死神悪斬同盟

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1:ベシュティンムング:2019/11/12(火) 19:22

御機嫌よう、同胞諸君。
我々死神悪斬同盟は、悪(悪魔共)を抹殺し、現世に平穏を齎す。人間を誑かし、魂を横取りしようなどとする者達に慈悲など必要ない。

344:累卵:2020/01/27(月) 23:11

( 心境の変化だと?ふざけやがって。僕の館も僕のお気に入りの姿も、今や全部失った。コイツのせいだ。おまけに、コイツはとんでもない爆弾を保持している。いや…正確には、コイツ自身が爆弾であり、メギドラオンくんにとっての癌…か )

いまいち信用に欠けるが…まぁいい。ところで、マルファスくんはどうした?彼は気色の悪いストーカーのように、君に随分と執着していたようだが。

345:ジャック:2020/01/27(月) 23:12

( 心境の変化だと?ふざけやがって。僕の館も僕のお気に入りの姿も、今や全部失った。コイツのせいだ。おまけに、コイツはとんでもない爆弾を保持している。いや…正確には、コイツ自身が爆弾であり、メギドラオンくんにとっての癌…か )

いまいち信用に欠けるが…まぁいい。ところで、マルファスくんはどうした?彼は気色の悪いストーカーのように、君に随分と執着していたようだが。

346: ザ・キラー ◆YQ hoge:2020/01/27(月) 23:15


  え、あいつ?モエるから殺しちまった…ってのは冗談、あんなに趣味の合うヤツをコロコロするワケねーだろ?置いてきぼりにしてきたぜ。

347:ジャック:2020/01/27(月) 23:28

(マルファス…彼は上位悪魔で、悪魔の中でもかなりイかれてるほうだ。さらに、建物に対しての自由自在な建造能力は凄まじい限り。あれとはもう二度と関わりを持ちたくないのが本音だ )

懸命だな。

( 僕は、テーブルの上の、あるものを顔にぴとりと貼り付けた。鏡で自分の顔を見つつ、慎重に、丁寧に、ゆっくりと調整しながら )

どうかね、この顔は?

( 僕は、すでに剥ぎ取ってきていたのだ。美形の青年の顔の皮膚を。今まさに、それは僕のモノとなった。つまり、僕の顔となったのだがどうも、しっくり来ない。元の青年の碧眼さえあれば完璧だったんだがな。さて、新たな僕の存在を存分に眺めるといい。メギドラオンくん )

348: ザ・キラー ◆YQ hoge:2020/01/27(月) 23:30


お〜〜っなかなかモエんじゃねーか!殺せねーのが残念で仕方ないぜ!

349:マルファス◆U6:2020/01/27(月) 23:48

ええい!何度言えば分かるんだナス助!これは青チーズだ!
マルファスはヤギのボールチーズを求めている だがこれは何だ!?
青いカビの生えたマンモス・チーズだ!これは匂いに臭ってしまう
巨人のベットで水分を抜いたらこんな風になるかぁー?クァッカカカッ

(かの砦は岩造り 日夜の宴が繰り返されるマルファスの空間
何だってあるぞ!丸焼きにした蜘蛛 オオカミのステーキ!
誰も手をつけないからサーベルキャットのポリマンが食っちまう!
なんてこった 客が来ないじゃないか!これはすぐにアップルパイを焼かなくては!)

(悪魔に堕ちた町の一つ キラーラに1人の悪魔が戯れる場所の近くの町
そうだ!マルファスは此処をエンジェルランドと呼んでいるぞ!
何故かは知らんが 地下に生きてる奴らがマルファスでは無く天使を
信仰しているからなぁぁああ グァッカかかかカァッ おっとチーズが溶けた )

しかしマンモス・チーズが切れないのは困り事だなぁパントモフ!
マルファスが美味しいピザーラとスープにありつくにはあの100年の
ケーキナイフを是非とも手に入れなければならん!誰か持ってこい!
ついでに芋を二つとレンガを一袋だぁー グァッカかかかっ

350:ジャック:2020/01/27(月) 23:48

( 殺せねー、つまり今、殺せない、と彼は言ったか?しかも殺さないのが残念とさえ言った。こういうことかね。殺せるのは嬉しい、ということであって短縮すれば殺したいということだ。だが彼は確かに殺せない=殺、すことができないと口から言い放った。殺したいのに、殺、すことはできない。そうか、コイツは今、僕を殺さないのではなく、文字通り殺せないんだ。それは誰の意思か。紛うことなく、主人格たるメギドラオンくんか )

ところで疲れていないか?もう夜は遅いことだし。どうだろう、一緒にここのベットに横になるのは。

( コイツは誰が何と言おうと脅威であることに変わりはない。例え、僕を殺せなくともね )

351: ザ・キラー ◆YQ hoge:2020/01/27(月) 23:51


…言っとくけどよ、寝てる間に襲ったらただじゃおかねーかんな?

