前回変わらず
「」普通
()心声
【】場所、その他
おなしゃす!
カキンッ!
「槍と弓…どっちが上なのかしらね!?
トリャァ!」
サリー「クッ…! ヤァァ!!!」
【氷の弓をやりつつ、トラップを仕掛けていた】
「不利があると思うけど、勝たせて貰うわよ!
スペルリング発動!
突進炎「ファイアブルダッシュ」
(炎を身にまとい、高速にサリーに槍を刺しに行く】
「ここだ! トラップスペル発動!
氷符「凍りついた者」
【レイラの足が凍りついて行動不可】
レイラ「えっ! マジなの!?」
「マジだよ、姉さん! トリャァァ!!!」
グハァァァァ!!!!!
スティリア「レイラ、KO!」
サリー「ごめんね、姉さん!」
「うそ〜……… あとは皆んな頑張れ〜…」
ケティアス「マジか、母さん!?」
アリマ「サリー叔母さんいるし、強敵だよ…」
キサリス「お父さんがいるだろ? 任せろ!」
「スペルリング発動!
羊炎符「メリー・ファイア・デッド」
(メリケンに炎をまとい、眠らせる)
サリー「そんな物で私が敵うとでも?
スペルリング発動!
氷河「生前の大雪」
(弓に雪の力を加え、発射した)
二人「オリャャャャァァァァァ!!!!」
ドカンッ!!!!
(爆発が響き渡った)
「どうだ、ディラ家のメリケンは…
っと! マジかよ!?」
サリー「危ない…あともう少しでダウンするとこだったわ…」
ケティアス「叔母さん、隙間見せてありがとさん!」
サリー「えっ!? アァァァァ…」
スティリア「サリー、KO!」
「ナイス、ケティアス!」
ケティアス「おうよ!」
ナイカ「させるかぁ!!! スペルリング発動!
氷闇符「氷山の下敷き」
(雪を降らせて、闇の魔法陣でレーザーを乱射)
「うおっ! ギリギリ避わすの俺苦手なんですが!?」
ケティアス「相手にそれ言ってる場合!?」
「情け無用! スペルリング発動!
闇雪符「ダーク・スノーズ」
(毒の雪を霰のように高速に降る)
キサリス「本当、氷の龍だけにありますね〜…
スペルリング発動!
炎符「全滅の炎」
(高速に降る霰を溶かし、マグマの滝を襲う)
「僕も僕で熱いの嫌いですけど、勝負ですから
耐えますよ…」
キサリス「余裕に言いますね、それ」
「モロー家の者なんで余裕を持たないといけませんので…
ってことで確定レスしたいんで倒されちゃって下さい♪」
キサリス「可愛くしても無駄ですし、メタいですよ…」
「その方が行けるかと思いましてねw」
キサリス「あ〜メタい〜w」
レキラス「何お互い崩壊してんだよ…」
「とりあえず、さっさと倒されて下さい!
本気モード!
「逆転の龍」&「逆転嵐の三角形」
(半悪魔龍人に変化した)
キサリス「じゃ、こっちも本気でやらせて頂きますよ!
本当モード!
「Love or die」
(眼と翼が変化した)
カロー「お互いヤバくなりそうだねw」
ケティアス「それしか言いそうないけどなw」
リサカ「相変わらず、暖気ねぇ〜…」
メリーズ「それが当たり前ですけどね、私達の父は…」
「本気スペルリング発動!
逆転氷龍王「刹那の氷降らし」
(氷の剣をだし、霰を高速に降らしつつ、キサリスに近づく)
「氷より炎が強いのを教えてやりますよ!
本気スペルリング発動!
「Loveに打ち壊す者」
(近づいてくるナイカを爆発で道連れ)
「ウワァァァァァァァ!!!!!」
キサリス「すまん!娘達!」
「ナイカ、キサリス、KO!」
ケティアス「親父!?」
リサカ「私達だけでやれと言うの…」
イサレリ「だったら、やってやるきゃよ!」
イサナ「まぁ、頑張るけどね〜w」
カロー「とりあえず、勝たないと俺の彼女に嫌なとこ見せたくないんだよ!
スペルリング発動!
氷木符「氷山の山脈の上に輝く氷の光」
(氷の槍を高速にレイラ組を襲い、視界を麻痺させる)
レキラス「カッコつけたいだけやないか! スペルリング発動!
炎闇符「煉獄の炎」 「今や!イサレリ!」
(光を封じ、炎のナイフで氷の槍を溶かす)
イサレリ「はいよ! スペルリング発動!
闇眼「狂った世界の暴落」
(視界を歪みさせ、ナイフをカローにぶつける)
「マジかよぉ〜………」
スティリア「カロー、KO!」
ケティアス「ナイス、レキラスとイサレリ!」
リサカ「何油断してるの?」
ケティアス「ウオっと!……あぶいねぇ〜…」
リサカ「ふん…全員本気モード!」
サリー組「了解! 本気モード発動!」
リサカ「裏切りの眼」
カーリ「ダイヤブーメラン」
サイモ「ダイヤのまと」
メストロ「ダイヤの刃」
イサナ「永遠に会えないダイヤ」
「ダイヤばっかやんけ……ならこっちもやるぞ!
本気モード!」
「Love or snake」
メリーズ「Love devil doll」
メフィリス「Heartのカケラ」
アリマ「四天王のLove」
レキラス「Love dawen」
イサレリ「反逆Love天使」
ケティアス「これで決着させるぞ、ごら!」
本気スペルリング発動!
集合「Love the cross」
(兄弟全員魔力をこめ…)
リサカ「なら、此方も!
スペルリング発動!
