Couleurs de Rêve fantaisie
――ゆめいろふぁんたじー。
>>2 ♡
♡ >>3
>>4 ♡
♡ >>5
喋るくまのぬいぐるみさん×小さな女の子!
どこかのお家に暮らす女の子と、その子のお気に入りのお人形さん( くまさん )のお話。
二人のゆめいろでふわふわな毎日を……
♡ 非募! 私と◆AEさまのみのなりきりわーるどでございます。
♡ ロルは字数制限なーし。
♡ 置きレス推奨。リアル重視で良いのよ、まったりやりませう
『 まおはね、くまさんとお喋りしてるときが一番楽しいんだぁ 』
篠ノ井 真緒 ~ Mao Shinonoi ~
8歳 / ♀ / 6月27日誕
あまり人と喋らない、どちらかというと静かな感じの女の子。他の子とお喋りしていても何だか気が合わないとか。大事にしているくまのぬいぐるみや家族とはよく話す。どこかおっとり・マイペースで、のんびり屋。独特の余裕感がある。あまり怒らず泣かず、というか少しはしたない振る舞いだと思っているらしい。小2なのにね。でもよく微笑んでいる。素直で無邪気で、「 ごめんなさい 」「 ありがとう 」の言葉はちゃんと出てきます、子供だね可愛いね。裕福な身分だからか少し運動は苦手、走るのも遅く。
みどりの黒髪は緩くウェーブがかかっており、生まれててからずっと伸ばし続けてきた結果、胸を越すくらいの長さ。ハーフアップにし、お気に入りの紺のリボンのバレッタで留める。前髪は適当に流す。紺色の瞳は子供特有のきらきらに満ち、大きめでくりっとして。目は若干垂れているような気がしなくもなく、二重。ほっぺはぷにぷにで赤く染まり、林檎のようで。体は全体的に少しむちむち、ぽっちゃりして。少し色白の肌。紺色と桜色が好きらしく、お気に入りの服は殆どその色でフリルが所々ついている。ズボンよりワンピースやスカートがお好み。身長129cmくらい。
一人称は「 まお 」、二人称は「 〜くん 」「 〜ちゃん 」。くまのぬいぐるみさんのことはあだ名、もしくは「 くまさん 」。話し方はゆったりした感じ。
甘党で、辛いものは大の苦手。
両親は医師だとか。甘やかしてるらしいね。
( / 次に◆AEさまぷろふぃーるを…! 急なのですがぷろふ終わりましたら初回お願い致します。半也はおまかせですー )
『 あたし、真緒ちゃんのお話を聞くのも、真緒ちゃんのこともだーいすきだからねっ 』
名前 / ふらわー ( フラワー )
年齢 / 3歳
性別 / ♀
性格 / 女子高しでとにかく明るい女の子。天真爛漫。おしゃれとお菓子作りと真緒ちゃんのお話聞くのだーいすき。あと美味しいもの食べるのもだーいすき。好奇心旺盛で流行に敏感。嘘をつくことが苦手で隠し事もついつい言ってしまうが秘密は絶対に守る。裏表が無い。細かいことは苦手で大雑把。いつも基本にこにこで自由だが時に頼れるお姉さん的視点で悪いことするとしっかり言う。お世話好き、悪く言えばお節介。聞くのも好きだが話すのも好きでその内容は中々に面白い。普段から面白い子で構ってもらえなかったりすると冗談で怒る(「もうお話聞いてあげないっ!」と言ってわざとらしく拗ねてみたり)。大人のお姉さんらしく振舞うことも多いが、案外子供なところもあったりする。結構相手の表情が読めるため、悩んでいそうだったら話を聞いてあげたり落ち込んでいそうだったら面白い話をしてあげたり色々手を尽くす。割とあまりご主人様弱いところを見せたくは無くて、ちょっと強がり。感情的になることは少なく怒る姿はあまり見ないが愚痴は時々零す。
容姿 / クマさん時:強めのピンク、青、紫が迷彩風に交わった色合い。くりくりの目の中には星のスパンコール。お腹は白くてふわふわな感じ。足にはハートの模様。短い尻尾ぬいぐるみ時は体長80糎ほど。
女の子時:ふわふわとしたパステルピンクの髪の毛を一房三つ編みして大雑把に紫色のゴムで結んでギリギリビックテールに。髪の毛の量はそこそこなためかなり広がる。毛質としてはかなり癖がありとかしにくい。白い肌に睫毛が長い紫がかった黒の垂れた黒目がちの瞳。一点を見つめているようにぼけーっとしていたり、きらきらと輝いたり顔に出やすい。控えめな鼻にあまりぷっくらはしていない唇。常ににこにこした口元にはえくぼが浮かぶ。身長135糎の若干むっちりとした体型。腕を伸ばした時二の腕から肘に肉が乗るくらいのむっちりさん。スパンコールでハートが描かれた丸襟の黒い半袖、そこには白いレース。深い抹茶色のショートパンツにはポケットが2つ。白いニーハイソックスには少々肉が乗っている。家の中では裸足だが、外に出るときは靴下に水色の強めのピンクの靴紐が通されたゴムの白いスニーカー。
備考 / 一人称→ あたし、ふーちゃん 二人称→呼び捨て、ちゃん、くん
好物は鮭。何も食べなくても生きていけるは生きていけるが食べるのは好き。
お相手ちゃんの事は頼ってくれる妹かつ一番の親友と思っており抱っこや撫でてもらう事が一番の喜び。
話は何故だか恋愛経験からのもの( 男は○○だから〜 )等が多いが恋愛経験なんてあるのかは不明。聞いてもさらりと交わしてしまう。
***
真緒ちゃん真緒ちゃん、あたしの PF! ( 腕組み仁王立、ででどん )
これからいーっぱいお話ししよーね ( けたた.)