( わりと乗り気な模様 )

352:ジャック:2020/01/27(月) 23:57

あぁ、もちろんだよ。今日は襲わないさ。

( …いつかは必ず君を襲撃して人格ごと破滅させてやるがな )

長旅で僕も、君と同じように疲れているのだからね。だが、僕は潔癖症なんだ。シーツが僅かでも汚れては困る。とりあえず、その着ているものを脱いでくれ。おっと下着は着ていて大丈夫だ。僕もそうする。

353: すみれ ◆YQ hoge:2020/01/28(火) 00:00


…チッ、このボンクラ無駄にほっそい身体しやがって…これじゃハサミもなくしたわ、身体に封印札張られたわで戦えねっつの…

354:マッドマン:2020/01/28(火) 00:01

トントントン
ずっと探しておりました ケーキナイフを持つ100年様は
こちらに居ますね トントントン 開けてください

(ドアを叩く音 そしてドアの鳴き真似をする音)

355: ザ・キラー ◆YQ hoge:2020/01/28(火) 00:03


あ、何だこの音…

356:マッドマン:2020/01/28(火) 00:04

トントントントン
ずっと探しておりました ケーキナイフを持つ100年様は
こちらに居ますね トントントン 開けてください

357: ザ・キラー ◆YQ hoge:2020/01/28(火) 00:06


…ちっ、しゃーねぇなァ
ほらよ、

( ドアを開ける )

358:ジャック:2020/01/28(火) 00:09

気にしたら負けだ。今夜はものすごい雨、いや嵐になるらしいからな。ドアをしつこく叩いているのは、おそらくどこかの遭難した旅人だろう。だがドアは開けないよ。厄介な分子はもう懲り懲りさ。

( 開けかけたドアを思い切り閉め、ガチャッと扉の鍵をロックし。さらに、メギドラオンの手を強引に引っ張っては、ベットに乱暴に横たわらせ )

さぁ、さっさと寝よう。

359:マッドマン:2020/01/28(火) 00:10

では これで
ガチャリ

(空けた手の指にスペリオッツの脊髄指輪を括り付けてドアを閉める)

360:ジャック:2020/01/28(火) 00:14

全く…困るんだよ。問題が立て続けに起こるのは…。

361: ザ・キラー ◆YQ hoge:2020/01/28(火) 00:15


ん、なんだこの指輪…へぇ、わりとお綺麗じゃねーか。ボンクラがスキそうだな。

362:ジャック:2020/01/28(火) 00:22

早いところ寝よう。

( 兎にも角にも、コイツが眠り次第、ちょうど、ベットの下にある鉈で、喉元をキレイに掻っ切ってやろう。悪魔は嘘つきだからね。僕は当然、メギドラオンには懲り懲りしているんだ。人生を滅茶苦茶にされたんだからね。だから僕には彼を殺める権利がある )

363:スペリオッツの脊髄:2020/01/28(火) 00:27

(指輪が 囁く)
感じるぞ~ そこにある まさしく私の甘き刀剣
何者だ?いやどうでもいい お前を殺して
ナイフを死体から引き抜くとしよう

364: ザ・キラー ◆YQ hoge:2020/01/28(火) 16:58


 ん、おやすみ…

 ( すぅっ、と寝息を立てながら枕を抱き締めてうぐぐと若干俯いて )
 

365:ネルサス◆LY:2020/01/28(火) 18:20

(二人がいる建物の戸の前で煙草を吸っている)
...いくとこもねぇな...とりあえず次の指示までは見失わないようにしねぇとな...