集合「ダイヤの思い」
(此方も同じく、そして…)
「オリャャァァ!!!!!」
【二つの大魔法陣から極太レーザーが発射した】
スティリア「どっちが勝つんだ!?」
「ウオリャャャァァァァ!!!!!!!」
リサカ「何!? グアァァァァァァァ!!!!!」
スティリア「サリー組、全員KO……ん?」
「スティリアさんどした?」
スティリア「一人生き残ってる!?」
「何!? ってグハッ!?」
【ひ孫以外皆んなやられる】
ケミリ「えっ…速い…」
アケリア「速いけど、人数はこっちの方が有利だよ!」
リティス「押したたむぞ!」
「禁忌モード発動!
……グァァァァァァ!!!!!」
ティスア「ケミリ!? マジかよ…
俺は本気モードだけで充分だよ…
本気モード発動!
「煌き龍」
(姿が変形)
リティス「長男長女両方とも対戦した方が良いのかな〜…」
アケリア「僕ら抜きで?」
リティス「一回見ておきたいからね」
メカロ「あの二人そんなに強いのか?」
アケリア「ひ孫の中では上位の二人だよ….」
サズト「あんまり知らないけど、相当強そうだね…」
「グァァァァァァ!!!!!!!!!」
ティスア「やってやらァァァァァァァ!!!!!!」
【ケミリとティスアは高速にレリマを襲う】
レリマ「…………」
ジャギンジャギンッ!!
ケミリとティスア「…………………グハッ/ガハッ」
三人以外「ええええええええええ!??!?」
「えっ!?マジかよ、嘘だろ!?」
スティリア「ケミリ、ティスア、KO!」
メカロ「どうするこれ…」
サズト「一気にやる?」
リティス「それ出来たらなぁ〜…」
アケリア「此処で考えても仕方ないだろ!
スペルリング発動!
毒符「ポイズン・ファイナル」
(無数の毒針をレリマの方に攻撃)
メカロ「城壊した本人がすごいな…
スペルリング発動!
狼「レッド・デッド・wolf」
(紅い狼に変身し、牙と爪で攻撃する)
アケリア「別世界の話をするな〜!」
サズト「ごめん、僕の兄はメタイの好きだから許してくれよ。
スペルリング発動!
亡霊「ゴースト・ザ・エンド」
(死者を操りながら、弾幕を打つ)
「………………」
ジャギンジャギンジャギンッ!!!!
レイラ組「うぁぁぁぁぁ………」
スティリア「レイラ組全員KO!」
レリマ「ドヤ……」
ケティアス「ウゼーわw 最後」
「第一ラウンドはサリー組が勝利!」
カロー「レリマ、ナイス!」
リサカ「流石、うちの子!」
レリマ「うん…………」
ケティアス「負けちまったなぁ…」
メリーズ「結局は技術の差か……」
マリン「いや、良い試合だったぞ、娘達よ」
レイラ「弓に負けた〜」
サリー「完璧に勝つからね♪」
第二ラウンド、準備して下さい
マリン「第二ラウンドは……俺とミカエル!?」
ミカエル「嗚呼、頼んだんだ〜♪」
マリン「マジかよ…まぁ、久々には良いけど…」
ミカエル「とりあえず、やりますか」
マリン「はいはいw」
「とりあえず、覚悟だけはしろよ?
能力封印しても俺は勝てるからな?」
ミカエル「アハハ、相変わらず強気だね〜」
「まぁなw」
スティリア「第二ラウンド開始!」
「じゃあ、やるぞ!」
「スペルリング発動!
闇符「ダーク・オブ・スター」
(高速で星の弾幕が襲う)
ミカエル「やるねぇ〜… スペルリング発動!
光符「サンシャイン・エンド」
(光の弾幕が高速で対抗する)
マリン「ふ〜ん…対抗返しか
スペルリング発動!
闇符「暗闇の毒沼」
(毒の状態にする)
ミカエル「クゥ………僕が毒嫌いなのまだ覚えていたの?」
マリン「昔からずっとw」
ミカエル「記憶力が良いことで、オリャャ!」
マリン「お、やるかトリャャャァァ」
【一方待機側は…】
いや〜………あひぃかわりゃずにひぃやかやの〜(相変わらず、賑やかやの〜)
ワンス「カラキ、飲みすぎ…」
サリア「そういぃって、お姉ぇ〜ちゃんもけぇこうのんでぃ〜るじぇんか〜
(お姉ちゃんも結構飲んでるやん)」
「兄弟みんな…酔ってるわね…」
サリア「そうだね〜……」
カラキ「俺達誕生日の時毎回酔ってるだろ〜…………」
ワンス「……zzz」
【あれから、数時間後…】
「楽しかったな〜…」
ラルサ「爺ちゃん…ある人が会いたいって」
「会いたい人?」
ラルサ「とにかく会いたいらしいから行って!」
「わ、分かった分かった」
【場所、記念公園】
「誰だ?俺を呼びだした…の……」
????「あら?呼び出して悪いかしら?」
「えっ……妻か?」
ラナイザ「ええ、本物の貴方の妻よ」
「ラナ…イザ……嗚呼……ラナイザァ……」
(大粒を流しながらと泣いていた)
ラナイザ「泣き過ぎ!もう……」
「すまんな…直ぐに死んでしまって……すまんな」
ラナイザ「良いのよ…あの時は…ああなっても…」
「うぅぅ…グスッ…でも….会えて……良かった〜……」
ラナイザ「ええ、私もよ」
「うん…うん!……愛してるよ、ラナイザ」
(泣きながらも笑顔にして言った)
ラナイザ「私も愛してる……」
「久しぶりにあの時……お前は覚えてないけどさ…」
ラナイザ「何を?」
「お前が生贄で死んだ時…最後にお前をキスしたことだよ…
恥ずかしいけどさ…」
ラナイザ「ふふっ、私も死ぬ前に貴方とキスしたかったな…」
「じゃあ….する?」
「ええ、何万年ぶりに…ね?」
マリン「嗚呼………」
【お互い優しくKissをした】
「嗚呼…愛してるわよ、マリン」
マリン「嗚呼…俺もお前のことを愛しているよ」
「ねぇ…マリン」
マリン「何?」
「誓ってくれないかしら?」
マリン「お前の為なら何でも誓おう」
「貴方なら言うと思ったわ…」
マリン「そりゃ、あの時の約束を破った俺だからな…
罪滅ぼしは出来ないが、せめての償いさ」
「じゃあ、これだけは誓って」
「これからも家族や大切な人達を守り、この槍と私の力とともに
誓ってくれますか?」
マリン「嗚呼…君の為ならこの槍と君の力とともに俺の大切な人達を
守ることを誓うよ…」
「例え、困難なことが起きても、友に嫌われても?」
マリン「嗚呼、例え困難や友に嫌われても俺は守り続けることを誓うよ」
「良かった…やっとアルサティエ家の力を…受け取ってくれる?」
マリン「もちろんだよ……ラナイザ」 「ありがとう……愛してるわ」
【Kissして消えて行った】
【月に向かって】
「……パエスト家61代目当主、このマリン・ユカミ・パエスト…
世界を変える者の後継者として…アサリ家の龍として…アルサティエ家の不死鳥として!