( 少し耳をすまし聞こえるのは、てちてちてち…という小さな足で踏ん張って歩く可愛らしい足音と、少しぱさぱさとした毛がフローリングと擦れる音、それしてえっちらおっちらとフローリングという名の大地を踏みしめる彼女の吐息。目をやれば、慎重に歩く体長80糎のぬいぐるみ。そんな神経研ぎ澄まさなければいいのに…と声をかけるのは禁句。何を頑張っているかと言いますとダイエット。一応女の子なので肉がちょっと気になっているためお家でトレーニング。腰に重り ( 拾った石ころをいっぱい詰めたビニル袋 ) をつけた赤いリボンをお腹に2周3周巻きつけてタイヤ引きずるあれみたいな特訓。明らかに人間でやったほうが楽なのは置いといて、しばらく踏ん張ると足の疲れがすぽーりと抜けたように立ち止まり、焦り焦り紐を外してその場にごろーんと貫禄ある感じで寝っ転がって。しばらくじたばたしていたが、その力もなくだらーんと最終的に萎れた感じに。撫でてもらおう、褒めてもらおうというという下心と癒しを求めご主人様の所えごろんごろんと寝っころがり移動を始めて)
まおちゃーん、
>>真緒ちゃん *
pfと初回、ありがとう( にこ )効果音すごいなー、まおもつけてみようかなー…いつかどでん!ってやってみたい( にひ )
うん、お話はいーっぱいする! だってまお、ふらわーちゃんのことだいすきだもん!( にーっ / 目細め )
うわあ、ふらわーちゃん…汚れちゃうよ、
( 廊下を意味も無く彷徨っているところ。ちょっと疲れていたのかな、目を両手でごしごし。現れた歩行物体、いや寝行物体と表すべきなのか。そんなのが現れるともう一回両目を強くごしごしとこすり、目をぱちくりさせてまじまじと見つめ。廊下の向こうからやって来たのは何だあれ、と不思議そうに首をかしげて考え込み。やがて自分の愛するぬいぐるみの匂いを嗅ぎ取り、「 くまさん! 」と未確認物体を見て曇っていた顔が一気に晴れやかになり笑顔の花が咲いて。ふわふわと浮かれたような足はスキップの音を刻み、小さなパートナーに駆け寄って。しゃがみこんで親友を抱き上げれば、床の上を移動してきたときに頭部についたほこりを払い。やけに重いな、と不思議そうに瞳を覗き込んで。じゃら、と音を立てた石ころたちには気づかずデリカシーの無い発言を悪気のなさそうな純粋な響きで漏らして。 )
なんか重たいけど…どうしちゃったの? また太った?
>>6 ふらわーちゃん
使いたければ幾らでも使っていいんだからね ( どややぁ ) ほらほら、ででどん!って ( ででどん! )
ん、そしたら私も嬉しい ( わーいわーい、 ) よろしくねよろしくね ( しっぽふりふり )
違う!違う!太ってないからぁ!
