) 」


　　　( ... ...崩されたペースに ..困った様子で頭を掻いて ...駆け出そうとしていた四人も 医霊が一番初めに止まって ...ヘタをすると暴走する2匹を強めに霊魂で拘束をして ...仮面は少し不貞腐れながら元の位置へ )


　　「 ...そう畏まらないで欲しいね、流石に ...
　　　菓子折りも持たずアポ無しで来たのはこっちだ ...どっちかって言うなら俺らの方が非常識的な感じだし ...


　　...はぁあ〜、やれやれ ...それじゃあお言葉に甘えさせて貰って、お話しさせてもらう事にしますか 」


　　( ...下手な敬語を使いながらも ...流石の魔人もこう言う時はちょっとばかりは申し訳なく思ってる ...椅子を解除して応接間 ...
　　...仮面を被った赤仮に、ミイラ2人を引き摺る医霊 )



　　　______ カッコつけたのが、ちょっと恥ずかしい

(/序盤【初対面】。…セーブポイントだよ！)


(/感想どう？あ。準備できたら選んでね！)

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・セーブして続ける

・セーブして終わる

(/ ...相変わらず影は隙がないね、圧やら何やら ... ...でも久しぶりに会ったから懐かしくもあるね ...
..やっぱりまた色々しやすいように増やさないと )


さ、セーブして続けよう ...電源が切れるまで

(___後ろから「俺だ…応接間に緑茶と合う菓子を…」)

__________



( … 息をするのも抵抗がある【将王の間】に比べて
　適度な大きさの机 … 大きめのソファ、冷蔵庫と …
　生きる上で求められる、ひと揃え … 庶民的かつ
　親しみやすい雰囲気と内装の応接間。…なんとも

　___"魔人が初めて会った影"を思わせる雰囲気 )



[ ﾄﾎﾟﾄﾎﾟﾄﾎﾟ… ]「 今、菓子を持って来させています 」

(「 よければ 」…と、4人分の湯呑みに … 苦味薄く
　味わいの濃い熱いお茶を…__１人のコップに麦茶を
　注ぎ … 机に並べる____同じ急須で注いだお茶…

　…　率先するように___影は自分の湯呑みをひとくち
　____毒は…無いようだ。… )



　　「 どうぞ … 遠慮なく腰を降ろして頂きたい 」

( ...正座する魔人、医霊 ..少し楽に足を寝かせた仮面 ...解放されて ...胡座をかく赤猫に 片膝の上に肘を乗せる雪鬼 ...さっきまでと比べて息もしやすく ...徹底したもてなす態度に威勢や牙も折られた様子で ...ただどうにも ...やっぱり血の気の多い猫と鬼は ...少し下がっていて )


　　「 ...う〜〜ん、やっぱそう言うところを見習うべきなのかなと 見ていたら思うよなぁ 」


　　___カリスマと呼ぶべきか ...魔人にはまだ少し足りないようにも思えたから ... ...溜め息、溢して


　　　[ ...ずずず ] ...軽く茶を啜りながら ...視線は、離れず


　　「 ...あ、私は面皮赤仮！ ...えっと、監視やら管理やら色々してる！ ...はじめましてだね！ 」


　　「 ...ブレシュール・ルージュだ ...赤城では医療担当と言う名目 ...そしてまぁ、聴覚の魔物でもあるよ ...此処が君達の拠点という事で良いのだろうか、邪桜さん 」



　　( ...同じ様に茶を啜りながら軽い自己紹介をして ...邂逅をしている側で ..辺りを見渡してソワソワ気味な赤猫と雪鬼 ...頬を膨らませ不満そうだ )

( … 五人が思い思いに席へ着いた事を確認し、将王は
　　机の横側の椅子に … 帽子を脱ぎ、膝に手を添える )


「 はい … 外から"城下町"をご覧になったと思われますが
　円形の防壁に護られた街の、ちょうど中央に位置する影城…

　　"リリファス・トーラタレア"と呼ばれる巨大な城は
　【影国十二将】からなる全権力、戦力を行使する拠点で…

　　____…我々が今居る、299階は【将王の居住区】。
　　重要な会議等はこの階の【円卓】で行われます 」



　　　( … 落ち着きのない赤猫、氷鬼を一瞥し )



「 … 大変申し遅れました ___【将王の間】を預かる
　　影国十二将、最高責任者… 邪楼 影 と申します …

　　　面皮赤仮 殿、ブレシュール・ルージュ 殿 …
　　　そして其方は、ヴェルメリオ 殿、レギオン 殿

　　…　ザレッド・イニール殿。以後　お見知りおきを 」



　　　　　　　( ____ 軽く頭を下げる )



「 … さて、ゆっくりとご用件をお伺いしたい所ですが …

　____残念ながら、我々どもはこれから間もなく …
　　会議の予定があります。…重ね重ね 失礼ながら

　　　　手短に　…　お願い頂けますでしょうか 」


　　( … 目上の者に話し掛ける感覚が途切れない )

　　　( ...こう言う時、返信に普通は悩むのかもしれない ...しかし残念ながら ...この場で濁す意味は何も無い、だから ...5人それぞれ口を開く )


