( グレーの空の下には、生命力が微塵も感じられない貧しい街があった。沈んだ人々は、今日もまた煙草を片手に、社会から除け者にされた者同士で、社会そのものを残酷だと批判し合う。蔓延する絶望と怠惰。僕は、遅かれ早かれ、この最底辺の街に行き着く運命だったのだろう。全ては、時間の問題だ )
301:カレン◆u6:2020/04/02(木) 09:57
「 まさかこれで不届き千万にもルシファーの言っていることは凡て正しい、
なんて盲目的な答えを出したりしないよね? 」
( 強く念を押せば
にこやかで麗らかなる笑顔で )
>>300
あいつ(神)の何が正しい?
……先代は生まれてくる喜び、残された者達の悲しみが力になるという教え……
平穏が心の一番大切な部分であること……
でも、今の神は間違がいしかない……
(あいつのせいで母さんを悲しませた……今でも恨む)
【無表情のまま応える。だが、手は震える】
「 神の主張も何も述べずに間違ってる間違ってるって喚くだけじゃ
伝わるものも伝わらないね? 」
( 感情のない空虚な瞳で )
俺があいつ(神)を擁護しているように見えたのなら、お前は感情的で私怨まるだしだ。少し落ち着け。
マリン・パエスト。そろそろ具体的なことを聞こう。お前が確信する正義、つまりは何が正しいか、間違ってるかの評価基準の中核は、平穏の実現であると思われる。じゃあ、平穏ってのは何だ?
>>303
……伝わらないことぐらいは知ってる。
(洗脳には変わりないし……この世界で操っているのも……
元々人間は最初は意思なんてなかった……ただの操り人形として
……それが気に食わんけどな)
【心の中で言いながら、壁にもたれる】
「 人間は明確な意思を持って生まれた存在、とは言わないけど…ある程度は独立した存在だったんだよ。わっかるっかな〜? 」
「 というかさ、結局キミの言う平穏って何なのかな?単なる予定調和? 」
>>304
あの方と俺にとっての平穏は……
……幼いやつに取り憑いてて理解力に惜しむが…
………言うとなればな、ただ戦争もない。デメリットも存在しない。病気もない。悲しみも苦しみもない。
ただ嬉しいや楽しいの世界しかない。
俺の確定の正義は皆んな幸せになれるという事だ。
【タバコを吐き、馬鹿な頭だからな、すまんと謝る】
まるで人類補完計画だな。
310:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 10:14 >>307
多分、お前にとっては嫌いな予定調和だと思うぞ
>>309
……俺は思わんが。
【もたれた背中を下に下ろす】
マリン・パエスト。お前はよく頑張った。少しずつだが、自分の頭で考えて言葉を絞り出したように思われる。お前にとっては苦しい気持ちもあるかもしれないが、その調子だ、いいぞ。
313:カレン◆u6:2020/04/02(木) 10:17
>>310
「 …それ、私が不幸になるじゃん。皆幸せじゃないよね?それとも何、キミの幸せにする対象に私はいないの? 」
( まぁ別にそれでもいいけどさ )
>>312
ハハッ…褒められるって何万年振りかね……
……はぁ、また母上を思い出すじゃないか(小声で言いながら)
【少し涙の粒が落ちる】
>>310
全員入っているつもりだ。ただ言葉で言うとお前は嫌うだろうなって言っただけだ。
だが、マリン・パエスト。困ったことに、幸福というのは全員が受け取れる、と思えるほど俺の性格はキレイなものじゃない。例えば、カレンを犯したいと思う輩がいるとしよう。それがその輩の唯一の快楽であり幸福だ。だが、当たり前ながらカレンは犯されたくないし、自分の身が安全でいたいという幸福観を持っている。さて、両者の幸福追求はぶつかるぞ。お前はどうする。
317:カレン◆u6:2020/04/02(木) 10:21
「 大っ嫌いだね、そんなつまらない世界…まァちゃんと補完してくれてる所は交換持てるよ。おめでとう 」
( 優雅に日傘を差して )
>>316
「 例えが苛つくけど言いたいことはよく分かるね 」
>>316
……カレンの幻影を作れば良いと思う。そのまま本人にコピーしてバレずに達成感を味合わせたら
良いんじゃないか?
【馬鹿な考えの俺はこうだけど……と言う】
つまり、マリン・パエスト。当人にとって、レイプが幸福追求なのであれば、それを尊重してやるということか?
321:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 10:25 ……(本当考えるの嫌いだな、能力使えば楽なはなしだけどその場に俺はいない……はぁ〜…難しいな)
【心の中で愚痴を吐く】
……尊重はしたくないけどな
(そいつはそいつで殺害したいけど)
マリン・パエスト。お前が考えているものは、社会成員全員の幸福実現であり、カッコつけて言えばそれは、社会モデルの設計だ。社会の仕組みがどのようなものであれば、全員の幸福が実現され得るのか。お前が今、問いただされているのはそれだ。
324:青羊:2020/04/02(木) 10:30尊重はしたくなくとも、お前の中で確定された正義とはそういうものだ。レイプや殺人さえも許容範囲に含む空想的な考え方、社会のあり方、それがお前が実現されるべきと思っている理想郷だ。
325:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 10:34 …考えたくもないな、そんな理想郷……
……俺は……そんなことを……望んで…なんか…
【持っていたタバコを潰す】
それが秩序というものだよ、マリン・パエスト。お前のいう、全員の幸福実現を目指す原理が社会に導入されれば、現実的な観点から言えば、必ず犠牲者は出るし、暴力むき出しの世界になるだろう。
平穏の実現、それはあの方とやらの思想に根付いているんだろう?ひょっとして洗脳されていたのはお前も、なんじゃないのか?
「 …だからこの世は全人類が幸せにはならない法治国家にならざるを得ないってワケさ。……法治国家で皆幸せ!は集団洗脳でもしない限り無理だろうね 」
>>326
ルシファー様が?
えっ、待って義父さん……俺はただ貴方様のために……
貴方が救う楽園は……嫌だ嫌だ……嘘だろうな!
……貴方がおっしゃったあの言葉は……
嘘と……言わないのでしょうか……
(困惑状態に陥り、涙が出る)
絶対……義父さんは……
あの言葉は……あの時の笑顔は……
…演技だったのか?……信じられねぇよ……
信じたくねぇよ……
(ネックレスを手に持ち、自分自身で落ち着かせる】
そうだな。法というのは、普遍的権利、つまりは言語を介してお互いに共通した生命身体の安全等の利益を保障したもので、個々人の幸福を保障したものではない。だから合理的支配なのだよ。その一方で、法によって相対主義が保障された現代社会では、虚無主義の蔓延が進んでいるが。
331:青羊:2020/04/02(木) 10:47マリン・パエスト。お前を騙していた輩など捨ててしまえ。お前は精神的に病んでいる。そして洗脳されてしまっている。その原因はお前を騙していた輩にある。
332:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 10:48 ……義父さんが間違っているなんて信じたくないぞ。
俺は……あの人を…捨てたくない……
家族で騙し合うなど……
なかった……
(泣き崩れ、下を向く)
「 …あのね子羊ちゃん、今はもう……触れるのはやめてあげて 」
( 肩にポンと手を置いて )
捨てろ。気持ちの悪い過去にすがる必要なんてない。お前ははなから一人なんだよ。お前のことを考えてくれる奴なんて誰もいない。お前は孤独だ。義父さんという奴だって、お前がどうでもいいから、あるいは都合のいい道具として扱いたいからお前を騙していたんだろう。自分のために。お前のなんかのためじゃない。お前はその義父さんにとっても、本来的に無価値な存在だったんだ。でなければ、義父さんはお前を都合のいいように騙したりしないだろう?それにその涙はなんだ。お前は、心の底から、騙されたという認識があるから心が反応しているんだ。お前の言葉は薄っぺらい。だが、制御の効かない心は、本音を示す。お前の心は、自分を騙した奴を捨てるべきだと確信しているのだ。
335:カレン◆u6:2020/04/02(木) 10:53
「 家族の鎖ってさ、心臓に巻き付いて離れないんだよ…だから、さ、無理矢理引っ張るのはやめてあげて 」
( 肩をつねるように )
天使。こいつがどんな反応をするのか、俺は見てみたいんだよ。
337:カレン◆u6:2020/04/02(木) 10:55
「 …あの子みたいに壊れちゃったらどうするつもり?責任は負えないからね、私。 」
……結局な幼き時からずっと一人だったか……
右目のせいで化け物以上だと……恐れられ、怖がれられ……
……誰も俺のことを避けていた……
…やっと幸せが手に入ったら、それは幻想……
【そう言い、ネックレスの中にある写真を取りだした】
壊れたら、面倒はみてやる。俺はもともと精神病棟で精神異常者の腹から生まれたんだ。
( 今度は俺なりに洗脳する。杜撰な洗脳ではなく、使えるコマとして…な )
「 …アハハ、本当の本当に、とってもサイテーだね……!!付き合ってあげるよ、飽きない絶望は嫌いじゃないさ! 」
( 予定調和の希望の五千倍はマシとハイテンションで愉快そうに )
【写真を強引に奪い取り、破る。そして、縦に、横に、斜めからも破る。細切れになったそれらを空中に投げ捨て、俺は地面に落ちた写真の断片を足で踏みつける】
はははは
嗚呼……ラナイザ……お前だけでも……
…俺を見捨てないよな? ……お前を愛し続けたこの俺を…
……まだ、愛してくれるか?