( 毛を通して手の温もりをぬくぬくと感じながらだらーんとしていたものの、子供の衝撃発言により耳がぴくりと反応。いな○いな○ば○の踊りの団子虫のように突然ジタバタするとガバッと起き上がって。柔らかい腕を掴みながら必死に訴えかけ、つぶらな瞳で無言の圧力 ( かかってるかはお察し )をかけて。光の加減的に微妙 ( というかそういう材質 ( 天然 )だったりする )だが、もしかしたら目はウルウルしてる…かもしれない。床にとん、とついたビニル袋の重さと自分の意思に引きずられるように大地 ( フローリング ) に膝を使って綺麗に降り立てば、がばばっ!っと相手の方を向き、空を飛ぶ鳥さんのモノマネでもしてるかのように手をパタパタと上下に大きく頑張ってふりふりして、足で小さい背伸びをわーわー!と繰り返しながら拙い日本語で誤解 ( ? )の意図を解こうと一生懸命な説明を始めて。)
違う!私がしてたのはあれ!だいえっとなのっ!
>>7 真央ちゃん*
ええーっと、じゃあこれで!い、いえい( どででん! / ぴーす )うわぁ……なんかすごい、すごい人になった気分( 目きらきら / 両手見つめ感激 )
ふふ、しっぽふりふりしてる、やっぱりふらわーちゃん可愛い( ふへ / 頭撫で )
え、だいえっとしてたんでしょ? ってことは太ったんじゃ……
( 相手の目線が低くなったので目を合わせようと床に寝転がり。身振り手振り( 手振り? )で話す訴えをうんうんと頷きながら真剣に聞き、手を顎に当てて考え。数秒後、それってちょっと可笑しくない、と驚きと戸惑いをたっぷり込めた首こてん。語尾を濁らしたのはいまひとつ彼女の説明が分からなかったのか、語尾を濁らせた方が良い、と真緒ちゃんが賢くなったからなのか、それは貴方のご想像にお任せする。ちょっぴりお肉のついたおてての手のひらを上に返して彼女の方に向けた手は「 そうなんでしょ? 」と喋っているように見え。 )
>>8 ふらわーちゃん
ついに真緒ちゃんもお偉いさんに…( 感激 )じゃああたしたちは仲間ねー( にへー )
そーそー、嬉しいなると尻尾ふりふりーって( 尻尾ふりふりー )
( 相手の理論展開にぽかーんとアホヅラ ( 表情のパターンはあまりない )をして。図星だったのかな。それともただすごいって思ったからなのかは不明だが、とりあえずぽかーんと。ぽかーんぽかーぁん。ああそっかと少々落ち込むこと数秒、またきっと小さい頭で何かを思いつきぺたぺたとおしゃべりを始めて。実際かなりショックだが、相手に対して怒りは湧いてはいない。ただとりあえずぷくぷくと。)
うーん、えーっと、えーっとね、うん!えーっと…太った…にへ、
>>9 真緒ちゃん *
お偉いさんほど効果音出ないけどね( 照れ )うん、なかーまなかーま!( ふへへ )
じゃあ悲しいときは尻尾ぴん、とかなの?( 首こて )
( 久しぶりに相手を論破出来たのが嬉しいのかちょっと口角を上げるも、そういえば自分は、と自分を見つめ。自分で頬をぺちぺち叩き、それを止めた手を見つめ、視線をだんだん下げてゆき、折り曲げた足からちょっとはみ出たお肉を視界に入れてしまい。さっと顔が青くなり、先ほどぷくぷくしていたお友達の方に顔向けて頬を手でむにむに、ちょっと焦って慌てたように )
まおは? まおはほっぺ、むにむにしてる?
>>10 ふらわーちゃん *
練習すればできるようになるよー! ( にへ / てきとう ) へへへ、これからも仲良くしよーね!
んー…どうだろ?真緒ちゃんといると悲しいこと吹っ飛んじゃうからわかんない〜 ( にゅー )
大丈夫!真緒ちゃんはこれから背が伸びるでしょー?
( むむぅ…と唇を尖らせ考える姿はどうやら何かに詰まっているようで。ぎゅーっと相手を見上げてにへにへ。どうすればいいかなーとちょっと考えてから思いついたようにばっ!っと床に着地の膝が辛そうな大技を遂げてくるくる、とターン&ステップ。そうですダンスはできるんです。と、その後には人間の姿になったまじかる ( ? )ふらわーちゃん。くるくる、と回って服をひらひら見せてからポーズをとって力説を開始。 )
ほらほら、あたしはこれから成長しないし小さいでしょ?だから大丈夫!
>>11 真緒ちゃん!