366:ベシュティンムング:2020/01/28(火) 23:55

(例の舞台の一件より、既に一ヶ月が経とうとしていた。レーベンが起こした爆発によって吹き飛ばされた俺は、打ち所悪く気絶してしまい、捕らえる事は叶わなかった。)

…クソが!!
(憤怒に身を任せ、椅子の座面を蹴る。バキッと音が鳴ったが、損傷は見られなかった。
…あの一件から、奴とメギドラオン君は何処へ行ったのか。他の仕事よりも優先的に彼等の情報を集めていたが、どれも信憑性にかけるものだった。)
俺とした事がなァ…。やはり、生け捕りではなく、その場でマッサツする方が良いか…。

367:ジャック:2020/01/29(水) 06:23

( おおよそ、数時間ほど経ったところか。メギドラオン…いや、得体の知れないイかれた人格はすでに眠りに就いた。こんな、ガタガタと雨打たれた窓ガラスの音でよく眠れたものだ。さて、とても、もったいない限りだが、『罪深い』彼を殺しておかなくちゃな。何せ、彼のせいで僕の前の器を失う羽目になったんだからな。その彼をたった今ここで殺めるために、ベットの下に、ナイフを置いておいた。そこに手を伸ばすんだ。こうやって、ゆっくりとギシギシとベットを軋ませないように慎重になってね。農業一家の長男だったジャックという男の図体はなかなかデカイもので、身体の操作にまだ慣れていないが…安心したまえ。器用な僕は大丈夫だ。ほら、もう手にナイフを掴めた。後は、彼を殺害するだけだ )

フフフ…君はやはり羊なのだよ。対して僕は狼だ。

( 反対を向いているメギドラオンの体を振り向かせ、仰向けにさせる。そして、何重もの毛布を剥ぎ、彼のあられもない姿に生理的につい勃ってしまうも、ナイフを彼の首元にまで持っていく。しかしそれ以降、迷えるナイフはその地点で留まった )

本当にもったいない。

( 検討の余地はない。今すぐ殺せ!僕よ! )

368:マルファス◆U6:2020/01/29(水) 15:58

弱きものの匂いがする

(衝撃、爆音のように安っぽいバギャアの音が響く 見ればドアから斧が生えた
なんでかって?カギ付きドアにはコレだって相場が決まっているだろう!
金魚がエサを食ってぷかぷか浮くくらい単純な事だ!そうだろう!?)

マルファスの信者 : 見つけたぞ!弱者め

(カギの壊れたドアを蹴り開ける 入ってきたのは赤黒トゲトゲ鎧の使い魔
ちゃあんと兜の間からツノが出ているぞ!山羊のツノのようではないか!
しかし今夜の山羊は既に決まっている様だぞ?何せ信者は斧を持っている!
おおお哀れなスケープゴートはナイフを持っているんだ!信者の主はそれを
何よりも欲している!ならどうする?奪え!寵愛は我のもの!グァーカかかっ!)

369:メギドラオン◆YQ hoge:2020/01/29(水) 17:40


「 …んんっ、くぅ…ぽてとぉ… 」

( 幸せそうな寝顔を晒し、無防備に口から涎を垂らしながら、こんな緊迫した状況であるのにまったく気づくことはなく、寝言を延々と呟く )

370:ジャック:2020/01/29(水) 18:04

( 衝撃音。とっさに体の方向をそっちに転じた。すごい。僕はまだ扉から音がした、という知覚はしていないのに、僕の身体は正確にその方向に向いている。おまけに僕が意図するまでもなく、腕を伸ばして本能的にナイフを構えていた。これは人間の肉体にも本能が残っている証だ。いや、根本的に人間は本能に従う動物か。そう言えば、そんなことを考えている暇はなかったな。既に不愉快な侵入者は、扉を乱暴にも蹴って開けやがった。)

全く…困ったものだよ、メギドラオンくん。君といるといつも厄介…いやそれ以上の災いに巻き込まれる。今の僕は、ただ静かに身を潜めて生活を送りたいだけなのに、その願望さえも儚いと言うのかい?

( ベットから出て、ナイフを持ったままの警戒態勢を取りつつ、狂った侵入者への対応を考える。ここで衝動のままに攻撃すれば、かえって僕が返り討ちになる可能性がある。まずは見極めが大事だ。相手はオノを持って、なおかつ鎧兜をしている。おまけにツノときた。だが声はベシュティンムングくん、マルファスのそれじゃない。ところでこんな時なのにも関わらず、僕のアソコは固くなったままだ )

これも本能が働いている証なのかね…やれやれ…。
なぁ、君。言語は共通のようだから、話をしないか?どうだろう。お茶でも出すよ?ミルクティーがいいかな?

