...やっと皆が帰って眠り始めた...
何年連続で働いただろうな...皆...
旧思想の支配などどうでも良い、さっさと整えたベッドで
全て忘れてゆっくりと休みたい...
この選択を選んだのは 私だから
こうして巡り逢う未来を選んだのは 私だから
決して ____砂姫の恥はかかせない
( ...互いの想いも知らず知らず ...両想いのすれ違いは 紫光に溶けて ...和らいでは桃色へと移り変わり 吐息の熱も増すばかり ... )
___そもそも砂姫に惚れた理由は ...最初は見た目 ...瞳に全てを奪われて ...でも、そこから ...喋り方や 性格や ...何より、自分の負を払ってくれた ...
...それだけで赤仮的には ただただ幸せ ...どれだけ恩を返そうとも 付き合おうとも ..返し切れない悦びがそこにある ...だから
....抱いてあげたくなる気持ちも 全てが本心
[ んむ ...んんっ ...ぬるっ ...ちゅぷ ]
( ...キスを続けるも 技術はかなりの上物 ... ...舌を絡めて 口の中で暴れさせ ... ...両脚絡めて離さずに ...
濃厚で甘い一時を噛み締めさせながら ...震える指に、添えて ...ぎゅっと、優しく でも強く ...握り 視線は離さない )
「 ....らいじょうぶ、だかりゃね ...
いりゅいかちゃ ..んぷ 」
( ...赤仮なりに安心させようと ...攻めながら安らぎを )
___こわく…ない
「 ひゅきか…ぢゃん… …んれ…
こわくない … 恥ずかし…だけ… 」
( 覚えた安心に眼は垂れて …心穏やかに 蕩ける
深く 底無しに"蒼い"瞳は潤い 愛撫が続くほど…
愛しくなって 求めて…___乾く間も無く…満たされ始め )
: ずっと貰い続けてる安心感 __…一目惚れのあと
心底をくすぐられて …戸惑う内に 気付かぬ内に…
惹かれて __こころは全て…"恋"となって奪われた
… 嬉くって堪らない ___それが"幸せ"だって
____今 わからされてるんだから…
[___っ… はぁ… はぁ__… はぁっ…]
( 丁寧に攻め"られる"ばっかり __…手足は殆ど奪われ
せめて __懸命に絡められた所を握り返す…位のもの
息整えても… 過呼吸みたいに___…なるほどに
ディープな舌使いで…恥じと高鳴りを引き出されて
"セキカちゃん"… __生の感触に充たされ続ける
____熱は高まるばかり …愛しさは募るばかり )
_____ぷは、ぁっ ...はっ ...ふっ ...
( ...余りに高まり過ぎた熱 ...篭り過ぎた熱 ...
...吐息荒く 離れても息遣いは色っぽくて ...見つめる瞳も蕩け気味 ...強く手は握って ...指を絡めて離さず ...視線も逸らさせない __密着はしたまま )
「 ...ありがと、イリカちゃん
大好きだよ、イリカちゃん ....んひ、ひっ! 」
( ...暫し悩んで 若しかしたら ...バレたら黄衣や序曲に怒られるかも、って事を思いついちゃったら ...思考が纏まらない中で ...顔を首元に近付けて ... )
[ ぢゅう ....っ ... ]
___強く吸い付いて ...見せびらかす様に
赤仮の跡を残しちゃいながら ...腰を軽く押し込んで ...愛しさの表現を ...罪悪感は、ちょっぴり
“好き”が溢れて、止まらないから ...
___ はぁ… ひぁぇ… ふぇ… ///…
「ひぇ…き は …ちゃ __… あぅ…ぅ」
( めろめろに充てられっぱなしで …頭はくらくら
瞳に浮かんで…漕がれるラブマークが濃くなっちゃう
…ちょっと まともでいられないくらい愛濡れに乱れ
セキカ…ちゃん、から__流れ込んでくる愛しさだとか
愛だとか __"好意"、ぜんぶが溢れそうになって
…でも、まるで力が入らないまま蕩けてる …うちに)
[ ぢゅう…っ… ] い"… … っ !?
____痺れる感覚が首から迸って全身が震える
( 眼を見開いて歯を食い縛って。…指を握って
押し込まれた … 脚の間を咥え込むみたいに
…や、やらしい…みたいに脚を閉じちゃう。… )
あ" …っ …ぁ… ぁ… あ…っ _____
… ひぇ き …っ …しぇ ___せき…か …ちゃ … ?