……例えどんな壁があろうとも!友に裏切られても!例え…敵だとしても!
大切な人達を守り、心の闇から必ず救うと誓う!」
「……例え何言われようが…身勝手だろうが……卑怯な選択だろうが…
ただ、守るべきものを守り…例え深海より深い心の闇の底でも……
俺は! 何としてでも救うことを誓う!」
「例え俺が銀河一嫌われ者でも……守ることを誓う!
スペルリング発動! 誓い「古き時からの忠誠」
「嗚呼…ラナイザ……今度こそは……
必ず約束を……ちゃんと守るから……
死ぬまで、待っててくれよな?」
「お前も昔から世話になって悪いな……
だけど、死ぬまではずっといろよ?
お前じゃないと違和感が残るんだよ…相棒」
【神器に向かって言った】
「はぁ〜……ゲートに失敗したと」
リティス「うん…あと助けた人には余計なこと言っちゃったし…」
「人の心情だろう…悪魔の俺らは人ではないから
分からんけどな…」
リティス「やっぱり、嫌われているのかな…悪魔って…」
「そんなことはないよ、いつかはきっと人間にも俺達は良い人だって
気づいてくれるさ…だから、大丈夫」
リティス「うん…」
「ふぅ〜……今回は俺の誕生日だから許してやる
けど、次はないからな?」
リティス「うん、分かった…」
「分かってくれれば良いよ」
「本当…昔はこの世界に逃げ込んで、助けを求める異世界の者がいたのに
今は、それが無くてある意味悲しいねぇ〜…」
リティス「いたのそういう人?」
「いたよ、積極的に助けたさ〜…
幼い頃からね…でもいないから暇だよ…
ある意味〜」
リティス「まぁ、どっちでも良いけど… 僕も助けるよ?」
「だな、それこそ俺のひ孫だよ」
「さて、帰っておけ…誕生日プレゼント
ありがとうな?」
リティス「うん、宴会楽しかったよ」
「はいはい、じゃあな」
「そういや……カレンは元気しているのかなぁ…
連絡ないし…
………会いたいけどねぇ、確率的に無理なのかは
知らないけどな…久々になぁ…」
「出来るならなぁ…苦労してないよな…
まぁ、嫌われても助けることはする…
あいつの『約束』があるからなぁ…
はぁ〜…しゃあねぇ〜よな…」
「明日、あそこに行けばまた会えるかな…
また話たいし…楽しいし…
明日行けば、分かるか…」
おめでと!
142:マリン・パエスト 世界を変える者の所有者:2020/03/23(月) 21:33あ〜、ありがとう
143:マリン・パエスト:2020/03/24(火) 07:23 【いろいろあって、帰宅後】
「…………………」
ワンス『あっ、お帰り遅かったわ……!?