371:ネルサス◆LY:2020/01/30(木) 17:22

...なんだ...?
(衝撃音を聞き、中を見る)
...敵か...ふぅ...
(また煙草を吸う)

372:ジャック:2020/01/30(木) 18:17

ネルサスくん、君は何をしているんだ!僕を守るのが君の義務だろうっ?

( 彼は僕が雇った唯一の傭兵だ。だが、あいにくのところ、彼は何事にも無関心の怠け者だ。無関心…それが、傭兵たる彼の長所だと思っていたが、どうやらそれは僕の見当違いだったようだ。でも、とにかく今は困るんだ!彼が僕を守ってくれないと、僕のようなクソカスは一瞬にしてやられてしまう!! )

373:マルファス◆U6:2020/01/30(木) 20:25


マルファスの信者 : 成る程 飲み物を出すわけか。 ならば料理が必要だ!

(悪魔だって物は食う だって美味いから楽しいから、しかし悪魔だ!
食う物が地上にはびこる人間と人間と全部が同じという事もないだろう!
おおっとだからと言って石をサラダにして出すなよぉー?グァッカカカカカカ )

マルファスの信者 : 貴様の心臓でごちそうを作るとしよう!

(おお!悪魔だって人間と似た考えを持っていたらしいぞ!心臓を食べる?人間を食う?
どれだって人間がやってる事じゃないか!それに食卓の前に座るのは悪魔だ!だから?
シカの心臓を料理して食べるのと同じという事だよパントモフ!グァッカカカカカカぁー!)

(そういう訳で赤と黒の金属製 トゲトゲでカッコ悪いバトルアックスを悪魔が振り上げるぞ!
何だって?悪魔はああいう風なんじゃないかって?とんでもない!あんなダサい装備は
人間の鍛冶屋の誰が見たってクソを投げる!悪魔だって甲冑に憧れてるんだグァッカカカカカカぁー!)

マルファスの信者 : ウラー!

374:ネルサス◆LY:2020/01/31(金) 18:18

...はぁ
(ポケットに入っている玉を取り出すと、空高く、紅く光りながら飛んでいく)
...これで大丈夫かな...ふわぁ...
(欠伸をするとその場に寝転がり、眠る)

375:ネルサス◆LY:2020/02/03(月) 18:55

(空が紅色になる)

376: メギドラオン ◆YQ hoge:2020/02/03(月) 18:56


「( さぁ〜〜てと、ボンクラがまだアイツを信じたいっつってたから嘘吐いてみたはいいものの、どうしたものか…まァどうせ本格的に暴れられたらまた捩じ伏せちまえばいいしな。 )」

377:ジャック:2020/02/05(水) 20:38

なぜそうなる…。

( 真横にステップをひと踏みして、差し迫ったバトルアックスを猛攻を回避 )

どうしてなんだ。君は…いや、君たちは。僕はただ、自由が、欲しかっただけなんだ。他人からも、この社会からも評価されない、僕の魂自身が評価した完全なる自由…。

( 今、僕の中に込み上げてくるのは怒りと悲しみだ。憎々しい感情。なぜ僕が睥睨しながら、憎しみを抱くか、眼前の侵入者には分かるまい。僕は目の前の侵入者を憎んでいるわけじゃない。なぜなら、君は世界によって突き動かされる自然現象の一つでしかないのだからね。とどのつまり、僕はこの世界を憎んでいるのだ。世界は、僕に制約を与え、僕を翻弄し、僕自身を傷つけるのだ。だから、怒っている。クソ…この怒りをぶつけずにはいられない。あぁ、畜生!ナイフを待つだけでこんなにイライラするなんて! )

殺してやる。

( 気づけば、幼児がスプーンフォークを持つように、僕はナイフを原始的な持ち方をしていた。どうやら僕の本能は暴走を望んでいるらしい。ならば、僕は本能に身を委ね、力一杯、相手の首めがけてとナイフを振るう )

378:ネルサス◆LY:2020/02/08(土) 09:20

(紅くなった空から謎の機械が落ちてくる。その音を聞いて眠りから覚める)
...もうきたのか...まあいいや、後はヨロシクね...
(また眠りにつく。その機械は決してカッコいいとは言えない姿に変形する。その機械が建物の中に入っていく)

379:マルファス◆U6:2020/02/08(土) 14:59

マルファスの信者 : ああ!