　　「 言ったじゃんか、俺らは遊びに来たんだよ 」

　　「 観察しに来たって感じかな？ ...こう言うお洒落な所、城に作るのもありかも！...んひひ 」

　　「 ... ...すまないね、君達の事を私は疑っていた ...私としてはまだ不確かなものが多かったからね ... 」

　　「 ....戦いに来たんだぞ 」

　　「 .......ひまつぶしぃ 」


　　( ...五者五答 ... だからこそ、本当にお邪魔したのとなんら変わらない )

[ … ガリ ](__焦りも憤りもない、…困って頭を搔く)



　　　　　　　「 … "観光"、と？ 」



( … 内、１名の宣戦布告に捉えられかねない言葉は流し
　　時計を眺めつつ … ___思案に数秒の沈黙を挟む

　　　…"予定・準備・もてなし"。思考はひとつずつ
　　塞がり…悩む時間も惜しみ、此方から手短に仕掛ける )


「 …… 平日であればこのまま街へ観光に送り出させて
　　頂きますが、今日は生憎___… 会議が終わるまでは
　手続きに滞りが出かねませんので、大変申し訳ないが

　　　　…　差し出がましい頼みを飲んで頂きたい

　　　"5分の手合わせ"。…此れを条件にこの応接間で
　　会議、終了の時まで待って頂く… __私としては　…

　　これ以上を求めようがない　…　如何でしょうか　」



__________

　　[ ....ぐ ] ( ...全員揃って親指を立てた後で ...提案に乗り気な魔人、赤猫、雪鬼 ...微妙な反応を示す医霊と仮面 )



　　「 ...乗った ...俺はそれで構わないよ、ま ...なんなら会議には参加しないけれど聞かせてもらっても良いし？ 」

　　「 ...戦えるならなんでも良いぞ！ ...最近体が疼いて仕方が無いから ...楽しみにしてるぞ ...にゃは 」

　　「 ... むしろそんな好条件を出してくれるんだねぇ、あたいもそれは大歓迎！ 」


　　____...全員参加したら、全員倒れた時に大変だからね ...私はパスとさせてもらおう

　_____私も闘う為に来た訳じゃ無いからね！ ...まぁ、実力に自信が持てないのもあるんだけど ....



　　( ...目が赤く光り 両手を合わせる魔人
　　　口元から火の粉を吹いて キラキラと目を輝かせる赤猫 ...
　　酒瓶を片手に 反対の手に金棒を持って八重歯を見せながら笑う雪鬼 ...
　　...全員が納得はしながら、その時を待つ事に )

______

　　

　　　　　　「 … いえ、手合わせについては 」



　( 両肘を付き…眼光を引き絞る ___…どう、と寄せ
　こみ上げる熱くも 冷ややかでも … 感に至るまでに
　背をつたう "何か"。口調は丁寧なまま_"先程の気迫" )


　　　　　　　[ ス" ロ" ﾛ" ﾛ"____… ]


　　　　　　　「 … すぐに始めましょう 」

_____________




( … 口調も、声色も丁寧な抑揚を崩さず … ___
　しかし … 崩れぬ彼らに確かな興味を抱き
　__… ちぐはぐ、並びに高出力。…多属性が
　渦を巻きながら … 影は噴出を抑え込む )


「 …… "会議"には ___【影国十二将】全員が揃います
　　わが国の主戦力、及び最高戦力の層を形成する彼らが
　 城の内部で起こった騒ぎに気付かぬ等まずあり得ません

　… 将王を任せた私に、便箋のひとつも寄越さなかった
　貴殿方が戦闘を繰り広げているとなれば … 彼らは全力で

　　　　　　…　貴殿方を排除するでしょう 」


( … _____ )


「 … 彼らは今、召集の連絡や用意のため 城を離れている
　　都合のいい時間は … 今しか無いのです …… それに 」



　　　　「 … もうひとつ、都合のいい事がある 」



____________[ｺﾞﾄﾝ …]


　( … 席を立ち、出入り口の扉に歩いていく　… )


　　「 … 腰を降ろして早々、申し訳ありませんが
　　　　　　　…　後に続いて頂きたい 」

　　　_______「 ....... [ ✨ ] 」


　　( その言葉に喜ぶ赤猫 ...待ち望んでいた戦闘 ...やっと解禁出来ると思えば体中の熱が高まるのを感じる ...文字通り熱く、熱く ...昂る！！ ____「　にゃはははっ　！ 」 ..なんて心底幸せそうな笑い声をあげて 早速立ち上がっては
歩き出す ... )


　　___________遅れて魔人と雪鬼も ...医霊と仮面も歩き出し ...



　　「 ...ま、そりゃそーだろうな ...ぶっちゃけ俺等がやってる事は不法侵入や何やらで完璧アウトな状況だ ...敵と見做されてもおかしくなかったし ...だからこそ 初めに出会えたのが ...影で良かったとは思ってる ...話が通じる側だし 」


　　( 頭の後ろで両手を組みながら歩きつつ ...流石に冷や汗を垂らす ...それもこれも翡翠が説明に足らないから、と文句を足そうとしたところで ...責任の有無は自分達にもあると口を閉じる ...その代わりその分の不満を大きな溜息として放ち )