頭に血とかどうしたのよ!?』
「人間にやられただけだ、気にするな」
ワンス『人間にやられたって……わざわざ攻撃を受けたって訳?』
「そうだな……悪口言われつつ、斧で何回も……」
「……何で人間界に行ってたの、嫌われているの知ってるでしょ」
マリン『嗚呼、分かっているとも……』
「何でわざわざ……アンタは自ら不幸の方へ行くのかしら…」
マリン『……ただ、【償い】だよ」
「償い?」
マリン『妻の……な…』
「まだ、罪悪感を……」
マリン『許されない物だからな………』
「そう……」
マリン『それに、死ぬまでまた新しい約束したところだしな』
「新しい…約束?」
マリン『嗚呼…例え嫌われても守れと……妻と約束したのだからな……』
「……昔っから変わらないわね、その使命は」
マリン『永久に変わらんよ』
「……人間を助けたら、こうなったっわけね」
マリン『まぁ、そうだな』
「………」
マリン『今日、カレンのとこ行って来る……久々に会いたくてな』
「はいはい、何かあったら言いなさいよ…」
「分かったよ、仕事してから行くからじゃ」
【治ったあと仕事場に行った】
ワンス『奥さんのことになると本当アレになるわね……
人間の女の子に転生してから、幼いところもあるけど……』
【場所、実家】
「……兄さん、いつまで頭抱えこんでるの?」
【書かれた紙を渡される】
「ん? …えと、予定調和調べても理解するのが難しいし
確定レスとか確定ロルとか知らない言葉ばっかで調べても少ししか
分からんから理解出来ない俺が嫌いになる」
「……確かに兄さん最近掲示板とかのやつに手を出してさ、あんまり予定調和とか
そういうの無理だったっけ……漫画を作る時は出来るというのに……」
【書かれた紙がまた渡される】
「えと、それが出来て何故こっちは出来ないのかが分からん
何この差は……」
「知らないよ……僕漫画描いたことないから分からないよ」
「ん? えと……知らなくても苦労するこっちにも身になってくれ」
「経験しないと分からないよ……いつかやるからさ」
「……今日喋らない形式?」
【紙をスティリアに】
「はいはい、えと(そうだよ、予定調和は昨日調べたから良いとしてさ…
確定レスとか確定ロルとか……リアルでは中学生だけど、初めて聞いたからなぁ)」
「……それ無縁に生きて来たもんね〜……ん…(渡される)
(最近の言葉多すぎなと言いたいよ……リアルでは若僧だけど
最近の若僧っていろいろ言葉作るんだな……)」
「そういう物じゃないのかな?」
「(そんなの俺が知るわけねぇだろ、かと言って直さない訳にも
行かないしさ……どうすれば良いのか……)」
「だから、頭を抱えていたの……」
「(うん……)」
「調べ尽くしたら、行けるんじゃないかな?
漫画家なるにもそれが良いと思うし…」
「(そうか? まぁ、頑張るけどさ…)」
「だったらやるんだ! 今からでも無駄にはならないから」
「(分かった……)」
「ん? 何今度は」
「(最強=禁止ってことか確定って…)」
「そうなるんじゃない? そもそも兄さんは今能力封印中でしょ?
何とかなるよ」
「(そうか?……あといきなり見抜いちゃ駄目なのは分かったけど…)」
「そうだよ……兄さんたまに天眼が勝ってに作動してるから多分そのせいだと
思うけど…」
「(えっ……マジかよ)」 「うん、マジガチで言ってるから」
「(そうか……マジで気づいてなかった)」
「マジで気づいてなかったよね……
意味知らなかったら、そりゃ失礼になってるけど…」
「(はぁ……俺相当クズじゃん、しかもさDQNみたいな者なのか
俺………)」
「そうじゃないと思うよ……しかもDQNの意味知らないで言ってるでしょ」
「(うん…けど悪いイメージでいうとその言葉が…)」
「どんだけ自分嫌いみたいになってるの……
とりあえずは予定調和だけまだ理解出来てないでしょ…」
「(そうだな……モナドってなんだよ…余計に分からんくなったよ…)」
「はぁ〜……愚痴は後で聞くからささっと調べよ…」
「(は〜い……)」
【数分後…】
「(予想通りにしたら行けないのこれ?)」
「ん? …嗚呼、そうだね」
「(どうやってやるんだよ…予想通りじゃないほうって)」
「それは調べてから分かることだよ」
「(はーい…)」
【またまた、数分後】
「(……予想出来ないことを出すのかなこれ)」
「予定調和って予想通りの意味だから、そうじゃないの?」
「(そだけど、ドラマみたいな予想出来ない展開って俺らあったか?)」
「…ないのに等しいかな」
「(逆に言えばサリアだけは予想出来なかった気がする…)」
「サリアの暴走?」 「(うん)」
「(親父か母ちゃんと一緒に居れば絶対安全だったじゃん?)」
「そうだったね……けど」
「(俺と母ちゃんの時…サリアの部屋に行ってた時だ
部屋に入ったら、サリアは暴走してた…いや、暴走寸前だったな)」
「暴走寸前……サリアは耐えていたんだね」
「(そうだな、そして耐えきれずに暴走した)」
「その時母さんは?」 「(暴走寸前だと直ぐ気づいて魔法を使っていたけど…)」
「(……魔法が効かず、一人で闘っていたんだ)」
「……そうだったんだ」
「(その時にこのネックレスを渡されたんだけどな)」
「そう…」
「(暗い話をさせてすまん…じゃ続きやってくよ)」
「うん、頑張ってね兄さん」
「(さて……言ったもののを…予想通りじゃないやつが
出るって……まぁ、とりあえずは予想出来ないことが起きれば良いっていう