: 顔を見たら __何なのか分かってない涙眼と
快感と刺激に閉じれないまま … 開けたクチと
徐々に緩んで __ 握って細かく震えが伝わる指
… 全身が震えて__脚が擦れ …奥も じわり
___湿り…ねばつきは …震えと一緒に伝わってくる
「 ...ねぇ、イリカちゃん
...イリカちゃんがね、私に本物の“恋” ...“愛”を教えてくれたの ... ...だからお返しは
...ごめんね、溢れる思いが止まらないの
我慢出来ないの ...っ ...はぁ ...好き ...イリカちゃん ...好きっ、大好きだよ ...ありがとぉおっ ...! 」
[ んぢゅ ...ちゅっ ... はぷ っ ...ちゅ ]
( 開いた口を再び塞ぐ様に強く口付けを行い
...貪る様にシた後 離れて一呼吸してからまた行って ...休む暇が与えられないまま ...ずっと赤仮のターン
緩んだならば離さない ...赤仮の方が強く手を握り、撫でる様に指に絡める
脚をわざと擦り付けながら ...一旦左手を離して ...臍をなぞった後に、つんつん ...肌上から奥をノックする )
本当はもっと丁重に扱わないといけないのは分かっているはずなのに ...唆る反応に 脳が蕩けて 正常な思考が纏められなくなっている ...多分、砂姫が気絶するまで ...いや、しても続けるかもしれない ...この感じだと
「 ...んっ ...ぷは、ぁっ ...あ〜〜っ ...もう、全部可愛いの ...イリカちゃんがとっても可愛いのっ ...大好きなの ...! ...しゅき、ぃっ ...ん ... 」
( ...まだまだ続く ずっと、ずっと___ )
「 しぇき… せ…っ ひぇ…きは ちゃ… …おちつ__ッ 」
[あ"む…っ!? ん"…ッ …ん ぷ…__はひ…ゅッ
ふぇ…っ… ぁっ…りゃ…め!らめ"…わひゃ…ひ
__ぐひゃぐちゃになっひゃ…ッ … ん"ん〜〜〜っ…!]
( 旧神らしく 力は強い。__セキカ、ちゃん…より
おそらく押し返したら 押し倒し返せる位だけど …
__力が入らない。…痺れっぱなしの神経を伝って
生の"愛"…っていう感触が直接あたまにクる。…ッ
めは見開いて __瞳孔がゆらゆら…今にも消えそう
快楽がびりびりと心臓に来てから とめどなく溢れて
止まらない涙。__…熱すぎて、溶けちゃいそうなキス
__呼吸したくて 酸素が欲しくて …思い切り息を吸うと
乾いたクチの中をまた __セキカ、ちゃんに…
どろどろにされ続け…ちゃう __ )
_______
(全身から汗がとめどなく流れてくる __大雨みたいに
布はずぶ濡れて …もう、着てるのが億劫に思っちゃう
___脚の間はもう …愛 囁かれて 押し寄せられて
ずぶずぶに …とろりと濡れ __くっきりと
染みたところが見えちゃった …だけど)
___恥ずかしさを感じる暇なんてない
「 しぇき…ッ せき…ッ __ん"んッ… ん"…〜〜っ 」
___ひゅ…きっ… だい… ひ…き…ぃ…!
( __ずぶ濡れてずれた __…布が意味をなくして
こじんまりとした…やわらかい部位も晒して
もう、心も カラダも …ぜんぶ隠せない
__"そこ"も、"そこ"も、…触ってくれないのが
もどかしく感じる __あたまが…好きな人の名前と
…強い桃色に埋め尽くされる __意識が途切れない )
「 ふ〜〜 ...っ ...んっ ...っあ、 ...イリカちゃっ ...
もぉ ...そんなの、言われたらぁ ... [ プツン ] ...ぁ
...ごめん ___たえて、ねぇ ...? 」
___“偽”なんかじゃない“本物”の好意が注がれて ...とぷりとぷりと感情の皿から溢れ出て ...
視界がぼ〜〜っとしたその後で ...耐えに耐えた我慢も限界に来ちゃったから ...
...あえて避けてた 『そこ』 へ ...手を伸ばして
[ ぬっぢ ...ぢゅぐ ...ぢゃぷ ]
___水音が大きく響く程 ...たっぷり弄り続けて更に熱が高く高く ...上がっていき
「 ふぅ〜〜〜 ...っ、いりかちゃっ ...はぁっ、しゅきっ ...だいひゅ、きぃっ ...あいしてる、よぉっ ...っ!んはっ ...はぁあ〜〜 ...ほんと、ほんとっ ...
わたひとっ ...であってくれて、ありがとぉ ...! 」
入り混じる幸せに ...砂の姫を堕として ...
__永い夜に 溺れて ....そこから先の意識は無く
ふと気が付けば ... 外が明るく、なり始めていた ...