　　「 んっ ...っはぁ ...そいつはま、こぉつごうだね ...あたいらみたいにへーわぼけもしてない、うん ..ゆーしゅーゆーしゅー ... ___ちょっと、はらたってきたけど 」

　　　____ ....ヤケ酒する雪鬼


　　　_______それは少なくとも ...この地を守る幹部としては【十二将】達の方が適切で、優秀で ...
　　...自分達の対応が甘く感じる、不甲斐なさやら ...諸々で ...ただその分、戦闘のやる気は上がる...




　　「 ( ...“5分”、か ...達人同士の死闘は一瞬と聞くが、果たして ...瞬殺にならない事を祈っておこうかな ) 」


　　「 ( ... ...寧ろ、あの3人で敵わなかったら色々問題があるんだけどなぁ ... ...なんだか見てるこっちが不安になっちゃう ) 」


　　　( ... ...心拍数が上がる2人 ..不安は 心の中に留めておく ...3人へのカンフル剤にするのも悪くないが ...今回の闘いはあくまでも“制御出来る範囲”で )
　　　　

　「 ご存知と思われるが、先日 … 私は貴殿方について

　　　十二将の１人である翡翠 … と思わしき人物から

　　大雑把な説明と___…とある"物体"を所有するという

　　報告を受けました … 並びに〖盟約〗を結ぶべきとも 」



　( _____ … 乳白色の壁、灰色の天井 …黒い石の床

　　すれ違った … "長身の騎士"に、何か指示を飛ばし
　　将王は　…　影は銀白のカーペットを進んで行く )




　「 突拍子もない話に私が答えあぐねていると翡翠は …

　　　縁も、ゆかりもないと思っていた貴殿方の中に …

　　私の"恩人"。…及び、"知人"が居たことを明かし …

　　　　　更には、貴殿方の所有する〖物体〗が

　　…　我々、影の国が直面するであろう【問題】の
　大きな助けとなるであろう … 証拠を提示したのです 」



　　　　( ____影は … 堂々と見せている
　　　　…　眼前に在る、眼はそう捉えていても

　　　　…　遥かに、遠くを感じさせる背中を )



　　　　　　　……　突拍子もなかった話が


　「　… 今では、国営に影響する手前にまで来ています

　　　　　貴殿方が持つ〖物体〗、そして〖関係〗

　　　それらは私個人に委ねられる権限を優に越えて…

　　こうして会議を開かねばならなくなった。… しかし


　　　　…　この"会議"も、ほぼ私個人が発端となる
　　国にとって突拍子もない出来事となってしまいました　」



　　　　　　　　　( …… 廊下は、長い )

　　「 ....ふ〜〜ん ...まぁ、少なくとも俺達の中では無いのは確かだな ...そう言う関係性を持った奴がいるとは思えないし ... ...で、 ___なんでそんだけ濁すのさ
　　　さっさと教えなよ、その【物体】って奴を ... 」



　　( 当たり前だが ...話の筋が見えない ... ...だから聞くならばさっさと要件を聞いた方が良い ...可か不可かはその後で決める事 ...
　　___今一番魔人が欲しいのは、“暗黒”を祓える“戦力”なのだから )




　　　「 ( ..... ......？

　　　　　...思わしき？ ...本人、だと断定出来ない？ ...いや、それ以外にも ...なんだろうね、この違和感は ... ) 」



　　______話は真剣に 『聞く』 医霊 ...引っ掛かる文言がいくつかあり ...抱かせる疑問を静かに悩ませる


　　( ...退屈そうに欠伸をして聞き流す赤猫 ..酒で頭が回らず聞き耳を立てる雪鬼 .... ...聞いてるけれど内容があんまり理解出来ない仮面 )



　　　　_____ ...歩く度歩く度 ...心がざわつき ...もどかしい

　　　　　　　　　「 … 濁すも、何も 」


　「　貴殿方は、まだ全てを明かせる立場に無い　」


_______________

　( … "会議室"___と、看板の掛かった両開きの扉を開き
　　中央に … 巨大なドーナツ状の机。… 映画じみた特大の
　スクリーン … "十二名" が収まるには、些か広すぎる

　　　　　____広大な部屋と、脚を踏み入れた )



　　「 … 私は___【この国】は、貴殿方に与する事を
　　　　決定した訳ではない … 例え、この国にとって
　　　〖物体〗が計り知れない価値を持つものであれ …

　　　　"まだ何の関係もなく"、"盟約も存在しない"


　　　　そんなあんたらに【国の要】である"俺"が　…

　　国の根幹に関わる【機密】を吐ける訳がねぇだろう 」

_____________



　…　広い部屋。____…広場と言っていい一画に影は進む




「 これから此処で行われるのは あんた達【赤城】の …

　扱いを … どうするのかって会議だ。… その会議には

　　　俺は【影の国:将王】として出席させて貰う

　…　要するに　__"あんたらを信じれるか分からねぇ"


　　　　…　そういうガラで行く気"だった" 」


(続き)