【恋人時代の写真を出し、顔に寄せる】
>>341
「!? 貴様……よくも俺の大事な妻を!!!!!!!」
(神器を出し、襲い掛かる)
抵抗しないぜ、やりたきゃやれ。
345:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 11:04 「絶対にお前をサツガイスル……」
(殺意しかない攻撃で高速に襲う)
「スペルリングハツドウ! 闇神槍『ダーク・ザ・エンド』」
(闇の魔力に満ちた巨大な神槍を投げた)
おい天使、助けろ。
348:カレン◆u6:2020/04/02(木) 11:08
《 ディスティニーインフェルノ 》
( 滾る運命の炎が神槍を焼き尽くし、マリンを襲う )
「 前回は手加減を十分にしてたけどさ、今回は容赦しないよ 」
「スペルリングハツドウ! 闇符『スター・オブ・ダビデ』」
(闇の星弾幕が高速に二人を襲う)
「ゼッタイニユルサン!!!!」
(高速で槍で襲う)
贋作《 ダビデの凶星魔法陣 》
( 隕石のように強烈な星弾幕が打ち消す )
さて、俺はここいらでオイトマさせてもらうぜ。また来る。今日は様子見だからな。
( てくてくと歩き去る )
「 負けん気だけはあるね 」
( マリンを魔気で吹っ飛ばして距離を離す )
>>353
「 アホか、キミも責任は負いなよ 」
( アームの様に腕を伸ばし、
走り去ろうと動く青羊の肩を掴もうとする )
ドカンっドカンっ【帰ってきた弾幕を神器で振る】
「スペルリングハツドウ! 闇符『暗闇の毒沼』」
(毒霧を放ち、目を見えなくする)
〔槍で二人を襲う〕
おいおい、俺になんの責任があるっていうんだぁ?
358:カレン◆u6:2020/04/02(木) 11:24
《 リ・フォルネア・ホーリー 》
( 撃ち返された弾幕を即座に消滅させ、視界を浄化し一気に明らかにすれば )
《 死んでくれる? 》
( 槍を持ったマリンを突き飛ばせば強烈な呪縛がその身を蝕んでいこうと襲いかかる )
「 マリンちゃんを怒らせたのだ〜れだっ 」
俺はまだ死にたくないんだ。拡散力がある激しい戦闘は苦手なもんでね。
361:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 11:27 「スペルリングハツドウ! 奇跡『呪縛からの解放』」
(呪縛を開放して)
「スペルリング発動! 闇符『鋼の鎖』」
(闇の弾幕とナイフが瞬時にカレン達の周りに無数で襲う)
「 分かった逃がしてあげるよ。その代わり今度アイス奢ってね 」
( 空間に穴を開け、其処から
青羊に逃げるよう誘導する )
「キサマダケデモ、ジゴクニオトシテヤラャャァァ!!!!!」
(弾幕を放ちつつ、青羊の前に瞬間移動する)
「ワガツマヲカエセ!!!!」
(神器で青羊を刺そうとする)
《 二重詠唱エクスプロージョン 》
( 鎖刃物類を超高熱で爆発させ、マリンをも巻き込もうとする
カレンはちゃっかりワープで避難している )
「 死んで 」
( 青羊の目の前に瞬間移動すれば、身体を腕を振るい吹っ飛ばした )
「ソンナテイドデオレガダウンスルカ! アノヤロウ……ドコイキヤガッタ!!!」
(牙剥き出しに探す)
「 うっわ〜あんな泥臭い戦闘しといて雑魚がッとか意気がってんのみっともないな〜っ♡♡♡♡ 」
( 瞳には♡のハイライト、そして既に青羊は避難させている手筈だ )
ナゼカバウ? カゾクノタイセツナモノヲコワシタノダゾ?