(悲鳴が上がる!兜は首ごと地面に、ヤシの木が嘲笑う様に落ちるわけがないのが100年の常識だ!
例えば何だ?そうだこうしよう!ここに黒檀の果物があるじゃないか これにナイフだ!グサリっとな!
しかし見てみろ!?料理されてしまったのはナイフだ!なんてこった!これはマルファスがよく使っている
バターナイフなんだぞ!?明日からどうやってマルファスはトーストを食べれば良いハハはーっ!)

(当然黒檀製の兜と鎧はそんじょそこらのナイフなんて受け付けない
衝撃は加わっても傷なんて付かずに斧は再び振り上げられたのだー!)

マルファスの信者 : 貴様を倒して 我が主人に敬意を示すのだ!

(まだまだお互いバンツカレーを3フィートほど食えるぐらいには元気な様だぞ!?おっとスチーマーが
入ってきた様だ!あれは最高だ!溢れ出る蒸気はどんな料理にだって調味料になるんだからな
何!?これはスチーマーじゃないだと!?だったら鉄を果物にしなくてはならないなグァカカーッ!
'''何だって!?どうしてマルファスにはあんな信者がいるのかって!?今更聞くのかパントモフ!
マルファスは無駄話が好きだが嫌いだぞ!そんなわけで今日は~好きだ!グァカカーッ!
さぁてクソつまらない状況の説明になってしまうだろうがマルファスは信者の説明をしなくては
ならないのだ!しばらくガーリックのないバターソテーで我慢するんだ)

マルファスの信者 : 死ぬ心構えは出来たか!?

(後ろの機械を感じて言う)

380:ジャック:2020/02/09(日) 00:54

( ナイフが一気に…!弾かれたっ。…そうだ。怒りのあまり全く見えていなかった。これは単なるナイフであって、戦闘用に工夫の施された代物じゃない。…ここで万事休すか。目の前のこの、物々しい侵入者…いや、気狂いな鎧男に僕はあっけなく殺されるのだ。彼は、僕と同じ悪魔なのか?それすらも分からない。一体どのような存在で、経緯で、目的で、ここまでやってきたんだ…。まぁいい、もうすぐ死ぬんだ。僕は目を閉じることにした )

「 死ぬ心構えはできたか!? 」

ふさげるな!この僕が…これ以上振り回されてたまるか!

( 再び振り上げられたバトルアックス。アックスの先端は天井にもう少しで届きそうなほどだ。空中でそれは僕を狙っているのは明らかだった。ものの数秒もすれば、僕の顔面目掛けてアックスの刃が、確実にスイカ割りのようにぶっ刺さるのだろう。だから僕は考えた。懸命に、これ以上ないくらい脳をぐるぐると吐き気がするほど回転させた刃が来る!来る!避けられない!早い!分厚い刃が迫り来る!)

うぉぉぉっぁ!

( 僕は両腕を天井にクロスさせるように突き出した。漫画のようなザクリッと音がした。まるで生贄を捧げたかのようなポージングも数秒と経たずに、体の震えが起きた。ぼとりと地面にこぼれた一本の丸太のようなもの。それは誰がどう見ても腕そのものだった。身体の震えは止まらない。途端、僕は、さっき脳内で描いた思考通りに、テーブルの上に飾られたローソクの山を血まみれの片手で、否、片手しかないのでそれで、ガチャガチャにした。地面には僅かな火がついたが全然足りない!だからビンを逆さにして、酒をぶちまけた。やったぞ!侵入者との間に大きな火がついたぞ!)

よし、時間稼ぎにはなるだろう…。

( 僕は、切断面から血がどくどくと溢れる片腕を抑えながら、眠っているメギドラオンくんを抱えて、窓から脱出することにした )

381:ジャック:2020/02/09(日) 01:21

( 嵐の中をメギドラオンくんを抱えたまま進み、たどり着いたのが、巨木の樹洞だ。巨人のようなバカでかい木の表面に空洞があってちょうど二人が収まるほどの大きさだった。ラッキーだ。メギドラオンくんを隣に寝かせ、僕は止血するよう脇にきつく布で縛る。そして、腕の切断面をジッポライターでジリジリと焼いて細胞組織を破壊していくんだ。そうすることで表面から出血を抑制できる。こうして…ねっ )