はなしか? ……理解の問題か俺…)」
「んで、何で後ろから殺害しようとしているんだ? 不審者」
不審者『…………』
「答えないか…」
不審者『……言う資格がないからな』
「ふ〜ん……(チラリと見て)お前さんはさぁ……
(天使と似た気。反逆悪魔か何か?と首を傾げ)」
不審者『流石だな、マリン・パエスト(と険しい顔で言う)』
「まぁね、衰えてはないよ(と反逆悪魔を見ながら少し笑った)」
「お前さんは何の目的で来た?(と笑いながらも首を傾げて)」
不審者『お前を殺害しに来ただけだ』
「ヘェ〜……俺も随分舐められたものなのかな(余裕そうに不審者の顔を見る)」
不審者『お前も結構余裕そうだが?(マリンの顔を見て)』
「まぁ、そりゃ余裕でしょ(笑いながら、周囲の気を感じて)」
不審者『それも強気の一種か?(ナイフを構えて)』
「そう捉えても構わねぇよ、しかし大勢連れて来たね(周囲の気を感じ、大勢いることが判明)」
不審者『予備みたいなものだ……ではお命頂戴しようか!(マリンの顔を見て、言った後即走った)」
「そうか…まぁ、命はとっくの昔に捨てた!(言って後走って来た不審者に防御の構えをする)」
カキンッ!【お互いの武器で押しつけ合う】
不審者『クッ……パエスト家はやはり力が強いな(耐えて苦戦しているが、余裕の表情で)」
「まぁ、人一倍訓練してるからね(笑いながら、相手に押し付けさせる)
不審者『うぅ……お前ら!今のうちにマリン・パエストを…殺れ!(大声で周囲の仲間に行った)』
【周囲にいた仲間達が一斉にマリンを襲う】
「おいおい…これは流石の俺でも無理だろ…(悔しい顔で弱音を吐く)」
不審者『これで終わりだ!(マリンを食い止めているうち、仲間の一人が下から攻撃)」
「しまっ……!(驚く顔で避わし切れず)」
「グハッ!…………」
不審者『どうだ! 流石にこの大勢じゃあ無理だろう?(余裕の笑みを持ち、歩きながら)」
「チッ………(険しい顔をし、不審者を見て舌打ちをする」
不審者『さて……死んでもらおうか!(ナイフでマリンの首を切ろうとした瞬間)』
カキンッ!!【ナイフが弾き飛ばされた】
不審者『何!? 誰だ!!(少し驚き、直ぐ険しい顔を戻して)』
スティリア「な〜に、兄さんの存在を消そうとしているのやら…(呆れた顔をしながら、上から不審者を見下ろす)」
「ありがとな……スティリア…(血だらけだが、余裕そうに笑う)」
スティリア「後で手当てするから待ってて兄さん(二階からジャンプし、空中から弓で攻撃)」
不審者『チッ…お前ら!スティリア・パエストを殺れ!(仲間に命令し、マリンを人質にとる)』
「本当……最低(少し怒った表情をし、弓で仲間達を殺害して行く)」
マリン「スティリア……ごめん、人質になって…しまった(意識がぼやけるが、テレパシーでスティリアに)」
「良いよ、兄さん……悪いのはこいつらなんだから(ムカつきながら、弓だけで一人づつ殺害していく)」
「それに、兄弟を助けるのは当たり前なんだから…(テレパシーで言いつつ、敵を殺害して行く)」
不審者『お前らとっとと殺っちまいな! 俺はこいつと一緒に逃げるからな!
(仲間に言い、マリンを連れ去った)』
「兄さん!!! クソっ……君ら全員爆ぜ散れ!(怒りが頂点に達し、一本の小爆弾の矢を上に向け)」
ドカーンッ!!!! 【敵たちは爆発の影響で死亡】
「ケホッ! あんまり好まないね、爆弾矢は…(打った後、スキルを使い逃げて来た)」
ワンス「スティリア!!! 大丈夫!?屋敷から爆発したから…(早く此方に来て、スティリアを心配する)」
「大丈夫だよ……それより、マリン兄さんが…(平気なことを伝え、状況を説明する)」
「マリンが!? 何処に行ったか分かる?(驚いた顔しつつ、怒りが沸き上がる)」
スティリア「いや、分からないんだよね…(悔しい顔して、冷静に)」
「そう……カラキたちも連絡するから待ってて(冷静になりつつ、スティリアの様子を見ながら)」
「カラキ、今何処にいる?」 カラキ「今、そっちに向かってるとこ!(焦った声で)」
「分かった、来たら説明するから早く来て!(そう言い、今度はサリアの方に連絡した)」
「サリア、何処にいるの?」 サリア「今、城下町からそっちに向かってるとこよ!(此方も焦った声で)」
「早く来て頂戴、説明するから急いで!」 サリア「分かったよ!(冷静になった声で連絡を切った)」
「二人ともー!!(急いで走って、大声で)」
スティリア「マリス姉さん…(駆けつけた姉を見て安心した)」
「屋敷が爆発したけど、大丈夫!?(パニックの状態で心配する)」
ワンス「スティリアは大丈夫だけど、マリス一回落ち着きなさい(マリスを落ち着きさせ、状況を説明する)」
「分かったわ……マリンが人質として誘拐って……(悔しながらも、悲しい表情をする)」
ワンス「何とかしたいのだけれど…場所が分からないのよね…(困った顔で、兄弟達と話す)」
スティリア「僕たち兄弟…気瞬使えるけど、直ぐに存在を消す可能性があるんだよね…(此方も困った顔で、作戦を考える)」
【一方、誘拐された方は……】
「ん……(眼を覚まして、状況を確認する)」
不審者『…やっと眼を覚ましたな(椅子しかない部屋で座りながら)』
「……貴様、何故直ぐに殺害しなかった?(魔法の縄で縛られていることを確認し、問いかける)」
不審者『俺の目的はお前だけじゃない(あざ笑いながら)」
「貴様……俺の兄弟に手を出したら、どんな罪よりも重いぞ…(険しい顔をして、抵抗する)」