背…そっか、まお大人になるんだっけ
( 何時までも子供とかいうピーターパンじゃないのよ。忘れてた、へへへと笑って頭掻き掻き。自分の件は解決したけれども何か忘れている。んん、と思案声漏らし気づく、そうかまじかるふらわーちゃん大きくなれないんだ! それなら大変、親友はすりむになれないと慌ててわたわた。手をぱたぱたーと振り、どんどんっと小さく床に音立てて跳ねながら何か考えを搾り出し。精一杯の考えを、少し高い位置にあるお友達のおめめをじいっと見ながらお披露目、力強く意気込み語ればふすすーっと鼻息荒く、 )
それならまおは大丈夫だね! …ふらわーちゃんは? ええと…だいえっと、だっけ? まお手伝うよ!
>>12 ふらわーちゃん!
( そうそう、此方は身長が伸びないわけ、ですと。そしてなんというかそのどちらかというとするなら萎んでく感じなんだけどね。でもそれは一般的なぬいぐるみの話で、まじかる☆ふらわーちゃんは人にもなれると。そしてぷくぷくと膨らんで行くご様子。なんて心の中で焦りを感じる。そうつまりそれってつまり健康的な老後 ( ? )のためにも、と。くっきりとした眉をむむむー、と歪め腕組みをしてあたふたとする親友を眺める仕草からしても結構先行きが心配。ぽじてぃぶな言葉に、腕組みを解いて腰に手をやりにこ、と満足げな表情。親友の手を取りきらきら、と目を輝かせ )
まおちゃん、ほんとに手伝ってくれる? ありがと!あたしもがんばる、!ね!
>>13 * まおちゃん
わああわああ半也返してない( わたわた ) はー本当ごめんなさいくまさん…( ずん / 項垂れ )
れんしゅー、かあ、頑張らないと( むむ ) うん、びーえふえふ、だっけ?
……泣きたい時は泣いていいのよ、ってお母さん言ってた、よ
( 首がぼきぼき折れそうなくらいに首を縦にぶんぶんふってにっこり。頑張る親友を応援しない人が何処にいるんだ、という小学2年生の瞳はすっと( 老後があるらしい )まじかる☆ふらわーちゃんの両目を捉えて。人とお話しするときは相手のお顔をちゃあんと見るんですよーという誰かの声が何処からか聞こえて勝手にフェードアウト。よし、約束したからには頑張るのよ。ふっと小2とは思えない息を吐いたかと思えば其処等に転がっていたビニル袋を拾い上げて。一応ぬいぐるみ使用( かな? )だから持ち上げられるんです。あっこれ本気の目だわ、瞳の奥でぽっと蝋燭の光がゆらりと揺れたような。いつもの微笑みを浮かべながら親友の方を向いてほら、 )
じゃあこれ、もっと重くしよう、?
>>12 >>14 * ふらわーちゃん
半也だいじょうぶでよ、まおちゃん!( 噛んだ )
じゃああたちも教えてあげる!意外と泣かなくてよかったー!ってこともあるかもしれないよ、
*
( むちっとした右手を頬に当ててお澄ましポーズ。左足に体重をあけて足首を回しながら桃色の髪の毛をくるくる指でもてあそんで。いつものプラスチック( 魔法の石!!! )とは違う生の( ? )まじかる☆あいはぴんくをきらきら光らせて星でもうつすようにじっと親友を見つめて。 なんだかんだやるときはやるというのは本当だったらしい本気と書いてマジな親友を見て赤い唇をぷくりとがらせるようにして。 でもまおちゃんが手伝うならきっとうまくいく。白い膝を抱えてその場に意味のもなくしゃがみこんで上目。スカートの裾はフローリングをはらって。 )
わかった、わかったよまおちゃん、ふらわーそれやる!
>>15 まおちゃん
そっか、… じゃあ、んん……( 思案声 / 俯き ) 裏で泣いちゃえば良いのかな、( 顔上げ / 首が不安そうにこて )
*
( おおっ、やった。自分の意見が反映されると嬉しいものなんです、よ。ふっと、細い糸みたいに目を細めて笑って、両手の指の付け根を打ち合わせ。ぺちぺち、間抜けな音が出。と、この小2女子の考えは止まらない様子。こういう真剣なときって、どうするんだっけ? 一旦、屈んだお友達から目線を外して、広いお家の中をくるって見回してみて。と、リビングに繋がる180度開きのドアが目に入って、リビングの光景が目に浮かび。ソファ、テレビ、…なんてぶつぶつ声に出してみたとき、あーそういえばスポーツ選手が試合前に肩組んで何かやってた、って思い出す。円陣ですね円陣。よし、まじかるな親友と一緒に気力高めよう!! みたいなコーチ精神( ? )が湧き出てきて、声だけは気合の入った拙い言葉であれをやろうあれをやろうと。 )
あれ、やろう? 勝負の前にガッツをいれるための、スポーツ選手とかがやってる… 肩組む、あれ!