ぐ…っぁっ…

( 火を当てがい、作業すること数分。赤みが消え、枯れたような切断面からはさっきのようにドバドバと血を流すこともなく、なんとか止血に成功したようだ。しかし、死の危険性を避けられたと思えば、その反動で急激な眠気が来た。眠いぞ。人間の体は快楽を得られる機構だが、不便だ…。僕はコートを脱いでは、メギドラオンくんと毛布がてら、それを共有した )

382:ジャック:2020/02/09(日) 01:30

( 君は綺麗だな、メギドラオンくん。君のその広々とした瞼は、開いた時の君の目とまた別の魅力を感じさせるよ。そしてその小さな鼻は、いつ見ても可愛らしい。こんな寒いのに乾燥してもない唇。黙って君の顔を眺めていると君の静かな寝息が聞こえてくるよ。あぁ。君を感じるだけで僕の痛みは浄化されているよ。そして君の寝息は、熱を帯びて僕の肩までくるんだ。…君のもう一つの人格には色々と問題があるにせよ、君自身の問題はゼロだ。君の造形・性質はまるで神にでも愛されたかの如く、完成されている。だから、今のところはやっぱり殺さないでおこう )

…もったいないからね。

383:機械◆LY:2020/02/09(日) 06:59

(四本足、異様に大きい左腕、胸辺りにある時々光る円盤を持っている、という奇妙な形をした機械は、肩についた砲台から無数にミサイルを放出する。ミサイルは建物にある物を無差別に破壊する)

384: メギドラオン ◆YQ:2020/02/09(日) 10:53

「 …ほーん、頑張ってんねぇ。お前さんってばよう 」

385:ジャック:2020/02/09(日) 23:57

( 微睡みの中で夢見ていたのか、目覚めた今、夢の世界での残像が残っている気がした。ここは…確か、そうだ、思い出した。巨木の空洞の中だ。そして化石のように硬ばった瞼をゆっくりと開けて、すぐに隣のメギドラオンくんを視認。おおよそ状況が分かった今、昨夜の出来事が記憶として蘇ってくる。片腕の痛み、そして、昨夜のヤツに対する怒りもこみ上げてくる。そこで僕は、泥のように停滞した思考を、早急に復旧させなければならないことを思い出した。今後の対策のためだ。そう、昨夜僕たちはヤツに襲撃されたのだ。そのせいで僕の、新品の器の片腕は犠牲となった。そしてヤツは、僕か、それともメギドラオンくんに対して、何らかの特殊な理由で今も追ってきているのか。特殊な理由…それは何か悪魔的欲望からか、それとも僕の負債取り立て代理者…?いやいやそれは考えにくい。昨夜のヤツは明らかに僕を殺そうとしていた。つまり、負債回収がないじゃないか!だから負債取り立て人であることはあり得ない。すると単なる人間の可能性だが、これは考えにくい。ヤツが手に持って軽々と扱っていたアックスは何キロだ?それに僅かながらに、魔力反応を察知した。それは僕が首からかけているこの「 銀のコンパス 」が示している。したがって単なる人間であることは動機、身体能力、魔力反応、この三点から鑑みて、その路線は無さそうだ。とすると、ヤツが悪魔的欲望に基づく悪魔、もしくはそれに類する者であることを前提に推論していくのが妥当だろう。昨夜の件で彷彿とさせたのは上級悪魔、マルファス襲撃の件だ。突如として暴虐を振るう傾向があまりにも酷似している。それにメギドラオンくんが僕のもとに到着してすぐ、だ。何かが変だ。何だか違和感があるぞ… )

386:マルファス◆U6:2020/02/10(月) 00:20

マルファスの信者 : 鉄くずに送り返してやる!

(斧はそれを弾く、黒檀製なら造作もない事
尽きぬ闘争心に忠実な信者は遠慮なくロボットに斧を振り上げる)


(そうだなパントモフ、なぜマルファスには信者が集うのかを説明しなくてはな
ひとつはまぁマルファスが本当にマルファスだというのもある、本物の価値なのだ
そんなクソどうでもいい果物の皮は置いておこう 重要なのはマルファスのお力!
人間というのは決断に必ず『狂気』が必要となるのだ!優しい?それが妨げに
なる以上は残虐な本性にスパイスを加えてやらんといかん!ちょうどスープが
甘ったるい時にチーズを入れるようにな!?おっとバターナイフが無い!
まぁ続けよう マルファスは『狂気』を与えてくれるイかれた悪魔としては有名な
存在であるのだ!8の大戦争の引き金!平和な村が一夜にして処刑場!そして
そんなものクソどうでもいい!!,,,まぁそういう訳だしかしパントモフよ!)