不審者『ヘェ〜……どんな罪よりも…(ケラケラ笑いながら、マリンの方に向かい)』
「嗚呼……どんな罪よりも重い…それがパエスト家の…大罪だ(近づいてくる不審者を見て睨みつける)」
不審者『お〜それは怖い怖い(笑いながら、マリンの顔を掴み)』
「言っておくが、俺の兄弟はお前なんかよりもっとも上だ……死ぬぞ?(笑う不審者を脅す)」
不審者『そんな脅しは通用しねぇよ、工夫すればいけるからな?(マリンの顔を殴りつつ、余裕そうに)』
「くっ………(何とか耐えるが、余裕を見せる)」
不審者『この状況でも余裕を見せるねぇ…(余裕を見せているマリンの顔を見て)』
「まぁ……この状況も若い頃あったから慣れてんだよな(不審者の顔を見て、少し笑う)」
不審者『じゃあ、これを見せたら余裕がなくなるかな?(ポケットを取り出し見せた物は…)』
「!? ……貴様、さっさとそれを返せ……(見せた物がマリンがいつも着けていたネックレスだった、そして興奮状態に)」
不審者『確か……アサリ家の最後の秘宝だったな、そんなに興奮して良いの?(ネックレスを揺らしながら)』
「サッササト返せ……カエセ!!!(右目の天使の眼を発動しながら)」
不審者『本当、その状態のままいたらこれどうなると思う?(胸ポケットから出した特殊の釘を出した)』
「!? …………(その特殊な釘を見て、冷静を取り戻した)」
不審者『分かっているようで(ナイフをマリンから見て左の壁に刺し、ネックレスを掛けた)』
「その釘は流石に俺も知ってはいる(険しい顔で、冷静に話す)」
不審者『流石、上級悪魔を仕える者だけはあるな(笑いながら言う)』
「……………(頭の中で作戦を考えつつ、不審者をどうするか考えている)」
【また犯人探し中の方々の一方は……】
【場所、王城】
スティリア「……という事です(爆発の事件の経緯を全て話した)」
レリー「とにかくマリンの存在が無事なのかが気になるわね……(心配の顔になり、地図を出した)」
カラキ「サリアはそういや、気を探れるだったっけ?(首を傾げながら)」
サリア「まぁ……長時間探れるのは私だけだね(そう答え、レリーに一言を伝えた)」
「お兄ちゃんのオフィス部屋使わせて貰います、レリー様(そう伝え、目的の部屋に向かった)」
レリー「ええ……さて、サリア自身もそうだけど私達も犯人が行きそうなとこを探しましょう(会議室にいる全員に言った)」
「しかし…パエスト家の屋敷から隠れやすそうなとこってそんなに多くはないでしょう?
(首を傾げながら、ワンスに聞く)」
ワンス「そうですね……警備はとても厳重なので外からの侵入は不可能で御座います
(真剣な表情でそう答えた)」
「じゃあ、内部にどう入ったのかしら……(そう言い、王城の兵にパエスト家の領地に住んでいる住人のリストを探してと
言い考える)」
カラキ「……スティリア、不審者の顔を覚えているか?(真剣な顔をしつつ、問う)」
スティリア「微妙だけど、何とか覚えているよ(顔を下にまま言った)」
「犯人の特徴を言ってくれるかしら?(スティリアの方へ顔を向ける)」
スティリア「はい……三十代前半ぐらいで、人間に近くて眼は白色でした…(思い出しながら答えた)」
「そう…ありがとう(そう言ったあと、兵がリストを持ってきて ありがとうと返した)」
「この中に誘拐犯はいるのかしら……(リストを探しつつ、カラキ達も見た)」
スティリア「あっ! こいつです! こんな顔でしたから!(興奮した状態で)」
マリス「スティリア、落ち着きなさい(魔法で落ち着きさせる)」
スティリア「はぁ〜……ごめん、姉さん」
「!? 嘘だろ……(小声で驚く)」
ワンス「とりあえず、誘拐犯の居場所を特定しましょ(リストを見て、情報を探っていった)」
スティリア「僕も情報を手に入れないとね(ワンスと同じく、情報を探っていった)」
サリア「入りますよ……(会議室に入り、報告する)」
「ちょっとだけしか気を感じられませんでしたが、居場所は何とか特定しました」
マリス「気は何処に居たの、サリア(サリアの顔を見て)」
サリア「城下町の南の方の山から感じたよ(マリスの顔を見て、眼を紅に変化した)」
「南の方の山は確か……火山と氷山が重なり合っている山よね(少し驚くが、冷静に聞く)」
サリア「そうですね、パエスト家の最後の試練に使われる山…デット・マウンテン…
(心配になりながらも説明する)」
「そう、説明ありがとう(真剣に聞いた後、兵から手紙が送られて来た)」
「何かしら?(血塗られた手紙を開いて、読んだ)」
カラキ「【デッド・マウンテンに来い、そしてムヌトル・ユカミ・パエストが使っていた神器
『死より超えた怪物』を持って来い…さもないとマリン・パエストは死を】…と書かれています
(隣にいたカラキが手紙を読み、言った)」
「何でムヌトル様を知っているのかしら……しかも神器のことまで…(驚いた表情で)」
スティリア「神器に関して知っているのはパエスト家、レメシス家、プロ家だけのはず…(険しい顔で)」
マリス「プロ家の親戚とかなのかしら…(思い出しながら言う)」
「多分そうかも知れないわね……とにかく私は神器を持って来るわ(そう言った後、瞬間移動した)」
スティリア「僕たちは先にデッド・マウンテンの入り口に行こう(また興奮した状態で)」
カラキ「また興奮状態になってるぞ、まぁ俺も入り口の方へ向かわせて下さい(スティリアを落ち着かせ、レリーに言った)」