イモウトガイルオマエナラワカルハズダ!」
(カレンに問う)
悪い天使だ。
( ブラックホールを彷彿とさせる空間の歪みのようなものが現出されると、俺は躊躇なくそこに足を踏み入れた )
マリン・パエストを殺しちゃダメだ。道具としては最適だからな。
( 一言残し、背を向けたままその真っ暗な空間へ進もうとした瞬間、どこからともなく、マリン・パエストが現れると次の瞬間、カレンによってか、訳もわからずまま吹っ飛ばされ、この場から消え失せる )
クソっ……アイツガイナイ……
372:カレン◆u6:2020/04/02(木) 11:38
「 だってそっちの方が絶望的じゃな〜いっ♡♡貴方の今の顔もマジ絶望♡ってカンジ〜っ♡♡♡あ、妹が死んじゃったらそれはそれで絶望的かもね♡良いアイディアありがと〜っ♡♡♡ 」
( 愛しているからこそ、絶望的なのだと )
>>370
「 お褒めの言葉ありがとっ♡ 」
カチャ
( わざとらしく聞こえやすい茶器の音__ )
「 ……様子見半分で来てみれば… 」
「 やっほ〜っニャルちゃんっ♡今スッゴい絶望的だわ〜っ♡♡ 」
( 完全に絶望中毒になっている模様 )
ヒサシイナ……ハァ…エモノガ……
377:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 11:41 オマエサエ、ジャマシナケレバアイツヲコロセタノニ……
(破れた写真を拾う)
………💧
「 ……楽しそうな所、悪いのですが…完全に毒される前に止めさせて頂きますよ?」
( お茶の用意を途中で済ませれば 風に髪をなびかせつつも腕を組み )
嗚呼……妻……ごめんな……ごめんな……
(破れた写真を魔法で直し、涙を流す)
お前だけが……俺の希望だ……ごめんな……ごめんな…
(再び泣き崩れる)
( 修復された写真は完全とは言えなかった。なぜならば、一部の写真のカケラが奪われていたからだ。それは、妻の姿が映った部分である )
382:カレン◆u6:2020/04/02(木) 11:46
「 …どうして? 」
……絶対に取り返すから、待っていろよ。 ラナイザ……
(写真を右目に寄せる)
【 ちょい落ち 】
>>382
?
「 何故…って……まぁ 心配七割と言いますか…無論、其処の変なのは知りませんが 」
( 片手の手のひら、カレンへ向けて )
「 後は暇だからです。付き合って下さい 」
………(今直ぐにもあいつをコロシタイけど、落ち着かせてからにしよう)
【心の中で言う】
「!?」(頭に気が送られる)
「ソコカ……アイツハ……ジャアナオフタリサン」(瞬間移動で消えた)
「 成る程ね、そんなに私を止める気? 」
「 …あの妙なのの命なぞ惜しくもありませんが… 貴女が変わり果てるのには気を使いますよ 」
「 あはは、ニャルちゃんは優しいね。…それでこそ私の親友だよ、絶望的にね 」
「 ……生憎、私はまだ絶望し切る事は出来ませんよ。」
「 ねえニャルちゃん、予定調和の希望なんかより飽きない絶望の方が優れてるとは思わない? 」
「 ……それについてはノーコメントです… しかし、あの虫ケラの
ほざく事など知れた事。そしてそれ以前に…私は旧き者です。」
「 旧き者 そういえばそうだったねえ…… 旧神のニャルちゃんだものね 」
「 …結構刺さる事言ってくれますね… 思えば、この姿以前の私は
貴女好みだったのでしょうか?… 今は関係のない事ですが 」
「 私はいつの時代のニャルちゃんも好きだよ 」
「 …私は同じ旨の事を貴女に言えますね… それで、落ち着きましたか?」
「 落ち着いた落ち着いた、スゥーッと効いてきて… 」
「 ……効いてきて…なんなのか知りませんが… 」
( 机、椅子、頭の上にはお盆とお茶…「 お茶でも… 」と続ける気で一杯 )