誰も逃げられん!

(マルファスにはそぉんな『狂気』を与える力なんてありゃしないのだよ
あるのはへんちくりんな塔の建設!?トイレ増設!?最高じゃないか!
そうして依頼をこなして上手く使うように諭してやるのがマルファスなのだ!
しかしなぁパントモフよ!悪魔というものに頼る奴らがいい末路を辿るか!?
答えはNO!!マルファスの契約者は皆死んだ!イかれた独裁者!守銭奴!
おかしくなった奴らは全員ここで宴会の仲間なんだよ さぁおいで!グァカカーッ
そうやってマルファスはな?ここ!『天使の祀られた街』を信者たちから
献上される程の『狂気』を謳う者として祭り上げられたのだぁ!本物の
狂気王は腹抱えて笑っている事だろう!実に愉快じゃないか!犬は火だ!)

(そんな訳でパントモフよ!魂まで捧げてマルファスの元に生きる
へんちくりんは多いのだ!マルファスという奴は本当に凶悪なのだと思うぞ!?)

マルファスの精鋭信者 : 弱きものの匂いがする

マルファスの衛兵 : 抗いしものの匂いがする

( 地点はジャックたちの近く、黒檀の分厚い鎧を纏うツノのあるランサー
焔の輪を従えた鎖帷子のツノの魔術師が二人組で歩き回る )

(マルファス自身が思っている以上にな!?)

387:機械◆LY:2020/02/10(月) 17:59

(左腕で斧を弾き、右腕についているギロチンで攻撃する)

388:ジャック:2020/02/11(火) 00:37

( あれこれと考えを巡らせていた中、突如、コンパスがカタカタと振動し始めた。ちなみに、このコンパスは単に方位を確かめるための道具ではなく、魔力反応の強度や方位、距離を示すものだ。それに、意匠もロケットペンダントのように手の込んだ造形をしている。要するに特殊なコンパスということだ。僕は首元に掛けているソレを手に取り、開閉式になっているフタを開け、N極S極を意味する針が、幽霊にでも取り憑かれたようにぐるぐると回転しているのを了解した。途端、背筋から悪寒がした。…つまり、このコンパスが示す現象はアレだ。僕たちのいるこの場所の近くに、魔力反応をキャッチしたということだ。しかも、針の回転速度は早くなっているぞ!魔力を司る何者かが意図して僕たちに接近している証拠だ )

畜生め…!

( この苛立ちを声に出さなければストレスでどうにかなってしまいそうだ。僕は今隻腕で、そのうえ血液不足で体調は良好とは言えない。そして、健やかな表情で文字通り、安眠しているメギドラオンくんを守りながら、脅威が迫りつつあるこの逆境に対して、反逆し、また乗り越えなくてはならない。…いや、無理だ。…一人じゃ、物理的に不可能だ。なんでかって、そりゃ僕は魔術師でもなければ、祓魔師でもない。単なる下級悪魔さ。しかも、僕は単なる下級悪魔でもない!僕はある日、目が覚めたら、ツノが生えて、尾があったんだ!まるでカフカだ。いや、僕は今何を考えていたんだ?、記憶が錯誤して…って、くそ。落ち着け…僕は今からこの状況を何とか切り抜ける。だが、一人では無理だ。そこで考えたくなかったがあの策を実行するしかあるまい。僕は、片方の革靴を手に取った )

この状況を打開するには、アイツを頼りしか無さそうだ。メギドラオンくん…ごめんよ。君を傷つけるつもりじゃないんだ。許してくれ…!

( 僕は、革靴のかかと側で、メギドラオンくんの後頭部に向かって殴った。新品の高級グラスに傷がついた時のような、とてつもない不快感に襲われた。しかし、今は仕方がない。僕は、彼のもう一つの人格を強制的に呼び起こすことにしたのだ )

さぁ、出てくるんだ。

389: ザ・キラー ◆YQ:2020/02/11(火) 12:56


  …ようよう、相も変わらず世の中クソみてェな朝だなァオイッッ、!?!こういう時は誰か殺りたくな……ってンだよオメーなの、はよーッス盟友、?随分最悪な目覚めにしてくれたみてェだな?うん?