レリー「はぁ……良いでしょう許可します、ワンスに先に行ったと伝えておきます(ため息をついて言った)」
スティリア「ありがとうございます!(そう言って即瞬間移動した)」
カラキ「すいません……失礼します(此方も瞬間移動した)」
サリア「ありがとうございます、女王様」 マリス「ありがとうございます(ペコッ」
【二人ともも瞬間移動した】
【携帯を取り出し、メールを打った】
「ワンス、先に兄弟が行ったわ。 入り口にいるから急いで」
ワンス「そうなのですか、ありがとうございます」
【メールを切った】
【またまた、捕われた一方は……】
不審者『ふぅ〜……良い景色だな、そう思わないかい?(首輪に繋がれたマリンを見て)』
「ふん……(身動きとれない状況をどう切り抜けるかを考えている)」
不審者『景色に興味はないのかい……少し持ったら良いじゃないのか(不満気にマリンを見て)」
「お前なんかより大切な人と見た方がマシだ(龍の牙になりつつも)」
不審者『そうかい……そろそろ君の兄弟達がやって来るところだねぇ…(笑いながら指を指す)」
「えっ!? あいつら……(驚いた表情で指した方向を見る)」
「マリン!! 大丈夫か!?(驚きながら大声で)」
マリン「兄貴…大丈夫だ(余裕な笑顔を見せ、安心させる)」
ワンス「ほら!貴方が望む『死より超えた怪物』よ!(険しい顔をして、誘拐犯に神器を渡す)」
誘拐犯『ありがとうねぇ〜……やっとこいつを殺害出来るよ!(鎌をマリンの首に斬り落とそうとすると…)』
カキンッ! 【鎌を防いだ音】
誘拐犯『なっ!?』
マリン「ル…ルルラ!?(驚きが隠せない状況)」
「間に合った良かった…(安心しながらも、苦戦する)」
マリン「でも、助かった! オリャァ!(余裕の笑みになり、首輪を破壊した)」
誘拐犯『良いのか? このネックレスをマグマに落としても(焦りながらも、余裕を見せる)」
マリン「チッ……(悔しい顔しながらも考える)」
「お爺ちゃん、こっちに考えがあるよ(小声でマリンの方に言う)」
マリン「ほぉ……一か八か賭けようではないか(小声で話を聞く)」
「お爺ちゃんが束縛魔法を使って、私がネックレスを取る(小声で)」
マリン「上手くいけるか? (小声で言いながらもルルラは「大丈夫だよ!」って言った)」
「信じてるからな? 孫よ! スペルリング発動! 闇符「眼の見えない鎖」 (誘拐犯に身動きがとれない魔法を掛けた)」
ルルラ「上手くいくからね、お爺ちゃん! トリャァ! (言ったあと、誘拐犯に鎌の外側の部分を当てた)」
誘拐犯『グハッ!? (身動きがとれないままいつの間にか目の前の女の子によって気絶させられた)』
ルルラ「っと……お爺ちゃん、取ったよ〜!(誘拐犯を気絶させ、ネックレスを取り、マリンに見せる)」
マリン「嗚呼……良くやったよ、ルルラ(抱き締め、ネックレスを首に着けた)」
ルルラ「お爺ちゃんの大切な物でしょ? だったら取り返すに決まってるじゃん(マリンを見て、笑顔を見せた)」
マリン「じゃあ…お爺ちゃんからのささやかな贈り物をあげよう…(とさっきの誘拐犯が持っていた神器を取り)」
「お前をこの神器の後継者として認めよう(ボロボロになりながらもルルラに渡す)」
ルルラ「えっ…良いの?(驚いて困惑状態)」
「良いんだ……お前は俺を命賭けて守っただろ? なら後継者に相応しい(笑顔で言った)」
ルルラ「お爺ちゃん……うん、ありがとう(満面の笑みで)」
「じゃ……パエスト家16代目当主ムヌトル・ユカミ・パエストが愛用していたこの神器を
後継者として、これからも大切な者達を守っていて下さい(笑顔にしながら、ルルラに渡した)」
ルルラ「はい!(神器を手に取り、大きな声で)」
「って、うわっ!?(手に取った瞬間光輝いた)」
「なっ!? 光っただと!?(周りに光が刺して見えにくい状況)」
ルルラ「うっ……収まっ…た? えっ!?(光が治まったあと、神器が変化していた)」
「これは…!? 当時のムヌトル様が使っていた鎌と同じだ!(驚きを隠しきれない表情で)」
ルルラ「えっ……凄い、綺麗……(神器に見惚れて)」
「良かったな、ルルラ(笑顔でルルラの顔を見る)」
ルルラ「うん!(また満面な笑みで)」
「んじゃ、帰ろう!(ルルラの背中に手を置いて)」
ルルラ「うん、本当今日は疲れた〜(疲れた顔しつつも、嬉しそうな表情で)」
「先に帰ってくれ、こいつの処理は俺がやるから(真剣な顔で)」
マリン「分かった、後でな兄貴(笑いながら)」
「嗚呼…(言った後誘拐犯を見て)」
誘拐犯「うぅぅ……(今が目が覚めてまだ意識がぼんやりしている)」
「なぁ、何で俺の兄弟を殺害しようとしたんだ……ウォントゥール(真剣な表情で静かに怒りが湧き上がる)」
ウォントゥール「……上から命令でな、お前の弟やお前ら兄弟を殺せとな(苦笑いしながら)」
「…天使や反逆悪魔どもか?(首を傾げて)」
ウォントゥール「実際には天使だな……お前らの存在を抹消する計画だったしよ(よろよろだが、立ち上がり)」
「あいつらが……で、何で神器の存在を知っていたんだ?(不思議そうに聞く)」
ウォントゥール「そこまで、天使たちは見えているってことだ(近くの岩に背を置く)」
「見えている……ラドゥエリエルのことか?(彼女のことだと思いつつ聞く)」
ウォントゥール「まぁ、ガチで言ったら正解だな(少し笑みを出す)」
「そうか……とにかく、天界からの挑戦状なのかも知れんな(険しい顔で空を見る)」