>>16 * ふらわーちゃん
わ、久しぶりだ( えへへ )
まお、一旦上げちゃうね、( ベンチ腰掛 )
>> * : ふらわーちゃん!
新しく絡み投下しちゃうよ〜 、( うきうき )
大分まおのこと動かしてないみたいだから、結構変かもね( むむ )
というか、なんか、2年前って、すっごくない?( 首傾げ、にぃ )
*
( 星も草木も館も眠る夜、ただひとり、そおっと起きてベッドから這い出る者有。起きたばかりで暗闇に慣れていない目を擦りながら、月のぼんやりした僅かな光を頼りに自室のドアノブを回して。きぃ、と微かな音を立てて開いたドアから少女はちょこんと顔を出し。廊下には足元を照らすランプがところどころで点灯しているが、やはり廊下も夜の闇の一部と化している。夜中ってこんなに寒いのかしら、とぶるりと震えては、廊下に出て闇に目を凝らし。と、ばん、とそううるさくはない音を立ててドアが背後で閉まれば、きゅ、と縮み上がる。ひ、と声が漏れたような気もする。そんな怖さを打ち消すように、絞り出すようなかすれた声で下記 )
あれ … 、おといれ、どっちだっけ
>> * : ふらわーちゃん
わぁ、ありがとう ( ぱあぁ ) まおちゃんだいすき! ( にへへぇ )
それはあたしのところも一緒だよ〜、 ( ぷく )
あたしとまおちゃんの日々は、まだまだこれからよ! ( どん ) たっくさーんおはなししようね! ( にひひ )
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ん…? まおちゃん、もう朝なの…? おはよう、、、?
( ばん、と微かにドアが閉まる音に、黒くて硬いプラスチックの瞳がぱちりと開いた。ぼやぼやとした頭のまま窓の方をみると、木々が揺れているざわざわという音が聞こえるような気がした。窓はぴっちりとしまっている。なんだか気味の悪い、夜だ。ふと、さっきいっしょに眠っていたはずの存在が隣にいないのに気がつく。外のぼんやりとした風景とうまく辻褄の合わないまま、ぼんやりと声を漏らして。ゆっくり体を起こして、ぐるぐるとまわりを見渡しても、やっぱり大好きな女の子はいなかった。どこに行ったの? 気だるいままベットの端からみを乗り出したところで、きゅ、と心臓が鳴る。80糎の体じゃあ、ベットの高さはわりと高いような気がする。仕方なくドアと反対側の踏み台か迂回することにして、ドアの前に立ってドアノブを回そうとするけれど、毛並みがつるつると滑ってなかなかうまくいかない。ふにふにとドアノブを叩きながら、ドアの外に語りかけるように )
まおちゃん、どこ行っちゃったの…?
>>19 まおちゃん
毎日がふらわーちゃんといっしょ …( にやにや、嬉 )
明日は何して遊ぶ、?( ふふ )
( きっとトイレはこっち ―― かな。右手へそうっと、抜き足差し足忍び足、右足を一歩踏み出す。ぺた、と微かな裸足とフローリングのなす音。と、その時、背後の自室のドアからの小さな声。夜のこわさに強張った耳にはそれがとってもおどろおどろしく聞こえて、心臓と肩がぎうっと縮み、 )
ひっ … !
( と声まであげてしまい。体重をかけていた右足がぐらついて、あわわ、つんのめりそうにさえなる。夜はこわい。何でトイレに行きたくなったんだろう、そう思うと目尻に涙も滲んできて。部屋に戻ろうかな、でもあそこから変な声が聞こえたのに … 。ぶる、と廊下の壁に手をついて震える。しかし、部屋にだいすきな人形を置いてきてしまった。もしかしたらふらわーちゃんがこわい目にあっているかもしれない。そう考えると、竦んで固まった両足を手でさすって解いて、深呼吸。意を決してドアの元へ近づく。ドアに手の平で触れると、向こう側から何かが叩いているような振動が伝わって、共振するように首あたりを振るわせて。でもこうしてもいられない、目をきゅっと閉じてがちゃりとドアノブを回すと、すぐそこにいたのは大好きなぬいぐるみ。さっき喋ってたのは、よく考えたら彼女だったような気がしなくもない。ほうっと溜息をついて、かく、と膝が曲がったかと思うと、ぺたんとその場に座り込んで、 )
ああ、ふらわーちゃんか … びっくり、した
>>20 : ふらわーちゃん