  ( はてさて見当もつかないが今まで何があったのか、実に旨そうに何型かも判らないポリ袋に貯めてあった人の生き血…に見せかけたクランベリーソースを啜りながらその姿を現す。そしてジャックの襟首にへと掴みかかると、鋏片手に用を問い詰めながらもどう責任を取らせようかとワクワクしている様にも見える振る舞いをする )
 

390:ジャック:2020/02/11(火) 20:55

( 木の窪みの狭い空間内で、僕はメギドラオンくん…否、別人格の彼に迫られた。僕よりも小さな体なのに、僕の襟首を掴む彼の、幼さの残った手からは、尋常じゃない力が感じられた )

君を起こしたのは、僕にとっても不本意な事態なんだ!

(あわよくば、君は永遠に眠っていて欲しかった!そして、メギドラオンくんが目覚めた頃の、静かなる朝には、街のホテルで、コーヒー片手に名物クロワッサンを食べて、彼とお喋りがしたかった…って脳内妄想に耽溺してどうする…っ、そんな時間はないぞ!僕の馬鹿野郎! )

今の状況はこうだ。昨夜マルファスくんの時のように、たいそう、アグレッシブな襲撃を受けた。それで僕は、君を、いやメギドラオンくんを抱えて何とか逃げてきたが、たった今も、何者かによって追われていることが分かった。それも複数人にね。それが証拠に、この特別なコンパスが近場で強い魔力反応を検出している。

( 僕は、これが証拠だと言わんばかりに、コンパスの針がぐるぐると高速回転する様を彼に見せつけた。これで分かってくれただろうか。僕たちは協力しなくちゃならない。少なくとも、今の僕はそうだ。彼の力に依存しなければ、この苦境から脱却することは難しい。…あぁ…メギドラオンくん。君と共存する異常人格者に鋏を突きつけられている今、この時も君の匂いがするよ。この巨木の穴の中で、君といつまでも眠ることができれば…くそ!!まただ。僕の病的とも言える悪い癖だ。苦しい状況に直面した時、僕は妄想世界に逃げ込もうとする。悪魔なのに、ずいぶん人間的だって?うるさい黙れ!堕天したてのルシファーだって、反抗期を迎えた人間みたいだし、あの狡知なメフィストフェレスだって、人間的な心理を持っているじゃないか!だから僕は別段、人間的じゃない! )

391:マルファス◆U6:2020/02/11(火) 21:46

(うう、腹を満たしてマルファスは疲れてしまった…そういう訳でパントモフよ!
後はクソつまらない戦況でも見ているがいい、マンモスチーズは食うなよ!?
バターナイフが無いのでは食えないでは無いか!グァッカカカカカカーッ!)


マルファスの信者 : あー!

(黒檀の鎧は質量攻撃にも耐えうるー しかし、傷つく事がなくとも衝撃を
鎧のみに止める事などドゥーマーにしか出来ないのだ 従って中身である
角付き黒肌戦士の肉体には少しのダメージが入る しかし衝撃の少なさを
逆に戦意の高揚として捉えきちんと斧を振り回す )


マルファスの衛兵 : 弱きもののにおいがする

マルファスの精鋭信者 : 抗いしもののにおいがする

(鎧と鎖帷子焔の輪の両者には魔に対する慧眼がある 当然名は無くとも悪魔だからだ
慧眼があるのならば当然足音や人間特有のわずかな匂いを辿って近くまで来るだろう
事実ナイフを持つ100年から8本の木ほど離れた場所まで2名は来ているのだ)

(マッドマンに付けられた指輪 メギド、現キラーラの指に収まっている
骨の指輪はサイズ感壊れて一際音量30の声を上げるのだ )

スペリオッツの指輪 : おい 聞け 愚かな100年の者よ 我がナイフを返せ
(指輪は続ける)

スペリオッツの指輪 : さもなくば貴様の死体からナイフを引き抜いてやる

392:機械◆LY:2020/02/12(水) 17:21

(左腕で掴み、ギロチンで腹を切る)

393: ザ・キラー ◆u6:2020/02/25(火) 17:44



  情緒不安定にも程があんだろ相棒がよォ?それが人に物を頼む態度なのか?オん?

  (つまりこいつは俺に助けてほしいって言ってるということか、と全てを忽ちのうちに理解すると突如掴んでいた手のひらを開き彼を地にへと落っことす。)

  …ま、いいゼ?俺もヤられっぱなしは性に合わねェし。手伝ってやんよ相棒、……
 


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