ウォントゥール「多分、そうじゃないのか?(カラキが今見ている空と同じ方向で見る)」
「とにかく、俺達兄弟の抹消するになると……大規模な戦争になるんじゃないのか(ウォントゥールの顔を見て)」
ウォントゥール「さぁ……そこまでは俺も知らねぇよ(眼を閉じ、顔を下に向く)」
「………なぁ、初めて会った日を覚えているか?(ウォントゥールの前に座って)」
ウォントゥール「………だいぶ昔だが、覚えている(まぶたを少し上げ、カラキを見て)」
「……俺が初めて城下町に来た時にさ、迷子の俺をお前が助けたな(愛想笑いして)」
ウォントゥール「………そうだったな(笑いながら)」
「嗚呼、お前は覚えていないかも知れないけど、『貴族にも迷子になるんだな』って
笑いながら言ってたな(笑いながらも)」
ウォントゥール「そう…言っていた……のか俺は(魂が消えつつも、笑いながら)」
「………嗚呼(涙を堪えて言う)」
ウォントゥール「そうか……へへっ……最後に会えて良かったぜ? カラキ(笑いながら)」
「俺もお前に会えて良かった……もう休んでおけ(涙が溜まりつつ、笑顔で)」
ウォントゥール「嗚呼………そうして………おくぜ(笑顔のまま、魂は消えた)」
「……………クソッ(溜めていた涙が溢れ出る)」
「お前は……昔からずっと……俺を守っていたのには変わらんな……
(涙を零しつつ、死んだウォントゥールの顔を見る)」
「ごめんな……気づいてやれなくて……(顔を下に向け、腕を腹に巻いて)」
「帰ろうか……ウォントゥール(立ち上がり、死体を持ち上げて山から去る)」
「さて……今回の件のことだけど、結構重要よ(真剣な表情で)」
スティリア「僕たちパエスト家を抹消しようとしてたもんね…」
「はぁ……ただいま(落ち込みながら帰って来た)」
ワンス「お帰り、今から家族会議するとこだったの」
「そうか、とりあえずあの件のことだろ?(開いていた右眼を閉じて)」
スティリア「そうだよ、天使達が僕たちパエスト家を抹消しようとしているあの件
(真剣な表情で)」
「どうしたものか……(真剣な表情をするが、困った顔で)」
「ラドゥエリエルは本気で抹消をしに来てる…(深刻な表情で。大規模な戦争は避けられないとマリンの顔を見る)」
マリン「分かっている……俺らパエスト家もそうだが…(顔を下に向け。ミカエルの連絡がないと皆んなに伝える)」
ワンス「じゃあ、天界も異変というのかしら…(口を手で隠す)」
スティリア「あり得なくはないけど、可能性の問題だね(椅子に座りながら)」
サリア「本気で抹消に来てるけど、相手結構ヤバメじゃないの?(敵の人数で心配する)」
マリス「此方より多かったらヤバイもんね…(こっちも心配顔で)」
「嗚呼……(家族全員、ルシファー様ご家族全員、兵、信用の出来るやつと一緒に戦わないと……死ぬな今度こそ)
【心の中でそう思い、窓の外を見る】」
カラキ「で、リーダーどうする?(マリンの顔を見て)」
「ふん……俺たちは既に大規模の戦争を経験しているけど、今回は一ミリでも油断してはならない
俺たち家族もそうだが、お前らの中で信用出来るやつも参加せざるを得ない状況になる…
万が一のために信用出来るやつを集めておけ、異世界の者には手を出すな良いな?
(真剣な表情で、兄弟全員に言った)」
ワンス「分かってるわよ、マリン」 カラキ「俺たち兄弟は考えは似てるもんだ、分かってる」
マリス「なり始めたばっかだけど、同じ考えだから」 スティリア「兄弟の考えが分かるのは兄弟だけでしょ?」
サリア「皆んな分かっているよ、肯定してくれるから!」
「嗚呼、それでこそ俺の兄弟だ(笑いながら)」
「とりあえず、一刻も早く戦力を増やせ!(笑いながらも眼は笑ってない)」
兄弟「了解!!(全員手を添えて、手を空に向けてから解散した)」
「俺は歴代の方々達と話してくる(翼を広げて、窓を開く)」
カラキ「俺は王城の方で」
ワンス「私は信用出来る人達の方で」
マリス「私はスティリアとサリアと一緒に家族の方へ行くわ」
「OK! とまぁ、解散!(翼を伸ばし、高速に飛んで行った)」
【場所、歴代パエスト家の墓】
「………此処で良いだろう(墓の中心のとこに止まり、真剣な表情で)」
「我パエスト家61代目当主、マリン・ユカミ・パエスト……
歴代のパエスト家の当主達よ……天使たちがこの魔界を消し去る前に
どうか我のこの右眼に全ての力を授けて下さい!(右眼を開き、深刻な表情で)」
【微かに声が聞こえる……】
カリアザ「全て右眼に注いでられる力ではないぞ、マリン…(無表情でマリンの顔を見て)」
「親父……」
カリアザ「良いか、神器とともに家族で神器を使える者を此処に連れてこい……
今回は余裕はないから、お前だけでも先に力を与えた方が良いな……
……居場所、分かってるよな?(真剣な顔して)」
「分かってるよ、親父……また来る(翼を伸ばし、目的地に向かった)」
カリアザ「嗚呼……」
【場所、???】
「よぉ、久しぶり……15代目当主(ラルカリネの顔見て)」
ラルカリネ「久しぶりだね、マリン・パエスト」
「相変わらず、顔が見えないな……とりあえず急用なんだ(深刻な表情で)」
ラルカリネ「分かってるよ……パエスト家の問題どころではないことぐらいは(槍を出して)」
「これは魔界全体の問題だ、力借りさせてもらうぞ……(神器を出し、構える)」
ラルカリネ「……早く終わらすよ、万が一のために」
「そうだな……(力の儀式の構えをする)」