星は眠る  

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1: ◆iE:2024/04/30(火) 10:47




 紫苑と瑠璃蝶々を手向けに(非募) / >>2


 

10: 羅刹 烙 ◆Fy.:2024/05/09(木) 19:05

 

  うんうん、殊勝な心掛けだ

( 良く言い表せば正しい、多少穿った見方をするならば型に嵌った台詞。彼らしいとも言えるし、軍人らしいとも言える。それを認めてやるとでも言いたげに目を閉じ大きく一度頷きつつ、感心したような多少上擦った声色で上記。けれどどうだろう、今の彼の態度はどこか緊張とは違う雰囲気を感じる。ような。気のせいかもしれないが、と片手を顎に当て思案しながら、閉じていたことで切れた視線の交わりをもう一度取り戻すべく勿体振ったようにゆっくりと目を開く。自らの表情から笑みが消えていたことに、そこで初めて気がついた。そのことに一瞬だけ薄い苦笑を浮かべ先程一歩詰めた分を軽い足取りで引き下がると、素知らぬふりで再度笑顔を作りどこか楽しそうに下記。ならばこれでどうだろうか。答えやすいことを口にしたとは思っていない。嵌ったものを崩すのは得意だ。陣形を瓦解させた後は攻め続けて、やがて勝つのが自分だ。まあ自分には、それを元には戻せないけれど。当然、そんなことはどうでもいいので。 )

  そんな感じなら直ぐにでも大尉になってさ、いつか俺のことだって追い越しちゃったりしてね

 >>9 志賀君

 

11: 志賀 清充 ◆iE:2024/05/10(金) 13:51



 …いえ、自分などまだ足元にも及びません

( 相手の目に酷く冷たい光を見た。勘違いかと思うほど短い間であったが確かに見たのだ、酷く冷たい瞳を。不自然なほどの笑顔も不気味であったが、笑みの消えた表情はまた違った不気味さを漂わせていた。強ばる顔を無理やり動かし上記を述べる。声は震えていなかっただろうか。もうすっかり元の胡散臭い笑顔に戻った奴の方から距離を取ってくれたのは正直ありがたい。バクバクとうるさい心臓の音に気づかれないうちにこの場から逃げたかった。背筋に嫌な汗が流れるのを感じる。何を怯えることがある、いつかは立ち向かわなくてはならない相手であるのに。自分がこんなにも情けないやつであると知りたくなかった。出会えば勢い余って1発食らわしてやるかもしれぬ、と憤っていたのにこの有様だ。あの日、ただ見ていることしか出来なかった幼き自分と一体何が変わるのだろうか。あの時から何も変わらず、いつまで経っても腰抜けで腑抜けなままなのか。留まることを知らない嫌な記憶は頭を駆け巡り思考を麻痺させる。その頃には相手の顔を見ることすら出来ず俯き、逃げるように下記 )

 お話の途中申し訳ありませんが、上官に呼ばれているため失礼致します

  >>10 羅刹閣下

 

12: 羅刹 烙 ◆Fy.:2024/05/11(土) 13:06

 

  まあ、そのくらいの気概で頑張ってねってことで

( 多少は期待を掛けて返答を待っていたが、すげなく流されてしまった。面白くないな、という態度を声色の端に態と少しだけ滲ませつつ、相変わらずの笑顔のまま軽い口振りで上記。これで彼が更に努力しようと思えるならば、過程はさて置いても構わないだろう。さてまあ、話し込みすぎても仕方ないと思ったところで、そのまま相手方からふいと視線を逸らされると一も二もなく逃げられてしまう。あーあ、と溜息をつく。もう見てはいないと理解しつつも片手だけひらひらと振りながら、明るくはあるもののどこか形式的に淡々と下記。その離れていく背中を眺めながら薄ら笑いを浮かべると、やがて悠々と歩き始め自身もその場を後にした )

  あぁうん、引き留めて悪かったね

 >>11 志賀君

 

13: 志賀 清充 ◆iE:2024/05/17(金) 10:24



 …まだか、

( ざわざわと落ち着きのない空気はいつまで続くのだろうか。隣の空席に目をやりながら息を吐く。そして小さく呟くように上記。_懇親会とは名ばかりの食事会へ招かれ待つこと数十分。いくつかの空席のせいでなかなか始まらない会に痺れを切らした何人かの者は談笑を始めており、会場はかなり騒がしい。特に話す相手もおらず手持ち無沙汰のまま時間は流れてゆく。全く、軍人にとって時間厳守というのは基礎中の基礎であるというのに。自分の地位に胡座をかいている愚か者が。締りのない空気に多少の苛立ちを感じつつも姿勢と表情は崩さないよう気を配る。俺は周りの奴らとは違う、こんなとこで気を抜くなど阿呆のすることである。心の中で悪態をつく事は忘れない。と、後ろの方でドアの開く音がした。コツコツと靴の音を鳴らして入室していたのは空席の主達だろう。途端に部屋の空気は一変し、しんと静まり返る。…ああやっと始まる。腹の虫はとうの昔に泣き疲れている。食事会などの集まりは好きでは無いがここで出される飯は大変美味である。さっさと食べて早急に退室しようと考えていた時、隣の空席が埋まる。席はおおまかに階級により分けられているが他は自由であるため毎回誰と隣合うのかわからな。1度でも話したことのある相手のほうがいいのだが、さて誰だろう。ちらりと目をやるとそこに居たのは。 )

 ………、

 >>羅刹閣下

 

14: 羅刹 烙 ◆Fy.:2024/05/17(金) 14:34

 

  全く、人使いが荒いんだからね

( 踏み込んだ絨毯の柔らかさが軍靴を受け止め足音を打ち消した。数分前まで大佐からの呼び出しに応じてやっていたというのに、食事会にまで間に合わせろとは此れ如何に。いや懇親会だったか、まあどうせ食事をして話すだけなのだから同じようなものかと苦笑する。自分が原因で遅れているわけでもないし、そもそも食事会に駆け込むのも行儀が悪いと体裁の良い言い訳を考えながら、悠長に廊下を歩いていく。その間も矢鱈と落ち着きなく周囲を見回すと、凝った装飾品などに目をやり毎度のことながら随分と洒落込んだ建物を選んでいるものだと内心で思いながら、人通りがないのを良いことに溜息交じりに小声で上記。歩くうちに他人の気配がして、上司であっては困るので一応姿勢だけは正してみる。やがて同じように何かしらで遅れたであろう人間を見かけるがお互い焦っている(自分はその体である)ため干渉はしないまま歩き続ける。そのうちに絨毯が途切れ現れた扉を多少乱暴に開き、受付で教えられた場所を探す。果たして少佐の割り当ては何処だったか、と思ううちに場が静まり返った。先程まで好き勝手喋っていたのだからそうしていれば良いのに、と思ったが、手をつけられていない食事を見るにどうやらまだ懇親会は始まってもいなかったようだ。こういった場での時間厳守ができない人間など無視して始めているものだと、とは思うものの当然ここで口に出すわけにもいかない。そうこうするうちにやっと空き席を見つけ、とにかく座って隣の少佐とにこやかに軽く挨拶を交わす。反対側の人間にもと目を向けるとそこには先日話しかけた中尉の彼がいた。そういえば2階級差だったかと思いつつ笑って下記 )

  あぁ君は、しばらくぶりだ

 >>13 志賀君

 


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